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  • 京都 青モミジに映える古寺 真如堂

    正式名称真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)新緑と紅葉に映える阿弥陀の古寺正式には鈴声山真正極楽寺といい、広い境内には八つの塔頭と重要文化財の本堂。三重塔が並ぶ天台宗の古刹。時代劇に迷い込んだような土塀の道を行くと、門前に着く、大人の風情を感じさせる。上質の静かさがただよう。山門をはいて右手に三重塔がそびえもみじが影を落としている。秋は紅葉の真如堂゛のたとえどおりに、深紅に照り映える。無実の罪科をはらうという殺生石鎌倉地蔵が、物静かにたたずんでいる。真如堂は984年[永観2]叡山の戒算上人[1053]の開基。本尊の阿弥陀如来立像は、元比叡山常行堂にあったもので、円融天皇女御、東三条院藤原詮子の離宮に祀られていた。阿弥陀如来立像は、慈覚大師円仁が萱の霊木に彫ったもので、大師が「一切衆生を導きなさい、特に、女人を救い...京都青モミジに映える古寺真如堂

  • 青モミジの新緑京都 常寂光寺

    新緑が気持ちのいい季節になりました。紅葉時の京都と言えば凄く人が集まりゆっくり紅葉や美しい景色を楽しめない場合も多いです。しかし、新緑のこの季節の「青もみじ」は、そこまで混んでる印象はありません。そんな混雑が少ないからこそ新緑でリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。山門から早くもきれいな緑が見えているね。さあ、山門をくぐって境内に入ろう。山門を入って進むと、有名な常寂光寺仁王門がそそり立つ。おお、一面の新緑だ!緑が元気いっぱいで、鮮やか。苔や青もみじが呼吸をしていて、早くも夏の香りがする末吉坂。常寂光寺慶長年間(1596?1614)に大本山本圀寺第16世究竟院日禛上人により開創。本堂は慶長年間に小早川秀秋公の助力を得て、伏見桃山城客殿を移築し造営する。仁王門は、元和二年(1616)に大本山本圀寺客殿の南門(...青モミジの新緑京都常寂光寺

  • 京都 青モミジの 詩仙堂

    四季の光景が楽しめるのは、詩仙堂の唐様庭園。石川丈山が自ら設計した庭園となっています。春から夏にかけては、サツキや新緑、青もみじ。秋は紅葉、冬は雪景色を見る事が可能です。『詩仙堂』の書院から外を眺めると、丸く刈り込まれたサツキと青もみじの織り成す、独特なコントラストを見ることができます。この書院からいつまでの眺めたくなる風景ですね。これぞ、京都の青もみじ!っといった風景でもあります。徳川家康の家臣・石川丈山が、隠棲のため建立した山荘に始まる。現在は禅寺。中国の詩仙36人の肖像を狩野探幽に描かせ、丈山自らが詩を書いて掲げた“詩仙の間”を中心にしていることから「詩仙堂」と称される。丈山の発案とされる「鹿おどし」が響く庭園は、四季折々の趣が楽しめ、とくに初夏のサツキと秋の紅葉が有名。毎年5月23日の丈山忌(拝観不可)...京都青モミジの詩仙堂

  • 京都 青モミジの大徳寺塔頭 高桐院(こうとういん)

    京都市北区紫野大徳寺町にある大徳寺塔頭(たっちゅう)の高桐院(こうとういん)。ここは風情、情緒という言葉がぴったりのお寺であり、雨の時にこそ訪れたかった場所の一つです。高桐院は風情、情緒や侘び寂びといった言葉がぴったりの場所です。門をくぐれば竹の手摺がある両脇が綺麗な苔で覆われた長い参道があります。美しすぎる落ち着いた風情ある参道です。ここだけでも十分満足できるお寺です。書院や客殿も落ち着いた心休まる場所、造りになっています。複数の庭園がありそれぞれ趣が異なります。書院前の庭園には飛び石が配され、ツツジなども植えられています。客殿前の庭園は苔で覆われており、もみじやカエデがたくさんあります。春から夏にかけては緑の空間を、秋は紅葉と圧巻の散りもみじを楽しめます。冬に雪が積もれば厳かな雰囲気を感じられます。是非とも...京都青モミジの大徳寺塔頭高桐院(こうとういん)

  • 京都 青モミジの京都 光悦寺

    京都・光悦寺は京都市北区にある日蓮宗の寺院です。光悦寺は、江戸初期の文化人、本阿弥光悦が、1615年に徳川家康からもらい受けた鷹峰の地に草庵を結び、法華題目堂を建立したのが起こりと云われています。光悦の死後、位牌堂が寺院に改められ光悦寺と名付けられました。参道を青紅葉が覆っています。夏の紅葉も清清しくて好きです。かつて家康から鷹峯を与えられた光悦はこの地に邸宅を構えました。そして光悦の死後、邸宅を寺院とし、大虚山光悦寺と名乗りました。境内にはたくさんの樹木が植えられており、それらの中に茶室が点在しています。なんと7軒もの茶室があるのですが、いずれも大正以降の創建だそうです。光悦寺のある鷹峰は、京都でも指折りの紅葉の名所で、秋になると、鷹峰三山は、赤や黄に色づき、光悦寺境内の楓も鮮やかに色を染めます。小さな門をく...京都青モミジの京都光悦寺

  • 京都 青モミジの悟りの窓と迷いの窓 源光庵

    源光庵は、京都の紅葉の名所。紅葉の名所は、新緑や青もみじが美しい事が多いです。源光庵も例外ではありません。新緑や青もみじが、見応えがあります。源光庵の新緑は、5月から6月に見ごろを迎えます。見応えがあるのは、悟りの窓と迷いの窓越しから光景です。これらの窓から見る庭の新緑は、とても趣があります。心が落ち着き、穏やかな気分になるのではないでしょうか。先ほども書いた通り、この時期の源光庵はそれ程人がいません。後ろの方を気にする事無く、時間の許す限り眺める事が可能です。丸い形をしているのが、悟りの窓。大宇宙を表現しています。そして、四角い窓が、迷いの窓。又本堂の血天井は、伏見桃山城の遺構であり、1600(慶長5)年、関ヶ原の戦いの前哨戦で、800人以上の徳川家康の忠臣・鳥居彦右衛門元忠一党が、石田三成の軍勢と戦ったが、...京都青モミジの悟りの窓と迷いの窓源光庵

  • 京都 下鴨神社・流鏑馬神事(やぶさめしんじ)5月3日

    5月3日に下鴨神社(京都市左京区)で行われる流鏑馬(やぶさめ)神事に始まり、4日の斎王代御禊(みそぎ)の儀、5日の歩射(ぶしゃ)神事、12日に神霊を迎える御蔭(みかげ)祭と続き、15日の葵祭を迎える。毎年、こんなに人がいるのかという程、この行事は混雑します。毎年5月3日、京都三大祭のひとつ「葵祭」(5月15日)の前儀として行われる行事のひとつ。葵祭の当日、御所より当神社へ至る行列の道中が平穏無事に行われるよう、祓い清めるために行われる神事。当日の流れは、儀式開始が13時から。その後、13時半頃から馬場入りが開始。馬が疾走して鏑矢が射られるのは、14時くらいが目安です。「カーン」という的が割れ飛ぶ音と共に、観衆の拍手と歓声で盛り上がります。有名な流鏑馬神事は、葵祭りの露払い。仮装束の射手が糺の森の馬場を駆け抜け1...京都下鴨神社・流鏑馬神事(やぶさめしんじ)5月3日

  • 京都 青モミジの 貴船神社

    古くから京都の水源を守る神として崇められ、幾度となく雨乞い、雨止め神事が行われてきた。「貴船」は「気生根」とも書かれ、その名の通り「気が生きて根づく」という意味を持つ、水のパワーが宿る場所。社伝によれば、初代・神武天皇の皇母、玉依姫命が大阪湾から水源をもとめて淀川をさかのぼり、黄船でこの地へたどり着き、水の神を祀ったことにはじまる。現在の本宮社殿は平成17年の御造営。平安時代の女流歌人・和泉式部が復縁祈願のため参詣し見事に願いが叶えられた事から縁結びの神としても名高い。およそ80段の参道に並んだ朱色の春日灯籠と青もみじのコントラストが美しく、本宮境内にある休憩所「龍船閣」からは、視界いっぱいに渓谷を彩る新緑が楽しめます。さらに、隣に流れる貴船川の水の音がさわやかな初夏の風景を演出しています。青もみじは紅葉や桜と...京都青モミジの貴船神社

  • 京都 青モミジ 古都の名刹 大原の瑠璃光院

    八瀬もみじの小径から高野川沿いを南へ10分ほど歩き、瑠璃光院へ。又、八瀬比叡山口駅から徒歩約5分。比叡山の麓にある浄土真宗の寺院。通常非公開だが、春の青もみじと秋の紅葉の時期にだけ公開される。数寄屋造りの書院は、大正時代の終わり頃から昭和初期にかけて、京数寄屋造りの名人と称される中村外二によって造営されたもの。書院前には佐野藤右衛門一門の作庭と伝わる「瑠璃の庭」があり、「瑠璃色に輝く」と表現されるほど苔の絨毯が美しい。また庭園の紅葉が書院の机や床に映り込む様子も絶景。境内には、三条実美命名の由緒ある茶庵「喜鶴亭(きかくてい)」や、八瀬名物「かま風呂」の見学もできる。普段は非公開のお寺ですが、春と秋だけ特別公開しています。境内には数十種のもみじが植えられてるそうで、秋の紅葉はもちろん、初夏の青もみじも美しいもの。...京都青モミジ古都の名刹大原の瑠璃光院

  • 青モミジの新緑京都 世界遺産 天龍寺の塔頭 宝厳院

    京都の人気観光エリアの一つ、嵐山。その嵐山の中心に位置するのが京都が誇るユネスコ世界文化遺産・天龍寺。その天龍寺の塔頭の一つ「宝厳院(ほうごんいん)」は、通常は非公開とされている寺院。嵐山宝厳院は紅葉の名所ですが、青紅葉も格別美しいところです。現在春の特別公開中です。回遊式の庭園は、美しい楓と苔が包む緑の空間で、仏が説法する様子を表す「獅子吼(ししく)の庭」と呼ばれています。散策路の脇には大きな石が点々と据えられており、中でも獅子岩と名付けられた巨石は、まさに獅子の姿が浮かんでくるような存在感。庭を散策しながら鳥のさえずりや風の音に耳を傾けることで、おのずと無言の説法を感じることができるといわれています。嵐山借景山水回遊庭園「獅子吼(ししく)の庭」「風河燦燦三三自在」公開当院の庭園「獅子吼の庭」は、室町時代に中...青モミジの新緑京都世界遺産天龍寺の塔頭宝厳院

  • 京都 狸谷山不動院・狸谷山大般若祈願会 5月3日

    一乗寺の狸谷にあり、「狸谷のお不動さん」で知られる真言宗系修験道の単立寺院。1715年、十穀を絶つ木食行を修した明厚法師の開創による。瓜生山にある森林伽藍で、懸崖造りの本殿からは京都市街を望める。さぁここから250段上る訳です、息切れしながら・・・途中、弘法大師空海がお出迎えしてくれました。腰のあたりにくくりつけられている小さなわらじは「健脚わらじ」と呼ばれ、参拝者のみなさんが健脚祈願の為にくくりつけられているそうです。不動明王の尊前にて、参拝者全員でゆっくりとお経を唱え護摩を焚いて無病息災・交通安全・災難除けの祈願をし、「たたき加持」が施されます。お祓いの後、講演会や青空市もあり賑わいます。トイレの神様ここで面白いもの発見“トイレの神様”です。何年か前に植村花菜さんが歌って大ヒットした曲がありましたが、本当に...京都狸谷山不動院・狸谷山大般若祈願会5月3日

  • 京都 神泉苑(しんせんえん)・大念仏狂言(5月1日)

    今回のご紹介は二条城の南側に位置する神泉苑(しんせんえん)。神泉苑の場所は、二条城の道を挟んだ目の前。平安時代の貴族に親しまれ、そして祇園祭の発祥の地でもある寺院、神泉苑を紹介します。苑内は大池、泉、森林など緑豊かな景色が広がり、市内にあるとは思えないほどの立派な庭園です。壬生狂言の流れをくむ京都市無形民俗文化財。鉦や太鼓・笛に合わせて演じる仮面舞踏劇です。ここは古くから歴代天皇の御遊地。869年、疫病退散の神事・御霊会(祇園祭の起源)が行われた修法場としても有名です。屋根付きの椅子席で気軽に鑑賞できます。善女龍王(ぜんにょりゅうおう)伝説そんな歴史の古い神泉苑がなにゆえパワースポットして有名なのかというと、その池には古来より龍神が棲むという龍神伝説が伝わる神社だからです。その龍の名を「善女龍王(ぜんにょりゅう...京都神泉苑(しんせんえん)・大念仏狂言(5月1日)

  • 京都 鴨川納涼床など・床開き(5月1日~9月30日)

    鴨川は地元の人にとって一番身近な床です。京料理のお店以外にも、今では中華、焼肉、エスニックなど様々な食事が楽しめるようになりました。お店選びも楽しみの一つですね。鴨川の他、貴船や高雄、しょうざん、鞍馬でも川床を楽しむことができます!京の夏の風物詩京の夏の風物詩である鴨川の納涼床。その始まりは江戸時代にさかのぼります。当初は裕福な商人などが中洲や浅瀬に床机を置き、趣味趣向として遠来の客をもてなしていたようです。それが後の寛文年間に治水工事が行われ、東西両岸に石積みの護岸ができたことから、茶店や物売りの屋台が出現。営業目的とした形態が始まります。『ところてん』に『西瓜の切り売り』『豆腐田楽』、さらには『びいどろ』や『のぞきからくり』『手品』『綱渡り』などなど、鴨川畔は毎日が縁日のよう。さぞかし賑やかであったことでし...京都鴨川納涼床など・床開き(5月1日~9月30日)

  • 京都 鴨川をどり 5/1~/24(※毎年同じ日程です)

    若葉もすがすがしい新緑の京都にひときわ彩りを添える鴨川をどりは、明治5年の初演以来、長年の伝統に裏づけられてきました。京の「春のをどり」の最後を飾るにふさわしい舞妓、芸妓のあでやかな舞です。今や京都の春の風物詩となった『鴨川をどり』は、五花街で開催される“をどり”公演の中でも最も多くの上演回数を誇ります。その歴史は古く、明治5年(1872年)に創演されたのがはじまりです。公演は一部が舞踊劇、二部は純舞踊と二部構成になっており、普段なかなか目にすることができない芸妓さん、舞妓さん達の華やかな演技や踊りを体験することができます。その魅力は国内のみにとどまらず、海外にも広く知られております。蒸し暑い京都の夏が本格化する前の5月は陽気が心地よい季節です。京都へのご旅行の際には、ぜひ、芸舞妓の華やかな舞台をご覧に『鴨川を...京都鴨川をどり5/1~/24(※毎年同じ日程です)

  • 上賀茂神社・競馬会足汰式(くらべうまえあしそろえしき)5月1日

    上賀茂神社の競馬会神事の本番は5月5日に行われますが、1日はその時に出走する馬の組み合わせを決める「足汰式(あしそろえしき)」が行われました。本番では2頭の馬が、右(右方)と左(左方)に分かれて走りますが、先んじて足汰式で馬の優劣を見定めて、当日の組み合わせを決めるのです。まず1頭ずつ走る「素駆(すがけ)」が行われ、出走順を決める「番立(ばんだて)」が行われると、本番さながらに決まった組み合わせごとに2頭ずつ走ります。5日の競馬神事のために馬の年齢や速度などを実際に見て組合わせ表を作るものです。■場所:上賀茂神社■期間:5/1(※毎年同じ日程です)■時間:13時頃■アクセス:市バス9「上賀茂御薗橋」または地下鉄「北山」駅より徒歩約15分■お問合せ:075-781-0011■詳しくは:http://www.shi...上賀茂神社・競馬会足汰式(くらべうまえあしそろえしき)5月1日

  • 京都 千本えんま堂引接寺・大念仏狂言(5月1日)

    京都市上京区にあり、千本閻魔堂の通称で親しまれているお寺です。ゑんま堂さんの本当のお名前は引接寺(いんじょうじ)さんと言います。閻魔様のお手伝いをされていた事で有名な小野篁さん(小野小町のおじいさん)がお盆にご先祖様を迎える行事を広める場所として建てられたそうです。小野篁さんが閻魔様のお手伝いをするために夜な夜な地獄へ通うのですがその地獄への入口として使っていたのが六道珍皇寺さんの井戸で出口がゑんま堂さんだと云われています。もう一つ出口があって、それは化野念仏寺さんです。京都市登録無形民俗文化財に指定されています。特徴は、演目にセリフがある事。「壬生大念仏狂言」「嵯峨大念仏狂言」に並び、京の三大狂言として有名。他の2つは無言劇ですが、えんま堂の狂言はセリフ入りです。えんま堂にちなみ、初番は必ず「閻魔庁」が、最終...京都千本えんま堂引接寺・大念仏狂言(5月1日)

  • 京都 藤森神社・藤森祭(5月1日~5日)

    京都市南部・伏見、深草の地。京都教育大学のすぐ隣にある藤森神社は、その起源はなんと平安遷都前、つまり京都に都ができる前まで遡ります。駈馬神事(かけうましんじ)藤森祭の名物神事として、特に人気が高いのがこの駈馬神事。元は西座に祀られている早良親王が陸奥の反乱征討に赴く様子を模したもので、室町時代には既に幕府の出仕武官によって行われていたようです。江戸時代になると伏見奉行所の武士達や、各藩からの馬術指南役、そして京都の町衆が参加して、馬術の技を競い合っていたとか。明治以降は神社の氏子さんたちが中心となって引き継ぎ、昭和58年(1983)には京都市の無形民俗文化財に指定されています。甲冑に身を包んだ武者達が3基の神輿とともに氏子域を巡行する武者行列や神楽の上演もあります。祭の呼び物は5日の駈馬神事。落馬したように見せ...京都藤森神社・藤森祭(5月1日~5日)

  • 京都 清水寺改修工事 知っておいて京都

    京都東山にある世界遺産「清水寺」。平成の大改修の一環で、現在本堂の屋根の葺き替え中です。日によっては舞台に出れない時もあります。せっかく修学旅行で楽しみにしてきたのに「清水の舞台」に出れないなんて…そんな時は「こういう清水寺の舞台を見れるのも今だけだよ。きっと生きている間にはこんな景色二度と見れないよ。」いつ終わるの何しろ古い文化財なものですから、ひどい痛みや何か変なものが見つかると一気に延長となるので。そうはいっても一応の計画ではこうなっています。2017年:本堂の屋根の葺き替え着工2018年:檜皮葺の葺き替え、厨子の漆塗り等の補修、漆喰壁の塗り直し2019年:葺き替え完了、舞台の破損部分の補修2020年:(平成32年3月に完了予定)本堂(清水の舞台)は、清水寺が創建された当時からずっとあったというわけではな...京都清水寺改修工事知っておいて京都

  • 京都 城南宮・曲水の宴(4月29日)

    城南宮は、京都市伏見区の京都南ICのすぐそばにある方除の大社です。城南宮の曲水の宴(うたげ)は、年2回行われて午後2時から行われます。行われる日は、毎年同じ。遺水(やりみず)と呼ばれる小川に浮かぶ羽觴(うしょう)。盃を運ぶ鳥形の船)が目の前に流れ着くまでに詩を詠み、酒杯をいただく有名な宴です。王朝装束に身を包んだ7人の歌人達、白拍子の舞(雨天中止)。流觴曲水白拍子の舞が終わると、次は流觴曲水(りゅうしょうきょくすい)にうつります。2人の童子が羽觴と呼ばれる鳥の形をした盃を遣水に流します。羽觴にはお酒が入っており、ひとつ目の羽觴を歌人たちは見送ります。そして、2つ目の羽觴が流れてくると、それを取って盃をいただき、和歌を短冊にしたためていきます。そして、舞台に朗詠者たちが上がって、7人の歌人たちがしたためた和歌を次...京都城南宮・曲水の宴(4月29日)

  • 京都 大原女まつり(4月28日~5月15日)

    京都の大原は、京都市の北東部に位置しており、自然豊かな所です。京都市中心部より北に位置する山あいで、古くから若狭の物産を京都に運ぶ街道として発展し、今なお京都と滋賀を結ぶ交通の要衝となっている大原。京都の中心地から遠いぐらいで、アクセスの時間がかかります。平家物語のゆかり地としても、有名です。平成28年(2016)の開催日は、4月23日から5月8日まで。期間中、様々なイベントに参加できます。内容は大原女時代行列、大原女姿で思い出作り・大原女衣装の無料貸出(要予約、着付代無料、子供用あり)、しそ苗植え(要予約)以外にもあります。子供行列・室町時代行列・江戸時代行列・大正行列と、恰好の違いを比較しながら観賞すると楽しいですよ。大原女装束をまとった大原女時代行列では、寂光院から三千院までの間を各時代の衣装を身につけた...京都大原女まつり(4月28日~5月15日)

  • 京都 壬生大念佛狂言(重要無形民俗文化財)4月29日~5月5日

    今回は、京都市中京区にある新選組ゆかりの地として知られている壬生寺ですが、古くから京都三大狂言のひとつ「壬生狂言」や、2月の節分会などの伝統が残されるお寺です。壬生狂言を正しくは「壬生大念佛狂言」と言い「壬生さんのカンデンデン」という愛称と共に、古来から京の庶民大衆に親しまれてきました。この壬生狂言は今から700年前の鎌倉時代、壬生寺を大いに興隆した円覚上人(1223~1311)が始めたものです。当時、円覚(えんがく)上人(しょうにん)の教えを来聴する大衆が数十万人にも及んだので、人々は上人を「十万(じゅうまん)上人(しょうにん)」と呼んでいました。上人は、正安2年(1300)、壬生寺において「大念佛会(だいねんぶつえ)」という法会を行いました。この時に上人は、拡声器とてない昔、群衆を前にして最もわかりやすい方...京都壬生大念佛狂言(重要無形民俗文化財)4月29日~5月5日

  • 京都 吉祥院天満宮・春の六斎念仏踊り(4月25日)

    京都市南区にある吉祥院天満宮に伝わる郷土芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されている「吉祥院六斎念仏踊り」。吉祥院天満宮では毎年4月25日の春祭りと8月25日の夏祭りに境内の舞楽殿で吉祥院六斎念仏が行われています。春と夏の年2回奉納される伝統行事です。鼓ではやし、念仏を唱えながら踊る民俗芸能。重要無形民俗文化財に指定されています。小雨決行。当宮は、菅原道真公がおなくなりになって31年目に当たる承平四年(934)に菅原家ゆかりの道真公御誕生の地に朱雀天皇の勅命により創建された最初の天満宮である。これより先、平安遷都とともに文章博士として恒武天皇に随行された道真公の祖父清公卿は遣唐使の命を受けて唐へ渡航中暴風に遭遇、船上にて吉祥天女の霊験を得て入唐、無事任務を終えて帰国後、自邸内にお堂を建て吉祥天女の尊像をまつっ...京都吉祥院天満宮・春の六斎念仏踊り(4月25日)

  • 京都 百萬遍知恩寺 法然上人御忌大会 4/23~/25

    法然上人誕生の地で、病気平癒を祈願しながら大きな数珠を操る「大念珠繰り」をします。浄土宗七大本山の一つで、百萬遍の名前で知られている「浄土宗大本山百萬遍知恩寺」は、浄土宗をお開きになった法然上人が都の人々にお念佛の教えを説かれた「賀茂のかわら屋」が前身となっております。法然上人がお亡くなりになった後、その弟子で知恩寺の二世勢観房源智上人が、師の亡き後、ここに住し、法然上人の御影堂を建立。毎月15日御影堂前の境内を中心に約350店の手作りフリーマーケットが開催されています。午前9時頃から午後4時まで老若男女約1万人が御来客、大層な賑わいをみせてます。■場所:百萬遍知恩寺■期間:4/23~/25(※毎年同じ日程です)■時間:法要:11時~大念珠繰り:12時~開白法要:22日15時~■アクセス:市バス206「百万遍」...京都百萬遍知恩寺法然上人御忌大会4/23~/25

  • 京都 松尾大社・神幸祭 2019年4/21(日)

    西の葵祭りとも呼ばれるビッグイベント。1000年余りの歴史を持つ、雄大なもので、京都では珍しいタイプのお祭りです。神事を終えた神輿6基が拝殿廻しの後露払いをする榊御面との面合わせを行い、榊御面、大榊行列等を前列として上桂一帯の氏子地域を巡行。やがて桂大橋西岸上流で1基ずつ神輿船に載せられ、ゆっくりと川を下ります。桜が散り、若葉が萌え出で、菜の花が岸を染める春の香気の中、見物客も鈴なりになります。桂大橋東岸での神輿の陸揚げがまた見事。(陸揚げは桂離宮東側から見学するといいでしょう。)■場所:松尾大社■期間:2019年4/21(日)■時間:巡行:11時頃~神輿船の川下り:12時頃■アクセス:市バス28「松尾大社前」または阪急「松尾大社」駅■お問合せ:075-871-5016■詳細ページ:http://www.mat...京都松尾大社・神幸祭2019年4/21(日)

  • 京都 東寺・正御影供(しょうみえいく)4/21(※毎年同じ日程です)

    「正御影供」は4月21日、弘法大師の命日に行われる法要です。東寺では毎月21日、空海の御影に報恩の意を表し、遺徳をしのぶ御影供が御影堂(大師堂)で行われますが、4月21日(旧暦の3月21日)は大師が入定した日そのものですので、御影堂で法要を行った後、灌頂院に移動して行います。この3つの行事以外にも特別なイベント開催で開かれることもあるようですが、基本的に門が開く日にちが決まっているのは、「後七日御修法」の時の1月8日~14日、そして正御影供の4月21日だけです。空海の入寂の日に当たり、御影堂を開扉します。遺徳を偲び、五穀を供え、盛大な勤行式が行われます。この日灌頂院の閼伽井(あかい)に掲げる30センチ×45センチほどの絵馬3枚は、中央が今年、左が昨年、右が1昨年のもの。この中央の絵のできばえで農家の人々はその年...京都東寺・正御影供(しょうみえいく)4/21(※毎年同じ日程です)

  • 京都桜シリーズ 六孫王神社

    六孫王神社は、京都市南区にあります。源氏三神社の1つとされている神社です。六孫王神社の桜は、京都の桜の穴場スポット。知る人は知る場所となっています。六孫王神社の桜は、境内の至る場所で観賞出来ます。種類は、染井吉野・しだれ桜、鬱金桜などです。鬱金桜とは、黄桜とも呼ばれる里桜の一種。淡黄緑色の八重咲きが特徴です。皇室で六男の六と天皇の孫ということで六孫王と呼ばれていた「源経基」をご祭神とする「六孫王神社」。境内にある池には中央に神様のお使いである鯉が泳ぎ、太鼓橋はいつしか「鯉(恋)の架け橋」と呼ばれるようになりました。この橋を良縁成就を願いながら渡ると、願いが叶うといわれ、今日ではパワースポットとしても注目されています。咲き始めは薄黄緑色で少しずつ薄紅がさし、咲き終わりにピンクに染まるうこん桜をはじめ、一重桜、八重...京都桜シリーズ六孫王神社

  • 京都桜シリーズ 霊山観音

    京都市東山区には、巨大な観音像が座っているところがあります。そこは、高台寺や京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)が建っている付近で、その巨大な観音像は、霊山観音と呼ばれます。高さ24m、重さは約500t、鉄骨コンクリート造。京都最大の観音像があり、その周りにサクラが美しく咲き誇っています。朱塗りの屋根と柱に守られる形で、これまたすごい存在感を放っているのです。これが「願いの玉」と呼ばれ、実はパワースポット!この玉を右手で触れながら時計回りに3周します。その際願いごとを念じるのですが、一緒に真言の「おんあらたんのうまにばざらたらく」を唱えるとさらに効果アップ。あなたを癒し、また願望成就への力を貸してくれるでしょう。アクセス市バス「東山安井」下車徒歩約7分京阪電車「祇園四条駅」下車徒歩約15分阪急電...京都桜シリーズ霊山観音

  • 京都桜シリーズ 世界遺産の龍安寺

    龍安寺は、京都市右京区にある寺院です。京都の世界遺産の1つでもあります。春の頃、龍安寺の石庭の土塀にかかる紅しだれ桜が美しく咲く事で有名です。1450(宝徳2)年に創建された臨済宗妙心寺派の禅寺である龍安寺。枯山水の石庭「方丈庭園」は、1975年に訪れた英国のエリザベス女王が絶賛したというエピソードをもち、世界的にも「ロックガーデン」の名で有名だ。石庭の塀の向こうからのぞくシダレザクラをはじめ、桜は種類によって微妙に咲く時期が異なるため、長期間にわたり楽しむことができる。龍安寺の桜苑には、しだれ桜や八重桜が咲き誇ります。桜のみの美しさを楽しみたいのなら、この桜苑がおすすめです。そして、石庭の枝垂れ桜です。土塀の奥に植えられたしだれ桜は、春になると堀にかかるように咲きます。石庭は、白砂と石と土掘で構成されたシンプ...京都桜シリーズ世界遺産の龍安寺

  • 京都桜シリーズ 嵐山周辺

    嵐山は春の桜、秋の紅葉など、雄大な自然が魅力の景勝地で、駅から近くアクセスも抜群。桜の満開時には、山全体が薄紅色に染まり、スケールの大きな桜景色はさくら名所100選にも選ばれている。この景観を、嵐山のシンボル的な存在の渡月橋と桂川越しに見渡すのがお勧めだ。阪急の嵐山駅を出発して中ノ島公園、天竜寺、大覚寺、二尊院、常寂光寺、そしてトロッコ嵐山駅からトロッコ列車に乗ってトロッコ亀山駅にてゴールというちょっと長いですが1日嵐山を堪能できるコースです!トロッコ亀山駅からJRの馬堀駅までは歩いて約7分、馬堀駅から嵯峨嵐山駅まではJRで約7分なので20~30分あれば嵐山まで戻ることができます。トロッコ亀山駅まで行くのは遠いなぁと思う場合は常寂光寺から嵐山駅でゴールのコースがおすすめです。中ノ島公園から歩いて10分。嵐山に来...京都桜シリーズ嵐山周辺

  • 京都 清凉寺・御身拭式(おみぬぐいしき) 4月19日

    御身拭大法要(御身拭・浄布希望は事前申込、有料)は、年に1回の釈迦如来のお身拭。毎年この日には身を清めた住職が苔寺より運ばれてきた香水に白布を浸し、それで国宝の本尊・釈迦如来像を拭い、拭ったあとの白布を往生浄土を望む参拝者に授与するようになったものです。これは死出の旅路にもたせる経帷子(きょうかたびら)の起源であるともされています。■場所:清凉寺■期間:4/19(※毎年同じ日程です)■時間:14時~■アクセス:京都バス71・72「嵯峨釈迦堂前」またはJR「嵯峨嵐山」駅より徒歩約14分■お問合せ:075-861-0343■詳細ページ:http://seiryoji.or.jp/京都の古都ならhttp://www.e-kyoto.net/京都清凉寺・御身拭式(おみぬぐいしき)4月19日

  • 京都桜シリーズ 養源院

    京都市東山区にある養源院(ようげんいん)。養源院は、豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政の供養のために創建し、後に淀殿の妹・お江によって伏見城の遺構を移築し再興された寺院です。山門を入り、本堂へ向かう途中に1本の大きな山桜(樹齢200年)、そして本堂正面には紅枝垂桜が本堂を覆うように咲き乱れます。この紅枝垂桜は満開に咲く様子も見事ですが、花びらが散り行く姿も風情があることから、その頃に養源院を訪れる方も多いそうです。お江が再興した養源院の歴史に触れつつ、境内の桜をお楽しみください。またすぐ近くにある三十三間堂や智積院は京都を代表する観光名所なので合わせて寄ってみるといいだろう。380余名の“血”が染み込んだ悲しい天井「血天井」は、血の染み込んだ板で作った天井のこと。伏見城で亡くなった徳川家の家臣、380余名の冥福...京都桜シリーズ養源院

  • 京都桜シリーズ 本満寺

    本満寺は、京都市上京区にあるお寺です。京都の桜、そして牡丹の名所でもあります。特にしだれ桜は綺麗に咲くと、有名です。本満寺しだれ桜は、西の門をくぐった先にあります。空を見上げる程の大きさのしだれ桜。円山公園の「祇園枝垂桜」の姉妹樹です。豊臣秀吉による京都改造により寺が集められた南北に長い寺町通を出町柳から少し北へ歩いた東側に本満寺があります。本満寺の春は大きく花の枝を垂れる枝垂れ桜の他にも境内全体に桜が美しく咲いています。観光寺院ではありませんが桜が咲く時期には多くの人達が訪れます。機会があれば、春に訪れて欲しいお寺の1つです。今回は、そんな本満寺のしだれ桜を紹介します。アクセス市バス「葵橋西詰」下車徒歩約3分、京阪鴨東線「出町柳駅」下車徒歩約10分拝観時間9:00~17:00拝観料境内無料住所京都市上京区寺町...京都桜シリーズ本満寺

  • 京都 知恩院・御忌大会(ぎょきだいえ)(4月18日~25日)

    法然上人がお亡くなりになられた日を期して行われる上人の遺徳を偲ぶ忌日法要。知恩院で一番大きなかつ重要な法要です。法然上人がお亡くなりになられた後、その忌日に上人の門弟たちが修した「知恩講」に由来します。もともと「御忌」という言葉は天皇や皇后の忌日法要を指していましたが、大永4年(1524年)当時の天皇である後柏原天皇より「知恩院にて法然上人の御忌を勤めよ」という「大永の御忌鳳詔」が出されました。これより法然上人の忌日法要を「御忌」と呼ぶようになりました。18日午後から25日午前中までの8日間、日中・逮夜の各法要が勤められます。御忌法要の中心である導師は通常、坪井御門跡猊下がお勤めになられますが、全国の浄土宗寺院から選ばれた僧侶がお勤めになることがあります。特に日中法要は二導師形式で行われ、坪井御門跡猊下が導師と...京都知恩院・御忌大会(ぎょきだいえ)(4月18日~25日)

  • 京都桜シリーズ 北白川天神宮

    白川通今出川(銀閣寺道)を北へ進み、志賀越道を東へと入ってしばらく歩くと「北白川天神宮」があります。天神といっても祀られている神様は菅原道真公ではなく、神皇産霊神(かみむすびのかみ)または高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子で天つ神である「少彦名命(すくなびこなのみこと)」。神社名も「てんじんぐう」ではなく「てんしんぐう」と読みます。平安時代ここは都に近く宮廷の貴族、大宮人が風光明媚な白河街道沿いにこぞって山荘を営み、詩歌に興じた。また、白川石と花の里で男は石工でその秀でた技術を神社前に残している。女は白川女として代々受け継ぐ地域へ花を届けている。石工・白川女共に数は激減したが現存している。宮廷や貴族の影響で衣裳は白黒鮮やかかつ立体的で京女人風俗中、特に優れている。名水にも恵まれ、遠方より水汲みに訪れる人が多い...京都桜シリーズ北白川天神宮

  • 京都桜シリーズ 豊国神社 蜂須賀桜

    一般に「ほうこく神社」の名で親しまれている豊国神社。豊臣秀吉と蜂須賀家ゆかりの蜂須賀桜が満開でした。慶長3(1598)年8月18日、天下統一を果たした英傑豊臣秀吉公は伏見城においてその波乱に満ちた生涯を終えられた。御遺骸は遺命により東山阿弥陀ヶ峯の頂に葬られ、翌慶長4年、中腹に秀吉公を祀る豊国社が創建された。朝廷からは正一位の神階と「豊国大明神」の御神号を賜り、社領1万石、境内域30万坪を誇る壮麗かつ壮大な神社であった。毎年4月と8月に行われた豊国祭には朝廷より勅使が遣わされ、北政所を始め豊臣家、諸大名の参拝や寄進が相次いだ。特に慶長9年の秀吉公七回忌にあたり斎行された豊国大明神臨時祭は空前絶後の大祭礼であったと諸記録に伝えられている。しかしこのように繁栄を極めた豊国社も慶長20(1615)年、大坂夏の陣におい...京都桜シリーズ豊国神社蜂須賀桜

  • 京都 松尾大社・中酉(ちゅうゆう)祭 2019年4/18(木)

    酒造りの祭で、社務所の裏を御手洗川という渓流が流れておりこの近くに霊泉があります。酒造家はこの水を酒の水として造り水に混ぜて使います。一般には延命長寿、よみがえりの水として有名です(松風苑内)。酒造りの神にちなみ楼門前南側にお酒の資料館もあります。中酉祭は、「醸造感謝祭」とも呼ばれ、古来より卯の字は甘酒、酉の字は酒壺を意味していると言われ、酒造りは「卯の日」にはじめ、「酉の日」に終えるという習わしから生まれた祭りです。〔酒神の由来〕松尾大神がなぜ“醸造祖神”として普く世の人々に仰がれ給うのか、諸説有る中、当社の故事によれば…、「神代の昔、八百萬神々が分土山(松尾山)に集い給いて神議りをなされた。しかし、当時はまだお酒と言うものがなく、そこで松尾大神が付近一帯の山田の米を蒸し、御手洗の泉より涌き出る清らかな水を汲...京都松尾大社・中酉(ちゅうゆう)祭2019年4/18(木)

  • 京都桜シリーズ 法輪寺

    今回は、「十三まいり」で知られる嵐山の古刹、法輪寺をご紹介。渡月橋の南方向(阪急・嵐山駅の西方向)にあり、石段を登ると渡月橋を眼下に見ることが出来ますので嵐山で一時間程度時間的に余裕のある方に訪問お薦めします。このお寺の見晴台に立てば、渡月橋や東山の山々など京都らしい風景を美しい桜とともに楽しむことができます。「嵯峨の虚空蔵さん」とも呼ばれ親しまれている「法輪寺」。13歳の厄難を払い、智恵を授けていただけるようにと祈願する春・秋の「十三まいり」でも有名です。春の参詣期間は3月13日から5月13日。また、境内には大変珍しい電気・電波の神様を祀った「電電宮」もあり多くの人々が訪れています。舞台と呼ばれる見晴台からは渡月橋、嵯峨野が一望でき、さらに東山の山々や京都市内を見渡すことができます。アクセス▼阪急電車嵐山線「...京都桜シリーズ法輪寺

  • 京都桜シリーズ 平野神社

    現在の社殿は寛永年間の造営で平野造とよばれ、本殿は重要文化財に指定されている。伊勢神宮、松尾大社などとならぶ格式ある名社で、江戸時代には桜の名所「平野の夜桜」として全国に知られている。珍種が多く、苑内には、平野神社の代表的名桜「魁桜」「寝覚桜」「平野妹背桜」「手弱女桜」「突羽根桜」など約60種類、400本の桜が咲く。早咲きの品種は3月中旬に咲き始め、遅いものは4月20日頃に咲く品種があり、約1ヶ月間も花を楽しむことができる。こちらは境内の「すえひろがね」。平野神社の霊石とされています。日本最大級の餅鉄で、くっついているのは磁石なんです!すえひろがねに磁石の入ったお守りをくっつけて、それを持ち帰ると霊石の力を授かることができるのだとか。まさしくパワースポットですね。平野神社は金閣寺や竜安寺とも近いので、このあたり...京都桜シリーズ平野神社

  • 京都桜シリーズ 平安神宮

    平安遷都1100年祭(明治28)に市民の総社として創建。京都一の大鳥居をもっています。桓武、孝明両天皇を祀り、平安京大内裏の正庁を模した応天門、大極殿など朱塗りの建築が、宮廷風の雅やかさを感じさせます。神苑(名勝)は約3万平方メートルの池泉回遊式庭園で、東、中、西、南の4苑にわかれ、紅しだれ、花菖蒲、杜若などそれぞれの四季の花が見事。夜の水面に映るライトアップされた桜は幻想的です。平安神宮神苑の八重紅しだれ桜、左近の桜谷崎潤一郎が『細雪』の中で「紅の雲のよう」と表現した平安神宮の八重紅しだれ桜。本殿裏を囲むように位置する神苑に入った瞬間、まさに紅い雲のように空を覆っているしだれ桜の木々は圧巻です。平安神宮は桓武、孝明両天皇をご祭神として祀っています。平安遷都1100年を記念し、1895年に創建される時に京都御所...京都桜シリーズ平安神宮

  • 京都 御香宮神社・春の例祭 4/17(※毎年同じ日程です)

    小堀遠州命名の「おそらく椿」も一般公開。造園で知られる遠州が「おそらくこれほど見事な椿は他になかろう」と賞賛したとされています。「ごこんさん」の愛称で親しまれている、京都府京都市伏見区にある御香宮神社は、伏見の産土神・総氏神として信仰されている神社。862年(貞観4年)九月九日に、神社の境内からとても良い香りのする水が涌き出したことから、清和天皇より「御香宮」の名を賜ったという。この水は「石井の御香水」として、伏見の七名水の一つにも数えられ、徳川頼宣公、頼房公、義直公は、この水を産湯としている。明治時代以降、水は涸れていたが、1984年(昭和57年)に復元され、環境庁(現・環境省)より京の名水の代表として「名水百選」に認定されている。御香宮神社の「神幸祭」は、毎年10月に行われる祭礼で、かつては、伏見九郷(石井...京都御香宮神社・春の例祭4/17(※毎年同じ日程です)

  • 京都桜シリーズ 佛光寺

    佛光寺の桜のメインは、紅しだれ桜です。宮家お手植えの紅しだれ桜が、境内に3本あります。美しく艶やかに彩られた紅しだれ桜は、見応え十分です。背景の大師堂・阿弥陀堂も、京都らしさを演出してくれます。この桜は秩父宮、高松宮、三笠宮によって昭和47(1972)年に植えられました。咲き誇る姿は、大変魅力があります。また、しだれ桜だけでなく、染井吉野も観賞可能です。山門横に咲いているので、こちらもぜひ見て帰って下さい。末寺390を擁する真宗仏光寺派の本山寺院です。1212年に親鸞が山科に創建した興隆正法が始まりで、蓮如が登場するまでは、本願寺を上回る勢力がありました。秀吉の京都改造に伴い、現在の国立博物館のあたりから現在地へと移り、「仏光寺通」の由来ともなりました。アクセス地下鉄四条下車徒歩約2分阪急烏丸下車徒歩約5分拝観...京都桜シリーズ佛光寺

  • 京都桜シリーズ 六角堂 2019年 4月12日~14日

    六角堂は京都の烏丸通沿い、高層ビルに囲まれた一角に佇むお寺です。地元の方から「六角さん」の愛称で親しまれ、いけばな発祥の地でもあります。587年、聖徳太子が四天王寺を建立するため、用材を求めて立ち寄ったところ、持っていた観音像からお告げを聞き、この地に六角形の御堂を建てたいう逸話が残されています。六角堂の桜と言えば、境内に唯一咲く、本堂東側にある御幸桜が有名です。御幸桜という名称は、996年に花山法皇の六角堂御幸により西国三十三所観音巡礼が始まったという伝承にちなみ、名づけられました。わずか一本ですが、広く枝を伸ばして咲き誇る様子は迫力十分。近年は無料の夜間ライトアップを行っており、桜だけではなく生け花の展示も楽しめます。平安時代。嵯峨天皇が后を求めていたところ、ある日の夢枕で「六角堂の柳のもとに行くように」と...京都桜シリーズ六角堂2019年4月12日~14日

  • 京都 常照寺・吉野太夫花供養 2019年4/14(日)

    一度は見たい・・・。常照寺は、京都の北部、鷹峯エリアにある、ふだんは静かなお寺です。吉野太夫ゆかりの地として知られ、太夫が寄進された門や、吉野太夫ゆかりのお茶室もあります。吉野太夫が熱心に訪れた常照寺。毎年4月第2日曜日には、「吉野太夫花供養」が行われます。この日は供養や説法のほか、桜の木の下でのお茶席(有料)、そして現在の島原太夫による「太夫道中」が行われます。鷹峯源光庵前バス停から常照寺までの約100メートルを、内八文字を踏んで進む島原太夫の美しい姿に見物客の心は奪われます。島原の名妓、吉野太夫を偲ぶ催しです。近くの源光庵前から禿(かむろ)や男衆を従え島原太夫が歩く姿は華やかで気品に満ちています。法要と吉野太夫墓前供養が行われ、野点席では太夫によるお点前もあります。常照寺は洛北の桜の名所としても有名。境内に...京都常照寺・吉野太夫花供養2019年4/14(日)

  • 京都桜シリーズ 伏見桃山城

    伏見桃山城には、ソメイヨシノがたくさん植えられています。4月上旬になると一斉に見ごろを迎え、満開の桜に囲まれた天守閣は、まるで雲の上に浮かんでいるように見えます。城内はとても広く、人がまばらなため開放感があります。ソメイヨシノに混ざって咲く枝垂桜もきれいです。1964年に伏見桃山城キャッスルランドのシンボルとして鉄筋コンクリートで建てられた伏見桃山城。かつて秀吉、家康が政権を置いた伏見城とは全く場所が異なり、鉄筋コンクリートによる模擬天守閣です。ただし決して伏見城の外にあるわけではなく、三の丸の一部に相当する御花畑山荘の位置に建てられています。閉園時に解体予定でしたが、地元の要望で残されることが決まりました。実際、天守閣はかなり遠くからでも見ることができ、伏見のシンボルとしての役割を果たしています。ただし耐震基...京都桜シリーズ伏見桃山城

  • 京都 今宮神社 やすらい祭 2019年4/14(日)

    今回は京都市の北区、大徳寺の北にある今宮神社のやすらい祭りが行われます。元々は稲作の豊穣をねがって花鎮めとして始まり、次第に民衆の疫病退散を願うお祭りになったものです。京都では「春の花が散る頃、散る花のように疫神が病を振りまき人を悩ます」と言われてきました。そのため鎮花祭(はなしずめのまつり)とも呼ばれ平安時代から続いています。「やすらい花やヨーホイ」の掛け声とともに、赤熊(しゃぐま)を振り乱して鬼たちが舞います。そして、笛、鉦、太鼓にあわせて行装の一団が囃し、花に宿る精霊が悪霊を誘いだし花傘に閉じ込めながら各町内を練り歩きます。この傘に入ると一年を無病息災に暮らせるそうで、近所のお馴染みさんと手をつないで傘に駆けよる光景が見られます。古来より水無月の夏越の祓えと大晦日の大祓の年に二回、半年の罪穢れを人形に依せ...京都今宮神社やすらい祭2019年4/14(日)

  • 京都桜シリーズ 毘沙門堂

    毘沙門堂は、京都市山科区にある寺院です。毘沙門堂の桜は、古くから京都の桜の名所として人気でした。毘沙門の桜は、とても美しいです。見頃の桜は、十分見応えがありますよ。しかも、他の京都の桜の名所と比較して、混雑は少な目です。京都市中心地から、少し離れているせいかもしれません。境内には、約50本もの桜の樹が植えられています。春の暖かい時期になると、桜の花が咲き誇り、楽しむ事が可能です。種類は、染井吉野や彼岸桜、そして枝垂桜。どれも見応えがあり、春の風景を演出してくれます。特におススメなのが、宸殿前のしだれ桜です。高さ10メートル、枝張り30メートルの大きさを誇ります。大きく枝を広げて誇らしげに咲く姿は、とても壮観です。また近くで見ると、迫力があります。樹齢150年を超えるしだれ桜で、現在は5代目です。別名、毘沙門しだ...京都桜シリーズ毘沙門堂

  • 京都の桜 半木の路(なからぎのみち)

    半木の道は、京都市左京区にあります。半木の道と書いて、「なからぎのみち」と読みます。春に綺麗な桜が咲く事で有名な散策路です。ソメイヨシノが散り始める4月中旬から中頃。おしゃれなお店が立ち並ぶ京都の北山通り沿いにある京都府立植物園を左手に通り過ぎ、賀茂川に架かる橋の手前を左に折れると、藤棚ならぬ桜の棚がわぁっと目の前に広がります。紅枝垂桜(べにしだれざくら)のトンネルです。ソメイヨシノより色の濃い桃色の桜が川の方へ枝を下げて咲く姿はとても可憐・・・。この賀茂川の左岸を彩る散歩道が「半木の路」。「なからぎのみち」と読みます。昔々、京都府立植物園があった辺りは神木が流れ着いたことから「流木(ながれぎ)神社の森」と呼ばれていたそうです。この流木が訛って「半木」となった、あるいは「流木神社」が洪水で流され、縁起が悪いので...京都の桜半木の路(なからぎのみち)

  • 京都桜シリーズ 八瀬

    見どころ満載の京都八瀬と比叡山を結ぶ、高低差日本一のケーブルカー&ロープウェイ。標高による気温差のため、比叡山麓から山上へゆっくりと開花していきます。ロマンを感じることができる春の比叡山で、大自然と桜を楽しみませんか。〒6060067京都府京都市左京区上高野東山京都桜シリーズ八瀬

  • 京都桜シリーズ 日吉大社

    日吉大社は比叡山の麓に鎮座し、全国にある日吉神社・日枝神社・山王神社の総本宮として知られています。創建は崇神天皇7(紀元前91)年と言われ非常に古く、平安京遷都の時にはこの地が京の表鬼門(北東)に当たることから、鬼門除けや災難除けの社として崇敬を受けてきました。また、最澄が比叡山上に延暦寺を建立した際に天台宗の守護神としても崇敬されるようになり、天台宗の本山の天台山国清寺に祀られていた山王元弼真君にならい、山王権現とも呼ばれるようになりました。境内には約40ものお社があり、全ての神様を総称して「日吉大神」と呼びます。日吉馬場が春色に染まる京阪坂本駅から日吉大社入口の鳥居までの日吉馬場(ひよしのばんば)と呼ばれる県道が約200本の桜で満開になる。山桜、染井吉野、枝垂れ桜などさまざまな種類の桜が咲き乱れる。日吉大社...京都桜シリーズ日吉大社

  • 京都 醍醐寺・太閤花見行列 2019年4/14(日)

    今回は京都で桜の名所と言えば、醍醐寺、です。関西の桜の人気投票では、いつも上位に入ります。醍醐寺で、毎年4月の第2日曜日に行われている豊太閤花見行列。盛大な花見を行う事に執念を燃やした豊臣秀吉。畿内から取り寄せた桜の木を、境内に約700本も植えたというから驚きです。この花見には、息子の秀頼や正室の北政所、側室の淀はもちろんの事、三の丸など女房衆も1300人余りが参加。三宝院から仁王門までは、無料。仁王門から金堂までが有料となりますが霊宝館内に咲く、樹齢180年の枝垂桜です。この霊宝館を拝観する場合は、600円の拝観料が必要になります。Uターンする形になりますが、また仁王門をくぐり桜並木に戻ります。右手、行きに枝垂桜を見た霊宝館の反対側に「三宝院」があります。「三宝院」は拝観料が600円かかりますが、是非中に入り...京都醍醐寺・太閤花見行列2019年4/14(日)

  • 京都桜シリーズ 二年坂・産寧坂

    清水道を下り二年坂、三年坂、ねねの道、高台寺のルートは観光客にも最も人気のコースのひとつであり、一年中観光客で賑わっています。産寧坂は、一般的には、清水寺の参道である清水坂の途中、北へ石段で降りる坂道を指して言われているが、産寧坂重要伝統的建造物群保存地区には北に二年坂までの緩い起伏の石畳の道も含んでいる。二年坂は二寧坂とも呼ばれ、三年坂(三寧坂)の下にあるため、二年坂と呼ばれていたという説があります。また、産寧坂は豊臣秀吉の正妻(きたの政所)「ねね」は居を構えていた高台寺から子供の誕生を念じてある坂を上がり、清水寺にお参りしていたのです。その坂は、子供の誕生=産、そして念じる=念、というところから三寧坂と呼ばれるようになったと言われています。また、西暦807年、つまり大同2年に坂が整備された時に二年坂と名付け...京都桜シリーズ二年坂・産寧坂

  • 京都桜シリーズ 世界遺産の二条城

    元離宮二条城は、京都の世界遺産の1つ。築城400年を超える元離宮二条城は、徳川家康が江戸時代に築城した京都市中心部にある平城で、歴史上江戸時代の始まりと終わりを象徴的に示す場所となりました。重要文化財の本丸、国宝に指定されている二の丸御殿。これらも建物を見学するだけでも、十分楽しめます。また、広い城内には、清流園・二の丸庭園・本丸庭園。四季折々の花が咲き誇る庭園が存在し、いつ訪れても、その時々の風景を観賞する事が可能です。二条城の桜は、城内に50種・約400本の桜が植えられています。里桜を中心に、山桜・染井吉野・紅しだれ桜など有名な桜はもちろんの事、普賢桜や福禄寿・手弱女の珍しい桜も観賞可能です。二条城の桜の観賞場所は、大きく分けて3つあります。桜の園、清流園、城内西側です。アクセス【電車】京都市営地下鉄東西線...京都桜シリーズ世界遺産の二条城

  • 京都桜シリーズ 南禅寺

    古都・京都は四季すべてが美しい風景ですが、特に春の桜景色は秋の紅葉と並んで見逃せない風物詩です。そんな京都で、穴場を探してゆったりと桜を鑑賞するのも楽しみのひとつですが、やはり混雑を覚悟してでも行ってみたい名所もはずせません。春には、三門周辺が桜で鮮やかに彩られます。山門を地上から眺めるのもいいですが、山門の上に上ることもできます。門をくぐった右手に山門に上がるための受付があり、階段から山門の上へあがれます。桜のシーズンに南禅寺に来たら、ぜひ山門の上から景色を見ることをオススメします。ここは歌舞伎の演目『楼門五三桐』で石川五右衛門が名セリフを言う場面として有名です。臨済宗南禅寺派の大本山。歌舞伎『楼門五三桐』の舞台となっており、石川五右衛門が楼上から「絶景かな、絶景かな」の名セリフで見得を切るシーンは有名。絶景...京都桜シリーズ南禅寺

  • 京都桜シリーズ 東福寺

    東福寺は、京都東山の山麓にある、臨済宗東福寺派の大本山です。鎌倉時代の1236年、摂政の九條道家の発願により、創建されました。25もの塔頭がある大寺院です。現在は紅葉の名所として知られる東福寺ですが、かつては桜の名所でした。しかし現在境内にはほとんど桜の木はありません。それには深い理由があるのです。かつて東福寺の画僧だった吉山明兆が、将軍足利義持に褒美を訪ねられた時に、「境内に桜がたくさんあると人が集まりすぎてしまい修行ができない」と答え、義持の命で境内の桜を全て切り倒してしまったのです。そんなまさかの理由で桜がほとんどない東福寺ですが、1か所だけ桜が残っている場所があります。それが光明院。紅葉は美しいですが、季節には1時間待ちなんてザラ、ときには2時間待ちという状態になりますから、ご注意ください。本当は、紅葉...京都桜シリーズ東福寺

  • 京都桜シリーズ 世界遺産の東寺(とうじ)

    東寺までの道のりは、京都駅から歩いて15分ほど。東寺は、京都の桜の名所の1つです。春になると不二桜などがライトアップ。注目はされるのですが、意外に知らない人が多いのかもしれませんね。世界文化遺産の一つ東寺(正式名:教王護国寺)は、歴史的・文化的価値が高く、日本で最も高い五重塔を有する寺院であることは有名ですが、実は桜の名所であることはご存知でしょうか?広い境内には約200本の桜が植樹され大切に育てられ、駅から歩いていける桜の新名所として最近ひそかに注目をあびています。早咲きの河津桜から染井吉野をはじめ、「その桜を見るために旅行する価値がある卓越した銘木」とする京都の三つ星桜にあたる八重紅枝垂れ桜「不二桜」と日本最高の五重塔が一緒に楽しめる風景は、古都京都のイメージにぴったりです。人込みをさけ、ゆっくり古都京都の...京都桜シリーズ世界遺産の東寺(とうじ)

  • 京都桜シリーズ 天龍寺

    1994年に世界遺産に登録された臨済宗天龍寺派の大本山。天龍寺のしだれ桜は、嵐山の中でも美しく開花すると人気の桜です。天龍寺の桜の見頃の時期になると、多くの観光客が参拝に訪れます。桜の名勝地としても知られ、多宝殿横の望京の丘は枝垂桜を眼下に見下ろせる絶景のポイントです。南北朝時代、南朝・北朝として対立していた足利尊氏と後醍醐天皇。後醍醐天皇の霊をなぐさめるために、足利尊氏が夢窓国師を開山として建立したのが天龍寺です。建築にかかった莫大な費用は元(中国)との貿易によってまかなわれました。のちに禅寺の寺格を定めた京都五山の第一位とされました。桜がなくても曹源池庭園の美しさは変わりありません。しかし、そこにほんの少しの桜が加わる事により、その桜がアクセントになって庭園の美しさが増すのです。まさしく花を添えるとは、この...京都桜シリーズ天龍寺

  • 京都桜シリーズ 哲学の道

    京都にある「哲学の道」は、お散歩や散策にもぴったりのスポット。南は永観堂の北東方向の若王子神社あたりから始まり、北は銀閣寺まで続く疎水に沿った散歩道です。京都疎水は明治時代の京都の一大事業として作られた人工の水路です。南禅寺の水路閣も疎水の水を流すために作られたものです。哲学の道に流れている疎水は大津で取水されたあと長いトンネルを経て蹴上(けあげ)に到達します。蹴上から分水して北上する疎水が南禅寺水路閣を経て哲学の道に流れています。哲学の道は、疎水の西側に散歩用の石畳が敷かれ、日本の道百選にも選ばれている散歩には最適の道です。住宅地の中を緑の絨毯が敷かれているようです。南禅寺から銀閣寺に至る疎水は、桜がたくさん植えられ春は桜、秋は紅葉で散歩する人を和ませてくれます。京都の哲学者、西田幾多郎がこの道を思索にふけり...京都桜シリーズ哲学の道

  • 京都 白峯神宮・春季大祭 4/14(※毎年同じ日程です)

    白峯神宮は、京都市上京区にある神社です。4月14日(午前10時30分より斎行)。斎行とは、祈祷などの行事が行わる事です。約1時間ほど神事が行われ、その後に蹴鞠奉納が始まります。鞠授与、解鞠式、そして蹴鞠の実演です。崇徳天皇・淳仁天皇を、祭神として祀っています。白峯神宮は、和歌・蹴鞠の宗家であった公家・飛鳥井家の屋敷の跡地に建設。「アリャ」「オウ」というかけ声が、春を一層のどかにしてくれる当宮の蹴鞠の行事。蹴鞠や和歌の宗家飛鳥井家の別邸があったところで、守護神である精大明神を境内末社の地主神に祀っています。古代装束に身を包んだ人々が蹴鞠をする風景(約25分)が見学できます。たくみな足さばきが堪能できます。一般の参加も可能です。蹴鞠の実演を見て、自分もやってみたいと興味が出た方。当日は、蹴鞠体験も実施されます。ぜひ...京都白峯神宮・春季大祭4/14(※毎年同じ日程です)

  • 京都桜シリーズ 長岡天満宮

    ツツジが有名ですが、ここは桜も時期も綺麗です。池の周りにたくさんあります。散策にはとてもいいです。菅原道真が祀られている長岡天満宮は、道真公が大宰府に左遷される前に名残り惜しんだ場所として知られています。敷地内にある八条ヶ池では、四季折々の花を楽しむことができます。桜の季節には八条ヶ池東堤沿いに桜並木が登場し、約60本の染井吉野の下をのんびりと散策することができます。また桜の開花期間には「長岡京桜まつり」が開催され、夜間にはライトアップが行われます。池にかかる水上橋から水面に映る桜は幻想的で、人々の心を魅了します。アクセス▼阪急電車「長岡天神」駅下車徒歩約10分住所京都府長岡京市天神2丁目15-13長岡天満宮電話番号075-951-1025詳しくは:http://www.nagaokatenmangu.or.j...京都桜シリーズ長岡天満宮

  • 京都桜シリーズ 知恩院

    法然上人を開祖とする浄土宗の総本山。円山公園の北、風格ある三門を左右に咲く桜が春色に染めます。石段脇の桜を、三門の柱越しに眺めるのも風情たっぷり。境内でも、約210本のソメイヨシノや山桜などがお寺の春を演出してくれます。知恩院の桜は、個人的には穴場だと思います。桜が咲く場所は、友禅苑と三門付近です。私の中では、何でも大きいイメージがある知恩院。知恩院の三門は、日本の木造建築の中で最大を誇ります。また、知恩院の大鐘楼は、日本三大鐘楼の1つ。高さ3.3m・直径2.8m・重さ約70t。除夜の鐘で撞く時は、親綱1人・子綱16人の計17人も必要です。そして、知恩院の七不思議の1つに数えられる大杓子。長さ2.5m、重さ約30kgと巨大な杓子となっています。アクセス▼JR「京都」駅下車→市バス206号系統「知恩院前」下車徒歩...京都桜シリーズ知恩院

  • 京都地主神社 御車返しの桜 地主桜 2019年4/14(日)

    まずは清水さん行こう!おみやげ屋さんを散策しながら散策も素敵ですよ。時は平安の世、嵯峨天皇を乗せた牛車は地主神社へと向かっていた。天皇が皇居からお出ましになることは国の一大事であり、もちろん多くのお伴を従えての「行幸」である。では、なぜ、嵯峨天皇は地主神社への行幸を決意されたのであろうか。薬子の変。それは、平安京を揺るがした最初の危機であり、嵯峨天皇を苦悩させた骨肉の争いであった。病のために皇位を退いた実の兄を、薬子らが復位させようと企て、平城京への遷都を謀ったのである。花を愛で、詩歌をよくする嵯峨天皇にとって、肉親が謀反にかかわったということは、ことのほかお辛いことであっただろう。幸いにして、歴史は嵯峨天皇に味方し、その謀反は失敗に終わった。嵯峨天皇がいかなる対処を施したゆえに、平安京を守ることができたのか、...京都地主神社御車返しの桜地主桜2019年4/14(日)

  • 京都桜シリーズ 世界遺産の醍醐寺

    総門から真っ直ぐ行くと、「仁王門」が見えますが、まずは、この参道の桜を見て、楽しんでください!「花の醍醐」といわれるように,醍醐寺は桜の花で有名です。醍醐寺の桜は、春の京都の観光地の中で、とても人気があります。醍醐寺は、京都市伏見区醍醐にある世界遺産のお寺です。京都で最も訪れたい桜の名所はどこですか。最初に、醍醐寺の桜を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。春の醍醐寺の境内に、見頃の桜が咲き誇ります。それを目当てに、毎年多くの花見客が訪れます。醍醐寺で鑑賞できる桜は、とにかく多いです。早咲きのかわづ桜、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ。そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が次々と開花。全て咲き終わるまで約3週間あり、その期間は花見が楽しめます。〒601-1325京都市伏見区醍醐東大路町22総本...京都桜シリーズ世界遺産の醍醐寺

  • 京都桜シリーズ 大豊神社(おおとよじんじゃ)

    世界遺産銀閣寺へと続く哲学の道の途中に、ひっそりと佇む大豊神社があります。大豊神社は第59代宇多天皇の病気平癒を祈願して889年に創建された、歴史のある神社。こぢんまりとした境内は多くの人で賑わう哲学の道とは対照的で、静かで落ち着いた雰囲気です。境内奥の末社には、全国的にも珍しい狛子をはじめ、狛鳶、狛猿の姿を見ることができます。京都市左京区鹿ヶ谷宮ノ前町にある大豊神社(おおとよじんじゃ)のしだれ桜などです。大豊神社は椿や紫陽花、ロウバイなど様々な花が咲く神社です。中でも本殿前のしだれ桜としだれ梅が有名です。何年か一度には同時に満開になることがあるそうです。今回はしだれ桜が満開の一歩手前、しだれ梅がやや盛り過ぎであり、両方とも見ごろではありますが、両方とも超満開とはいきませんでした。ただ、両方が満開にならなくても...京都桜シリーズ大豊神社(おおとよじんじゃ)

  • 京都 城南宮・方除大祭 2019年4/12(金)〜/14(日)

    神楽奉納、甘酒無料接待等があり、神苑の紅枝垂桜の下で楽しく過ごせます。境内には離宮茶屋があり軽食もいただけます(雨天決行)。転居、病気等方位に関する災厄から逃れられたことに感謝する祭礼は当宮ならでは。期間中、新舞踊、創作太鼓、亀岡太鼓のほか、甘酒の無料接待などがあります。■場所:城南宮■期間:2019年4/12(金)〜/14(日)■料金:神苑拝観:600円■アクセス:京都らくなんエクスプレス「油小路城南宮」、地下鉄烏丸線「竹田」駅西口より市バス南1・2・3「城南宮東口」(徒歩の場合は15分)■お問合せ:075-623-0846■詳細ページ:http://www.jonangu.com/京都の古都ならhttp://www.e-kyoto.net/京都城南宮・方除大祭2019年4/12(金)〜/14(日)

  • 京都桜シリーズ 大悲閣千光寺

    渡月橋から保津川(桂川)を西へ進めば大悲閣千光寺へ登っていく道があります。登っていく道(階段)までは結構距離がありますが、まずこの保津川沿いの景色が綺麗です。澄んだ水に自然が溢れており、鴨なども優雅に戯れています。季節に応じて美しい姿を見せてくれます。嵐山の山道は結構ハードですが、進んでいくと鐘楼があり、鐘をつくことができます。その少し上の方に大悲閣があります。大悲閣(客殿)の空気は清々しく非常に気持ちいいです。そして素晴らしい眺めです。緑の山と川と空の絶景が楽しめます。京都市内の方も見えます。小さくですが京都タワーや清水寺なども見えます。春から夏にかけては新緑や青もみじが、秋には紅葉が楽しめます。慶長19年(1614)に角倉了以(すみのくらりょうい)が、大堰川の開削工事で亡くなった人々の菩提を弔う為に建立した...京都桜シリーズ大悲閣千光寺

  • 京都桜シリーズ 大石神社の大石桜

    京都市山科区にある大石神社は昭和10年に赤穂浪士大石内蔵助良雄公の義挙を顕彰するため、大石内蔵助良雄公をご祭神として創建された社です。忠臣蔵にて主君の仇討ちという大願を果たした祭神に因み、「大願成就」の神徳で信仰を集めています。毎年4月には、京都でも有数の桜として有名なしだれ桜「大石桜」の下にお茶席を設け、「さくら祭」を開催。昭和八年より、大石良雄公山科隠棲の地に大石神社が建設されるにあたり、その地に生育していた「しだれ桜」を整備の終えた境内に定植させ、昭和十年御鎮座にあわせ、御神木とした。戦後、その美しさは参拝者や地域の人々に愛され、親しまれ、「大石桜」と呼ばれるようになり、京都でも有数の桜として満開の季節には多くの参拝者で賑わう。毎年四月の第一日曜日には「さくら祭」が催され、満開の桜の下、お茶席などがもうけ...京都桜シリーズ大石神社の大石桜

  • 京都桜シリーズ 大原野神社の千眼桜

    大原野神社は、延暦3(784)年に桓武天皇が都を奈良から長岡京(現向日市)に遷された際、藤原氏の氏神として奈良の春日大社を分霊したことが始まりといわれています。春には樹齢70年を数える「千眼桜」が訪れる人を楽しませてくれます。千眼桜は1本の枝にぼんぼりのように花が咲き、眼がたくさんあるように見えるところから、「千眼桜」と呼ばれるようになりました。満開時には豪華な姿を見せますが、その花の命は2、3日と短いため、「幻の桜」といわれています。運良く満開の千眼桜を見ることができたら、千願(せんがん)の願いが叶うともいわれています。千眼桜を愛でに大原野神社を訪れてみてはいかがでしょうか。拝観時間境内自由(社務所受付9:00~17:00)拝観料境内無料お問い合わせ075-331-0014URLhttp://oharano-...京都桜シリーズ大原野神社の千眼桜

  • 京都桜シリーズ 大覚寺大沢の池

    大沢池は、大覚寺の境内にある日本最古の庭池です。中国の洞庭湖に似せて造られた事から、庭湖とも呼ばれています。嵯峨天皇が造営した嵯峨院の庭池です。大沢池は中国の「洞庭湖」を模して造られたところから庭湖とも呼ばれ、池の配置は華道・嵯峨御流の基本形に通じています。日本最古の人工的な庭池で、百人一首「滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ(藤原公任)」の名古曾の滝跡があります。嵯峨天皇の離宮跡地を寺院としたもので、鎌倉時代に後嵯峨上皇、亀山法皇、後宇多上皇が相次いで入山、大覚寺統(南朝)を形成しました。東にひろがる大沢池の眺めは京都を代表する景観の一つで、特にお月見の名所として知られています。宸殿、客殿を飾る豪華な襖絵は狩野山楽筆のものも含まれ、重要文化財に指定されています。ちなみに広い境内は映画やテ...京都桜シリーズ大覚寺大沢の池

  • 京都 平野神社・桜花祭 (4月10日)

    今回は北野天満宮の近く西大路通沿いにあるので分かりやすいかと思います。平野神社は駐車場は20台しか駐車出来ませんが少し高い¥1.000円。また「平野の夜桜」といわれるほど夜桜も有名です。平野神社の魁桜が咲くと京都のお花見が始まると言われるほど平野神社の桜は京都の桜の名所の中でも非常に有名です。また「平野の夜桜」とも言われる平野神社の桜のライトアップも非常に人気があります。「梅は北野(神社)」、「桜は平野(神社)」と言われる程です。この日には騎馬や織姫達の神幸列が出て一層華やかになります。花の品種が多いため「彼岸桜」~「桃桜」~「さきがけ桜」へと咲き乱れ、お花見が長期間できるのも人気の秘密です。苑内には、50種、本数は、400本。早咲きの品種は3月の中旬に咲き始め、遅いものは4月の20日頃に咲く品種があり、約1ヶ...京都平野神社・桜花祭(4月10日)

  • 京都桜シリーズ 法金剛院の待賢門院桜

    平安時代の初めの貴族である清原夏野の山荘だった地に、1130年、鳥羽天皇の中宮である待賢門院璋子が寺院を建立したのが始まりです。法金剛院の庭園は、待賢門院が極楽浄土をイメージして造園した池泉廻遊式浄土庭園(ちせんかいゆうしきじょうどていえん/大きな池を中心にした庭を歩きながら鑑賞するスタイルの庭で、阿弥陀極楽浄土の世界を再現)。昭和45年(1970年)に、荒廃し地中に埋もれていた庭園が発掘され、再び整備されて現在の姿となりました。明治時代に境内が縮小されたため、この浄土庭園は待賢門院が修繕した平安時代のものとは異なります。庭園の中で、当時の姿を今に伝える唯一の遺構が、庭園北側に組まれた青女(せいじょ)の滝です。青女の滝は待賢門院の発願のもと、仁和寺の僧・林賢(りんけん)と静意(じょうい)が築きました。平安時代の...京都桜シリーズ法金剛院の待賢門院桜

  • 京都桜シリーズ 善峰寺

    山中にある西国第20番札所。3万坪の境内地には山門、本堂、多宝塔、薬師堂などの諸堂が立ち並ぶ。京都市内が一望できる雄大な山寺でとくに、徳川五代将軍綱吉の生母・桂昌院お手植えのシダレザクラは樹齢300年の名木で、モミジとの寄せ植えが珍しい桜だ。彼岸桜、しだれ桜、山桜、ぼたん桜など多くの桜で、全山が桜一色に染まります。その他境内には100本以上もの桜があり、見頃が1か月ほど続きます。当山一の桂昌院お手植えのしだれ桜は、樹齢300年に及ぶ名木で、経堂の西側でひときわ荘厳に咲き誇ります。この桜はJR東海のCM「そうだ京都、行こう。」で放映されて有名になりました。住所京都府京都市西京区大原野小塩町1372問合先075-331-0020料金拝観料:500円時間8~17時交通JR向日町駅→阪急バス善峯寺行きで34分、終点下車...京都桜シリーズ善峰寺

  • 京都 松尾大社・山吹まつり 4月10日~5月5日

    松尾大社境内を横切る一ノ井川ほとりには3000株に及ぶ山吹が水面に黄金の花を咲かせます。また「春のライトアップと奉納コンサート」も行われます。夕闇に輝く黄金の山吹の花を見ながらお抹茶もいただけます。なお、庭園「松風苑」は昭和の名作庭家・重森三玲氏の遺作です。山吹と太田道灌(おおたどうかん)室町時代の武将で、江戸城を築城したことで名高い太田道灌は、ある日鷹狩りに出た際、雨に降られたため近くの小屋に入って蓑みのを貸してくれるよう申し入れたところ、若い女性が無言で山吹の花を一枝差し出しました。道灌は花を貰いに来たのではない、誠にけしからんと怒って帰ってしまいました。後日、この件を聞いたある人が、八重山吹の花に実のならないことを我が家に蓑が一つも無い侘びしさに掛けて、古歌の心を伝えたのだと道灌に教えたのです。その古歌と...京都松尾大社・山吹まつり4月10日~5月5日

  • 京都桜シリーズ 大報恩寺千本釈迦堂のおかめ桜

    阿亀(おかめ)桜で知られる千本釈迦堂。夫の危機を救い、夫の名誉を守るために自ら命を絶った妻のおかめ(阿亀)の伝説にちなんで名づけられた桜です。ソメイヨシノより一足早く見頃を迎えます。阿亀(おかめ)伝説「おかめ」は本堂建築で棟梁を務めた大工「長井飛騨守高次」の妻。高次が重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎた際、枡組で補えば良いと助言して、窮地を救いながらも「専門家でもない女性の知恵で棟梁が大仕事を成し遂げたと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に自害した愛妻「おかめ」の物語が伝わる、全国のおかめ信仰の発祥となっています。有名な「おかめ」のふくよかな笑顔は明るい人柄を今に伝えています。悲話の主人公「おかめ」の“助け合う円満な夫婦であり続けたい”という強い思いがお参りする人を応援してくれるのかも知れません。アクセス市...京都桜シリーズ大報恩寺千本釈迦堂のおかめ桜

  • 京都桜シリーズ 千本ゑんま堂の普賢象桜

    千本ゑんま堂は正式名を「引接寺(いんじょうじ)」といいます。本尊に閻魔(えんま)法王を祀るために一般に千本ゑんま堂を呼ばれます。開基は平安時代初期の政治家・歌人の小野篁(おののたかむら)卿で、あの世とこの世を往来する神通力を有し、昼は宮中に、夜は閻魔之廰に仕えたと伝えられ、朱雀大路頭に閻魔法王を安置したことに始まります。現在の閻魔法王は、長享2年(1488年)に造立されたもので、高さが2.4mもあります。普賢象桜は別名「えんまどうふげん」とも呼ばれます。花が咲くと花弁の中から緑の双葉が出て、茎が長く垂れ下がる情景が普賢菩薩の乗った白象の鼻に似ていることからこの名があります。また花が散るときは、花びらではなく花冠のままぼとりと落下します。室町時代には多くの公達(きんだち)がこの桜を見に訪れたと記録にあり、中でも後...京都桜シリーズ千本ゑんま堂の普賢象桜

  • 京都 上賀茂神社・賀茂曲水宴 4月14日

    上賀茂神社は、京都市北区にあります正式名称は、賀茂別雷神社です。朱塗りの巨大な一ノ鳥居をくぐると、参道の両側には芝生の広場が広がります。また、参道の東側にはかつて斎王(さいおう、皇族から選ばれた未婚の女性で神に身を捧げた)が愛でたと伝えられる「斎王桜」や、枝垂れ桜をはじめとする数々の桜が世代を超えて植え継がれています。参道を北側へと進むうちに東側の広場へ立ち寄ると、広場のちょうど北側から東側にかけて、小川が流れています。2本の小川は橋殿付近で合流し、「ならの小川」と呼ばれて広場の東側から境内の外へと注ぎ、やがて明神川と名を変えます。ならの小川は流域の摂社「奈良社」や、傍らに楢の木があったことなどがその名の由来で、小倉百人一首の藤原家隆(1158~1237年)が詠んだ歌には、公家たちが人形(ひとがた)の紙を川に投...京都上賀茂神社・賀茂曲水宴4月14日

  • 京都桜シリーズ 世界遺産の清水寺

    清水寺は、京都にある世界遺産の1つです。清水の舞台で有名なお寺。舞台から眼下に桜を望んだあとは、奥の院へと足を向けて。そこからは、桜に包まれた舞台を眺めることができます。広い境内には、約1,500本もの桜を植えられており、春になるとソメイヨシノやヤマザクラが、咲き誇ります。桜の雲に包まれたような雰囲気を楽しめます。そして、奥の院に移動。ここでは、桜に包まれた舞台が鑑賞出来ます。奥には地主神社も有り、足を運んで見ては如何ですか。※現在、本堂は修復工事中です。■場所:清水寺■時間:14時~■料金:入山料:400円■アクセス:市バス206「清水道」■お問合せ:075-551-1234■詳細ページ:http://www.kiyomizudera.or.jp/京都桜シリーズ世界遺産の清水寺

  • 京都桜シリーズ 正法寺の「幻の桜」

    西山、大原野にあるお寺。「西山のお大師様」として親しまれている正法寺は、鑑真和上の弟子、智威(ちい)大徳が隠世したことが始まりとされ、天平勝宝年間に創建された真言宗の寺院です。応仁の乱で焼失しましたが、元和元(1615)年に再興されました。正法寺は桜の名所として知られ、入口の朱塗りの「極楽橋」の上に咲く枝垂桜を皮切りに本堂へと続く道のりに桜が咲きほこります。また、境内の借景式庭園「宝生苑」には1本の枝垂桜があり、薄紅色の桜が石庭と遠くに広がる京都の景観に色を添えます。最寄駅阪急バス「南春日町」から徒歩約8分開花時期4月上旬から中旬桜の数少ない人出少ない拝観料300円〒610-1153京都市西京区大原野南春日町1102京都桜シリーズ正法寺の「幻の桜」

  • 京都桜シリーズ 随心院

    随心院は、かつて小野小町の住居があったという伝承があり、境内には、小町が恋文を埋めたという「文塚」、「小町化粧井戸」と名づけられた井戸、書院には深草少将の「百夜通い」の伝説のカヤの実が展示され、随心院から少し離れた所には、カヤの大木が残っています。随心院はまた、「はねず梅」と呼ばれる遅咲きの薄紅色の梅のある小野梅園が広く知られていますが、梅が終わると桜、さらにシャクナゲ、ツツジ、サツキと境内の花が咲き継いで行きます。4月半ばの週末に訪れたときは、境内の大きなソメイヨシノの花が終わりかけでしたが、薬医門から中を見ると、しだれ桜がとてもきれいでした。小野小町歌碑「花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に」住所京都市山科区小野御霊町35電話075-571-0025拝観時間9:00~17:00(受付終...京都桜シリーズ随心院

  • 京都 二条城・観桜茶会 2019年4月9日

    1602年に徳川家康によって、京都御所の守護と将軍上洛時の宿泊所として二条堀川の地に造営された二条城での観桜茶会。普段は非公開の庭園“清流園”で開かれます。お茶席が3席と点心席も設けられ、晴天の場合は野点席もあります。■場所:二条城・清流園■期間:2019年4/9(火)「二条城桜まつり」:2019年3/21(木・祝)~4/14(日)■時間:10~15時■料金:茶券3500円(入城料含む。二の丸御殿は別途400円)■アクセス:市バス9「二条城前」地下鉄東西線「二条城前」駅■お問合せ:075-841-0096(元離宮二条城事務所)■詳細ページ:http://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/京都の古都ならhttp://www.e-kyoto.net/京都二条城・観桜茶会2019年4月9日

  • 京都桜シリーズ 水火天満宮

    水火天満宮は、京の水害・火災を鎮めるため、延長元(923)年に醍醐天皇の勅命で延暦寺の尊意僧正(そんいそうじょう)により、菅原道真公をご祭神として建立されました。境内には、眼病に効くといわれる井戸「金龍水(こんりゅうすい)」や、安産祈願の石「玉子神石(たまごじんせき)」などがあります。桜の季節、三本の紅枝垂桜が境内を覆うように咲き誇り、訪れる人を楽しませてくれます。日没後はライトアップされ、青空の下で見るのとはまた違った妖艶な美しさがあります。拝観料無料京都駅より市バス9系統西賀茂車庫行天神公園前下車堀川通を東側へ渡る〒602-0071京都府京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10(堀川通寺ノ内上ル)TEL075-451-5057URLhttp://suikatenmanguu.com京都桜シリーズ水火天満宮

  • 京都桜シリーズ 御室桜の仁和寺

    朱塗りの中門(重要文化財)の向こうに、御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)の他、五重塔(重要文化財)や観音堂(重要文化財)等が見えてきます。御影堂(重文)も旧清涼殿の材を用いて建立されました。霊宝館には、阿弥陀三尊像(国宝)、孔雀明王像(国宝)、弘法大師の真筆三十帖冊子(国宝)等多くの寺宝を陳列。本坊(旧御室御所御殿)の御所風佇まいと豪華な障壁画が見事。門跡寺院として格式が高く、また、「徒然草」「方丈記」等古典にも数多く登場します。境内(史跡)の背丈の低い桜は遅咲きの「御室桜」(名勝)として有名です。交通案内:市バス「御室仁和寺」電話番号:075-461-1155駐車場:○車椅子:○拝観時間:9:00~16:30受付:30分前まで見学所要時間:40分料金:無料、御殿:500円桜祭:300円他建立:886(仁和2)...京都桜シリーズ御室桜の仁和寺

  • 京都桜シリーズ 真如堂

    正式名称は真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)といいます。知る人ぞ知る桜の名所です。70本の桜が植えられておりカメラマンなどに人気のスポット。念仏道場として女性を中心に庶民から多くの信仰を集めました。本尊は「うなづきの阿弥陀」として知られており、慈覚大師円仁が阿弥陀如来に「修行僧を守護して下さい」と祈ると首を横に振り、「衆生、特に女性を救って下さい」と祈ると頷いたといいます。庭園は「涅槃の庭」といわれ、東山を借景とした雄大な枯山水庭園です。2010年に作庭されたばかりの「随縁の庭」はモダンな庭園です。真如堂の境内には、約70本の桜が植えられています。その中でも有名なのは、本堂横にあるたてかわ桜。皮目が縦に入っている事から、この名が付けられました。春の真如堂に訪れた時は、ぜひ探してみて下さい。皮目が縦に入っていたら...京都桜シリーズ真如堂

  • 京都桜シリーズ 常照寺

    常照寺」は天下の名妓・吉野太夫ゆかりの寺で、洛北の桜の名所としても人気があります。常照寺の見所は、吉野門付近の咲く吉野桜。常照寺の境内には、約100本ほどの桜が植えられています。京都市の中心より約1週間遅く咲くこの桜は、吉野門まで桜のトンネルを作るように咲き誇っています。桜のトンネルは、まるで参拝者を歓迎しているようです。春の心地よい暖かさの中、桃色に染まった参道を歩くのは、とても良い気分にさせてくれます。また、観光客が少ないのもここの桜の魅力ではないでしょうか。美しい桜をゆったりと観賞できますよ。ちなみに、光悦寺・源光庵、そしてこの常照寺は、京都の鷹峯でも屈指の紅葉の名所です。この3寺とも同じように紅葉が美しいのですが、なぜか常照寺は人が少な目。桜の時期と同じようにに、ゆったりと観賞できます。拝観時間8:30...京都桜シリーズ常照寺

  • 京都桜シリーズ 常照皇寺の九重桜

    常照皇寺の九重桜はエドヒガンの一変種タルシダレザクラに属し、ベニシダレといわれる品種です。花はやや紅色、花弁5枚、おしべ平均23本、めしべ1本、花径約2cmで、3ないし4花からなる繖形花序(さんけいかじょ)になっています。根元の周囲4.4m、地上から1.5mの高さで周囲3.6m、樹高10mに近い巨木です。枝張りは最大で20mにも達し、長く枝が垂れて見事です。南北両朝の渦中より抜け出して、山里へと身を移した光厳天皇の厳しい暮らしを慰めるため、皇弟光明天皇が都から持参し、共に手植えしたのがこの「九重桜」と伝えられています。樹齢600年ともいわれる九重桜は国の天然記念物。京都に国指定の天然記念物は少なく、この九重桜、深泥池の生物群、清滝川のゲンジボタル、大田神社のカキツバタ、善峯寺の遊龍松だけ。根尾の淡墨桜に較べると...京都桜シリーズ常照皇寺の九重桜

  • 京都桜シリーズ 嵯峨野 常寂光寺

    紅葉の名所として知られるが、春には桜も楽しめる。春にはヤマザクラの桜の木がみどころとなります。常寂光寺は、慶長元(1596)年に日親上人(にっしんしょうにん)が嵯峨野に隠棲して開いた日蓮宗の寺院です。小倉山の中腹にあり、秋の紅葉の美しさでも有名ですが桜の名所としても知られ、山桜(ヤマザクラ)が見どころです。仁王門周辺の桜と新緑との対比が見事で、桜のほかに、ヤブツバキ、ミツバツツジ、ヤマブキ、スミレなどの花も楽しめます。喧騒から離れて静かな気持ちで桜を愛でたい人におすすめのスポットです。時雨亭跡定家山荘の場所については、諸説ありますが、常寂光寺の仁王門北側から二尊院の南側に有ったと伝へられています。この場所には、室町時代頃から定家卿の御神像を祀る祠が有りましたが、常寂光寺を創建する時に、定家卿の祠よりも上に寺の庫...京都桜シリーズ嵯峨野常寂光寺

  • 京都 鞍馬寺・花供養(花会式) 2019年4/7(日)~/21(日)

    春の訪れを感じる鞍馬。謡曲「鞍馬天狗」で「雲珠(うず。馬の鞍につける宝珠の形をした飾り)」と形容され、平安時代の貴族からも愛された山桜「雲珠桜」で知られています。期間中、中間の日曜日に行われる花会式ではお練りがあり、本尊毘沙門天に花茶を献じ舞楽を奉納します。鞍馬弘教総本山。770年(宝亀1)鑑真和上の高弟鑑禎上人が毘沙門天を本尊として奉安したのが起こり。平安時代は京都の北方守護の寺として信仰を集めた。本殿金堂、多宝塔などは近年再建され、鉄筋コンクリート造り。境内の「鞍馬山霊宝殿」の1階は、山内の動植物、鉱物などを展示する自然科学博物苑展示室、2階は寺宝展観室と與謝野晶子の遺品を展示する與謝野記念室、3階は国宝の毘沙門天像などの仏像奉安室、宝物収蔵庫がある。本殿裏から奥の院への山道に牛若丸の遺跡がある。鞍馬寺の桜...京都鞍馬寺・花供養(花会式)2019年4/7(日)~/21(日)

  • 京都桜シリーズ 城南宮 神苑 楽水苑

    方除(ほうよけ)、厄除(やくよけ)、建築守護の神社として知られる城南宮。城南宮の神苑楽水苑(らくすいえん)は「源氏物語花の庭」と称され、『源氏物語』に登場する植物をはじめ、四季を通じて様々な花を楽しむことができます。3月下旬から4月上旬にかけて、緋寒(ひがん)桜、山桜、紅枝垂れが見ごろを迎えます。中でも、枯山水様式の庭園『桃山の庭』では、岩が点在する緑の芝生の上で、ひときわ色鮮やかに4本の紅枝垂れが咲き誇ります。城南宮の桜の見所は、源氏物語花の庭に咲く枝垂桜でしょう。特に室町の庭に咲くしだれ桜は、見応えがあります。綺麗に整えられた芝生の緑に、紅色の桜がとても鮮やかに映えます。所在地〒612-8459京都市伏見区中島鳥羽離宮町7アクセス地下鉄竹田駅から徒歩約15分近鉄竹田駅から徒歩約15分市バス「城南宮」から徒歩...京都桜シリーズ城南宮神苑楽水苑

  • 京都桜シリーズ 世界文化遺産 賀茂別雷神社(上賀茂神社)

    京都で最も古い神社で、銘木「斎王桜」をはじめ、4月上旬が見頃の「御所桜」など、一の鳥居から本殿にかけて見どころが満載。カンヒザクラの開花から始まり、3月中旬から5月上旬頃まで様々な桜を長期にわたって楽しむことができる。一ノ鳥居周辺には、春になると、しだれ桜、八重紅しだれ桜が華やかに花開きます。天皇の皇女や親王の王女から選出されました。上賀茂神社の祭として有名な葵祭の主役・斎王代は、斎王の代理。民間の女性から選ばれています。斎王桜は、ピンク色をした紅しだれ桜。斎王の名に相応しい美しい桜で、多くの参拝者の目を楽しませています。斎王桜の北側には、御所桜が咲き誇ります。上賀茂神社の桜の中では、早咲きの桜。他の桜より1週間程早く開花するのが特徴です。こちらは白い花を咲かせるしだれ桜。孝明天皇が京都御所から御下賜されたのが...京都桜シリーズ世界文化遺産賀茂別雷神社(上賀茂神社)

  • 京都霊山観音・釈尊降誕花まつり (4月8日)

    霊山観音は昭和30年に、第二次世界大戦によって犠牲になった人々のために石川博資によって建立されました。本尊は十一面八臂観音菩薩です。霊山観音(りょうぜんかんのん)は、1955年(昭和30年)6月8日に開眼された、高さ24メートルの観音坐像(鉄骨コンクリート造り)です。すぐ近く(北側)には、豊臣秀吉の正室「ねね様(北政所)」ゆかりの高台寺があります。4月8日は釈迦が生まれた日。外陣の四隅に花を飾り、釈迦立像を安置した花御堂をしつらえ、誕生会の法要を執り行います。花御堂には浴盤に甘茶を満たされ、その中に立つ釈迦の誕生時の立像に「甘茶」をかけて徳を偲びます。また、花吹雪を肩で感じながら琴の演奏や野点の茶席に楽しむことが出来ます。高台寺から清水にでる道すがら、春に浮かれた人達で賑います。願いの玉禅宗ではよく一円相が書か...京都霊山観音・釈尊降誕花まつり(4月8日)

  • 京都桜シリーズ 古刹の勝持寺

    西国薬師四十九霊場第四十二番札所。花の寺とも呼ばれている寺院です。その名の通り、四季折々の花が楽しめ、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。花の寺に相応しく、境内には多数の桜の木が存在。春になると美しく咲き、訪れる人を歓迎してくれます。境内の桜の木の中でも、が有名です。西行法師が自ら植えたと伝えられる桜となっています。小塩山大原院勝持寺と呼ぶ古刹であります。白鳳8年(西暦679年)天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりで、延暦10年(西暦791年)に伝教大師が桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽羅を再建され、薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれて本尊とされました。承和5年(西暦838年)仁明天皇の勅によって塔頭49院を建立されましたが、応仁の兵火に遭い、仁王門を除きすべて焼失しました。現在の建物は乱後に再建...京都桜シリーズ古刹の勝持寺

  • 京都桜シリーズ 車折神社

    車折神社と書いて、読み方は「くるまざき」。かつて「桜の宮」と呼ばれていた車折神社。ご祭神・清原頼業が生前、桜を好んだことから、境内にはたくさんの桜が植えられました。境内には、約15種約40本の桜があり、特に「溪仙桜(けいせんざくら)」がおすすめです。この桜は、画家・冨田溪仙(とみたけいせん)が神社に奉納した桜で、3月下旬頃に見ごろを迎えます。この他にも、3月上旬頃に見ごろを迎える早咲きの「河津桜」や、4月中旬頃に見ごろを迎える遅咲きで良い香りのする「匂い桜」があります。車折神社の境内は、約15種類合計40本の桜の木が植えられています。なぜ、桜が植えられるようになったのか。それには、祭神の清原頼業公が関係しています。清原頼業公が、生前とても桜を愛していた事から、建立された時より多くの桜の木が植えられました。そのた...京都桜シリーズ車折神社

  • 京都 桜シリーズ 三千院の奥にある静かな寺院、実光院

    今回は少し足を延ばして尋ねます、洛北(らくほく)にある大原は、デューク・エイセスの『女ひとり』の歌詞にも歌われた三千院(さんぜんいん)と寂光院(じゃっこういん)を中心にして、日々多くの方が訪れる京都の名所の一つです。実行院は大原・三千院の北側にある天台宗の寺院です。三千院の参道を進んで三千院の前を通り過ぎ、律川にかかる赤い橋を渡った先にあります。実光院は、すぐそばにある勝林院(しょうりんいん)の子院として建立されました。勝林院は、仏教音楽である声明(しょうみょう)を伝承するために平安時代の中期に建立された寺院で、子院である実光院、宝泉院(ほうせんいん)を含めて天台声明の根本道場として知られています。ディーク・エイセスの女ひとり♪京都大原三千院恋に破れた女がひとり♪実光院は勝林院が天台声明を伝承するために建立した...京都桜シリーズ三千院の奥にある静かな寺院、実光院

  • 京都桜シリーズ 三千院

    最澄(伝教大師)が、788年に比叡山延暦寺を開いたとき、自ら薬師如来像を刻み、それを本尊として堂を建てたのが起源です。庭園は緑色の苔におおわれ、杉やカエデが配されています。「京都大原三千院~♪」と歌われた有名観光スポットで、紅葉やアジサイの時期には、とくに観光客でにぎわいます。三千院参道のオススメポイントまずは「大原郷土館」入場料が100円かかるのですが受付の人がいないことも多いのでタダで見られちゃうことも。次は「ドレッシングの志野」です。多くの人が並んでいるのですぐ解かります。ここでは試食も出来ます。私はゆずドレッシングの湯豆腐とごまドレッシングのサラダを頂きました。有名なだけあって本当においしかったです。最後は超有名店である「志ば久」のアイスキュウリです。知っている人も多いと思いますが歩きながら食べられるし...京都桜シリーズ三千院

  • 京都 毘沙門堂・山科の古刹の観桜会 2019年4月7日(日)

    釈迦の誕生日が旧暦の4月8日とされることに合わせて、約30年前から開催。境内には、樹齢150年を超えるしだれ桜やソメイヨシノなど約45本が植えられている。今回は、島原の太夫(たゆう)、司太夫の琴の演奏に合わせて、昨年11月にデビューした葵(あおい)太夫が舞を披露。また琴やバイオリン、チェロの演奏なども行われた。天台宗の門跡寺院であり、本尊の毘沙門天は京の七福神の一つに数えられる。創建は大宝3年(703)。かつては上京区出雲路にあったが、応仁の乱で廃絶。天海・公海両師が寛文5年(1665)にこの地に復興し、後西天皇の皇子が入寺して門跡寺院となった。円山応挙作の鯉の絵や、狩野益信作の宸殿[しんでん]の襖絵[ふすまえ]など見るべきものが多い。春には宸殿前にある樹齢百数十年のシダレザクラが見事に咲き誇る。また、秋の紅葉...京都毘沙門堂・山科の古刹の観桜会2019年4月7日(日)

  • 京都桜シリーズ 高野川

    出町柳で賀茂川と別れた高野川は、松ヶ崎橋にかけて両岸の堤防はソメイヨシノの桜がズラリと並びます。1.5kmにわたる桜並木です。休日ともなれば多くのお花見客で賑わいます。場所柄、学生の姿が多いのも特徴です。橋の上から眺めると両岸の桜を一望することができます。穏やかな川の流れとその景色の美しさで人々の心を和ませていた鴨川。古代、鴨川の上流ではお清めの儀式が執り行われるなど、神聖な場所として使われていました。しかし平安時代になると、川の様子が一変してしまいました。平安時代の鴨川は「暴れ川」として、人々に恐れられていたのです。何度も氾濫(はんらん)を繰り返し、京都の町を襲っていました。この氾濫ぶりは、当時院政を治めていた白河法皇が『平家物語』の中で、「賀茂(鴨)川のすさまじさは治めることができない」と記したほどでした。...京都桜シリーズ高野川

  • 京都桜シリーズ 建仁寺

    京都の観光事院の中でもおすすめなのが建仁寺。祇園の繁華街の南にあってアクセスがよい一方で、京都最古の禅寺としての格式をもち、京都らしい枯山水のお庭や美しい緑のお庭を楽しめます。さらに天井いっぱいに描かれた双龍図も圧倒的な存在感があり、織田信長の供養塔や安国寺恵瓊の墓といった戦国武将のゆかりも感じることができます。春になると境内に点在する染井吉野が開花し、境内を華やかに彩ります。また、建仁寺の開祖で日本に喫茶の文化を広めた栄西禅師の茶碑に覆いかぶさるように、咲き乱れる枝垂桜もとても好印象です。住所:京都市東山区大和大路通四条下ル小松町584TEL:075-561-6363拝観日:無休拝観料:500円拝観時間:10:00~17:00(3~10月)駐車場:あり(有料45台)アクセス:京阪電車「祇園四条」下車徒歩約5分...京都桜シリーズ建仁寺

  • 京都桜シリーズ 金戒光明寺

    金戒光明寺は、広い境内に約100本の桜が植えられています。境内は無料なので、自由に観賞できるのが良い所です。また、名所という程ではないので、それ程混雑もしません。特に夕方は、あまり人がいない印象があります。地域の人達からは、黒谷さんと親しみを込めて呼ばれています。金戒光明寺の桜は、名所という程ではありませんが。しかし、境内に咲く桜はとても綺麗です。法然上人が、黒谷に草庵を結んだのには理由があります。法然上人が黒谷の山頂の石の上に腰かけた時、紫の雲が立ち上がったそうです。住所京都市左京区黒谷町121電話075-771-2204拝観時間9:00~16:00拝観料境内無料拝観休止日不定休アクセス市バス「岡崎道」・「東天王町」下車徒歩約10分京都桜シリーズ金戒光明寺

  • 京都 妙心寺退蔵院・春の特別拝観 2019年3/30(土)~4/14(日)

    いよいよ桜の季節が近づいて来ました。数ある桜の名所の中でご紹介したいのが、しだれ桜が艶やかな妙心寺退蔵院とその周辺エリアです。しだれ桜には優美やごまかしという花言葉があり、大人の風情を感じさせます今年の京都の春の特別公開の目玉は日本最大級の禅寺・妙心寺の塔頭「退蔵院」です。JR東海の「そうだ京都、行こう」キャンペーンのポスターにもなっています。大本山妙心寺の塔頭として知られています。狩野元信作庭の枯山水庭園、透き通った響きをなす水琴窟、如拙の傑作国宝「瓢鮎図」、中根金作氏作庭で昭和の名庭「余香苑」など、由緒ある宝物を擁しています。退蔵院では、桜の見頃に合わせた特別拝観を開催され、特別公開もあります。「余香苑」のしだれ桜が楽しめます。夜間拝観も実施され、にはライトアップも行われます。名刹の庭園にライトアップされた...京都妙心寺退蔵院・春の特別拝観2019年3/30(土)~4/14(日)

  • 京都桜シリーズ 府立植物園

    大正13年に開園した日本を代表する植物園です。京都府民の休日のお出かけ定番スポットです。広い敷地をぶらぶら歩けば、植物が約1万2000種。桜や梅、つばき、花しょうぶ、あじさいなど昔から親しまれてきた植物のほか、バラ園など左右対称の造形美が楽しめる洋風庭園など変化に富んでいます。年間89万人の入園者数と、名実ともに日本一の植物園である京都府立植物園。春の主役は何といっても芝生広場の「大枝垂桜」。端正にして華麗な姿は見事です。温室付近のソメイヨシノではたくさんの人がお花見を楽しんでいます。北山門前の桜品種見本園ではいろいろな品種を見ることができます。ライトアップも有るよ。料金大人\200/子供\150開園日/時間通年/9:00-17:00(入園は16:00まで)休業日無休住所〒6060823京都府京都市左京区下鴨半...京都桜シリーズ府立植物園

  • 京都桜シリーズ 京都御所

    ここは東京に遷都されるまでは歴代の天皇のお住まい(内裏)で、周囲には貴族の邸宅がたくさんありました。延暦13年(794年)、桓武天皇が平安京へ遷都した当時の内裏は御所の西方、現在の二条城の近くにありました。しかし、火事で焼失・再建を繰り返し、さらには貴族の邸宅を仮住まいにした後、鎌倉時代後期の元弘元年(1331年)、光厳天皇がここで即位されて以来、御所とされたのです。以降、明治に至るまでの約500年間、天皇の住まいとなりました。ただ、建物自体はその間、何度も全焼したため、鎌倉時代の建物は一つも残っていません。現在の建物は安政2年(1855年)、平安時代の内裏の姿にならい、徳川幕府によって再建されたものです。今の建物では明治天皇と孝明天皇が実際に暮らしていました。京都御所は春と秋の年2回、一般公開されるほか、事前...京都桜シリーズ京都御所

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