INF全廃・米を批判
7.6駐米ロシア大使INF全廃条約に対する米国の姿勢を批判ロシアのアントノフ駐米大使は、米国が中距離核戦力(INF)全廃条約の維持に対して建設的議論をする姿勢がないとして批判した。アントノフ駐米大使は米国がINF全廃条約の維持に向けた議論に応じる姿勢がない点に危機感を覚えている。さらにロシアがINF全廃条約の枠組みを超えたロケット開発を行っているとした根拠のない米国の批判に対しても不満を漏らした。また、アントノフ駐米大使は米国が包括的核実験禁止条約(CTBT、未発効)を破棄すべく、「積極的に働きかけている」と批判した。ロシア側は米国との協議に応じる姿勢を示しているが、現時点において米国側が協議に応じる見込みはない。仮にINF全廃条約が破棄されれば、「世界は軍拡競争に突入するだろう」とアントノフ駐米大使は危機感...INF全廃・米を批判
2019/07/06 15:13