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ミッキーの投資メモ https://note.com/investment_note

投資信託、ETF、個別銘柄に投資します。

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2014/11/19

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  • 2023/3/25 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.380% アメリカ10年BEI:2.22% 実質金利:1.16% ニューヨーク市場は前週比で小幅に上昇しました。イエレン財務長官の「預金保険を全ての預金に拡大することは検討されていない」「正当化される場合、当局には預金保護で追加措置を講じる用意がある」という発言で株価が上下しました。FOMCでは0.25%の利上げが全会一致で決定され、年内に0.25%の利上げがあと1回あることが示唆されました。 金曜には一時ドイツ銀行が-15%、UBSが-8%下げるなど、銀行への不安は収まっていないようです。また、ファーストリパブリック銀行の株価

  • 2023/3/18 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.436% アメリカ10年BEI:2.1% 実質金利:1.336% ニューヨーク市場は前週比でまちまちでしたが、NASDAQは大幅に上昇しています。CPIなどの指標は引き続きインフレの低下を示しています。一部銀行の破綻と各国政府対応については後述します。 消費者物価指数(CPI)[前年比] 前回6.4% 予想6% 結果6% 消費者物価指数(CPIコア)[前年比] 前回5.6% 予想5.5% 結果5.5% 生産者物価指数(PPI)[前年比] 前回5.7% 予想5.4% 結果4.6% 生産者物価指数(PPIコア)[前年比] 前回5.

  • 2023/3/11 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.703% アメリカ10年BEI:2.26% 実質金利:1.443% ニューヨーク市場は前週比で大幅に下落しています。パウエル議長が「データ次第で利上げのペースを加速させる用意がある」と述べた影響で株価が下落しました。また、週末の強弱入り混じった内容の雇用統計を受けて長期金利は低下、SVBの破綻の影響も加わってさらに株価が下落しています。 非農業部門雇用者数[前月比] 前回50.4万人 予想22.3万人 結果31.1万人 失業率 前回3.4% 予想3.4% 結果3.6% 平均時給[前月比] 前回0.3% 予想0.3% 結果0.2%

  • 2023/2/25 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.947% アメリカ10年BEI:2.38% 実質金利:1.567% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。FOMC議事要旨からは、数人の参加者から0.5%利上げを支持する意見が出たことがわかりました。ECBラガルド総裁は、次回ECB理事会で0.5%利上げを実施する意向をあらためて示しました。また、アメリカPCEデフレーターは予想を上回り、インフレ低下速度の鈍化を示しています。 アメリカPCEデフレータ[前年比] 前回5.3% 予想4.9% 結果5.4% アメリカPCEコアデフレータ[前年比] 前回4.6% 予想4.3% 結

  • 2023/2/18 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.822% アメリカ10年BEI:2.36% 実質金利:1.462% ニューヨーク市場は前週比でまちまちでした。消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)は予想を上回ったものの、市場の反応は限定的でした。小売売上高は予想を大きく上回り、堅調な消費需要を示唆しています。 消費者物価指数(CPI)[前年比] 前回6.5% 予想6.2% 結果6.4% 消費者物価指数(CPIコア)[前年比] 前回5.7% 予想5.5% 結果5.6% 生産者物価指数(PPI)[前年比] 前回6.5% 予想5.4% 結果6% 生産者物価指数(PPI

  • 2023/2/4 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.526% アメリカ10年BEI:2.22% 実質金利:1.306% ニューヨーク市場は前週比でまちまちでした。FOMCでは0.25%利上げが決定されました。また、ECB理事会では0.5%利上げが決定され、3月にも0.5%追加利上げの方針が示されました。アメリカ雇用統計は非常に強く、非農業部門就業者数は前月比51.7万人(予想 18.5万人)の大幅増加、失業率は3.4%(予想 3.6%)に低下しました。 原油価格が下落し、エネルギーセクターが下げています。また、NASDAQが上昇し、コミュニケーションとテクノロジーセクターが堅調で

  • 2023/1/28 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.505% アメリカ10年BEI:2.33% 実質金利:1.175% ニューヨーク市場は前週比で上昇しています。S&P500のうち143社が決算発表を終え、67.8%が予想を上回っているものの、前の四半期の76%という数字は下回っています。また、アメリカPCEデフレータは総合・コアとも鈍化し、過去1年余りで最も低い伸びとなりました。 PCEデフレータ[前年比] 前回5.5% 予想5.3% 結果5% PCEコアデフレータ[前年比] 前回4.7% 予想4.4% 結果4.4% NASDAQが上昇し、一般消費財・コミュニケー

  • 2023/1/21 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.484% アメリカ10年BEI:2.23% 実質金利:1.254% ニューヨーク市場は前週比でまちまちでした。決算発表後下落し、FRBが消費者事業を調査との報道でも下落したゴールドマン・サックスがダウを押し下げました。アメリカの連邦債務が上限に到達したため、特別措置の活用が開始されています。アメリカPPIは、前回より下がりつつ予想に対してはまちまちな結果となりました。 アメリカ生産者物価指数(PPI)[前年比] 前回7.3% 予想6.8% 結果6.2% アメリカ生産者物価指数(PPIコア)[前年比] 前回6.2% 予想5.4%

  • 2023/1/14 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.507% アメリカ10年BEI:2.18% 実質金利:1.327% ニューヨーク市場は前週比で上昇しました。JPモルガンは決算発表後、+2.5%で引けています。FRB高官数名からは次回FOMCで0.25%の利上げを支持するという発言があり、0.25%利上げの織り込みが進んでいます。アメリカCPIは、前回より下がりつつ予想と一致する結果となりました。 アメリカ消費者物価指数(CPI)[前年比] 前回7.1% 予想6.5% 結果6.5% アメリカ消費者物価指数(CPIコア)[前年比] 前回6% 予想5.7% 結果5.7% 公益

  • 2022/12/24 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.751% アメリカ10年BEI:2.20% 実質金利:1.551% ニューヨーク市場は前週比でまちまちでした。日銀は長期金利(10年)の変動許容幅を上下0.5%程度に拡大する実質的な利上げを行いました。7-9月のアメリカGDP確定値は前期比年率3.2%増と、改定値の2.9%増から上方修正されました。アメリカ個人消費支出(PCE)価格指数の伸びは鈍化し、インフレのピークアウトが示唆されました。 セクターもまちまちでした。エネルギーセクタが上昇し、一般消費財・テクノロジーセクターは下落しています。 (考察・感想) 日銀の実質利上げ

  • 2022/12/17 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.490% アメリカ10年BEI:2.13% 実質金利:1.377% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。FOMCでは0.5%の利上げが決定され、2023年末の政策金利予想中央値は5.1%でした。また、アメリカ消費者物価指数(CPI)は予想を下回りました。 消費者物価指数(CPI)[前年比] 前回7.7% 予想7.3% 結果7.1% 消費者物価指数(コアCPI)[前年比] 前回6.3% 予想6.1% 結果6% ECB理事会では0.5%の利上げが発表され、ラガルド総裁は次回以降3回にわたり0.5%の利上げを続ける可能性を

  • 2022/12/10 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.584% アメリカ10年BEI:2.26% 実質金利:1.324% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。中国政府は、ゼロコロナ政策の大幅緩和を発表しました。また、アメリカ生産者物価指数(PPI)は予想を上回りました。 アメリカ生産者物価指数(PPI)[前年比] 前回8.1% 予想7.1% 結果7.4% アメリカ生産者物価指数(PPIコア)[前年比] 前回6.8% 予想5.8% 結果6.2% ジョージア州上院選決選投票では民主党が勝ち、民主党は上院100議席中51議席を占めました。その後、シネマ上院議員が民主党を離党し

  • 2022/11/26 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.691% アメリカ10年BEI:2.32% 実質金利:1.371% ニューヨーク市場は前週比で小幅に上昇しています。FOMC議事要旨からは、大多数の参加者が「近いうちに利上げペースを減速することが適切になる可能性が高い」と主張したことが分かりました。また、ECB理事会議事要旨からは、政策当局者が追加利上げが必要との見解を示していたことが分かりました。アメリカ総合購買担当者景気指数(PMI)は46.3と、5カ月連続で50を下回っています。 エネルギーセクター以外は堅調となりました。 (考察・感想) 今週のニューヨーク市場は木曜が

  • 2022/11/5 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):4.163% アメリカ10年BEI:2.48% 実質金利:1.683% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。FOMCでは全会一致で0.75%の利上げが決定されました。FRBパウエル議長は「利上げの停止についての議論はかなり時期尚早だ」と発言しています。また、イギリス中央銀行は、政策金利を0.75%引き上げ3%としました。 アメリカ雇用統計では、非農業部門雇用者数は予想を上回りました(予想19.1万人 結果26.1万人)が失業率は3.7%に上昇しました。雇用動態調査(JOLTS)では、求人件数が43万7000件増の1072万件と

  • 2022/10/29 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):4.016% アメリカ10年BEI:2.51% 実質金利:1.506% ニューヨーク市場は前週比で上昇しています。今週はハイテク株のさえない決算が目立ちましたが、S&P500の中では71%がEPS予想を上回り、68%が売上高予想を上回るなど、全体的には良好な決算が続いています。前年比のアメリカPCEデフレータは6.2%(予想 6.3%)、PCEコアデフレータは5.1%(予想 5.2%)と予想をやや下回りました。また、ECB理事会では0.75%の利上げが行われ、TLTRO3の条件変更が決定されました。 決算に左右され、セクター

  • 2022/10/22 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):4.221% アメリカ10年BEI:2.52% 実質金利:1.701% ニューヨーク市場は前週比で上昇しています。銀行株はバンクオブアメリカが底堅い決算を発表するなど堅調な結果となりました。イギリスでは、経済を混乱させた責任を取り、トラス首相が辞任を表明しました。 カシュカリ総裁は「4.5%や4.75%程度での利上げ停止を主張する理由は見当たらない」と発言し、ハーカー総裁は「金融引き締めを終了させる前に、多くのインフレ指標が持続的に低下する必要がある」と発言しました。一方、WSJの記事では12月FOMCで0.5%利上げの検討が行われ

  • 2022/10/15 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):4.022% アメリカ10年BEI:2.41% 実質金利:1.611% ニューヨーク市場は前週比でまちまちでした。木曜はCPIの結果を受け下落して始まったものの上昇して取引を終え、金曜は大幅に反落しました。FOMC議事要旨からは、制限的な金融政策スタンスを維持する必要があるという見解でメンバーが一致していたことが分かりました。 イギリス中央銀行のベイリー総裁は、緊急国債買い入れ措置を延長しないと明言しました。市場規律維持を重視し、買い入れ措置は10月14日で終了します。また、トラス首相はクワーテング財務相を更迭し、法人税の引き上げ凍

  • 2022/10/8 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.885% アメリカ10年BEI:2.27% 実質金利:1.615% ニューヨーク市場は前週比で上昇しています。オーストラリア中央銀行が政策金利を0.25%(予想 0.50%)引き上げ、ハト派的なサプライズとなりました。低調な経済指標もふまえて世界的な利上げのピークが近いと期待され、株価は大幅に上昇しました。しかし、失業率が8月の3.7%から3.5%に低下するなどアメリカ雇用統計が堅調だったことで、期待が弱まり株価は下落しました。また、エバンス総裁が「政策金利は来春までに4.50~4.75%に達する可能性が高い」と発言するなど、FR

  • 2022/9/17 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.691% アメリカ10年BEI:2.37% 実質金利:1.321% ニューヨーク市場は前週比で大幅に下落しています。FOMCでは0.75%の利上げが決定され、2022年末時点での政策金利見通しの中央値は4.4%となりました。イギリスでは大規模な減税が発表され、政府債務増加への懸念からポンドが下落しています。また、日本銀行は急速な円安に対応し、円買い・ドル売りの為替介入を行いました。 ウクライナ東部でウクライナが攻勢を維持する中、ロシアは部分的な動員を開始しています。ドイツは天然ガスを容量の90%まで貯蔵し、冬を乗り切ることができ

  • 2022/9/17 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.451% アメリカ10年BEI:2.38% 実質金利:1.071% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。アメリカ消費者物価指数(CPI)の結果が予想を上回り、株価は大幅に下落しました。CPIの内訳としては、ガソリン価格が下落したものの、家賃や食品価格が上昇しています。一方、米ミシガン大学消費者マインド指数では、5~10年先のインフレ期待は2.8%、1年先のインフレ期待は4.6%とやや低下がみられています。 アメリカ消費者物価指数(CPI)[前年比] 前回8.5% 予想8.1% 結果8.3% アメリカ消費者物価指数(CPI

  • 2022/9/10 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.314% アメリカ10年BEI:2.42% 実質金利:0.894% ニューヨーク市場は前週比で上昇しています。アメリカISM非製造業景況指数は前月から上昇しました(前回56.7 予想55.3 結果56.9)。ECB理事会では全会一致で0.75%の利上げが決定され、ECBラガルド総裁は「今後数回の理事会(2023年初頭まで)で、データに基づいて決定される規模とペースでさらなる利上げが必要」と表明しました。また、FRBパウエル議長は「インフレ抑制に強くコミットしている」と発言しています。 後述しますが、ハリコフ方面でウクライナが反攻

  • 2022/9/3 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.193% アメリカ10年BEI:2.47% 実質金利:0.723% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。アメリカISM製造業景況指数は前回と同じ(前回52.8 予想52 結果52.8)となりました。また、アメリカ雇用統計は非農業部門就業者数が31万5000人増加するなど堅調な結果でした。 ヘルソン方面でウクライナ軍が反攻を進めていますが、情報統制のため詳しい状況は不明です。ガスプロムはノルドストリームについて、タービンのオイル漏れのため計画通りに稼働を再開できないと発表しました。 全てのセクターが下落

  • 2022/8/27 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.043% アメリカ10年BEI:2.57% 実質金利:0.473% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。ジャクソンホール会議のパウエル議長講演を受けてリスクオフとなりました。アメリカPMIは45と前月の47.7から低下し、2年3ヶ月ぶりの低水準となりました。また、PCEデフレーターの結果は以下となります。 アメリカPCEデフレーター[前年比] +6.3%(予想 +6.4%) アメリカPCEコアデフレーター[前年比] +4.6%(予想 +4.7%) https://finance.yahoo.co.jp/news/det

  • 2022/8/20 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.976% アメリカ10年BEI:2.55% 実質金利:0.426% ニューヨーク市場は前週比でまちまちながら下落しています。FOMC議事要旨には「利上げペースはデータ次第」「ある時点で利上げペースを減速することが適切になる」との記述があり、ハト派的な市場評価となりました。また、アメリカ小売売上高は前月比+0.0%となり、自動車販売とガソリン価格は下落、他のカテゴリーは堅調でした。 ウクライナではHIMARSなどでロシアの兵站が攻撃されていますが、戦線は全体的に膠着しています。 セクターはまちまちでした。NASDAQが下落し、コ

  • 2022/8/13 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.837% アメリカ10年BEI:2.47% 実質金利:0.367% ニューヨーク市場は前週比で上昇しています。NVIDIAやAMDなどの半導体メーカーからは期待外れの決算発表や業績見通しが相次ぎました。エネルギーコストの低下が要因となり、アメリカの消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は前回と一致もしくは下回っています。 消費者物価指数(CPI)[前年比] 前回9.1% 予想8.7% 結果8.5% 消費者物価指数(コアCPI)[前年比] 前回5.9% 予想6.1% 結果5.9% 生産者物価指数(PPI)[前年比]

  • 2022/7/30 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.654% アメリカ10年BEI:2.53% 実質金利:0.124% ニューヨーク市場は前週比で上昇しています。Walmartは利益予想を下方修正し下落しましたが、AppleやAmazonの決算は好感されました。FOMCでは全会一致で0.75%の利上げが行われ、FRBパウエル議長は「金融政策のスタンスがさらに引き締まるにつれて、引き上げペースを緩めることが適切となる可能性が高い」と述べました。2022年4~6月期のアメリカGDPは前期比-0.9%となり、2四半期連続でマイナス成長となりました。 ノルドストリーム1によるガス供給量は

  • 2022/7/23 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.752% アメリカ10年BEI:2.34% 実質金利:0.412% ニューヨーク市場は前週比で上昇しています。主要企業の決算発表はおおむね堅調、NetflixやTeslaは決算が好感されました。ECB理事会では0.5%の利上げが決定され、ラガルド総裁は「9月の金利決定に関する従来のガイダンスはもはや当てはまらず、行動はその時のデータ次第だ」と発言しています。アメリカ総合PMIは47.5、ユーロ圏総合PMIは49.4、ドイツ製造業PMIは49.2と好不況の分かれ目となる50を下回りました。 ノルドストリーム1は定期保守点検を完了し

  • 2022/7/16 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.921% アメリカ10年BEI:2.36% 実質金利:0.561% ニューヨーク市場は前週比でまちまちながら下落しています。アメリカ消費者物価指数(CPI)は前年同月比で+9.1%(予想+8.8%)と40年超ぶりの大幅な伸びとなりました。卸売物価指数(PPI)についても、前年同月比で+11.3%(予想+10.7%)と予想を上回りました。JPモルガンは決算の中で、経済見通しの幾分の悪化を反映して貸倒引当金を4億2800万ドル積み増したと発表しています。 ノルドストリーム1によるガス供給が定期保守点検のため完全に停止し、期間は7月1

  • 2022/7/9 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.084% アメリカ10年BEI:2.37% 実質金利:0.714% ニューヨーク市場は前週比でまちまちながら上昇しています。FOMC議事要旨では「高インフレが根付かないようにするには、経済成長の減速を伴うとしても、より長期にわたって政策金利を引き上げ続ける必要性があり得る」との認識で一致したことが示されました。また、FRBウォラー理事は、7月FOMCでの0.75%利上げに支持を表明し、9月FOMCでは0.5%利上げの可能性があるという認識を示しました。 政治面では、イギリスのボリス・ジョンソン首相が保守党党首を辞任すると表明し、

  • 2022/7/2 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.889% アメリカ10年BEI:2.34% 実質金利:0.549% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。アメリカ個人消費支出は予想をわずかに下回りました(PCE 予想6.4% 結果6.3%、PCEコア 予想4.8% 結果4.7%)。JPモルガンは、Twitterなどインターネット企業26社の業績見通しを引き下げています。また、アメリカISM製造業景気指数は53となり、2年ぶりの低水準となりました。 ロシア国債のデフォルトが見込まれ、7月上旬にもクロスデフォルトの可能性があります。フィンランドとスウェーデンのNATO加盟につ

  • 2022/6/18 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.231% アメリカ10年BEI:2.58% 実質金利:0.651% ニューヨーク市場は前週比で大幅に下落しています。FOMCでは0.75%の利上げが行われ、FRBパウエル議長は「7月FOMCも0.5%か0.75%の判断になる可能性が高い」と発言しました。また、スイス中央銀行は0.5%利上げして政策金利をマイナス0.25%とし、イギリス中央銀行は0.25%利上げして政策金利を1.25%としました。 ウクライナ侵攻については、東部ドンバス地域でロシアが優勢、南部ヘルソンではウクライナが優勢、北部ハリコフでは膠着しています。ロシア国営

  • 2022/6/11 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):3.159% アメリカ10年BEI:2.76% 実質金利:0.399% ニューヨーク市場は前週比で大幅に下落しています。ECBは7月に資産購入プログラム(APP)を終了しつつ0.25%利上げを行い、9月にも追加利上げする方針を示しました。2022年の世界成長率予想について、OECDは4.5%から3%に、世界銀行は3.2%から2.9%にそれぞれ引き下げています。アメリカ消費者物価指数(CPI)は予想より上振れする結果で、前年同月比の伸び率が8.6%と40年ぶりの大きさとなりました。 ウクライナ侵攻は東部ドンバス地域でロシアが優勢、南部

  • 2022/6/4 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.941% アメリカ10年BEI:2.74% 実質金利:0.201% ニューヨーク市場は前週比で小幅に下落しています。FRBウォラー理事は「インフレが緩和されるまで0.5%ずつ利上げしていくことを望む」と述べました。また、FRBブレイナード副議長も「3回連続で0.5%の利上げ後、9月FOMC一旦停止をするのは非常に難しい」と発言しています。アメリカ雇用統計は非農業部門就業者数は前月比39万人増加するなど堅調な内容で、FRBによる6月と7月の0.5%利上げを正当化しています。 ウクライナ侵攻は東部ドンバス地域でロシアが優勢、南部ヘル

  • 2022/5/28 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.743% アメリカ10年BEI:2.63% 実質金利:0.113% ニューヨーク市場は前週比で大幅に上昇しています。6月と7月のFOMCで0.5%ずつの利上げが必要との認識で大部分の当局者が一致するなど、FOMC議事要旨はサプライズなしでした。ECBラガルド総裁は「7月に利上げが可能になる」と表明し、7月と9月のECB理事会で0.25%の利上げが行われることを示唆しました。4月のアメリカ個人消費支出(PCE)は前年同月比+6.3%となり前月の+6.6%から縮小しました。 アメリカによる制裁免除の特例措置が失効し、ロシアはドル建て

  • 2022/5/21 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.785% アメリカ10年BEI:2.55% 実質金利:0.235% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。FRBパウエル議長は、「インフレ低下の確証を得られなければ、FRBはさらに積極的な行動を検討する必要がある」と発言しました。ターゲットは純利益が前年同期比52%減となり株価は-25%急落し、他社の業績にも懸念が広がりました。ゼロコロナ政策の悪影響で、中国の工業生産は前年同月比2.9%減、小売売上高は前年同月比11.1%減となりました。 ウクライナでは、東部ドンバスでロシアが優勢、南部ヘルソンは防御陣地を構築しながら砲撃を

  • 2022/5/14 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.922% アメリカ10年BEI:2.69% 実質金利:0.232% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。6月と7月のFOMCでは0.5%の利上げが議題になるというFRBパウエル議長の発言を、複数のFRB高官が支持しました。また、FRBメンバーからは金融引締めに関する発言が相次ぎました。アメリカ消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)についてはPPIコア以外は予想を上回り、高止まりしています。 ウクライナでは、東部ドンバスでロシアがやや優勢、南部ヘルソンは膠着、ハリコフではウクライナが優勢となっています。ドンバスでは

  • 2022/4/30 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.939% アメリカ10年BEI:2.88% 実質金利:0.059% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。1日で2%以上動くなど、変動幅が大きかった週でした。決算発表後、ポストマーケットでMetaは+17%、Amazonは-9%などと明暗が分かれています。フランス大統領選ではマクロン大統領が再選されました。 ウクライナでは、東部ドンバスと南部ヘルソンでロシアがやや優勢となり支配地域を少しずつ広げています。重火器が不足するウクライナへ欧米などから重火器の供与が進んでいます。アメリカでは下院でレンドリース法が賛成417票反対10

  • 2022/4/23 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.903% アメリカ10年BEI:2.98% 実質金利:-0.0077% ニューヨーク市場は前週比で下落しています。長期金利が2.9%を超え、NASDAQが下落しました。FRBパウエル議長の「次回FOMCで0.50%の利上げが検討される。もう少し迅速に動くことが適切だ。」という発言を受けリスクオフとなりました。また、ECBデギンドス副総裁やベルギー中銀ウンシュ総裁は、7月利上げの可能性を示唆しています。ユーロ圏のインフレ率(HICP)が過去最高の7.5%を付け、ECBも金融緩和解除に向けて進んでいます。 ウクライナでは、東部ドンバ

  • 2022/4/15 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.827% アメリカ10年BEI:2.89% 実質金利:-0.063% ニューヨーク市場は前週比でまちまちながら下落しています。長期金利が2.8%を超え、NASDAQが下落しています。ECBラガルド総裁は利上げ開始について具体的な日程を示さず、資産買い入れ終了から利上げまでは数週間から数カ月になる可能性もあると述べました。これにより、ECBの姿勢はハト派的だとの見方が広がりました。また、アメリカの消費者物価指数(CPI)・卸売物価指数(PPI)はPPIが予想を上回るなど高止まりしています。 カナダ中央銀行は政策金利を0.50%引き

  • 2022/4/9 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.706% アメリカ10年BEI:2.87% 実質金利:-0.164% ニューヨーク市場は前週比でまちまちながら下落しています。長期金利が大きく上昇し、NASDAQが下落しました。ハト派と目されていたFRBブレイナード理事が、積極的な利上げとバランスシート縮小を示唆する発言を行ったことも影響しています。FOMC議事要旨からは、バランスシート圧縮の具体的な額や0.5%の利上げが検討されていたことが分かりました。また、ECB議事要旨からも景気刺激策の解除に前向きな姿勢が示されています。 ウクライナの戦況としては、キエフ近郊からはロシア

  • 2022/4/2 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.386% アメリカ10年BEI:2.79% 実質金利:-0.404% ニューヨーク市場は前週比でほぼ変わらずでした。ウクライナ情勢やインフレ及び利上げの報道で株価が上下しつつ、VIXは20近辺とボラティリティは低くなってきています。ドイツやスペインで高いインフレ指標が発表され、ユーロ圏消費者物価指数も前年同月比7.3%と高い値を示しました。指標を受けてECBが利上げを余儀なくされるという見方が強まり、2023年3月までに4回の0.25ポイント利上げが予想されています。また、アメリカの雇用統計は好調で、FRBによる利上げを後押しする

  • 2022/3/19 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):2.155% アメリカ10年BEI:2.86% 実質金利:-0.705% 今週のニューヨーク市場は週間で大幅に上昇しました。引き続きウクライナ情勢に関するニュースで株価が上下しつつ、タカ派姿勢を示したFOMCを無事通過しました。 FOMCのポイントは以下となります。 ・予想通り0.25%の利上げを実施 ・物価上昇率の想定を上方修正 ・ドットチャートは2022年に7回の0.25%利上げを示唆(前回は3回を示唆) ・QTの発表は早ければ5月(開始は6月の可能性あり) ・「必要に応じて金融引き締めの動きを加速させることもありうる 」とタ

  • 2022/3/12 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.997% アメリカ10年BEI:2.94% 実質金利:-0.943% 今週のニューヨーク市場は週間で下落し、ウクライナ情勢に関するニュースで株価が上下しました。 ECBは債券購入プログラムを段階的に縮小し、9月までの終了を目指すことを明らかにしました。アメリカ消費者物価指数(CPI)は予想と一致、引き続き高止まりしています(CPI 予想7.9% 結果7.9%、CPIコア 予想6.4% 結果6.4%)。 原油価格は129ドルの高値からは下落したものの110ドル近辺をつけ、エネルギーセクターが上昇しています。他のセクターはおおむね下

  • 2022/3/5 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.736% アメリカ10年BEI:2.67% 実質金利:-0.934% 今週のニューヨーク市場は下落しています。FRBパウエル議長は3月FOMCで0.25ポイントの利上げを提案する意向を明らかにしました。アメリカISM景況指数は非製造業が弱い結果でした(ISM製造業 予想58.0 結果58.6、ISM非製造業 予想61.0 結果56.5)。また、アメリカ雇用統計は好調な結果(非農業部門雇用者数 +67万8000人、失業率 3.8%、平均時給前月比 0.0%)となりました。 ウクライナ・ロシア情勢としては、AppleやMicroso

  • 2022/2/26 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.969% アメリカ10年BEI:2.54% 実質金利:-0.571% 今週のニューヨーク市場はまちまちでした。ロシアによるウクライナ侵攻が大きく話題となった一週間でした。ロシアはドンバス地方ドネツク・ルガンスク人民共和国の独立を承認し、2015年に結ばれたミンスク合意を破棄しました。その後、ドンバス地方にとどまらず首都キエフに向けて侵攻を開始し、キエフに迫っています。また、アメリカ個人消費支出(PCE)は高止まりしています(PCE 予想6.0% 結果6.1%、PCEコア 予想5.1% 結果5.2%)。 セクターはまちまちとなって

  • 2022/2/19 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.934% アメリカ10年BEI:2.41% 実質金利:-0.476% ニューヨーク市場は週間でやや下落しています。アメリカ小売売上高(前月比)は予想を大きく上回って堅調(予想2.0% 結果3.8%)でした。FOMC議事要旨はサプライズなく通過となりました。また、ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁は次回FOMCでの利上げが適切だと表明しましたが、0.5%の利上げについては慎重な姿勢を示しました。ウクライナは引き続き緊張が高まった状態が続いています。 一般消費財・生活必需品・素材セクター以外は総じて下落となりました。 (考察・感想)

  • 2022/2/12 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.915% アメリカ10年BEI:2.43% 実質金利:-0.515% ニューヨーク市場は週間でやや下落しています。四半期決算はおおむね好調、S&P500構成銘柄のうち8割程度がコンセンサス予想を上回りました。前年同月比の消費者物価指数(CPI)は予想をやや上回って高止まりしています(CPI 予想7.3% 結果7.5%、CPIコア 予想5.9% 結果6.0%)。木曜日には、7月1日までに合計1ポイントの利上げを支持することをブラード総裁が表明し株価は弱含みました。また、ロシアのウクライナ侵攻がいつ開始されてもおかしくはないと

  • 2022/2/5 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.912% アメリカ10年BEI:2.41% 実質金利:-0.498% ニューヨーク市場は大きく上下しましたが、週間ではやや上昇しました。四半期決算についてはAlphabetやAmazonは好決算、Metaは決算発表後急落するなど明暗が分かれています。アメリカの指標としては、ISM製造業景況指数(予想57.5 結果57.6)、ISM非製造業景況指数(予想59.5 結果59.9)がピークより下げてきていて、平均時給の伸びは高止まり(予想5.2% 結果5.7%)しています。 一般消費財・エネルギー・金融セクターが上昇、その他のセクター

  • 2022/1/29 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.773% アメリカ10年BEI:2.44% 実質金利:-0.667% ニューヨーク市場は木曜日までは軟調でしたが、金曜日に大幅に上昇して下げを取り戻しています。FOMCでは、サプライチェーンの制約が深刻で長期にわたるとの発言があり、また、利上げの回数や幅について明言されず不透明感が高まりました。四半期決算では、テスラは新モデルの年内投入がないことに失望され-12%、Appleは好決算で決算発表後+7%などとなりました。 中国恒大集団は暫定再編計画を6ヶ月以内に策定する予定で、政府による分割案も検討されているようです。ウクライナは

  • 2022/1/22 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.762% アメリカ10年BEI:2.34% 実質金利:-0.578% 今週のニューヨーク市場は大幅に下落しました。FOMCを来週に控えて警戒感が高まる中、ゴールドマンサックスはトレーディング収入が低迷し約-7%下落、Netflixは会員増加数が予想を下回り約-22%下落するなどさえない決算も下落要因となりました。また、ECB議事要旨では、高インフレが長期化するシナリオを排除することはできないとの記述があり、メンバー内で意見が分かれていることが示されました。 中国不動産開発の動きとしては、奥園集団がドル建て社債を償還せず、他のオフ

  • 2022/1/15 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.788% アメリカ10年BEI:2.44% 実質金利:-0.652% 今週のニューヨーク市場は小幅に下落しました。前年同月比の消費者物価指数(CPI)はほぼ予想通りの結果で高止まり(CPI予想7.0% 結果7.0%、CPIコア予想5.4% 結果5.5%)となりました。四半期決算が始まり、JPMorgan(JPM)が売上をミスして-6.15%と大幅に下落しています。 中国不動産開発の動きとしては、世茂集団が全プロジェクトを国有企業などに売り渡しています。また、コマーシャルペーパーの支払いを延滞している企業が増加しています。 エネ

  • 2022/1/8 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.764% アメリカ10年BEI:2.48% 実質金利:-0.716% 今週のニューヨーク市場はまちまちながら下落しています。FOMC議事要旨では早期利上げに加えバランスシート圧縮が議論されていたことが示され、リスクオフとなりました。アメリカ長期金利(10年)が一時1.8%近辺をつけるなど、金利の上昇も重しとなりました。雇用統計については、平均時給は上昇が進み(前月比+0.6%、前年同月比+4.7%)、失業率は3.9%に低下しています。 中国不動産開発の世茂集団が信託会社からの融資についてデフォルトするなど、中国の不動産業界は引き

  • 2021/12/25 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.493% アメリカ10年BEI:2.47% 実質金利:-0.977% オミクロン株への懸念が後退し、ニューヨーク市場は上昇しています。アメリカ個人消費支出(PCE)はコア部分が予想を上回り(PCE 予想5.7% 結果5.7%、PCEコア 予想4.5% 結果4.7%)、インフレの継続を示しています。バイデン大統領が進めているBuild Back Better法案は今のところ可決の見込みはないですが、年明けに上院での採決を予定しています。 中国恒大集団については大きなニュースはなく、実質的に公的管理下で債務再編を進めていくようです。

  • 2021/12/18 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.405% アメリカ10年BEI:2.38% 実質金利:-0.975% 今週のニューヨーク市場は下落しました。FOMCではインフレの昂進によってFRBは姿勢を転換し、テーパリングの加速が決定されました。これを受けて株価は上昇したものの、週末にかけて下落しました。アメリカ卸売物価指数(PPI)の上昇は予想を上回り(PPI 予想9.2% 結果9.6%、PPIコア 予想7.2% 結果7.7%)、インフレの継続を示しています。オミクロン株は、ロンドン市内の感染の60%を占めるようになるなどデルタ株より強い感染力を示しています。 フィッチに

  • 2021/12/11 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.487% アメリカ10年BEI:2.44% 実質金利:-0.953% 今週のニューヨーク市場は大幅に上昇しています。オミクロン株は56の国と地域で確認されるなど感染が拡大していますが、重症化率が低いとの報道もあり懸念が後退しました。前年同月比のCPIは予想と一致(CPI 予想6.8% 結果6.8%、CPIコア 予想4.9% 結果4.9%)し、反応は限定的でした。アメリカでは、単純過半数の賛成で債務上限を引き上げられるようにする法案を民主党が進めていて、債務上限の問題は解決しそうです。 フィッチは中国恒大集団と佳兆業集団のレーティ

  • 2021/12/4 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.346% アメリカ10年BEI:2.43% 実質金利:-1.084% 今週のニューヨーク市場は下落しています。オミクロン株の感染拡大や、「次回12月のFOMCでテーパリングの加速を検討すべき」「インフレについて一過性という文言の使用をやめる可能性がある」というFRBパウエル議長のタカ派的な発言からリスクオフとなりました。また、アメリカでは2022年2月18日までのつなぎ予算が可決され、12月の政府閉鎖の可能性はなくなりました。 中国恒大集団は債務返済の履行ができない可能性があるとの発表を行い、その後、広東省政府や中国当局が介入に

  • 2021/11/27 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.482% アメリカ10年BEI:2.55% 実質金利:-1.068% 今週のニューヨーク市場はオミクロン株の影響により下落しました。アメリカ個人消費支出(PCE・PCEコア)はほぼ予想と一致し、反応薄でした。また、FOMC議事要旨からはテーパリング加速という意見があることや、物価に対する見方は割れていることがわかりました。週末まで株価はほぼ横ばいでしたが、金曜にオミクロン株の報道が活発になると大きく下げました。 中国恒大集団については、許家印会長が12億株(全体の9%)を売却したとの報道がありました。 エネルギーが反発して上昇

  • 2021/11/20 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.551% アメリカ10年BEI:2.65% 実質金利:-1.099% 今週のニューヨーク市場はまちまちでした。ダウが低調な一方、NASDAQは最高値を更新しています。アメリカ小売売上高(前月比)は予想1.2%のところ1.7%の伸びとなり、堅調な消費が続いていることが示されました。オーストリアは、新規感染者が1万5000人を超えるなどコロナウイルス感染拡大のため全国的にロックダウンを始めると発表しました。また、ドイツでも制限の強化が検討されています。 中国恒大集団は恒騰網絡集団の株式や創業者の許家印氏の資産を売却しながら資金

  • 2021/11/13 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.566% アメリカ10年BEI:2.73% 実質金利:-1.164% ニューヨーク市場は週間で小幅に反落しています。アメリカ消費者物価指数(CPI)については、後述するようにCPI・CPIコアともに予想を上回る結果でしたが、株式市場への影響は限定的なものとなっています。また、11月の米雇用動態調査(JOLTS)では自発的な離職件数が過去最高を記録するなど企業にとって人材の確保は引き続き厳しい状況です。 中国恒大集団は期限間近にドル建て債の支払いを行い、再びデフォルトを回避しました。また、当局は中国恒大集団の解体を進めるとと

  • 2021/11/6 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.455% アメリカ10年BEI:2.54% 実質金利:-1.085% 主要3指数がそろって最高値を更新し、ニューヨーク市場は週間で上昇しています。今週もNASDAQの値上がり幅が大きい一週間でした。FOMCでは利上げについて慎重な姿勢が示され、予想を上回る企業決算も相場を支えています。雇用統計については、非農業部門就業者数が前月比53.1万人増加しするなど堅調な内容でした。また、ファイザーは新型コロナウイルス向け飲み薬について、入院や死亡のリスクを約9割減らせたとの治験データを公表しています。 中国恒大集団については大きな

  • 2021/10/30 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.557% アメリカ10年BEI:2.51% 実質金利:-0.953% 主要3指数がそろって最高値を更新し、ニューヨーク市場は週間で上昇しています。特にNASDAQの値上がり幅が大きい一週間でした。決算発表の結果はおおむね好調となり、好決算を発表した銘柄がさらに買われています。Microsoftは上場来高値を更新し、時価総額でAppleを逆転しました。 決算を受け、一般消費財・テクノロジー・ヘルスケアの各セクターが好調でした。 (考察・感想) 指数としては調整をこなして上昇していますが、銘柄の偏りがありそうです。RUS

  • 2021/10/23 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.636% アメリカ10年BEI:2.64% 実質金利:-1.004% ニューヨーク市場は週間で上昇しています。S&P500が7営業日続伸し、最高値を更新するなど堅調な動きでした。各企業が決算を発表し、結果はおおむね好調のようです。ただし、スナップやインテルの決算が悪く、金曜日にはNASDAQが下がるという場面もありました。 中国恒大集団についての見通しは依然不透明です。返済の猶予が9月23日に迫っていたドル建て社債の利払いは実施され、デフォルトは先送りされました。しかし、合生創展集団への不動産管理部門の売却交渉が打

  • 2021/10/16 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.574% アメリカ10年BEI:2.56%(実質金利:-0.986%) ニューヨーク市場は週間で上昇しています。水曜日まではさえない動きでしたが、木曜日以降は決算や経済指標が好感されて上昇しました。銀行の決算が始まり、JPモルガンやゴールドマンサックスなどが堅調な決算を発表しています。9月のPPIは前月比で0.5%(前回0.7% 予想 0.6%)となり、インフレ懸念を後退させたことが好感されました。CPIはほぼ予想に一致(CPI予想5.3% 結果5.4%、CPIコア予想4.0% 結果4.0%)し、大きな反応はありませんでした

  • 2021/10/9 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.615% アメリカ10年BEI:2.5%(実質金利:-0.885%) ニューヨーク市場は週間で小幅に上昇しました。水曜日には共和党マコネル上院院内総務が12月上旬分までの債務上限拡大を容認すると表明し、民主党も受け入れを示唆しました。その後、債務上限の拡大法案が可決され、株価は持ち直しています。雇用統計については、非農業部門雇用者数変化は予想より悪く(予想50.0万人 結果19.4万人)、失業率は予想より良い(予想5.1% 結果4.8%)結果となりましたが、株価は大きくは反応しませんでした。 原油価格が引き続き上昇した

  • 2021/10/2 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.465% アメリカ10年BEI:2.38%(実質金利:-0.915%) ニューヨーク市場は週間で下落しています。火曜日には長期金利(10年)が1.5%台に急上昇し、株価は3指数とも大幅に下落しました。その後、長期金利(10年)の上昇は一服し1.4%台半ばとなったものの、株価は軟調な推移となりました。指標については、PCEコア・デフレーターは予想と一致(3.6%)し、ISM製造業景況指数は予想を上回りました(予想59.6 結果61.1)。 アメリカでは12月3日までのつなぎ予算が可決され、政府閉鎖は避けられました。しかし、債

  • 2021/9/18 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.454% アメリカ10年BEI:2.34%(実質金利:-0.886%) ニューヨーク市場は週間ではほぼ変わらずで終わっています。月曜日には中国恒大集団が資金繰りに行き詰まるとの懸念が高まりリスクオフとなりました。その後、中国恒大集団の状況にはあまり変化がありませんでしたが、水曜にFOMCが終わった後にリスクオンとなりました。アメリカ長期金利(10年)が1.4%台まで上がりつつ、株価も週初めの値まで回復しています。 アメリカ株のセクターはまちまちな結果となりました。原油価格が堅調なことからエネルギーセクターが上昇し、長期

  • 2021/9/18 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.365% アメリカ10年BEI:2.33%(実質金利:-0.965%) ニューヨーク市場は週間ではほぼ変わらずでした。方向感なく日替わりで上下に動き、終わってみるとややマイナスという結果となりました。アメリカの消費者物価指数(CPIコア)は予想より低く(予想4.2% 結果4.0%)、小売売上高は予想より伸びた(予想-0.8% 結果0.7%)ものの、どちらも株価に大きな反応はありませんでした。小売売上高の内容については、伸びはほぼ全般で見られました。 アメリカ株のセクターはまちまちな結果となりました。エネルギーセクターが

  • 2021/9/11 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.344% アメリカ10年BEI:2.4%(実質金利:-1.056%) ニューヨーク市場は週間で下落しています。休場明けの火曜日にダウが-0.76%下げ、その後上下しながらもやや軟調に推移し、金曜日には3指数そろって-0.8%程度の下落となりました。個別株では、アメリカで地裁からアプリ課金ルールの緩和命令を出されたアップルが金曜日に-3.3%下げています。 日経は引き続き総裁選への期待を受け、大幅に続伸しています。また、ECB理事会は無風通過で為替も株も大きな動きはありませんでした。 アメリカ株のセクターはおおむねそ

  • 2021/9/4 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.326% アメリカ10年BEI:2.34%(実質金利:-1.014%) ニューヨーク市場は週間でNASDAQがやや上昇したものの、まちまちな結果でした。水曜日のアメリカADP雇用統計は増加幅が市場予想を大きく下回り(予想61.3万人 結果37.4万人)、緩和継続期待からドル安となりました。雇用統計では非農業部門雇用者数の増加は予想を大幅に下回った(予想75.0万人 結果23.5万人)ものの、失業率は5.2%と予想と一致しました。雇用統計を受けて株価はまちまちで小動き、為替はややドル安、長期金利は上昇という反応でした。 日

  • 2021/8/28 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.31% アメリカ10年BEI:2.39%(実質金利:-1.08%) 今週のニューヨーク市場は上昇しました。月曜日にはファイザーのワクチンが米食品医薬品局(FDA)に正式承認されたため株高となり、それ以降はジャクソンホール待ちで小動きでした。ジャクソンホールではパウエル議長が年内にテーパリングを開始する計画を改めて示しましたが、時期を明示しなかったことからテーパリング早期開始の懸念が後退しました。また、雇用について大きな懸念を表明することはなく「デルタ株は目先のリスクにはなるが、見通しは最大雇用に向けて継続的な進展を遂げる上

  • 2021/8/21 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 アメリカ長期金利(10年):1.258% 10年BEI:2.27%(実質金利:-1.012%) 今週のニューヨーク市場は、やや下落しました。火曜日に公開されたFOMC議事要旨では、テーパリング開始についての雇用面の条件が年内に達成される可能性があるとの見方が示されました。テーパリングの詳細については手がかりがなかったものの、株安・ドル高となりました。指標では小売売上高が前月比-1.1%と減少し、景気回復を巡る懸念が高まりました。また、アメリカでのコロナ感染者数は1日15万人を超えてきています。 一般消費財・エネルギー・金融・資本財・素材セクターが弱

  • 2021/8/14 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 米長期金利(10年):1.297% 10年BEI:2.37%(実質金利:-1.073%) 今週のニューヨーク市場は、ダウ・S&P500が小幅に上昇しました。先週に引き続きあまり材料がない週でしたが、インフラ法案の上院での可決を受けてややダウが高くなりました。水曜日に発表されたCPIは5.4%(予想5.3%)、CPIコアは4.3%(予想4.3%)となり、金利低下・ドル安となりました。また、金曜日に発表された米ミシガン大消費者信頼感の8月速報値が70.2(予想81.2)と急低下し、これも金利低下・ドル安という反応でした。 ダウの上昇に伴って

  • アメリカ景気にピーク感はあるか

    ハイテク大手決算 このところアメリカ景気のピーク感を感じるようになりました。ハイテク大手の決算はピーク感のある企業ない企業などまちまちでした。ピーク感があらわれた企業としては、AppleとAmazonがあげられます。 Appleの売上と成長率は以下のようになっています。 好業績の主な原因は前年比1.5倍ほどの売上となっているiPhoneです。しかし、7-9月期には半導体の供給制約がスマートフォンにも広がるとし、売り上げの伸びが鈍るとの見通しを示しています。 Amazonの売上と成長率は以下のようになっています。 ここ1年の間、Amazonの売上は巣ごもり需要で急成

  • 2021/8/7 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 米長期金利(10年):1.29% 10年BEI:2.37%(実質金利:-1.08%) 今週のニューヨーク市場は、ダウ・S&P500・NASDAQとも上昇しました。あまり材料がない週でしたが、木曜日発表の米新規失業保険申請数が減少したことを受けて株高となりました。また、金曜日に発表された雇用統計は失業率が改善するなど良い内容で、米長期金利(10年)は上昇し、為替はドル高となりました。雇用統計発表後の株価についてはダウは上昇、NASDAQは下落というまちまちな結果となりました。死亡者数はそれほど増えていないものの、デルタ株の感染が広がり、アメリカ

  • 2021/7/31 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 米長期金利(10年):1.239% 10年BEI:2.4%(実質金利:-1.161%) 今週のニューヨーク市場はまちまちながら下落しました。中国の教育サービスに対する規制強化が報じられ、特に日経はリスクオフとなりました。週間ではNASDAQと日経が弱含んでいます。FOMC直後はややドル安となりましたが、株も為替も上下してトレンドが定まらない週でした。 FOMCでは、米経済が雇用とインフレに関する目標に向けて前進したとの認識が示され、年内にテーパリングに着手する可能性が示唆されました。今後の複数回の会合で引き続き状況を確認するとのことです。企業決算は

  • Microsoft(MSFT)2021Q4決算 予想を上回る好決算

    Microsoft(MSFT)の2021Q4決算についてまとめました。 決算資料はこちらです。 セグメントは3つに分かれていて、それぞれ以下の製品が含まれます。 Productivity and Business Processes:Office、Dynamics、LinkedInなど Intelligent Cloud:Azure、Windows Server、SQL Server、GitHubなど More Personal Computing:Windows、Surface、Xboxなど 決算概要 以下、%での表示は全てYoYです。 EPS:$2.17(コンセ

  • 2021/7/24 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 米長期金利(10年):1.286% 10年BEI:2.35%(実質金利:-1.064%) 今週のニューヨーク市場は月曜に急落しましたが、その後急速に値を戻しました。週間で見るとNASDAQが最も上昇し、金曜にはダウ・S&P500・NASDAQとも過去最高値を更新しました。これまでに発表されたS&P500の構成銘柄の決算のうち約87%が、市場予想を上回っています。 一般消費財、コミュニケーション、テクノロジー、資本財、ヘルスケアセクターが上昇しています。デルタ株の影響からエネルギーは引き続き弱く、金利低下から金融セクターは弱いよう

  • Netflix(NFLX)2021Q2決算 結果はまちまちで株価は下落

    Netflix(NFLX)の2021Q2決算についてまとめました。 決算資料はこちらです。 決算概要 以下、%での表示は全てYoYです。 売上:$7.34B(コンセンサス予想 $7.32) EPS:$2.97(コンセンサス予想 $3.16) Global streaming paid net additions:1.54M(コンセンサス予想 1.19M) CNBCより (ガイダンス) 2021Q3売上:$7.48B(コンセンサス予想と一致) 2021Q3EPS:$2.55(コンセンサス予想 $2.17) Global st

  • 2021/7/17 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 米長期金利(10年):1.3% 10年BEI:2.33%(実質金利:-1.03%) 今週のニューヨーク市場は水曜日まで小動きでしたが、週末にかけてややリスクオフとなりました。週間で見るとNASDAQ、RUSSELL2000が下落しています。米消費者物価指数(CPI)は予想を上回ったものの反応は小さく、ややハト派だったFRBパウエル議長の議会証言も反応が薄かったです。 米30年債の入札が低調に終わったため、米長期金利(10年)がやや上昇したものの、デルタ株に関する懸念が広がるとともに週末にかけて再度低下しています。デルタ株の感染が広がり、世界での新規感

  • JPMorgan(JPM)2021Q2決算

    決算概要 JPMorgan(JPM)の2021Q2決算についてまとめました。JPMorganのセグメントは4つに分かれていて、上から順番にリテール銀行、投資銀行、商業銀行、資産運用です。 ・Consumer & Community Banking(リテール銀行) ・Corporate & Investment Bank(投資銀行) ・Commercial Banking(商業銀行) ・Asset & Wealth Management(資産運用) 以下、%で示しているのは全てYoYです。 GAAP EPS $3.78 +174%(コンセンサス予想

  • 約束の地 オバマ大統領回顧録1(上)

    はじめに 「約束の地 オバマ大統領回顧録1(上) 」は、バラク・オバマ元大統領が退任後始めて出した回顧録です。上巻だけでも572ページもあり、「回顧録1」とあるように続編が出版予定なので、全部で数千ページの回顧録になる予定です。ページ数は多いのですが、とても読みやすい本だと思いました。 上巻は3部に分かれていて、目次は以下のようになっています。 第1部 賭け 第2部 YES WE CAN(ここまでが大統領当選前) 第3部 反逆者(ここからが大統領当選後) 1部と2部は上院議員から大統領になるまでの様子が描かれていて、これでも相当省略して書いたとい

  • 2021/7/10 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 10年BEI:2.28%(実質金利:-0.924%) 米長期金利(10年):1.356% 今週のニューヨーク市場は水曜まではあまり動きがなく、木曜から一時急落しました。その後、週末にはほぼ元に戻しています。いくつかの要因が解説されていて、「金利の急低下」「景気指標のピーク感」「コロナウイルスデルタ株の感染拡大」などがありました。 先週末と比べてインデックスが動いていないので、セクターも小動きでした。エネルギーが下がり、不動産は上昇しています。 (考察・感想) 木曜の急落には高値警戒感とバリュエーションの高さがベースにあったように思います。それ以

  • NIKEの決算から見る7月決算

    NIKEの2021Q4決算 6月24日に発表されたNIKEの2021Q4決算は以下のような好決算でした。 EPS:$0.93(コンセンサス予想 $0.51) 売上:$12.34B +95.6% YoY(コンセンサス予想 $11.02B) SeekingAlphaより この決算発表を受け、AdidasやUnder Armourなどの同業他社も連れて株価が上昇しました。また、アナリストも強気のレポートを出しています。NIKEは特に外出制限やスポーツイベントの開催中止の影響を大きく受けましたが、コロナの感染拡大から回復したメインストリート経済の好調さを示した決算だったと思います。

  • 2021/7/3 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 米長期金利(10年):1.431% 10年BEI:2.33%(実質金利:-0.899%) 今週のニューヨーク市場はセクターローテーションしつつ上昇しました。NASDAQとダウが交代で上下する中、S&P500は7日連続最高値を更新するなど堅調に推移しています。為替はドル高傾向でしたが、米雇用統計発表後は一転してドル安となりました。米雇用統計は非農業部門雇用者数が85万人の増加でしたが、失業率は増加するなど内容はまちまちな部分もありました。 デルタ変異株の感染拡大が懸念されています。東南アジアやオーストラリアで感染が拡大しているほか、スペインと

  • 6月までの動きの振り返り

    今年も半年ほど経ったので、6月までの動きの振り返りをしてみようと思います。 DOW S&P500 NASDAQの推移 今年に入ってからのDOW、S&P500、NASDAQの推移は以下のようになっています。安定上昇というわけではなく、上昇と調整を繰り返しそうな動きに見えます。このところ、DOWとNASDAQがややちぐはぐな動きとなっています。 黒:DOW、赤:S&P500、青:NASDAQ また、2020年年初からの推移は以下のようになっています。NASDAQは2021年2月あたりから調整気味でしたが、4月あたりからはDOWとS&Pも調整色が

  • 2021/6/26 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 米長期金利(10年):1.536% 10年BEI:2.34%(実質金利:-0.804%) 先週はFOMCが想定よりタカ派の結果となり、ドル高、株安となりました。しかし、今週はうってかわって安心感が広がり、ドル安、株高となっています。22日の公聴会で、パウエル議長が「インフレ懸念のみに基づいた性急な利上げは実施しない」と発言し、投資家心理が改善に向かったのが転換点のようでした。また、金曜に発表された米PCEコア・デフレーターは前年同月比3.4%とコンセンサスと一致し、大きな影響はありませんでした。 セクターとしては、エネルギーと金融のパフォーマン

  • J-REITのポートフォリオへの組み入れ

    J-REITをポートフォリオに組み入れたので、一通り調べてみました。 J-REITの仕組み J-REITとはJapan - Real Estate Investment Trustの略称です。投資家から集めた資金を元手として不動産へ投資して、そこから生じる賃料などの収益を分配することを目的とする商品です。 資金を集めるところから収益還元までは以下の4ステップになります。 1.投資家から元手となる資金を集める 2.不動産を取得する 3.不動産から賃貸収益を得る 4.配当として投資家に還元する また、一般的にREITはレバレッ

  • 2021/6/19 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 ダウ:33290ドル -1189(-3.45%) S&P500:4166ドル -80(-1.91%) NASDAQ:14030ドル -39(-0.28%) RUSSELL2000:2237ドル -98(-4.2%) 日経:28964円 +5(0.02%) 米長期金利(10年):1.45% 10年BEI:2.24%(実質金利:-0.79%) 米長期金利(30年):2.027% USDJPY:110.235 +0.5699(0.52%) EURUSD:1.18621 -0.0243(-2.02%) EURJPY:130.761 -2.0502(-1.54

  • 2021/6/12 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 DOW:34479ドル -276(-0.8%) S&P500:4247ドル +17(0.41%) NASDAQ:14069ドル +254(1.85%) RUSSELL2000:2335ドル +49(2.16%) 日経:28948円 +7(0.02%) 米長期金利(10年):1.462% 10年BEI:2.32% 米長期金利(30年):2.152% USDJPY:109.665 +0.1115(0.1%) EURUSD:1.2106 -0.006(-0.5%) EURJPY:132.76 -0.4693(-0.35%) ニューヨーク市場はまちまちの

  • ポートフォリオマネジメントとシャープレシオ

    よいポートフォリオとは? よいポートフォリオとはどのようなものでしょうか? 条件としてまず思いつくのはパフォーマンス(リターン)だと思います。 では、パフォーマンスがよいことだけがよいポートフォリオの条件なのでしょうか。 ところで、R&I格付投資情報センターが実施しているR&Iファンド大賞という賞があります。 これは、優れた運用成績を出したファンドを表彰するものです。 この賞の審査基準の一部は以下のようになっています。 「投資信託部門」、「iDeCo・DC部門」、「NISA部門」では、2021年3月末における3年間の最大ドローダウンが下位75%のファンドを対象に

  • 2021年5月の短期トレード環境は難しかった

    インデックスの動き 2021年5月は、CPIの発表からのインフレ懸念で一時調整し、その後も上下を繰り返すなど難しかった印象でした。 【2021年5月】黒:ダウ 青:NASDAQ 赤:日経 緑:S&P500 【2021年5月】ダウのローソク足 2020年11月と比較すると、違いがわかると思います。 2020年11月はトレンドがあり、上下への振れ方も小さめでした。 【2020年11月】黒:ダウ 青:NASDAQ 赤:日経 緑:S&P500 【2021年5月】ダウのローソク足 為替の動き ドルストレートの動きを見てみます。 こちらもイ

  • 2021/6/5 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 DOW:34756ドル +226(0.66%) S&P500:4229ドル +25(0.61%) NASDAQ:13814ドル +65(0.48%) RUSSELL2000:2286ドル +17(0.77%) 日経:28941円 -207(-0.71%) 米長期金利(10年):1.56% 10年BEI:2.4% 米長期金利(30年):2.239% USDJPY:109.5535 EURUSD:1.21666 EURJPY:133.283 ニューヨーク市場はやや上下したものの、週間ではほぼ変わりませんでした。 為替はドルストレート、クロス円ともまちま

  • 1ヶ月短期トレードをやってみた

    1ヶ月ほど短期(数時間~数日)トレードをやってみた感想です。 トレード方針を立ててみよう まずはトレード方針を立ててみて、それがうまくいくかどうかを試すつもりでトレードするとよさそうでした。 トレード方針がないと、そのやり方に優位性があるかないかがわからなくなりそうです。そのためにはメモに書きだしてみるとよいでしょう。 いろいろとやり方を変えるのではなく、最低1ヶ月くらいは同じトレード方針で、うまくいくか検証してみるとよいのではないでしょうか。 また、検証のためにトレード記録をつけることも重要だと思います。 トレードごとに、エントリー理由、イクジット理由、反省点を記録して、ト

  • 2021/5/29 週間マーケットレポート

    週間の値動きと概況 DOW:34529ドル +321(0.94%) S&P500:4204ドル +48(1.16%) NASDAQ:13748ドル +277(2.06%) RUSSELL2000:2268ドル +53(2.42%) 日経:29149円 +831(2.94%) 米長期金利(10年):1.581% 米長期金利(30年):2.263% USDJPY:109.855 EURUSD:1.21924 EURJPY:133.927 今週のニューヨーク市場は上昇しました。 米長期金利(10年)は1.581%、10年BEIは2.42%です。 ダウは小動きでしたが、バイデン

  • TradingviewをPine Scriptでカスタマイズ

    Tradingviewはチャートサービスの一つです。 PCではブラウザで利用できるのに加え、iOSやAndroidのアプリもあるので様々な使い方ができます。 Tradingviewのサイトはこちらです。 チャートやアラートのPine Scriptでのカスタマイズがかなり高機能なので、いくつか紹介します。 カスタマイズ方法 公式の「Pineスクリプトとは何ですか?」というヘルプを参照していただければと思います。 PineスクリプトはTradingViewが開発したプログラミング言語で、チャートに追加してテクニカル分析を行う為の独自のインジケーターやストラテジーの作成に用いら

  • 2021/5/22 週間マーケットレポート

    DOW:34207ドル -174(-0.51%) S&P500:4155ドル -17(-0.43%) NASDAQ:13470ドル +41(0.31%) RUSSELL2000:2215ドル -9(-0.42%) 日経:28317円 +233(0.83%) 米長期金利(10年):1.632% 米長期金利(30年):2.333% USDJPY:108.925 EURUSD:1.218 EURJPY:132.671 今週のニューヨーク市場は横ばいでした。 週間で見ると結果的に横ばいでしたが、ダウは場中の最安値では33473ドルをつけるなど、下落幅の大きい場面もありました。 ビッ

  • アメリカのインフレは過度に心配する必要はなさそう

    インフレ懸念とCRB指数 このところコモディティ価格の高騰や労働力不足により、インフレ懸念が広がっています。 株価の下落とともにニュースにも取り上げられることが多くなってきました。 コモディティ価格の指標として、19品目からなるCRB指数があります。 現在の銘柄は原油、無鉛ガソリン、暖房油、天然ガス、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、トウモロコシ、大豆、小麦、綿、生牛、豚肉、コーヒー、ココア、オレンジジュース、砂糖です。 個別の価格推移はtradingeconomicsから確認できます。 CRB指数の5年間の推移は以下です。 tradingeconomicsより

  • 2021/5/15 週間マーケットレポート

    DOW:34382ドル -395(-1.14%) S&P500:4173ドル -58(-1.39%) NASDAQ:13429ドル -322(-2.34%) RUSSELL2000:2224ドル -47(-2.07%) 日経:28084円 -1273(-4.34%) 米長期金利(10年):1.635% 米長期金利(30年):2.355% USDJPY:109.357 EURUSD:1.2143 EURJPY:132.792 ニューヨーク市場は大幅に下落してから反発しました。 週間ではすべての指数がマイナスとなっています。 米長期金利(10年)は1.635%、10年BEIは

  • 村田製作所(6981)2020Q4決算 過去最高益もコンセンサスに届かず

    村田製作所(6981)の2020Q4決算についてです。 決算資料はこちらです。   決算概要 以下、%での表示は全てYoYです。 売上:16302億円 +6.3% 税引前利益:3164億円 +24.6%(コンセンサス予想 3642億円) FY2021予想売上:16600億円(コンセンサス予想 17201億円) FY2021予想税引前利益:3220億円 (コンセンサス予想 3588億円) IFISより 2020Q4決算の税引前利益はコンセンサス予想を下回りました。 また、ガイダンスもコンセンサス予想に届きませんでした。 通期の売上高・利益は過去最高

  • 2021/5/8 週間マーケットレポート

    DOW:34777ドル +902(2.67%) S&P500:4232ドル +51(1.23%) NASDAQ:13752ドル -210(-1.51%) RUSSELL2000:2271ドル +5(0.23%) 日経:29357円 +545(1.89%) 米長期金利(10年):1.577% 米長期金利(30年):2.277% USDJPY:108.5925 EURUSD:1.21637 EURJPY:132.089 今週のニューヨーク市場はまちまちでした。 ダウは最高値を更新しましたが、NASDAQは調整しています。 米長期金利(10年)は1.577%、10年BEIは2.4

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