「コシノコバイモ」は、北陸の春を代表する春植物(スプリングエフェメラル)の1つです。雪融け後の早春、茎頂の葉陰に釣鐘状の花を下向きに咲かせます。30年程前に、生まれ育った魚沼の山から、カタクリや春蘭と一緒に持ち帰りました。2月中旬、玄関外の庇下で、6号中深鉢で芽出しです。過去に一度全滅しかけ、鉢の片側に残った球根から復活してきました。その5日後、白い蕾が見えてきました。2月下旬、蕾を膨らませ、上向きの蕾を横向きにして、3月1日、咲き始めました。草丈はまだ3cm前後です。他のコバイモには無いコシノコバイモの花の特徴は、花弁の縁に毛状突起があることです。その7日後の3月上旬、花を下向きにして花茎を伸ばしてきます。3月中旬です。右側の若い花は緑色で、茎長3~4cm、左側の初めに咲いた花は、褐色を帯び、茎長7~8...鉢植えの「コシノコバイモ」