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2014/12/05

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  • アドリブとアボイドノートの関係

    先日、私の伴奏に合わせて例のトモアキ君がギターでアドリブを弾くような機会がありました。 まだまだ研究中の彼から演奏後に幾つかの疑問点を質問されたのですが、その1つに「アドリブ中はアボイドノートを弾かないように注意したほうが良いのか?」というものがありました。 あるコード進行に則した音楽を解釈する場合、その方法の1つとしてコードスケールという概念を利用することが…

  • アドリブにおける手癖とマンネリの関係

    奏者にはそれぞれ“お決まりのパターン”ともいえるフレーズがあり、これを一般的に「手癖」と呼びます。 そうしたフレーズは奏者にとって個性を現す重要なものであるといえますが、しかし演奏中には時としてこれを疎ましく思う場合があります。 なぜならば、いつも同じフレーズばかり弾いていると演奏がマンネリ化するためです。 人間の脳は常に新しい刺激を求めます。 そのため、同じ…

  • ベースラインと音域への意識

    伴奏において注意すべきことの1つが音域です。 特に少数のアンサンブルなどにおいては、低音〜中音域の使われ方によって曲の雰囲気も大きく変化するため、これらを担うベーシストの責任は小さくありません。 「楽曲として今は何を表現する状況か?」を考慮し、常に適切な音域で演奏することが大切です。 また、誰しも初心者の頃は、曲を採譜しようとするとベースラインが聴き取りにく…

  • 問いかける言葉

    私は演奏する時、練習であれ本番であれ常に自らに問いかけている言葉があります。 それは、「演奏に確信はあるか?」です。 自分が今演奏している音楽が、間違いなく「良いものである」と断言することは簡単ではありません。 なぜならば、「良いものである」と判断するためには「良い音楽や、良い演奏」についての定義を持つ必要があり、その定義を得るためには音楽…

  • 奏者としての自立

    社会人としての自立は、責任感や自信、主張力や生きる喜びを与えてくれます。 同様に、演奏に対する責任感や自信、主張力や喜びもまた、奏者として自立することで大きく飛躍します。 自立とは独り立ちすることですが、奏者としての自立とは自分の音楽観に基づく、自分なりの演奏スタイルを持った状態のことです。 独自の音楽観や演奏スタイルを持ち、音楽を自分の足…

  • 相対音感が転調に弱い理由

    絶対音感と比較すると、相対音感は転調に弱いという傾向があります。 こうした差は、それぞれの音感で“記憶するものが違う”ために生じます。 絶対音感の場合、記憶する対象は音高であり、そのため例えばCという音はどのような音階の中で用いられても等しくCであり、転調の影響を受けることがありません。 一方相対音感の場合は音どうしの関係性を記憶するために、…

  • 演奏力の向上と、演奏システム

    楽器を演奏する場合は、当然に何らかしらの方法で「弾く音」を選択・決定しなければなりません。 つまりそれは演奏システムといえますが、長期的な演奏力の成長を望むのであれば“発展性のある演奏システムを選ぶこと”が1つの大きなポイントになります。 そこで今回は音を選択する際のシステムについて考えてみます。 まず1つ目のシステムは視覚情報に頼…

  • 音楽のイントネーション

    クラシックのピアニストがジャズの曲に挑戦すると、いまいちジャズっぽく聴こえないというのはよくある話です。 しかしだからといってクラシックに比べてジャズのピアニストが優れているということでは全くなく、こうしたことは発音する際のイントネーションがそれぞれで異なるために起こります。 つまり音楽の各ジャンルには、言葉における方言のように独特の音調や抑揚といったものがあ…

  • 天から音楽が降ってくるための準備

    多くの場合、作曲などの音楽創作は能動的に行われますが、時として「音楽が天から降ってきた」かのように受動的に音楽が生まれる場合があります。 能動的な場合では作り上げる過程で試行錯誤する場合が多く、そのため“生みの苦しみ”を味わうことが多々ありますが、受動的な場合ではそうした苦労が無い反面、意識的に音楽を生むことはできないために“いつ生まれるか”がわからず常に待機…

  • 作曲の動機

    音楽に限らず絵画や陶芸、舞踊や文芸なども含め、一般的に「芸術」と呼ばれる分野では、それらが創作される場合に主に3つの動機があります。 1つ目は、実用性です。 例えば絵であれば地図や写生画、陶芸であれば食べるための器であるなど、実用的な使い道を目的として作る場合がこれにあたります。 音楽でいえば、宗教の場で神聖さを醸し出すための曲であったり、踊るためのダンスミ…

  • 音楽を表現する方法

    音楽を表現するために最低限必要なものがあります。 それはリアリティです。 仮に他人の曲で表現する場合であっても、その音楽が自分を経て外に出るからには、自分の音楽として語る必要があります。 例えば楽譜とは、芝居に例えれば台本に過ぎません。 ただ台本を棒読みするようなセリフにはリアリティは無く、そうした演技で人を感動させることはできないように、音楽においても

  • 音感を育てる3つの基礎練習

    音名と音高を結びつけ記憶している場合を絶対音感といいます。 また、音どおしの関係を聴覚的に記憶している場合を相対音感といいます。 絶対音感は幼少期のみ、相対音感はそれ以降も身に付けることはできますが、聴音のための訓練をしなくても楽器の上達と共に勝手に音感が身に付く人もいれば、そうでない人もいます。 一般的に音感は「ある、ない」と表現されるため、身に付けてしま…

  • 自分の意志、音の意思

    ジャム・セッションに参加すると、初めて顔を合わせる人達とその場で曲や進行を決め、初見や即興で演奏することになります。 こうした状況での演奏は、知識や経験や技術、また協調性や個性なども含めた総合力が試されるため、自分の真の実力を評価できるだけでなく、大きくレベルアップするいい機会となります。 このようなセッションをそれなりに経験し、少し「様になってきた」頃の私は…

  • 何に学ぶか

    昨今はDTMや録音技術の発展に伴い、プロに限らずアマチュアの作曲家や演奏家も個人または少人数で時間をかけずに楽曲を作ることが可能になり、こうして制作された楽曲はYouTubeなどの動画配信サイトに大量にアップロードされています。 こうした現状は、今後音楽や演奏を学ぼうとする人達にとって、多くの楽曲を手軽に参考にできる機会を生んだと言えるでしょう。 しかし、このような動…

  • 何を学ぶか

    学びはまず、模倣からはじまります。 そのため音楽や演奏を学ぶ場合は、才能ある先人達の音楽を聴き、それらを真似ることから始まります。 音楽にはメロディー、リズム、ハーモニーなどから派生する様々な要素や概念があり、ただ闇雲に真似るよりはそれぞれに焦点を当てて真似た方が圧倒的に効率が良く、そのため音楽の構造を整理・判断できるようになるべく音楽理論も学んでいきます。 …

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