小説、音楽、暮らし、好きなことをを気ままに綴っています。
既存のホームページのサービス終了のためブログに小説を移動中です。 ただいまそばにいてを加筆修正の上、順次公開しています。
そばにいて クリスマス編 15 6.クリスマスの夜に 3 ほんの一瞬の出来事だったけれど、優花にとって初めての キスははっきりと心に刻みつけら…
そばにいて クリスマス編 15 6.クリスマスの夜に 3 ほんの一瞬の出来事だったけれど、優花にとって初めての キスははっきりと心に刻みつけら…
そばにいて クリスマス編 14 6.クリスマスの夜に 2 真澄ちゃんはあの後、何も言わない。どうして突然優花の前に 現れたのかも教えてくれない…
そばにいて クリスマス編 13 6.クリスマスの夜に 1 「真澄……」 クッキーが力の抜けたような声を出す。 「やあ、悠斗。そういえばおまえに…
そばにいて クリスマス編 12 5.それは偶然じゃなくて…… 2 ところがクッキーを取り囲む人の輪は次第に大きくなってゆき 前後左右を見渡して…
そばにいて クリスマス編 11 5.それは偶然じゃなくて…… 1 クッキーのソロ演奏を聴いたら、すぐにホールを出よう。 そうだ、そうしよう。…
そばにいて クリスマス編 4.忠告 2 「だから、ゆうちゃんが誘われたってのは、もしかしたら家族に 割り当てられた座席なのかもしれないな。行って…
そばにいて クリスマス編 4.忠告 1 「はやと君、あのね。その人は……クッキー……なんだ」 優花は勇人君の目つきが険しくなるのを見逃さなかっ…
そばにいて クリスマス編 3.同級生 3 「さあーてと、この続きは。今からあたしんちに行って、けーきよく パーッとやろうよ。うひゃーーっ! 今、…
そばにいて クリスマス編 3.同級生 2 そして、優花が何も連絡を取らなかったこの数日間のことも別段 何も咎められることはなかった。 それは…
そばにいて クリスマス編 3.同級生 1 「何よ、それ! なんであいつ、こっちに来ないの? そんなのおかしい。 ありえないって! 」 絵里は頭…
そばにいて クリスマス編 2.クリスマスなのに 2 次の朝、絵里に話をきいてもらうために早めに家を出た優花は マンションのエレベーターを降りた…
そばにいて クリスマス編 2.クリスマスなのに 1 ごめん。クリスマスに そっちに行けなくなった。 年が明けたら必ず行く。 本当にごめん…
そばにいて クリスマス編 1.友だち以上、恋人未満 3 その話を聞いた時、えっ? なんで? と優花の心の中が 疑問符で埋め尽くされた。 まさ…
そばにいて クリスマス編 1.友だち以上、恋人未満 2 これ以上絵里に何を言っても無駄だと悟った優花は、取りあえず 彼女に逆らうのを辞めたのだ…
そばにいて クリスマス編 1.友だち以上、恋人未満 1 「……ってなわけ。だ、か、ら。あれれれ、優花ちゃーーん! どうしましたかぁ? こらっ、…
冬の眠りから目覚めたように緑が輝き始める季節になりましたね。 このたびは「そばにいて」をお読みいただきありがとうございました。 なんとか三月中に移動すること…
そばにいて 30.そばにいて 5 あと数段でホームに着くのに、無情にも停まっていた電車の扉が アナウンスと同時に閉まった。 まさかこの電車に…
そばにいて 30.そばにいて 4 「二度も……。呼び間違えられたの。ゆうって。最初は誰のことか わからなかった。でも。カレの表情を見てたら、ふと…
そばにいて 30.そばにいて 3 優花はおもわず息を呑み、麻美の顔をじっと見つめた。 「形だけの付き合い……。ただそこにいるだけの関係。それだ…
そばにいて 30.そばにいて 2 「絵里! ちょっと待って。いったいどこに行くの? 」 「あとで連絡する。だからここで待ってて! あ、そうだ。こ…
そばにいて 30.そばにいて 1 「優花、ほんとに、あれでよかったの? 」 ドアを背にして崩れ落ちるようにうずくまった優花は、絵里に抱えられて …
そばにいて 29.行かないで 2 「真澄君。やっぱり来てたんだ」 「マミ……」 「真澄君、なんで黙って行っちゃったの? 」 彼のすぐ横にいる絵里…
そばにいて 29.行かないで 1 でも時が止まっていたのは、ほんの数秒間の出来事。 吉永、久しぶり! というクラスメイトの第一声で、瞬く間に…
そばにいて 28.時が止まるその瞬間 2 「ねえ、はやと君。なんか、真澄ちゃんに会うの、すっごく久しぶりな 感じがする。何週間も会わなかったような…
そばにいて 28.時が止まるその瞬間 1 「吉永は、家庭の事情で転校することになった」 一瞬ざわついたものの、すでに皆が予想していたとおりだった…
そばにいて 27.真実 2 「わたし。真澄ちゃんに、好きだって伝える。そして、長野でもがんばって ねって、ちゃんと言うつもりだから」 「よし! い…
そばにいて 27.真実 1 「えっと、どうしよっか。あ、でもこれはきっとあいつからの無言の依頼 だと思う。僕の口から、ゆうちゃんに伝えてくれってね…
そばにいて 26.なみだ 2 絵里に身体を半分預けるようにして、家に向かってゆっくりと歩き 始める。その間、絵里はスマホを片手に、麻美に連絡を取…
そばにいて 26.なみだ 1 『優花? 泣いてる? ねえ、どうしたの、また変なヤツに絡まれてる? 』 「えり、ごめん……。そうじゃないの、ちがうの…
そばにいて 25.あなたの声が聞きたい 2 何度も何度も、彼の名前を呼んでいた。真澄ちゃん、真澄ちゃん、と その名をひたすら呼び続けていた。 …
そばにいて 25.あなたの声が聞きたい 1 その間もずっと耳鳴りのように、さっきの愛花の声が繰り返し鳴り響く。 そんなはずはない。吉永君が何も…
そばにいて 24.お姉ちゃん! 大変だよ 2 マンションのロビーにある郵便受けのダイヤルを合わせて扉を開け 中に入っている夕刊とダイレクトメール…
そばにいて 24.お姉ちゃん! 大変だよ 1 今日も吉永君は学校に来なかった。彼が長野に行ってもう一週間になる。 鶴本先生はもうしばらく欠席…
そばにいて 23.たとえばの話なんだけど 3 優花はいつになく慌てた様子のその人の元に、瞬時に駆け寄った。 「はやと君! どうしたの? 」 「…
そばにいて 23.たとえばの話なんだけど 2 また顔に書いてあったのだろうか。どうりでいつも愛花にトランプで 負けてばかりだよな、と思い当たる…
そばにいて 23.たとえばの話なんだけど 1 今日の時間割は、数A、国語総合、体育、現社、そして英語1に ホームルーム。 もちろんどの時間も、斜…
そばにいて 22.ふたり 2 今吉永君が発した言葉に絶句する。もしも、俺が帰って来なかったら とは、どういう意味なのだろう。おじいさんのお見舞いの…
そばにいて 22.ふたり 1 吉永君のおじいさんの具合が相当悪いようだ。優花は足元に飛んで 来た枯れ葉をぼんやりと目で追いながら、彼の話に耳を傾け…
そばにいて 21.夕暮のベンチ 4 数学は学年で最高点だったのに、どうして転校? 他の教科も優花には 絶対に真似のできないほどのすばらしい結果だっ…
そばにいて 21.夕暮のベンチ 3 それから先はどうやって階段を降りて、どこをどう歩いたのか 全く何も覚えていない。ただ、吉永君の手が温かくて、大き…
そばにいて 21.夕暮のベンチ 2 「優花。今帰って来たの? 」 「あ、うん……」 あわてて麻美に視線を戻し、怪しまれないようにいつもの笑顔で頷く。…
そばにいて 21.夕暮のベンチ 1 まだ人の顔がはっきり区別できるくらいの明るさが残る、十月 の夕刻だった。どう考えても、こんな早い時間にデートを終…
そばにいて 20.いやだ、聞きたくない 3 テストも無事終わり、部活も午前中だけだった土曜日の午後、優花は 絵里に誘われて、ケーキ屋さんに来ていた。…
そばにいて 20.いやだ、聞きたくない 2 「え? 鳴崎に好きな人? それはないよ。だって一緒に委員をしてた時 確かフリーだって言ってたよ。あの整い過…
そばにいて 20.いやだ、聞きたくない 1 「それは……。どうしてそんなこと聞くの? 絵里や優花には関係 ないでしょ? 」 「そんなことない。ねえ、…
そばにいて 19.恋愛談義 2 「ねえマミ。吉永君は優しい? 」 おやつを持って部屋に戻った優花は、思い切って麻美に訊ねてみた。 その時の絵里の…
そばにいて 19.恋愛談義 1 「でさ、先輩ったらね、わからないところがあったら、いつでも電話 してきてって。えへへへ。ラインも電話番号も難なくゲッ…
そばにいて 18.バスターミナル 2 「おじいさん? 真澄ちゃんのおじいさんって、長野の? ぶどうを 作ってるおじいさんのこと? 」 何度目かの信…
そばにいて 18.バスターミナル 1 「えっ、真澄ちゃん……。なんで。なんで、はやと君のこと知ってるの? 」 吉永君の顔色を窺いながら訊ねる。 「そ…
そばにいて 17.おまえ、ゆうに何をした 2 ヒロが去った後も背中を向けたまま腕を組みその場に立ち止まって いる吉永君に、ありがとう真澄ちゃん、と小…
そばにいて 17.おまえ、ゆうに何をした 1 「真澄ちゃん……」 「心配させやがって」 優花が振り向いた先には、吉永君の優しいまなざしが注がれていた…
そばにいて 16.好きな人がいるんです 2 あれから五分くらい歩いただろうか。看板がずらっと縦に並んだ雑居 ビルの下で、みんなの足が止まった。ここの…
そばにいて 16.好きな人がいるんです 1 「あっ、マミだ。ふーん。やっぱ、マミと吉永のウワサは本当だったんだ」 ミコが優花の前に割り込むように立ち…
そばにいて 15.ミコとサリ、そして、ヒロ 3 あれ? そんなはずはない。優花はもう一度目をこすって彼を見た。 吉永君、だ。どうして彼がここに。え…
そばにいて 15.ミコとサリ、そして、ヒロ 2 「わたし、あの……テスト勉強しなくちゃならないし、母が働いている から、夕食の準備も手伝わないと……」…
そばにいて 15.ミコとサリ、そして、ヒロ 1 「あたしたちさあ、鳴崎と同じクラスのミコとサリ」 あんた、ウチのクラスの才女マミと友だちだよね、と言…
そばにいて 14.誰なの? 3 「ううん。マミは部活だし、絵里は先輩と図書館」 「エリって? あのめちゃくちゃ美人な本城さんだよな? 」 「そうだよ」 …
そばにいて 14.誰なの? 2 麻美の異変に気付いた勇人君が吉永君のそばを離れ、彼女の ところに駆け寄る。 「ごめんね、大園。僕、なんてひどいこと言っ…
そばにいて 14.誰なの? 1 いつまでも笑い続ける勇人君にあきれながらも、優花は彼の少し 後ろを歩いてついていく。するとどうだろう。自然と笑いがこ…
そばにいて 13.夕焼け空の下で 3 「バス内でのいい感じの二人から急転直下、その日の夜には違う女子と 付き合うって言い出すし。真澄のやつ、意味わか…
そばにいて 13.夕焼け空の下で 2 「吉永君が、どうかしたの? 」 錆び付いたブランコに腰を下ろしゆっくり揺らしながら、隣で同じように ブランコに座…
そばにいて 13.夕焼け空の下で 1 優花は吉永君がいなくなった後も、しばらくそこにたたずんでいた。 足が前に進まないのだ。今夜もまた熱帯夜が続く…
そばにいて 12.ごめんね、呼び出したりして 3 「あの、あのね」 勇気をふりしぼって、本題を切り出す。 「なに? 」 「その、マミのことなんだけど…
そばにいて 12.ごめんね、呼び出したりして 2 今から、一階エレベーター横の階段の踊り場に 出て来ることができますか? 話したいことがあります…
そばにいて 12.ごめんね、呼び出したりして 1 絵里、ありがとう。親身になって心配してくれる絵里に感謝の 気持ちでいっぱいになる。 自分が口走っ…
そばにいて 11.お願い。信じて 2 「ゆうか……。帰る気? 」 眼前に現れた無表情な麻美が、今までに見たこともないような冷たい 目をして立ちはだか…
そばにいて 11.お願い。信じて 1 「ねえ、絵里。マミ来るかな……」 「どうだろ。五分五分ってところかな? だってさ、今日一日、廊下で 会っても目も合…
そばにいて 10.よかったな 3 いつまでも続く沈黙にいたたまれなくなった優花は、こっそり 目を閉じてみた。こうやっていた方が心が落ち着く。 ところが…
そばにいて 10.よかったな 2 空白? どうしてそんな難しいことを言っているのだろう。 何だろう、空白って。 吉永君が横に並んで優花と一緒に階段を…
そばにいて 10.よかったな 1 朝から一度も目を合わせずにプイと横を向いたまま家を出た愛花を こっそりリビングの陰から見送った優花は、忘れ物がないかも…
そばにいて 9.今日だけは 2 「なんだ。そうだったのか。俺はてっきり……。まあいいや。じゃあ 仲直りってことで」 急に形相を崩した吉永君が優花の前にぬ…
そばにいて 9.今日だけは 1 「なあ、俺のこと、なんで、よしながくんって呼ぶの? 」 耳のすぐそばで声がした。優花はまばたきをするのも忘れ、じっとそ…
そばにいて 8.おでこの代償 2 そして次の瞬間、優花の右手を掴んでいた手がはらりと離れた。 リビングへと続く廊下にへたりこんでいる優花を見下ろすのは…
そばにいて 8.おでこの代償 1 「お姉ちゃん、ただいまーー。具合はどう? 」 ノックもせずに、愛花がいきなり優花の部屋に入って来た。 「あっ……。えっ…
そばにいて 7.泣かない 2 胸だけでなく、胃も腸も、内臓全部がぎゅっと締め付けられるように なって、息をするのもつらくなる。 次第に目の前がかすんで…
そばにいて 7.泣かない 1 「マミったら、何言ってるの? わたしが吉永君を好きだなんて そんなわけないよ。吉永君はね、わたしなんか全く眼中にないんだ …
そばにいて 6.友の見舞い 2 「ねえ、優花。その……。昨日、あたしの好きな人のこと、絵里から 聞いたよね? 」 「あ、うん……」 なんでだろう。麻美が…
そばにいて 6.友の見舞い 1 「優花ったら、意外と元気そうじゃん。安心したよ」 「ほーんと。いつも元気な優花が学校休むんだもの。びっくりしちゃった」 …
そばにいて 5.一生の不覚 2 翌朝、優花はベッドの中で身体を丸めて、ため息ばかりついていた。 高校に入学して以来、初めて学校を欠席したのだ。 何度…
そばにいて 5.一生の不覚 1 玄関には母がいて誰かとしゃべっている。 「どうもありがとう」 そう言って母が頭を下げると、肩越しに向こう側いる人と目が…
そばにいて 4.幼なじみの定義 2 絵里がつけてあげると言ったあのグロスは、自分には似合わないよと 言いながらも、しっかりとメーカーと商品名をチェックし…
そばにいて 4.幼なじみの定義 1 優花はついさっきまで、本当に勉強するつもりだった。 将来の夢を実現させるためにも、明後日の全国一斉模試は、何としても…
そばにいて 3.真澄ちゃん 2 「ねえ、優花。聞いてるの? 」 「んもうっ。しつこいなあ。真澄ちゃんのことなんか、わたし何も 知らないんだってば。だってね…
そばにいて 3.真澄ちゃん 1 「母さん! どうしてどうしてどうして、お弁当を吉永、じゃなくて 真澄ちゃんに預けたりしたの? 」 優花は遅めのおやつ…
そばにいて 2.ベストスリー 2 よ、吉永……くん。 「吉永君。な、な、なんで? わたしのお弁当、どこかに落ちてた? 」 確か走ったのは、マンションの…
そばにいて 1.クラスメイト 2 絵里がささやいた男子の名前は。 それは優花がこの世で一番敏感に、まるでパブロフの犬みたいに 条件反射してしまう名前、…
そばにいて 1.クラスメイト 2 そんな絵里だが、誰もが彼女を一目見て振り返りうっとりとしたため息を つくほどの美人女子高生でもある。 自分のお姉さん…
そばにいて 1.クラスメイト 1 「優花! おっはよー」 優花の前の席に座って、くるりと向きを変えたのは、本城絵里。 高校に入学してすぐに仲良くなっ…
そばにいて プロローグ 2 階段を下りていくと三階の踊り場に少しだけ …
そばにいて 長編小説 大平麻由理 作 …
そばにいて 高校一年の石水優花は、初恋の彼を密かに思い続けている。 でも、その片想いはまだ誰にも知られていない。そんな一見平穏無事に見える …
明けましておめでとうございます。とっても久しぶりの更新です。今年こそは頑張って行こう! と毎年思うのですがなかなか実行できず反省の日々でした。 ところが!!!…
昨夜の雨も上がり気温もぐんぐん上昇中。 公園の桜も散ってしまい黄緑色の葉が大きく風に揺すられています。 我が家の庭にも春がやってきました。 ネフロレピスツデ…
我が家のリピート日用品は。 これでーーす。↓ スライダー付き 収納バッグ 手芸用品や、文具を入れて収納しています。 100円ショップ、Seriaさんで。 ス…
お久しぶりです。 昨年夏以降から新年にかけて、目まぐるしい生活の変化がありバタバタした日々を過ごしています。 隙間時間に気分のリフレッシュをと編み物をしたり、…
畑から掘ってきたお芋。 皮をむいて、輪切りに。 そして水にさらしてアクを抜いた後、電子レンジで柔らかくなるまで加熱。 お芋が温かいうちに無塩バター、塩、…
行って来ました! 千里浜なぎさドライブウェイ。 ここは石川県にある千里浜。車が走れる砂浜なんです。 舗装しているわけではなく、本当にただの砂浜。 …
赤毛のアン。 まずはそのあまりにも有名なタイトルの第1巻を買いました。 孤児院からマシューとマリラの兄妹が住む家に引き取られたのが 主人公のアン・シャーリ…
中学生になった私の愛読書は多岐にわたるようになりました。 国語の授業で知った文藝春秋に興味を持ちだしたのもこの頃。 ただし、難解な文章も多く、読みこなせな…
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