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消えぬ怨念と村を包む炎
知り合いの話。まだ学生だった頃、彼女の村では『火事』が相次いで起こったという。放火と思われたが、山間の小さな集落ということもあり、そんなことをすればすぐ村の皆にわかるはずだった。それなのに、犯人の見当もつかない。住人は戦々恐々としていたという。ある夕暮れ、彼女はお使いを言いつけられて家を出た…
2024/08/30 08:30
番号が繋ぐあの世とこの世
これは、10年前の初夏の話。妹が父に電話しようと発信履歴の画面を表示したところ、登録していない番号が一番上に出てきたそうで。発信日時はその日の朝6時頃。「朝に電話した覚えはないし、でも何だか見覚えのある番号なんだよね…」。離れて暮らす姉の私に確認してきたので、試しに私の携帯にその番号を打ち込んで…
2024/08/28 08:30
母の霊が家に帰ってきた1ヶ月間
母は長い闘病の末に亡くなった。これは、母の死からちょうど半年が過ぎた頃の不思議な出来事。当時、父と私で暮らしていた。弟はすでに隣県で暮らしており、仏壇は弟の家に、お墓も弟の近所に作った。月命日には車で1時間のお墓を、父と私は参っていた。足腰が弱っていた父はある日、坂道を転んで起き上がれなかった…
2024/08/26 08:30
悪夢を断ち切った祖父の怒り
小学生のある時期に、妙な夢を見るようになった。夢の内容は、"スレンダーマンみたいな全身黒ずくめの痩躯長身の男が、少し離れたところから私をずっと付け回してくる"というもの。初めのうちはそこまで怖いとは思わなかったが、気づいたらこの夢ばかりを何度も繰り返して見るようになってしまい、さすがに気味が悪く…
2024/08/23 08:30
プロフィールムービーの中の微笑み
これは、友人のミサの結婚式での話。新郎新婦の生い立ちみたいなプロフィールムービーが流れた時、"映ってはいけないもの"がしっかりと映っていた。他にも何人か気づいた人がいたらしくて、場内がザワザワし始めた。そして、その異様な雰囲気がやっと収まりそうになった時、ミサの従姉妹が「ミサちゃんは祟られてる!」…
2024/08/21 08:30
海の機嫌が悪い時は足を引かれる
これは、私が小学生の頃の話。夏休みになると、田舎の海で海水浴を楽しんでいました。田舎とは母の実家であり、海のすぐ側にありました。家の裏口から外へ出ると、そこはもう海水浴場の砂浜が広がっていたのです。海が大好きだった私にとっては、実家は天国のように楽しい場所でした。なので、帰省中は台風のような悪天候…
2024/08/19 08:30
亡き親友からの警告電話
久しぶりに亡くなった父の夢を見て、ふと思い出しました。これは、私が小学2年生だった頃の話です。まだその頃は病気で療養中の父も一時退院できる時もあったので、自宅で一緒に過ごしていたこともありました。亡くなった父は、よく不思議な現象を口にする人でした。例えば、「友達と山へ遊びに出かけたけれど突然雨が…
2024/08/09 08:30
悲しみの中で見つけた不気味な縁
2年ほど前から、隣町に住んでいる女に言い寄られていた。高校からの友達で、性格は良いんだけど顔が好みではないので、やんわりと付き合えないと断り続けていた。そんな頃、仕事も上手くいかず、悪いことは重なるもので、母が事故で死んだ。同情だけは絶対にされたくなかったので、誰にも言わずに一人で落ち込んでいた…
2024/08/07 08:30
スクラムで感じた亡き先輩の力
僕は大学に入学してすぐにラグビー部に入った。そして入部するなり、一人の4年生の先輩に「お前は入学時の俺にそっくりだ」と言われた。その安藤先輩は僕と同じポジションで、それから2年間、麻雀をしたり、ご飯を食べに行ったりと、言葉では言い尽くせないほどお世話になった。安藤先輩が卒業し、2年間みっちりと鍛え…
2024/08/05 08:30
10年ぶりに訪れた故郷での異常な出会い
先日、祖母の葬式のために生まれ故郷を訪れた。そこは山と畑しかないような、いわゆる寂れた山村。私が小学生の時に両親と市内に引っ越した為に足が遠のき、さらに大学に通うのに東京へ出た為、そこを訪れるのは実に10年振りだった。葬式が終わり、一人で子供の頃と少し様子の変わった村の中を散歩していた。すると…
2024/08/02 08:30
2024年8月 (1件〜100件)
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