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  • 積極的に休養を取ることの重要性

    起業すると、自社の活動の全責任は創業者のものとなる。責任感の強い人ほど、その責任を常に感じ、消耗しやすい。「もっと頑張らなければ。もっとうまくやらなければ。無駄な行動を減らさなければ。」いろいろとプレッシャーや不安にさらされていると、消耗も激しい。この消耗の激しさは、起業してみないとわからないものかもしれない。そのため、私は創業者こそ、意識的に息抜きのリズムをもち、上手くストレスに対処する術を身に付けなければならないと思う。家族がいる人は、家族サービスをするといいだろう。そうでない人は積極的に体を動かすといいと思う。(ただし、筋トレをしすぎて不安感が増すという人もいるので要注意。)あと、自分で自分を褒めるということを積極的にやることも有効だ。ポジティブマインドの維持こそ、起業家にとって最も重要だ。積極的に休養を取ることの重要性

  • 独立してわかる、IEネットワークの力

    2019年10月から自社を経営している私ですが、独立した後、それまで以上にIEalumniネットワークの力を感じるようになりました。独立すると自身のアンテナ感度を高める必要があり、新しい技術、新しいビジネスモデル、新しい管理業務の回し方など、いろいろとインプットが大切になります。自分の周囲にも様々なメンターはいてくださるのですが、そうした具体的なニーズをもつと、IEalumniのつながりから得られる機会の多さに気づかされます。特に、自らが気付いていなかった情報ニーズに、気付かせていただける機会が多いです。日本のIEalumniの関係は良好で、転職の機会の紹介やビジネス上の情報交換なども活発だと感じてます。その根底には、IEという少しユニークな留学経験をなさった方々が共有する共同体意識のようなものがあると思います...独立してわかる、IEネットワークの力

  • 経営は自己表現。経営目標を達成するために

    起業は、すなわち自由を得ることです。創業者は、自分の事業を、好きなようにデザインすることができます。IEBusinessSchoolから教わったことのひとつは、その「自己表現としての経営」の魅力なのではないかと思います。「やりたいことがあるなら、まずやってみたらいいじゃない」マドリードの風は、そう僕に言っているように聞こえました。しかし、自由は適切に使わなければ、糸を失った凧のように、経営者は脈絡のない行動、無駄な投資をしてしまうことになりかねません。起業すると、自由を満喫できる反面、不安感も感じやすいです。「自分の事業は持続可能なのだろうか」「今の大口顧客との関係を失ってしまったらどうしよう」朝起きて、そうした不安感を感じない経営者は少なくないでしょう。不安感は、行動をブレさせます。不安感を埋めようと、あっち...経営は自己表現。経営目標を達成するために

  • IEの友人たちとの励まし合い

    昨年の夏ごろ、南アフリカで自分の会社を2つも経営しているIEGlobalMBAの同窓生から連絡があった。彼は日本進出を考えていて、その相談に乗ってくれる専門家を紹介してほしい、という連絡だった。なかなかいい専門家が見つからず、時間ばかりが過ぎてしまったが、なんとか紹介することができた。今日、彼から感謝のメッセージを受け取り、なんとなくお互いのビジネスの現状について情報交換。同窓生という立場、そして遠い異国で奮闘する者同士だと、何となく、素直に悩みなども打ち明けられる。IEが与えてくれた、とても有難い人間関係だな、と感じた。IEの友人たちとの励まし合い

  • Webマーケティングが求める専門性

    昨日、SEOの専門家から話を聞いた。IEGlobalMBAの授業では、マーケティングの授業もあったが、Webマーケティングの具体的な手法などを習うものではなく、もう少し伝統的なマーケティング、かつ、より管理面のマーケティング・マネジメントに関するものだった。講義名も"MarketingManagement"と"MarketingStrategyandPlan"。Webマーケティングというものは、もちろんマーケティング全体の一部なのだが、独特な専門性が必要なものなのだと認識。無限の世界に点在するWebサイトをどう露出するか。とても科学的で面白いが、自社で取り組むには、専門家やスタッフと力をあわせてやっていく必要があるなと実感した。その意味では、マーケティングのマネジメントに力点をおいた、IEGlobalMBAの科...Webマーケティングが求める専門性

  • 弊社ウェブサイトに記事投稿しました(2020正月連続投稿キャンペーン最終回)

    私が経営する会社、トークンエクスプレス株式会社にて、代表ブログ開始を記念して、1月1日から1月5日まで、創業に背景にある考え等を連日ブログ投稿させていただく取組みを行っております。本日、その最終回の記事が投稿されましたので、ご紹介させていただきます。【記事タイトルリスト】1月1日:世界の価値流通の全体像2日:企業・個人が国境を超える経済活動を行う際の大きな課題3日:代表・紺野が実際に経験した国際送金の不便、不安、不満4日:ブロックチェーンは発展途上?今あるチカラを最大限活かそう5日:紺野がブロックチェーンに賭けた理由(本稿)第1回目の記事では、開発途上国-先進国間の国境を超える、インターネットを活用した価値交換を、ブロックチェーンを用いて格段に便利にするサービスを提供していきたい、と弊社が考えている旨をお話しし...弊社ウェブサイトに記事投稿しました(2020正月連続投稿キャンペーン最終回)

  • 弊社ウェブサイトに記事投稿しました(2020正月連続投稿キャンペーン第4回)

    私が経営する会社、トークンエクスプレス株式会社にて、代表ブログ開始を記念して、1月1日から1月5日まで、連日ブログ投稿させていただく取組みを行っております。本日、その第4回目の記事が投稿されましたので、ご紹介させていただきます。【記事タイトルリスト】1月1日:世界の価値流通の全体像2日:企業・個人が国境を超える経済活動を行う際の大きな課題3日:代表・紺野が実際に経験した国際送金の不便、不安、不満4日:ブロックチェーンは発展途上?今あるチカラを最大限活かそう(本稿)5日:紺野がブロックチェーンに賭けた理由第1回目の記事では、開発途上国-先進国間の国境を超える、インターネットを活用した価値交換を、ブロックチェーンを用いて格段に便利にするサービスを提供していきたい、と弊社が考えている旨をお話ししました。第2回目は、開...弊社ウェブサイトに記事投稿しました(2020正月連続投稿キャンペーン第4回)

  • 弊社ウェブサイトに記事投稿しました(2020正月連続投稿キャンペーン第3回)

    私が経営する会社、トークンエクスプレス株式会社にて、代表ブログ開始を記念して、1月1日から1月5日まで、連日ブログ投稿させていただく取組みを行っております。本日、その第3回目の記事が投稿されましたので、ご紹介させていただきます。【記事タイトルリスト】1月1日:世界の価値流通の全体像2日:企業・個人が国境を超える経済活動を行う際の大きな課題3日:代表・紺野が実際に経験した国際送金の不便、不安、不満(本稿)4日:ブロックチェーンは発展途上?今あるチカラを最大限活かそう5日:紺野がブロックチェーンに賭けた理由1月1日の記事では、超長期での日本の産業構造の変化、インターネットの登場、グローバル化の進展という3つの社会的変化を挙げ、弊社が開発途上国-先進国間の国境を超える、インターネットを活用したサービスの提供を格段に便...弊社ウェブサイトに記事投稿しました(2020正月連続投稿キャンペーン第3回)

  • 弊社ウェブサイトに記事投稿しました(2020正月連続投稿キャンペーン第2回)

    昨日の投稿に記載のとおり、私が経営する会社、トークンエクスプレス株式会社にて、代表ブログ開始を記念して、1月1日から1月5日まで、連日ブログ投稿させていただく取組みを行っております。本日、その第2回目の記事が投稿されましたので、ご紹介させていただきます。【記事タイトルリスト】1月1日:世界の価値流通の全体像2日:企業・個人が国境を超える経済活動を行う際の大きな課題3日:代表・紺野が実際に経験した国際送金の不便、不安、不満4日:ブロックチェーンは発展途上?今あるチカラを最大限活かそう5日:紺野がブロックチェーンに賭けた理由1月1日の記事「世界の価値流通の全体像」では、超長期での日本の産業構造の変化、インターネットの登場、グローバル化の進展という3つの社会的変化を挙げ、弊社が開発途上国-先進国間の国境を超える、イン...弊社ウェブサイトに記事投稿しました(2020正月連続投稿キャンペーン第2回)

  • 明けましておめでとうございます。創業しました

    明けましておめでとうございます。久々の投稿となってしまいました。IEGlobalMBAを卒業してから数年経過しました。卒業後は、3年2か月駐在したエジプトから日本への帰国、国際協力を司る日本政府機関からの退職、知り合いが経営する業務コンサルティング・ベンチャー(@東京)への参加などを経験してきました。業務コンサルティング・ベンチャーでは、社員2,000人規模の大企業から150人程度の中堅企業まで、多様な業種の企業様向けにサービスを提供させていただく経験を得ました。業務改革やERP導入支援等のプロジェクト・マネジメントや、自社開発のWebアプリケーションの開発ディレクション等、幅広い業務経験の中で、新たなスキルと視座を得たと思っています。こうした経験を踏まえ、昨年10月に、とうとう自らの事業を始めることとしました...明けましておめでとうございます。創業しました

  • 目的主義と起業

    目的をもって行動する、というのは大切なことだと思います。目的がはっきりしている中で行動すれば合理的だし、他者からも理解が得られやすい。事業を興す際でも、その目的がはっきりしている人は、「ブレない」行動を取れるでしょう。その目的が社会的に善なもの、良いものであることが理想的です。目的主義と起業

  • 長期的視座でキャリアを考える

    何事も長期的視座にたって物事をみるということが大切だと、意識するようにしています。そして、目指すもの、夢をなるべく大きく設定することも必要だとも思います。上記の2つの点は、一見近しい考え方のように思えますが、実は常に両立させた行動をとることは難しいと感じます。大きな目標を設定すると、目標に常に近づいている実感がほしい。そうすると早く成果を求めてしまい、長期的成功のためにリスクをとる、損をかぶるという選択をしづらい。両者を両立させるためには、長期的に大きな夢を実現させるための、具体的な計画が必要になると思っています。長期的視座でキャリアを考える

  • ビジネスに新規性は必要か

    ビジネス・モデルについて考えを巡らせているとき、「いや、こんなビジネス・モデルは、既存の●●サービスで代替できてしまう。」と考えてしまいがちです。しかし、既存の●●サービスと全く同じサービスは、どんなにそうしようとしてもそうはならないものなので、そういう心配は不要だと思っています。むしろ、目的の差別化が大切。唯一無二のサービスが生き残るとは限りませんが、目的をクリアに定め、その目的に向かって走り続けるサービスは生き残ると思います。ビジネスに新規性は必要か

  • サービスの価値とは何か

    サービスは「あると便利だけどなくてもなんとかなる」よりも「それがないと実現できないことがある」というレベルに達していたほうが価値があると思います。そして、その「それがないと実現できないこと」の価値が高ければ高いほど、そのサービスの価値も高いと考えます。サービスを構成する要素はプロダクトだけではないし、ましてやアイデアだけではないので、総合的に「なくてはならない」ものになるためには、顧客や様々な立場の関係者との絶え間ないコミュニケーションが必要なのだと思います。サービスの価値とは何か

  • ドキュメント主義

    プログラミングの勉強をしていると、この業界・産業・分野では、ため息が出るほど優れているなと感じる側面があります。それは、ドキュメントの作成、整理、保管、改訂に関するレベルの高さです。プログラミングと聞くと、私を含め一般の人にとっては、かなり特殊で常人が近寄りがたい世界であるように思えます。しかしプログラミングという行為が、PCなどの機械を用いて何をしているかというと、一定の書式・記法に則りながら、機械に判断基準および各判断に基づく行動の指示文を与えている行為だと言えると思います。その中で重要なのは、「プログラミング言語の書式・記法の文書化」と、「判断基準・指示文の組み合わせによる機械の動作パターンの知恵の共有」です。世界のITの発展の裏には、膨大なプログラミングにかかる営みの蓄積があり、その蓄積においてドキュメ...ドキュメント主義

  • プロと道具

    プロフェッショナルと呼ばれる人々は仕事道具にこだわるべきと言われます。また、自分が実力を発揮できる仕事環境を整えるのも、プロフェッショナルたる人々の責務と言えるでしょう。IEGlobalMBAはオンラインで学ぶものですから、その学習過程で用いる道具(主にPC)および学習環境は自分の好きなようにアレンジすることができました。その道具と環境の整え具合で、それぞれの学生のできる/できないが一定程度見えてしまったように私には感じられたものです。なお、私の場合、IEGlobalMBA時代はカイロにおりましたが、時々仕事の合間をぬって課題やクラスメイトとのMTGを行わなければならなかったため、PCについていえば持ち運び可能なノート型であることが必須で、さらに持ち運びに不自由ない軽さを兼ね備えていることが必要条件でした。一方...プロと道具

  • ビジネスアイデアの価値

    ビジネスアイデアは世にあふれていて、アイデアそのものの価値はないのだ、という意見があります。アイデアを実行に移すことに価値があると。アイデアを実行に移すことに価値があるという考え方には賛成です。もう少し詳細に考えると、アイデアを実行に移していく過程でアイデアを具体化し、ブラッシュアップし、社会が求める「カタチ」に合わせていくことに価値があるがあるし、それをなし得た人、組織にこそ社会的な価値の証である利益が返ってくるのだと思います。私の周りでは、ビジネスが軌道に乗るまでに3年程度はかかるものだ、という人が何人かいます。それはすなわち、社会が求めるカタチになるまでに3年間かかるということだと理解しています。その過程には、これまで世の中で知られていなかった事実の発見や発明がたくさん詰まっていて、苦労も多いけれどエキサ...ビジネスアイデアの価値

  • プログラミングはドキュメント命

    ITエンジニアの方々には言うまでもないことだと思いますが、プログラミングやIT開発では仕様書等のドキュメントが命です。私のようなITエンジニアではない者がプログラミングをしようとすると、誰かすでにその試みを行った人が書いた日本語のブログ記事などをつまみ食いしつつ、その通りにやって目的を達成しようとしてしまいがちです。しかし、それでは大きくつまづくことがたくさんある。結局、その言語を作った人が書いた書類をきちんと読むことが必須のようです。今日もこの過ちにはまり、2時間を棒にふってしまいました。。プログラミングはドキュメント命

  • IE Business Schoolとアントレ

    IEBusinessSchoolといえばEntrepreneurship。私がIEのMBAプログラムに参加しようと思った大きな動機の一つがこのアントレ分野でのIEのプレゼンスでした。IEがそもそも起業家によって設立された歴史と、世界で最初にアントレの授業をMBAプログラムの必須科目とした実績からも、IEがアントレ精神を推している所以がお分りいただけると思います。(情報源:IEJapaneseAlumniのウェブサイト)私の同級生にはIT分野に通じている人が何人かいました。アントレとITは、現代ではイメージ的に切っても切り離せないように感じますが、それはなぜでしょうか。私は、起業家精神はITの分野以外のあらゆる側面で表現しうるものだと思います。実際、ITと無縁の分野で革新的な取り組みをされ、世界への好インパクトを...IEBusinessSchoolとアントレ

  • craigslistを知った、その驚き

    日経新聞を読んでいて、メルカリが米国進出に際して苦戦している理由の一つに、Craigslistというサイトがあるというお話しがありました。私はcraigslistというのを知らなかったので、今日初めて検索してサイトを見てみました。そして衝撃を受けました。最低限のcssとjavascriptで、あまりにもシンプルなインターフェイス。あまりにシンプルで素っ気なさすぎるトップページは、昔のヤフーのもののようで、新参者の私にはわかりやすいとは言いにくい状態。でもシンプルで長らくUI変更がないがゆえに、昔から慣れ親しんだ人には使いやすいのでしょう。これがすさまじい数のユーザー数を集めているとのこと。英語のwikipedia記事によれば、運営会社は従業員が50人で、売上は6億9,400万ドル、そして収益は5億ドルに及ぶとの...craigslistを知った、その驚き

  • 自信のあるアイデアへのネガティヴコメントへの対処

    自分が「これだ!」と思うビジネスアイデアを思いついた時、誰かに話したくなります。いや、正確には、誰かにすごいと言ってもらいたくなります。しかし、自分がすごいと思うアイデアを他者に伝えるのは容易ではないことです。お互いに心を許している相手、例えば家族であったとしても、なかなか伝わりません。意気揚々とアイデアを披露して、全然期待外れな反応がかえってくることもあるでしょう。そこで怒ったりしたら、その人は2度とアイデアを聞いてくれなくなるか、もしくは自分の正直な感想を伝えてくれなくなってしまいます。たとえ厳しいコメントだったとしても、グッと感情を押し殺して聞きましょう。そしてせっかくもらったそのコメントを、アイデアの改善に繋げればいいのです。きっとよりよいアイデアになるでしょう。自信のあるアイデアへのネガティヴコメントへの対処

  • よいビジネスアイデアへの到達経路

    良いビジネスアイデア、というと定義が曖昧でふわふわした話になってしまいますが、ここ数日、新しい技術を使って何か面白いことができないか、ウンウン考える日が続きました。新しく知った技術が大きな可能性を秘めていると感じたので、この技術、どんな社会課題の解決に使うと良いのかと一人ブレストをしていたのです。結論として、このアプローチでは良いビジネスアイデアにはたどり着きませんでした。一方で、一回この技術を頭から忘れ去り、兼ねてから私が解決したいと思っている社会課題の上手い解決の仕方について考えて始めてみると、その技術をうまく利用するビジネスアイデアがどんどん浮かんできたのです。技術ありきではなく、課題ありきだな、と改めて思ったのでした。よいビジネスアイデアへの到達経路

  • 人々をスクリーンから引きはがす

    平成という時代はWindowsに代表されるようなIT技術の発展の時代と言われることが多いし、現にそういう時代だったと思いますが、人々がパソコンであれ、スマホであれ、テレビ以外のスクリーン画面にどんどん縛られていった時代ともいえると思います。今日地下鉄の駅をぼんやり歩いていて、みんなうつむき加減にスマホをのぞき込んでいる。すぐに私もそのうちの一人となるわけですが、それが人類の発展の形だとは、なかなか認めたくない部分もあります。今日は、dApp(分散型アプリ、ブロックチェーン技術を使ったアプリのこと)の開発にかかる勉強会に行ってきました。その勉強会の最後に、参加者間で、どのようなdAppを開発すれば、より楽しい生活を送れるかという議論をしました。その中で提示されたいくつかのアイデアには、dAppを使って、現実の人々...人々をスクリーンから引きはがす

  • プロトタイプを作ると新しいアイデアが出てこない?

    MBA受験をしていたとき、TOEFLの点数を伸ばすのにはかなり苦労しました。(当時の苦労は、例えばこちらの記事に記載。)当時、リスニング能力を伸ばすために、Podcastをよく聞いていました。いろいろな番組がありますが、その中でも最もおすすめなのは、HarvardBusinessReviewのpodcast。私はかなり昔から聞いているのですが、iPhoneのPodcastアプリの仕組みがよくわかっておらず、2012年ころのかなり古い回のものが聞ける一方で、最新の回が聞けなかったりしています。。。笑ところで、最近聞いた回(流し聞きしていたので、いつの回かわからないのですが)では、「プロトタイプを作るとベストなアイデアが出てこない可能性が高まる」という研究結果について語られていました。かなり前提条件が色々ありそうな...プロトタイプを作ると新しいアイデアが出てこない?

  • ファッションとライフスタイル

    ファッションとライフスタイルというのは、似ているようで、真逆なものだと今日ふと思いました。ファッションは、他者から見られることを前提としているもの。一方で、ライフスタイルは、自身の満足と幸福感のためにあるもの。「スタートアップ」というのは、ファッションを表すものにも、ライフスタイルを表すものにもなりうるな、と思いました。一方で、ファンドレイジングは、手段でしかないはずですが、ファッションになっている事例も時々見ます。ファッションだけで生きていくのは、しんどいことなのではないかと思います。ファッションとライフスタイル

  • 個々人にある正義、主義

    誰にも正義だと思うものがあると思います。その人にとって疑いようがなく、これまで疑ってきたことのない正義が、個々人にあると思います。この場合に私が使っている「正義」には対局にあるものがないイメージで、「主義」と言ってもいいでしょう。こうした正義、主義が、議論においてお互いを理解するための大きな妨げ、障害になってしまうことが時々あります。なぜなら、そうしたものは、各人のあらゆる価値判断、行動基準の根底に居座っているものであることが多いためです。そうした正義、主義の違いのために、相手の言っていること、ロジックが理解できず、議論は感情的になり、議論するもの同士がいがみ合うこともあるでしょう。実際私もつい最近そういう状況に陥り、感情的になった末、相手と口論になってしまいました。では、そうした正義・主義が異なる人同士が議論...個々人にある正義、主義

  • 「若者」「大学中退」「私服」という起業家のステレオタイプ

    今朝、BBCがポッドキャストで放送する"Click"というテクノロジー関連のラジオニュースを聞いていたら、興味深い特集がありました。(BBCのClickは、私がMBA受験の勉強をしていた時から、英国訛りの英語のヒアリングに慣れるためによく聞いていた番組です。)それは、テック業界では、年配の人が差別される傾向があるというものでした。具体的には、成功した起業家像としてマーク・ザッカーバーグのような若くして成功した人物が注目されるあまり、テック業界では経験を積んだシニアが軽んじられている(とシニアな人々が感じている)、とのこと。そのニュースによれば、マーク・ザッカーバーグのようなアイコンによって、成功する起業家は、若くて大学を中退していて、パーカーを着ているというようなステレオタイプイメージがあるそうです。一方で、以...「若者」「大学中退」「私服」という起業家のステレオタイプ

  • インターネットはまだ道半ばか

    1999年にデビット・ボウイがインターネットが社会にもたらすインパクトを予見していた、という動画を見ました。こちらのgizmodeの記事にその概要と動画が掲載されています。(動画の英語はかなりイギリス訛りで、単語も馴染みないものが多く、私にはわかりづらい。。。)BBCのインタビュアーとの会話で、BBCのインタビュアーはボウイの言うことが理解できない風で、「インターネットはただの道具」という見方から抜け出せないようです。それから20年経過した現在、ボウイが予言した世界の一部が実現しているように見えます。しかし、私は、まだボウイが描いた未来が眼前に姿を現しきっているとは思えない。Facebookが以前の勢いを失い、ツイッターに罵詈雑言が未だに溢れている現状を見ると、彼が予言した未来には決定的に足りないピースが、まだ...インターネットはまだ道半ばか

  • 自分が楽しいと思うことを要素分解する

    少し気分転換したいときに、任天堂SWITCHのマリオオデッセイで遊びます。テレビゲームは、終わった時に「また無駄な時間を過ごしてしまった。。」と後悔するのが常です。少し話は逸れますが、日頃親しくさせていただいている、とあるスタートアップの社長さん(同年代)はゲームを趣味にされていて、平日で疲れが溜まった週の休日などは丸一日ゲームに没頭している日もあるそうなのですが、ゲームに費やした時間を後悔したことなどは一度もないそうです。聞けば、彼にとってゲームをすることは「来世に行った時の功徳を積むようなこと」だそうです。私としては随分とカルチャーショックを受けました。笑さて、本題ですが、毎度後悔するのに、私はなぜマリオオデッセイをやってしまうのか、と考えました。現実世界において何の特にもならないのに、夢中になってムーンを...自分が楽しいと思うことを要素分解する

  • インターネット黎明期

    最近は平成という時代を振り返る、といった雑誌の特集やイベント、テレビ番組が多いですね。日経新聞などでは90年代からのインターネットの発展とその当時のスタートアップたちについての特集がちらほらあります。そうした記事を読んでいると、ピーゴロゴロといったモデムの音、そして画像の読み込みに時間がかかりまくっていた昔のインターネットを思い出しつつ、どうして当時の。。僕は、インターネットがもたらす未来の可能性に気づけなかったんだ、と歯噛みする思いをする瞬間があります。しかし行き着くのは、当時の私はやはり、インターネットという技術に対し、関心と感度が低かったのだ、というある意味当然の結論です。当時からインターネットの可能性に気づいていた人と当時の私には、同じものが眼前に示され、それに対する社会の評価もすべてアクセス可能な環境...インターネット黎明期

  • どう計画を立てるかが生き方を規定する

    企業の経営層にとって、経営計画、特に中期経営計画をどのように描くかは最重要業務です。それは個人でも同じだと思っています。今年もしくは今後5年程度の間にどのように生きていくか、それをどのように計画するかが、その後の生き方、特にアップサイドを規定してしまうと最近特に思います。そのため「今年の目標」みたいなものは大事だし、「今後5年間の計画」は更に重要だと思っています。どう計画を立てるかが生き方を規定する

  • ビジネスモデルの着想

    優れたビジネスモデルはアートだという人もいますが、その構築のプロセスは人それぞれだと思います。こうすれば、優れたビジネスモデルを描くことができます、という汎用的な方法はないと思います。以前の私は自分のごく身近にあるニーズ、もっと言ってしまえば自分自身のニーズを満たすビジネスのモデルを着想しがちだったと思います。最近では、もう少し幅広い、自分が関係を持ちうる人々との間で、ともに共有できる便益をもたらすサービスのモデルをよく考えるようになったと思います。今日私が出会った新たなビジネスモデルの着想スタイルは、私の身近な知人のスタイルです。彼は、一つの技術的テーマ、それも極めて一般的な、例えば「スマホでの決済サービス」といったようなテーマへ、数ヶ月前から強いこだわりを持ち続けていました。ことある毎にそのテーマのもつ将来...ビジネスモデルの着想

  • ビジネスのはじめかた

    どんなビジネスにも始まりがあります。しかし、ビジネス構築の道のりは、会社設立から始まるわけではありません。これは自分でビジネスをはじめたことがある人や、真剣に起業を考えたことがある人、スタートアップに勤めたことがある人には当然なことかもしれませんが、大企業に長く在籍し、名刺があってこその仕事というスタイルに慣れている人には馴染みの薄い考え方かもしれません。起業に際しては、「好きなことを仕事にしなさい」とか「得意なことを仕事にしなさい」とか「一生をかけて取り組むべきことを仕事にしなさい」とか、いろいろなアドバイスがあります。そして、多くの人が「自分の好きなこと、得意なこと、一生をかけて取り組むべきことは何だろう?」と自分探しを始めてしまう事例を多く見てきました。私の周囲を見渡すと、特に20代後半から30代前半が、...ビジネスのはじめかた

  • ビジネスアイデアに「早い」「遅い」はあるか

    新進気鋭のスタートアップに勤めている友人から、以下の書籍を推薦され、最近読み始めています。HighGrowthHandbook(EnglishEdition)クリエーター情報なしStripePress英語の本ではありますが、とても簡易な文章で書かれており、MBAの勉強をしていて毎日英語に触れていたい方にはもってこいの書籍だろうと思います。この本のかなり序盤に、「EarlyAdapterマーケットでうまくいったプロダクトを持つ人は、その初期の成功体験に満足し、その後大きく飛躍できない事例が多い」というお話しがありました。IEGlobalMBAの授業の中でビジネス・アイデアについてチームで考える授業はいくつかありますが(例えばこちらの記事でそうしたカリキュラムを紹介しています。)、その際にチームメンバーから、「その...ビジネスアイデアに「早い」「遅い」はあるか

  • 人生120年時代

    昨日、とても視野が広く、尊敬する70代経営者の方とお話をする中で、「あなたのような若い方は、120歳まで生きることになるのだから。」というお言葉がありました。その瞬間、「うげー、120年も生きていたくないですよ。」とリアクションしている自分がいました。しかし、今晩ふと気付いたのは、120年もあればいろいろな自分の可能性を試せるのではないか、ということ。特に何かを表現する分野、すなわちアートの分野では、いつ始めてもプロとして通用するレベルになれるほどの時間的余裕があるということではないでしょうか。私は写真が好きなのですが撮る方は大したことなく、しかし人を感動させる手段の一つとして写真制作の技術を磨きたい。たとえ今から挑戦したとしても、それに挑戦できるだけの十分な時間があるのではと思ったら、人生120年時代も捨てた...人生120年時代

  • ビジネス構築とリベラルアーツの力

    リベラルアーツとは、日本では教養などと訳される言葉で、教育分野でよく用いられていると認識しています。リベラルアーツは学んでも実生活の役に立たない、もっと具体的に手に職をつけるべきであり、そのための大学改革をすべきだという意見を、少し前に日本で著名な経営者の方が発信されていました。私は、リベラルアーツこそ、ビジネスにおいて、特に事業を興し、大きくしていく役割を担う人にとって、重要な学びの分野だと感じています。これは、ビジネスを作って磨いていくプロセスにおいて、社会の大きな動きや時代の潮流を感じ取り、他者と共鳴していく力が必須であり、それはリベラルアーツを修養することでこそ身につくと考えるためです。ビジネスを作り発展させていくには大きなエネルギーと投資が必要です。それは一生のうち、限られた回数しかできないと思います...ビジネス構築とリベラルアーツの力

  • 30年前の今日、平成が始まった

    30年前の1月8日、平成が始まりました。昨年末から平成振り返り番組のラッシュで、平成という一つの時間単位を懐かしく感じられる機会が多くて嬉しいです。平成という時代を振り返るとき、入口と出口で世界は大きく変わったんだなと私は感じます。しかし、その自分の感覚が一般的なものではないのだ、その感じ方は圧倒的に多様なんだということを私に知らしめたのも、この平成という30年間だったと思います。30年前と比して人が時間当たりに触れることができる情報の量は増え、他者と自分との異質性を意識する機会が増えたと思います。よりビビッドに世界を見る手段が得られるようになったと言えるでしょう。その結果、自分とそれ以外との一体感を感じることが難しくなったのかもしれません。平成という時代を総論するような大それたことは私はできません。wikip...30年前の今日、平成が始まった

  • インフラを提供する企業

    今年の初投稿です。本日より仕事始め。今年もよろしくお願いします。1月5日に、ツイッターにてZOZOの前澤社長がお年玉企画として、ツイッターでのフォローとリツイートを条件に、抽選で100人に100万円を配るという企画をしています。あと10分で締め切りのようです。この企画が大反響で、ツイッターのリツイート数の最高記録を塗り替えたようです。すごいことですね。当然、いろんな人がいろんなことを言います。有名人のツイッターアカウントからは若干嫉妬かな?と思うようなツイートもチラホラ。笑そんないろんな意見はさておき、私は、この状況におけるツイッター社の「おいしい立場」を考えずにはいられません。ツイッター社からすれば、ツイッターの利用量、アクセス量が増えれば、ウェブのインフラを提供する企業としてハッピーに違いありません。そうし...インフラを提供する企業

  • 大晦日イブ

    大晦日前日の今日は、家でのんびりと過ごしています。今年一年を振り返ろうとするとすぐに、今お仕事をさせていただいているクライアント様向けの具体的な打ち手について考えてしまい、ああそうだ、あれもやろう、これもやろうとなってしまいのんびりできなくなってしまうため、なかなか振り返れません。家族で美味しいものを食べながら、来年の今頃もこうして家族と美味しいものが食べたいなぁと考えると、やはり今の目の前の仕事をきっちりこなしていかなければならない、という結論に落ち着きます。家族や仲間と美味しく食べるため、飲むために仕事をすると考えると、突然仕事が手段でしかないように感じられてしまいますが、その仕事自身が楽しみであり、目的でありたい、と思うわけです。スタートアップに来てから、そこの仕事を楽しむという部分の重要性がよりビビッド...大晦日イブ

  • 年末年始

    昨日に仕事納めをして、今日から年末年始休暇に入った人が多いのではないかと思います。年末年始は、仕事関係のみならず、家族を含め、これまでの人間関係を振り返り、忘年会や新年会を通じて懐かしい人と顔を合わせる絶好の機会でしょう。久しぶりに人と会うと、その人が以前よりかなり変化したな、と感じることがあります。そう感じるたびに、人との関係についても絶対のものはないのだから、たとえ自分にとって望ましくない方向に変わったと感じても、「あいつは変わってしまった」とか言って関係を切ってしまうのはもったいないことだと思います。自分がこれまでに出会った尊敬する経営者たちに、「来るもの拒まず去る者追わず」というポリシーを持っている人が多かったのは、そういうことをご存じだったからではないかと思うのです。少し話は変わりますが、昨日IEGl...年末年始

  • 計画を立てて実行するということ

    誰かに対し、「あいつは期待した成果を出せていない」と憤慨する人がいる。それに対して「でも彼は頑張っていると思いますよ」と答える人がいる。憤慨する人は「あれで頑張っていると言えるのかよ。俺は認めないね」と吐き捨てる。−−−−−−−−−−−−−二人の男による上記のやり取りを、今日見ていました。それを見ながら、この議論はどこにたどり着くのだろうか、とやりきれなくなりました。おそらくどこにもたどり着けないでしょう。憤慨の対象の人がどれだけ頑張っているかについて議論したとしても、憤慨者が納得することはないでしょうし、憤慨者が何か納得し怒りが収まったとしても、客観的な状況は何も前進していません。この会話を聞いていておかしいと感じるのは、会話をしている二人の間では、仕事の成果が「頑張り」という抽象的なものの多寡に依存している...計画を立てて実行するということ

  • 稼げる創業者

    昨日の米国の株価下落と、本日の日経平均株価の下落により、今日の私のツイッターのタイムラインは、景気の先行き不安に関する呻くようなツイートが溢れかえっていた。その中で興味深かったのは「これまで生意気だったVC界隈の若造たちも、これでもう終わりだ。」とか「資金調達でキャッシュフローを維持していたスタートアップたちはどん詰まりだろう。」といった、これまであまり耳にしてこなかった、VC業界、スタートアップに対する嘲りの声が複数、印象としては結構多く見かけられたことだ。こういう風にVC、スタートアップを見ている人が結構いたのだな、と新鮮な驚きがあった。一方で、資金調達でキャッシュフローを維持するモデルが、景気に大きく左右されるものであることを、改めて意識させられた気がした。「やはり営業キャッシュフローが大事。」こう書いて...稼げる創業者

  • アウトプットスタイルを定型化する

    昨日の記事にて、いつでもどこでも決断できる環境を整えるために、インプット、アウトプットがどこでもできるように気を配るべきではないかと述べました。そうした「インフラ」が整ったら、次はアウトプットスタイルを定型化することが重要だと思います。すなわち、考えたこと、決めたことをいつ見返してもわかるように、そして次の思考、決断に活かせるようにすること。具体的には、メモの取り方にルールを設けるということです。この点において、紙媒体上よりも電子上の方がアウトプットルールの徹底がしやすいので、電子上で思考をアウトプットするスタイルを定型化すべきと思います。アウトプットスタイルを定型化する

  • どこでもスッとできる環境

    昨日の記事「一日3つのgooddecisions」にて、記事の最後に、一日に3つのgooddecisionsをするためには、それを妨げる要因を可能な限り排除する努力も必要ではないかと記載しました。Webおよびクラウドが一定程度の発展をみた現代においては、ノマドワーカーという言葉に象徴されるように、どこでも仕事ができる素地が整っていると言えると思います。すなわち、一日に3つのgooddecisionsをすることが求められているような人々にとって、いつでもどこでもgooddecisionsができるような環境整備をすることが可能な時代です。環境整備のうち、私がもっとも重要だと感じるのは、いつでもどこでも決断に必要な情報が得られるということと、決断の過程を残せるということです。いずれも、突き詰めて考えると、データのイン...どこでもスッとできる環境

  • 一日3つのgood decisions

    年の瀬も迫り、昨日まで4日間ほどバタバタしてしまい、記事投稿できませんでした。少し前のことにはなりますが、アマゾン創業者ジェフ・ベゾスの発言が話題になったことがありました。それは「(ジェフ・ベゾスは)一日3つの良い決断をすることが仕事だと自認している」というものです。私はこの発言をfacebookか何かで流れてきた動画で見たのですが、ウェブの記事にもまとまっていたのでご紹介します。"JeffBezosonlyexpectshimselftomakethreegooddecisionsaday"ByJaneC.HuSeptember15,2018「たった3つの決断?!」と初見では感じたのですが、ポイントは"gooddecisions"というところ。しかも毎日。一年365日ですが、日本の行政機関の休日(120日、2...一日3つのgooddecisions

  • 「今」の世界を大きな流れの中でとらえる

    以前の記事でもご紹介したAmazonPrimeで楽しめる米国ドラマ「SiliconValley」。そのドラマでよく風刺されるのが、米国シリコンバレーのスタートアップが唱える「世界を変える」という言葉です。世界を変えてやる、という熱い想いはスタートアップ経営における強いモチベーションになるし、それが信ずるに足るものであれば、人もカネも吸い寄せることができるでしょう。一方で、私は、大成功した起業家にはその熱い想いの対極にある、今この時の世界を大きな流れの中でとらえる、冷徹な眼があるように感じます。大きな時代のウネリを利用するしたたかさ。世界のどこかとどこかに積みあがって膨れ上がったマグマの間にストローを通して、一気に流れを作り出す、巧みさ。後から振り返り、歴史の流れの中で見れば、あの時あの起業家がしたことは、時代が...「今」の世界を大きな流れの中でとらえる

  • プロダクトの紆余曲折_#2_ポジティブ視点

    昨日の記事「プロダクトの紆余曲折」にて、昨日、これまで取り組んできたプロダクトを仮想ユーザーに使ってもらった結果、期待したような使い方をしてもらえなかった悔しさを漏らしてしまいました。今朝もその振り返りを行い、今後のプロダクト開発方向性について考えていたのですが、ふと、「いやでも、こちらからお願いして使ってもらったとはいえ、想定した方法ではなかったとはしても、使ってもらえただけでもよかったし、発見もたくさんあったな」と思いました。「思ったような使い方をしてもらえなかった」というネガティブ・シンキングでは見えてこなかった発見が見えてきたのです。普段の仕事ではポジティブ・シンキングを意識して実践しようとしていたのですが、ボランティアで取り組んでいる事業にはその姿勢が適用できていませんでした。ネガティブよりポジティブ...プロダクトの紆余曲折_#2_ポジティブ視点

  • プロダクトの紆余曲折

    何かの課題を解決するためのプロダクトを作るとき。元々はシンプルなアイデアが発端で作り始めたけれど、気付いたら様々な「増築」や「妥協」で当初想定したものと大分違うものになってしまうことはよくある。そして、そのプロダクトを実際に他の人に使ってもらった時、思ったような使い方をしたもらえず、何をするためのプロダクトなのかよく理解してもらえないこともある。そういうときは最初のシンプルなアイデアに立ち返り、どんな課題を解決したかったのか、そのためのアプローチの第一歩のところから出直さなければならないだろう。今日まさに、その経験をもう一度することになった。悔しいが、また最初の「目的」に立ち返ろう。プロダクトの紆余曲折

  • 長期間何かにコミットする

    昨日の記事「時間を味方につける」で、超長期の視点で事業拡大の道筋を捉えることの重要さについて述べました。超長期の視点で現在の立ち位置を意識し続けるのと併せて、長期にわたって事業拡大に必要な要素にコミットし続けるということが大事だと感じています。そのコミットする対象が自分の興味関心事項で、長期間の継続的なコミットメントが自然にできることが理想です。しかし、まずやってみないと何が興味関心事項かわからない場合が多いと思うので、今この瞬間「これだ」と思うものにコミットしていく、という姿勢が大切だと考えています。長期間何かにコミットし続けるというのはかなり難度の高いことです。一番自然なやり方としては、毎日毎日、その対象のことを考え、何かしらアウトプットする時間を持つ、ということではないかなと思います。今の私は、その時間を...長期間何かにコミットする

  • 時間を味方につける

    スタートアップで働くようになって得た最大級の発見は、「時間」も管理対象の一つであるということです。スタートアップが成功するためには、そのために必要な資金、人材、資材、資産をしっかりマネジメントしなくてはなりません。それら「ヒト」「モノ」「カネ」というリソースに加えて、「時間」リソースの全体像をどう管理するかも重要な視点だと知りました。これは、1日のうち、何に時間を費やすかという切り口だけではありません。何年スパンで事業の目的達成を捉えて、その中で如何に現在の立ち位置を客観的にとらえ、目の前の選択をするか。それも重要なマネジメント・ファクターだと思います。やはり、大事業は一朝一夕にはできません。ものになるのに10年はかかるということもあるでしょう。10年なんてとても長い時間で、予測することなんて不可能だと思えます...時間を味方につける

  • 創業◯年のすごさ

    スタートアップで働くようになり、世に溢れる「創業◯年」という言葉の持つパワーに改めて気づいている。それが長ければ長いほど、だ。例えば創業60年の和菓子店があったとする。60年前と言えば1950年代。日本の景色も、人々の価値観、ものの考え方も今と大きく異なるだろう。和菓子店を取り巻くあらゆるものが大きく変化していく中で、当然和菓子店を支える従業員も、その経営手法も変化してきたことだろう。経営者自身だって、おそらく一度くらい代変わりしているだろう。そういう中にあっても、和菓子という商品(ただし、その味は絶えず変化してきているだろう)を生産し、世に提供し続けるという機能にコミットし、それに徹し続けたこと。その時間の積み重ねが生み出す信用力がすごいと思う。信用力の一部は、「おそらくこの先も、ここにこの和菓子店があるだろ...創業◯年のすごさ

  • techの使い方を考える

    「IT系」「テック系」という言葉が使われるようになって久しいです。ここ数十年、「IT系」「テック系」という言葉はダイナミックに成長する産業の代名詞でした。この間、この分野では常に新しい技術が生まれ、紹介され、その最先端にいる企業が産業の成長をけん引している印象がありました。一方、昨日の記事「大阪に出張に行ったときに感じたこと」で、ShinjiKimura氏の「メディアの分散化で個々人の頭の中がバラバラになってきた。」という言葉をご紹介しました。この考え方によれば、人々がイメージする「IT系」「テック系」という言葉が連想するものもだいぶ分散化してきていると考えられますし、私は実生活でそう感じてもいます。現在「IT系」「テック系」の最先端といえば、「AI」「ブロックチェーン」等のが連想されると思います。しかし、ビジ...techの使い方を考える

  • 大阪に出張に行ったときに感じたこと

    ここ数日間、大阪に出張に行っており、さらに出張先で体調を崩していたため、ブログから遠ざかってしまっていました。さて、大阪は、自分が幼いころ夏休みの度に訪れていたので思い出深い街です。出張の終わり、少し懐かしい場所を巡って歩いていると、幼いころの街並みと大きく異なっていることを感じました。ちょうど天気がよかったこともあってか、昔よりもすごくきれいな街並みになっているように感じました。昔の景色と大きく変わった街並みを歩きながら、でもそこかしこに昔の片鱗を見つけ、とても懐かしく胸に迫るものがありました。綺麗になった街で、楽しげに走り回る子供たち。この子たちが見ているこの街と、自分が脳内で今見ているこの街とは、大きく異なるものなのだろうと、そんなことを考えました。最近、Twitterで、SHINJIKIMURA(@sh...大阪に出張に行ったときに感じたこと

  • BtoBビジネスにおける会計知識の重要性

    BtoBマーケットでビジネスをするうえで、会計にかんする深い知識は強い武器だと思う。自社の経営に会計の知識が必要であるから、というのが一つ目の理由。もう一つの理由が、相手の会計処理のニーズに合わせて自社のサービス、料金設計の設計ができるからだ。BtoBでは、法人たる顧客は当然ながら会計上のルールの中で日々過ごしており、商品やサービスを購入する際には、特にそれが高額なものであれば、会計上どう処理するのかという点が、購入決定における考慮事由になりうる。相手の望む支払方法に合わせてサービス設計も考えられれば、BtoBビジネスにおいて一つ強みを持つことができると思う。そういう観点で、MBAを通じて会計を基礎から一通り学べるのは大きな財産になるだろう。BtoBビジネスにおける会計知識の重要性

  • 組織統治のルール

    組織を統率するに際し、組織はどのように意思決定を行い、その意思決定をどう実行していくか、明文化しておくことが必須だ。上場会社であれば、少なくとも形式上は定められている。(ただし、それどおり実行されているかは別だし、その定めが社員にわかりやすい、合理的なものかどうかは別問題だ。)一方で、小さな組織や、構成員がボランティアで参加している組織では、そうした定めがない場合が多い。そうなると、声が大きい人や、所属歴が長い人が自然と発言力を持つことになる。結果として、周りの人の才能が活かせない組織になるか、周りがいなくなっていくだろう。小さい組織、構成員がボランティアで成り立つ組織をどのように拡大していくかは、難度の高いチャレンジだと思う。組織統治のルール

  • 新規サービスを使ってもらう

    BtoBでもBtoCでもCtoCでも、既存顧客にいかに自社サービスを使い続けてもらうかは最重要事項だと思う。MBAのプログラムの中で事業の初期キャッシュフローを計算する機会は多くあるが、その際にRetentionRateをいくつにするかで、事業の収益性は大きく異なっていく。一方で、どうやって新規顧客を捕まえるかも同じくらい重要なイシューだ。顧客が、そのサービスを利用するメリットをパッとイメージできるようなサービスだと、比較的苦労は少ないのかもしれない。その顧客が慣れない動作をする必要があるような少し斬新なサービスだと、なかなかとっつきにくく新規顧客も見つけづらいだろう。顧客に一度使ってもらわないとそのメリットに気付いてもらえないようなサービスは、どのように新規顧客を獲得していけばいいのかを、最近よく考える。絶対...新規サービスを使ってもらう

  • Microsoft Wordはすごいソフトウェアだという話

    幼い頃、Windows95発売のニュースをテレビで見たことが、パソコンは一般市民のためのものなのだと、初めて認識したきっかけだった。そんな僕にとって、MicrosoftWordは大学に入るまで、ちょっと高級なソフトウェアという位置付けだった。Office365などが一般的になる前までは、ご存知の方も多いと思うが、Office製品はWindowsPCと別売りで数万円出して買う場合も多く、最初からPCにWindowsと同梱されて販売されているのは、オプショナルなパッケージだった。そのため、大学に入って自分専用のマシンとしてMacBookを買った際、わざわざMac用Officeを大学生協で買って、初めてMacで「自分専用の」MicrosoftWordを起動させた時、妙にワクワクした覚えがある。そして、いざWordを開...MicrosoftWordはすごいソフトウェアだという話

  • 人格者による企業統治

    今夜は、親しくさせてもらっている同世代の企業経営者と食事をさせてもらった。彼曰く、人格者による企業統治、もしくは人格的な企業統治について最近考えているという。企業統治者が人格的であることは、それだけで企業の価値になるのではないか、という考え方だ。昨日の記事「各時代の大富豪の作り方」で、ロックフェラーやジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツといった、各時代のトップビジネスリーダーについて言及した。しかし、彼らは、様々に流れるゴシップの影響もあってか、「人格者」のイメージからはほど遠い。(本当のところは会ったことがないし、一緒に仕事をしたこともないのでわからないが。)果たして、人格者でありながら、大成功を納めた経営者の例として誰があげられるだろう、と首をひねった。これを考える上で、「人格者」の定義をはっきりさせることが大切だ...人格者による企業統治

  • 各時代の大富豪の作り方

    先日、同僚から借りたBlurRay版の「新映像の世紀」を見た。NHKスペシャル新・映像の世紀ブルーレイBOX[Blu-ray]クリエーター情報なしNHKエンタープライズ「新映像の世紀」にはいくつかのエピソードがあるが、先日見たのは「第2集グレートファミリー新たな支配者」というエピソードだ。ロックフェラー家を中心に、1920年代の米国の大富豪ファミリー形成とその後の歴史についてのお話だった。1920年代はすごいなぁと思いながら見ていたが、ふと現代を思い返し、例えば100年後、現在はどのように振り返られるのだろうと考えた。現在、世界で1番の金持ちはアマゾンのジェフ・ベゾスと言われている。その前はマイクロソフトのビル・ゲイツだ。おそらく100年後から現在を振り返れば、ITが市民の手に広がった時代として語られるだろうと...各時代の大富豪の作り方

  • デザイン・ファーストのプロダクト

    IEGlobalMBAのアラムナイがきっかけで知り合った方に、日本で企業を経営するスイス出身の方がいる。この方の会社はBtoBベースのビジネスをしており、ITアプリケーションを企業に提供している。そのITアプリケーション方針は、デザイン・ファーストだ。アプリケーションの最大の価値を、UI/UXに置いている。これは他の日本企業ではなかなか見られないことだ。UI/UXに力を入れている、くらいの企業ならありふれているが、デザイン、操作性がすべてに優先する方針を掲げ、実行している企業は少数だろう。しかし、それが徹底できるからこそ、そういうニーズを持つニッチな業界で戦えている。先日、MinimumViableProduct(MVP)に関する記事において、GoogleAppScript(GAS)はMVPを作るのに向いている...デザイン・ファーストのプロダクト

  • 議論は誰のものか

    私が議論をファシリテートする際にいつも気を配ることの一つに、「自分が持っていきたい方向を出しすぎない」ということがある。先日の記事に「議論する前に決めておくべきこと」について述べたが、こうした事前準備を入念に行い、また議論当日に自分がファシリテーター的存在になると、自分の想定したとおりに議論を進めてしまおうとしてしまうことが、私にはよくある。もちろん、それでは議論の価値が損なわれるとわかっている。そのため、なるべく誘導しないように意識してファシリテーションをするが、議論が終わった時、「なんだかあまり盛り上がらなかったな」と感じる結果になることがよくあるのだ。おそらくこれは、議論の事前準備をするほどに、まるで自分がその議論のオーナーであるかのように錯覚してしまうために起こってしまうのだと思う。また、先日の記事に記...議論は誰のものか

  • 議論する前に決めておくべきことの考察

    昨日の記事で、議論する前に決めておくべき事項を以下のとおり列挙した。・議論の目的・議論の位置付け(今回何を決定/共有するのか、議論後誰が何をするのか)・適切なメンバー選定(必要な前提情報を持っている人)・事前に共有すべき情報・議論の時間・何か決定する場合にはその決定方法今日も、来月実施する議論の場において、どのようなセッティングをするか、話し合う場があった。上記のポイントを事前に決めるべきではないか、と私から議論の運営メンバーに提案させてもらったが、自分で述べながら、上記事項がうまく整理しきれていない気がしたので、改めて整理したい。えいやっと、決めるべきポイントを3つに整理するどうなるだろう。(1)議論で達成したいこと(why)→中長期的に達成したいことからのブレイクダウン→議論の後に、何があるのか→何を議論す...議論する前に決めておくべきことの考察

  • 議論しよう、というとき

    以前いた職場のうちの一つで「議論しよう」という言葉が頻繁に飛び交うところがあった。その職場に来たごく初期は、立場が上の人から「議論しよう」と言われ、何かとてもオープンな職場のような気がした。しかし、徐々に「議論しよう」と言われることに少し「重さ」を感じるようになった。それは、議論しても、自分にも、議論の相手にも費やした時間ほどのメリットがないように感じるようになったからだと思う。当時の「議論しよう」は「ブレストしよう」とあまり変わらないニュアンスであることが多かった。ブレストが悪いわけでは無いが、目的のないブレスト、次のステップが定まっていないブレストは効果が薄いと思う。そもそも議論するメンバーが事前情報を用意していないなかで議論を開始することが多く、印象論を脱しない議論も多くあった。また、その議論の記録も取ら...議論しよう、というとき

  • 米国ドラマ「Silicon Valley」、スタートアップあるあるが満載

    IEGlobalMBAにはGlobalImmersionWeekという選択制のツアーがあります。カリキュラムの一つとしてクラスメートとともに世界のビジネス都市のどこかを訪れることができます。私が在学していた時にはシリコンバレーに行きました。(IEGlobalMBAのウェブサイトによれば、今ではそれ以外の都市にいっているようです。)このGlobalImmersionWeekは、私にとって、IEGMBAプログラムの中でもっとも価値があったといっても過言ではない経験をさせてもらったもので、その時の感動は、当時の記事に垣間見ることができます。この時に抱いた、スタートアップとは何か、のイメージは、スタートアップで働いている今読み返しても、間違っていはいなかったと思います。一方で、当時描いたイメージよりも、さらに立体的、か...米国ドラマ「SiliconValley」、スタートアップあるあるが満載

  • リーダーシップについてのあれこれ

    昨日の記事で、リーダーシップやアントレプレナーシップといった「概念」を何かしらの能力・スキルのように養成できるのかについて少し述べました。リーダーシップやアントレプレナーシップについて論じるとき、それらは目指すべき絶対善であるかのようなイメージが共有されます。しかしその点について少し疑問を持ってもいいのではないかと思います。今日、大変ありがたいご縁で、人生の達人のような方とじっくりお話しをさせていただく機会に恵まれました。その方は、たくさんの人々を率いていく立場を数多くご経験されてきた方でした。人を率いてきた、という点のみにおいては、まさにリーダーシップという言葉に当てはまるご経験をされてきた方といえるでしょう。しかし、もはや達人とお呼びしたいその方の発するオーラは、リーダーシップといったぺらっとした言葉では表...リーダーシップについてのあれこれ

  • リーダーシップやアントレプレナーシップを養成すること

    私がIEGlobalMBAで履修したクラスの一つにEntrepreneurialManagementというものがありました。その授業は、私が卒業後2年以上経過した今でも苦い思い出として残っているほど、課題感と不満足な成績を残した授業でした。(当時書いていた本件に関する記事はこちら。)当時の苦労を、今端的に振り返れば、自分の慣れない様式での授業の進め方に合わせきれなかったということだったろう、と思います。漠然とした概念(「起業家精神とは何か」、「リーダーとは何か」といった類のもの)について、教師の質問に答えつつ議論を行って、参加者それぞれが一定の新しい知見を得て帰っていくといったスタイルの授業です。教師はIEではない別の米国MBAでも教鞭をとっているらしい方だったのですが、あの授業スタイルは米国MBAの典型的な形...リーダーシップやアントレプレナーシップを養成すること

  • 組織経験の蓄積におけるフォーマット

    昨日の投稿で、例えば1年に1度など、少ない頻度でしか発生しないイベントにおける組織的知見を蓄積していける体制を作れるかどうかが、組織の「足腰」の強さに繋がるのではないかと述べました。具体的には、都度都度の意思決定の記録を残していける体制の構築が重要ではないか、と考えました。しかし、「記録を残す」だけではまだ十分とはいえないと思います。ただただ意思決定会議の議事録を漫然と残していくだけでは、それを読み解くのにもコストがかかるし、当時の意思決定者(達)が共有していた前提条件が何であったかが、後日その記録を読み返した際に十分に伝わらない可能性が高いです。その結果、組織は同じ過ちを繰り返すかもしれないし、もしくは前回は回避できたリスクを回避できずに、思ったような成果があげられず、組織全体の士気が下がってしまうかもしれま...組織経験の蓄積におけるフォーマット

  • 組織経験の蓄積方法

    組織には、1年に一回しか起こらない事象や、1年に一回しかやる必要がない行動があります。そのような年次イベントで得られる経験・知見を積み上げていける組織体制になっているかそうでないかで、組織の「強さ」は大きく異なると思います。1年という期間は、短いようで長い時間です。去年の同じ時期に何が起こってどういう結果になったか、個人個人の身に起きた大まかな事柄は各自で覚えていても、組織としてその全体像を認識し、今年起こることに「よりうまく」対処できる体制を整えることは容易ではありません。そのためのコツがあると思います。そのコツのうちの一つが、年次イベントにおける意思決定の記録を残しておくことです。企業においては、会計面では記録を残している組織が多いと思いますが、意思決定の記録を体系的に残している組織は意外と少ないのではない...組織経験の蓄積方法

  • インターネットのプリズム

    インターネットが、ピーガリガリガリと音を立てるモデムとともに産声をあげていた頃を知っている僕としては、インターネットが世界を変えていく過程とともに成長することができて幸運だったと思う。これだけ生活にインターネットが溢れる時代になると、もうインターネットのことなんて大方わかった気になりがちだが、最近そんな傲慢さを恥じている。普段利用するインターネットは、主に企業がプラットフォームやサービスの入り口を提供し、一般ピープルが自分の何らかの目的の達成のためにそのサービスを利用する、というスタイルが多いと思う。最近では、スマホの先に広がる世界をイメージしてインターネットと呼ぶ人が多いだろう。しかし、インターネットはあらゆるデジタル情報のやりとりのためのプロトコルとそのインフラから成り立つものであるから、もっともっとたくさ...インターネットのプリズム

  • SNSと一次情報

    昨日、一昨日と一次情報、二次情報という言葉・概念について述べてきました。そんななか、今日Twitterを見ていたら、「Twitterは最高に価値のあるSNSだ!」というようなツイートをしている人をみかけました。あまり正確には覚えていないのですが、最近Twitterを始めた人で、そのマーケティングへの利用価値が高いという文脈でそう述べられていたと記憶しています。そんなツイートを見ていてふと思ったのが、世間一般に言われる「一次情報」の定義からすれば、Twitterは個人の考えの有象無象が垂れ流されている場所なので、一次情報の宝庫と言えるのでしょう。そういう意味で、上記の方は、Twitterは最高のSNSと言っていたのかもしれません。(なにぶんTwitterは掲載文字数が少ないし、そのツイートの続きなどをじっくり読ん...SNSと一次情報

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