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もしも茂志茂の俳壇・歌壇 https://blog.goo.ne.jp/nobita93

アスク発の俳句・短歌・川柳の投稿作品集 もしもいい句ができたなら、もしもいい句に出会えたなら 一

もしも茂志茂の俳壇・歌壇
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2015/02/18

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  • 岩瀬俳句愛好会さんからの投句

    寒椿睨みて筆の止まりけりつや子冬座敷飾る北斎肉筆画孝之紅筆を丹念に引く初仕事みずえ千文字の三百拾い筆始米子福参り筆致流るる朱印帳タミ子初句会独り善がりの筆を置く邦洋待春やカバンも赤い文箱も恵子毛筆の賀状は朝日昇る夢英子寒鰤やななめに掛ける筆生姜ケイ小三治の間に取り込まれ初笑い秀治手になじむ万年筆や太く冬孝之茜の字太き筆字の賀状来るタミ子筆始太く合格と書いてみる恵子筆あらう水は飯豊の寒の水ケイ新宿の寒波これしき立ち飲み屋秀治照れながら幼渡すお年玉恵子雪雲や一筆書きのすゑかすれ孝元子ができた筆圧強き賀状来るみずえ雪舞いや画筆に残る紅の色つや子筆涸れの文の辿りし冬野かなケイ墨汁の匂ふ座敷も寒の内邦洋祖母の味母の味あり納豆汁恵子不揃ひの卵一盛寒卵タミ子落款は筆子と読めし冬の展邦洋街灯のふつとともりぬ雪をんなケイ書初めの...岩瀬俳句愛好会さんからの投句

  • 葉月会さんからの投句

    黒猫ののったり過ぐる師走かな悦子笹鳴きや父の年齢疾ふに越えカンジ雪暮れて昏睡の山現はるる秀子手毬歌全部唄えるてんてんと久美子廃屋にひともと南天の実の明るミヨ子無口でも同心円よ七草粥しげおよるべなき風花の舞ふ昼下がりミヨ子良く笑ふ隣人逝きて師走かな久美子売物件師走の風に旗騒ぐ恵年玉をはいはいの児も貰ひをりタミ子極月やこんなところに白の骸秀子野良行くは父かもしれず初山河悦子はだか木や里の小部屋の忘れものマキ子師走には夢の中でもかけ回り幸二ためらひを見せないようにお年玉しげおゆっくりと我が心音や雪野原恵正月やよそ行きの顔揃えおりとしゆき人生は勘違ひから冬帽子まき子堰落つる水は師走の空の色タミ子松過ぎの硝子に児の手残りをり悦子年玉を掌で温めては渡しけりカンジ初散歩道も木立もひとり占め久美子かたはらにどうと日の落つ焚火か...葉月会さんからの投句

  • 岩瀬俳句愛好会さんからの投句

    高殿の階に差す冬日かな邦洋ジイド読む捨てし恋あり冬の星米子人生の仕上げ階段冬薔薇恵子会釈して階に消ゆ冬帽子タミ子ストーブの二つの薬缶ボレロ鳴らすみずえ橅飲みを生きてみろよと投げにけりつや子階に山茶花の散る可伸庵邦洋階へ影をあづける冬桜秀治短日や階段百を登りけりつや子朴落葉山のざわめき鎮まりぬみずえ音階もはづれ微かに冬の虫恵子八十の思ひ筆持つ文化の日米子冬桜樹下のベンチや薄荷飴孝元久米邸の書斎は二階小六月米子天狼へ階段登るひとの声孝元見上げねば気づかぬ花や冬桜恵子講堂の階外し冬休み邦洋着ぶくれて階を這うややこかな秀治帰り花帰れぬ蜂に蜜与へ英子じゃんけんぽん階段あそび秋うららみずえ逆光の光通して見る紅葉タミ子句帳手にそれぞれ落葉踏み行けり恵子吟行の余韻ふくらむ芋の飯米子風に泣く箱階段の古暦みずえ階段を一段忘る初冬か...岩瀬俳句愛好会さんからの投句

  • 葉月会さんからの投句

    水澄むや棘の言葉も許せそう久美子枝豆の茹で上がりたるお空かなタケノリ白髪の日焼けの似合ふ料理人恵うろこ雲移動学習五校時目イチヨ喋るより枝豆食らふ老ひ二人しげお水澄むや那須野へしづむ山幾重秀草やぶにごろりと坐る南瓜かなまき子つかまえし蜻蛉を見せに走り来る忠正長堤の影どこまでも水澄めり悦子少女には遠すぎる道水澄める恵柿たわわ漆喰土蔵家号入りイチヨなぜ迷ふわたしのふとんで蝉死んだしげお月見豆しづかに物を言ふ人と秀枝豆の食べ切るまでの無音かな悦子水澄むや釣り糸どれも動かざるまき子源流に勢ひありて水澄めり幸二枝豆や時流れゆくカウンター恵熱狂のリオ遠くなり秋涼し幸二地軸ゆれいまだ戻らぬ夏の空みよ子ねぎらいの言葉あれこれ草の花秀草の花潤う雨の葉音かな恵ふくよかに老いし女よメロン切る祐子畦道の枝豆ひよいと手渡され久美子枝豆や絶...葉月会さんからの投句

  • 岩瀬俳句愛好会さんからの投句

    廃業のはがき机上に秋の雨タミ子主なき机ふたつの秋思かな秀治虫の音に覚悟奪はれ机に俯すみずえ残暑お見舞い竹元先生机下とかく邦洋行く雲や机洗ひの日となりぬケイ鰯雲机にバカとペンの跡恵子一年生夢の机にとんぼの絵英子文机の三冊の辞書夜の長し孝元和鋏の弾力秋の文箱かな秀治一机あり一硯ありて秋座敷邦洋机を友に世紀語るや秋の風英子避難所の机に月見団子かな恵子二学期の机は好きな子のとなりケイ子の机今や俳誌と梨の皿みずえ溜息を二つ三つ出す机かなつや子気仙大工の小机古ぶ月祭る米子一匹の秋の蚊追ふや旅の宿タミ子誂えの形見の机良夜かな秀治鍵掛かる机梶の葉下書きと孝元担任と挟む机や螽斯邦洋ちちろ鳴く古き机の置きぐすりケイ冗談とごまかす本音とろろする恵子日に四度点す目薬や秋深む孝元秋灯喜怒書き留むる机拭く米子どっしりと富士には富士の秋薊つ...岩瀬俳句愛好会さんからの投句

  • 葉月会さんからの投句

    八朔や転職せしと子の便りたけのり夏草や紙ひこうきのゆらぎ落つまき子花茣蓙やぐんぐんと児は這ひ出せりタミ子最後まで頑固通した鰻丼しげを自転車の前後に子ども酷暑たりゆう子八朔の朝の賑はい小豆飯悦子吠ゆる日の大地のしじま草田男忌秀子硯洗ふ陸の窪みを撫でながらたけのり八朔や農捨てし人農語るみよ子ひぐらしや予定重なるひと日明くイチヨ地球より重き命よ蝉時雨まき子しがみつく蝉一匹の命かなしげお悠々と雲の影ゆく青田かな悦子意をこめてデモ最後尾汗まみれしげお八朔や赤き飯炊く農休日タミ子葉月会さんからの投句

  • 岩瀬俳句愛好会さんからの投句

    打水や右に左に座り胼胝邦洋臍かくしはたたく光る蚊帳の中英子源氏ぼたる牛若丸を知らぬなりつや子桃食ふや伊達の郡の句を想ひ孝元桃の実や舌先にある日のぬくみケイ集落の静もり家並濃紫陽花米子明日咲く約束をして山の百合邦洋とんぼうの留守預かりし竿の先タミ子太棹を鳴らし津軽の祭かな恵子夏草の山や老婆の一輪車みずえ聴聞の堂への小路半夏生草米子岩瀬俳句愛好会さんからの投句

  • 岩瀬俳句愛好会さんからの投句

    三冊にして枕かな夏座敷邦洋車椅子三晩通ひて蛍舞うみずえ素麺をむんずとつかむ嬰子かな恵子あかんぼのにほひうつれり柿の花ケイ四方より青葉押し寄す峡暮米子見えて見ず落花で見る沙羅の花ツヤ子釣果より竿の自慢の釣師かな恵子炎昼や竿売りののろのろ来秀治沙羅の花あかるき雨となりゆけりケイ岩瀬俳句愛好会さんからの投句

  • 岩瀬俳句愛好会さんからの投句

    凌霄花(のうぜんかずら)のアーチの先の隣家かなタミ子釣竿の縺れる糸や夏つばめケイ狐雨谷戸の陶房夏椿米子釣竿や沖に入道雲聳え孝元サングラスはづして入る母の部屋恵子青空があるだけでよい夏休み秀治門ごとにのうぜんの花溢れ落つタミ子一人には広すぎる部屋遠郭公孝元岩瀬俳句愛好会さんからの投句

  • 岩瀬俳句愛好会さんからの投句

    花茣蓙を匍匐前進這ひはじむタミ子棹歌のけんび追分耳涼し米子鳥の竿殿につく白絣孝元棹歌に夏鴬の間合いかな邦洋釣竿の先に遅日のゆらめけるケイはぢらひのなきまま水着竿にあり孝元花茣蓙や野菜並べて竿秤みずえ干竿に蜘蛛の網懲りぬ朝かな邦洋越南の娘らと四葩の祭かな秀治※四葩(よひら)=紫陽花岩瀬俳句愛好会さんからの投句

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