インフル・デング・チクングニヤ・エボラ等、日本に入ってくるかもしれない海外の病気を追いかけています。
2014年の悪夢フラッシュバック、またもやギニアでエボラ発生
2014年の悪夢フラッシュバック。ギニア・シエラレオネ・リベリアで燃え盛ったエボラEVD。コンゴの再燃に続いて、またもやギニアでの発生です。コンゴの戦乱地帯も大変ですが、2014年に目の当たりにしたごとく、西アフリカは燃え広がりやすい要素・・管理しきれない国境を自由に移動、伝統的治療師に集う庶民、密、自然破壊で流れてきちゃったコウモリ等々・・・の要素があるのでコンゴ以上に懸念されます。場所はGouékéinN’Zerekoreprefecture。NewEbolaoutbreakdeclaredinGuinea14February2021Brazzaville/Conakry–HealthauthoritiesinGuineatodaydeclaredanoutbreakofEbolaintheruralcom...2014年の悪夢フラッシュバック、またもやギニアでエボラ発生
カナダのワクチン接種遅延で起こっている社会的反応(他山の石)
COVID-19のワクチン接種、カナダが(なにかと比較される)米英に比べて著しく遅れていることで、他山の石となりそうな報道。人口100人あたりの接種済ドース、米の14、英の21に対しカナダは3.と大幅に遅れている。1回以上接種したのは人口の2.43%。80歳以上の125、優先医療従事者の55%にすぎない。昨年末には7企業から人口の何倍ものワクチンを契約したとして批判を受けていた。しかし、いま認可されているファイザーとモデルナでは優先的に取り扱われなかった。ひとつには、前トランプ政権が禁輸措置をとることを恐れて入手先を(米ではなく)欧州にしたことがある。しかし現実は、禁輸措置の恐れがあるのは欧州の方。カナダ自体はワクチン製造能力を有していない。ワクチン供給の遅れが、リベラル派を直撃している。支持率・首相のイメージ...カナダのワクチン接種遅延で起こっている社会的反応(他山の石)
COVIDワクチン、世界の接種計画のなかで、あまり報じられない難題。難民問題。ワクチン獲得競争のなかで、難民のみなさんが接種できる分の確保が遅れるのではないか。自国民、難民ではない人向けが優先される流れは自然に予想されるとことではあります。もうひとつが、難民のみなさんの当局不信。集団接種に行ったら、当局に身柄拘束→強制送還の憂き目にあってしまうのではないか。この不信感を解きほぐすには時間と忍耐が必要なわけで、かなり困難な作業になりそうです。世界には、「地球上に存在しないことになっている人々」がいます。たとえばいま話題になっているミャンマーのロヒンギャ問題。ミャンマー政府からは(NLD民主政権だろうが軍事政権だろうが)国民と認識されず)、バングラデッシュ政府からも歓迎されていない。彼らのワクチンは誰がどのように十...新型コロナワクチンの難題。難民問題。
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