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まほろばの泉 https://blog.goo.ne.jp/greendoor-t

亜細亜人、孫景文の交遊録にある酔譚、清談、独語、粋話など、人の吐息が感じられる無名でかつ有力な残像集

まほろばの泉
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2015/01/13

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  • 視察などもってのほか、見学が先だ あの頃も

    公務員のお手盛り視察は予算残余の帳じり合わせと聞くが、議員のそれは与野党そろってアゴアシ(交通費、食事)付、土産に報告書の代書までついてくる。それほどタダの毒饅頭は恥いる暇のないくらい美味しいものらしい。中味は、さもしさ、卑しさの詰まった効き目のある毒饅頭、競って手を出す習慣性もあるらしい。ゴマメの言いがかりだが・・・・「視て察する」、これは相当熟達した教養がなければ難しい。「見て学ぶ」は、知った。覚えた、そのくらいのことだろう。文部省の官製学校歴を幾ら積もうと、いや、積めばつむほど判らなくなる。ただ察するのではない。「明察」に達しなければ単なる暗愚のそぞろ歩きである。あのとき菅総理が災害被災地に視察に行った。遅いも早いも問題にする方もおかしいが、察することができるなら音声や映像視覚でも用が足りることだ。...視察などもってのほか、見学が先だあの頃も

  • 日本の兵士 もう一つの情景

    今から35年くらい前に「新勢力」という雑誌があったそのころ「新日本協議会」という安岡正篤、安倍源基、木村篤太郎らが発起した会もあった伴氏が記す葦津珍彦氏も筆者はそのころ邂逅した。当時は学生運動、マージャン、ナンパが若者の流行りだったが、どの様な訳か明治の老海に小船を漕ぎ出した。それは同年代とは別の航路を辿ったようだ。もちろん同年代は皆無、海は荒れたり鎮まったりしたが揉まれる海はは豊饒だった。孫のような小僧は独りぼっちゆえか可愛がられ、いじられ、督励されて老海の恵みを浸透させた戦時中、葦津氏は現地に赴いた。以前ブログに記した若杉参謀こと高松宮親王殿下も現地で日本軍の現状を憂慮した。いま騒いでいる朝日新聞も筆を折ったのか、肉体的衝撃を案じてせざるを得なかったのか掲載をためらった。もとより高学歴の立身出世組は今...日本の兵士もう一つの情景

  • お金に卑しい教員と議員が国を覆っている 2017・9 あの頃も

    ごまめの歯ぎしりのような気分になるむかしは恩師いつ頃からか労働者教員公立、私立を問わず、ことなかれヒラメ下剋上。それは政治家、官僚も揃って自浄すらはたらかず、ますます増殖している。今は上も下もないが、互いに譲り合ったり、敬重の念もいだく心の動きすら覚えなくなった。16.9稿再テレビでは扱わないが多くの教職員が教科書会社から金品を貰っているという記事が、数年前からたびたび掲載されている。夜店の縁台ではないが安倍政権の一次・二次と必ずと言ってよいほど教育改革が政策の高位を占めている。女房友達の元塾経営の議員も二次では文部科学大臣に指名され、ついでに所管の文教の関係なのか、各派閥の手つかず臨時利権のオリンピック担当相も兼任していた。まさに我が世の春の様相だ。だだ、塾を取りまとめて株式会社の学校経営を新規政策とし...お金に卑しい教員と議員が国を覆っている2017・9あの頃も

  • 人間考学からの警告「五寒」に表れる、゛謀弛゛の姿 10 11/25 再

    旧稿ですが、その進捗はより速くなっている。組織の問題でよく言われる、ことなかれ、ヒラメの増殖だが、今は下剋上に進んだ。「進んだ...」と記したが、部下の反発や反乱、サボタージュは組織内壊の淵に近づいている。この視点は己を下座に置いてこそ見えるものだが、鎮まり、落ち着きはなかなか得られない世相になった。以下は占術の類ではない歴史の記述に繰り返し表れる人間の様相である。アカデミックの分野では分派した諸学科はあるが、人間種の織り成す歴史構成でも、この難問に解決策は乏しい。ここでは、「人間考学」として、異質な切り口で章をすすめる。干支の「戌」(いぬ)は草カンムリで茂となる。長年にわたって積層された残滓(繁茂)によって風通しが悪くなる。すると虫が葉を喰いつくし枝や幹、しまいには根まで弱らせる。そこで植木職人が必要に...人間考学からの警告「五寒」に表れる、゛謀弛゛の姿1011/25再

  • 秋山真之の母の手紙と 「・・・一家全滅するとも恨みなし」 再

    20224/16AP電ロシアはウクライナ南東方の要衝マリウポリの侵攻に於いて、「これ以上抵抗をするなら全滅させる」との声明を発した。数年前、「肉体に浸透し自得する」との講題で防衛関係の幹部指揮官に伝えたことがあるその例題として、教官の心得と、その勇気ある智慧と行動のもととなった、秋山好古,真之兄弟の母の手紙を紹介した。高官任用への糸口のようになっている、防衛大学、公私立有名大学の出身者でも、面前に差し迫った問題に難渋したり、逡巡したりすることがある。その場合の手立てとして、六法全書、内規などに随った対応や、大学教育の課題解決の応用もあるが、それだけでは部下への極限の命令に具体性はあっても、専任上官として何かが不足する。その何か・・・は、自然の講話標題とした「統御」の、とくに縁をもって任官し、これまた事情に...秋山真之の母の手紙と「・・・一家全滅するとも恨みなし」再

  • 苛め イジメ 虐め

    バングラデッシュ子供新聞キシロチェトロ女ヘンのつく漢字は多いが男編は少ないちなみにイジメに似ているナブルがあるが、嬲と嫐がある。昔は男二人が女を挟んで、゛いたぶって゛いたが、今は、女房と娘に挟まれる男が増えた。なかには、房中(寝室)でイジメ合う睦み事がある。声を張り上げて嫌だ厭だと云ったと思うと、涙と歓喜に変わるのは視聴覚の学びだが、これもイジメと称すが、イライラと虐げは男女共通の鬱憤発露としてよくあることだ。それが上手くいかないと子供にアタリ、登校拒否になったりもする。男は部下にアタリ、いじいじして酒で紛らすものもいる。十七条の「和を以て貴しとなす」は、それ以前の隣国の房中の要にある「夫婦相和し、拒ばまざるを以て旨とする」を拝借したのではないかと古人が言っていた。つまり、調和は「素直に拒まない」ことから...苛めイジメ虐め

  • 覚悟のない人たち あの頃と今 再

    予想したわけではないが<関わる人をみれば結果は自ずと解る>アニマルといわれた男渡辺長武(昭和のオリンピック)石原知事の招致たとえば、あの頃のIOC委員の記者会見での感想である。どうも釈然としない。そう考えても決して天の邪鬼だとは思わない。だだ、オリンピックがイベント興行となった現在、それら狂騒する人達とは、異なることを恐れない、と思うだけだ。以後、決定されるまで半年間も生煮えの迎合をしなくてはならないらしいが、あの小沢一郎氏が総裁候補である年嵩のある三人の政治家を呼び出して面談して時に似て、IOCもどこか慇懃無礼な振る舞いだ。あのときも、一過性の恥もしくは厚顔ゆえか、総理を目指して哀しそうな笑顔を振りまき呼び出された政治家は、男子の誇りさえなかった。決定したとて自主性もない事は目に見えている。流行りごとな...覚悟のない人たちあの頃と今再

  • イザベラ・バードを想いて、逍遥の風 08・9

    イザベラバード女史は雇用した日本人のお供をつれて、日本のいたるところを観光、いやこの頃は探索といってもいいだろう、そのような旅をしている。きっと、そのとき見た瑞穂の国の黄金色のウエーブだったろうと、暫し筆者も足を止めた。ここは秩父に連なる名も無い山の中腹だが、秋はこんな風景を見せている。イザべラは各地の様子を詳細に手紙に記して母国の妹に送っている。もちろん、お供の日本人のフンドシ姿も興味深く記している。行く先々の宿場で興味深げに集まる日本人の姿も記しているが、ことのほか異国女性の一人旅でも不思議?と安全だと驚いている。外国名は失念したが、お彼岸には必ず花を咲かせる彼岸花(別名まんじゅしゃげ)は妖艶で可憐で、奇妙な姿をしている当時は北海道の開拓集落で行なわれ始めた酪農だが。ここでは山歩きの牝牛たちの行列であ...イザベラ・バードを想いて、逍遥の風08・9

  • 慌てず、騒がず、競わず、鎮まりのあること 09 12/12 あの頃

    極東軍事裁判インド選出判事ラダ・ビノード・パル氏「時が熱狂と偏見が過ぎ去った暁には、女神は秤の均衡を保ち、賞罰の置く処を替えるだろう」つまり、流行りごとのような現代の価値観を人々が冷静に考えられるようになったら、無価値と思えたことに人間として大切な意義と新しい価値を加えるようになると説いている。当時は戦争について勝者に賞、敗者に罰と定義した裁判への考察でした。それは数百年にわたる西洋列強のアジア植民地の声でもありました。パル氏の生地西インド地方(バングラデッシュ)識字率向上のために発行したベンガル子供新聞「キシロ・チェトロ」は学校の教材にも使われているよく政治家、経済界、知識人が、コロナ以後の世の中をいろいろと推測(予測)しているが、人間(他)を考えることばかりで、己を考えることが無為なことと感じているよ...慌てず、騒がず、競わず、鎮まりのあること0912/12あの頃

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