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小谷の250字 http://blog.livedoor.jp/kotani_plus/

政治経済から芸能スポーツまで、物書き小谷隆が独自の視点で10年以上も綴ってきた250字コラム。

圧倒的与党支持で愛国主義者。巨悪と非常識は許さない。人間が人間らしく生きるための知恵と勇気、そしてほっこりするようなウィットを描くコラム。2000年11月から1日も休まず連載。

小谷隆
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住所
江戸川区
出身
豊橋市
ブログ村参加

2014/11/24

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  • 怪しい日本語

    時おり飛び込んでくる怪しげなメールの類。カードの情報を更新しろというものが最近は多いのだけれど、何が怪しいかといって日本語が怪しい。明らかに日本人が書いたとは思えないおかしな文章を書いてくるのである。 それだけでじゅうぶん怪しいところに不可解なURLを貼

  • 平和のために死ね

    日本国民を危険に晒してでも五輪は開催。それも菅首相の一つのリーダーシップということならそれでいいだろう。ただ一つ、リーダーとしては重要な責務を忘れていないか。 首相をはじめ、政府首脳からこの間いちどたりとも五輪を強行開催する「理由」が説明されていない。

  • 物欲の正体

    宝くじに当たったらあれを買おう、これを買おうと夢見ている人は多い。そんな夢を見ている時間の方が実は幸せだという人もいる。 さて当たったとしたら? 不思議なもので、人は夢見ていたものなんてまず買わないのである。えてしてまったく違うことにお金を使うのだ。

  • 観客1万人という捨て石

    今ここへきて五輪強行開催と上限1万人の観客動員が決まったこのなし崩し的な事態をどう見るか。よくよく読み解いていったら実にわかりやすい話だ。 政府の最終目標は五輪を開催することにある。観客動員など実はどうでもいい。「上限1万人の観客動員」は、これから東京

  • 作曲は誰にでもできるのか?

    厚かましくもいろんな人に作曲のイロハを教える機会があって気づかされたことがある。作曲なんて誰にでもできると一時はうそぶいていたけれど、それは間違いだった。作曲には作曲脳が必要だ。 先天的には、聴いた音楽を消化してエッセンスにまで分解する能力である。どう

  • みな武器をとれ

    8割の反対を押し切って開催する東京五輪。国民に忍耐を強いながら五輪では何でもあり。戦争のためには有無を言わせなかった「欲しがりません勝つまでは」の昔を彷彿させる。 ただ、今は成人国民一人ひとりに票という武器がある。戦前の国民は無力だったけれど、今はノー

  • 手を止める勇気

    いったん何かを始めると、完成形を見るまではやめられない性分。音楽でも映像でも、作り始めたら体力気力が続く限り何時間でもとことんやる。 一見、集中力の塊のようにも映るけれど、こんなの実はとても効率が悪い。その実は出始めたアイデアが止まってしまうのが怖くて

  • 何事もほどほどに

    かつて水を大量に飲むダイエット法を奨められたことがある。今でもやっている人は少なくないかもしれない。要は老廃物をどんどん出そうということなのだろうけど。1日2~3リットル飲むらしい。 僕の周囲にもそれを励行している女性が2人いた。もともとは健康そうな肉

  • カフェトバコ

    新橋駅烏森口の真ん前にあるツバキカフェはもともと「カフェトバコ」という名前だった。文字通りタバコが吸える。というより、喫煙席しかないという今どき珍しいカフェだ。この地域で働くスモーカーたちのオアシスとして珍重されている。 ここのオーナーが以前テレビのイ

  • 時期尚早

    どこかの酒場で隣り合わせた同士が一瞬で恋に落ちて同じ朝を迎え、などという物語がかつては都会のあちこちに転がっていた。そんな物語が遠い昔のお伽噺になってもう2年目になる。 過去のありふれた日常に取材した歌の文句から感じるものはもはや郷愁と呼んでいいだろう

  • 顔出しマスクは売れない

    コロナ禍がもたらした最大の変化はマスク文化だろう。誰もが鼻と口を覆う。目だけ出した顔がデフォルトになってしまった。 暑くてかなわない一方で、顔を出さないことによる妙な安心感もある。安易に表情を読まれなくて済むことによる安心感なのだろう。 感染の収束と

  • 政治家とはなにか

    政治家というのは国民を幸福にする人のことだと思っていたのだけれど、どうやらそれは少し間違っていたらしい。正しくは「特定の」国民の利益代表であり、そうした「特定の」人々だけを利することを生業とした人のことを指すようだ。 しかも「特定の」人々を利するための

  • 編曲家修行

    ギターを始めて間もない頃、この世の中に編曲家という仕事があると聞いて色めきだったものだ。歌の伴奏を作る仕事。ドラムからベース、ギター、ピアノ、そして後ろの弦楽器たち。様々な音を操って歌の世界観を組み上げる。 楽譜の読み書きができて、それぞれの楽器のこと

  • 混乱のピピピ

    あっちでピーピー、こっちでピピピ。あるときは同時に、あるときは続けて鳴る。キッチンでよくあるひとコマだ。しかもみんな同じ高さの音だから、何が鳴っているのかまったく区別できない。電子レンジなのか、コーヒーメーカーなのか、食洗機なのか、はたまたガスコンロな

  • 上を仰ぐか下を蔑むか

    僕は若い頃、自分が作曲の天才だと信じて疑わなかった。じっさい僕の周囲に僕よりまともな曲を書けるやつなんて誰ひとりいなかった。けれどそれがまずかったと思う。狭い世間しか見ていなかったことが。 もっともっと広い世の中を相手にすべきだった。ライバルは向こう三

  • ハゲか白か

    この年齢になると男の頭髪というのはほぼ真っ二つに分かれる。禿げるか白くなるか、このどちらかだ。もちろん両方に該当する人もいるけれど。 僕はどちらかというと色より数に窮する方で、白髪らしい白髪はほとんど出ないまま、力尽きた毛が1本また1本とフィールドから

  • 親切な文章とは

    不親切な文章を書く人が多い。書きなぐりのブログならいざ知らず、書簡でやられると本当に困る。 文章の基本は読み手の立場から書くことだと思う。読み手がこれをどう理解するかを想像して、その理解に沿って書く。理解されないものを書く意味はない。文章はあくまで理解

  • 日本史の停滞

    日本の近代史の魅力はその速さである、とハーバード大学の先生が言っていた。たった50年あまりで牧歌的な農耕国家から西欧列強に比肩する近代工業国家に生まれ変わったこのスピードは世界の歴史上でも類を見ないという。 その歴史がこの30年、信じられないほど停滞してい

  • あっという間ではない

    こないだ21世紀に入ったかと思ったらもうそれから20年。あっという間だったといえばそれまでの話。そういう見方をしているときっとこれから先の20年もあっという間になってしまう。 今を起点としてある時点と今とをただの点と点でとらえるからその間にあったことがいろい

  • 失敗のすすめ

    「べからず」ばかりおぼえてきた。歳を重ねるたびに「これをやるとしくじる」という経験値ばかりが増えて、行動の選択肢が狭くなってくる。それは成功確率を上げることにつながりそうだけれど、その実は「失敗しない」だけであって、失敗のすぐ隣にある「大成功」をみすみす

  • 真善美に絶対はない

    人は物事を相対的にしか捉えられない。何かと何かとの比較でしかものを評価できない。善悪の判断ひとつとってみても、絶対的に善だとか悪だとか判断しているのではなく、何か殿比較においてより善いとか悪いとか感じているだけだ。 真善美の残りの真と美にしても絶対的な

  • ワードショーの効用

    リモートワークをするようになって、朝のワイドショーなるものを眺める時間ができた。かつては馬鹿にしていたこの手の番組だけれど、けっこう有用な情報に溢れていることに気づいた。 通常のストレートニュースよりもはるかに深く取材をしていて物事を掘り下げているのに

  • 音声入力のいま

    最近の音声文字入力の精度はかなり上がっていて、ほぼ実用レベルになっている。スマホのマイクに至近距離で喋るならほぼ完璧に入力ができる。 この文章も実際、音声入力だけで書き込んでみた。あとからほんの少しの修正をするだけで文章としてきちんと成立するからありが

  • 適応力の時代

    今ほど将来が読めない時代もなかなかない。広告代理店のトレンド予測なら代理店が自らそうなるように物事を進められていくからふだんなら「当たる」のだけれど、今のように不確定要素がこれほど多く入り組んでしまうと、そんな意図さえ世の中は反映してくれないかもしれな

  • 人倫を破す

    人の道と俗にいう。人としてあるべき道。孟子やヘーゲルの説いた道徳論である。その中身はほぼべからず集だ。 人と人との間はこうでなければならないと諭すその目的は社会の秩序を保つこと。要は現体制を恙なく続けていくために人々が守るべき決まりごとの集大成である。

  • 勝ったら浮かれよ

    好事魔多しという。いい時こそ気をつけろと。いいことがあったからといって浮かれていると足元を救われるぞということだ。 勝って兜の緒を締めよともいう。勝利に浮かれていないで次の戦に備えよということなのだけれど。 だれが言ったことなのだろう。魔? 多いのは

  • ふざけんな運命とやら

    運命とか宿命とかいうやつに人格があるとしたら、それはとんでもなくいやなやつなのだろうり連中はたいてい不幸の形で現れるのだけれど、そのたびに「お前の過ちを思い知らせてやる」というメッセージを送ってくる。その不幸を経験しなければもっと悪くなると。連中として

  • 集票のためのワクチン接種

    自治体の接種、大規模接種、職域接種など政府はいろいろとワクチン接種の形を提示してくれている。それはそれでありがたいのだけれど、どうもメディア向けのパフォーマンス感が匂ってきてしかたない。メディアとして取り上げやすいかどうか。要は前向きなニュースになりや

  • 役割なき人々

    在宅ワークが一般化してくると、「役割」の認識がとても重要になってくる。在宅で鬱になる人の多くはそもそもその「役割」がはっきりしていなかったのではないかと思う。出社さえしていれば何となく組織の一員として働いている気になっていたのだろうけど、いざ自分という

  • 人材不足という国難

    各地の補選で連戦連敗を続けてきた自民党。与党の不人気ゆえとメディアは評するのだけれど、さて本当にそうなのか。 自民党が負けた選挙区の立候補者を見て、なるほどこれでは勝てないと思った。党以前にそれぞれの候補者にまったく魅力がないのである。かといって野党候

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