今朝も

今朝も市場へ向かう。 （ウズベキスタン、ヒバ）

はい、チーズ

はい、チーズ。 （ウズベキスタン、ヒバ）

カタチ

カタチは目的から生まれ、目的の後にも残る。 そして世界はカタチに溢れる。 （ウズベキスタン、ヒバ）

10mの高さ

古都を囲む城壁。 時の流れから街を護る10mの高さ。 （ウズベキスタン、ヒバ）

別世界

別世界。 （ウズベキスタン、ヒバ）

ちょっかい

見慣れぬ顔にちょっかい出してくる若者たち。 うれしい。 （ウズベキスタン、ヒバ）

一番美味いところ

食堂を探していたら昼食に招かれた。 一番美味いところを譲ってくれたのは、 優しさだけじゃなくて、誇りだったのかも。 （ウズベキスタン、ブハラ）

乱反射

鏡だらけの宮殿では、 一歩動けば全てが乱反射し、 世界がまるで変わる。 宮殿の外もたぶん同じ。 （ウズベキスタン、ブハラ）

へっぴり腰

錆びた螺旋階段を登りきると廃墟の展望室。 貫けそうな床、壊れたエレベーター。 へっぴり腰で数分間だけ景色を満喫。 （ウズベキスタン、ブハラ）

発見したから

壊れそうな鉄塔。 発見したから登っていた。 旅心は危険に鈍感。 （ウズベキスタン、ブハラ）

宿に帰れば

宿に帰れば、婆ちゃんが裁縫をしている。 いつも、そうである安心。 （ウズベキスタン、ブハラ）

一人に百回

百の物語を百人にするより、一つの物語を一人に百回するのはどうだろう。 （エストニア、タリン）

信じさせてくれるか

真理か否かより、 ちゃんと信じさせてくれるか否か。 （エストニア、タリン）

石畳

ふと足元を見たら、石畳はあるべき姿だった。 （エストニア、タリン）

過去

過去を語り継ごうだなんて、人は、いつ、なぜ、思いついたんだろう。 （エストニア、タリン）

彷徨うコツ

彷徨うコツは、ただ彷徨うこと。 （エストニア、タリン）

素敵に騒がしい

素敵に騒がしい建物。 （エストニア、タリン）

眩しい

濡れた後は眩しい。 （エストニア、タリン）

見逃し続けていた

見逃し続けていた、日常の中の美しさ。 （エストニア、タリン）

それぞれの羽休め

それぞれの羽休め。 （パキスタン、カリマバード）

必要を理由に

必要を理由に、必要な方向に延びる集落。 （パキスタン、カリマバード）

思春期中

思春期中。 （パキスタン、カリマバード）

背中にも視線

背中にも視線を浴びたいから。 （パキスタン、ラーワルピンディー）

アフターヌーン

アフターヌーン。 （パキスタン、ラーワルピンディー）

アイロンをあてる

毎日、丁寧にアイロンをあてる生活。 （パキスタン、ラーワルピンディー）

溢れる六差路

溢れる六差路。 （パキスタン、ラーワルピンディー）

涼しい時間

街に着いたのは早朝。 40時間のバスの旅が、僕を夕方まで眠らせた。 目覚めると世界を沈めそうなスコール。 それも明けて、ひんやり涼しい時間。 （ブラジル、ベレン）

音もなくカポエラ

日常の午後、音もなくカポエラ。 （ブラジル、サルバドール）

バスの中を照らした

乗り込んできた学生たち、 照明の無いバスの中を照らした。 （マレーシア）