昨年5月に刊行されたこちらの小説、『第12回「日本歴史時代作家協会賞作品賞」受賞』『第13回「本屋が選ぶ時代小説大賞」受賞』などというキラキラしい煽り文句がついているので、自称小説家のゴマは、どんな作品なのかとても気になっておりました。とはいえ、「時代小説って、けっこう地雷なので、お金を出して買うのもなぁ……」と思っていたら、江戸仲間のAさんが貸してくださいました。あっざーす!で、さっそく読みはじめると……予感的中!時代考証ユルユルで、まさに地雷そのものでした作者さんは、司馬遼太郎のところでお手伝いさんをなさっていた由……もしや、司馬の七光り的忖度があったりなかったり……?いやいや、そう思ってるのはゴマだけではござんせん。Amazonのカスタマーレビューにも、同様の違和感をもつかたがたのコメントがいくつか...『まいまいつぶろ』に物申す!(小姑根性丸出しなので、ファンのかたはスルーしてね)