先日、岩手県南歌人クラブ会長の羽藤堯さんから垂涎の高著が届いた。早速拝読させていただいたが、表紙の牡丹の花の写真がとてもいい。今は亡き奥様が愛情を込めて育てた牡丹のようである。私が短歌を始める切っ掛けとなったのは、祖母の影響も多分にあるが、中学の国語の教科書に載っていた木下利玄の一首、「牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置のたしかさ」に心惹かれたのが一番の切っ掛けだった。我が家でも庭の片隅...
トレーニング内容や大会情報がメインのブログですが、今ではなんでもありの日記です。
岩手県平泉町でトレーニングジムを営んでおります。ブログ開設当初は、トレーニングの日記や大会情報等の発信が目的で開設致しましたが、如何せん「ネタ切れ」もありまして、何でも雑記(気が向いたら書く)と相成りました。
「秋」を意識するのに、勿論1番目は紅葉だが、2番目は新米を食すこと。3番目もやはり食べることだが、私の場合は特にポーポーを食す時だ。そのポーポーの実が食べ頃を迎えている。昨秋はハクビシンとの取り合いもあったが、一番印象に残っているのは一昨年のスズメバチとの取り合いだった。と云うのも、一昨年の夏頃から我が家の土蔵の軒下にスズメバチの営巣が始まり、秋になると頻繁に熟したポーポーを食べに来ていた。それを確...
「経世済民」「経国済民」とは、「世の中を治め、民衆を苦しみから救済すること」と云う意味だと解釈しているが、現在コロナ禍で国民は苦しみ、多くの民衆は救いを求めている。幸福に暮らせるや否や、政治の果たす役割は実に大きい。国全体の舵取りは国会議員、その頂点に立つのが総理総裁。3日後に自民党の総裁選があり、その後に解散総選挙を控えている。一方、地方の選挙も、間もなく始まる。私の地元である岩手県一関市でも市...
我が家は江戸時代末期に建てられた古民家であり、経年の劣化は隠しようがない。居間の北側には明り取り用の障子戸があり、今尚現役として夏は涼しさ、冬は暖かさを提供してくれている。特に冬は家中に冷気を持ち込まぬ有り難い存在である。しかしながら組子や桟の劣化はもとより、障子紙に至ってはかなりの年季もので、相当以前からそのままの状態である。良く云えば、古家に相応しい色合いとなってよく馴染んでいる。しかしながら...
歌集エッセイ『清晨』が出来上がった。私の著書は単行本も含めると切りのいい10冊目となる。歌集エッセイとは変わったタイトルだが、今回の拙著はB5変形サイズの100頁。そのうち55頁分が短歌336首を収め、他にフォト短歌11首を加えると短歌は347首。それにエッセイを11編。写真に詩と短歌をコラボしたフォト詩歌を2作品掲載し、歌集をメインに編纂したものだ。価格は無しに非売品とした。と云うのも、今迄のオンデマンド出版はキャ...
本日、私にとって今年初のコメ検査を行った。約一年ぶりの検査とあり、勘を戻すのに多少時間がかかるのではと不安もあったが、案ずるより産むが易し。杞憂に終わった。今年はお盆前後の低温や9月に入っての高温など、青未熟や白未熟などが懸念された。しかしながら実際に検査をしてみると、多少青未熟やカメムシ被害は見受けられたものの、一関市舞川地区の令和3年度産新米はほぼ一等米であり、幸先の良いスタートとなった。現在盛...
今年度のコメの買い取り価格の案内が届いた。一瞬目を疑った。<うるち米>ひとめぼれ(特栽) 1等米(30kg)・・・4,775円ひとめぼれ(限定) 1等米(30kg)・・・4,700円あきたこまち(限定)1等米(30kg)・・・4,450円ササニシキ 1等米(30kg)・・・4,650円コシヒカリ 1等米(30kg)・・・4,400円どんぴしゃり 1等米(30kg)・・・4,250円など、2等米になると更に500円も安い。とんでもない価格だ...
いやはや今日は参った。 と云うのも、秋彼岸が近いこともあり、お墓周辺の草刈りをしようと軽トラで墓地まで行った。駐車場から墓地まで多少離れていることから、念の為に鍵をかけて墓地に向かった。汗を掻きかき無事に草刈りが終わり、さあ帰ろうとポケットに手を突っ込んだところ、ある筈の鍵がないのである。鍵を締め忘れたかと、ドアを開けようとしたがしっかりと閉まっていた。一瞬狐につままれたように、暫しの間放心状態だ...
出遅れたものの、本日無事に2回目のワクチン接種を終えた。先月から全国的にコロナ感染者が増えたことから、若干の焦りがあった。ここに来て、感染者は減り始めてはいるものの、2回目のワクチン接種に一安心である。とは云え、ブレークスルー感染の報告もあり、油断はできない。感染対策は今迄通り続けなければならない。友人らとの呑み会は暫く遠ざかり、恋しさが募るばかりだが、「今暫くの辛抱だ」と自分にいい聞かせている。た...
今は使わなくなった、若い頃の思い出が詰まる部屋に久方ぶりに入ってみた。震災以降は特に物置と化している。いつか片付けようと思いながらも、かなりの年月が経ってしまった。部屋の中を見回すと、昔のレコードが目に止まった。懐かしい! 実に懐かしい。中学時代の思い出のレコードである。その中の一枚、1972年にリリースされた上條恒彦さんの「出発の歌」である。初めて聴いた時はその歌唱力に衝撃を受けたものだ。母に強請っ...
岩手県南部の圃場も随分黄金色に色づいてきた。いよいよ秋の刈り入れが始ろうとしている。本日、西武営農振興センター会議室を会場に、令和3年度の農産物検査員による鑑定会及び出発式が行われた。今年も稲の生育は順調とあって、例年よりも一週間程早い収穫とみられている。昨年は7月から8月にかけての日照不足もあり、いもち病の発生が多く見られたが、今年はそれ程ではなさそうだ。また、9月8日現在、今のところ残暑もそれ程厳...
コロナ関連の倒産、廃業が相次いでいる。感染防止の為、三密回避の励行や外出自粛等で経済に与える影響は計り知れない。倒産や廃業が相次ぐことによって、コロナ収束以降、需要に対して供給が追いつかなくなることが懸念される。不便さは勿論、物価の上昇に繋がる。今コロナ禍で瀕する企業(個人事業含む)を救わなければ、今後の経済安定は厳しいと云わざるを得ない。「持続化給付金ではひと月の電気代にもならない」と経営者たち...
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先日、岩手県南歌人クラブ会長の羽藤堯さんから垂涎の高著が届いた。早速拝読させていただいたが、表紙の牡丹の花の写真がとてもいい。今は亡き奥様が愛情を込めて育てた牡丹のようである。私が短歌を始める切っ掛けとなったのは、祖母の影響も多分にあるが、中学の国語の教科書に載っていた木下利玄の一首、「牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置のたしかさ」に心惹かれたのが一番の切っ掛けだった。我が家でも庭の片隅...
日本全国で封切りとなった映画「オッペンハイマー」だが、私の地元の映画館ではまだ先のようである。 ご周知の通り、オッペンハイマーは原爆を開発した科学者だが、かなり苦悩の人生を歩んだようである。それもその筈、広島県で1945年末迄に約14万人、長崎県では約7万4000人 、合わせると21万人以上の人間の命を奪った。米国側からすれば、原爆のお陰で米国人の犠牲者が減り、戦争を終結させたと喜んでいるようだが、とんでも...
今日の地元紙に、みちのくあじさい園「しゃくなげまつり」の記事が載っていた。5月はシャクナゲ(40種350株)、6月はカルミア(15種類)、7月はあじさい祭り(5百種6万株)と、みちのくあじさい園では3ヶ月続けて花祭りが開催される。その花祭りの初陣を飾るのが「しゃくなげまつり」である。今年は4月28日(日)から開園となり、5月中旬迄見頃となる。その後6月1日(土)(予定)から「カルミアまつり」が始まり、6月の中旬頃迄、...
方言とは、広辞苑によると「共通語に対してある地方だけで使用される語」とある。では共通語とは、「言語社会に於いて、その地域に渡って共通する言語や方言」とある。ということは、全域に渡って通用すれば方言と云わず、共通語と云っていいことになる。岩手県南地方の方言を5000語以上収めた方言集がこのほど出版された。一関市萩荘在住の齋藤初美(85)さんの編纂によるもので、方言と共通語を両引き出来る一冊である。東日本大...
昨日、北上市総合体育館のトレーニングルームを会場に、第38回岩手県パワーリフティング選手権大会 併催 第41回岩手県オープンベンチプレス選手権大会が開催された。ベンチプレスのチャレンジコーナーもあり、コロナ禍が収束傾向にあることもあって、賑わいが戻りつつあるようだ。今年の佐賀国体公開競技の予選は既に昨秋の大会で終了してはいるものの、かなり白熱した競技が続いた。岩手県選手団のレベルもかなり上がってきている...
ここ岩手県南でも、令和6年度産米の生産に向けいよいよ動き出した。我が家の生産米品種は「ひとめぼれ」。重い腰に鞭を入れ「よっしゃ!」と気合を入れて作業着に着替えた。先ず手始めにトラクターの点検をすることにした。ところが、前輪のひび割れがやけに気になる。昨春、経年劣化によるパンクの為、後輪2輪ともに交換したばかりだが、前輪も交換することにし、早速JA機械センターに依頼することにした。自宅に戻り次第、早速田...
昨年父を看取ってから1年近く経つが、歩行困難となった父の世話は大変だった。幸いにも老人施設への入所が叶い、私としては精神的にも肉体的にも非常に楽になったことを覚えている。ただ、家族の負担を気遣い、入所することを口に出して拒みはしなかったが、父にとっては不本意だったろうと思う。叶うものなら、訪問介護のお世話になりながらも、最期の最期迄自宅で過ごしたかったに違いない・・・。今、その訪問介護をめぐり、 ...
昨日、一関文化センター小ホールを会場に、『文芸いわい』の第3回刊行委員会が開かれた。内田正好刊行委員長挨拶の後、第37号刊行の事業報告及び決算報告、反省点などが話し合われて次号(第38号)刊行を目指し、侃々諤々と話し合われた。協議の内容に触れる前に、『文芸いわい』について少しばかり触れておきたい。『文芸いわい』は、いわい地方芸術文化団体協議会(事務局:一関文化センター)が発刊する地域の年刊誌で、岩手県...
昨日、中尊寺光勝院を会場に、来たる4月26日開催の第44回中尊寺西行祭短歌大会出詠歌の校正作業及び役員会が行われた。コロナ禍以来、一昨年9月と昨年4月の開催に続き、今回は東直子先生を選者にお迎えして開催される。今年は金色堂建立900年目を迎える記念大会でもあり、出詠歌も141首と、コロナ禍以前に戻りつつあるようだ。遠くは熊本県や徳島県、広島県や兵庫県からの応募もあり、充実した短歌大会を迎えそうである。校正作業...
魚を描かせたら日本一、いや、世界一の画家、白石隆一画伯生誕120年企画展が、一関市千厩町のせんまや街角資料館を会場に開催された。時間調整を図りながら、なんとか無事に最終日の昨日訪れることができた。会場には、白石画伯(1904~85年)と親交のあった方たち個人所有の、今迄見たことのない作品が多く展示されていた。特に鮎(アユ)や曹以(ソイ)、目抜(メヌケ)や鮃(ヒラメ)などは、今にでも画布から飛び出してきそう...
今年1月16日のブログに、「理想の二拠点生活」とのタイトルで書いた正月スペシャル番組の放送で、静岡県とニュージーランドでの二拠点生活を送る方の娘さんの紹介で、ニュージーランド北部で生活するアランさんの一軒家が紹介された。昨夜放送されたのがそのアランさん(正確にはアランさんの奥さん)から紹介されたポツンと一軒家だった。その一軒家には、89才のお二方が住んでおり、アランさん宅同様、行き来は船を使っての移動...
新型コロナを機に、テレワークによるオンライン会議など、ビジネス環境は一変し、日本のみならず世界は急速にDX化が進んでいる。そんななか、国会などにおけるタブレットやスマホの使用をめぐり、何やらはかはかと揉めているようである。衆議院に於いては、各委員会では2020年以降タブレットの持ち込みはOKだが、本会議はダメ。しかも両方とも通信機能はダメとのこと。参議院の各委員会では 続きを読む・見る>>...
今日で2011年3月11日発災の東日本大震災から丁度13年目を迎える。長いようであっという間の13年だった。先ず以て被災された方々、今年元日発災の能登半島地震で被災された方々に対し、心底より哀悼の誠を捧げます。さて、昨日の午後1時30分より、一関市立図書館(1階学習室)を会場に、「お能と農とサッカーと~案外身近な能の世界」と題して、能楽喜多流教士・同舞教士・エッセイストの千葉万美子さんによる郷土資料講座が行われ...
決して忘れることの出来ない東日本大震災からあと3日で13年目を迎える。先月の13日、経産省は核ゴミの最終処分場選定の為、第1段階の「文献調査」の報告書案を公表した。それによると北海道の寿都町と神恵内村の候補地が第2段階の「概要調査」に進む見通しのようである。処分場の選定として、「文献」「概要」「精密」と云った3段階の調査の結果、最終的には地元市町村と知事の同意を得た上で最終処分地として決定するとのことだが...
ウクライナやガザ地区への侵攻が更に激化している。3年目を迎えたウクライナ戦争では、ウクライナ・ロシア両軍併せて既に50万人以上の戦死者が出ている、との推計が出ていると云う。戦禍による犠牲者と云えば真っ先に思い浮かぶのが子供や老人など、なんの罪もない民間人である。ウクライナでは既に少なくとも1万人以上の民間人が犠牲になっているとのこと。しかしながら正確な確認は時間を要する為、実際にはもっと多いと目され...
みちのくあじさい園では、正面入口の工事が急ピッチで進められている。以前は正面の第一駐車場から園内に進むと左手に事務所と受付があり、大きなハウスをくぐりながら園内に入っていた。昨年末から工事が始まり、ハウスを撤去した後に売店が入った建物が新たに建てられ、明日そのお披露目がある。みちのくあじさい園では、5月上旬から「しゃくなげ祭り」5月後半から6月中旬にかけて「カルミア祭り」、6月の後半には本命の「あじさ...
先日の日曜日、そろそろポツンと一軒家が始まる頃だなと、作り終わったラーメンをテレビのある居間のテーブルに置き、テレビのスイッチを入れたところ、既に始まっていた。時計を確認するといつもよりも10分程早い。普段殆ど見ることのないテレビ欄を確認してみると、なんと2時間スペシャルであった。ともあれいつものように、ラーメンの湯気越しに観賞することになった。場面は私設美術館の現代アート作品が紹介されていたところ...
昨年の暮れより、編纂に取り掛かってきたフォト短歌エッセー集「千年目の光」が無事、アマゾンや楽天ブックス等で発売されることになった。以前の著書はキャノンのPHOTOPRESSOでの制作及び販売によるものだったが、そのサービスが中止されたことから、データも全て雲散霧消の憂き目にあった。それらの著作を含めると当著で13冊目だが、いずれ機会をみて復刻版として今回のようにオンデマンド(POD)出版を試みたい。『フォト短歌エ...
「今冬は温かいな」と思っていた矢先、しっかりと寒が戻ってきたようである。そんななか、先日の地元紙に楽しみな記事が載っていた。菊池雄星投手、大谷翔平選手らの高校の後輩がアメリカの大学、それも名門スタンフォード大学に進学することが決まったとのこと。ご周知の佐々木麟太郎(花巻東高3年)選手である。花巻東高在校時に歴代最多となる140本塁打を記録。超ド級のパワースラッガーである。環境というのは大変重要であり、...
本日より、第4回舞川の風物写真展が一関市舞川市民センターで開かれている。展示期間は2月16日(金)~2月25日(日)迄の10日間。時間は午前9時より午後8時迄。75点の出品写真の他に、過去の写真展毎の作品を一冊に纏めたフォトブックや、みちのくあじさい園を取り上げた企業のカレンダーなどが展示されている。因みに私もフォト短歌1点を含む5作品を展示していただいた。第4回舞川の風物写真展場所:一関市舞川市民センター(一関...
昨日、一関文化センター小ホールを会場に、令和5年度一関文化協会総会が開催された。総会が始まる前、一関地方の文化活動に対する功労者3名の表彰が行われた。私が所属する一関地方短歌会前会長の小野寺政賢さんもその一人である。長年に亘り、一関地方短歌会の中核を成し、組織を支えてこられた。ここ数年はコロナ禍により大会は中止を余儀なくされ、また、高齢化もあってか会員減少の進むなか、懸命に頑張ってこられた。この度の...
以前「逆転の発想」と題して岩手県知事に提言したことがある。高齢化が進む今日、若者らの招聘に力を入れることは勿論良いことだが、逆転の発想で、「全国から老人を招き入れたらどうか」との内容の提言だった。と云うのも、東日本大震災により、沿岸部では多くの犠牲者を出した。また、内陸部でも新聞の慶弔欄を見ると、誕生欄より遥かに死亡欄の方が多い。年々人口が減り続けているのだ。喩え新生児が生まれ、慶んだとしても、や...
4月16日(日)午後3時より、一関文化伝承館(旧・一関市立相川小学校跡地)前庭を会場に第1回舞川桜まつりが開催された。旧・相川小学校の校庭には樹齢百年を越えるであろう老樹のヤマザクラ(?)が存在感を示し、春には見る者の心を和ませている。その桜をバックに、郷土芸能(謡曲、蓬田神楽、善楽流獅子舞、行山流舞川鹿子躍)を観賞しようと、地元の課題対策協議会(課題協)が主催し、初めて開催することになった。予定では...
昨日、現職の総理を狙った爆弾テロがあった。幸い大惨事には至らなかったものの、もう二度とこんなことは起こらないで欲しい。動機などはこれから判明するだろうが、動機云々の問題ではない。さて、先日の地元紙に「リユース活動促進で協定 広域行政組合とジモティー」とあった。当地、岩手県一関市では、人口が減少しているにも拘わらず、一人一日当たりの家庭系廃棄物が減らないことから、3R(リデュース、リユース、リサイクル...
北上市の日本現代詩歌文学館主催の短歌実作講座受講の受付が始まった。私は5年前の2018年の秋迄、当時日本現代詩歌文学館の館長だった故・篠弘先生の講義を受けたが、短歌実作講座はそれ以来の受講となる。当時は9月から11月迄、月1回、年3回の受講だったが、今年はコスモス選者の小島さゆり先生が講師を務められ、5月から7月迄の3回の講座となる。昨日、早速私も受付を済ませてきた。先日のブログ等でも、「マンネリ化への刺戟剤...
一昨日、北上総合体育館を会場に第36回岩手県パワーリフティング選手権大会 併催 第39回岩手県オープンベンチプレス選手権大会が行われた。参加者数は決して多くはなかったものの、内容の濃い大会だった。県協会最高顧問の岩崎実さん(82歳)の活躍により、地元のテレビ局や新聞社の取材もあり、それに刺激を受けた79歳の佐藤勝夫さんが今回初出場。男子ノーギア(M4)83kg級で見事90kgの挙上に成功した。以前にも紹介した通り、日...
昨夜帰宅すると郵便受けに嵩張る物が見えた。取り出してみると日本歌人クラブの封書と、NHK学園からの郵便物だった。早速開封してみると、NHKの封筒には第24回NHK全国短歌大会の入選証が入っていた。今迄一度も応募したことはなかったが、昨年の秋、歌友であり高校らいの友人が亡くなった。その友人が生前、何度となくNHK全国短歌大会に出詠していたこともあり、追悼の意を込めて私も応募してみることにした。また、日本歌人クラブ...
ここ岩手県南部も桜が一斉に咲き始めた。じっくりと花見に興じたいところだが、春本番を迎え、ボチボチと野良仕事を始めなければならない。昨日は腐葉土や石灰を撒き、トラクターで畑の耕起作業を行った。順番は逆のようだが、時が経てば一緒だろう・・・。冬季間、殆ど身体を動かさなかったこともあり、かなり身体はなまっていた。少し動いただけだが、今日は筋肉痛である。一般的には、大腿四頭筋などの大きな部位の筋肉痛は、年...
統一地方選挙・衆参補欠選挙の投票日が近づいている。各党おのおの、選挙に向けて政治活動が活発化している。そんななか、Youtubeである動画に不快感を覚えずにはいられなかった。新進気鋭の党首で、これからの日本を背負って立つであろう人材として私は注目し期待もしていた。ただ、とある地方選挙区で、候補者が街頭演説していた時、メモ書きに目を通しながら必死に、一生懸命演説していた。その時、「メモを見ないで喋るように...
昨日、一関文化センターを会場に、令和5年度一関地方短歌会春季短歌大会が無事に終わった。短歌結社コスモス所属の斉藤梢先生を選者に迎え、午前10時から開会式が始まり、昨秋の大会から約半年ぶりの歌会が始まった。昨今の短歌ブームとは疎遠な地方短歌会。コロナ禍もあって年々参加者が減り、ジリ貧状態のなかでの開催となり多少寂しくもあったが、斉藤先生の温かなアドバイスや的確なご教示のお陰で、会場は微笑ましい雰囲気に...
久方ぶりに心底から共感の持てる寄稿文に出会った。文藝春秋4月号の77頁。「古風堂々・47」巻頭随筆、藤原正彦(作家、数学者)氏の寄稿文である。「深い洞察は常に一人の人間の呻吟により生まれる」との一文が印象的だ。洞察力の乏しい最近の為政者や官僚らにより、バブル崩壊以降、30年に渡って日本はデフレによる経済の低迷を続けている。何故なら、財政の健全化を旨とし、緊縮をよしとする財政政策をぎりぎりじわじわと進めて...
本日、中尊寺の光勝院にて、来月28日に行われる中尊寺西行祭短歌大会詠草集の校正作業があった。今回は139首の応募歌があり、コロナ禍以前の賑わいに少しだが戻りつつあるようだ。今回の第43回中尊寺西行祭短歌大会は、藤原龍一郎先生(日本歌人クラブ会長)を講師に招いて開催される。会場は中尊寺本堂裏手の光勝院。タイムスケジュールは午後1時に西行法師の追善法要があり、その後藤原先生による講演。その後直ぐに歌会が始まる...
「すまなかった」では絶対に済まされない一つに、「冤罪事件」がある。冤罪とは「無実であるのに、濡れ衣を着せられるなど、犯罪者として扱われること」を云う謂わば検察や裁判官の「過ち」によって有罪と確定されることを云うが、過去には免田事件や島田事件のように、再審請求を受理され、無罪判決となったケースもある。また、1990年5月には、4歳の少女が殺害された「足利事件」があるが、元被告人の菅家さんが、当時のDNA鑑...
岩手県出身の若いスポーツ選手が多方面で活躍している。現在WBCで日本中を沸かせている大谷翔平選手や佐々木朗希選手。冬季競技ではジャンパーの小林陵侑選手はウインタースポーツに興味のない人たちでも名前ぐらいは知っているだろう。ただ、若い選手だけではない。岩手県北上市に、82歳の現役ベンチプレッサーがいる。岩崎実さんその人である。今年1月開催の第24回ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会66kg級(M5)で見事金...
昨夜のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)豪州戦には、兎にも角にも感動させられた。1回の表、トップバッターのヌートバー選手が先制打で出塁、続く2番バッターの近藤健介選手もシングルヒット。続くバッターは3番大谷翔平選手。無死、1・2塁、開始早々早くもお誂えの見せ場がやってきた。私は確信した。大谷選手なら必ず見せてくれると。1球目空振りの後の2球目、大谷選手が放った打球は右中間席上部、自身の顔が写ってい...
コンクリートの耐久性について、一般的な耐用年数は100年と云われている。塩害の恐れのある沿岸部ではその半分の約50年程度と云われている。今問題になっているのが、過去に造られた構造物の寿命の問題である。今から約11年前の笹子トンネル崩落事故は記憶に新しいが、トンネルや橋梁、河川や海洋の護岸など、老朽化による社会インフラが深刻な問題となっている。特に1970年代、田中角栄の日本列島改造論による 続きを読む・見る...
悪夢の東日本大震災から12年目の春を迎えた。「十年ひと昔」から2年が経ったと云うのに、つい最近のことのように思えて仕方がない。「光陰流水の如し」「歳月人を待たず」コロナ禍のもと、自粛生活を余儀なくされ静かに暮らしてきたこともある。その為多少長く感じるときもあったが、こうして過去を振り返ってみると、やはり「烏兎匆匆」である。一週間程前、何気にテレビのスイッチを入れてみたところ、聞き覚えのある名前が聞こ...
昨夜の「ポツンと一軒家」も実に感動的であった。宮城県の南三陸町にワカメを餌に羊を育てている「NPO法人さとうみファーム」がその舞台である。南三陸町歌津の山中に、元牛舎だった所に150頭(麓の羊舎には40頭の合計190頭飼育)の羊を飼っていた。その世話をしている青年が、今から12年前の東日本大震災の折、学生ボランティアとして南三陸町に訪れ、それ以来町民となって地元に貢献している。被災地のあまりの惨状に言葉を失い...
2月6日発生のトルコ南部を震源とするトルコ大地震の被害は甚大だった。隣国のシリアも含めると死者数が5万人を超えた。津波被害を含めない地震被害としてはかなりの犠牲者である。関東大震災では10万5千人以上、また、記憶に新しい地震では7万人近くの犠牲者を出した2008年中国の四川大地震を思い出す。天変地異はいつ何時、予想打にしない時に襲い来るものだ。ただ、今回のトルコ大地震の被災は、人災であったことは多分にある。1...
昭和23年から令和2年迄の交通事故死亡者数の推移をみると、右肩下がりでかなり減ってきているようだ。昭和45年の16,765人を最高に、一昨年の令和2年は初めて3,000人を割る2,839人と、統計を取り始めた昭和23年以降最小人数のようだ。各ドライバーの交通ルール遵守もあるだろうが、やはり自動車自体の安全性の向上が大きいと思われる。また、昨年(令和4年)の結果発表では、2,610人と6年連続で最小記録を更新しているとのこと。有...