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2014/11/03

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  • 落下の衝撃ローライ35の巻

    やっと一段落出来ました。相変わらず暑い日が続きますので外出は控えてエアコンを利かせた部屋でカメラを直している方が安全です。そんなところにローライ35#3154XXXが来ましたよ。不注意で落下をさせてしまい、シャッターの低速側がおかしくなったとのことです。カメラを振ると「カチャカチャ」と変な音がします。後で分解してみるとネジが1本遊んでおりました。トップカバーとシャッターダイヤルを分離して原因を探りましたが、予想していた部分の故障ではなく、地板を取り出して点検しなければならない状況です。前カバーを分離して作動を確認して行きます。シャッターダイヤル部分が落下時に当たって陥没と機械にもダメージがありました。陥没の修復とガバナーの調整をしておきます。シャッターダイヤルの「4」右に欠けている部分があります。ここに衝...落下の衝撃ローライ35の巻

  • しばらく更新が減りますの巻

    毎日大勢の方がブログを見てくださっているので私も頑張って更新をさせて頂いていますが、9月の中古カメラ市用の作業が詰まっていまして更新をする余裕がきびしくなりました。8月後半までは、たまに見に来て頂く程度で丁度良いと思いますので悪しからずよろしくお願いいたしますね。で、PEN-FTのオーバーホールのご依頼で到着していますが鉄道模型も入っていました。アメリカ型の蒸気ですが、MADEINJAPANは分かったのですがメーカーが不明です。HO模型とトーイの中間のような車両で私も見たことがありません。B型の蒸気は古くなると軸の摩耗などによりロッドの位相が狂ってまともに走らなくなりますね。この個体もモーターも回りません。ブラシの形式がエンドウに似ていますがもっとランクは下がるようです。マグネットの接着離脱などがあります...しばらく更新が減りますの巻

  • 31万台のPEN-FTブラックの巻

    さて、暑くても作業はして行きます。PEN-FTブラックの#3159XXと良い時期の個体ですが、巻上げのゴリツキとハーフミラーの劣化ぐらいかなぁ、気になるところは。恐らくこのカメラもあまり書くところが無いと思います。未分解機と思いましたが、アンダーカバーに打痕の修正痕とトップカバーを外してみると青のビニールテープ。まてよ、このテープの色は何度か見た記憶があります。ハーフミラーを交換した形跡も無し。モルトもやり直した形跡無し。何をしたのでしょうね?では、暑いのでゆっくり確実に作業をして行きます。ダイカスト本体を洗浄してモルト貼り、スプロケット軸などを取付けて行きます。31万台のPEN-FTブラックの巻

  • 暑さは今日までベビーローライの巻

    異常な高温は今日までとのことで、睡眠不足のためか早くも夏バテの症状が出て来ました。作業途中で小休止をすると睡魔が襲って来ます。作業はベビーローライですが、特に壊れているわけではなく、シャッター不調やレンズの汚れなどで、通常のメンテナンスですから書くこともありません。低速とセルフタイマーが不調ですのでガバナーを分離洗浄します。繰り出しにゴリツキがありますのでフォーカシングカムなどにグリス塗布します。スクリーンとミラーの清掃。スクリーンの構造は他のローライとは異なります。正確に位置合わせをしないとフード締め込みで割る危険があります。前カバーにシャッター、絞りリングが付いていないので取付けは簡単。ただし、ロッキングレバーの取付は少し面倒。シボ革の剥がれ補修と外観清掃をして完成。トミーのリペイント(tomys80...暑さは今日までベビーローライの巻

  • オーバーホールするよPEN-Dの巻

    寝起きのアイフォンに「きわめて危険」と表示されていました。今日は気温が上がりますね。皆さんも熱中症に充分お気を付けください。私はクーラーを利かせて一日作業をします。で、カメラ店様ご依頼のPENは費用的な制約で限定修理が多く、オーバーホールになることは稀です。特にPEN-Dの状態のよろしくない個体となると余計ですが、今回はオーバーホールご指示を頂きました。じゃ、頑張るよ。気になるところを列挙しておきますよ。この個体はかなり乱暴に使われた個体で外観もへこみがありますがレンズは前玉に傷が多いです。交換したいところです。巻き上げのロックが掛からないとのこと。このカメラでは良くあることです。↓の部分が陥没気味です。PEN-Dのトップカバーは開口面が大きく、またカメラが重いですからゴツンと当てると大きなダメージになり...オーバーホールするよPEN-Dの巻

  • 電池液漏れローライ35の巻

    すみません。当初はお見積り案件でしたので画像を撮っていませんでした。ローライ35#3111XXXドイツですがft機なので北米からの仕入でしょうか?全体に汚れ放題と言う個体でしたが、問題は電池室から電解液が漏れていて、基板とCdsも侵されており、そこまでで止まってくれたらラッキーでしたが残念ながいくらゴッセンのメーターでもダウンです。メーターに電流を流すとコイルは磁石の性質を帯びて回転トルクが発生し電流の強さに比例して針が振れる。のですが、このメーターは全く振れません。経験的に電池を入れっぱなしにして電解液が漏れた個体はメーターも不動となるものが多いと思います。気化ガスによってコイルが腐食をして断線しているのか目視では分かりません。カメラ店様ではメーター不動で販売されるそうです。できれば何とかしたいですが最...電池液漏れローライ35の巻

  • 汚れ放題PEN-Sの巻

    梅雨も明けていないのに今日は「熱中症警戒アラート」が発表されましたのでやっとクーラーを使用して作業をしていました。皆さまも熱中症には充分ご注意ください。まずはコンタックスⅢAの裏蓋変形を修正せよ。とのご指示。どこ?あぁ、これか・・変に盛り上がって本体からの脱着がスムーズではないですね。こういう細かな作業依頼もありますね。素材のスチールが陥没変形している部分は直りませんが、タッチアップ塗装をして本体に取付けましたがスムーズに嵌ります。これで完了です。本題です。しかし、どことなく薄汚れたカメラですね。PEN-S#3145XXは、シャッター完成(コパル)昭和37年11月。カメラ完成は同じ1962年11月です。長く生産されたPEN-Sとしては前期(発売は1960年6月)の個体ですから古いです。鏡胴回りも汚れていま...汚れ放題PEN-Sの巻

  • いろいろ難題が・・ローライ35SEの巻

    ローライ35系の中でも35SE(TE)は露出表示をファインダー内のLED表示としたモデルですが、電子基板も入っており、作業の振動によっても不具合が出る可能性があるのであまり気が進まない機種です。いろいろ問題が出て来ますが、すでにこの画像中でも↙の部分に問題が出て来ます。電池は電池アダプターにボタン電池を4個入れて使います。ファインダー内のLED表示は一応点灯はしていますが、点灯しない場合もあったりで非常に不安定です。精度についても不明。ファインダーブロック内にLED基板があって、配線が左(見えない)にある基板と繋がっているため分離出来ませんので接眼側から分解して清掃をします。電池の液漏れもあったようです。余計に基板への影響が心配です。シャッターの分離と沈胴の作動が気になるので沈胴チューブも分離しました。こ...いろいろ難題が・・ローライ35SEの巻

  • 時間が空いたのでローライ35の巻

    シボ革の到着が遅れましたので別の作業をしておりますが、UP予定は無かったので画像は撮っていません。ドイツ製#3043XXXですが、「きれいにして」とのことでしたが、すでに真鍮層にまで腐食が進行していますので無理です。腐食を磨くとこのようになりました。露出計不動でしたが、原因は電池室にクラックが入って上方に盛り上がっているため接片が電池と接触していないためでした。少し前に同じドイツ製の個体でありましたね。どうも、古いドイツ製の個体から電池室の破壊が始まっているようです。対策としては、撮影していない時は電池を抜いて樹脂の電池室に負荷を掛けないことでしょうか?本体側のファインダーなどの清掃が終わりシャッターユニット(レンズ)と沈胴の調整をして行きます。レンズホコリの混入がありましたが、傷やカビ痕は無く良好になり...時間が空いたのでローライ35の巻

  • 外観ピカピカPEN-Wの巻

    これ以上の個体も見ていますが、この個体もかなり塗装がきれいです。PEN-W#1075XXは1964年11月(東京オリンピック開催の翌月)の製造。カメラ店様経由のご依頼ですが、珍しくシャッターは作動しますし、ファインダーが曇りが出ているくらいで、このまま使用されても全く問題のない状態です。分解歴も無いようにも見えますが・・あっ、ピントリングのイモネジが痛んでいます。ピント調整だけされたのかなぁ?トップカバーを開けてみます。あれ、バネの係り位置が違います。正しくは右の↗孔です。D系なら正しいのですけどね。これも間違いです。調整シムは↖のギヤの下に入ります。シャッターユニットを取り出してみると・・やっぱりシャッターは分解されていました。道理で動いているはずです。外観ピカピカPEN-Wの巻

  • ここは弱いよPEN-Fの巻

    中古店様から設計変更後のPEN-F#2648XXです。外観は比較的きれいで使い込まれてはいません。しかし、長期放置でレンズを装着するとリターンミラーが止まってしまいます。では、分解のためにトップカバーを外してみると・・あらら、スプロケット軸上の「バネ抑え」が斜めになっていますね。ここは設計変更をされているところですが、変更前でも同じで弱いところです。そもそも細いM1.7のネジの頭が巨大でしょ。しかも、緩みやすいので工場で組立時に緩み止めを塗布してねじ込ませているので緩めようとすると巨大な頭ですから大きなトルクが掛かって簡単に折れてしまいます。私もそれを充分に分かっているのに折る時があります。この個体の場合は分解歴は無いと思いますので、ネジに過大な力が掛かって折れたのでしょう。米谷さんの設計は無茶なところが...ここは弱いよPEN-Fの巻

  • AUTO TERA ⅡBってなに? の巻

    中古店様から見慣れないカメラが来また。AUTOTERAⅡBと彫刻されています。1950年代のカメラと思いますがTERAOKASEIKOSHOと刻印されています。寺岡精工所はハカリで有名なテラオカが製作したカメラのようです。「修理カルテ」に「ゼンマイ巻上げ」と記載されていました。この時代のヘリコイドグリスは品質が良くなかったようでヘリコイドが張り付いているカメラを見ますが、この個体もビクとも動ぎません。多少荒治療ですが何とか固着を取ります。調べてみると、巻上げはゼンマイによるスプリングモーターですが、連写が出来るという訳ではなく、画像の鏡胴を回転させることでフィルムの巻上げとチャージを完了させるということのようです。とすると指かけのようなレバーがないと・・内部にネジとピンが落ちていました。このことから指かけ...AUTOTERAⅡBってなに?の巻

  • 壊れたローライキンの修理の巻

    日本列島は蒸し暑い梅雨の季節で作業をしていても気が滅入ってしまいます。まして難儀な修理が続いているので余計です。最近ブログの進捗が進まないのはそのためで、このローライキンはノブの位置を規制する位置決めピンが無くなっていました。恐らくノブを無理に回転(本来回らない)させたのではないかと思われます。脱落したピンはノブ側にカシメられていたと思われますが、現品が無いので今回はネジを使って修理しました。内部は対角に爪が付いたリングが円周方向に動くことでギヤを進める構造ですが、正確に作動させるためには潤滑が非常に難しい。オイルやグリスを大量につければ動くというものではなく非常に神経質。最後に中央のリングナットをリングレンチで絞め込んで組立完成。表面の状態。カメラ本体に3本のネジで取り付けます。↗の部品は裏蓋を閉め込む...壊れたローライキンの修理の巻

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