青花シランは、青紫色の花を咲かせます。5月末の咲き始めです。6月2日の花、6月9日、6月13日の花です。鉢植えのシラン(3)青花シラン
「ムシトリナデシコ」(虫取り撫子)はナデシコ科の越年草です。ヨーロッパ原産で、江戸時代に観賞用に移入され、野生化した帰化植物です。30~60cmの茎上部に、花径1cm程の濃いピンクの5弁花が咲き、花の下方の茎に、茶色く粘液を分泌する部分があります。柴犬と散歩していた頃、道路脇に咲いていたので、種を採取し庭の通路脇に蒔きました。多年草ではないので、年々自然実生で移動し、いつの間にか消えました。近くの住宅跡地を、果樹と菜園に利用していますが、その菜園脇で隣家との境界に毎年開花しています。6月下旬の画像です。花は現在も、名残り花が咲いています。蟻が粘着した部分をアップして見ます。虫が付着しても、栄養として吸収することは無く食虫植物ではありません。授粉の手助けにならないものを、花から遠ざけるためでしょうか。空き地の「ムシトリナデシコ」
「鹿山」(カザン)は大盃の枝変わりで生まれた品種です。小鉢植えで、1輪だけ開花しました。開花しない年もあるので、記録としてアップします。6月上旬の1輪です。それも少し貧弱でした。葉が厚く角張った感じも鹿山の特徴です。過去画像を1枚、鉢植えのサツキ(1)「鹿山」
「京鹿子」(キョウガノコ)は、バラ科シモツケソウ属の多年草です。日本原産とされますが、自生は見られず、栽培されてきました。小さな花を密集させて咲く様子が、京都で染めた鹿の子絞りに似ていることから名付けられました。自宅南東側、ハナミズキとシャクナゲの背後で、シマススキの脇に苗を植えました。50cm程花茎を伸ばして、5月下旬の開花です。深い切れ込みの入った大きな緑葉は、径13~16cmです。花をアップして見ます。花径6~7mmで、紅色5弁の小花は、たくさんのオシベが目立ちます。6月初めの花、その4日後、更に4日後の6月9日、咲き終えた花が多くなりました。花後の6月下旬です。緑色で小さな果実が出来ています。庭の「京鹿子」
ミヤマキリシマツツジの園芸種で、「ミヤマ満月」です。挿し木したので2鉢で咲きました。白地に赤紫の覆輪が入る花です。5月中旬から開花しました。その3日後、5月下旬の花、5月末の花です。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(3)「ミヤマ満月」
東庭の空いている所にも3種ほど植えていますが、HCで購入した苗で、品種名は不明です。①ピンク系、②赤紫系、③赤系、庭の芝桜(2)東庭の3種
「白妙」(シロタエ)はミヤマキリシマの白花品種です。5月中旬の開花でした。その3日後、さらに3日後、花数は少しでしたが、まだ蕾があり、5月末まで咲きました。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(2)「白妙」
芝桜(シバザクラ)は、ハナシノブ科の多年草で北米原産、芝生状に密生して、桜型の花を咲かせます。自宅の南側、菜園コーナーとの間に果樹を植え、その下草として植えた芝桜で、4月~5月に咲いた花です。「ブルーアイ」という品種です。リンゴや梅などの果樹が大きくなったり、他の草が生えてくると、ブロックを越えて日当たりの良い菜園に移動してきます。「オータムローズ」という品種、(撮影時間により色が少し違って、)縮小した2種、「スカーレットフレーム」と、「多摩の流れ」です。庭の芝桜(1)果樹下の4種
ミヤマキリシマツツジ(深山霧島ツツジ)は、九州各地の高山に自生する1m程の低木です。枝先に紫紅色の花を、5~6月に咲かせます。小鉢植えの園芸種3鉢が開花しました。樹高は10cm前後です。「藤懸」(フジカケ)は、花色が藤色の品種です。5月初め、大きな蕾から、咲き出しました。その3日後、さらに3日後、5月中旬に咲いた花です。葉が小さいので、花を大きく感じます。鉢植えのミヤマキリシマツツジ(1)「藤懸」
「ツキヌキニンドウ」(突抜忍冬)はスイカズラ科で、北米原産の半常緑つる性花木です。長さ4~5cmの紅色の筒状花を輪生して咲かせ、先が5裂して開き、5本のオシベと1本のメシベを持ちます。5月上旬、咲き始めました。花序のすぐ下の葉だけ基部が合着し、茎が葉を突き抜けているように見えます。その3日後、咲き揃いました。5月中旬の花、花後に径8mmほどの赤い果実が出来る年がありますが、今年はできないので、過去画像を参考に、鉢植えの「ツキヌキニンドウ」
「シャスタデージー」はキク科の常緑多年草で、フランス菊と日本のハマギクを交配して、アメリカで作出された園芸種です。舌状花は白、中心部の筒状化は黄色で対比が美しい。①自宅周りの通路脇で、5月中旬です。②近くの住宅跡地で、果樹と菜園の境に、移植したものが、南側が駐車場西側が車道で、日当たりが良く、繁茂しました。アメリカ、カリフォルニア州のシャスタ山の雪の如く(花名)、一斉に開花しました。5月下旬の画像です。この西側で、ニンニク、ジャガイモ、サツマイモを栽培しています。庭の「シャスタデージー」
品種名は不明ですが、以前より庭にあるサツキの白花種です。東庭の赤松の南側で、5月上旬より開花し、5月下旬の花、6月上旬の花、6月中旬の花、樹の下方で少し遅れて咲きました。庭のサツキ(2)白花種
日本に自生するシランの基本種は紅紫色花ですが、「青花シラン」はその選抜品種です。5月下旬の蕾から、開花へ、その3日後の花、6月上旬の花、その6日後、6月中旬の花です。鉢植えの「青花シラン」
サツキ(皐月)はツツジ科の落葉低木で、関東以西の山中に自生し、他のツツジに比べて1か月ほど遅い開花です。旧暦の5月(皐月)頃に一斉に咲き揃うことから名付けられました。「大盃」(オオサカズキ)は一重中輪の園芸種で、古くから栽培される代表品種です。池周りと、玄関手前のハナミズキの樹下に植えました。5月中旬から咲き始め、①5月下旬の花、庭の北東にある池の南側です。②少し遅れて池の北側で、5月下旬、6月上旬の花です。③ハナミズキの樹下で、5月下旬~6月上旬の花です。庭のサツキ(1)「大盃」
一緒に植えた白花シランは、咲かなかったのですが、「口紅シラン」は咲きました。唇弁の先がピンクに染まる花です。5月中旬の咲き始め、その3日後の花、更に4日後の5月下旬の花、まだ花茎の先に蕾を着けて、その8日後の5月末日、紅紫色の基本種と一緒に6月上旬まで咲いていました。プランター植えの「シラン」(2)口紅シラン
「シラン」(紫蘭)はラン科の多年草で、日本・台湾・中国が原産地で、関東以西の日向の草原に自生します。プランターに、紅紫色の基本種と、白花種・口紅種の3種を植えました。地下に球状で緑色の偽球茎を持ちます。基本種の紅紫色花です。5月中旬の花、5月下旬の花、8日後の5月末日、口紅シランと一緒に、プランター植えの「シラン」(1)基本種
紅花ヤマボウシの「紅富士」(ベニフジ)も園芸品種で、富士山中で採取した種子を実生し、選別を繰り返して作出したそうです。「サトミ」に比べて、葉や苞が細長く、晩秋の紅葉も違います。今年は異常に開花数が少しでした。5月中旬の咲き始めです。5月下旬の開花姿です。花弁に見える苞の中心に丸い蕾の集合体があり、(その開花の様子は昨年の5月末の画像で)花が終わった6月上旬、6月中旬、小さな果実の集合果ができ、この後、花弁に見える苞が散り落ちます。下は昨年の画像で、例年たくさんの開花でした。今年は春から異常高温が続いているので、来年の開花も心配です。庭のヤマボウシ(2)「紅富士」
ヤマボウシ(山法師)は、ミズキ科の落葉高木です。自生種は白花で、丸い蕾を坊さんの頭に見立て、周りに開く総苞が頭巾に見える様子から山法師の名がつきました。庭に植えたのは園芸種の紅花2種で、車道から玄関前通路に入ると北側に「サトミ」、南側に「紅富士」です。「サトミ」(里美)は、花径が大きめで丸弁の紅花です。5月中旬に開花しましたが、今年は花数が少しでした。5月下旬の花、赤い花弁に見えるのは4枚の苞(ほう)で、中心部に多数の蕾が球状に集合しています。小さな花が開いた開花姿を撮り忘れたので、過去画像で、6月上旬、花後の小さな果実です。庭のヤマボウシ(1)「サトミ」
元はHCで購入したイチゴ苗をプランター栽培したもの、ツルを伸ばして脱出し、菜園コーナーの周辺で繁殖し、野生状態で開花結実しています。4月中旬の花です。5月中旬には実が赤熟し始めます。野鳥が来て食べるので、防鳥網を掛けます。収穫します。5月下旬の実成りと収穫例です。その2~5日後、植えっ放しで耕すことが無い西端のアスパラの畝にも侵入してきます。5月末日の最終収穫です。毎年耕して畝作りをするところに進出した株は除去しているので、菜園コーナーの周りで、ニラなどと競合しながら、無農薬・無肥料・放任でたくさんの収穫があります。生食はしないで、すべてジャムに加工して、昼食のパンで利用しています。庭で採れたイチゴ2024
4月に白い5弁花を咲かせたジューンベリー、5月月下旬~6月上旬には、黒紫色に熟した果実が収穫出来ました。5月中旬の緑果です。5月下旬、果実が赤く色付きはじめ、その3日後、果実が熟すとヒヨドリなどが来てた食べてしまうので、防鳥網を掛けました。さらに2日後、6月上旬、熟して落果する果実も出てきたので、収穫しました。径7~10ミリの小さな果実、量も少しです。その1週間後、6月8日、残して置いた果実もすべて収穫しました。鉢植えでは量が少ないので、庭で採れたイチゴと混ぜてジャムにしました。ジューンベリーは、秋の紅葉も楽しめます。鉢植えの果樹「ジューンベリー」(2)果実の収獲
「ジューンベリー」は北アメリカに分布するバラ科の落葉低木です。早春に白いを5弁花を咲かせ、6月に黒紫色の果実が熟します。4月中旬の開花です。その2日後、満開になりました。7号深鉢植えで、樹高110cm位です。花後、1か月後の5月中旬の緑果です。果実その後は(2)で、鉢植えの果樹「ジューンベリー」(1)花
「エノモトチドリ」(榎本千鳥)は、小型球根性野生ランの「イワチドリ」と「コアニチドリ」の交配種で、花形はコアニチドリ似で、茎や葉はイワチドリの特徴を持ちます。(愛好家榎本一郎氏が初記録)5月中旬の開花でした。その3日後、さらに3日後、(以下は参考に)今年は1茎2花だけでしたが、花数の多い過去画では、交配元の2種とも今年開花しませんが、過去画像で、イワチドリは、コアニチドリは、鉢植えの「エノモトチドリ」
オオヤマレンゲ(大山蓮華)はモクレン科の落葉低木で、本州の関東~九州で山地の林中に自生します。販売される苗木は、近縁のオオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)で、中国東北部と朝鮮半島が原産です。葉が少し大きく、オシベの色が赤いのが特色です。玄関前通路と菜園コーナーとの境に苗木を植え、樹高3m程になりました。昨年夏の異常高温で、樹の上部の葉が枯れました(8月末)が、一部枝枯れしただけで、例年通り開花しました。5月中旬の咲き始め、5月下旬の花、花径5~7cm位の白花は下向きに咲き、写真は撮りにくいです。中には花弁数が多い花があります。庭の「オオバオオヤマレンゲ」
「ミヤコワスレ」(都忘れ)はキク科の多年草で、本州・四国・九州に自生するミヤマヨメナを改良した園芸品種です。花色の違う3株、白・ピンク・紫の3色の苗を、リンゴ富士の樹下に植えました。白花の「白鳥」という品種が1輪だけ咲きました。5月上旬の花です。参考に、4年前の開花姿を下画像で、庭のミヤコワスレ「白鳥」
HT種のバラ「ダブルデライト」は、半剣弁高芯咲きの四季咲き大輪種です。クリームがかった白地に赤い覆輪が入る花で、強い香りがあります。5月中旬、蕾が開き始めて、翌日に開花しました。開花2日目の花、5月下旬の花、2輪目も開いて、花の終盤へ、鉢植えのバラ(2)「ダブルデライト」
「モッコウバラ」(木香薔薇)は中国原産で、枝に棘が無く、病害虫に強く扱いやすいバラです。一般的な黄色の八重咲種が5月に咲きました。5月上旬、蕾から開花へ、花径3cmほどの小さな花です。5月10日の花、5月中旬の花、白花種の鉢もありますが、今年は開花しません。鉢植えのバラ(1)モッコウバラ
「一人静」(ヒトリシズカ)はセンリョウ科の多年草で、日本各地の森林化で見られます。葉は4枚が輪生状に着き、茎の先に白いブラシ上の花を1本咲かせます。4月下旬、1輪だけの開花でした。2輪目は伸び出せずに終わりました。花後に茎葉だけは7本も出ましたので、来年に期待しましょう。昨年は5輪咲いていました。鉢植えの「一人静」
「ヤマツツジ」(山躑躅)は日本固有種で、北海道南部~九州に分布し、日本の野生ツツジの代表種です。庭植えツツジの最後の開花が、この朱色の花です。5月上旬の開花です。4日後の5月10日です。南庭の塀際で、灯ろうの脇に植えました。以前より庭にあり長年経ていますが、樹高は1m余りで小さく、冬に枝枯れして樹形は貧相になりましたが、花はたくさん咲きました。5月中旬、開花数は減りましたが、まだ蕾がたくさん着いています。その3日後の花、5月下旬、終盤の花です。近くに置いた別の花木の鉢に、自然実生で芽生えた山ツツジ、5月中旬の花です。庭のツツジ(9)「ヤマツツジ」
日本桜草は野生の群落を見ることは稀になったサクラソウ科の多年草で、江戸時代に育種が進み、数百の品種が生まれた古典園芸植物です。花びらの先端が2つに割れて桜の花びらに似ています。「橋弁慶」(ハシベンケイ)は、濃紅の桜弁、平咲きの中輪です。数鉢ある中で、今年開花したのはこの1鉢だけで、栽培し易い品種です。5月上旬に開花しました。その3日後の花、さらに3日後です。一部の花が終わろうとしていますが、少し遅れて咲いた花は、まだ盛りです。開花出来なかった鉢も、新葉を展開しているので、来年に期待。園芸店で売られているサクラソウは、西洋桜草のプリムラが多い。鉢植えの日本桜草「橋弁慶」
「ボタン」(牡丹)は、原産地が中国北西部で、優雅で大輪、幾重にも重なり合う花弁から、花の王として愛好されるようになりました。春牡丹の1種で、「八千代椿」(ヤチヨツバキ)が1輪だけ開花しました。淡紅紫色の千重抱え咲きで、丈夫です。5月上旬に開花しました。花芯にミツバチが訪れました。その3日後です。花後に、葉が緑色に変わりました。鉢植のボタン「八千代椿」
「西洋イワナンテン」はツツジ科の常緑低木です。北米原産で、主に斑入り葉や秋の紅葉を観賞しますが、春の白花も綺麗でした。3月下旬の斑入り葉と花蕾、4月中旬の開花、白いつぼ型の花を穂状に吊り下げます。5月上旬の花です。日本のイワナンテンは、長持ちせずに枯れました。鉢植えの「西洋イワナンテン」
「キレンゲツツジ」(黄蓮華躑躅)は、レンゲツツジの黄花品種で、北海道南部~九州の高冷地に自生し、高さ1~2mの落葉低木です。玄関前の南庭で、イロハモミジと花梅の間に苗木を植え、樹高150cm程に成長しました。4月下旬の蕾、4月末に咲き始めました。5月初めの花です。手前に鉢植えのカバレンゲを置いて、5月10日です。満開のキレンゲツツジの背後、塀際で咲き始めたのが、庭ツツジの最後を飾った山ツツジです。庭のツツジ(8)「キレンゲツツジ」
セッコク(石斛)の紅花品種「万里紅」(バンリコウ)です。小鉢にミズゴケ植えしています。4月中旬の蕾、その3日後に咲き始め、更に3日後の4月21日、3輪が開花です。その5日後には初めの1輪が落ち、2輪がその後も咲き続きました。花後は北側軒下に移動し、冬は無暖房の納屋で春を待ちます。鉢植えのセッコク(3)「万里紅」
レンゲツツジ(蓮華躑躅)は、北海道~九州の高原や原野に自生し、蕾の様子が蓮華に見えることから名付けられたそうです。「カバレンゲツツジ」(樺蓮華躑躅)は、レンゲツツジの赤花品種で、朱橙色の花が枝先に集まって咲きます。4月下旬の蕾(蓮華に似てます)からの咲き始め、2日後の4月末、その3日後の5月上旬、蕾もありますが、ほぼ満開となりました。その6日後の5月8日、花が散る落ちてきました。鉢植えのツツジ(7)「カバレンゲツツジ」
「銀龍」(ギンリュウ)は丈夫な園芸品種で、長生蘭しての入門種です。緑地に白い覆輪が入る葉で、花は白花です。5月中旬に開花しました。山野草展で入手して以来、長年我が家に居ます。ヘゴ板に根を張らせ、春~秋は庭で、冬は無暖房の納屋で越冬します。現在は南庭で、ラカンマキとイロハモミジの間の灯篭の上にいます。鉢植えのセッコク(2)「銀龍」
自然実生で育ったツツジが2株あります。①は紅花ですが、元から庭にあった紅花ツツジと色合いが違い小輪です。玄関前通路北側でヤマボウシ・サトミの樹下です。4月20日の蕾、4月下旬の花、小輪花をビッシリ咲かせました。5月上旬の花、②は、庭に無かった紫の花色で、まだ樹が小さく花数が少しでした。玄関前通路の南側で芽生えたものを東庭に移植しました。4月末の蕾と開花した花、葉も花も大きめです。庭のツツジ(7)自然実生の2種
「アッツザクラ」(別名ロードヒポキシス)は、キンバイザサ科の球根植物で、南アフリカ原産。(アッツ島とは無関係)「白鳥」(ハクチョウ)は白花で、うっすらとピンクがのります。5月上旬の蕾から、開花へ、4日後の5月中旬、その3日後、満開です。4号深鉢植えで、草丈6cm、花径10cm程です。鉢植えのアッツザクラ(1)「白鳥」
東庭に、花形と大きさが異なる2本の白花種が植えてあります。①は赤松の樹下で、4月下旬の咲き始めです。5月上旬の花、広幅の花弁で大輪です。その4日後、満開です。②は、東側車道沿いのブロック塀際で、隣に大岩があり、ハナノキの樹下にあります。5月上旬です。花弁が細長く小輪花です。その5日後の花です。庭のツツジ(6)白花の2種
セッコクは日本の中部以南で、岩上や大木に着生する野生ランです。江戸時代から葉や花の変化に着目して栽培された古典園芸植物で、その分野では長生蘭と呼ばれています。ミズゴケで植えた鉢植えのセッコク「吉兆」(キッチョウ)は、紅覆輪花で花形が良く、花着きも良い品種です。株分けして2鉢あります。1鉢目は、4月上旬に開花しました。5月初め、株分けした別の1鉢でも咲いてきました。その6日後の花です。鉢植えのセッコク(1)「吉兆」
庭で一番大きなツツジで、大輪の桃色花がたくさん咲きます。南庭の歩道に接する塀際に植えました。4月末の咲き始めです。5月上旬です。その3日後、満開の花です。右上は、大きな枝が途中で枯れたので・・・、花後は、花ガラを摘み取る作業があります。庭のツツジ(5)桃色花
イギリス・北ヨーロッパ~シベリアに分布する西洋オダマキです。草丈が高く、数10cmにもなるのですが、庭や他のプランターなどで世代交代しながら開花しています。花色は青紫、青、ピンクと3種あります。庭やプランターで咲く「西洋オダマキ」
以前から庭植えされていた、紅葉が見事な古木のドウダンツツジ、春の白花です。東庭の赤松とオオモミジの間で、4月下旬~5月初めです。南庭の常緑樹・ラカンマキの樹下に植えた、小型のドウダンツツジは、柳葉紅ドウダンツツジで、今年は数輪咲いただけでした。昨年5月上旬の花を再アップします。庭のツツジ(3)ドウダンツツジ2種
「カナダオダマキ」は、カナダ~アメリカ合衆国の東部で、林縁や崖などに自生します。鮮やかな赤いガクと、黄色の花弁との対比が美しく、丈20~30cm位と小型で、あちこちの鉢やプランターで咲いています。4月下旬の花、5月上旬の花アップです。花後の果実を放置すると、種を飛ばして周辺の鉢に実生で芽生えます。鉢で咲く「カナダオダマキ」
庭の2か所に植えてある「二重咲きの咲き分け」品種です。4月下旬から咲きました。咲き始めの頃には、一重咲きや白の単色花もありました。多い花は、白地に桃色の斑入り花です。少ないですが紅花も混じっています。5月上旬の満開の頃です。庭のツツジ(3)二重咲きの咲き分け品種
「オダマキ」(苧環)はキンポウゲ科の多年草で、花形が機織りの細に糸を巻いた苧環に似ていることから名が。日本・アジア・ヨーロッパ・カナダで、約70種ほど自生しているそうです。花の上の花弁のようなものはガクで、花弁はその内側に、まとまって筒状になり、花弁の基部から、ツノ状の距が伸びて、ガクの間かから突き出ています。①ミヤマオダマキは、高山や亜高山の岩場や草原に自生します。長期の栽培で、世代交代しながら市街地の環境に慣れて、鉢やプランターで開花しています。4月下旬の花、5月上旬の花、②ヤマオダマキは、北海道~九州の低山に分布します。他の山野草の鉢について我が家に来て、あちこちの他の鉢に実生で芽生えて咲いていました。画像は5月初めの2枚だけでした。鉢やプランターで咲く「日本オダマキ」2種
「玉の浦」(タマノウラ)は野生のヤブ椿の突然変異種で、長崎県五島列島で発見されました。一重中輪で、濃い紅色に白覆輪が入る花ですが、覆輪の入りが不安定です。白覆輪が全く入らない年がありますが、今年は少し入りました。4月中旬に咲いた1輪、4月下旬、僅かに白覆輪が、一昨年の花では、もう少しはっきりと出てました。鉢植えの椿(21)「玉の浦」
「二人静」(フタリシズカ)もセンリョウ科の多年草で、ヒトリシズカより大きく、北海道~九州の山林下に自生します。茎の先に普通2本の穂状花序を出し、小さな白い花を着けます。花弁もガクも無く、3個のオシベが丸く子房を抱いています。苗を植えたのではなく、南庭の灯篭の脇で芽生えて、茎の先に開花しました。草丈は20cm程、穂状の花序は4cm位です。5月中旬の花、5月下旬、その2日後の花アップ、子房を抱いている白いオシベです。昨日6月2日、オシベが落ちた後の小さな果実、自然の実生で、群落が出来るでしょうか。庭の「二人静」
西洋シャクナゲとはツツジ科で、ヒマラヤ・中国の野生種を欧米で品種改良したものです。「太陽」(タイヨウ)という品種は、日本の暑さに対応するように改良された品種で、日本原産種と比べて、花が大きくカラフルです。小さな苗木を鉢植えで育て、玄関前通路脇、ハナミズキの隣に植えました。大きな花芽を着けて、冬の雪と寒さに耐える1月中旬です。4月下旬、蕾がほころんで、翌日に開花しました。その4~5日後の花、樹高は3m余りと大きくなりました。4月末、ハナミズキと並んで、5月上旬の花です。花は終えましたが、暑さに強く、通年葉を楽しめ、年々、樹高を伸ばしてきました。庭の西洋シャクナゲ「太陽」
「カキツバタ」(杜若)はアヤメ科で、湿地に群生します。内花被が細く直立し、網目模様は無く、大きな外花被片の中央部に白い斑紋があります。斑入り葉の園芸品種を1株購入したものが増殖しました。鉢植えにして水容器に入れ、現在は、昔の大きな火鉢に入れています。今年は花茎を2本だけ上げました。5月10日の蕾です。5月中旬、開花しました。初めの花が萎むと、2番目の花が咲いてきました。5月下旬、3輪目が開花しました。大きな蕾2個から、3輪ずつ花を咲かせて、シーズンを終えました。花が無くても白斑入りの葉が美しいです。鉢植えの「カキツバタ」
自宅北東側の池周りに植えた、紅花2種です。共に上に伸びる樹形ですが、花の大きさや色が少し違います。(庭のツツジは枯れ枝を切る程度で、自然樹形です。)③は池の南側に植えました。4月下旬です。その3日後、5月上旬の花、④は池の北側でモミジの樹下に植えました。4月下旬、その翌日の花、5月上旬の花アップ、庭のツツジ(2)紅花③④
「一人静」(ヒトリシズカ)は茎の先に4枚の葉を輪生状に着け、その先に1本の穂状花序を出し、ブラシ状の白い小さな花を着けます。4月下旬、今年は花が1個だけでした。参考に、昨年の開花姿です。鉢植えの「一人静」
「ブログリーダー」を活用して、kobakatuさんをフォローしませんか?
青花シランは、青紫色の花を咲かせます。5月末の咲き始めです。6月2日の花、6月9日、6月13日の花です。鉢植えのシラン(3)青花シラン
ヒペリカムは、オトギリソウ科ヒペリカム属の半常緑低木で、世界の温帯地方に約300種自生分布するそうです。「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」は、江戸時代に中国から渡来した鑑賞用の園芸植物で、オシベが目立つ黄色花です。4号深鉢植えで、樹高40cm程です。5月下旬、蕾から開花へ、6月上旬の花、6月中旬の花、6月20日、花後の果実は桃色で、6月末の果実、茶色の変わった果実がありますが、この後、徐々に黒くなります。今朝の果実は、鉢植えの「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」
二重咲きの紅花ですが、品種名不明です。かつて柴犬と散歩中に、公園のサツキを業者が剪定後、落ちていた小枝を拾って挿し木したものです。4号平鉢植えです。6月下旬、蕾から開花へ、7月上旬の花、7月3日、7月6日、7月中旬、7月12日の花です。年数経て、花弁数が増えてきて、八重咲の花も咲いてきました。鉢植えのサツキ(2)二重咲き紅花
「伊予の薄墨」(イヨノウスズミ)は、愛媛県伊予地方で発見されました。装飾花の花色が濃い青から黒紫色に変化します。6号深鉢植で、樹高20数cmですが、今年は不調で1輪だけの開花でした。6月8日の咲き始め、正常に開いた装飾花は1つだけ、6月10日、6月13日、中心部の両性花も開花が進み、6月18日、装飾花が黒紫色に変わり、7月6日、中心部の両性花が結実し、反転した装飾花は、薄墨色そのものです。鉢植えのヤマアジサイe、伊予の薄墨
「ネジバナ」(捩花)は、ラン科の小型多年草で、ほぼ日本全土に自生分布するそうです。桃色の小さな花が、花茎の周りに螺旋状に並んで咲く、「ねじれた花序」が和名の由来です。花茎10~40cm程です。花色は通常花弁がピンクで濃淡があり、唇弁が白色です。根元から見て、時計回りに巻くのを右巻きというのが一般的です。各種の鉢植えで、自然実生で開花しています。a、右巻きの花、b、左巻きの花、c、あまりネジレ無い花もあります。d、径40cm程のスイレン鉢に、自然実生で増殖したネジバナ。睡蓮は、葉を広げていますが開花はしなくなりました。e、庭の踏み石回りなどで咲いた花、濃色右巻き、淡色の右巻き、鉢と庭で咲くネジバナ
「白妙」(シロタエ)は、白色八重咲の花で、山梨と静岡の県境で発見されました。6号深鉢植えで、樹高20数cmですが、今年は1輪だけの開花でした。6月10日、開花しました。6月13日、6月17日の花です。鉢植えのヤマアジサイd、白妙
ハエトリソウは、北アメリカの温帯湿地に自生します。葉をロゼット状に出し、葉を素早く閉じて獲物を捕食します。捕食器は二枚貝のような形で、周辺に棘が並びます。3号の小鉢にミズゴケで植えています。6月下旬、花茎20数cm伸ばして、茎先に計7輪の白花を咲かせました。6月22日、6月24日、6月25日、6月27日、昨日、睡蓮鉢に水のみに来た小さなハチを網で捕獲し、葉に乗せると、瞬時に葉を閉じました。今朝見ると、ぴたっと閉じたままで、簡単に開くことはできません。鉢植えの食虫植物(2)ハエトリソウ
「日向絞り」(ヒュウガシボリ)は、宮崎県産です。ガク咲きの装飾花は一重の丸弁で、紺色地に白い絞りが入る、涼しげで美しい花です。6月7日の咲き始め、その翌日の花、6月10日、6月13日、6月17日、4号深鉢植で、樹高は30数cmです。(地植えにすれば1メートル以上になるようです。)雨が降らず、異常な高温が続く中、7月7日の結実姿です。鉢植えのヤマアジサイc、日向絞り
ニンニクはユリ科で、原産地は中央アジアと推定され、すでに古代エジプトなどで栽培されていた。秋に種球を植え付け、翌年の初夏に収穫します。昨年の10月下旬、少し離れた空き地菜園で、耕して、堆肥・苦土石灰・化成肥料を施し、畝作りしました。10月24日、植え付けました。(カメラを忘れて、過去画像です)11月4日、発芽してきました。5日後の11月9日、12月下旬~3月中旬までは、雪下越冬になります。3月17日、雪融け後の姿、3月24日、新葉が展開してきました。4月9日の草体、4月15日、7月1日、雑草が生い茂る中、葉が枯れてきています。収穫します。茎の途中にムカゴが出来ています。これもニンニク球と同様に利用します。7月4日、収穫しました。全収量です。家庭菜園2025(2)ニンニク
「くれない」(紅)は、長野県伊那産で、装飾花が白から濃い赤に変化します。6号深鉢植で、樹高30cm程です。5月末、装飾花が開花しました。6月上旬の8日、白い装飾花のガクに、紅が差し始め、小さな中心花も咲き始めました。6月10日、6月中旬の13日、6月18日、6月下旬の27日、装飾花はガクが反転し、中心部の普通花は結実します。7月上旬の6日です。気温が高く、雨が降らず、玄関前の日当たりで、葉焼けしたような葉色で、花を咲かせています。鉢植えのヤマアジサイb、くれない(紅)
小鉢植えのサツキ(皐月)で開花したのは2鉢、「緋梅」(ヒバイ)は、緋赤色・白色などの単色と、玉斑入りの桃色花や、車咲きなどの変化が楽しめます。4号浅鉢植えで樹高20cm程です。6月中旬に咲き始めました。6月下旬の花、その7日後の花、7月上旬まで咲きました。鉢植えのサツキ(1)緋梅
スイセンノウはヨーロッパ原産でナデシコ科の多年草、その白花種です。庭の菜園周りで群落を作っています。6月上旬の花です。咲き初めは純白なのですが、時間の経過とともに、中心部がピンクに染まります。白花でも、酔仙翁でした。庭のスイセンノウ(2)白花
「スイセンノウ」(酔仙翁)は、南ヨーロッパ原産で、リクニス・コロナリアというナデシコ科の多年草です。江戸時代に渡来し、鮮やかな赤花の花姿から、酔仙翁の和名がつき、壁全体に白い綿毛が密生し、別名フランネル草とも呼ばれます。草丈数10センチで、茎先に径3㎝程の5弁花を咲かせ、こぼれ種で増殖し、群落を作ります。自宅南側ブロック塀脇で、6月7日、6月8日、画像下にはシャスタデージーの花や、ツワブキの葉、右側には、てまり咲きアジサイに囲まれて、6月12日、庭のスイセンノウ(1)赤花
ヤマアジサイの「天の川」(アマノガワ)は、四国産で、青色のガク咲きです。ガク片の中心部が白く絣状になり、葉にも白い斑点が入るのですが、直射光の当たる場所ではぼやけてしまうようです。6月2日、装飾花が開き始めました。6月9日、中心部の普通花も開き始めです。その翌日、6月13日、6月17日、満開状態です。4号深鉢植えで20数cmの樹高です。今朝、7月7日、中心部の普通花(両性花)は結実しています。鉢植えのヤマアジサイa、天の川
サラセニアは筒状の葉を持ち、虫を捕える落とし穴として使う食虫植物です。北米の湿地に生える多年草で、生きたミズゴケで植えています。「レウコフィラ」は、別名アミメヘイシソウ、ドラモンディとも言われ、8号深鉢に生きたミズゴケ植えで、草丈80cm程になる大型種です。独特な形の赤花を咲かせました。5月30日、常緑性ですが、雪中越冬で枯れた葉の上部を切除した姿です。外側の5枚がガク片、その内側で垂れ下がる5枚の花弁、中央は傘上のもので覆われ、この部分がメシベで、内側に子房とそれを囲んでオシベが並んでいます。6月2日、6月10日の花アップ、花弁の落ちた花、本日、7月6日朝、種子が出来てきた花、新葉は、緑色の筒状で、筒の入り口付近と蓋が白くなり、そこに網目模様が入っています。筒葉は、内側に蜜腺、底に向かって逆棘があり、中...鉢植えの食虫植物(1)サラセニアb、レウコフィラ
山アジサイは福島県以西に分布する落葉低木です。アジサイに比べて、葉が薄く細長く小型で、野趣に富んだ樹形で、地域による花色花型の変異が多い。鉢植えを数種持っていますが、庭に植えたのは「黒姫」(クロヒメ)1株だけです。黒を含んだような深い青紫色の花で、早咲き種です。茎・葉とも黒味を帯び、丈夫で育てやすい。奈良県産で、黒姫山とは無関係です。東庭、オオモミジの西側樹下に苗を植え、樹高80cm余りになりました。5月28日、中心部に多数の普通花の蕾を持ち、4枚の花弁状のガクを持つ装飾花が展開してきました。6月2日、6月5日、中心部の普通花が開花してきました。6月7日の花、6月12日、6月19日、装飾花も額の中心部で開花、6月24日、装飾花が反転し、中心部の普通花は結実して花の終盤です。庭のヤマアジサイ「黒姫」
サラセニアは、葉が筒状になり、虫を捕える落とし穴として使う食虫植物で、北アメリカ東部に分布します。独特な花は、ガク5枚、花弁5枚、オシベ多数、メシベは先端が6つに分かれ、大きく反り返ります。3種を生きたミズゴケで鉢植えし、今年開花したのは2種でした。a、「フラバ」は黄花の高性種で、草丈30cm程です。5月末の花、6月初め、花弁はメシベの柱頭の間に位置し、下向きに長く垂れ下がります。6月10日、花弁が茶変しました。6月下旬、新葉が出揃って伸びてきました。今朝、7月4日の花姿です。花弁が落ち、枯れオシベがまだ着いていますが、果実が出来ています。鉢植えの食虫植物(1)サラセニアa、フラバ
花が黄色で、葉がスゲに似ているため、地名を付けてニッコウキスゲ(日光黄菅)と呼ばれる場合が多いが、日本各地に自生分布し、ゼンテイカ(禅庭花)と呼ばれるユリ科キスゲ亜科の多年草です。東庭の、木瓜・サツキとイトススキの間に植えてあり、今年も2本の花茎を伸ばして、咲きました。5月中旬、蕾から開花へ、5月下旬の花、6月上旬の花です。まだ蕾が1つ残っていたと思ったら、花後の果実でした。花後に花茎を切除するのを忘れていました。黒い種子が採れたので、蒔いてみようと思います。庭の「ニッコウキスゲ」
「京鹿子」(キョウガノコ)は、バラ科の多年草で、現在は自生が見られないそうです。初夏に咲く花姿が、京染の鹿の子絞りに似ていることから名付けられました。草丈は数10センチで、花色は赤・ピンク・白などがあり、小さな花が集まって咲きます。大きな葉は、モミジのような切れ込みがあります。桃色種を自宅南東隅に植えました。東に斑入りススキ、南は西洋シャクナゲに囲まれ、朝晩わずかに日が当たるだけの場所ですが、毎年開花しています。5月中旬の蕾から、6月2日、咲き始めました。6月5日、咲き進み、6月8日、満開となりました。花後の6月下旬、緑の実を着けてきました。庭の「京鹿子」
「口紅シラン」は、リップの先端を、ほんのりと桃色に染めた花です。5月下旬、花茎を30センチほど伸ばし、先につけた蕾から、開花しました。6月上旬の花です。鉢植えのシラン(2)口紅シラン
鉢植えのバラ「サマーレディ」は、ピンク系の四季咲き大輪花で、1991年ドイツで作出されたHT種です。無農薬・無肥料で、植え替えもしてないのですが、開花した記録です。5月中旬に1輪咲きましたが、蕾から開花前に多分コガネムシかと思いますが、食害を受けました。7月上旬、2回目の開花は無傷で咲いてくれました。鉢植えのバラ「サマーレディ」
クレマチスはキンポウゲ科の多年草で、園芸種の「白万重」(シロマンエ)が、時間をかけて咲いていました。八重咲の白花です。5月下旬、淡黄緑色で咲き始めます。5月30日、6月上旬、6月10日、6月20日、ほぼ白色の八重咲となりました。6月末、花弁に傷みが出てきました。7月中旬、花の終わりを迎えましたが、この後、剪定によって秋まで開花させることが出来るでしょう。鉢植えのクレマチス「白万重」
ヤマアジサイの変種の1つ、「甘茶」は、生まれ育った魚沼の庭にも植えてありました。若葉を蒸して乾燥させた甘茶を飲み、菩提寺で、お釈迦様の誕生を祝って甘茶をかける灌仏会を思い出します。4号深鉢植えで樹高30cm弱、今年は花数僅かで、画像も少しです。6月上旬、淡紫色の装飾花が開いてきました。6月中旬の花、その4日後の花、小さな青色の両性花が一斉に開花です。7月中旬の花、両性花は結実し、装飾花の一部が赤色になって残っています。鉢植えのヤマアジサイ(4)「甘茶」
スカシユリ(透百合)は、中部以北の海岸の砂礫地や崖などに自生し、杯状の花を上向きに咲かせます。花弁の間に隙間が見えることから「透かし」百合の和名があります。庭に植えた「ロリーポップ」は、改良された園芸種で、白と濃いピンクのバイカラーで、6月開花の早咲きタイプです。6月中旬の開花です。その翌日、翌々日に3輪目が開きました。初め咲いた花が落ち始めました。スカシユリ(1)「ロリーポップ」
実桃は、食味の良い早生品種の「武井白鳳」(タケイハクホウ)です。4月上~中旬に、たくさんの桃色花を咲かせました。その後の実成りから収穫までの記録です。4月下旬、花後に小さな実が着きました。5月中旬の果実、5月下旬、6月中旬、6月下旬、果実が色付き始めました。その4日後、更に4日後、鳥の食害が出てきたので、防鳥網を掛けました。7月上旬、自然落果した果実です。画像の下に写っているのは菜園のアスパラです。一部を残して収穫しました。甘く多汁で美味しいのですが、無農薬で、袋掛けもしないので、傷や虫食いもあり、保存がきかず腐れてくるので、連日二人で自家消費です。7月中旬、最後まで残した果実、7月13日、残り全てを収穫しました。庭の実桃2024(2)実成りから収穫へ
ヤマアジサイの「天の川」(アマノガワ)は四国産です。装飾花(ガク片)が青色で、その中心部が白く絣状になる特徴があります。4号深鉢植えで、樹高20cm余りです。5月下旬、装飾花が開き始め、6月上旬、開花です。その5日後、中心部の両性花が開いてきました。6月中旬の花、6月下旬、果実が出来て、装飾花が反転してきました。7月中旬、昨日の花姿、完全に裏返った装飾花は、青色から灰色に変化しました。鉢植えのヤマアジサイ(3)「天の川」
「カワラナデシコ」(河原撫子)は本州以西、四国、九州に広く分布し、淡紅色が一般的で、5枚の花弁は先が細かく裂ける特徴があります。「絞り咲きカワラナデシコ」は、白地に紅の絞りが入る花で、細かく分かれる花弁が可憐で美しい品種です。ユリを植えているプランターで咲いていました。5月上旬の花、5月中旬の花、5月下旬の花、6月上旬、黒ウリハムシが、花を食害に来たようです。花はたくさん咲いていましたが、画像は少しでした。プランターで咲く「絞り咲きカワラナデシコ」
桃は中国原産で、バラ科の落葉小高木です。「武井白鳳」(タケイハクホウ)という品種は、白鳳の実生から生まれ、自家結実性で1本の樹で実が生り、外観が美しく、食味の良い早生品種です。矮性台木接ぎ木苗(YD苗)を通販で購入し、庭植えしました。春に咲く花も美しく、ピンクの一重大輪花です。4月初めの蕾、2日後の4月7日、咲き始めました。自宅南の西側で、背後は隣家です。翌日には、4月10日の花、4月中旬の花です。たくさんの花が咲いて、花だけでも十分楽しめました。花後の実生りから収穫は(2)で、庭の実桃2024(1)春の花
散歩中にいただいた種を蒔いた、実生のナデシコ、主に玄関前通路で群落を作っています。5月中旬~6月上旬の画像です。白花、桃色花、中心がピンクの白花、中心が赤の淡桃色花、庭のナデシコ
「くれない」(紅)は長野県産で、花色が白から濃赤に変化します。赤松の樹下で何年か咲いていましたが枯れ、挿し木した鉢植えが咲いていました。5月下旬の咲き始め、装飾花は白色です。6月上旬、装飾花が赤く色付いてきます。中心部の両性花も咲いてきました。6月中旬の花姿です。6月下旬、両性花が結実し、装飾花は横向きに垂れ下がり、7月上旬、7月中旬、一昨日の花姿です。異常な高温や雨続きで、葉にも傷みが出てきました。鉢植えのヤマアジサイ(2)「くれない」
ラッパに似た筒状の花を咲かせる鉄砲ユリ、「ディファレンス」という品種は、鮮やかな黄色~オレンジ色の花を咲かせます。6月下旬の蕾、1本だけの茎先に4個着いています。2日後に1輪開花しました。翌日に、2、3輪目が開花、プランター植えで、茎長は1m近く伸び、隣りの紅花はスカシユリの「ロイアルサンセット」です。さらに翌日、4輪が咲き揃ったのは7月1日でした。鉄砲ユリ(2)「ディファレンス」
ヤマアジサイの「伊予の薄墨」(イヨノウスズミ)は、愛媛県産で、装飾花が濃紺から黒紫色に変化します。5月下旬の咲き始め、3日後の5月末、中心部の両性花が一斉に咲いてきました。小さな青い5弁花で、白いオシベがたくさん出ています。6月上旬の花、6月中旬の花、両性花が実を結び、装飾花は反転し、その様子は薄墨色そのものです。6月下旬です。6号鉢植えで、樹高20~30cmです。7月初めの花姿です。鉢植えのヤマアジサイ(1)「伊予の薄墨」
「鉄砲百合」(テッポウユリ)は、ラッパに似た形の筒状の花を横向きに咲かせます。南西諸島~九州南部が原産で、園芸化されてきました。「デリアナ」という品種は黄色花で、咲き始めは色濃く、次第に淡くクリーム色に変わります。6月下旬、8号深鉢に2球植えで、初めの1輪が開花です。咲き始めは濃い黄色花です。その3日後、花色がクリーム色に変わり、3輪開花です。初めに咲いた花は花形も崩れ、遅れて咲いた1輪は黄色い筒状です。更に2日後には、花が終わり、散り始める時、筒状であった花弁が、6枚バラバラになって散り落ちました。鉄砲ユリ(1)「デリアナ」
昨秋に畝作りして、種球を植付けました。越冬して迎えた今春です。4月中旬、除草して追肥を施しました。1週間後の4月20日、開花しているチューリップは、越後丘陵公園から義弟が頂いてきた球根を、昨秋植えたものです。5月下旬、畝の東側には、ジャガイモが茎葉を伸ばし、西側にはサツマイモ苗を植え付けました。6月初め、果穂らしきものが伸び出てきたので刈り払い、球根の充実を願います。6月中旬、6月下旬、数本だけジャンボニンニクの鱗片を植えてあり、2本だけ花茎を残し、大きな丸い集合花を咲かせました。6月末、高温と晴天が続き、ジャンボニンニク以外は枯れてきました。収穫したニンニク球です。ニンニク32球とジャンボニンニク5球、計37球でした。ニンニクの最初は青森産のホワイト6片、その自家産を、ジャンボニンニクは、車道の向こう側...家庭菜園2024(2)ニンニクー2
「ニンニク」(大蒜)はネギ科の多年草で、球根(鱗茎)を香辛料として利用します。原産は中央アジアといわれ、中国経由で8世紀頃に日本に伝わったようです。近くの空き地を果樹と菜園に利用していて、秋に鱗片を植え付け、越冬して初夏に収穫します。昨年10月中旬の畝作り、鍬で耕して掘り、コンポストで作った自家製堆肥を投入し、苦土石灰と元肥として化成肥料を撒いて、畝を作ります。10月20日、種球(鱗片)の植え付けです。15cm間隔、深さ10cm位で2列に植えました。10月26日、発芽してきました。11月中旬には、葉を展開して、例年冬は雪下で冬眠中ですが、今年は小雪で、2月下旬には雪が無く、4月1日、緑葉を伸ばしてきました。4月から、6月末の収穫まではニンニクー2で、家庭菜園2024(1)ニンニクー1
「ヤマアジサイ」(山紫陽花)は、ユキノシタ科の落葉低木で、福島県以西の本州・四国・九州に分布(主に太平洋側)します。アジサイに比べて葉が薄くて細長く小型で、地域による花色や花形の変異が多いのが特色です。「黒姫」(クロヒメ)は、茎葉ともに黒味を帯びて、黒を含んだような青紫色の花を咲かせます。(花色は土質により変化も)奈良県産で、黒姫山とは無関係です。東庭のオオモミジの樹下に植え、樹高80cm余りです。5月中旬の咲き始め、中心部に多数の小さな普通花(両性花)の蕾、周辺に花弁状のガクを持つ装飾花が開きます。5月下旬、装飾花が黄緑色から青紫色に変わります。5月末日の花、中心部に小さな両性花が咲いてきました。6月上旬の花、花芯部のアップ、たくさんのオシベが花粉を出し、ミツバチもやって来ました。6月中旬、装飾花の花色...庭植えのヤマアジサイ「黒姫」
「ナツツバキ」(夏椿)はツバキ科の落葉樹で、福島・新潟以西の本州・四国・九州に分布し、山地の林内に自生します。鉢植えの時は良く開花した樹を、庭の東と南の塀際に移植しました。以後10数年、樹は年々成長しましたが、開花数が僅かでした。ようやく、今年は多くの花が咲きました。6月中旬、丸い蕾から、白い5弁花が開きました。その2日後、さらに2日後、6月下旬の花、昨日7月7日、花後の果実が稔っています。秋には綺麗庭の「ナツツバキ」
「ヒペリカム」はオトギリソウ科の常緑低木で、中国原産です。種苗会社から「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」名で苗木を購入し、オシベの多い黄色い5弁花と、花後に桃色の実を着けます。4号深鉢植えで、樹高40cm程です。5月上旬の開花、5月下旬の花と実、6月上旬の花と実、花後の6月下旬、桃色の果実、昨日7月6日の果実です。先に咲いた花の果実は黒熟し、後から咲いた花のみは桃色です。花から果実へ、その色変化と、長く楽しめる花木の鉢植えでした。鉢植えの「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」
白花種の方が繫殖力が強いのか、菜園周りや、庭の空いているところで群落を作っています。5月下旬の花です。開花時は純白の5弁花ですが、日が経つと中心部がピンクを帯びてきます。6月上旬の花、開花が遅れた所は純白花ですが、中心部がピンクの花が多くなります。7月初め、花が咲き終えて結実した花茎は、これ以上実生で殖えても困るので、刈り払っています。庭の「スイセンンノウ」(2)白花種
「スイセンンノウ」(酔仙翁)は、ナデシコ科の多年草です。ヨーロッパ南部原産で、学名はリクニス・コロナリアです。茎先に咲く5弁の赤花が、酔っぱらっているようにに見える?茎葉に白い綿毛が生えてフエルトのような質感を持つことから別名がフランネル草です。かつて、犬散歩中に種子をいただき、庭に蒔いたものです。庭の南東塀際で、5月下旬から咲きました。下の大きな緑葉はツワブキ、右隣りはアジサイです。6月上旬の花です。6月下旬まで咲いて、今は結実しています。白花種もあるので(2)で、庭の「スイセンンノウ」(1)赤花種