ご無沙汰してます

大変ご無沙汰しています。ゆーです。またまたずっとブログを放置してしまいました。AISと診断されて、不安になった方がもしこのブログに辿り着いて下さったとしたら、逆に不安にさせてしまったかもしれません。ごめんなさい。わたしは現在39歳になっていますが、再発もなく元気に過ごしています。あれから、38歳の時に何もかも嫌になり田舎に帰る↓帰って2ヶ月後に出会った人と半年で結婚↓すぐ妊娠↓現在妊娠8ヶ月という状況です。けっこうがっつり目に（←先生がそうおっしゃっていた）円錐切除をしたので、シロッカー手術をするものと思っていたけど、その必要もなく。頸管も特に短くもならず。毎日往復2時間運転して通勤してフルタイムで働いたけど、今のところ特に問題もないです。ありがたい。円錐切除後、半年に一度手術をした病院で定期検診をしていたけど...ご無沙汰してます

あっさり告知

前回の検診から2週間後、何事もないだろうと思いつつ、でも「結果を聞きに来るのは早い方がいい」と言われてザワザワもやもやしながらまた大学病院に来た。母もついてきてくれた。（あんまり詳しくは言わなかったけど）大学病院がキレイになってから、あんまり待たされることもなくすんなり時間通りに診察室に呼ばれるようになった。おっ、女医さんだ。「ゆーさん。こんにちは。ええと、前回の結果で、上皮内腺癌っていう結果が出ています」いきなり～ずいぶんとあっさり～～！「え、私、がんですか？」「はい。そうです」という無意味なやりとりを交わしたあとで、今後のこともあるだろうからと思って、診察室にいた母を呼んだ。母を呼んだ時、「ゴクリ」っていう顔をして、診察室に入ってきた。先生からまたほぼ「上皮内腺癌」であるという旨の説明があった。（切ってみな...あっさり告知

発見まで-12- 心がざわついた再検診

7か月ぶりの検診。久しぶりに来た大学病院はすっかり綺麗になっていて、まったく違う病院のようだった。待ち時間も全然なく、予約した通りの時間に診察室に通された。いつものウイスキー先生とドタバタさん（おばちゃん看護師）がいた。「ゆーさん、あれからどうですか？」いやー、どうもこうも何も、何も変わりはありませんよ！「じゃあ内診しますね」はいはい。どうぞ。お願いします。どうせ何もないんでしょうし。「・・・・。組織診やりますよー。ちょっと痛いですけど我慢してくださいね」あれ？細胞診じゃないんだ。もう何度かやってるから驚きはしないけど、やっぱり嫌なものだな、コルポ。着替えを済ませて、診察室？に戻ると、子宮頸部の写真が映し出されていた。素人目には何もないように見える。「ちょっと気になる所があったんで、組織診をさせてもらいました。...発見まで-12-心がざわついた再検診

結婚ラッシュ

ここ半年、私の周りで結婚ラッシュが起きている。だいたい35歳～37歳くらいの知人。学生時代のバイト仲間や、昔の同僚たち。バリバリ働いている子。海外に飛び出した子。一生懸命婚活をしていた子。長ーく付き合っていた子。25歳くらいの時に第一次結婚ラッシュがあったけど、今回はそれ以上だな。本当に、うれしい。皆の色んな話を聞いていたから、幸せな家庭を築いて欲しいな。事情を知らない人からは「子供が欲しいなら今結婚しとかなきゃそろそろヤバいよ」とか言われたりするけども。・・・。客観的に見て、1年前に子宮頸がん（0期）と言われて、円錐切除してます。35歳です。子宮は確かにある。でも、たった1年前に癌と言われたばかりで、それでも子供が欲しいです。って言われたら、相手はどう思うんだろう？これから出会う人に、何て言ったらいいんだろう...結婚ラッシュ

発見まで-11- 癌かもしれないって言われたことなんてすっかり忘れていた

健康診断で引っかかって、一度はすべてを失う覚悟をして、何度も何度も検査をして、HPV16型が陽性だけど、CIN1だし、半年ごとの経過観察でいい。HPV16型が陽性な時点ですでにアレだったのだが、あまりにも何度も検査して、心配して、心配して、心配し尽くして「ここまで色々調べたんだし、結局私は何ともないんだ」という気持ちになっていた。ちょっと違うかもしれないが、災害時によく耳にする「正常性バイアス」という言葉がその時の状況に当てはまるような気がする。本当は大丈夫じゃないんだけど、「いやー、いつも大丈夫だし、今回も大丈夫でしょう」という心理状況。桜が咲くころ、ひょんなことから彼氏ができて（今では元彼になってしまったけれど・・・ハハッ！）日差しがじりじりと照りつけるころ、新しい会社に転職できてたまたま空きのあったチーム...発見まで-11-癌かもしれないって言われたことなんてすっかり忘れていた

発見まで-10- HPV16型陽性

前回のHPV（ヒトパピローマウイルス）型の検査から2週間後。またまたまたまた、大学病院へ。HPV検査と一緒にコルポ診（私の中で通称ぶっかけバッチン検査と呼んでいるもの）をやっていたので、その結果を聞きに来たのだった。「何もないんでしょどうせ」という軽い気持ちで。診察室に入ると、ウイスキー先生が一気に「コルポ診ではやはり何も出なくて、前回と同様CIN1という結果でした。でも、HPV検査で16型が陽性でした。HPVの種類はたくさんあるのですが、ゆーさんが陽性の16型と18型は、子宮頸がんの原因となりうるものです。ガイドライン（何のガイドラインか忘れてしまった）では、CIN1かつHPV16型が陽性の場合、半年に1度組織診をやることになっているのでまた半年後に来てください」とおっしゃった。ほう・・・・ほう・・・・・・っ...発見まで-10-HPV16型陽性

更新さぼってしまった

前の記事から半年近く経ってしまった・・・！持ち前のさぼり癖が出てしまいました。見てくださっていた方、すみません。リアルタイムでは35歳になっているし、仕事も変わっているし、引っ越しもしたり、環境もすっかり変わっているけど早く現在に追いつけるように更新したいと思います。（相変わらず独身です。。。ゆーです。。。）円錐切除してから9か月経過していますが、術後検診でも引っかかることなく、元気に過ごしていますよ～。更新さぼってしまった

発見まで-9- 別の検査

2週間後、またまたまたまた大学病院に結果を聞きに行く。予約をしたけど散々待つのはいつものことで、結果を聞いても「うーん」というのもいつものこと。ただ、今回はいつもと違う先生の言葉。「HPV検査してみましょう」子宮頸がんの原因は、ほぼ100％ヒトパピローマウイルスの感染が原因となるらしい。（allwomen@jpサイトより）検診でadenocarcinoma、でも組織診はCIN1。もしHPVウイルスが出てこなかったら、今のところあんまり心配はない。というわけで、調べてみましょう。痛みはなし。しかしお会計は8,000円超え。検査代が地味～に高い。でもこれで安心を買うと思えば。また2週間後に結果を聞きに行く。ここまで調べて何も出ないんだもん。何もないでしょ。と、だんだん歯医者の検診と同じようなノリになってきた。慣れっ...発見まで-9-別の検査

発見まで-8- またなの？

2度目の組織診を受けたのは年末ギリギリだったので、ちょっとモヤっとした気持ちで年末年始を迎えた。一応見た目では何ともなさそうと言われたものの、じゃあなんで細胞診でadenocarcinoma？っていうのがどうしても頭の片隅にあった。職場でもチームメイトと話していて、「じゃあさ、誤診だったんじゃないの？よかったじゃん。」なんて話題になった。家族中でも、「細胞診の結果が誰かと取り違えられたんじゃないか？」とか、そんな会話もあった。そして、取り違えられたかもしれない人の身を案じたりもした。実際には誤診じゃなかったんですけどね。田舎に帰ると、同級生はほぼみんな結婚していて、もちろん子供もいて、小学生になっていたり、早い人だと中学生になっていたりする。近所のスーパーに母と買い物に行くと、同級生のお母さんがレジを打っていた...発見まで-8-またなの？

発見まで-7- 組織診の結果

MRI検査を受けてから4日後。いよいよ結果を聞きに行く日がやってきた。細胞診で「adenocarcinoma。浸潤した腺癌の疑い」という結果が出てから、できるだけ何も考えないようにしていた。いくらエコーで何もうつっていなくても、内診できれいって言われても、腺癌の疑い。多分すぐに手術することになるだろうし、しばらく仕事を休むことになるに違いない。実家で療養するとしたら一人暮らしの部屋を引き払うことになるだろうから、術後に引っ越しの準備はできないだろうし、そうなったら年金暮らしの両親が私の代わりに荷造りをするだろう。それはあまりにも忍びないので、思考回路をできるだけ止めた状態で粛々と部屋の片付けをして、見られたら恥ずかしい昔の日記も捨てて、部屋の賃貸契約の書類や保険証券の類を机の上に置いて家を出た。前回同様、昭和感...発見まで-7-組織診の結果