なにかもう一段階成長したい、自分に変革を起こしたい、そういった方々への国内MBA案内です。
ひとりで考えるよりみなで情報交換。勉強会やオフ会も企画中です。
私の大好きな三谷先生(金沢工業大学虎ノ門大学院)の講義@六本木アカデミーヒルズ。 正解がどーだというより「この円どっちが大きいかの答えに命かかっていたらどうやって判断する?」という問が重い。 命かかっていたら=制約とっぱらってやれることやって決めろ。 まさに戦略思考。 ちゃんと答え(正解はひとつではないが)合っていたよ。
最近は社会人受験者に配慮して英語の試験を課さない大学院も出てきてはいるが論述試験は必ずあり受験に際しては避けては通れない。 コミュニティでよく訊かれるのことでもあるが、大学院入試の論述試験対策ってどんな勉強をしたらいいのですかということ。 いくつかポイントがあるがずばり入試の論述試験は「経営学の知識」を問う内容ではないということ。慶應義塾大学、京都大学の入試問題の傾向を見るとやはり最低限経営学の世界で使われる単語の基礎理解力を求められる傾向はある。たとえばアントレプレナーとか、現代の企業経営におけるアジリティというようなレベルの理解力は問われている。ただし、それにしても経営学というより社会科学…
もともとこのBLOGを書くようになたきっかけは、管理職をしている同僚から「実は部下がXX大学のMBA大学院に行きたがっているので相談にのってあげてくれないか」と頼まれこと。同じような相談が比較的短期間によその会社の人含め続いてその際話した内容などを自分のメモ代わりに残そうと考えたことだった。 自分の反省や人生の課題全般にも通じることなので、その際必ず話すのは「なぜMBAを取りたいのか、その理由を紙に書いて整理、2年間と数百万円をかけるBIG WHYを腹落ちレベル、いや人生の深いレベルの目標になるまで整理すること」が最初の一歩ということ。 外資系の会社だったということもあり当時の相談者の多くのM…
いわゆるMBA大学院で学ぶセオリーを網羅的に紹介している。 とてもよくまとまっているし、学問や研究というより評価も定まって実際の経営現場で語られる理論や手法についてていねいに書かれている。 規模の経済性のような戦略論で語られるものからハロー効果、認知バイアスなど心理学応用のマーケティング手法などについて説明している。 これ一冊をマニュアル的に使うのは無理があるかそれぞれの勉強を深める際のガイドブックにもなる。 MBA大学院というのは、要するにこういったセオリーを講義やクラス討議そしてケースメソッドとケーススタディーを通じて学ぶ場。 グロービスMBAキーワード 図解 ビジネスの基礎知識50―――…
MBA大学院進学を考えた際に多くの人が不安、疑問に思うのが修士論文。 論文って私にも書けるのかな、何を書いたらいいのという思いを持つのはは大学からしばらく遠ざかっていた人、大学生の頃あまり勉強しなかったよなあという人だけでないだろう。 私のオススメはずばりMBA大学院の修士論文を読んでみること。研究計画書をまとめる際の参考にもなりますしなんといってもたくさんの「現物」を見ることでどんなものかという全体イメージもつかめる。そして其の大学院の全体の研究指導の傾向も場合によってはわかるかしれない。 ほとんどの大学院の図書館で閲覧申請を出せば読むことができるがその手続や情報公開のレベルは大学院によって…
MBA大学院に進学したいという相談を受けたり進学希望者との懇談みたいな小さなイベントを開催するようになってしばらく経つのですが、志望者から多い質問のひとつに「歴史のある大学の大学院(早慶や青山、中央あたり)に行った方がいのか、あるいはグロービスやアタッカーズなどの「新興勢力」のカリキュラムも魅力的に見えるのですが...」というのがある。 グロービスもすでに20数年の実績もありそれなりの評価も定まっているので新興勢力とひとくくりにしては失礼かもしれないがやはり一般的には「ちゃんとした大学」ではないので不安があるといったところだろうか。 私はその運営母体が伝統大学かどうかこだわる理由はないと考える…
MBAでマーケティング、ブランディングを学びたい方にオススメ
MBAのカリキュラムでは欠かせないとも言える科目=マーケティング。いまどきのそのマーケティングってどうなってるのだろうという素朴な疑問に答えてくれる一冊。 とくにブランディングについてはあまりに実務寄りの説明や著者固有の定義が多く学習者としては理解しがたいところもあるが、この本はきちんとアーカー、ケラーの理論をもとに極めて判りやすくブランドコアやステートメントの考え方から構築までを説明してくれている。 マーケティングの一部としてのブランディングそして上位概念の経営学とは何かという俯瞰的視点がすばらしい。今からMBA目指す方にぜひオススメです。 ただ、この本で終わらないでぜひアーカーやケラーの本…
早稲田大学大学院経営管理研究科が改組、新研究科長の根来先生体制のもとふたつの研究科を合体させ、一段と規模を大きくしてスタートする。ちょっと前までは院生総数500と聞くと大学院としては大きいなあと思うほど例外的な規模になる。 よく考えてみるとこの500という数字はなかなか意味があるような気がする。米国のメジャーなビジネススクールはほとんどがマスターの院生数500から1000人程度(それにDBA、MDP学生などが加わる)。 レベル(学生の質、教育の質)と院生の数は、ことビジネススクールに関してはある程度比例する要素もあるようである。そもそも500人規模の院を運営、実質倍率1.6倍を維持できるのはワ…
ふつうの日本人の場合大学入試というとどうしても「難易度」と「偏差値」のふたつで考える癖がついてしまっているが、大学院はMBA含めてそのようなものは存在しない。とはいえ入学試験(面接、研究計画書のレベル感含めて)の難しさとどれくらいの準備が必要かの違いはやはり歴然とある。 その「難易度」と「要準備度」を知る一つの目安としては国内MBA受験専門の予備校ウィンドミル・エデュケーションズの以下の合格実績がひとつの指標になると考える。 国内MBA受験専門予備校 ウインドミル・エデュケイションズ!::2004年度合格実績 学部の入試のような高校の教科書(学習指導要領)をベースにした一発試験ではないので、い…
こういうイベントに季節感感じるのも変だけど、ハロウインが盛り上がって恵比寿ガーデンプレスでバカラのイルミネーションの準備が始まるとMBA EXPO TOKYOの季節。 盛りだくさんの内容、大学院側もちゃんと準備していろんな疑問質問に答えられる体制を準備している。国内MBA進学を考えている方参加必須です。 行くなら時間を長めにとってセッションに参加するなどしてみることをお薦めいたします。 bizacademy.nikkei.co.jp
国内MBA大学院(専門職大学院に限らず広義で)では一部を除き必ずしも修士論文提出が学位授与の必須条件ではない。多くの大学院では修士論文と呼び方は違えどプロジェクト研究などのレポートにするか選択できる。 こういった修了要件が選択制の大学院では多くの院生は2年次になるとどちらをとるか悩むのではないだろうか。博士課程に進学を考えている方や学会での活動に関心ある方などは当然修論を選択するだろうが。 私は環境さえゆるされるのなら修士論文にチャレンジすることを強くおすすめする。またプロジェクト研究だから必ずしも特別易しい条件で学位がもらえるわけでもない。 なぜ修論にチャレンジすることをおすすめするか。 ひ…
注目のMBA大学院 東洋大学大学院経営学研究科マーケティング専攻
MBAのススメはなにゆえ東洋大学に注目したかというと、私立大学の中ではでは頭ひとつぬけた(下がったというべきか)学費。ほとんどの私立の大学院が100万円を大きく超える初年度入学金の設定となっているがこちらは81万円。 各期は募集わずかに10人、在学生数も18人と小所帯の大学院。それでいて教員数あたり学生数は1.8人。多くの大学院もそうだろうけど経営的には厳しいんだろうな。あえて小規模で赤字の絶対金額も抑えたいという戦略もあるのかな。 もうひとつの特徴、この大学院の院生は若く(平均在学生年齢26歳)、女性が多い(7割)こと。 まだカリキュラムや教授陣を細かく見れてはいないが、通いやすく学費を抑え…
私の年代(1980年代にMBA取得)だと、当時まだ専門職大学院制度も発足前だったこともありMBA取得というと圧倒的に企業からの派遣、あるいは外資系への転職あるいは大企業内でのキャリア・実務能力補完のための勉強という意味合いが強かった。 しかし今、もっと若い世代、とくに20代のMBA志願者、在学生の方の中には取得後起業を目指してる方が増えている。大学院によってはアントレプレナーのコースを設けているところもあるくらいだ。 起業を目指す人がMBAで学ぶメリットってなんだろうか。簡単ではあるが整理してみたい。 1.やはり経営とはなにか、事業を推進するにあたってのひととおりの知識を集中的に学ぶのはMBA…
また別の機会に書こうとは思っていたが、女性が育休期間にMBA取得を目指す動きが活発になっているそうだ。こちらの雑誌の記事にも紹介されている育休女性の勉強会も流れとしてはそれを汲むものといってよいのだろう。 授乳しながら学べる「育休MBA」(1/4) 新・会社論 PRESIDENT WOMAN Online PRESIDENT Inc. この活動はいろいろな工夫を重ねていることと推察できるがすでに内輪の勉強会の域を超えている。今後の発展も楽しみだし、そこから大学院にあらためて進学しようという動きにもつながってくるのではと期待している。 女性がMBAを取得するメリットは、男性と比較して…
リアリティあふれる記事 「MBAをとって私たちはこう変わった」(主催=日本経済新聞社、日経BP社)5月23~24日
女性のための総合イベント「WOMAN EXPO TOKYO 2015」からの記事。 今どき国内MBA女子のリアリティがあますところなく語られているという印象。 広報提灯記事でもないし特別なサクセスストーリーでもない、いまどき国内MBA進学のリアリティを感じる良記事。
最近仕事で関係した方からこちらの大学院についていろいろ伺うことができた。この方、30代前半に転職を考えた際人材会社からMBAを持っているかという問いかけをきっかけに必要性を感じて取得を目指したそうだ。 そこでいろいろ考えた結果選んだのがボンド大学。当BLOGは「国内MBAのススメ」とうたっているので恐縮、こちら厳密にはオーストラリアのMBAだ。日本で大半のカリキュラムをオンラインで受講できるのでそこは勘弁して読んでほしい。 この大学院はオーストラリアまで出向いての対面授業、修了(卒業)時ののプレゼンテーション(英語でのプレゼンテーションが修了要件)など純粋の国内とは異なる貴重な経験がいろいろで…
国内MBA大学院も制度としてまだ不安定な面もあったり、大学院間での学生獲得競争も厳しさを増しているなど先行き楽観は許されないのだろうが、まずは社会人教育のひとつとして定着したと言ってよいのではないだろうか。 リーマンショック以降顕著になったが、不況で仕事の量が減ったため通い易くなった人が一念発起、あるいは割増退職金で心機一転のためMBA取得という人が目立つようになったと感じている。 ポジティブな見方をすれば、自分自身と会社そして経済社会の関係を再構築するための大学院での学びを始める人は確実に増えたのではないだろうか。 日本で長年「学歴社会」と言われてきたものは、完全に偏差値序列による学校名重視…
早稲田大学ビジネススクールがまた来年改組、カリキュラムなども大きく変わることが発表になった。 大学全体としても何かと比較される早稲田と慶應義塾だが、ビジネススクール(MBAコース)に関しては慶應義塾が大学院(KBS)開学以来、一貫してフルタイムの「経営管理研究科」で通してきたのに対し、早稲田は古くはアジア太平洋研究科に始まりフルタイム、夜間主、夜間主プロフェッショナルと多才なコースを提供し続けている。 それがここにきて更に進められたというべきなのか、来年4月入学からは財務・金融関連の大学院と統合してより幅広いニーズに応えるそうである。なんと名前は大学院経営管理研究科と王道な名称となる。 興味深…
ケースメソッドとケーススタディ、この2つはMBAの教育方法、授業の進め方でよく出てくる大切なことば。あまり区別されず混同されて使われることが多いが実はかなり異なる。 ケースメソッドとは、あるテーマの学習目標を達成するために、意図的に構成された事例で、意思決定に必要な背景要因、検討プロセス、各ポジションの登場人物、、企業や事業をとりまく環境、失敗・成功などの顛末などから成る読み物を使って学ぶやりかたで、元祖ハーバード大学ビジネススクール(HBS)が有名。日本ではHBSと提携した慶応(KBS)がこれを全面的に取り入れている。 ポイントは答えがあるようでなく、学ぶべき課題から学習者自らが考えていかな…
ビジネス書に見る国内MBAホルダーの活躍「行動する勇気」杉山大輔
KBS(慶應義塾大学大学院経営管理研究課)出身、若干34歳であの元ソニーCEOが創立したクオンタムリープの執行役社長をまかされた杉山氏の著書。 ポジティブさを全面に出したよくある自己啓発書のようだが、日米で受けた教育、生活体験からのコミュニケーション論などユニークさが随所に光る内容。自らもコミニュケーションをコンセプトにした企業を経営されている。 全体としては、ビジネパーソンに必要なコンピタンスを構成する要素について著者なりに分解して再構築しているところが印象に残った。 「チャンスをつかむために必要な5つのキーワード」「前へ!進むために必要な3つのC」などは、今まで言われてきたような内容をその…
国内MBA大学院(専門職大学院経営)の入試、受験に関する情報はさまざまなガイドブックや、主要新聞の教育特集ページで大量に情報発信されるようになった。しかしそれらの情報の中には、日本の受験の世界でおなじみ?の「偏差値」や「難易度」の具体的(数値的)データを見ることはほとんどない。 それはそうだ、院の入試は面接や研究計画など適性や意欲などを個別に判定する仕組みで入試を行っているので画一的な偏差値議論には馴染むはずがない。 このあたりは志望者が受験に際して悩むところのひとつらしい。それまでの受験勉強偏差値慣れしているアタマでは「どれくらい入試の準備をしたらいいのだろう」「レベルは?」と不安になる場面…
2015 年明け開催予定 注目の公開講座その2 金沢工業大学(KIT虎ノ門)
情報発信に力を入れている金沢工業大、今年も志望者向けににさまざまなプログラムが並ぶ。今日紹介するのは通常の公開授業とは一味ちがう「K.I.T.プロフェッショナルミーティング 虎ノ門大学院とは ビジネスと知的財産のプロフェッショナルを育成する1年制の社会人大学院」。 「各分野の第一線で活躍するプロフェッショナルと出会える場所です。一流と対峙することで、一流に近づける」、虎ノ門キャンパスに集い、さらなる高みを目指してください」とうたっているが、すべて無料という気前のよさ。 やはりコトラーは人気があるのか、訳者でもある杉村教授の「コトラーのイノベーション・ブランド戦略」は早々と満席受付終了に…
やはり最近の実体験を読むのが一番 MBA在学生・修了生のBLOG
こんなBLOGを書いている私ではあるが、実は修了したのはずいぶんと昔の話。現役在学生の知人・友人や仕事なども出交流ある教授陣はたくさんいるが所詮自身の経験に関しては過去の話だと思っている。 やはりいちばんリアルに今の大学院の様子をリアルに知る方法は、現役院生あるいは最近終了した方の書き込まれたBLOGを読むというのもひとつの有力な方法。 それにしてもなぜか筑波と中央にはBLOGGERさんが多いような気がする。 まだまだ貴重な情報発信源になっているBLOGはたくさんあるとは思うけどまずは以下を紹介したく。新しいBLOGも登場することだろうから適宜追加します。 中央大学ビジネススクール(MBA) …
2003年に始まった専門職大学院制度の定着に伴い日本のビジネススクールも様々な個性を出し差別化を図るようになってきた。そんななかでもひとつの方向は、「学位(専門職修士)」だけではなく士業の資格を同時に取れるあるいはその一助になるといったカリキュラムを打ち出している学校もある。 筆頭格は積極経営の目立つ名古屋商科大学大学院。ここはずばり中小企業診断士取得、あるいは税理士受験科目3科目免除といった明確なコースを用意している。グローバル・ビジネスやベンチャー・企業といった方向性とはまた違うけど日本的MBAのひとつの方向かもしれない。 私の思いとしては、MBAの価値はリーダーシップ、戦略立案・実行とい…
まとまった勉強をしてみたい方に絶好の機会 一橋Global MBA Challenge
8割の院生がNon Japanese,英語での授業という特色でやや敷居の高い感がある一橋大学国際企業戦略研究科(ICS)が提供するプログラム。 ターゲットはずばり「国際的なリーダー」という明確さ。 私はMBAするメリットのひとつは「体系的に経営を学ぶ」ことによる視野の拡大や包括的な知見が得られることではないかと考えている。そういう意味では単科受講や体験授業の限界もときおり実感する。 これは足掛け3か月で10回、マーケティングに始まり定量分析。組織行動学、アカウンティング、リーダーシップなどを学ぶログラム。一橋の特色でもある国際性がみっちり詰め込まれている印象。これで7万円は「バーゲン」ではない…
今年手始めの公開授業参加はいつもの多摩大学からのスタート。 今日のゲスト講師、PRプランナーとして活躍中の本田哲也・ブルーカレント社社長を迎えての戦略的PRとは何かについて。いつもながら本荘先生のいい感じのリードもあり判りやすくよくまとまった内容。 いわゆるマーケティング3.0の考え方の応用で、製品の機能ではなく消費者が買いたくなる「場」をPRでいかに作りだしていくかという一種の業界ネタの公開。 P&Gの「十時間おむつ」やパナソニックの「夫婦喧嘩を減らす食洗器」の事例は戦略的PR論としては古典に属する話かもしれないけど、現役の経営者からあらためて直接聴くと納得させられる。 実際の大学院の授業な…
厚生労働省は2014年10月、経営学専門職大学院など、高度人材を育成支援制度、教育訓練給付制度(以下、本制度)を大きく改正・拡充した。これによりいわゆるMBA大学院に挑戦する人にも最大で96万円!もの金額が支給がされるようになった。 これは検討してみる価値十分だと思う。 私がこのBLOGを始めたきっかけ、関係した仲間内の勉強会などをよびかけた理由の一つは、大学を顧客にしたビジネスを通じOECD諸国中で「最低」といわれるいったん大学を出てからの高度教育のチャンスがない日本の異常さを憂えたから。そういう意味でもようやく政府・行政も腰を上げたと考えていいのかな。ぜひ定着してほしい。 これから詳しく調…
国内MBAの読者にも朝ドラ「マッサン」を視ている人はかなりいることだと思う。ドラマはあくまでフィクションでかなりの脚色はされているのだろうけど、主人公のマッサンとそれを囲む事業の協力者などの行動パターンからはいろんなことを考えさせられる。 世間的には、情熱や思いだけであまたの反対意見にも屈せず夢を追及するマッサンの姿にハラハラしながら毎朝喝采でいいのかもしれないが、創業経営者としての資質という目で見るとどうだろう。スティーブジョブズすら彷彿させるビジョナリー、ウイスキーの製造技術という「テクノロジー」への造詣は満点だろう。 しかし、ドラマや何冊かある竹鶴氏の伝記ものを読んでも、あの時代になぜ日…
2015 年明け開催予定 注目の公開講座その1 中央大学 1月21日
今年も残り1週間、来年のことを語っても鬼も笑わないだろう。 来年大学院入学を考えている人はスタートダッシュでぜひいろいろな公開講座や模擬授業などに挑戦してみるのがおススメ。 東京圏の情報しかなく恐縮だが1月は興味深いイベントが目白押し。 一押しは、いわゆる公開講座でなく大学院が運営主体の学会イベントだが、1月21日に開催される中央大(CBS)の国際戦略経営研究学会の「戦略経営・理論。実践研究会」。 なぜ一押し、おススメか。今年からCBSに移った榊原先生の報告があるからだ。たいへんな実績、指導歴(門下生はキラ星のごとくだ)に裏付けられた先生お話は示唆に富んでおり面白い。 受験志望者を対象にしたイ…
ほとんどの国内MBA大学院(ビジネススクール)は入試の難易度からすると、ごりごりに専門の受験勉強を必要とするようなものではない。そうはいっても経営・商学系の基礎知識がないと入学してからの苦労はほぼ確実だ。会計・財務あるいはマクロ経済学などの知識がまったくないところで授業についていくのはたいへんだろう。 ただそれ以上に修士をとるまでの2年間でビジネスについての自分の考え方をきちんと構築できるかがMBAの価値。 そういう意味でも入学前に自分の意思や適正を確認するためにも「受験勉強」はしっかりすることをススメます。 ではどんな勉強をしたらいいのかというと会計、マーケティングなどの各論から入るより、ズ…
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