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2015/03/01

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  • 明日も行く

    追いつめられる追いつめられる心の弱い部分がむき出しになってため息ばかりついているどうすることもできなくて顔が歪んでしまわないように耐えて耐えて涙がでちゃうほど悔しくて悔しくて情け無くて情けなくてまるで泥沼にはまって苦しくてもがいているようああこのまま消えてしまいたい頭を振りながらこの思考じゃないって否定して前向きに前向きに進むしかないのだからふりだしだけど失敗を恐れずに明日の朝を明日の朝をしっかり目を開けてただ迎えるだけ明日も行く

  • 幸せになって

    あなたの残していったものを片付ける開けたダンボールの中から大量の文庫本そんなに本を読む人ではないと勝手に思っていたけど何でかな読んでるあなたの姿を想像していたらとてつもなく悲しくなってきて寂しかったんだって言ってたよりずっと寂しかったんだってなんとも言えない気持ちになってあなたには幸せになってほしいって切に願う願って願ってどうにかなるのならいくらでも願うそのうちきっときっときっときっとあなたが主人公の物語幸せな物語幸せになって

  • 自分へのメッセージ

    助けてもらったおかげでとか気を回してもらってとかありがたいって思うだけで誰かが何かしてくれるのを期待して待ってるのはやめよう自分から誰かの役に立つように動けるほうがずっとカッコイイ若い子とは話が合わないとか何を話したらいいかわからないとか話を振られなければ話さないといった人任せはやめよう話は合わせるものだし話題は振るものだし気は回すものだし話していくといった努力やったほうが自分も楽しい出かけるのが面倒臭いとか自分のことは放っておいてほしいとか殻にこもればこもるほど生きてることに疑問が出てくる何となく生きてるって下向いて答えてるんじゃなくて張り切って生きてるって笑ってみよう無理が無理じゃなくなる生きてるを楽しもう自分へのメッセージ

  • 休日

    競技場では誰もマスクをつけないこと忘れてた口紅を塗ってないまだ時間があるから口紅買いに行こうと観光名所を歩き出す朝早いからまだお店は開いてない大きな神社があることを思い出しててくてく歩く神社は好き自分の心の中の汚いものが全て浄化されるようなそんな気持ちになるから清々しい平日は残業続きで6月の残業時間がやばかったって上司から心配され金曜日は早く帰れるようにと仕事を手伝ってもらった優しい上司や同僚に助けられて私は仕事を続けられてる土日もこうして朝早くから出かけてるわけだけど楽しみにしてることだから神社のお賽銭を私は入場料だと思っている願い事はあまりしたことがない願い事はたくさんあるけど何か言いたくない柏手を打ってるときは何も考えないようにしているそれでも今日はお参りを終えて帰ろうとしたときやっぱりもう一回回っ...休日

  • 感謝だけ

    競技までの待ち時間何もすることないって時間を持て余すなんて贅沢な時間天気がいい雲一つない水色が広がって少し蒸し暑いマスクしている人がほとんどいないからつけてたマスクをひっぱがしたああ暑いけど気持ちいい走ってる人も歩いてる人もみんないい顔してるキラキラキラキラここに来れたことが嬉しくなる今ならこの綺麗な空の一部になって私も溶けてしまえそうもう何も怖くないさあ始まる感謝だけ

  • もう終わってしまった

    不摂生がたたるってよく言うけど不摂生って楽しいじゃない?夜更かしして昼近くまで寝てたりおなかがすいたら甘いものをかきこんで気が向けば出かけて買い物したりしてスイーツ食べてだらだらゲームしてマンガ読んでネットショッピング不摂生がたたるああ神様もう不摂生はしませんからどうかお願い私の体調カムバツクいつもの休日最終日もう終わってしまった

  • 元気に行こう

    大切な人と離れるのは慣れたはずなのにやっぱり悲しくなって涙をこぼしてしまいそうになる私の顔を見てるから去った後気を使ったラインがくるその頃には気持ちも落ち着いていつもの日常に戻るだけだと思ってるのだけど新しいことを始めなきゃなって思う意欲的にどんどんと私だってまだまだこれからなんだからそう思わないと急速に老けそうでだから頑張ろう私のできる限りで諦めないで前に前に進み続けよう次に会ったときにいろいろな面白い話を聞かせてあげられるように元気に行こう

  • ふらつき警報

    久しぶりに走る高速道路昼間に走る高速道路のトンネルは多くの車の赤いランプがチカチカしてただでさえ怖いトンネルで気分が悪くなる早くトンネル終わってぇ楽しいことは目の前だと気分を盛り上げていくでもそんな一日の終わりの帰り道大切な人の心配事を聞いた後夜の闇に押しつぶされそうになる昼間あんなに怖かったトンネルの灯りにほっとしている自分に笑ってしまったその瞬間車から警告音が鳴るパネルにはふらつき警報休憩しませんかって初めて見るメッセージで自分が震えているのに気が付いた距離はまだある落ち着こう暗闇は怖いけど大丈夫だからきっと大丈夫だからふらつき警報

  • 今度こそ

    頑張ってと声をかけるのがためらわれた頑張るに決まってる今までもずっと頑張ってきた試合を見るのが怖いなんて失礼なことだろう負けるを前提にしている負けたとショックを受けるのが嫌勝った子に笑っておめでとうと言ってるのを見るのが嫌何回経験しても慣れないそれは諦めていないからそうまだまだこれからだから思い切って言うよ頑張って今度こそ

  • 集団感染

    10日ほど前職場で隣の席の男性がものすごい勢いで咳をし続けていた熱はないしコロナじゃないんで大丈夫ですってカカカっと笑っていたずっと咳をし続けられると集中できないし何よりこの人顎マスクの人でウィルスがまき散らされてそうでマスクしてくださいねってこの人の方を見ずに言った私に大丈夫コロナじゃないんでって繰り返す私は気づかれないようにそっと窓を開けに行ってこの人に天罰がくだればいいのになんて思っていたら自分に天罰がくだったようで次の日から私は咳と鼻水に悩まされることになるそれは私だけでなくこの人の周り一帯すべての人が同じ症状になったようで部屋の隅で女性たちがこの人のことをいい加減にしてほしよねっ自分は良くなってない?ってひそひそ話していた私もこの陰口に加わりたくてうずうずしたけどまた天罰がくだるかもしれないって...集団感染

  • 今年もお世話になりました

    今の職場は仕事納め28日の2日前くらいから年休を取る方が多くて例にもれなく私も年休を取っている忙しさにかまけてサボっていたお掃除を今日はこれだけっと決めて少しずつこなそうとするのだけど普段やってないんだからなかなか進む訳もなく今日決めたノルマは庭の木のように育ってしまった草の塊との奮闘ぜーぜーはぁはぁでやっつけた後隠れていたマンホールを見つけた怖くて蓋が開けられないだってもしかしたら草の根の塊がマンホールの管を打ち破ってるかもしれないしそもそもこのマンホールは何の水が流れてるの?早速父に電話して明日来てくれるようにお願いしたいくつになっても親に頼りっぱなしだなぁってため息つきながらも父の嬉しそうな行ってやるから心配するなって声を聞いたらまあいいかってだめだめな自分を肯定したりしている今年もお世話になりました

  • 笑っていたい

    お嬢様だねぇ若い頃はいろいろできないことがあっても若いからねぇで終わったけど歳を重ねた今ではお嬢様だねぇ今の年齢に見合わないお嬢様という言葉で私より年配の女性が攻撃を仕掛けてくるあははとその場は笑って家に帰ってからできなかったことを練習したりして私も負けず嫌いを発揮する子供のころから負けず嫌いで誰にも勝負を挑まれていないのに負けないって誰かと何かといつも戦っていたでも歳を重ねてきて感じることがある負けてあげなきゃいけないことがたくさんあるんじゃないかって勝ち続けようとする自分は必要ないんじゃないかって負けて傷つくようなプライドなんていらない自分が笑っていられたらきっと周りも笑っていられるのだから笑っていたい

  • 彼女のプライド

    彼女はバツイチで最近元旦那さんからは養育費の支払いを渋られてるという早い結婚だったため娘は来年大学生になる娘はスホーツに秀でていて娘の希望する有名大学への進学が決まったどんな大学も選びたい放題だったはずなのになぜ相談しなかったっと元旦那さんは怒っているらしい決まる前に言わなかったの?だって他人だもの相談する必要はないよ離婚していても娘の活躍をいつも別々の場所で応援していた二人養育費を娘のために使うのはいいが少しでも彼女が使うのは嫌だとはっきり言われたらしい彼女は事務の仕事から今はトラックに乗っているらしくて少し前に見かけたときには驚いた髪を金髪に染め長い髪はボーイッシュにカットされていた元旦那には頼らない大学資金は奨学金で賄うつもり娘さんの返済が大変にならない?奨学金の返済は娘じゃなくて私がしようと思って...彼女のプライド

  • おひとり様

    健康診断に平日限定期限付きランチ券がついていて一人で行くのやだなぁって平日だと誰も誘えないしってもう期限切れちゃうし今日はたまたま休みだしって行くことにした食事でおひとり様なんてしたことがなくてだからデートかしらなんてぐらいの妙な張り切り具合でお店の人に一人ですって告げた時ドキドキしたでも案内されて席に着いたら仕切られていて人が見えなかったせいか何でもないことだったなぁって仲居さんがとてもニコニコして親切でいい店だったなぁっておなかいっぱいにして満足満足でおひとり様またしてみたいってスマホでお店情報をずっと見ていたおひとり様

  • あなたに届け

    皆が寝静まった夜更けに私が小鳥に変身できたならあなたの家の庭の木の枝に一直線で飛んでいくそうして大きく深呼吸してから私史上最高に綺麗な声で静かにそっと届くくらいの音量であなたを想って鳴いてみたい今日一日のストレスでため息ついているあなたに届けあなたが癒されたように深い眠りについたなら私もそのまま木の枝で眠ってしまおうあなたが朝目覚めて昨日の小鳥の鳴き声などすっかり忘れていて構わないあなたがおはようって誰かに笑いかけてる姿を見たら私も自分の家に帰って人間にもどりたいそうしたら私も今日はきっと誰かに笑いかけることができるあなたに届け

  • もがく

    君が一生懸命走る私は泣きたくなる前を走る子との差が開いていく私は泣きたくなる君が言った恥をさらしに行くだけだから本当は走りたくないやめたらって言ったらそれはできないからって何がいけないのかどうすればいいのか誰か教えてあげて頑張ってる頑張ってる私は泣きたくなる無力な自分が悲しいもがいている君を助けてあげられない君のことを考えると涙が止まらなくなるもがく

  • 嫌いな健診

    罰が当たったのよ2年ぶりに会った彼女は苦笑いした旦那さんとは家庭内別居状態で8年不倫していたはずだ子供がいるし何より今更働きたくないし離婚はしないっていうのが彼女の口癖だった乳がんになったのよ旦那さんがずいぶん心配してくれたらしくそのせいで家庭内別居状態の解消不倫の解消をしたらしい普通の夫婦になっただけで別に愛情なんてないけどって言うわりには旦那さんの悪口を一つも言わない以前にも同じような人がいたなって思い出す彼女はもう離婚も不倫も考えないだろう病気になることで大切な何かが見えたのかもしれない複雑な気持ちが胸の内を一回りして避けてきたけど私も検査受けてみようって申込用紙に向かった嫌いな健診

  • 包丁の替え時

    ずっと切れない包丁を使ってる包丁の替え時っていつだろうずいぶん前に職場の給湯室でケーキを切り分けるために包丁研ぎ器で研いでから切っている人がいてこれをやるとやらないとでは全く切れ味が違うのよってそうなんだと思いそこらに売ってる研ぎ器でしばらく研いで使ってた時もある劇的な変化が見られなかったからかついにはやめてしまっていたけど母に聞いたら新しいのを使いなさいって高級そうな包丁を渡されたまだ使ってない頂き物の包丁が3本ほどあったんだけどまた包丁が増えた大事に手入れしながら一生使い続ける人がいれば新しいのにさっさと替えてしまう人私のように切れないと思いながらも何となく使い続けてる人もいる思い切って新しい包丁を使ってみたあまりの切れ味のよさに感動すら覚えた早く替えればよかったでもきっと私はこの包丁が切れなくなって...包丁の替え時

  • 友だちと会う

    友だちとサンドイッチ専門店に出かけることになって久しぶりのお出かけにわくわくしてくるやーんおいしそうなんて二人して大騒ぎして職場ではいつも若い人たちと一緒にいて同じ歳のようなつもりで話したりしてるからしぐさや振る舞いが年相応ではないかもしれなくて時々はっと我にかえって奇妙だったんじゃないかと周りを見回してしまうだけど今日は同年代の友だち食べるとき以外は必ずマスクして話すという几帳面さを備えながらわーわーきゃあきゃあしても楽しいし何だか安心してしまう家にいるのが好きで自分から誰かを誘い出したりするのが面倒だったけどこれからはもう少し友達との交流も増やそうそれが心に余裕が持てるようになる大切な時間になるのかもしれないから友だちと会う

  • 結婚って

    まだ内緒なんですけど入籍するんですって職場の同僚が二人で作業しているときに話してきたほんの数日前には誰かと暮らすなんて考えられない家出したくなりそうなんて言ってたばかりなのにここんとこ職場の人たちの結婚ラッシュで若い人たちと盛り上がっていてそんな中30代半ばの彼に誰も話を振らなかったし彼もそんな話に加わってこなかった大学生の頃から付き合っていて全然ラブラブじゃないしこのままでいいのにって彼女は僕じゃなくてもいいんじゃないかと思うただ結婚したいだけでって相手と親にせっつかれる様にして決まったらしいこどもができたらまた違ってくるし一度くらい結婚してみてもいいんじゃないって私は軽く笑ってみた彼は私をじっと見てそうですねって笑った歳を重ねるごとに結婚ってハードルが高くなる気がする結婚には若気の至りや勢いや周りの騒...結婚って

  • 今日の一コマ

    わりと田舎な競技場駐車場は便利なところから埋まって行く一度出したら停められそうにないから近くのコンビニはグーグル見ながら歩くことに暑い暑い10分と少し全身から汗が噴き出すウエットティッシュとお昼のサラダ冷凍庫にフラッペと書いてあるのを見つけ手を伸ばすレジには若いイケメンのお兄さんがいて買ったことがないと言う私のフラッペの説明を優しくしてくれる肩にショルダー腕にコンビニ袋片手に日傘もう片手にフラッペ暑い暑いテクテク歩く5分程歩いた所に公園のベンチ思わず座ってフラッペを太いストローでグイグイ吸い込んだ頭がキーンとしてふぅってなってふとコンビニ袋の中を見ると割り箸が入っていないいくらウエットティッシュを買ったからって手で食べるって思われてないよねなんて変なつっこみ自分に入れながらあー今更取りに戻る気はないいつも...今日の一コマ

  • 時間の流れ方

    10年以上昔の仲間二人に街でばったり会ったやだぁ久しぶりぃなんてよく見ないと誰だかわからなくてジムの帰りなのぉってのんびり笑いかけられる二人とも悠々自適で私が今日はたまたま年休を取った日だと言うと働いてるのぉって驚いた顔をされた久しぶりなんだから近況報告でもしたらいいのに私は差しさわりのない事しか言わない何だかとても気まずくて仲良かった人たちなのに全然嫌な人たちじゃないのにお互いの状況を知らなさすぎて何をどう話していいかわからないそのうち私の目が泳ぎだしてじゃあまたねって何がそんなに居心地が悪かったのか帰りの道々考えた時間の流れ方が違う二人のまとっている空気は優しいそれはゆっくりとした時間の流れに身を置いている人たちだからなのか私がせかせかした世界に慣れているからだろうかいや違う自分の心の余裕のなさなさだ...時間の流れ方

  • ライバル

    負けた君が久しぶりに会う昔からのライバルの友人に駆け寄って手を取りおめでとうと笑ったライバルの友人は泣きそうな顔して次の大きな大会にまた一緒に行けるねって笑おうとしていた手を取り合う二人の姿が試合が終わるまで一言も話さなかった二人の姿がたまにしか会わない二人の姿がものすごく美しいものに見えて私は見惚れてしまうやっとここまで戻ってきた君にライバルの友人は良かったと言った君は昔と同じように笑いながら言い放った今度は絶対負けないからってライバル

  • 変化

    春らしい黄色のワンピースを着てみた何か違和感がある体型的には問題ない細すぎるとチョクチョク言われるようになったからふんわりしたものを着るようにしてる細いというのも若い時のような羨ましがられる賛美的なものでなく大丈夫?的なもので肩から胸にかけて筋肉をつけないとって考えているそう似合わないもっと若ければきっとかわいらしく着こなせるシャツブラウスとスラックスに着がえて何だかほっとする時間がないって食べ物を口に押し込むさつまいもをたくさん飲み込もうとしたからか詰まったように息苦しくなってせき込んでしまう昔はこんなことなかったのに上品に食べるように心がけよう車で細い道に右折しようとしたときその細い道からこちらに向かって一台の車がなぜか止まっているはやく行ってくれないとその道に入れない運転席を見ると車も来ていないのにおばあ...変化

  • 努力は実を結ぶ

    努力は実を結ばないって試合で負けた後テレビに映ってた人が言ってたっけあなたの試合を見るのはドキドキこわいそれは良かったころの期待を込めたものでなくだめなんじゃないかとショックを受ける自分が身構えてるだけなのだけどみんな努力してる努力が足りなくて負けてるなんて思わない努力は実を結ぶその時の試合では実を結ばなかったたけで少し先延ばしされただけじゃないかなって思うそしてそれは試合のことではないかもしれない努力した人だけが結べる何かが実がきっとこの先にあるだからあきらめないで私はそれをずっと見守っていくから努力は実を結ぶ

  • クリスマスクリスマス

    12月忙しくはなったけど毎日が何だか楽しくなって街はキラキラクリスマスクリスマス気が付くと私も鼻歌でマライア・キャリーのクリスマスソングフッフッフフフフンフンフンフン忘年会は今年もない代わりに職場で簡単なパーティとプレゼント交換プレゼントを選ぶのも楽しくてそのプレゼントをプレゼント置き場に持っていくとたくさんの綺麗な包み紙何が入ってるのかなってみんな何を選んだのかなって想像するのも楽しくてクリスマスは家でケーキやチキンを食べるだけだけどそれもとても楽しみになってくるそうすると腹立たしいこともいっぱいあったけどもう全部許しちゃえって笑ってしまえって思えてくるクリスマスキリストとかよくわかんないけどクリスマスクリスマスクリスマスクリスマス

  • 才能

    先の見えない真っ暗なトンネルを君はやっとやっと通り抜けたずっと心配して半ば諦めかけてた私君の下を向いた暗い顔声を殺して泣き止まない姿一度だけ聞いた消え入りそうな声で「やめたい。」多くの選手がこの段階でやめていく努力に見合わない結果ばかりで結果をどんどん出す人と比べて才能がないんだっていい時にチヤホヤしてくれてた人たち落ちればこの駒は使えないと見放される駒の一つだったと絶望し去って行くばかりでも君はどんな時も諦めなかった君の弾んだ声が聞こえる今までひきつった笑みを顔に張り付けていたけど今日は心からのくしゃくしゃの笑みジンと胸が熱くなるここからまたきっと伸びていく君には才能がある諦めないというとてもとても難しい素晴らしい才能が才能

  • 彼の願い

    早く結婚したいって彼は言った一人は寂しいってあまり聞いたことのない彼の本音彼の両親は彼が小さい頃からずっと不仲でだから彼は結婚に対して絶望しているんじゃないかって勝手に思ってて彼は穏やかでとてもいい子で不仲の両親のもとにいても結婚も考えられるような優しい子に育つなら彼の両親のきっと我慢の結婚生活も無駄ではなかったんじゃないかなって反面教師だよどうしたらいいかわかるからって彼は笑う祖父ちゃんと祖母ちゃんのようないつも一緒にいる仲良しの夫婦になりたいんだ昔は仲が悪かったらしいんだけどねって彼は真っすぐ前を向いたああそうか彼は願ってる彼の両親もいつの日か彼のお祖父ちゃんお祖母ちゃんのようにずっと仲良く一緒にいる時が来ることを彼の願い

  • 痛い

    罰が当たったすぐにそう思った重い荷物をちょっと頭を低くしないとくぐれないドアを通って運ぼうとしたとき荷物に気を取られて頭を低くするのを忘れて思いっきりおでこをドアに打ち付けたそのドアは鉄でできていてカーンっていうなんとも情けない音瞬間頭がくらくら後ろになすすべもなく倒れてしまった痛かったでも痛いより職場の誰かに見られてないかという恥ずかしさのほうが上回って急いで辺りを見回した誰も見てなくてホッとして立ち上がる罰が当たった身に覚えはないけどそれでもきっと罰が当たったなんの困ったことなくひょうひょうと生きてるからしっかりしろってしっかり考えろってズキズキする額が怒っているようだった痛い

  • 超イケメンはすごい

    車の定期点検に車屋さんに来た営業さんと少し話して雑誌を見ていると若い整備士さんが頭を下げながらやってきた近くでその人を見て目が離せなくなった見たこともないような超イケメンだったから超イケメンのお兄さんが私のそばで跪いて「・・・はどうですか?」と私を見上げながら何回か聞いていたそしてさわやかな笑顔で「ありがとうございます」と言い去っていったしばらくするとあの超イケメンが今度は私の席の前に座り点検内容を説明しだした超イケメンが私を見つめる私は超イケメンに見惚れてるなぜか私は無性に笑えてきたそれから笑っている自分にも笑えてきてマスクしててよかったっと思ったが超イケメンも笑っていたから気づかれたかもしれない説明は全く聞いていなかったけどほどなくして超イケメンにお金を請求されたそういえばさっき何かわからないけどいろいろ勧...超イケメンはすごい

  • 心の向き

    職場の女性と死ぬならどういう死に方がいいだろうかと話したことがあるその時彼女は夫には愛想をつかしていて子供も大きくなり自分を必要としなくなっていてもういいかなって生きてる意味がないようなそんな気持ちだったよう雪の中での凍死が一番きれいで手間も最小限ですむんじゃないかってそんな結論になって眠るようにして死ぬのなら怖くないかもしれないなるほどって思ったそんな彼女が乳がんを患うことになってその事実を聞いたのは手術も終わったころだったのだけど職場に復帰して話したとき「死にたくない」と思ったのって彼女は言った夫も心配してくれてあれやこれやといろいろしてくれたって夫がいてくれて良かったって思えたと病気する前より穏やかに幸せそうに笑っていたふと昔読んだ本を思い出した死にたいと思って死ぬのは不幸な死で死にたくないと思いなからの...心の向き

  • 決心

    5歳3歳0歳の子供を持つ専業主婦共働きの両親を見て育った私はどうしても自分の手元で子供を育てたかったそれまで資格もいろいろ取って寝るのを惜しんで仕事してきたけど子供ができたのをきっかけにすっぱりやめたでもこの年齢の3人の子育ては専業主婦だからって容易なものではない夫は抱っこ一つしない人でそれは僕の仕事じゃないと言い切る独身時代と変わらない生活家族持ちという世間体私という家政婦夫にはいいことしかないのではないかなのに3食昼寝つきでかわいい子供と一日中一緒にいられてぐーたらしてればいいんだから幸せだよなぁって優しくにこにこ癒してくれるかわいい人と結婚したかったなぁって私は身も心も疲れ切っていて反論することもできないそうねって背中を向けて決心した死んでくれたらいいのにって願うほど夫に愛情は感じなくなっていたもともと見...決心

  • ネガティブ

    「死ね」という言葉を平気で使う人がいるけれどその度に思うその人が死んだらこの人は平和に生き続けられるって意味だろうかって私だって考えるときはあるでもいなくなってほしい人がいなくなるより自分がいなくなってしまうほうが実はいろいろうまくいくんじゃないかと考えてしまう何もかも自分でやってしまうから何にもしない人を憎々しく思うことがあるけれど自分がいなかったらそれなりに回っていくんじゃないかともしかしたら自分がいないほうがもっと上手に問題なく平和な関係が築けるんじゃないかとネガティブが止まらないネガティブ

  • どんな時も

    辛くて苦しくて眠れない夜を過ごしても弱音を吐けない訳があるすべてを肯定的にとらえて人を恨まない蔑まない相手の立ち位置から自分を見て自分の方で調整していくだけどどうしても泣けてしまう時があるすべてを投げ出して逃げてしまいたくなるけど逃げられない訳があるだったらここで少しでも居心地が良くなるように面倒くさい事嫌だと思うこと自分から進んでやってみるしかない何を言われたとしても笑っているそんな自分を目指していきたいどんな時も

  • 自分勝手

    あなたの気配を感じなくなって少し気力を失いかけている私は傲慢な人間だあなたの気持ちに応えることはできないのに見守っていてくれたことが嬉しいと感じていたなんて現実でないところで実体のないところで心でだけあなたと繋がっていたいなんて現実は変わらないから現実は変えられないから現実を変える気はないから私は自分勝手な人間だたからあなたは私に呆れたのかもしれないあなたは今どうしているのだろう自分勝手

  • 日常

    仕事から疲れ切って帰ってくるとなぜだろう早く眠りたいのに暫くボーっとしていたいのにずっと料理をし続ける食べきれないほど何種類も作って作ったことに満足するのかあまり食べずに寝てしまう一体何をしているのか昨日の私疲れすぎて体が重くなっていてあと一日頑張れば楽になれると早く楽を味わいたいとそれだけを考えていて今日の私仕事帰りにコンビニスイーツを買ってよしだらだらしようってひとさじ口に入れたら二日後の仕事のことが気になってきて甘さを感じなくなっているそしてやっぱり料理して休日前の夜眠気に襲われながらも何だかもったいなくて闘わなくていいのに眠気と闘って夜更かしする私の日常は変わらないたぶんずっと日常

  • 無駄じゃない

    いつも静かに一人で泣く君が体を震わせ声をあげて私に抱きついて泣き崩れた疲労骨折聞きなれた言葉だったけどまさか自分の身に起きるとは思いもよらなかったのだろう大きな大会が決まっていたけど監督から出場停止を言い渡された私は走れるまだまだやれるこんなの嘘だライバルたちが着々と記録を伸ばしていたのに君の記録は落ちていくばかりで少し痛む足を病院で診てもらった結果だった初めての故障強くなりたい誰よりも負けたくない誰にもそのためには頑張らなきゃもっともっともっともっと君が泣いている人生いい時ばかりじゃないさ今までの君の努力は無駄じゃないし無駄にしちゃいけない今年はいろいろあって我慢もいっぱいしたねそれでも君は諦めなかっただから来年に向けて今できることを努力を続けていこうきっと努力が実る時がまたやってくるから無駄じゃない

  • 思い出に

    引き出しの整理をしていたら奥から包装されたものが出てきたあなたがお別れの時にくれたプレゼント包み紙も中味もあなたの奥さんが選んでるのを家族で買い物をしてる姿さえ感じられるもので渡しながらあなたはちょっと恥ずかしそうに笑ったその場で包装を解きながら私はちょっと哀しそうに笑ったそれはそのシチュエーションに最も相応しいもので何の違和感もなかった私たちはただの同僚で何かあったわけではないお互いに好意を感じていたそれだけのことで時に突飛な行動をしてしまう私とは性格は違ったけれど性質は同じ基本真面目で基本平和主義で不道徳的なことを言ってしまったらやってしまったらなかったことにしたくて冗談で切り抜けたくてだからだけど本当にわかっちゃいないいつもと同じコンビニのお菓子で良かったあなたが選んだのなら見たくもなくて引き出しの奥に入...思い出に

  • 瘦せたけど

    健康診断の結果が驚くほど良くなっていた成果ははっきり数字に表れるんだと感動を覚える三か月ほど前職場で瘦せる食事法がやたら話題になっていて瘦せること太ることそんなに気にしたことなかったけど体調がすこぶる良くなると聞きずっと体調が良くないと感じていた私は挑戦してみることにしたマニュアル通りに決められたことをしていくのは結構得意だって何も考えなくていいでもコーヒーなしでは生きられないぐらい飲んでいた私にいきなりのコーヒー断ち毎日続く頭痛にこの食事法は本当に正しいのかと疑問を持ちながらもまず一か月やろうと決めたからと我慢してみる10日を過ぎた辺りから頭痛も治まったカフェインの過剰摂取だったかもしれない三か月経ってみたら低体温低血圧が改善されて体重も若い頃に戻ってたそう確かに痩せたただ瘦せたと言っても誰かに気づかれる様子...瘦せたけど

  • こんなものよ

    毎日ガムシャラに生きている毎日懸命に生きているなのに充実感を感じないのは若くなくなってしまったからかいつも急いでるいつも慌ててる一人取り残されないようにいつも焦ってるこれでいいのか私の人生こんなものか私の人生誰かがこんなものよって乾いた笑いを漏らしてるしょうがないよって冷めた口調で下を向く私たちはいったいどこで何を諦めたんだろう考えながら日々は過ぎていく途中で止まることなく投げ出すことなくその中でほんの小さなことでいい楽しい嬉しいを見つけようとするふとこんなものよって誰かに笑って伝えたくなったこんなものよ

  • 対照的

    君が泣いていた声も出さずに座り込んで膝をかかえたまま身動き一つせず一点を見つめたままでほほには涙が伝ってた目指していた大会が中止になったと知った後だった私が近づいても涙を隠そうとする素振りもなくて大丈夫だからって自分でも意味の分からない言葉を君に声かけて静かに君から離れた車に乗って信号機で止まりふと横を見るといつもは賑わっているはずの相変わらず花々の美しい公園には人の姿はなく赤白黄色青緑それはそれは綺麗に咲き乱れる花々が世間とは無関係に陽気で明るく暖かく色鮮やかな幸せ空間を作っていてそこはまるで切り取られた写真のようでなんだろう美しいのに美しいのに恐怖さえ感じて涙でにじんできた眼を手で拭ってアクセルをぐんっと踏んだ対照的

  • もっと頼って

    一つまた一つと君の目指している大会が消えていくそれでも君は不満を言うでもなく愚痴をこぼすでもなくただひょうひょうと毎日の練習を続けてる時々自分だけ取り残されてるんじゃないかと不安になったりするときもあるだろうにただもくもくと毎日の練習を続けてる信じてる練習量を毎日こなすことで誰にも負けないと自分に言い聞かしているのかもしれないきみは相変わらず強いでもつらくなったら私にくらい弱音を吐いてよ私はそのために存在しているようなものなのだからもっと頼って

  • 「ら」の関係

    私たちはいくつになっても恋をするただ恋なんて言葉を使わなくなるだけでただ相手に伝えなくなるだけでふとした時の視線の絡みふざけあってる時の笑い方で感じてしまうたぶんあなたもわかってるそしてこの関係があなたと私には心地いいあなたと私は周りから漫才コンビだとよく言われボンボンボンボン言いたい放題で言い合い時に傷つけ傷つけられ困った顔をしあって気にするわけないって笑いあうあなたが「俺らは似てる」って俺らのらを言うとき私はあなたと私が一緒になっていることにうれしい気持ちになる私も「私らは」って言ってあなたの笑ってる顔を覗き込むだからあなたと私が違う職場に変わるって決まった時私らは何でもないことのように笑いながら「さよなら」と言った「ら」の関係

  • 今も友だち

    学生時代の友人からの年賀状元気かなぁなんて想いを馳せていると一番仲の良かった女友だちが「私は頑張りが足りない」一番仲の良かった男友だちが「会社をついにやめた」なんて気になる言葉どうしたのかなぁ?何かあったのかなぁ?学生時代はいつも一緒にいてお互いの知らないことはないっていうほどの親密さだったのにもう今ではお互いがどんな暮らしをしているのか何を考えているのかさっぱりわからないでもだからこその知らないからこそ言えてしまうこともあるのかもしれないそういえば私もこの二人の昨年の年賀状に「どう生きていけばいいのか迷ってる」ってつい本音を書いたっけ誰かに相談してもどうにもできない心の葛藤をただただ知っていてくれる人が欲しくてもちろん返事はいらなくて言ってみたいだけでああみんな頑張ってる時々弱いところ見せたり愚痴言ったりして...今も友だち

  • 愛があれば

    若い頃は「愛があればお金なんて」と言う言葉をうざったく思ってたそんな訳ないじゃないって愛なんてそんなに必要じゃないってそう思えたのにいろいろな経験をして歳を重ねてきた今お金はそんなに重要じゃないってもちろん生活できないくらいでは困るけど満たされない心そこにはお金をいくら使ってみても決して塞がらない心の穴があってその穴から吹き込んでくる冷たい風に寒さに時々耐えられなくなる生きていること自体さえ虚しくなってきて涙が流れる「愛があれば・・・」お金が要らないってことではなくて何かあっても乗り越えようとする気力が湧いてくるということで生きようという強い心を持つことができるということでそして「愛が・・・」一番大事で得られにくいもののような気がしてだからだからほんの少しの愛でいいから愛があればそれだけでいいって今の私の心が叫...愛があれば

  • 笑顔の理由

    特に関わり合いを持たないだろう相手と話すとき私はいつも割とそっけなかったそれは恥ずかしかったりよくわからない変なプライドだったりしたのだけどそれが最近にこにこ話している自分に気づいて驚いている歳を重ねたせいだろうか病院の受付さんとかお医者さんとか看護師さんとか薬剤師さんとかあとは店員さんとか冗談を言って相手をじっと見つめて初めて話す人と笑い合ってるそうすると暗く鬱々とした気分がどこかへ行ってしまって良くないことも良いことに変わりそうで何だか楽しくなってくるいつでもこうやって誰かと接したら良かったんだと今更ながら気が付くなんて私はいったい幾つなんだといろんなことがあるたびに教えられている笑顔の理由

  • 君は美しい

    君はよく空を見上げて手をいっぱいに伸ばしてるまるで届け!届け!って言っているかのよう君は今年に賭けるって決めてからお菓子やジュースをやめたというか体にいいと思われるものしか口にしなくなった毎年の自分の誕生日ケーキさえ果物に変更してもらったという徹底ぶりでトレーニングにもぬかりがなく決して怠らない君のストイックさには目を見張るものがある君はメンタルの強さも群を抜いている今まで出会った子供たちの中でピカイチだ負けたって落ち込まない次は必ず勝つと闘志を燃やしてるそんなポジティブな君がたまたまの運の悪さで負けた時私に聞いてきた運を良くするにはどうしたらいい?私は言った人のやりたがらない良い事をしてラッキーを貯めてみたらってその日から君はトイレ掃除を毎日してるって後日報告してきたそんな君が今年最後の大きな試合で結果を出し...君は美しい

  • 失敗

    負けるはずのない子に負けたそれなのに君はその後すぐにその子と嬉しそうに楽しそうに笑いながら負けた子の母のカメラに収まっていて私はいらいらした君には悔しいとか悲しいとかないのかとだから後で君が一人でいる時に聞いたんだ君には悔しい悲しいの気持ちはないのかと私はばかだそんなわけないのに君は私に似てるだからとても気になってたのにいらいらする気持ちにまかせてよく考えもせずに言葉を発した君は私に背を向けたまま何も言わなかったスンスンと鼻のなる音で気がついたどんなに悲しくても君は顔に出さないいつもなんでもないって顔して平静を装ってる大丈夫って言ってあげれば良かった一番私がわかっていたはずなのに失敗

  • いつまで経っても

    大切な人の背中を見送りながらまたねって小さく呟いてみた心に小さな穴が開いたみたいシューって微かな音を立てながら何かが抜けていくたった一人の帰り道なんでだろう悲しくなんてないはずなのにパタパタと涙が零れる仕方のないことなのに喪失感に支配される慣れたはずなのに慣れていない元気でいてくれたらいい自分に言い聞かせて空を見ると今にも降りだしそうなどんよりした雲が私の心と重なったいつまで経っても

  • 温かい

    ホテルには車で乗せてきてもらったため近くの地下鉄に乗ろうと切符売り場に来てから自分が何線の何駅にいるかさえわかっていなかったことに気がついたえっとーってあっちみたりこっちみたりお財布持ったままですると突然近くにいた年配の女性がどこへ行くのっと声をかけてきた私は何かの勧誘かと身構えながらも駅名を告げるとそれならこの線で行くと直通だと言うなり去って行かれたただ親切な方なだけだったのに疑うなんて失礼な態度を取ってしまった自分を恥じる教えて頂いた線で行くと確かに早くてわかりやすかった見知らぬ人に親切にできるなんてすごいと温かい気持ちになるありがとうございましたっと心の中でもう一度お礼を言って嬉しくなりながら待ち合わせの場所に急いだ温かい

  • いつもの自分

    体調が良くない昨日の研修会発表での緊張と興奮のせい2日ほどあまり眠れてないそれでも今日から旅行を兼ねて大切な人に会いに行く久しぶりに乗る電車のホーム朝の通勤ラッシュでたくさんの人がいるなのに何だかとても静かで新聞読む人スマホ見る人本読む人そこは世間を賑わしている危険な人たちなどとは無縁の世界のようでそれが気分悪くなってる私を落ち着かせる売店で栄養ドリンクを2本も買ってしまったことを思い出す特急に乗り込んだら1本飲もう今日も元気に笑えるようにさぁ気持ちから大丈夫私は今日も大丈夫いつもの自分

  • 誘う女と噂されて

    一週間前ほどからお酒を飲むようにしていた普段全く飲まないから練習のつもりで高校の部活の同窓会気の合う少人数でと毎年誘われてたけどほとんど行くことはなかった苦い思い出があったから久しぶりに会った同級生や一つ上の先輩わあわあ盛り上がってどんどん飲んで笑って「お前なぁ」って言われていい年した大人に言う言葉じゃないなぁって思って皆高校生に戻ってるんだろうなって思ってでもでもだんだん嫌な予感がしてきてそのうちに言われたお前さめちゃくちゃ美形で硬派な先輩に酔って絡みまくってたことあったよなぁってあれをやってみてよって20歳のころのこと皆が遠巻きにしか見れないほど格好いい先輩にもちろん私も話したことがなかったけど酔った勢いで一人で話しかけにいってしまった先輩は一人でいるタイプの人だったから誰も私たちに近づいてこなくて女性たち...誘う女と噂されて

  • あなたの存在

    恋というには情熱が足りなくて愛というには優しさが足りなくて敢えて言うなら"癒し"になるのかもしれない若いころなら恋人になろうとあの手この手と自由にきっと楽しんだでも歳を重ねたことで環境も固定されて現実を今と違うものにしようという気力はもはや生まれてこないそう望んでもいないことでだからこの感情がどういったものか少し戸惑ったりもしていて休日が来るのが待ち遠しくて仕方なかったのに休日が何だか味気ないような寂しささえ感じてしまうような職場が恋しいあなたが恋しい笑ってばかりの平日が楽しくて楽しくて今私が元気でいられる原動力になってるなんてあなたの存在

  • 図々しい私

    図々しくなろうもっともっと人に迷惑かけることじゃなくて態度を大きくするってことじゃなくて何気ない悪意に一々細かく傷つかないってことで歳を重ねた分感覚が鈍くなったことにしてそれがどうかした?って何の問題もないというように知らん顔を決め込もう図々しい私でいい図々しい私になりきって笑ってみよういつかどんなこともたいしたことないって震えないで笑えるように図々しい私

  • ストロベリームーン

    父の車のすぐ後ろにピタリとついた私の車二人知らない夜道を走るお互いナビは設定してるけど父は私を見守るようにしながら俺についてこいと先導してる父のナビと私のナビは違う道を教えてるのか父は私のナビとは違う道を行こうとする何回か私のナビを無視する道を進んだとき父は間違えているのだと気が付いた父も気づいてて焦っているのかもしれない私が前に出て先導したほうがいいのかなでもいいやどこまでもついていこうどこに行ってしまっても父が何か言ってきてからにしようふと夜空を見上げると赤っぽい月が近くに見えたお父さん見えてる?ストロベリームーンが綺麗だよ大丈夫ここは日本だし道は続いてる何だか楽しい気分になったストロベリームーン

  • あなたのためにできること

    知らなかったあなたにこんなつらい思いをさせてたなんて何気なく皆で話してた世間話途中から心は凍り付いた私があなたを傷つけてることこんな形で知らされたあなたのためにできること私の根底を覆えして強い私を引っ込めて優しく丸く温かく尽くす心見返りを求めない心許す心心に余裕のない今の私にはずいぶん難しくなってるけどそれでもそれでも大切な大切なあなたのためにできることそれは自分のプライドを捨てることあなたのためにできること

  • 見せない心

    切ない悲しい寂しいぽっかりと空いてしまった穴はどうしたら埋められるだろうどんなに想っても愛しても半分も伝わっていない弱いところ見せられない何でもないって顔してやり過ごしてるけどふと何かの言葉や音楽を聞いた瞬間に溢れ出して止まらなくなる今日も元気にしてる?何か困ってない?あなたは幸せ?あなたのいない長い時間をこれからも私はずっと素知らぬ顔して生き抜いていく見せない心

  • いつでも笑ってみよう

    年賀状だけのお付き合いだった友人たちと10年ぶりに会った待ち合わせは駅前の鈴の前何年かぶりかの都会の人混みに飲む前から眩暈がしてふらふらするどこにいるだろうと見回していても一向に見つけられないふっとため息をつきながら天井を見上げていて気が付いた私が探していたのは若い子の集団ばかりだったことに携帯がなってやっと会えた友人たちはお洒落なんだけど昔とかなり雰囲気が違っていてそれでも食べて飲んで話していくうち徐々に友人たちの姿は昔の姿に戻っていく酔って気も緩んだころ私はここのところ夜一人で泣いて眠れないなんて本音をこぼしていたそれを友人たちは笑い飛ばしてくれてあんた何真面目になってんのもっとテキトーに生きなよ昔は海でも山でもどこでも踊りだしてみんなで大笑いしてたじゃんいつも楽しそうに笑ってさほらまた踊ってみなよそういえ...いつでも笑ってみよう

  • まだまだ私も

    一人きりで走る高速道路のトンネル昔から少し閉所恐怖症で゛暗い゛が重なると更に強まる恐怖感誰かに乗せてもらってるなら大丈夫自分で運転してても「なんか怖い」って言う私の言葉を聞いてくれる人がいれば何とかやり過ごせるだけど今日は一人頭を押さえつけられるような圧迫感に目の焦点が合わなくって動悸がしてくるもう少しもう少し大丈夫大丈夫目を見開いて運転を誤らないようにぶつからないようにそしてやっとトンネルが終わり光が目に差し込んできたときまぶしくてやっと瞬きしてとてもとてもホッとしながら生きてるを実感するいつも゛生きる゛に執着しないなんて冷めたこと考えてるのに何だ私も死にたくないんだって思わず笑ってしまったまだまだ私も

  • 今が過去になった時に

    現実が辛くて逃げたい逃げたいああその昔もう少し素直に生きていたなら今はもっと素敵だったはずなのにって調子いいこと考えて現実逃避したくなる過去は変えられないその時の私はそうしか生きられなかったのだからだからここから今の自分を受け入れてただひたすら前に進むしかない未来の私があの時は辛かったけどよくやってたよって笑っていられるように逃げなくてよかったっていつか必ず思えるように今が過去になった時に

  • 使い捨て

    パソコンが壊れた充電がなかったのにコンセントさしてる意味忘れてブチってコンセントを外してしまったあーって叫んでも遅かった飛んでしまったデータを考えても何が残ってて何が無くなったかさっぱり覚えていないそれどころかどうしようなんていう感情さえ働かない感じでパソコンは職場にもあるしスマホもタブレットもあるからもう買い替えるのはやめようかって一瞬だけ思っただけででも次の日そそくさと新しいパソコンを操作しながらパソコンが壊れた事実などなかったかのようにしている自分がいて私はこういう人なんだって自分もパソコンのようだって何となくロボットになったようなそんな気がした使い捨て

  • 類とも

    年賀状が戻ってきた大学時代からの友人が住所変更のお知らせ葉書を送ってくれていたのにすっかり忘れていたその友人からの年賀状には毎回携帯番号とメールアドレスが手書きで添えられているもちろん連絡したことはないだからもう一度年賀状を書き直すかその携帯にメッセージを送ってみるか迷っていたら随分と時間が経ってしまった今更年賀状はないなっと思い切って携帯にメッセージを送ってみたらすぐに返信がきた思わず感心してしまう友人は気付かないけど大学時代からの変わらない俺様口調「もっと連絡してきていいから」何だか恥ずかしくて懐かしくてイライラしてそして愛しい感じ彼の高く尖った鼻を少しだけペキッと折る方法を私は知っているそれは再返信をしないこと昔の自分に逢えた気がしてちょっと嬉しくなるまた来年の年賀状で逢いましょう類とも

  • 毎年のこと

    いつもより書き出すのが遅れてしまった年賀状年末やらなければいけないリストもまだ最初の方焦りながらも刷り上がった宛名を見ると一年に一回だけ思い出す友人たちその瞬間から頭の中にはその当時の流行った曲やファッションが広がってノスタルジーに浸るあの頃の奢った自分に会いに行っていっぱい注意してやりたいそんなこと考えながら涙ぐんでることに気付いて死期でも近づいたのかって自分にツッコミ入れながら現実に戻ってくるリストの年賀状と書かれた欄を終わりの線で塗りつぶしさあ次はって窓ふき用の洗剤を取りに行ってこれを何時に終わらせれば次に繋げられるかって計算をしだしていた毎年のこと

  • 笑っちゃう

    それはさ自分にはもうこんなことは起こらないって思ってるからだよ友達は笑ってるのに冷めた口調でまるで自分に言い聞かせてるようでなるほどねなんて妙に納得してしまってる自分も二人とも心がそれぞれどこかに飛んでいっててだけど何だか穏やかで友達が最近少女漫画読んでるなんて言うから子供の頃から割と長いこと結構読んでたなぁって急に懐かしくなってネットで少し読んでみたらおかしいほどに頭に詰め込むかのように止まらなくなった笑っちゃうような高校生の恋愛漫画に癒されるような気持ちになるのはなんだろういい歳した女が漫画って自分に笑っちゃうけど楽しいから飽きるまで続けてみるかと変な決心を固めていた笑っちゃう

  • ほどよくほどほど

    私よりずっと若いのに何てできた人なんだろうって感じることがよくあるそうほどよくほどほど内の話を聞いても外での様子とそんなに変わらないように感じる外でどんなにいい人に思える人でも内でうまくやれてない人はなんやかや見え隠れしたりするものでやっぱりいろんなことが物事の道理として繋がっているなあって外での気遣い心遣いが内でもできればきっと何もかもうまくいくはず内ではたぶん甘えとか誰かへの期待とかばかりで気を張ることがないからでもだけど気を抜ける場所がないとそれはまた困ることでだからすべてはほどよく気を遣って気を抜いてほどほどにってことなのかもしれないけどほどよくほどほど

  • 涙もろい

    涙もろくなっている情けない自分にぽろぽろぽろぽろ優しい言葉をかけられてうるうるうるうるどうしたものかとこんな自分じゃだめなのに空回りしてるからつもりの自分がいるから頑張ってるつもりの私にはいつも孤独が付いて回っててそれは誰かといても大笑いしてる時でさえ自分はどこにも必要がない気がしてくる頑張らなゃ強くならきゃもっともっともっともっと孤独から逃れるために生きてる意味を見つけたいってだけど何もわからなくてだからそしてただ涙もろくなっている涙もろい

  • とにかく進もう

    強くなろう強くなろう明日がどんな日になったとしても貶されても綺麗に笑っていよう呆れられるほどに今までのイメージなど変えてしまって本当はこんな人よと驚かせてしまおう弱ってないで前を向いてこれが私って図太く生きてみようとにかく進もう

  • 少しでいいから

    私はゼンマイ仕掛けのからくり人形ねじを巻いてくれさえすれば感情なくいつまででも働き続けられるなのにいつのまにかあなたさえもねじを巻いてくれなくなって当たり前だと思われてたことができなくなってもうだめだなとか役に立たないとか勝手なことを言われ始めてないはずの感情が芽生えてしまったどうして?どうして?どうして?あなたさえも助けてくれない虚しさ悲しさ私の代わりはいくらでもいるってこと働きたい役に立ちたい気付いて助けて元の私に戻らせてただねじさえ巻いてくれたなら何の不満も持たずに働き続けられるからあなたが当たり前に過ごせる毎日を当たり前だと思っていてもいいから少しでいいから

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