告知

1997年12月10日旦那と一緒に子宮鏡検査と内膜掻爬術検査の結果を聞きに行きました。待合室で待っている時、二人で「悪い結果かもしれへんと覚悟しといたほうがえーなぁ」「どこまで悪いかやね・・・」なんて会話していました。医師から聞いた結果は、やはり子宮体癌！「まだ、筋腫があったからこの段階で見つかったから、かえって、良かったかもしれませんよ。」と言われました。手術は1ヶ月後の新年早々1月12日。「1ヶ月も先で、不安に思われるかもしれませんが、進行しないので大丈夫ですよ。その間に検査と自己輸血のための採血を行います。」とのこと。そして、手術のための血液検査。看護婦さんに優しく「一緒に頑張りましょう」と言われた時、『あっ。こういう風に言われる病気になったんだぁ。。。』と改めて思いました。その後、婦長さんから、転移の有...告知

2回目の診察そして、検査

1997年11月～12月。1週間後前回の子宮癌検査の結果を聞くのと子宮筋腫の手術前の診察があり、病院に行きました。内診の時、前回の検査で筋腫が邪魔をしていて、十分に細胞がとれなかったので、もう一度奥の方の細胞を採取されました。痛かったですね～(T-T)その後も、お腹が痛くて、しかも、会社に帰ってから、大出血。そのまま、帰宅しました。2週間後、2度目の癌検診の結果を聞きに・・・悪性な細胞・つまり癌細胞と疑わしい細胞があると言われました。すぐに、翌日にMRI検査・12月5日に子宮鏡検査と内膜ソーハ検査をするということが、決められました。MRI検査は、日赤では、すぐには無理ということで、別の病院で受けるように、手配していただき、翌日検査を受けることができましたが。。。どんどん、嫌な方向に向かっているように感じて、不安...2回目の診察そして、検査

ガンの疑い

母と祖母が癌で亡くなりました。でも、自分は癌にはならない！って、、、思っていました。しかし、癌は見逃してはくれませんでした。1997年11月。3年以上前から、不正出血が続いていました。一度、個人病院の産婦人科を受診しました。そこでの診断は、「大きなポリープがあるので、一晩入院で手術をする」ということでした。しかし、当時、義母が甲状腺癌から肺に転移をし、酸素療法で自宅介護をしていました。義母は私を頼りにしている様子でしたので、私自身が体調の不調を、告げるわけにもいかず、ましてや、一晩家を開けるのは、無理。。と思い、医師に、しばらく、様子を見てからと申し出ました。すると、「それなら、別の病院に行って！うちはお産がいっぱいで、今すぐ入院できないのなら、うちでは診られへんな！」と突き放すように、言われました。情けない思...ガンの疑い

私と癌とのつきあい

私とガンとの初めての出会い。父方の祖母が胃癌でした。ちょうど私の大学受験の追い込み時期でした。もう手遅れで、高齢ということで、手術は出来ませんでした。病院で看取るのか家で看取るのかという問題になりました。医師には、母が高血圧であるため、自宅介護は無理といわれていました。祖母本人の自宅にいたいという希望と、母の、これは後で聞いた話なのですが、娘が2人いたので、嫁いだとき、こうしてお姑さんとかの面倒を見なければならない場合のために、自分のする事を娘に見せるという意味もあって自宅介護の方法を選んだそうです。私はそのとき大学受験をあきらめる選択をしました。そして祖母は5ヶ月の自宅療養後亡くなりました。祖母が亡くなって、悲しい反面ほっとした記憶があります。祖母の弱っていく姿・痛みを訴える姿・母にわがままを言っている姿を見...私と癌とのつきあい