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2014/12/20

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  • 抒情派爺さん

    黒百合に続いて、待望のニッコウキスゲが咲いた。背景には白樺。これはまさに、高原の風情ではないか。歳とともに、益々抒情派爺さんになって来ているようだ。堀辰雄や立原道造の愛した軽井沢の追分あたりを思い描ける庭を作りたいものだ。五月下旬の田園風景。我家から三キロ程度、バイクでここに来る。もう田植えが済んだところと、これから田植えをする準備中のところと、そばのリンゴ畑での摘果作業の中、三方を山に囲まれたこの地で軽いランニング。田んぼの中の未舗装の道を走るのが楽しい。多分、脊柱管狭窄症の影響で、脚にしびれが出て、感覚がなくなることもあるが、そんな時は休みながらでも走る。この場所はお気に入りの、専用トレーニング場。扇状地で、坂ばかりの村だが、一キロ以上の横道がほぼ水平に走っている。この田園風景の中で走りながら、何かが回復し...抒情派爺さん

  • 黒百合の花が咲き 季節は移ろう

    白樺にもたれるはいとし乙女か黒百合の花を胸にいだいてアルプスの黒百合心ときめくよなつかしの岳人やさしかの君庭に黒百合が今年も咲いた。もう大分前のことで、どこで入手したのか忘れてしまった。毎年庭の片隅で、一~二本弱弱しく咲いていたが、土造りが効いたのか、今年は数本が見事な花を付けた。岳人の歌の二番に歌われているように、黒百合と白樺は特別なのだ。その名前を聞くだけで、さわやかな高原の風景が目に浮かぶ。季節は花や木の変化で感じ取れる。田舎暮らしの最高の贅沢。庭から見える北アルプスや北信五岳に沈む夕日の位置からも、季節の移り変わりが感じられる。冬至の頃夕日は穂高連峰に沈んでいった。それがだんだん北に移っていき、爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳、唐松岳、白馬連峰を過ぎて、今では戸隠連峰を通り過ぎようとしている。季節の過ぎるのがあま...黒百合の花が咲き季節は移ろう

  • わすれなぐさ

    我が家の庭にわすれなぐさがたくさん咲いた。花など愛でる柄ではないと言われるかもしれないが、青いこの花が好きだ。以前は別の場所に植えてあったが小さな株でしか咲かなかった。土を改良し植え替えたら一面のわすれなぐさの群落になった。もう半世紀以上も前、僕らの中学校の修学旅行は東京、神奈川だった。色々な思い出はあるが、中でも忘れられないのははとバスのガイドさん。松原智恵子さんの若いころをもっと透明にしたような、「こんなキレイな人がこの世に居るのか」と田舎の中学生は思った。儚さと透明さを併せ持ったとしか、他に言い表しようがない。このガイドさんが夜の銀座のネオン街を走りながら歌ってくれたのが「わすれなぐさをあなたに」だった。1963年の歌だから、まだ倍賞千恵子さんや菅原洋一さんがカバーする前だ。ブォーチェ・アンジェリカという...わすれなぐさ

  • 古き良き山歩きの時代 五月の飯縄山

    下山途中、登ってきた登山者の方に道を譲るため端に寄ると、その登山者の方に「早く来いって言ってんだろ!」と、いきなり怒鳴られる。は??いつ来いって言った??ってなりながら横を通過する。登山は登り優先という認識だったので、なぜこんなこと言われるのか??四月末に飯縄山に登った登った登山者の方が、YAMAPにこんな記事を書いていた。僕等は、山に登るのはみんないい人で、顔見知りではないけれど、仲間意識というような気持ちを抱いていた。今はもう、それは古き良き時代の遺物なのだろうか。その飯縄山に登ってきた。残雪の山頂遠望。双耳峰の釣り尾根。一メートル程の積雪。日本百名山、高妻山。右奥が乙妻山。貴婦人、妙高山。白馬三山。今年は久しぶりに行ってみようかな。大型連休中のこともあり、大型駐車場も満杯。やっと駐車できた。老若男女、色々...古き良き山歩きの時代五月の飯縄山

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