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そりゃおかしいぜ第三章 https://blog.goo.ne.jp/okai1179

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界の政治を問う

そりゃおかしいぜ第三章
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2014/12/18

  • 自民党が維新の会を連れて、この国の行く先を閉塞させる

    今回行われた衆参補欠選挙を自民党は、4勝1敗で乗り切った。その5カ所の選挙どれもが、自民党にとって問題を残した綱渡り選挙であったといえる。千葉は乱立した野党の敵失、和歌山は自民党の内紛で敗北し維新が漁夫の利を得た。大分は僅か380票の僅差であった。山口の補選は低投票率が、統一教会の聖地を守った形である。二区は投票率が42%で平岡秀夫が支持政党なしの75%を獲得し、岸信千代は同じく24%であった。四区は投票率が34%で有田芳生が支持政党なしの50%を獲得し、吉田信次同じく37%獲得している。山口の自民党の勝利は、低投票率が生んだ結果といえる。自民党の支持者は、薄れゆく統一教会の報道を背景に、自民党を妄信する。固定層だけで二人を当選させたと言って過言でない。こうした綱渡り選挙でも勝てば国会議員である。自民党は...自民党が維新の会を連れて、この国の行く先を閉塞させる

  • 統一教会の聖地は強い、世襲自慢を受け入れ、自浄能力すらなくなった

    「伯父の安倍元総理大臣や父の、情熱と意思は私にも通じている。山口と日本の課題の克服に全力で取り組む覚悟だ」と高らかに、世襲自慢を誇って当選した岸信千代の言である。家系を為政者に選択するのは、明らかに民主主義の意向に反する。日本に倣い平和憲法を持ち軍隊を持たない中米コスタリカは、国会議員は1期しか務められない。世襲どころではない。日本の世襲はほぼ男に限られる。国政が歪になる理由はここにある。山口4区は安倍昭恵の言葉を借りれば、「晋三最後の選挙」と言う通りのほぼ世襲選挙である。後援会長も安倍晋三の会長が収まった、候補者を安倍昭恵が引き出した後継者を山口県民は選んだ。この男は安倍派に属し、何も反抗できないばかりか自己判断すら制限される。ある意味、真正の後継者、世襲より悪質といえる。この統一地方選挙で、町村長選挙...統一教会の聖地は強い、世襲自慢を受け入れ、自浄能力すらなくなった

  • 意図的人や国家を貶めた公務員たちは処罰の対象にならない国、

    スリランカ人の女性ウィシマさんが非道な扱いで死んでしまった。点滴うってくださいと言いながら、全く治療すら受けることなく亡くなられた。この扱いを巡って国会で論議はされているが、現場の人間が誰もがこのままでいいと思わなかであろう。責任者がもみ消した可能性がある。この非人道的対応した公務員はなんの罪も問われることはない。袴田事件で明らかに自白を強要し、証拠を捏造した警官や刑事や検察官がいるはずである。功を上げるために”ボクサー崩れ”の男を犯人に仕立て上げた公務員がいるはずである。袴田氏が着るには小さすぎるなど、具体的な証拠の捏造工作をした公務員がいるはずである。同じような冤罪事件が、この国には無数に出現する。ところが、冤罪を創りあげた公務員は全くお咎めなしである。袴田事件では多数決で押し切られた裁判官の1人が、...意図的人や国家を貶めた公務員たちは処罰の対象にならない国、

  • 先進国なら停戦や和平を提案するべきである

    G7(主要国首脳会議)外相会合は、厳しい対ロシア制裁と強力なウクライナ支援を継続する立場を確認した。共同声明でロシアを厳しく非難し、ロシアに「すべての軍および装備を即時かつ無条件にウクライナ領土から撤退する」よう呼びかけ、「第三者によるロシアへの武器供給を防ぐため、連携して対処し、軍事行動に物的に支援をおこなう者に対抗する策を講じるため」協力を強化していくことで合意したことが明記された。かつては、”先進国首脳会議(G7)”とを呼ばれていた。一時社会主義体制が崩壊したロシアを招き入れてG8としていたが、それまでの経過も含めクリミア併合で、名目上は資格停止に留めているものの、実質除名した。この会議が”先進国”と名乗っていた時代は、世界を主導する誇りがあったはずである。経済や軍事力に止まらず、先進国としての文化...先進国なら停戦や和平を提案するべきである

  • 科学者を権力者に従わせたい自公政権

    日本学術会議の人選について、2020年菅義偉総理が警察官僚上がりの内閣府のつくった6名を外した名簿に、メクラ判を押したことに始まる。学術会議推薦の名簿から、政権に批判的と思われた人物6名を外す異例の決定をした。菅はこのことについて何の説明もしなかった。というよりできなかった。そして現在自公政権は、現行の学術会議法を改正し、第三者委員会を設けることなどを目指しているが、日本学術会議は18日の総会で、改正案の国会提出を中止するよう政府に求める異例の「勧告」を全会一致で決議した。「勧告」は学術会議法に基づき、政府に示す最も強い形の意思表明で13年ぶりとのことである。安倍政権になってから、第三者委員会とか独立した組織や諮問会議や委員会と言ったものが、政権の意向を強く反映する組織に仕立て上げられてきた。安倍政権が行...科学者を権力者に従わせたい自公政権

  • ロシアの北方領土の敵国の上陸を仮定する軍事訓練は台湾問題に酷似する

    択捉島でロシア軍が、敵国の上陸作戦に向けてのだ大々的な訓練をした。歴史的経過も現状も異なるが、外形的にこれは台湾問題と酷似する。実効支配するロシアから見れば、自国領土と主張する隣国の武力行使に対する備えである。日本政府は自国領土での軍事訓練に抗議をする、お決まりのパターンである。ロシアがウクライナのクリミア半島を武力で支配し、この成功を背景に今度はウクライナ全土を視野に侵略し、中国が香港を事実上一国二制度を廃止し自治権を奪った。こうして、中国が武力侵攻した場合どうなるのかと、俄かに台湾問題が大きく浮上してきた。中国の世界進出に政治的な対立を露わにするアメリカは、台湾を中国の一部と認めながらも、積極的に台湾政府を支持する。ロシアはロシア自身が引き起こした世界情勢の変化を、千島列島に置き換えたロシアの軍事訓練...ロシアの北方領土の敵国の上陸を仮定する軍事訓練は台湾問題に酷似する

  • アシモフのロボット三原則を念頭に利用するしかないChatGPTである

    アイザック・アシモフのロボット工学の三原則(IsaacAsimov'sthreelawsofrobotics)しばしばロボットを登場させたSF作家アシモフの、不安を感じる人類へ提案である。第一条ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。第二条ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。第三条ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。幼い頃科学省であった。手塚治虫の鉄案アトムを通じて、21世紀は科学の力で人類は平和になると信じ込まされていた。ロボットは科学の象徴であったが、アトムを通じて人類に奉仕する使命を、手塚...アシモフのロボット三原則を念頭に利用するしかないChatGPTである

  • 不祥事はあったが功績は見当たらないのに何故支持率が上がる

    岸田内閣の支持率が上がっているという。これは自公政権による報道統制の結果としか思えない。上図はNHKのものであるが各社大きな変わりはない。その方が不思議でもある。しかも各社がほぼ同時期に定期的にやっている。各社横並びの内閣支持率調査、電話で一方的な聞き取りという、同じ手法で行っている。NHKが併せて行われた個別の案件でも、マスクはするか、5類への移行はどうかとか、こども庁の設置や少子化対策の効果はどうかなどと、殆んど岸田政権の政策とは無関係だったり、非政治的な事ばかりである。ワイドショー的興味の範囲の質問ばかりである。岸田が内閣支持率が上がったのは、国民の目から統一教会問題を遠ざけたり、各不祥事を一気に鎮火させた報道にある。日本の報道は、政治に関しては内閣官房の発表を垂れ流す。しかも政権側が一方的でさえあ...不祥事はあったが功績は見当たらないのに何故支持率が上がる

  • 今だけ、金開け、自国だけの日本の原子力行政

    ドイツは2002年社民党と緑の党の連立政権の下で、2021年までの原発の全基段階的停止を法制化した。中道右派のメルケル政権は、原発の運転期間をいったん延長したが、2011年に発生した福島第1原発事故を受け、2022年までの脱原発に踏み切った。ロシアのウクライナ侵略によるエネルギー危機への対応として、政府は昨年11月、年末に閉鎖を予定していた最後の原発3基について4月15日までの稼働延長を決めたが、再延長はせず昨日で脱原発が完了した。ドイツの電力の35%を賄っていた原発が61年の歴史を終えた。レムケ環境相は、「原子力は高リスク技術であり、ドイツのような国でも原子力は制御できない」と断言し、「原発は戦争における標的になる」「戦争状態においてまで防護対策のとられている原発は世界のどこにもない」として、「ドイツ政...今だけ、金開け、自国だけの日本の原子力行政

  • 大阪維新の会が万博開催やカジノ作るなど危険極まりない

    こんな時代にいつまでもバブルの夢見る大阪維新の会。大阪維新の会は、知事選など選挙の勝利を背景に、万博開催とカジノ招致を本気でやるようである。大きな財政破綻と環境悪化と官僚や政治家たちの汚職とがあらわになるだろう。東京オリンピックの事前と事後のゴタゴタと、汚職(明らかになっただけでも)の深刻さ、それに時給三十万円もの人物がいたり、国立競技場とロゴマークのゴタゴタや、競技場のエコの象徴の木造がインドネシアの一村の山を丸裸にしていたことなど、不信や不正が枚挙にいとまがない。軽薄で粗暴な寄せ集めの新自由主義(らしき)集団大阪維新の連中が、勢いづいてバブルの思想そのまま万博など開催すれば、どんなことになるか計り知れない。人物金を集めるバブル時代の思想が危険である。賭博行為を公然と認めるIR整備法(通称カジノ法)など...大阪維新の会が万博開催やカジノ作るなど危険極まりない

  • 何が起きているのか、何が重要なのか判断能力のない泉健太

    小西洋之議員の”サル”発言の余波が大きい。泉代表が、与党と与党もどきの発言に恐れをなして、後先考えず早々に処分した結果である。維新の会はここぞとばかり立憲民主党から除名せよと嵩にかかる。小西が謝罪に行ったが、馬場代表は留守で謝罪文をネットに流したが、馬場が激怒して泉が謝罪するという。泉代表は党員を守らない。国民民主党は立憲民主党から分離して以来右に向かい、今では平気で維新以上の右より発言すら珍しくない。公明党は存在感が無くなるほどの、維新と国民の自民党礼賛すら感じる。枝野幸男が立憲民主党を立ち上げた時には、最大で支持率が26%もあった。今となれば、国民の期待がいかに高かったかが偲ばれる。小西は率直な意見をオフレコで述べたが良くあることであるし、内容は憲法審査会への不満がサルという言葉になったのであろう。謝...何が起きているのか、何が重要なのか判断能力のない泉健太

  • Jアラートすらあやふや、防衛予算を倍増捨ても猫に千両箱である

    今朝早く夫婦のスマホはブービー鳴るし、テレビは一斉に天皇崩御報道に近い大騒ぎである。その後、ツラーっとJアラート停止している。何だったのか。『北朝鮮ミサイル発射でJアラート訂正松野官房長官「判断は適切だった」絶対に、永遠に過ちを認めない政治。検証も反省もなく、自己正当化と自画自賛。だから同じ過ちを繰り返し、いつも失敗する。』と小沢一郎はツイートする。防衛省の誤認識、誤判断である。ところが北海道のあらゆる公共交通を止め、報道を止め、道民に隠れろ逃げろと指示してきながら、まともな説明も謝罪もない。何を間違えたのか、何処で間違えたのか、そもそもミサイルは発射されたのか、それともJアラート(全国瞬時警報システム)が不備でないのか、そもそも必要でないのでないか。ミサイルを迎撃することなど不可能だとやっと気が付いた日...Jアラートすらあやふや、防衛予算を倍増捨ても猫に千両箱である

  • 若者たちは耐久生活、耐乏テストを望んでいるのかもしれない

    統一地方選挙の前半が終わった。維新の会の躍進と自公の安泰が報じられている。その裏には野党第一党の立憲民主の衰退と、共産党の高齢化の限界が見え始めている。維新の会は地方政党の枠を破るかもしれないが、烏合の衆であるが基本的には保守政党である。もう少し大きくなってくれば、党の理念が目先の短期的でるために、この党は深刻な内部抗争をする可能性がある。低投票率が毎回更新される状況にある。比較的若い候補者が浮動票を集めるのであろう。この20年間で自公政権(一時民主党もあったが)がやってきたことは、給与の減少や、退職金の著しい削減受けている。この間天文学的な財政赤字へと増大している。格差社会が際限なく拡大する。200万円での生活を余儀なくされながら、一方で天文学的収入の人物がゾロゾロ出てきている。政権には不祥事が絶え間な...若者たちは耐久生活、耐乏テストを望んでいるのかもしれない

  • 格差社会の本質は賃金などではなく、都会と地方の格差こそが本質である

    格差社会が進行しているが、それは所得の面だけでとらえられることが多く、現実に存在する各種の格差について論じられることもほとんどない。上図は、正規と非正規、男と女による格差を賃金によってあらわしている。賃金は格差の結果の現象にすぎない。賃金を同じにすれば格差がなくなるわけではない。企業内の地位が向上するわけでもなく、社会的な扱いが均一になるわけでもない。賃金を同じにすれば格差解消に多少は役にたつかもしれないが、非正規社員を増やした目的が安価な労働であり、脱労働基本法であるある。こうしたことが根底にある。仮に賃金を揃えるとなると、正規社員の賃金や、男性社員の賃金が抑制されるだろう。不満も平等性も損なわれたままで、賃金だけに固執して、賃金だけを悪玉に挙げても格差の本質は解消されない。格差の本質は地方から、人間を...格差社会の本質は賃金などではなく、都会と地方の格差こそが本質である

  • 山上徹也は異常でもなんでもない、異常なのは政治の中枢である

    逮捕以降山上徹也は弁護人と一部の親族としか接見してないが、報道各社の質問に弁護団を通じて回答した。旧統一教会などの被害者を救済する新たな法律が成立したことについては、「拘置所にいるので法案の内容が正しいかわからないが、旧統一教会の被害者が救済されることを願っている」と丁寧な回答をしている。何通かは不明であるが手紙については、「全てに目を通しており、あたたかい言葉には感謝しています」とこれまた、教科書のような回答をしている。しかし、事件を起こした理由などの質問には、裁判に影響が出るおそれがあるとして語ることはなかった。これも優等生回答である。山上徹也は拘置所で読書をしたりして過ごしているとのことであるが、大阪拘置所に移送されたことについては「奈良に帰りたい」と強く希望しているといういう。お菓子などの差し入れ...山上徹也は異常でもなんでもない、異常なのは政治の中枢である

  • 神宮外苑の再開発に反対する

    都会の再開発は、いつも多くの人が癒される空間を壊すことで弾みをつける。東京神宮外苑の老朽化した(?)神宮球場と秩父宮ラグビー場の建て替えとする再開発も同じであるが、ここの最大の地権者明治神宮と太いパイプを持つ森喜朗が絡んでいる。森喜朗に近い三井不動産会長(現・相談役)の岩沙弘道が、明治神宮の総代に就任しているのである。先ごろ亡くなった坂本龍一が、昨年暮れに小池知事にまるで遺言のような、開発中止の文書を訴えている。1000本もの木を伐採することへの、坂本らしい訴えである。特定の人達が潤う開発より、都民など幅広い人たちや小鳥たちの潤う神宮外苑を残してくれというんである。小池百合子は、みどりの党を立ち上げてみたり、自らのシンボル色を緑にしていながら、芸術家の空言と聞き流す。東京都は昨年2月の都市計画審議会で、秩...神宮外苑の再開発に反対する

  • 玉子が物価の優等生でないことがバレてき始めた、原発のように

    たった三羽が鳥インフルエンザ陽性でも、30万羽殺処分されると報道しているが、これが同じ場所での経営なら致し方ない。これに対して、国は家畜伝染病予防法で農家に補償金を出すことになる。1羽について350円+採卵鶏分40円程度支払われる。約400円としても、10万羽で4000万年支払われる。大体30万羽程度がいつも対象になる。約1億円以上が払われていることになる。この一年で、鳥インフルエンザで1750万羽殺処分されている。約70億円補償金が支払っていることになる。これは有畜農家に対して家畜伝染病予防法による決め事である。家畜に対して世界に長けた保障をこの国はしているが、10万羽以上を飼育する養鶏場はどう見ても農家とは思えない。農業法人であるが、農地もないし、殆どが農協組合員でもない。こうした大規模養鶏場は、安価...玉子が物価の優等生でないことがバレてき始めた、原発のように

  • 小西サル発言を早々に首切った軽佻浮薄な泉代表の体たらく、辞任に値する

    小西参議院のサル発言を、中身の検証もなく泉代表が、与党などにしたためられ拙速に首切ったことで、自民党や維新の会がここぞとばかり、立憲民主党に党内で小西をつるし上げろと言いだしている。国民民主は辞任させろとまで言われている。小西はそんなことまで言われるような問題発言をしたのだろうか。共同通信によれば、3月29日記者団に対して、「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ。憲法を真面目に議論しようとしたら毎週開催なんてできるわけがない。私は憲法学者だが、毎週議論なんてできない。何も考えていない人たち、蛮族の行為だ。野蛮だ。国会議員は本当に考えているのかと思うだろう。いつ最高裁判決や外国の事例を研究するのか。衆院なんて誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだ」と述べたとのことである。参議院憲法審査会で...小西サル発言を早々に首切った軽佻浮薄な泉代表の体たらく、辞任に値する

  • 電力値上げは原発待望論のためでしかない

    電力会社が一斉に値上げをする。上げ幅にこそ差はあれこのことは独禁法に触れはしないのか。原発必要論の掘り起こしである。史上最大の原発事故を引き起こしていながら、この国の首相は、原発の再稼働に新設まで言及している。その一方で耐用年限を、実質的に自在に伸ばせるようにしてしまった。世界は12年前の福島原発事故を受けて、大きく再生可能エネルギーにシフトする中、相も変わらず日本は巨大電力会社に依存する、大型電源の開発確保を基本とした近代化日本をさせた思想そのまま堅持する。自民党の政治構造が巨大企業依存から脱却できないままである。昨年亡くなられた、内橋克人さんが提唱するFECという考え方は世界に大きく普及し始めている。つまり、FはFood食料、EはEnergy電力などエネルギー、CはCare福祉は、可能な限り地方に分散...電力値上げは原発待望論のためでしかない

  • トランプ帰って来るのか

    トランプは勝って帰って来るのだろうか?トランプが、ニューヨーク州刑法175条に触れると、34件もの罪状で起訴さ裁判所に出廷した。アメリカの司法制度はよく解らないところがある。これで共和党ではトランプは、大統領選に有利になると言われているのである。事実支持が上がっているようである。民主党の謀略というのである。起訴に踏み切ったブラッグ検事は民主党推薦人であるし、トランプの側近が刑務所内にいるが、この検事の判断である。大統領経験者が起訴されるのは初めてのことである。トランプは全ての罪状について否認している。バイデンが騒がないのは、トランプ罪状の一つの公文書持ち出しは、自らも行っていたためであると言われている。因みにポルノ女優と(二人もいるらしい)に支払った口止め料も不倫も問題ではなく、事業費に上げていた不実記載...トランプ帰って来るのか

  • 日本政治の衰退の象徴・世襲制をいつまで続けるのか

    岸信千代が、高級ホテルで政治資金パーティーをやった。父(岸信夫)×伯父(安倍晋三)×祖父(岸信介)の血を引く、七光りの3掛けである。343光という測定不能の光の中で登場する。何の実績も経験もないが、343光のこの男が政治資金パーティーを開いた。パーティーは永田町にある高級ホテル「ザ・キャピトルホテル東急」で、マスコミはシャットアウトされた。食事もアルコールも出されず、出されたのはソフトドリンクだけだったが、会費は1人2万円。それでも会場は満員だった。ゲストは超豪華で、最初の挨拶は安倍派の会長代理の塩谷元文科相、次は麻生副総裁で松野官房長官、加藤厚労相、西村環境相等々と現職大臣が続いたとのことである。参加者は約500人とのことで、黙って1000万円ほど入ったことになる。繰り返すが、何の実績もない、政治経験も...日本政治の衰退の象徴・世襲制をいつまで続けるのか

  • 坂本龍一の死を悼む

    坂本龍一が亡くなった。反戦・反原発・環境問題に強いメッセージを送り続けていた。彼の父は、「イッキさん」あるいは「イチカメさん」と呼ばれた、気概のある伝説の編集者であった。父坂本一亀は河出書房の編集者で、三島由紀夫や野間宏や中上健次や高橋和巳それに椎名麟三と、名だたる文人を世に送り出している。分野は異なるが、その父イッキさんの血が坂本龍一に流れている。近年の彼の強いメッセージは、明らかに父からの譲りものである。坂本龍一の音楽は、いわゆる”サビ”と言われるような、特定の部分を強く効かせるような曲がほとんどない。曲全体の流れ、メロディーの美しさ、重さを求めるものが多い。クラッシク音楽と現代音楽、アナログ楽器に電子機器楽器を融合させた特異な唯一無二の作曲家である。ラストエンペラーなど映画音楽にも名作を数多く残して...坂本龍一の死を悼む

  • 政敵を自民党を使って更迭する立憲民消灯党首泉健太

    立憲民主党の小西洋之氏は、毎週開催する衆議院憲法審査会を「サルのやることだ」と発言した。これは公式発言でもないし、あながち間違ってもいない。政治の場で非難することなど良くあることである。記者相手に呟いたことで、ジャブ以前のフェイントである。その場で否定したがどこからか広がったようである。当初は報道した放送局を訴えるとまで言っていたが、失言だと述べて謝罪もしている。集団的自衛権行使容認についての論語を、なおざりにされたことへの不満から出た言葉のようである。自民党はここぞとばかり攻撃する。サルとは何だ!というのであろうが、高市早苗から「捏造」発言を引き出した憎き議員である。岸田の失政を隠す作用があったとはいえ、伸び盛りの議員は叩いておきたいのであろう、一斉に火が付いた。小西の報道への抗議を公平報道を損なうもの...政敵を自民党を使って更迭する立憲民消灯党首泉健太

  • 平和への希求を放棄、対立する日本政府

    福田康夫元首相が北京を訪問し、「北京-中国共産党中央委員会外交委員会の局長である王毅は、金曜日に北京で元日本の首相でボア日本が、オアジアフォーラムの元会長である福田康夫と会談した」と報道されている。パンデミック後の両国のあらゆる分野での交流の再開についての条件などを話し合った。福田は両国のハイレベルな交流の発展を望むとした。王氏は日本が対中政策を転換し、平和国家の方針を大きく転換する日本に懸念を表明した。福田康夫は地域紛争に働く中国の努力を評価した。こうした発言を引き出すことこそが、外交による解決の基本なのである。中国の暴力的挑発行為や人権問題などを、自らの言葉で縛ることになるからである。安倍晋三以降の中国や朝鮮半島への姿勢は、あの国が悪い横暴であると喧伝するばかりで、何一つとして交渉することもない。全く...平和への希求を放棄、対立する日本政府

  • 安倍晋三の思いのまま進む軍事国家への道

    安全保障関連法が2016年3月29日に施行されてから8年目見入った。この法律は歴代内閣が憲法違反と何度も確認してきた、「集団的自衛権の行使」を容認する、平和憲法下の日本の安保政策を抜本的に転換するものである。憲法に基づく「専守防衛」から逸脱する動きや決定が相次ぎ、憲法の形骸化が著しい。昨年12月に改訂された国家安全保障戦略では、射程の長いミサイルなど他国を直接攻撃できる敵基地攻撃能力(反撃能力と言い変えている)の保有まで認めている。集団的自衛権の行使容認はほとんどヤクザの世界である。友好国(盃を交わした間柄)なら、どんなこたがあっても義理を通す。舎弟がどんな悪事を犯そうが、義理を通すのがヤクザの世界である。アメリカがどんな理不尽をやろうとも、ありもしない大量破壊兵器の粉砕のために戦闘に加わるのが、集団的自...安倍晋三の思いのまま進む軍事国家への道

  • クナシリ・メナシの戦いの教訓が、明治以降の海外侵略の手本となった

    日本の歴史教育では、アイヌのことを正確に教えることはない。本ブログでも、アイヌの抑圧について、アイヌの反乱などについて述べたことがある。幾度もアイヌの反乱の中で、最も大きな影響を国に残したのが、「クナシリ・メナシの戦い」である。1789年(寛政元年)現国後島の北海道側と現羅臼町と標津町と別海町と根室市で散発的に起きたが、明らかに計画的なものであった。武器を持たないアイヌ人たちの反乱は、相当な覚悟がないとできないと思わる。和人(日本人)は71名(から89名)が殺害された事件である。明治維新のほんの79年前の出来事である。松前藩は制圧に乗り出したが、戦いを続けても敗北は明らかと各地の首長たちがおさえにかかった。お味方アイヌと揶揄されながらも、首長たちは安寧を選択した。アイヌの反乱者は幕府によって、37名処刑さ...クナシリ・メナシの戦いの教訓が、明治以降の海外侵略の手本となった

  • アメリカが儲からない戦争ミャンマー、アフガニスタン、シリアそしてパレスチナ等はなぜ報道されない

    連日メディアはウクライナ情勢を報道する。70倍もの軍事力を持つロシアの侵略に、ウクライナが絶えているだけでも賞賛に値する。NATO各国などの支援が大きいし、ロシアの横暴にも許せないものがある。報道の過熱は解らなくもない。繰り返されるロシアの敗北も疑わしいものである。メディアに登場する人物は、笹川財団や防衛省関係の右翼評論家ばかりである。ロシア敗北の願望を前提の評論が透けて見える。中国の12の提言の2にある、冷戦時代の対立構造を捨てようとしない、NATO諸国それとロシアの固定観念に拭い難いものを感じる。それにしても、ウクライナ以前からのアフガニスタンやミャンマーの実情も、内線とはいえ相当悲惨な状況であるし、シリアだって終わっていないしロシアが居場所を見つけている。パレスチナは恒常的で報道にもならないのか。内...アメリカが儲からない戦争ミャンマー、アフガニスタン、シリアそしてパレスチナ等はなぜ報道されない

  • 戦争をゲーム感覚やスポーツ観戦の気分の煽る岸田文雄

    岸田文雄はウクライナのゼレンスキー大統領に厳島神社のしゃもじを贈ったとのことである。スポーツ観戦気分である。厳島神社の方々も、戦地に使われるとは思ってもみなかったと述べている。戦前には地元の兵士たちが奉納に来たことはあるが、「敵をメシとる」というゲン担ぎである。広島部隊が担いで奉納に行ったということでもある。岸田も銃を担いで前線に立つものでもない、その思いなら、和平提案など行うべきであろう。このようにしゃもじを当て激励することは、戦の拡大を促すことでもある。中国のような和平への具体的な提案をするのが、平和憲法を持つ日本の役割ではないか。中国は今回の習近平のロシア訪問を、「和平の旅」と呼んでいる。中国提案の「我々の政治的立場」とする12項目の提案は、中国の海洋進出など、自らをも縛ることにもなる。中国が危険な...戦争をゲーム感覚やスポーツ観戦の気分の煽る岸田文雄

  • 報道には公平より自由度が求められる

    上図はTBSの報道特集からのものである。国境なき記者団の評価をもとにしたものである。高市早苗が安倍晋三の命を受けて礒崎陽輔総理補佐官から耳打ちされて、意にないことを喋らされたことを騒いでるに過ぎない。そんなことは政権内で、例によって安倍晋三の強権が浸透していった経過を、あーでもない、こーでもないと論議しているに過ぎない。高市などどうなっても構わないし、どうなっても大きな問題ではない。派手好きな無定型な政治家が消えてくれるだけである。報道の自由こそが問題の本質である。報道は権力の番犬でならなければならない。それを根底から崩して、権力のペットにしたのが安倍晋三である。上図を見れば一目瞭然である。メディアのトップが、高級料亭や寿司店などの呼ばれ飼い慣らされ、権力の愛玩犬になる。ペットである。報道特集を見ていてや...報道には公平より自由度が求められる

  • 中国の提案をWBCにかまけて無視する日本メディア

    習近平のロシア訪問を日本のメディアはほとんど報道しない。これに伴い、中国外務省はかなり的確で基本的な内容の、「ウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場」と題する外務省の12項目の提案がされている。この中国の提案はまるで教科書のように、基本的内容で実直な提案であるといえる。反アメリカの臭いはするものの、決してロシア寄りでもない。1、すべての国の主権を尊重する。2.冷戦の考え方を放棄する。3、敵対行動を止める。4、和平交渉の再開。5、人道危機の解決。6、.民間人と捕虜の保護。7、原発の保護。8、戦略的リスクの軽減。9、穀物輸出の促進。10、.一方的な経済制裁の停止。11、産業チェーンとサプライチェーンを安定させます。12、紛争後の復興の促進。となっている。この中国の主張とする内容で目につくのが、2の冷戦構...中国の提案をWBCにかまけて無視する日本メディア

  • この国に新政党が育たないのは、与野党関係なく既成政党の責任である

    NHK党(現政治家女子48党)の元党首での現事務局長、立花孝志が威力業務妨害などの罪に問われた裁判で、最高裁が上告を退けた。立花孝志の有罪ほぼ確定する。立花孝志はNHKの契約者の情報を不正に入手し、ネット上に公開した威力業務妨害などの罪に問われていた。1審の東京地裁の有罪判決を、2審の東京高裁も支持し、これで立花孝志の有罪が確定することになる。それにしてもこんなヤクザな連中の、10回もふざけたような名前の政党名を変える集団に、政党として議席を与えるこの国の低俗性。立党者が犯罪者であった場合の存続はどうすることになるのだろう。多分法律はこのような低俗な人物が国会議員になることは想定していないだろう。それにやガーシーなどとふざけた名前の議員に我々の税金が大量に投入される、日本という劣等国の象徴的事件である。国...この国に新政党が育たないのは、与野党関係なく既成政党の責任である

  • 「貧乏人の子沢山」と言われるが、金出せば少子化対策になるのか

    少子は現象であって本質ではない。一般的に社会が豊かになるだけで、少子化傾向は起きる現象でもある。古くから、「貧乏人の子沢山」と言われるのは、避妊をしないということもあるが、子どもが家や社会の宝になると認識が強かったためである。少子現象は社会現象の一つに過ぎない。金さえ出せば子供が増えるわけでもない。金をいっぱい出す国の方でも、極めて困難な事業と腹では思っている。政治家にとっては、結果が相当先になることなど本気で取り組めるわけもない。興味深い身近な事実がある。都会から田舎に来て営農している若者たち、新規就農者はほとんどが子沢山なのである。当地では主に酪農であるが、新規就農者は夫婦がいつも、子どもの見えるところで一緒で仕事をしている。子供たちは仕事の成果なども実体として体感している、農作業も家の中の手伝いもし...「貧乏人の子沢山」と言われるが、金出せば少子化対策になるのか

  • 冤罪の本質は袴田巌さん可哀想だけなく、真犯人を無罪にしてしまう官憲の無謬主義である

    袴田事件のような冤罪、検察側の強権的な調査や逮捕事件を見る度に、幼いころ見た衝撃的な思い出が蘇る。自宅の一軒隣に何にでも興味を持つ私に、優しく丁寧に説明してくれた、高校の教師だった方がいた。後から教えられたのであるが、レッド・パージの手が入ったのであった。近所の人たちが恐れをなして遠くから見ていたのであるが、勝手に親しいと思っていた私は、家の中に入って驚いた。物のない時代であったが、あらゆる家具がひっくり返され、本などと一緒に床に散乱し、土足の跡が畳を一面に汚していた。奥さんは子供二人を抱えて、呆然とされていた。それはまるで戦前の特高の横暴で国民を見下したような、権力者側の傲慢な姿勢を彷彿とされる。戦争が終わって、新憲法になっても警察は人的には全く変わってはいない。末端は何時までも”おいコラ”警察であった...冤罪の本質は袴田巌さん可哀想だけなく、真犯人を無罪にしてしまう官憲の無謬主義である

  • アメリカのノルドストリーム天然ガスパイプ破壊の可能性、十分あるだろう

    ピューリツア賞を受賞したシーモア・ハーシュ記者が、『アメリカがロシア産天然ガスを欧州に送るパイプライン「ノルドストリーム」を、2022年9月26日大統領の命令で、米海軍「ダイビング救助センター」の「熟練の深海潜水士たち」が仕掛けたC4爆薬により爆破した』と、いう報告を自らのブログに報告した。ハーシュ記者はベトナム戦争時、ソンミムラ虐殺事件(1968年3月16日)をスクープし、ピューリツア賞を受賞した人物で、『ヨーロッパが安価な天然ガスのパイプラインに依存し続ける限り、ワシントンは、ドイツのような国が、ロシアを打ち負かすために必要な資金と武器をウクライナに提供することに消極的であると恐れていた』ためと、ブログに記載している。ロシアが負ければ、ドイツに限らずヨーロッパ各国は安価な天然ガスの入手が困難になり、ウ...アメリカのノルドストリーム天然ガスパイプ破壊の可能性、十分あるだろう

  • イラク戦争から20年になる、大国は理由などなくても小国を侵略する前例をプーチンは倣ったに過ぎない

    ジョージ・W・ブッシュが同時多発テロの報復として、侵攻理由をでっちあげて的外れのイラクに攻め入ってから明日で20年経つ。暴力を暴力的に解決することは困難だという適例である。テロをアメリカが受ける理由を問う言葉は、どこからも発せられることはなかった。超大国アメリカの気に召さない政権が中東に数多くあるが、イラクはその一つであった。それまでのイラクは、同じモスクでシーア派もスンニー派も祈りを行い、同じ地域に共存し婚姻関係すらある間であったが、ブッシュがこれを壊した。フセインの独裁、専制の体制は、非民主的でああるが、人々の暮らしは和やかではあった。貧国イラクに、世界最大の国家が巨大な軍が侵攻し、国内の人命、文化、社会、歴史等々あらゆるものを破壊した。劣化ウラン弾の使用やクラスター爆弾など非人道的武器も使用された。...イラク戦争から20年になる、大国は理由などなくても小国を侵略する前例をプーチンは倣ったに過ぎない

  • 戦後最悪の日韓関係を創り出した安倍晋三がいなくなり、多少は前向きになるか

    一昨日(16日)に岸田文雄首相と韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領韓国が会談した。安倍晋三がボロボロにして戦後最悪の日韓関係と言われる中、この日韓会談はそれだけでも評価されるべきである。ただ米韓のように、北朝鮮を刺激することが目的でないかと思われる、合同演習や軍事同盟の強化のようになっていただきたくはない。日韓両国は尹大統領の訪日を機に、12年ぶりとなる首脳の「シャトル外交」再開するとした。韓国内では、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)や対韓輸出規制を巡る軋轢の解消に合意し、関係正常化の段階に入ったと評価されている。韓国の期待する、元徴用工問題など韓国側が期待した謝罪や反省に言及しなかった。シャトル外交の意味を深く突き詰めるつもりはないが、軍事に特化した関係になってほしくはない。岸田は安倍の残党へ...戦後最悪の日韓関係を創り出した安倍晋三がいなくなり、多少は前向きになるか

  • 高市早苗の虚言など構うことない、報道の自由や表現の自由こそが求められるべき

    自民党が「公平な報道」などというような資格があるはずもない。安倍晋三が小中川昭一とNHKに直接押し掛け、慰安婦問題日華悪番組内容を強制的に改変させたのではないか。ここには自由もないし、ましてや公平などというものがあるはずもない。彼らが語ることのできるのは、報道の不自由と政権寄りの偏向報道でしかない。報道の自由度が極端に狭く、どの報道をみても文言は全く同じで、内容から報道者の視点もほとんど見えてこない。国政では記者会見そのものが、政権側の意向で決まる。時間と場所だけならともかく、質問内容も時間も事前に決められている。東京新聞の女性記者などのように、お構いなく聞かれては困る質問をされては困るのである。政権側書くのは自由だと言い張っても、質問も時間も制限され、核心を突かれると明らかに無根拠の否定を平気でする。そ...高市早苗の虚言など構うことない、報道の自由や表現の自由こそが求められるべき

  • ロシアは皇帝のいる国家、領土拡大で存続してきた

    ロシアは18世紀以来60回を超す国家間戦争を繰り返している。その間、ロマノフ王朝体制、社会主義体制、大統領体制(議会体制)と全く異なる社会構造であるにも拘らず、子細に見ると領土拡大という全く同じことを繰り返す、国家・民族である。領土拡大が国家の安全保障になるとばかりに、侵略、戦争を繰り返す。そしてどの戦争も戦術が甘いのか、指揮官が劣悪なのか特に地域戦争には殆ど勝利したことがない。ナポレオンやナチに勝利したかに見えるが、冬将軍や同盟国の支援の下で勝利である。先の第二次世界大戦でも、ロシアは2600万人もの犠牲者を出している。敗戦国日本の8倍である。そこにはロシア戦争の背景に、これだけ体制が変わっても”領土”への飽くなき執着がある。クリミア半島と黒海周辺は、エカテリーナがオスマントルコから奪ったもので、ほんの...ロシアは皇帝のいる国家、領土拡大で存続してきた

  • 大江健三郎の死を悼む

    大江健三郎が亡くなった。九条の会の発起人の一人である。発起人は沢地久枝さんだけになってしまった。大江さんは文学者としては珍しく、嗅覚の鋭い方でおられた。書斎に閉じこもっているだけでなく、戦争や核兵器廃絶に沖縄戦の軍部の自害強制など、多くの反戦運動の起爆剤となられた。初めて手にしたのが、「ヒロシマノート」だったと思う。作家がこのような取材をして、出版するということがが珍しい時代に大いに感銘を受けた。大江を通じてサルトルを知った。10年後出版された「沖縄ノート」では、集団自決の事実関係について、自虐史観を掲げる右翼側から幾度も訴訟が行われたが、退け勝利している。にも拘らず、教科書からは集団自決記載が排除されることになったり、未だに慰安婦問題と併せて事実を否定する集団が存在する。天皇制に反対し、ノーベル賞受賞者...大江健三郎の死を悼む

  • 食料こそが真の「防衛装備品」である、武器は武器と正確な表現するべきである

    武器や兵器を、安倍晋三は「防衛装備品」と呼び、殺人武器の印象を和らげるための、言葉遊びの名を冠した。防衛省では『防衛装備品とは、自衛隊が任務遂行にあたり用いる戦闘機や艦船、潜水艦、輸送機、トラック、通信・情報システム、燃料、食糧、天幕や制服といった繊維類など、中央調達品目として定められているものを指す。』と定義している。言葉だけではなく、テントや衣服まで含まて武器の印象を薄めようとし、自衛隊が調達するものは何でも、防衛装備品であるということになる。(調達という言葉が上から目線で、汝臣民から提供を受けると言った表現である)この言葉遊びの延長で、「輸出」を「移転」と呼び変えて、「武器輸出禁止三原則」を「防衛装備品移転三原則」と言い変えた。これまで明確であった、共産国、国連が禁止している国、紛争当事国が一掃され...食料こそが真の「防衛装備品」である、武器は武器と正確な表現するべきである

  • 中東で存在感を高める中国と薄めるアメリカ

    中国を仮想敵国に仕立て上げるために、自民党日本政府は中国について、とりわけ外交についてまともな報道がされなくなった。とりわけ中東の動きについては皆無と言って良い。中国に善行は似合わないとばかりの、日本政府とそれに追従するマスメディアである。中東情勢の中でほとんど動かないのが、アメリカのイスラエル支持とサウジアラビアとの蜜月関係である。しかしこのところ、イスラエルはウクライナを巡っては、アメリカ一辺倒にはいかない。サウジとは、トルコで殺害されたカシギョ記者の犯人26人を国に送還したことで、不穏当な関係が続いている。20世紀な中国は侵略される側であった。その意味で、中国はアジアでもアフリカでも南アメリカでも中東でさえも、傷跡を残していない。むしろ同列にいた。<中国中央テレビニュースが下記のように伝えている>『...中東で存在感を高める中国と薄めるアメリカ

  • 原発の不都合な事実は隠蔽されたまま、報道もこれに従う

    今日は東日本大震災の12年目の日である。トルコ・シロアの大地震も悲惨な状況である。しかし何といっても東日本大震災に際立つのは、世界最大の原発事故を起こしたからである。原発の建設・管理・情報公開・事故処理と対応・技術・住民への周知どれをとっても不十分で、原発ムラと呼ばれる閉鎖組織があらゆる情報を管理した。その中には報道も入って取り込まれているが、不都合なことは報道しない。先日のNHKの東南海地震ドキュメント、地震予測は多岐にわたる資料を取り入れながらも、原発事故など全く取り上げることもない。東日本大震災の教訓が生かされていない。国民の命や財産と敵国から守るためと、敵基地攻撃応力という名の先制攻撃を整える。外交努力すらなく、敵国をでっちあげ危機を煽り、軍事に特化する防衛力の必要性ばかりを論議する。まともな軍事...原発の不都合な事実は隠蔽されたまま、報道もこれに従う

  • 捏造と言い放った文書に沿った行動をしていたのは高市である

    高市早苗の今回の騒動はどうもおかしい。高市が文書は本物でも、捏造と言い張る80ページほどの文書の僅か、4ページの自分に関わる部分が捏造というのである。しかもそれが自身が最高責者である省の内部文書である。そもそも安倍晋三は自分の国粋主義に刃向かうメディアには苛立ちを見せていた。亡くなった盟友の中川昭一を引き連れて、慰安婦問題を取り上げていたNHKに殴り込みをかけるような直談判で、番組内容を改変させている。これが2001年のことである。嫌いなキャスターには、この市民の発言は意図的に編集されていますと言い放つ横暴ぶりが目立った。その一方で、自らの主張に従順な番組にはちょくちょく顔を出して、稚拙に憲法の悪口を言い放ち、その無知ぶりを披瀝していた。バラエティー番組などでは、10日で作った憲法とか、恥ずかしい憲法とか...捏造と言い放った文書に沿った行動をしていたのは高市である

  • ガーシーを除名する資格が、高市のような自民党議員にあるのだろうか

    言ったこと責任とらずに、高市早苗のような議員がいる。小西洋之議員が提示文書は捏造ではなく、高市が総務大臣時代の行政文書であることが判明している。高市は捏造だったら辞任するかの問いに、「結構だ」と答えている。高市は辞任する以外の選択はない。私は彼女は辞任しないと思っていた。その理由は、嘘つく、居直る、責任とらないは安倍晋三の遺した自民党の文化になって言うからである。安倍晋三が政権の座に就いてから、森友、加計学園・桜見る会・河井あんり・東京五輪等々どれだけの悪行が行われたか数知れない。後に続く小物はみんな見習う。バレたら居直ればいいんだ。それでも駄目なら嘘つけばいいんだ。それでも駄目なら居直ればいいんだ。これが自民党の不正の文化である。現在東京五輪の不正買収、中抜けで次々と逮捕されている。言いたくはないが、結...ガーシーを除名する資格が、高市のような自民党議員にあるのだろうか

  • 嘘つく、居直る、責任とらないは安倍晋三が遺した自民党の文化である

    高市早苗経済安保担当大臣が売り言葉に買い言葉、そんなこと言わなければいいのに、立憲民主党の小西洋之議員の提示文書に、「捏造だ」と反論し、「捏造でなけれ閣僚も議員も辞職すか」と問われ、「結構だ」と言ってしまった。放送法で公平であるべきとする基準に、他の番組も見て判断するとした従来の解釈に、「一つの番組でも判断できる」との新たな解釈を加えたものである。高市の言いそうなことではある。この文書がちゃんとした2015年の行政文書であることを昨日、松本剛明総務大臣が認めた。文書は捏造ではなかった。で、高市早苗は閣僚も議員も辞職するはずである。ところが彼女はそんなことはしない。文書が行政文書であったことは認めたが、内容が違うと言い出した。論点のすげ替えである。嘘をつくこと、平気で前言を覆すこと、そして責任をとらないこと...嘘つく、居直る、責任とらないは安倍晋三が遺した自民党の文化である

  • 健康な家畜からの畜産物、健全な大地からの農産物を生産していれば農家は大した問題は起きていない

    減反政策の思想が農民の心を貧困にさせた。減反政策、即ち生産を止めると金を出すという、もうすぐ起きる、あるいはすでに始まっている食料問題をまるで知らぬかに、食料生産を抑制する愚策は、自給率37%(実質10%台)という世界最低の農業政策、食料政策を現出させている。先ごろ亡くなられた農民作家の山下惣一さんは、中学卒業すると国のミカン増産政策に沿って、南向きの棚田を買いミカン植えた。ミカンは6年目からとれるが、収入につながるようになるのは、10年目からである。ようやく彼が成人になって収穫できる頃、増産奨励の結果大暴落したのである。結局はミカンの木を切れば補助金を出すということになるが、生産を止めると金を出すという、農政としてはあってはならない政策がこの後連綿と続くのである。その後のコメ余り現象は、戦後の食糧難の時...健康な家畜からの畜産物、健全な大地からの農産物を生産していれば農家は大した問題は起きていない

  • 減反政策が未だに生きていて、増産指導補助した酪農家には成乳廃棄、成牛処分に金を出す愚策

    今朝の羽鳥のモーニングショーはかなり的確に酪農の現状を指摘してくれた。アドバイザーとして出席していた、鈴木宣弘東大教授の指摘を受けての内容が多かったように思える。2000頭近く搾っている十勝の友夢農場の意見はともかくとして、白糠の酪農家の発言は、訥々とした喋りでかなりインパクトがあった。国の指導で規模拡大した。クラスター事業でほぼ半額で規模拡大できたが、1億5千万円ほどの負債を抱えた。思った以上に電気や水道代など出費が多かった上に、飼料と肥料代なども高騰して、昨年は1千4百万ほどの赤字になったと言ってくれた。成乳牛を廃用にすると10万円貰えるが、搾った方が得になることも述べていた。成乳牛を売って、つまり農家が生産を止めると金を出して需給を調整するという、世界ではほとんど見られない生産抑制に金を出す方式は、...減反政策が未だに生きていて、増産指導補助した酪農家には成乳廃棄、成牛処分に金を出す愚策

  • 公式見解に従う日本の報道、政権寄りの見解しか持てない

    福島原発が爆発した。明らかに噴煙が上がっているのにもかかわらず、報道は何時まで経っても「爆発しているように見える」という表現に留めていた。福島原発は地震の翌日、ほぼ24時間後に1号基が、三日後に3号基が爆発していたが、いつまで経っても爆発という言葉は使わなかった。放射線量がどんどん上がっているのに、人体に影響はないレベルを繰り返し、相当な期間「爆発」という言葉を使わなかった。最近では住宅が全焼しても、明らかに行方が解らない一人住まいの住人であるにも関わらず、報道は公式発表まで待つ。事件が起きて誰もが死んでいると思っていても、救急車で運ばれた先などの医師の判断を待つが、それまでは心肺停止の状態と表現している。安倍晋三が銃殺された時でも、明らかに心臓が止まって出血すらしていないのに、6時間先の夫人の到着を待つ...公式見解に従う日本の報道、政権寄りの見解しか持てない

  • スギ花粉症は林野行政の誤り、木材の自由化からから生まれた

    私の長兄は戦時教育を受けている。その兄が友人たちと盛んに歌っていたのが、「お山の杉の子」である。♪むかし、むかし、そのむかし~と歌い出すテンポのいい歌である。杉の子起きなさいと、小さくても頑張れと言うような内容であるが、これは杉の植林の歌である。成長に速い杉は手っ取り早い造林になると思ったのであろうが、昭和10年代は全国一斉に杉の植林が始まった。針葉樹の杉は根の張りが悪く、保水力もないが成長が早く手がかからない。直木で市場性も高く、国策を受けて最も多く植林された。伝統的な植林の教えを無視して山の頂上や水源などにも杉は広く植林された。終戦後真っ先にGHQが日本に行った政策が農地解放である。しかし山林は解放されず、大地主が日本の山林のほとんどが手放すことがなかった。こうした地主たちはほとんどが地方の有力者とし...スギ花粉症は林野行政の誤り、木材の自由化からから生まれた

  • 漁民から漁場を奪い、農民には減反の中農地を増成し、野鳥たちの生息地を奪った天下の愚策、諫早湾干拓事業結審

    諫早湾干拓事業は、「官僚の無謬主義」が生んだ机上論に農民と漁民を対立させて問題の本質をそらした公共事業である。古くから洪水が頻繁にあることの対策と、狭い湾を埋め立てて水田をつくれば解決すると、長崎県知事の要請に国は取り組んだ。1952年のことである。食料問題と洪水問題を同時解決とするものであった。事業が取り組まれたのは、1989年のことである。相も変わらず暢気な公共事業は37年後に始まったのである。真っ先に漁民が不漁の原因は、干拓事業であると中止を訴えている。漁民には金を出して漁業権の放棄させたりしたが、海苔が作れないと佐賀地裁に提訴、佐賀地裁は工事中止の仮処分を命じた。国は控訴し福岡高裁は仮処分を取り消した。農地の淡水化のために設けられた、潮受け堤防の開門をめぐっては、開門を命じる命じないが幾度も繰り返...漁民から漁場を奪い、農民には減反の中農地を増成し、野鳥たちの生息地を奪った天下の愚策、諫早湾干拓事業結審

  • 再選なしの比例方式にすれば、腐ったようなバカ息子どは出てこないだろうに

    世界で唯一軍隊を持っていない国家コスタリカでは、国会議員の再選を禁止している。現職は立候補すらできないのである。権力の集中と腐敗を防ぐためである。コスタリカの軌跡という映画を、九条の会で上映したことがある。一般の人には大変好評であった。コスタリカは日本に倣って、戦後間もなく大変な議論や大国アメリカの圧力の元、論争を繰り返し、軍隊を放棄した。警察官だって拳銃を所有していない。原発の排除は勿論のこと、全ての電力を再生可能エネルギーにするとのことである。後数年で達成しそうである。産業は農業と観光を主体とする。見倣われた本家の日本は、軍隊は持つし、攻撃能力は高めるし、国会議員は言いだけ腐敗するし、半世紀以上議員はするし恥ずかしい限りである。国政選挙であるが、選挙区などなく、完全比例代表制となっている。国の規模や環...再選なしの比例方式にすれば、腐ったようなバカ息子どは出てこないだろうに

  • ペラペラの殻からぺちゃんこの卵黄がヌルっと出る玉子なんて

    日本中で鶏卵が上がっていると大騒ぎである。かつての、「物価の優等生」はいよいよ姿を露わにした感がある。本ブログで10年以上前から言い続けていることであるが、大量の穀物を、アメリカ産の遺伝子組み換えで肥培管理も何も明らかにされない、アメリカ産のトウモロコシを大量に給与し、大量に飼育することで卵価の上昇を押さえてきた。上の表はフードマイレージ資料室の表であるが、この50年で食料一般が、3.5倍になったが、物価の優等生の卵価は1,7倍である。この間日本は玉子を下地にしたお菓子やパン類や揚げ物など、ほぼあらゆる食料品の加工に使ってきた。それは安いからである。数万羽の採卵鶏たちは、生まれるとすぐに嘴を切り落とされ、卵を生むまでに幾度となくワクチンを投与され、日光から完全に遮断され、昼夜も季節も人工的に作り出され、ト...ペラペラの殻からぺちゃんこの卵黄がヌルっと出る玉子なんて

  • 異次元の防衛予算増額が始まった

    アメリカの巡航ミサイルを400発も購入すると岸田文雄が突如表明した。20203年一括購入として2113億円計上す津と、予算案提出のリミットを見ての表明である。逆算する5億2千万円ほどであるが、アメリカで卸されている価格の2億7千万円のほぼ倍の価格である。言いなりの金額で、即金で払い修理などすべて購入先にしてもらうFMS(対外有償軍事援助)での購入であろうが、日本がアメリカの属国である証でもある。巡行ミサイルトマホークは、時速800キロと民間ジェット機と同程度で、早くもない。艦船や潜水艦など移動する中での発射することになり、3000キロは標的にすることができるというのである。迎撃される可能性は少なくはない。近隣諸国が、西南諸島のミサイル基地建設がドンドン進む中で、更なる巡行ミサイルの爆買いである。刺激されな...異次元の防衛予算増額が始まった

  • 世界集団催眠化計画は着々と進行している

    世界催眠化計画とでも言おうか、情報操作が元単一化しつつある。この絵は極めて象徴的にこの数年を言い表している。〇2020年:コロナ禍であるが、世界中で実に多くの対策がなされた。これまで経験したことのないウイルスの伝搬速度と、当初の正体の見えないにものとの戦いであった。この5年目に入ったところで、俯瞰してみると、成功した国は一国もなく、逆に失敗した国も一つもないと言って良い。ゼロコロナ対策の中国は、余りにも大きな負担をしたが、成功したとは言い難い。逆のスウェーデンは自然免疫獲得を前提にし、当初は感染予防対策に取り組まず、死者数を増やしたものの、結局は最も高い抗体を国民は獲得している。人種や地域の差も4年経てばなべて同様であったと言っても構わない現状となっている。商流が激しくなったことが、伝搬を加速させた。〇2...世界集団催眠化計画は着々と進行している

  • 西山太吉が死んだが、沖縄返還に核が持ち込まれていた事実は密約の中

    西山太吉が亡くなった。91歳であった。元毎日新聞記者の西山太吉は、沖縄返還の核密約を暴いたした。報道が権力の擁護でしかないことをも暴き出した。西山の取材は沖縄返還に伴う核への国民の不安を受け、正鵠を得た取材であった。しかい機密書類の入手方法の方が大きく取りあげられ、ワイドショー的扱いになる。西山の入手した文書を元に、社会党の論客の横路孝弘と楢崎弥之助が国会で追及した。書類は本物であるとしたが、沖縄返還後も核兵器は残すという密約について政府は認めなかった。妙な話である。西山は外務省の女性事務官に言い寄り、肉体関係を重ねることで密約文書を入手した。関係を重ねることで女性事務員から文書を入手する行為が批判され、毎日新聞の不買運動まで及ぶことになった。核密約はそっちのけで、男女関係が面白おかしく取り上げられるとい...西山太吉が死んだが、沖縄返還に核が持ち込まれていた事実は密約の中

  • ロシアにも言い分があるという知ったかぶりの似非論理

    国連総会はロシアのウクライナからの即時撤退を圧倒的多数で決めたが、オランダ代表の言葉が残る。「ロシアが戦闘を止めれば戦争は終わる。ウクライナが戦闘を止めれば国が消滅する」という言葉が、全てを語ってくれている。NATOの東方拡大のため、主要国首脳会議にロシアを取り込んだのはクリントンのアメリカである。この間にもチェチェン、南オセチア(ジョージア)紛争をプーチンは武力で抑え込んでいだ。ロシアをクリミアの武力併合に抗議しG7に戻し参加資格停止状況にしたのは、アメリカである。ロシアは首脳国会議の参加資格停止を受けたままであるが、少なくともプーチンは復帰の気はない。チェチェンや南オセチアグルジアG8にロシアを留め置いていれば、クリミアやがてウクライナの紛争はなかっただろうという論理は成り立つとは思えない。。どうやら...ロシアにも言い分があるという知ったかぶりの似非論理

  • トルコ大震災の死者は5万人であるが、人災のウクライナ戦争はその数倍の死者である

    ロシアのウクライナ侵略から今日で一年経った。ロシアの軍事進攻を懸命に理解しようとする人たちも日本に存在する。しかしながらどのように擁護しようとも、戦争が殺人行為であることには間違いがない。ウクライナ軍は、ロシア軍の死者を1月末で13万7780人としている。その一方ウクライナ軍の兵士の死者数は1万~1万3千人と述べている。ロシアのメディアの発表でも、ロシア兵の死者1万人、ウクライナは5万人という程度である。戦死者数の食い違いは余りにも大きいが、両国合わせて戦死者は10~25万人に及んでいるものと思われる。現在トルコシリア大地震の死者数は5万人を越え悲惨な現状であるが、これは天災である。翻って、ロシアのウクライナ侵略はこの数倍であるが、これは人災である。いかに戦争が愚かな行為あるかが解るというものである。しか...トルコ大震災の死者は5万人であるが、人災のウクライナ戦争はその数倍の死者である

  • 核を恫喝に使い世界を一層不安定にするだけのロシアのウクライナ侵略

    21日、プーチン大統領は、戦争開始後初めての年次教書演説をした。プーチンは「彼らが戦争を始めたのだ。ウクライナ紛争をあおり拡大させ、犠牲者を増やした責任はすべて西側にある。そしてもちろん、キエフの現政権にも。ロシアは、ウクライナの問題を平和的な手段で解決するために可能な限りのことをしたが、戦争を引き起こしたのは彼らであり、私たちはそれを止めるために武力を行使し続けている」と述べた。ロシア、プーチンらの主張が仮に正しい根拠を持っていたとしても、他国に攻め入っているのはロシアであり、ウクライナはロシアを攻撃しているわけではない。ロシアの行為を武力行使に留め、ウクライナとに西側を戦争と名指しする。一方的なプーチンの侵略計画は大きく失敗した。プーチンは最短距離のベラルーシから侵攻すれば、就任したばかりのコメディア...核を恫喝に使い世界を一層不安定にするだけのロシアのウクライナ侵略

  • 程なく消えるであろうが、NHK党は厄介な政党である

    参議院懲罰委員会は、昨年当選後一度も国会に登院していないNHK党のガーシー(東谷義和)を、「議場で陳謝」させることを与野党全会一致で決めた。ガーシーは、「元から国会に行かんでいいよと立花党首に言われて立候補して、『国会には行きません、海外にいます』と言ったけれども、後付けのように法律を変えようとする国会のじじいどもを見た時に、やっぱりどの世界も一緒なんやなと」と発言している。ならず者集団の様相を持つNHK党であるが、国会出席をしなくてもいい国会議員を創り出した、NHK党こそ問題である。国会に出席しなくても良い議員を創り出し抱える、政党助成金を受け取る公党などあって良いはずもない。この党は、2013年元NHK職員の立花孝志が「NHK受信料不払い党」、2019年に「NHKから国民を守る党」、幾度かの党名変更を...程なく消えるであろうが、NHK党は厄介な政党である

  • はだしのゲンがいては困るのである

    漫画「はだしのゲン」は自民党支持者や教育員会からよくターゲットにされる。10年前の本ブログの記事であるが、またまた理屈にならない理屈で排除しようというのである。ゲンが裸足でいることの方がよっぽどおかしいハズなのに、腹が減って鯉を盗んだことが、現場の先生方が説明できないというのである。若い先生は盗むことが良くない、子どもに説明できないというのである。はだしのゲンのアニメ上映会を、統治の九条の会でやったことがある。通常より多くの人たちが集まってくれた。内容もとても解り易かったという感想が多かった。著者の被爆者の中沢氏は長年、ほとんど偶然に自分が生き残ったことの贖罪があって、そのことを克服してからは、生き残った自分が原爆の本当の姿を届けること、残すことが使命として書き続けているというのである。本当のことを漫画で...はだしのゲンがいては困るのである

  • 「唯一の解決策は高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないか」という成田とかいうガクシャ

    「僕はもう唯一の解決策ははっきりしていると思っていて、結局高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないかと」と、エール大学の経済学教授成田悠輔の言葉である。高齢化社会の社会の停滞についての彼なりの解決策である。高齢者は皆自決しろというのである。”生産性のない”と、同性婚者についての杉田水脈の言葉を彷彿とされる言葉でる。経済学の効率も政治的効率も、人間がいない。人権というものを考えもしない姥捨て山の論理である更に思い起こすのが、7年前の相模原障がい者施設殺傷事件である。障がい者を次々殺したのは国のため、国の不要な出資を止めることができた。自分は国から表彰されると、19人を殺害した男は堂々と語っている。畜産農家は、生産性を求めて家畜を飼うのであるが、その家畜でさえ現在では感情を持つ生命体として扱うことが提唱...「唯一の解決策は高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないか」という成田とかいうガクシャ

  • 報道は一方的で軍事的危機感演出に躍起である

    北朝鮮がまたミサイル発射した。ほとんどの日本の報道は、無法者の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)がEEZを越えましたとか、ICBM級でアメリカ本土を射程内にとらえることが出来るとか、どうやら失敗したようだ、日本の漁船に被害はないというものばかりである。北朝鮮は、韓国と米国が軍事演習を予定通り進めれば「かつてないほど持続的で強力な」対応に直面すると、繰り返し警告していた。北朝鮮は今年定例活動以外の「あらゆる特別軍事行動」を控えてきたが、米韓が予定する軍事演習は「緊張激化の大きな渦を生じさせることになる」としている。その報復が、このミサイルの発射である。こんなミサイル発射がどんな報復になるのかそのロジックは理解できないが、軍事貧国の精一杯の抵抗であることに間違いない。ミサイル発射の理由付けさせないためには、米韓...報道は一方的で軍事的危機感演出に躍起である

  • 気球飛来の事実を防衛費倍増の理由付けまで日本政府は温存していた

    アメリカが国内に飛来(というより浮遊)してきた、中国製の気球を打ち落とした。気流圏を遥かに越えた成層圏の10~50キロ上空である。打ち落とすのも相当厄介である。この気球は中国の海南島から上げられたもので、グアムを狙った軍事目的のようであるが、制御が十分でない気球が流れたのであろう。通常は地上100キロまで領土権があるとされる。それ以上は宇宙ということになるが、中国に確かめることもなく打ち落とすのは如何と思われるが、領空範囲内侵入で撃ち落とされて抗議する資格は中国にない。謝罪が先にあって然るべきである。共和党は侵入されてじっとみているのかと、民主党政権を非難したが、3年前つまりトランプ政権下でも気球飛来はあったが、黙認してきた経緯はある。結局だんまりである。日本はここぞとばかり、攻撃もされていない飛来物を打...気球飛来の事実を防衛費倍増の理由付けまで日本政府は温存していた

  • 犯罪を犯しても政治家は居直り続ける無責任、日本を語るしかウがあるのか

    芸能人が不祥事を犯せば、一発でほぼ退場である。元通りの復帰するには相当の時間がかかり、相応の負担と責任が付いて回る。ワイド相はこれを面白可笑しく報道する。本人も家族も当分は外に出られなかったりもする。いい時にはもてはやされる代償かもしれないが、私たちが被害を被るわけではない、ところが政治家は刑事にならない限り(時には刑事事件に発展しても)、居直り続ける。「職務を全うすることで責任を取りたい」という言葉で、大概は居直り続ける。安倍晋三などは幾多の疑念の中、人事を尽くして巧妙に逃げ回って法廷に一度も立つことなく、生涯を終えてしまった。たった一つの質問の中で、118回も虚言を吐いてもお咎めがない。明らかに犯罪性に強い案件も、司法を抱き込み自殺者の犯罪性なども表ざたにしないということで乗り切った。思想的な背景はと...犯罪を犯しても政治家は居直り続ける無責任、日本を語るしかウがあるのか

  • 「敵基地攻撃」能力なんて再軍備、軍事強化の御託でしかない

    今の時代、見え見えの軍事基地などどこにも存在しない。しかも攻撃されれば致命的な打撃を受けるような、基地など存在しない。あるいは攻撃被害は織り込み済みでなければ国防にはならない。単独の軍事基地などで攻撃することなどありえない。少し前までは、迎撃ミサイル基地イージス・アショアなどと銘打った、巨大な軍事施設の建設を安倍政権は盛んに訴えていた。ミサイルが極端に進化した現在、迎撃なっできるはずもないとやっと気が付いたようで、いつの間にか建設を断念している。ミサイル迎撃を諦めた代わりに、持ち出したのが「敵基地攻撃」である。迎撃より確率が高いかもしれないが、確実に戦闘状態になるということである。政府にい分は、敵の攻撃を確認したらやられる前にやるというものである。明らかな専守防衛に反するが、明らかに攻撃するとわかったら、...「敵基地攻撃」能力なんて再軍備、軍事強化の御託でしかない

  • トルコ大震災が起きたが、ここに原発建設を進めていた安倍晋三であるが

    トルコのオリーブ畑に現れた巨大な断層がどこまでも続く。今回のトルコ・シリア大地震の巨大なエネルギーを見る、恐ろしさをまざまざと見せつけるものである。5万人に及ぼうかという大震災である。トルコはエネルギー資源に乏しく、原発建設を模索していた。そこに目を付けたのが安倍晋三であるが、アベノミクスの成長戦略にと前のめりになって日本の原発を売り込んだ。東芝が三菱重工が日立製作所がこれに手を上げていたたがとん挫した。事故処理を建設者が負担しろとか、事故を起こした日本が受注するという投資家が手を引いたということあって撤退する羽目になった。それでも安倍セイン像は懸命に、原発売り込みをその後続けていた。次世代の炉「高温ガス炉」の輸出を計画していたようであるが、実験炉を国外に作るというのであるから、思い上がりである。結局、ロ...トルコ大震災が起きたが、ここに原発建設を進めていた安倍晋三であるが

  • 原発は老化しない、いつまでも使える

    原子力規制委員会は、原発の運転期間を「原則40年、最長60年」とする現行の規制から、60年を超えても運転できるとした制度に『多数決』で決定した。たった5人の委員で採決し、4対1で決定した。反対した石渡明委員は、「科学的、技術的な新知見があったわけではない」と、至極当然の発言をしている。賛成した杉山智之いいんは、「外からせっつかれた期限になったので」と言っているが、外の委員も期限を迫られていると述べている。つまり原子力委員会は独立性などどこにも存在しないのである。日本は世界最大のかつてない原発事故を起こしてしまった。世界は日本を教訓に、脱原発に進む国も少なくもない中、当の日本が、原発は老化しないと決め込んで、使っても60年とする考えを、新たな根拠もなく延長するのは政治的判断でしかない。原発必要論のために、再...原発は老化しない、いつまでも使える

  • まるでヤクザの跡目相続、安倍・岸一族の傲慢

    安倍晋三の実弟で、子どもの出来なかった母方の実家に養子として、岸家に移った信夫の長男が、病気で身を引く信夫に代わって、4月の補欠選挙に理候補の意向を明らかにした。そして作られたホームページの冒頭ににいきなり、家系図(上図)を掲載し、世襲を誇らしげに掲げた。批判が相次ぎ評判が悪いと知って、削除して今はない。指摘されるまで、本人は誇りと思っていたのであろうが、家系としては誇りたいのだろうが、これを武器に政治家になろうとする何とも世襲政治家の安易な思いが見える。情けない限りだ。父の信夫が2020年9月防衛大臣に就任すると、翌月に防衛大臣秘書官になっている。秘書官になった息子が外遊に公用車を乗り回していたとかいう話をこの頃漏れ聞いたが、これと全く同じ構図である。この表に総理大臣経験者が3名もいる。だから俺も凄んだ...まるでヤクザの跡目相続、安倍・岸一族の傲慢

  • 「世界で最初に植えるのは日本」の家畜である、そして消費者に

    農民の目線から幾度も食料問題に警鐘を鳴らされている、東京大学の鈴木宣弘先生の、「世かで最初に植えるのは日本」という本が話題になっている。コロナ禍、ロシアのウクライナ侵略、異常気象に円高のクワトロショックヲまともに受けているのが、日本の食料である。世界に食料を60%以上依存している日本は、高価な穀物を買うことになる。しかしそれは、売ってくれたら高いのであって、売ってもくれなくなる事態に陥っている。日本の食料は風前の灯的な危機といえる。だのに未だに海外から買う方が効率的と、鈴木俊一財務大臣はノーテンキな発言をする。多分自民党内にはこの手の議員が少なからずいるのだろう。鈴木宣弘先生の予言といえる忠告は正しいが正確には、「日本の家畜が真っ先に飢える」ことになる。家畜の場合は飢える前に販売されるだろうから、飢えるの...「世界で最初に植えるのは日本」の家畜である、そして消費者に

  • 米中対立の猿芝居、世界を巻き込む戦争は小国に間断なくやらせる

    ネット上で、「どの国にも負けない世界最強の軍隊より、どの国とも仲良くする国の方が強いんでない」という言葉を見つけた。小学生の男の子の言葉だそうだ。アメリカと中国の貿易総額が6905億ドルになり過去最高額を更新中である。米中双方がこれを廃棄できるはずがなく、アメリカは追いあげてきた中国に関税で応じながらこれを受け入れているというのが上のグラフである。一昨年のコロナ騒ぎで、防疫は滞ったと言っても体制は変わらないどころか、昨年は過去最高額となっている。それでもコロナな騒ぎはいい経験で、たった8%程度減少したが、今では以前に増す貿易額を残すことになった。アメリカの対中国貿易赤字額は、年々増加にあるが時折加えられる制裁にも拘らず、しっかり右肩上がりである。日本も同様の経験をしているが、属国の哀れさである。良いように...米中対立の猿芝居、世界を巻き込む戦争は小国に間断なくやらせる

  • 「ロシアの勝利か、人類の滅亡かしかない」とは核の脅しである

    プーチンの思想的拠り所と言われる、極右翼の思想家アレクサンドル・ドゥーギンが、ロシアのウクライナ侵略について、当初は短期間で終わると予測していたと述べている。キーウィの奪還と大統領のすげ替えが目的であったことを暗に示していた。更に、「これはロシアの勝利か、人類の滅亡しかない。第三のシナリオは存在しない」と述べている。これはウクライナが攻勢になって、ロシアが撤退しなければなくなると、つまり戦闘で敗北が続けば、核兵器を使うぞ西側に脅しをかけているのである。あるいはプーチンに念を押しているのである。もう二週間で、ロシアがウクライナに侵略をしてから一年になる。今日社会主義国は記念日が好きである。侵略記念日前後に攻勢をかける可能性が高い。それを目前にゼレンスキーは、アメリカに続きEU各国を飛びまわっている。戦車の支...「ロシアの勝利か、人類の滅亡かしかない」とは核の脅しである

  • もし山上の安倍晋三殺害がなければどうなっていたか

    では逆に、山上達也が安倍晋三殺害を思いつかなければどうだったか。安倍晋三が生きていれば、今頃日本はどうなっているだろうか。〇統一教会は何のお咎めもなく、自民党へ影響力を脈々と積み上げ、誰もLGBTなどには取り組めなかっただろうし、憲法は統一教会の改憲案を前面に出してくるだろう。信者二世は財産権もなく貧困のまま社会問題化されることもない。〇防衛予算が一気に倍になっているだろう。例えば、安倍晋三ご寵愛の稲田朋美は「子育て支援をなくせば、防衛予算は一気に倍にできる」と発言しているが、子ども支援を当てるかどうかは別にして、それこそ異次元の防衛予算となるだろう。1、2年で倍増することもありうる。少子化対策として、軍事拡大で国を守る必要があると言いだしかねない。〇東京五輪の贈収賄事件は闇に中に葬られたままであろう。岸...もし山上の安倍晋三殺害がなければどうなっていたか

  • 犯罪行為の山上効果は確実に日本の浄化に役に立っている

    本ブログはほぼ毎日書いているが、時折何日にもわたって読れる記事がある。1週間前の山上効果について、ひっきりなしにアクセスがある。Facebookでは書き込みがいくつもあって、関心を持たれている。山上達也は殺人という犯罪を犯した。このことは容認できないが、それによって開かれたこと、解かれた呪縛が数多くあるのも事実である。幾つかのコメントは、この国では法の下での平等が侵されていること、三権分立が有名無実になっていること、山上は被害者である、山上は義士である、日本はガラパゴス国家だというのもある。つまりは、国家の体制の根幹が安倍晋三によって、狂わされていたことが露わになったといえる。山上効果は安倍体制そのもの、安倍晋三が破壊したもの、新たに構築したものを問うような事態になっている。その一方で、報道は犯罪の容認、...犯罪行為の山上効果は確実に日本の浄化に役に立っている

  • 共産党の近代化を望む、党議拘束を社会活動まで党員に迫る前時代性

    日本が民主社会を構築できない一つに、何か反対すれば田舎ではキョーサントーと卑語で呼ばれる。そこには議論の余地などなく、町議会ではいくら長年勤めても議長になれもしない。副議長の声さえかからない。どんな人格者でも同じである。護憲も反原発も環境保護活動も、キョーサントーと指さされる。日本が太平洋戦争終結にむけての、ポツダム宣言無条件降伏の条件に、国体護持があった。天皇の罪をとわないとし、天皇制は残すという条件である。そして天皇が最も心配したことに、日本の共産化である。そしてその後のレッド・パージである。冷戦構造のなか西側にシフトする日本は、社会主義や共産主義を問答無用で切り捨てた。暴力革命を放棄した日本共産党は、アメリカ一辺倒の自民党にしっかり対峙する政党にもなっていった。その一方で、共産党としての組織は強固で...共産党の近代化を望む、党議拘束を社会活動まで党員に迫る前時代性

  • これではヒトラーのユダヤ人大虐殺が間違ってなかったと思われてしまう

    イスラエルのパレスチナ攻撃が止まない。イスラエル政権は年を追って右傾化してくる。ゴラン高原の領土権を認めたり、首都をエルサレムいったり、トランプが焚きつけた。イスラエルは圧倒的な資金力、経済力と武力によって、イスラエル国内で、パレスチナ各地で圧倒している。報道は均等に扱われるようであるが、例えば今回パレスチナ人が襲撃したユダヤ教会は国際法に違反して建設された礼拝所であるが、イスラエル人7名が銃殺されたと報道されている。報復にイスラエルが放ったロケット弾で10名が死亡したと報道される。ところが、イスラエル教会を襲撃したパレスチナ人は全員銃殺されている。このところ表立った中東戦争は起きてはいないが、事実上エジプトが手をひてから、地域戦争の様相の中にある。相互の報復合戦は止まる所がない。イスラエルは戦闘機で世界...これではヒトラーのユダヤ人大虐殺が間違ってなかったと思われてしまう

  • 戦争に反対なら声をげよ、よい戦争など存在しないからである

    ノーベル平和賞受賞の修道女のマザー・テレサは、愛の反対は何ですかという質問に答えて、「無関心です」と述べている。それはそっくり今の日本に当てはまる。自民党反憲法政権は、安倍政権の時代から着々と鹿児島から沖縄、西南諸島にミサイル基地を次々と建設している。当初はどの地域でも、反対運動が凄まじいものがあったが、現在は当時に比べるとほぼ沈静状態である。更に反対運動は静かになるだろう。為政者たちは反対運動は織り込みである。権力者はお構いなく反対運動に耳を傾けたふりをして、無視し続ける。こうして日本国民は沈黙する。あれだけ盛り上がった、安保関連法案(戦争法)も結局は、集団的自衛権行使容認はさらに拡大解釈され、敵基地攻撃能力取得と防衛予算の倍増を当然のようにい出し、財源論からはじめる始末である。立憲を標榜する野党第一党...戦争に反対なら声をげよ、よい戦争など存在しないからである

  • 原発必要論を掘り起こすためとしか思えない電力各社の愚対応、そして料金値上げ

    福島原発の事故は世界の電力事情を大きく変えた。もう12年前のことである。ドイツとスイスは脱原発にふみきった。最近でも台湾などが脱原発へと向かっている。本家本元の日本は12年経って、原発再稼働すると言い更には新規建設まで岸田文雄は宣言した。政権与党は、原発をベースロード電源に据えたままである。そのことが、日本の再生エネルギーの開発を遅らせている。さらには風力発電にしろ、太陽光発電にしろ発電現場では大きな問題を抱えて、エコ電源を自負している。民主党政権下では、キロ32円までなった買い上げ料も現在はその半分である。九州電力などは、余っているから買わないとまで言い始めている。要するに、世界は懸命に多様な発電に進んでいるのに、日本は相も変わらず、巨大電力会社がどうして作るかということばかりを模索している。そしてこの...原発必要論を掘り起こすためとしか思えない電力各社の愚対応、そして料金値上げ

  • この国は山上の犯罪的効果でしか浄化することができないのか

    AOKIホールディングス前会長の青木拡憲ら3人は、大会スポンサーの選定などで便宜を受ける見返りに、組織委・元理事の高橋治之に2,800万円の賄賂を渡した罪に問われ、検察は懲役2年6カ月を求刑した。オリンピックを金まみれにした収賄容疑で拘留中の高橋治之は、「最初は五輪かかわるつもりはなかった。安倍さんから直接電話をもらって、『中心いになってやって欲しい』とお願いされ、『過去に五輪の招致にかかわった人は、皆逮捕されている。私は捕まりたくない』と断ったが、安倍さんが『大丈夫です。絶対に高橋さんは捕まらないようにします。』と言われ、関わるようになった。」と述べている。その高橋たちが逮捕されたが、明らかに山上効果と言えよう。これだけ大きな影響力を持っていた統一教会のことが、これまで全くと言って良いほど報道されてこな...この国は山上の犯罪的効果でしか浄化することができないのか

  • どうしてこんなバカ議員ばかりが自民党に集まるのか

    こども手当を親の収入に関係なく支払うという、旧民主党時代の政権に丸川珠代を使って「愚か者!!」を連発した自民党が、一転して親の収入撤廃を打ち出した。どうもこの間の経緯を見ていると、岸田文雄はこの間の経過についていなかったのでないか。民主党は自民党の、愚か者Tシャツまで作っての猛反対を受けて、所得制限を設けることになったが、少子化は進行するばかりである。忌まわしい民主党政権時代と、安倍晋三は指摘していたが、そこに戻るのであるから異次元の対策であるには相違ない。民主党政権は統率がとれないことが最大の問題であったが、今の残る取り組みを多く残している。理系の菅直人は太陽光発電を、全ての民家の屋根に備え付ければと努力したし、再生可能エネルギーはキロ32円程度で購入してくれたが、どんどん下がって、16円程度になってし...どうしてこんなバカ議員ばかりが自民党に集まるのか

  • 原発が攻撃されることを研究したが怖ろしくて発表もできない

    本ブログで何度も指摘している、自民党が北朝鮮のミサイル危機を声高に訴えるのなら、原発こそが攻撃目標になることを最優先に考えるべきである。効果的な攻撃をするなら、真っ先に原発を狙うのは極々自然な選択である。避難訓練にしても、地震や津波の避難経路や場所や手段の確認ばかりである。何故テロやミサイルによる攻撃を想定した避難訓練をしないのか、不思議でならなかった。やっと解った。原発攻撃を想定した避難訓練などできないのである。上図は毎日新聞が入手した63ページの報告書の記事である。30年前に日本も原発攻撃のひ被害想定をしていたのである。しかも外務省であるが、テロ想定がイスラエルのイランの核研究所攻撃を背景にしたものである。もっと驚いたのは、福島原発事故の原因となった全電源喪失を、真っ先に想定(左上)していたのである。...原発が攻撃されることを研究したが怖ろしくて発表もできない

  • アメリカの捨て駒として中国に対峙することを促されそのまま動く日本

    1972年9月29日に日本と中国は、国交正常化の証として日中共同声明を行い、次の4項目が確認された。①日中両国は一滞水の隣国であり、長い伝統的な友好関係にある。②日本側は過去において、日本国が戦争を通じて、中国側に重大な損害を与えたことへの責任の痛感し反省する。③台湾は中華人民共和国領土の一部である。④日中両国は互いに覇権国家にはならない。である、尖閣諸島については文書にしなかったが棚上げを確認したとある。条約内容の確認は、日中平和友好条約(78年)、日中共同宣言(98年)、戦略的互恵関係の包括的推進に関する日中共同声明(08年)と幾度にもわたって確認されている。これは50年にわたっての大きな平和遺産である。先人の知恵、尖閣列島の棚上げをぶち壊したのが、石原慎太郎とその後の民主党政権である。石原慎太郎が東...アメリカの捨て駒として中国に対峙することを促されそのまま動く日本

  • 世界に類例を見ない悪農業政策、減反政策からないも学ばずまた同じことを繰り返す

    農家に米を作らなければ金を出すという、およそ農業政策とは言えない政策「減反政策」を、50年前に日本政府は打ち出した。コメが余っているから作るな、作らなければ金を出すという、勤勉な日本の農民の心を引き裂くような政策である。農地の基盤整備や機械の導入奨励をしたりと、コメの増産を進めた結果である。食生活の欧米化を推進し、パン食の普及、畜産物の奨励をするなどして、豊芦原瑞穂の国日本の文化や環境を否定する一方での農業政策である。欧米食奨励の背景には、アメリカ穀物の当初は余剰の処理、やがては輸入国への転換の戦略があることも忘れてはならない。世界を席巻するコロナそして、異常気象にロシアのウクライナ侵略に円高と、世界各国の食料輸出の規制などで、世界各国は食料は兵器より率先して確保することも改めて知ることになる。僅か37%...世界に類例を見ない悪農業政策、減反政策からないも学ばずまた同じことを繰り返す

  • レオパルド2の提供で戦局はロシアに不利に働くが、これを煽るような軍事同調するべきではない

    21世紀になって、こんなに陣取り合戦の戦争を目の当たりにするとは思ってもみなかった。ロシアは歴史的にも戦争が下手な国である。ロシアが勝利した戦争はないと言って過言でない。冬将軍に助けられてフランスやドイツを退けた経緯がある程度で、第二次世界大戦は勝利国に名を連ねるものの、2600万人もの犠牲者を出している。白人が有色人種に唯一敗北した戦争として、日露戦争をロシア人は忌み嫌う。ロシアは兵力を要しない暴力による陣取りが得意である。ロシア、ソ連の領土拡大は地続きの場所を取り込んだ結果ともいえる。中国もアメリカもそうして国土を大きくしてきた。ソ連が崩壊して瞬時に置き換えたロシア国旗は、モスクワ公国のものである。ロシアの本地はウラル山脈以西である。中国の国旗、五星紅旗の大きな中央星は漢族で、周囲の少数民族の支配を意...レオパルド2の提供で戦局はロシアに不利に働くが、これを煽るような軍事同調するべきではない

  • 前世紀の遺物のような発想しかなく金を女にばら撒く少子化対策とはね

    中学生レベルの直感しか持ち合わせることのない、漫画からしか知識を得ることのない麻生太郎の妄言は的外れのオンパレードである。その麻生が「少子化の原因は晩婚だ」と断じた。内閣府がまとめた資料によると、日本人女性の平均初婚年齢は29.4歳であるが、日本より出生率が高いイギリスが31.5歳、フランスが32.8歳、スウェーデンが34.0歳となっている。結婚しても子供を持たなかったりする(出生子の減少)や、非婚の方がよっぽど大きな要因であろう。晩婚は社会が引き起こした結果であり、個々人の中に封じ込める問題などでははない。政治家、特に旧態然とした感覚を持つ人物は、圧倒的に自民党に多い。家、それも家庭ならまだしも家系の中に閉じ込めておきたい人たちの感性が、女性の社会的な地位を容認できないのである。その容は今も戸籍に残って...前世紀の遺物のような発想しかなく金を女にばら撒く少子化対策とはね

  • 年金受給者たち横の現状下で大増税になるとは

    年金を弄んだ団塊前々世代の横暴が、世界的なインフレの嵐の中で哀れな姿があからさまになってきた。団塊世代が年金負担を始めたころ、膨大に貯まる原資を扱いかねた古株の理事たちは、バブルに乗じて30年後廃棄される巨大施設を建設し始めた。同時に年金給付を積み立て方式から賦課方式に転換した。現役世代が積み立てた原資を、泡が弾けて失くしたからである。賦課方式、つまりその年受け取る人たちは、その年に支払われた人たちのお金を受給されることにしたのである。人口比率が歪で頭でっかちになっているので、かつては一人の年金自給者を5人程度で支えていたが、4人になり3人になりやがて1.5人が支えることになる。込んな誰にでもわかる不合理な選択を、かつての古株理事たちは決めたのである。問題が大きくなるころには、我々はこの世にいないという無...年金受給者たち横の現状下で大増税になるとは

  • 高らかに農業切り捨て、新しい戦前・アメリカ隷属を宣言した岸田文雄

    通常国会が始まった岸田文雄が施政方針演説を行ったが、なんともアメリカ隷属国家宣言としか言いようのない内容であった。防衛力の強化、倍増を冒頭長々と述べ、未だに姿も見せていない新しい資本主義や、今さらら手遅れの子育てを政策をまでで半分を費やした。農業に対しては、社会づくりの終盤に添え物として四行で、肥料と飼料を国内自給をと述べているだけである。農産物は輸出して儲けようというのであるが、これは食料問題ではない。食料自給を放棄するという鈴木俊一財務大臣にいたっては畑作化によて食料自給の向上を(意味不明?)述べているだけである。林業や漁業について、また地方については、「全国津々浦々輝けるよう」道路で結ぶとはねぇ。軍事国家への歩みと経済発展の、50年前のバブル期の政策に、憲法を超える軍事化に終始した施政方針である。要...高らかに農業切り捨て、新しい戦前・アメリカ隷属を宣言した岸田文雄

  • 歴史に学ばない政権は世界を戦禍に招く

    半藤一利さんが亡くなられて一年が過ぎた。半藤さんが亡くなられてからの世界は、ロシアのウクライナ侵略で一変している。こんなみっともない世界を半藤さんに見せたくはなかったが、この11カ月の激変を半藤さんならどう思うであろうか。過去から学ぶところがないプーチンの悪行である。武力で国家が服従する時代は終わった。混乱と殺戮を招くだけである。ロシアの武力侵略はともかくとして、ここぞとばかり異常な速さで反応した日本政府の、憲法を逸脱し民主主義の手続きさえ無視する姿勢を、昭和初期に重ねて見ることが出来る。防衛予算の倍増は国債の乱発になるにしても、増税によって埋めるにしても、それはバニシングポイントへ向かう暴走でしかない。高橋是清のように軍事予算の抑制をすれば、226のように暗殺されかねない、そんな時代を迎えているかに見え...歴史に学ばない政権は世界を戦禍に招く

  • フランスでは年金支給が二年伸び200万人のデモ、黙したままの日本はEU並みは程遠い

    フランスでは年金支給が62才から2年引き下げられ、パリでは40万人フランス全土で約200万人もの反対デモが起きている。若者たちが高齢者を真剣に支持する。因みにフランスの人口は6700何人で日本のほぼ半数である。ドイツでは高齢者が脳梗塞で倒れ自宅に戻されると、介護の物がドンと届いて人も週3回は来てくれるし、月27万円の給付もあると言いう。日本政府はヨーロッパ並みにGDP2%の軍事費をというが、外のものはヨーロッパ並みかというと何とも淋しい限りである。国民はと言えば、いきなり軍事費を倍にすると言われ、大きな反対運動すら展開することなく淡々と理解しようとするかに見える。憲法学者の95%が憲法違反とした安保関連法について、あれほどのデモが繰り返されても、安倍晋三は全く無視し強行採決をした。国民の諦念を待っているの...フランスでは年金支給が二年伸び200万人のデモ、黙したままの日本はEU並みは程遠い

  • 年金なんて『もらう気がないから払わない』は多くの若者やお金持ちに共通の感覚だろう

    週刊文春によると、維新の会の参議院議員の中条きよしが、年金未納期間が数十年に及び、約750万円にもなるとのことである。「年金なんていらない。払わない」と発言したとされる。若者や高額収入者は同じような感覚であろう。芸能活動でお金持ちの中条きよしの正直な感覚であろう。年金機構の不祥事による不信が裏にある。しかし国会議員の発言となると問題である。許されることではない。麻生太郎が、「年金など見たこともないし、引き下ろしたこともない」と嘯いているが、中条と同類だ。どうやら事実確認に時間がかあっているようであるが、維新の会から除名される可能がある。そこで登場するのが、やくざなNHK党である。党首の立花孝志は、「NHK党としては、年金を将来受け取らないという方については、年金の支払いを拒否することを応援します。中条きよ...年金なんて『もらう気がないから払わない』は多くの若者やお金持ちに共通の感覚だろう

  • 保身に走る裁判官は馬鹿か、地を這うような活動されていた人の声を聴け

    地震や津波は天災である。発生を止めることなどできはしない。しかし原発事故は人災である。人間が作った物であり、そこで起きた事故は人災である。人災であるならば、責任は人間の側にある。その責任者の責任は問われないと、東京高等裁判所は判決を下した。人災事故責任者が存在しないなどありえない。裁判官は小心者で保身欲に彩られた大バカ者である。ほぼ同じ証拠と争点で、旧経営陣らが津波対策をしなかった不作為を断罪し、過失責任を認めた民事訴訟の判決とは正反対の結論となっている。刑事では無罪とは、判例とては寡聞ではないが本例は歴史的大事件である。民意を逆なでするようなことを、保身にいとまない裁判官の資質が問われるべきである。事故は予見できなかったと三者は述べるが、予見できないなら原発など開発するべきではないのである。ことあるごと...保身に走る裁判官は馬鹿か、地を這うような活動されていた人の声を聴け

  • 野党共闘の同床異夢の頼りなさ、憲法論議すら取り組めない

    野党7党派は昨日(17日)に、国会内で野党国対委員長会談を開いた。通常国会を前に、防衛費増額に伴う政府の増税方針に反対の立場で連携していく方針を確認した。統一教会(現世界平和統一家庭連合)問題と、防衛増税以外のに協調できるものが見当たらない。立憲民主の安住淳国対委員長は、自民党が調査対象外とし教団側との接点が指摘される、黙したままの細田博之衆院議長に対する説明要求も議題なると語っている。攻め所は満載の岸田内閣であるが、与党のおこがぼれを頂きたい維新や国民民主がどこまで共闘についてくるだろうか。本来であれば野党共闘の核に、国の最高法規の憲法に明かに逸脱し、先制攻撃そのものを容認するかどうかを据えて欲しいものである。与党は憲法論議を越えて、防衛予算の倍増の原資から論ずる狡猾さである。国の最高機関が明らかな憲法...野党共闘の同床異夢の頼りなさ、憲法論議すら取り組めない

  • 「異次元」のと言ってやったことは悉く成果とは程遠いものとなる

    「異次元の子育て対策」をすると、岸田文雄は窮鼠のような発言をした。異次元と聞いてすぐに思い当たるのが、アベノミクスで行き詰まって使われた、「異次元」の金融政策である。異次元であるから前例がなく、いつまで経っても異次元を言い続け、引き返したり取り下げたりすることも出来ない。何しろ異次元であるから、判断のしようがないのである。結局日銀の黒田東彦(クロトン)はゼロ金利を守り、2%のインフレは近いと言い続ける。異次元である。クロトンは節目節目で、今経済は踊り場にあるとか、緩やかな回復基調にあるとか言葉で誤魔化し続けた。もう一つ、安倍晋三が空席だらけの国連総会で北朝鮮に対して、「異次元の経済制裁」を世界訴えたのである。もうこれはほとんど世界は異次元の制裁の最中にあり、さらに日本はやるぞというアナウンスであった。異次...「異次元」のと言ってやったことは悉く成果とは程遠いものとなる

  • プーチンはどこまで戦禍を拡大させるつもりか

    ウクライナ中部ドニプロペトロウスク州の当局者は、ロシア軍によってドニプロ市の9階建て集合住宅がミサイル攻撃され、死者が子ども3人を含む40人に上ったと発表した。行方不明者が30人以上いるようで大惨事である。民間施設爆撃でこれまでないない死者の数である。ロシアは相も変わらず軍事施設であったと述べている。誤射だったのかと、好意的見解はどうも外れるようである。精度の低いかなり古いミサイルで、軍事施設を狙ったとしても、こんなことになるのである。あるいは意識して、民間人を狙ったとされても抗弁の使用がない。それでもプーチンは止まることがない。あらtに40万人の徴兵に踏み切る可能性が増してきた。泥沼と言って良いだろう。徴兵を嫌い脱ロシアした若者が、十分な訓練もなく、時代遅れの武器を持たされて、最前線にやられる。脱ロシア...プーチンはどこまで戦禍を拡大させるつもりか

  • まるで国家の最高決定のように閣議決定を乱用する岸田文雄

    閣議決定とは内閣が方針を発議する内容を決定することである。閣僚全員一致で決められるが、非公開で議事録は取られない。議長は内閣総理大臣であり、自らが任命した人事権がある人物たちだけによる決定である。密室で内々で行う議決を、国家の最高決定機関として安倍晋三がが乱発し、便利に使った。岸田はこれに倣って国葬を決めたり便利に使っている。なかには、”総理夫人は私人である”とか、”セクハラ法は存在しない”とか、吉本のお笑い芸人並みの低次元のものさえある。今回のG7の議長国だとしての各国訪問に、安保三文書と防衛予算倍増という、閣議決定をひっさげていった。岸田は自慢げに訪問各国で披瀝しているが、閣議決定は行政機関の意思表示でしかない。少なくとも、安保三文書と防衛予算倍増は国家の意思ではなく、岸田の意向、行政の意思でしかない...まるで国家の最高決定のように閣議決定を乱用する岸田文雄

  • この社会には自浄能力がないのか、山上の安倍晋三銃殺が新たな社会浄化の道を拓いた

    山上達也が殺人容疑と銃刀法違反で起訴された。山上は統一教会の韓鶴子の殺害を企てていたが警備が堅牢で叶わず、次善の策として前年に協会側にビデオメッセージを送った日本の広告塔の安倍晋三を銃殺した。殺人事件である。容認できることではないが、霊感商法や寄付に限って法整備されたり、信者二世の苦悩や、何よりも統一教会の持つ反社会性などがあからさまになり、日本は大きく変わった。山上徹也が安倍晋三を銃殺事件を起こさなければ、未だに統一教会は年間100億円ともいわれる寄附をかき集め韓国に送り続け、安倍晋三や細田博之や萩生田光一や下村博文や井上義之たちのお世話になった輩は、のうのうと統一教会の悪行をのさばらせていたのではないか。東京オリンピックの贈収賄事件も、安倍晋三が生前、「逮捕などさせませんからと」発言していたが、案の定...この社会には自浄能力がないのか、山上の安倍晋三銃殺が新たな社会浄化の道を拓いた

  • 人類が住めなくなる前に資本主義の対案が持てるだろうか

    本書は、今月出版されたNHK「100分de名著「資本論」」を加筆修正したものである。著者の斎藤幸平氏は近著「人新世時代の資本論」で、近頃にない大ベストセラーとなったマルクス研究者である。メディアの登場も多くなり、現在東京大学に移っている。本書の冒頭に、都会であくせく働く人と南の島の漁師の小咄を紹介している。「なんでお前な毎日そんなダラダラしているんだ。もっと真面目に働いて金を稼げ」「そんなに必死に働いて、貯めたお金で何をするんだい?」「沢山稼いで引退したら、昼寝しながらのんびりと釣りでもして暮らしたいからさ」「ああ、ぼくはもうそれやってるよ」と、いうのである。著者はこれまでのマルクス経済学の研究者が訳書(多分)を読んでいたのに対し、現地で原書、しかも加筆訂正部分にまで及んで目を通し研究している。マルクスの...人類が住めなくなる前に資本主義の対案が持てるだろうか

  • NATO共栄圏に組み込まれる日本、対立は一層鮮明化

    かつて日本は欧米人によるアジアへの進出、侵略に抗して「大東亜共栄圏」という高邁な理想を掲げて、日中戦争へ太平洋戦争への道を突っ走った。結果的には、東南アジア諸国を欧米に代わって侵略するし植民地化することになった。しかしこの大東亜共栄圏の思想を疎純粋に捉えた現場の兵士たちは、戦後各国の独立に真摯に向かいともに戦った人達もいた。侵略と殺戮は大いに非難されようが、こうした動きはいまだ高く評価を受けている。インドネシアやヴェトナムビルマそれに中国である。イギリスは2017年のEU離脱後の新たな枠組みを日本に求めたていた。その確認として岸田文雄は日本の安全保障体制の強化の仕上げに、閣議決定しただけである防衛予算の倍増と安保三文書を携えて赴いた。中国を一国では囲み切れなくなったアメリカが、容認した結果の日英軍事同盟強...NATO共栄圏に組み込まれる日本、対立は一層鮮明化

  • 辺野古基地は結局は”もんじ化”することになるだろう

    民意は幾度も示されているが、辺野古基地建設がコロナで止まっただけではなく、軟弱地盤もあって思ったように進んではいない。日米両政府が2013年に合意した計画では、2,019年度までに新基地が完成するはずだった。抗議活動にも手を焼いている。日本が全額負担する総工費は、当初の2倍以上となる1兆円規模になると言われていたが、それをはるかに超えることになりそうである。国の肝いりの儀業で1兆円を超え、反対運動にお構いなく進めてきて、結局頓挫した事業を彷彿とさせる。もんじゅである。1兆1300億円かかったと言われている。廃炉にはその数倍かかるかもしれない。辺野古位置は、後10年ほどかかるであろうが、その時には進化した機器や兵器には耐えられない可能性もある。中国かアメリカの情勢の変化、不要になる可能性だって否定できないだ...辺野古基地は結局は”もんじ化”することになるだろう

  • 麻生太郎の発言は国民の反対に関係なく倍増するということである

    いい気なもんだこの男。防衛費増税に反対7割超でも「国民の理解を得た」とは麻生太郎の自民党副総裁の発言である。相も変わらない、身勝手な独断発言である。地元の講演でも麻生太郎は、「防衛増税には、もっと反対の反応が出てくる可能性もあると覚悟して臨んだが、多くの国民の方々の理解を得ることができた。真剣に取り組んでいる政府の姿勢を評価して頂いている」と、述べたというのである。こんな政治家が、政権与党のトップにい続けている日本は、とても民主国家と言えない。好みでない表現すれば、極めて”民度”の低い国家といえる。強権を示せば国民は諦めてついてくるというのである。国民なんてチョロいもんだという気でいる。事実安倍晋三が、95%の憲法学者が憲法違反かそれに近いと判断した、集団的自衛権行使容認についても、強行採決すればやがて国...麻生太郎の発言は国民の反対に関係なく倍増するということである

  • 閣議決定は行政機関の意志でしかなく、論議の放棄であり国民への何の説明もないものである

    中国が攻めてきたらどうするという危機感を煽っただけで、防衛予算を倍にする理由があるだろうか。河野洋平前衆議院議長は、「外交努力をどれほどしたか?まったく聞いたことがない。これほど大きな政策転換を、閣議決定だけで押し切ろうとしている。」と、HBSの報道特集で述べていた。まさしく正鵠を得た発言である。教育費や医療費や社会保障時を上るのは渋り、いちいち理由を並べさせるのに、防衛予算だけはすんなりと倍にすると金額だけ決め、金の捻出の方法から岸田文雄は論議を持ち込んだ。国債発行か増税か論議を始める。早速野党はこれに乗ってしまっている。維新や国民民主党はさもありなんと思うが、立憲民主党の泉健太までこれに乗っかってしまっている。哀れな政党に堕したものである。日本と最も経済的な結びつきが強くなている中国と、正面切って立ち...閣議決定は行政機関の意志でしかなく、論議の放棄であり国民への何の説明もないものである

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