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2015/01/18

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  • 旅行記21 クアラルンプールのカード詐欺

    この後駅で僕は切符を買った。いくらかと訊くと,「フィフティン」と,フィフティーンだかフィフティだかよく判らない言い方で答えてくれたので,え?と言うと,怒ったように、というか怒って,「フィフ ティ——ンヌ!!」と言い放ち,きわめてぞんざいな態度で切符を発行してくださった。 僕はすっかり厭な気分になってしまった。 僕が切符を買っている間,丸男君は駅の売店でジュースを買ったそうだが,その時しっかりぼ…

  • 旅行記20 クアラルンプール ぼられる人たち

    九日目 ドミトリーの朝は早く、そして寒い。この部屋にはクーラーが効いていた、そして効きすぎていたのだ。僕は昨日の夜、先客の日本人旅行者たちにクーラーが効きすぎだから明け方ものすごく冷える、と聞かされていた。あいにく防寒着など持っていない僕は、唯一の長袖のシャツを掛け布団代わりにして寝ていたのだが、やはり明け方は寒かった。ありがちなことだが、設定温度を少し上げる、ということは出来ないらしい。 …

  • 旅行記19 クアラルンプールの市場

    こうして夜、宿に帰ってきたのだが、宿にいた日本人達は何処に行ったのやら一人も居らず、仕方なく一人で飯を食いに。当然飯は屋台。僕は肉骨茶(バクーテー)というものを食べることにした。 これはこの旅に出る直前に買った、マレー半島すちゃらか紀行、というくだらない本に載っていた、この辺りのとてもおいしい食べ物だそうだ。名前から明らかなようにこれは中華料理で、なべに肉と内臓、キノコ類に厚揚げを漢方薬とスパイス…

  • 旅行記18 クアラルンプールのカジノ

    八日目 僕はこの日はカジノに行くのだと決めていた。今回の旅は必ずカジノに行くと決めていて、タイ、マレーシア、シンガポールのうち、何処にカジノがあるのかも調べていた。シンガポールにはありそうだと思っていたが、どうやらないようだった。結局、KLのジェンキンハイランドというところにあるカジノが、マレーシア唯一の公認カジノらしいということがインターネットで調べてわかった。僕はカジノに行くためだけに、い…

  • 旅行記17 クアラルンプールの昼

    七日目 この日は一日クアラルンプールの街で道に迷っていた。天気良く暑い中、歩きまわっていたのだが、日本人旅行者に会うことも出来ず、ほぼ無駄な一日だった。この日一日歩き回っていてわかったのだが、マレーシアという国は多民族国家であり、マレー系、中国系、インド系、タイ系、そして忌まわしきアラブ系などにより構成される(なぜ僕がアラブ系を嫌うかは、後々御理解いただけると思う) この中でも特にマレー、中国…

  • 旅行記16 クアラルンプールの夜

    こうして再びバスは出発、途中軍隊らしき連中の検問もあったが、バスは高速道路をひたすら走った。何処の国でも高速道路の周りは同じ景色で、見ていてもつまらない。走ること約3時間、バスは再び停車。ジャスコのおばさんは手を振って降りていった。しかしここは一体何処かわからない。 ちょうど七時頃だから、予定ではKLに着く頃だ。ちょっと様子見に降りてみると、例の小太り男が「ここはバタワースだ」という。地図を見れ…

  • 旅行記15 マレーシア入国

    コーランプルとはマレーシアの首都、クアラルンプールのことですが、金子光晴の「マレー蘭印紀行」ではコーランプルとなっているので、金子の顰みにならってみました。マレーシアではKLと書かれたり呼ばれることが多いので、文中では簡単のためKLと表記します。 ハジャイで乗り換えた長途快適冷氣車には、日本人はおろか、何処にでもいる白人旅行者もおらず、周りは中国系の地元の人らしき人ばかりであった。1時半に出発し…

  • 旅行記14 バスにて

    僕はバスに乗りこむと、まもなくぐっすりと眠ってしまった。乗車後まもなく、配られた缶コーラ、というのは当然嘘です。そんなものは配られてはいません。ただ疲れていただけです。六時半ころスラータニ−を出発したバスは、たぶん十時くらいだったと思うが、何処だか知らんが、道路沿いの屋台みたいな飯屋の前で停まった。そこで僕はインド帰りに起こされ、飯を食いに行った。 そこで食った、インド帰り曰く 「バーミ…

  • 旅行記13 タイ南部行きバス

    こうして無事に港に戻ると、「六時になったら迎えに来るからそれまで船の中で寝てい給え。」と言い残し、去っていった。で、インド帰りの男は、港で寒そうにして残っており、僕がかくかくしかじかって事になったよ、と言うと、寒いから船で寝ていると言って船の中に入っていった。 こうして僕は一人船の外で待っていると、他のお迎え運転手の方々が、どうしたどうしたと話し掛けてくる。そこで、いちいち、かくかくしかじかで…

  • 旅行記12 港にて

    さて、港につくと、やはりお迎えの車の運転手と思われるタイ人たちがたむろしており、そのうちの一人、人のよさそうな善人面のタイ人が話し掛けてきた。ああじつはかくかくしかじかなんだよお、と言うと、ああなるほどね、と言う顔をして、その会社の奴は誰でも彼でもOK OK言って車に乗せて、自分の会社に連れて行くのさ、とおっしゃる。 だけど大丈夫だ、後で俺が本当の会社のオフィスに連れて行ってやるから心配するな、No …

  • 旅行記11 港にて

    さて、お迎えは来ているかな−と思いながら船から出ると、船内にいた白人連中は、ぞろぞろと車(軽トラ)に乗り込んでいく。その車の運転主たるタイ人は僕らのほうを見ると乗れ乗れと言う。 名前を言いチケットを見せると、ちらりと見てOK乗れ乗れ。ちょっといい加減な感じだが、一応チケットも見たし、名前も言ったので、インド帰りの男と共にその軽トラの荷台に乗り込んだ。車はニ三分ほどはしると、旅行代理店のオフィスらし…

  • 旅行記10 タオ島発の船

    六日目 タオ島からのボートは午後八時三十分に出発する予定だった。このボートとバスのジョイントチケットの予約をした旅行代理店の前で、僕は時間の来るのを待っていた。しばらくすると日本人旅行者らしき人がやってきて、彼もボートでスラータニーへ行き、そこからバスでハジャイと言う町まで行くと言う。 僕らは二人で時間が来るまでその旅行代理店の前で待っていたのだが、時間になっても何の迎えもこない。確かにこ…

  • 旅行記9 タオ島出発

    まっそれは良いとして、こんなことを話しているうちスコールがやって来た。これはどれくらい続くのか?と訊くと、2時間か3時間。5分かもしれないし、知—ら無い。と答えた。いずれにしても暫く何処へも行けないので、ここで雨宿りをさせてもらうことにした。 時間は2時過ぎであり、スコールがやむと、また再び暑くなった。その暑い中僕は島を巡り歩いた。バイクでとおった道を再び歩きなおし、鍵を探したのだが、やはりそ…

  • 旅行記8 タオ島のレンタルバイク

    僕はその時、レンタル屋の女の子があれほどまでにキーの紐にこだわっていたわけを、初めて理解したのだが、今となっては後の祭であった。無用の長物と思えたあの紐も、実は重大なる任を帯びていたのだ。 しかし走っている振動で落ちてしまうキーとは一体・・・ 僕は来た道を再び引き返し、キーを探したのだが見つからなかった。鍵なしでも走ることは出来るが、ガソリンがほとんど無い。きっと怒るだろうなあ、何て言わ…

  • 旅行記7 タオ島

    あまり金の無い事に気が付いた僕は、とりあえず両替だなと、近くの人に両替は何処で出来るのか聞いてみた。彼はポストオフィスと言い、近くの郵便局マークのある建物を示した。そのポストオフィスと言うのは、小さい雑貨屋が郵便業もやってますよ、という感じのところで、店の大半には商品が陳列してあった。 そこで¥2000を両替したのだが、店の女の人が示した計算機には、680という数字が表示されていた。レートはあ…

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