chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ケ・セラ・セラ http://noritama2525.blog.fc2.com/

類つくを書いてます。 Perdre la vue ビスクドール投稿中!

アメブロでMIMOSAという 類つくのお話のブログを持ってます。 旧Yahooブログから引っ越しました。 お気に入り登録して頂ければお話は読めます。 どうぞ宜しくお願いします。

noritama
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2015/01/18

arrow_drop_down
  • 年末のご挨拶

    皆様師走の慌ただしい中こちらを覗きに来てくださりありがとうございます。実は数日前から風邪をひきまして・・。なかなか治りません。主人や息子が大掃除を手伝ってくれてどうにか新しい年が越せそうです。子供っていつの間にか成長しているもので、言われなくてもテキパキとゴミ出しとか、窓ふきや換気扇掃除にフローリングのワックス迄完璧にしてくれたので嬉しくて、本当に息子は役立ちます。私は明日こそ、朝早く起きておせち...

  • beloved 246(完)

    匠がカトリーヌの邸に行った夜。類達に電話が掛かって来た。「類、カトリーヌと暫くこっちで暮らす事にした。」「えっ?どういう意味?」「だから、カトリーヌも暫くここを空けて居たから片付けや掃除がしたいと言ってるから私も手伝いたいと思う・・。カトリーヌ一人じゃ大変だろう?庭も荒れ放題になってるからね?暫くは忙しくなりそうだよ。あゝ今夜はカトリーヌのお得意の牛肉のトマト煮込みなんだ・・凄く美味しそうな匂いが...

  • beloved 245

    類が邸に戻ると、しおんが抱き付いて来た。「どうしたの?もう寝る時間をとっくに・・・えっ?」「パパっ・・うわーんっ」「しおん?何故泣いてるの?」「類・・実はカトリーヌがここを出て行ってしまったの。」「えっ、カトリーヌが?」「ええ・・長くここにお世話になってありがとうって出て行ってしまったわ。」「…父さんは止めなかったの?」「お義父様とはもう、話し合われていたみたいで・・お義父様がエリックと一緒に送っ...

  • beloved 244

    christmasが終わり、後は新しい年を迎えるだけになった頃。仕事納めを終え、何故か社内にいつまでも残っている類。「類様・・・どうかなさいましたか?」「・・ううん、ただ雪が積もりそうだなって思ってただけ・・・。」つくし達のchristmasコンサートの日、父とカトリーヌが二人で何かを話してた事が類は気になっていた。遠い、遠い昔・・・日本の邸で俺は死んだような目をして生きていた。母さんが居なかったからなのかどうかは...

  • beloved 243

    クリスマスコンサート当日。この日小さなホールは満員の客達で溢れていた。「緊張する‥私の指動くかな?」「やだ、エネったらそんな事言わないでこっちまで緊張するじゃない?」「つくしは、大丈夫だよ。根性あるもの。でも私は駄目だわ。心臓が飛び出しそう・・あゝなんかドキドキしてきた。」「エネ、大丈夫よ・・深呼吸して。」「スージこそ、身体が震えてるじゃない?」「これは、武者震いよ・・。シモーヌは慣れてるけど、私...

  • beloved 242

    カトリーヌのフランス語のレッスンが終わって、つくしとしおんそれにカトリーヌがリビングに入って来た。「お疲れ様です、何かお飲み物をお持ちしましょう。」「はなえちゃん、わたしは・・りんごジュース。」「カトリーヌは紅茶よね?」「ええ。」「じゃあ私も紅茶をお願いします。」「畏まりました。」はな枝が片付けている珈琲カップを見てつくしがはな枝に尋ねた。「ねえ、その珈琲ってもしかして類の?」「あっ、はい左様でご...

  • beloved 241

    その日はお休みで類は邸に居た。しおんとつくしはカトリーヌにフランス語のレッスンを別室で受けている。リビングでお茶を飲んでいる匠に声を掛けたのは類。「父さん、最近珈琲じゃなく紅茶を良く飲んでるね?」「あゝそう言えばそうかな?類も飲むか?」「いや、俺は・・はな枝珈琲を淹れてくれる?」「はい畏まりました。」類は匠の正面の椅子に腰掛ける。小説を読んでた匠は、類の方を伺いみる。「何?俺の顔をじっと見たりして...

  • beloved 240

    練習が終わりいつもの様にエネ、スージー、シモーヌの3人を花沢の車で送り、それぞれが自分達の部屋へと戻るとき、タクミはカトリーヌにもう少し一緒にお酒でも飲まないかと誘う。それを聞いてた類は少しその様子を伺っていた。「類どうかしたの?しおんがお待ちかねよ?絵本をあなたに読んで欲しんですって。日本の絵本を送って貰ったから・・・。」「あゝ何でもない・・じゃあ、父さんカトリーヌお休み。」「あゝ類もう寝るのか...

  • beloved 239

    つくし達のクリスマスコンサートが数日後に迫っていた。花沢の邸での練習を聴く、匠とカトリーヌ。練習の後には、シェフの作った温かい食事とカトリーヌの作ったケーキでのもてなしに、この邸に来るのが楽しみになっていたエネ、スージー、シモーヌの3人クリスマスコンサートがまだ,まだ先だったら良かったのにとさえ思って居た。この邸はいつでも温かい温もりがある。ここにいる人、全てが優しい。フルートとチェロとバイオリン...

  • beloved 238

    花沢邸のテラス席で匠とカトリーヌはお茶を飲んでいた。フランスでの生活が長かった匠とカトリーヌは話が合う。好きな映画や女優や俳優なども同じであった。「ふふっ、何だかタクミとは初めて逢った人には想えないわ。ケビンもそうだったけど・・あなたも人間的に私の大好きなタイプだわ。」「それは褒めて貰っているのかな?私も君の様に料理が上手でその上お喋りが楽しい女性と出逢ったのはこれで二度目かな?」「二度目?あゝ亡...

  • beloved 236

    日本に着いたその足で類は花沢物産へと急いだ。「社長、類様がフランスよりお見えです。」「類が?…通してくれ。」「久しぶり、父さん。」「どうかしたのか?何かまた起きたのか?」「・・また痩せたね?」「そうか?そうでもないと思うが・・。」「そんなやつれた姿で言わないでよ・・・田村と相談して暫く父さんフランスに戻らない?」「・・・そんな事でわざわざここに来たのか?」「そうだよ・・俺には‥親は父さんしか居ないん...

  • beloved 237

    類と共にフランスに戻って来た匠花沢フランス邸「お帰りなさいませ、旦那様。」「はな枝、ただ今・・何だか邸が凄く明るく感じるな?」しおんとつくしが厨房の方から駆けて来る。「パピィ、パパおかえりなさい。」「しおん、元気だったかい?」「ええ、パピィは元気だったの?」「あゝ久しぶりにしおんに逢ったからすっかりパピィは元気になったよ?」「お義父様、類お帰りなさい、お父様お待ちしてました。」「やあ、つくしさんた...

  • beloved 235

    カトリーヌが花沢に慣れて来た頃、類の父親の具合がまた良く無いと連絡が入った。「類、お義父様が・・具合が悪いって・・どうして?」「日本で一人だからね・・無理したんだろうか?父さんもこっちが長いから・・日本よりフランスの方が暮らし易いのかも知れない。」「ねぇ・・お義父様とここで一緒に暮らすのは無理かしらね?類は私達が日本へって言ってたけど・・一緒に暫く・・せめてお義父様の体調が良くなって心配がなくなる...

  • beloved 234

    カトリーヌが花沢の邸に来て1週間経った。類とつくしは、使用人達にカトリーヌが困った様子の時だけ手を貸してそれ以外の時は、カトリーヌのやりたいように自由にさせてあげて欲しいと伝えた、それは一人暮らしの長いカトリーヌが使用人達に気を遣い疲れさせたくなかったからである。はな枝はその意味することを、承知している。カトリーヌは花沢家でそんなに気も遣わずに普段通りの生活が出来ていた。身体に不自由は無いから、お...

  • beloved 233

    次の日、カトリーヌは退院できる事になり遠慮するカトリーヌを花沢の邸に連れて来た。「ルイ、つくし‥二人の気持は嬉しいけど私は邸に戻らなきゃ・・色々邸の中の片付けもあるから。」「駄目です、強盗が入ったんですよ?また何があるか分からないじゃないですか?片付けなら私達がやりますから・・ねぇ、お願いカトリーヌがまた怖い目に遭うなんて‥嫌なの。」「つくし・・。」「カトリーヌちゃんが、ずっとここにいてくれたら、し...

  • beloved 232

    病院に着いた救急車、エリックはカトリーヌが診察を受ける間にNYのケビン会長に連絡を入れる。カトリーヌは一人暮らしで、警備保障会社に入っており邸には不審者が侵入すると、直ぐに警察と警備保障会社に連絡がくるシステムなのだが、何故か今回それが作動しなかった。カトリーヌは一人暮らしを謳歌したくて、使用人を置かない主義だ。運転手だけは警備保障の人間に使う時だけ来て貰う。エリックは、ケビン会長がつくしを心配して...

  • beloved 231

    「リーンゴーン、リーンゴーン」「・・・しおんよ、カトリーヌちゃん?」「リーンゴーン、リーンゴーン」「カトリーヌちゃん?」しおんは一生懸命にカトリーヌを呼ぶのだがカトリーヌが家から出て来ない。いつもなら、明るく返事が返って来るのに。今日のしおんとのお稽古の約束を忘れて出掛けたのか?だが、今までそんな事は一度も無い。「しおんお嬢様どうなさいました?カトリーヌ様は?」「カトリーヌちゃんがいないみたい・・...

  • beloved 230

    食事が終わると、エネ、スージ、シモーヌを花沢の車でそれぞれの家まで送る事になった。エネとスージーは同じアパルトマンの部屋に二人で住んでいる。シモーヌは3歳年上の恋人と一緒にメゾンの1部屋を間借りして住んでいる。「ねぇ、つくしって羨ましいよね?」「あゝ幸せ家族で、その上あんなに素敵な旦那様。その上子供は可愛いし・・・いいわよね?」「つくしってケビン・クルーズ家の令嬢らしのよ?」「ケビン・クルーズって...

  • beloved 229

    つくしは、毎日大学に通うのが楽しかった。それは、エネ、スージー、シモーヌ達3人のお友達が出来てその上楽しくピアノを弾けて、フランス語は、カトリーヌが親切丁寧に教えてくれるし、しおんの礼儀作法までカトリーヌは請け負ってくれているから最近のしおんは、何処に出しても恥ずかしくないお嬢様になっていた。フランスでは店に入るときも出る時も挨拶は欠かせない。BonjourとAu revoirは忘れてはならない大事な言葉。それは...

  • beloved 228

    「ただいま。」「お帰りなさい、類。」「パパお帰りなさい。」「今日どうだった?友達が来て楽器の練習したんでしょう?」「ええ、練習もちゃんと出来たし、皆喜んでたわ。」「そう良かったね?」「しおんが皆の人気者でね?可愛いって皆に言って貰ったのよね?」「うん、しおん、ごあいさつもちゃんとできたよ。」「へえ~それは偉かったね、しおん」「うん、パパ・・しおんもフルートやってみたいの。」「フルート?」「あゝ今日...

  • beloved 227

    花沢邸今日はつくしの友人達が邸に遊びに来た。ここで楽器の練習をする為である。「いらっしゃい。」「凄い、何だかお城みたい・・素敵なお邸ね?」「入って・・あゝ娘のしおんよ。」「わあっ、可愛い。こんにちはしおんシモーヌよ。」「しおん、スージよ、よろしくね?」「私はエネよ、しおん可愛い。」「ようこそいらっしゃいました、しおんです。どうぞごゆっくり。」りんは、そういうと可愛らしくバレリーナの様なお辞儀をした...

  • beloved 226

    C&A法律事務所「所長、クロエ・モローさんがお見えです。」「クロエ・モロー?そんな人と今日は約束があったかな?」「お約束は無いそうですが、花沢の件だそうです・・。」「花沢?・・・あゝあの女性か・・確か違約金は振込って請求書に銀行口座を書いてた筈だが?」「どういたしますか?」「あゝ空いてる部屋に通してくれ・・。」「はい、畏まりました。」「クロエ・モローさん、わざわざご足労頂きまして・・今日はどの...

  • beloved 225

    クロエのアパート「いらっしゃい、アラン、お金用意してくれたのね?」「あゝ・・でも言って置くけどお金の無心はこれっきりにしてくれ。このお金も、クロエの事を心配してサリーが出してくれたんだ。」「アラン、彼女に私の事を話したの?・・なんて言ったの?」アランって本当にお喋りね・・こういう処が昔から嫌だった・・何でも人の事を話すのよ・・きっと彼女に私の失態を話して同情させたって事?「正直に言うしか無いだろう...

  • beloved 224

    アランとサリーの家「アラン、どうかしたの?難しい顔して何か悩み事?」「サリー・・800ユーロって出せるかな?」「800ユーロ?何に使うお金?」「‥クロエが仕事を辞めたんだ・・いや、辞めさせられたみたいなんだ。それで、彼女にお金を貸して欲しいって言われたんだ。」「辞めさせられたって?何か問題でも?」「彼女、日本人の金持ちの家で家庭教師してたろう?その仕事を辞めさせられたみたい。」「何故?何かあったの...

  • beloved 223

    「リンゴーン・リンゴーン」「はい、どちら様?」「カトリーヌ私よつくし・・」「まあ、ツクシどうしたの?今開けるわね?」「はあ、はあ・・カトリーヌ。」「まあ、そんなに慌ててどうしたの?」「だって・・だって私凄く嬉しくて。」「何があったの?さあ、中に入って頂戴・・あら、シオンは?」「あっ‥忘れて来ちゃった・・。」「忘れたって?」「お邸に置いて来ちゃった。」「まあ・・ふふっ・・それでツクシはどうしてそんな...

  • beloved 222

    クロエのアパート「アラン、今月お金が足りないの・・少し上乗せして貰えないかしら?」「クロエ・・悪いけどこの間話した通りでさ・・サリーに子供が出来た事は話しただろう?」「ええ・・分かってるわ。でも、うちだって大変なのよ。私も仕事を辞めさせられて今‥仕事は探しているけど・・中々見つからないし。エレナが可哀想でしょう?あなたの娘なのよ?サリーの子供はまだ生まれてないんだものお金は掛からないじゃない?」「...

  • beloved 221

    あれから1週間後、つくしと類そしてしおんは、フランスでまた生活を始めていた。つくしは大学を続ける事になり、しおんは、カトリーヌの家にフランス語を習いに行く。「リンゴーンリンゴーン」「カトリーヌちゃん、ごきげんよう。」「あら、しおんいらっしゃい。」「手に持っている籠は何かしら?」「これは、ママとやいたクッキーよ。ママが3時にはここにおじゃまするって言ってました。」「あゝそうね。今日はつくしは大学なの...

  • beloved 220

    類の執務室の応接室に類とケビンとカトリーヌにつくしとしおんが座っている。紅茶と焼き菓子やしおんにはジュースが出されていて穏やかな、和気あいあいな時間を楽しく過ごしていた。コンコン、「類様、クロエさんをお連れしました。」「どうぞ、入って。」「ルイ、逢いたかったわ。・・・つぅ・・。」クロエは類の執務室に入って直ぐに類の目の前まで行きハグしてキスをしようとして、類に避けられそれをスルーされた。どうして?...

  • beloved 219

    クロエが弁護士と話をしていた丁度同じ時、つくしは、カトリーヌとしおん、それとケビンと一緒にフランスの花沢物産に着いた処だった。類はまだ、何も知らない。「類様、NYからクルーズ氏がいらっしゃっています。こちらにご案内致しましょうか?」「本当?あゝお願い。」「つくしとの話はどうなったんだろう?」類の部屋に最初にドアを開けて入って来たのは・・・。「パパ~」しおんが類に抱き付いた。「しおん・・逢いたかった...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、noritamaさんをフォローしませんか?

ハンドル名
noritamaさん
ブログタイトル
ケ・セラ・セラ
フォロー
ケ・セラ・セラ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用