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魚沼市
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2014/11/01

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  • 鉢植えの「マユミ」 花と果実

    (昨年末までにブログアップできなかったものです)「マユミ」(真弓)は、ニシキギ科の落葉低木で、北海道から九州の山地・丘陵などに自生し、材質が強く良くしなる為、弓の材料にされたそうです。雌雄異株ですが、雌木1本だけで実が生ります。5月中旬、花はたくさん咲きました。淡い緑色で、小さな4弁花は目立ちません。「根が浅くて、乾燥すると弱り、果実が落ちる」と書かれていましたが、昨夏の酷暑で、その通りになってしまいました。以下は過去画像を参考に、花後の果実、6月上旬の緑果です。角張った4裂の果実が、9月中旬には色付いてきます。10月末、枝にぶら下がるように着く赤い果実、11月中旬、熟した果実は、果皮が4つに割れて赤い種子が4つ現れます。庭では、間もなくヒヨドリに食べられてしまいます。11月には紅葉も見れます。今年は、花後の鉢...鉢植えの「マユミ」花と果実

  • 鉢植えの「オトコヨウゾメ」 花と果実

    (昨年末までにブログアップできなかったものです)「オトコヨウゾメ」は日本固有種で、レンプクソウ科(←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉低木です。北陸を除く本州・四国・九州に分布し、山地の林内や林縁に生育するそうです。小さな苗木を4号鉢に植え、樹高数10cmに伸びました。4月下旬に咲いた花です。白い花はお椀状で、花弁先が5裂し、径1cm弱です。枝先に散房花序を着け、白色の花を数個ずつ咲かせました。花はたくさん咲いたのに、昨夏は異常な酷暑でした。水切れで、花後の果実はすべて落果してしまいました。参考に過去画像で、9月初めの果実と、10月上旬の赤熟した果実です。秋には紅葉もし、大きい鉢に植え替えをしたので、今年の開花・結実・紅葉を期待しています。鉢植えの「オトコヨウゾメ」花と果実

  • 鉢植えの花梅(2) 「紅白梅」

    鉢植えの「紅白梅」は、1本の樹に紅梅と白梅を接木して、主に正月飾り用に仕立てたものです。12月下旬、屋外から無暖房の玄関に移して、蕾が膨らんできた1月上旬です。1月中旬、開花してきました。満開となった1月下旬です。紅梅は「紅冬至」(ベニトウジ)かな、白梅は「冬至」(トウジ)という品種のようです。一部散り始めましたが、もうしばらくは玄関を飾ります。鉢植えの花梅(2)「紅白梅」

  • 鉢植えのシャコバサボテン(4) 「トーアブリッタ」

    「トーアブリッタ」は白花品種ですが、咲き進むとピンクになっていきます。(次の2枚は11月に咲いた過去画像です)今シーズンは開花が遅くなって、寒さのため、完全なピンク花になってしまいました。12月下旬、最初に咲いた花です。1月上旬の開花姿です。1月中旬の花、1月下旬に咲いた花、まだ開花出来ない蕾が着いています。鉢植えのシャコバサボテン(4)「トーアブリッタ」

  • 鉢植えのサザンカ(7) 「上羽飛鳥」

    「上羽飛鳥」(アゲハアスカ)は、多弁咲きの小輪花で、白地に紅絞りが入ります。11月中旬、蕾から開花へ、11月中旬の開花姿、11月下旬の花、12月上旬、12月中旬に咲いた花、花弁数が増えてきました。12月下旬の花、鉢置き場が玄関外の庇下なので、1月に入ると、寒さで開花出来ず、残った蕾は2~3月の開花になるようです。鉢植えのサザンカ(7)「上羽飛鳥」

  • ヒサカキの花と実

    (昨年末までにブログアップできなかったものです)「ヒサカキ」(非榊、姫榊)は、ツバキ科の常緑小高木です。新潟県ではサカキの代用として、ヒサカキが店頭で売られています。サカキ(榊)に比べて、葉が小さく縁に鋸歯があります。庭にサカキを植えているので、我が家にヒサカキは不要なんですが、野鳥の落とし物から芽生えて、茶の木の挿し木苗を植えていた鉢を占領し、茶を枯らしました。花は春4月初めに咲きました。枝の下側に下向きに、白~クリーム色で壺状の花をたくさん咲かせ、独特の匂いを放ちます。秋9月の果実、まだ緑果もありますが、黒熟してきました。枝先には、翌年の花蕾が着いています。冬囲い前の12月、まだ黒い果実も少し残っていますが、早春に咲く蕾が充実しています。ヒサカキの花と実

  • 鉢植えのサザンカ(6) 「今川絞」

    「今川絞」(いまがわしぼり)は、八重咲、ボタン咲きの小輪花で、紅地に白斑入りが一般的だが、斑の入らない紅花だけが咲く場合があります。5号鉢植えで、樹高70cm程です。我が家に来た頃咲いた花は白斑入りでしたが(過去画像で)同じ樹ですが、近年は紅花だけが咲いています。膨らんだ蕾が開き始めて、12月中旬、開花しました。12月下旬に咲いた花、1月上旬に咲いた花、1月下旬、一昨日の青空の下で撮りました。花の終盤は色が薄れてきます。鉢植えのサザンカ(6)「今川絞」

  • 庭で繫殖するアマガエル 2021(4) 子ガエル

    オタマジャクシからカエルの姿に変態した小ガエルたち。通路上で、蟻を捕食したのを見たことがありますが、昆虫やクモなど動くものを捕食します。庭草、鉢植え、菜園の野菜などの葉上や、住宅の壁面やブロック塀によじ登り、庭木や果樹に上ります。多くは緑色ですが、居場所によって保護色に変えることが出来ます。初めは水草の上や、水容器の縁で外界を観察?し、容器から飛び出して、思い思いの場所に移動していきます。ツバキの葉上で、バラ・ブルームーンの木に登り、菜園のエンドウにツルを上って、フジバカマの葉で居眠りし、リンゴの樹に登って、12月に入るとカエルの姿は見えなくなります。冬は温度の少ない地中にもぐり、春まで冬眠するのです。春になると一斉に地中から出て活動します。寿命は数年?庭で繫殖するアマガエル2021(4)子ガエル

  • 鉢植えのシャコバサボテン(3) 「カミーラ」

    シャコバサボテン(デンマークカクタス)は、鳥が大空を羽ばたくような、独特な花形と、雪国で花の無い冬に咲くのが魅力です。「カミーラ」は、白地に紅のボカシが覆輪状に入ります。12月中旬から咲き始めました。12月下旬に咲いた花、12月末、1月上旬に咲いた花、現在も少し蕾が残り、開花直前の姿です。寒いので、赤が濃くなってきています。鉢植えのシャコバサボテン(3)「カミーラ」

  • 鉢植えの花梅(1) 「玉牡丹」

    12月下旬から、鉢植えを無暖房の玄関に置いて開花を待ちました。初めに咲いたのが「玉牡丹」(タマボタン)で、花径3cm前後、白花の大輪八重咲種です。1月上旬、香りを漂わせて咲き始めました。晴天の日の雪上で、青空バックで撮りました。ほぼ満開の1月中旬、昨日、1月21日の晴れ間に、散り始めた花を整理して、玄関前で記念撮影。鉢植えの花梅(1)「玉牡丹」

  • 庭で繫殖するアマガエル 2021(3) オタマからカエルへ

    孵化した小さなオタマジャクシは、1か月程かけてカエルの姿に「変態」(へんたい)します。幼生のオタマジャクシは、エラ呼吸し水中生活ですが、成体のカエルは肺呼吸し、手足が生えて陸上生活をします。遊泳始めたオタマジャクシには、メダカ用の粉餌を撒いてやりました。オタマジャクシは全身が褐色で、薄いまだら模様があります。大きくなったオタマには小粒の金魚の餌を与え、最大5cm程成長したオタマジャクシは、尾の付け根に、小さな後ろ足が形成され、変態が始まります。同時に体内で前足も形成されて、後足が大きくなると、エラから足を出してきます。前足が出ると、水草の上や容器の縁に這いあがってくることも、まだ長い尾を付けていますが、背中が黄緑色に変わり、餌を食べずにじっとしている場合が多い。水草上や容器壁面で、尾が栄養として吸収されるのを待...庭で繫殖するアマガエル2021(3)オタマからカエルへ

  • 大寒の庭

    1月20日「大寒」、長岡の最低気温-1℃、最高気温2℃、庭の積雪は50cm程です。大雪ではありませんが、雪に耐える庭木です。朝、玄関前通路の排雪作業後、東庭の主木・赤松です。花梅・紅千鳥の雪吊り、紅白のハナミズキ、ヤマボウシ・サトミ、庭の南側道路の歩道、小学校の通学路なので小型除雪機が通りました。毎年秋にも咲くボケ・東洋錦が、雪の中でも花や蕾を、玄関前の庇下では、サザンカや早春に咲く鉢植えが、春を待ちます。大寒の庭

  • 鉢植えのサザンカ(5) 「慶雲」

    「慶雲」(けいうん)は、白地に紅の覆輪やボカシが入る花で一重咲きの大輪花です。(慶雲とは、めでたいことの起こる前兆とされる雲のことで、飛鳥時代の元号にも使われました。)11月中旬の、開花前の蕾、花弁が開き始めて、開花しました。11月下旬の花、ハナバチやアシナガバチが吸蜜に訪れました。11月末、7号深鉢植えで、樹高は160cm程に成長し、玄関外の庇下で、たくさんの花を咲かせました。椿と違って、花弁を1枚ずつ散り落とし、シベが長く残っています。12月中旬、12月下旬の花、12月末に開き始めた最後の1輪、寒さのため?全開できず、1月10日過ぎに散り終えました。鉢植えのサザンカ(5)「慶雲」

  • 庭で繫殖するアマガエル 2021(2) 産卵・ふ化

    繁殖期は春5月~6月、夜、集団で大合唱しながら、抱接したペアは、睡蓮鉢や貯水容器を主に、受け皿に貯まった水にも産卵しました。オスの喉には、鳴嚢(めいのう)という袋があり、声帯で出した声を共鳴させて大声を生み出します。繁殖期以外でも雨が降りそうになると、昼間でも鳴きます。(次の2枚は過去画像)産卵した翌日、5月9日、受精卵を睡蓮鉢から鉢受け皿に移して、観察します。卵から孵化するまでの時間は、水温等によって異なります。受精卵は、寒天質のひもで数個ずつつながっており、細胞分裂が進んで卵の色に変化が出ています。5月10日、丸い卵が、こんな形になりました。5月11日、5月13日朝、5月13日午後には、卵膜を破って孵化しましたが、すぐには泳げません。5月15日昼、小さなオタマジャクシの形になりましたが、まだジッと壁面に吸い...庭で繫殖するアマガエル2021(2)産卵・ふ化

  • 鉢植えのシャコバサボテン(2) 「スノーフレーク」

    「スノーフレーク」は白花品種で、市内のHCで購入した年は、11月上旬に開花しました。次の2枚は、その頃の過去画像で、開花数は増えましたが、今年1月の花色は、ピンクです。シャコバサボテンの花色は、開花時の気温や日照で大きく異なり気温が低いと白色は赤に傾いてしまいます。秋に室内に入れて加温し、早く開花させれば、白花になりますが、花の無い冬に長く開花してくれるので、我が家に招いた鉢花、現在も無加温の玄関で咲いています。11月下旬の蕾は白色でした。開き始め、12月初めに咲いた花です。12月中旬、まだ蕾が多い12月下旬、ほぼ満開の1月上旬です。現在も寒い玄関で、開花が続いています。鉢植えのシャコバサボテン(2)「スノーフレーク」

  • 鉢植えのサザンカ(4) 「桜月夜」

    「桜月夜」(サクラヅクヨ)は、ピンクの大輪花です。肥後六花のサザンカで、一重咲き広幅花弁、梅芯(雄しべが見事)に特色があります。11月中旬の蕾から、開花しました。開花後は、花弁が反り返るように開きます。11月下旬の花、幅広い花弁の枚数が多く、半八重?の感じです。大輪花で長持ちしますが、開花数が僅かでした。鉢植えのサザンカ(4)「桜月夜」

  • 庭で繫殖するアマガエル 2021(1) 親ガエル

    庭の草木、花や実の写真が私のブログのテーマですが、何故か「アマガエルの繫殖」が、年間通して一番多く閲覧されます。遅れましたが、昨年の記録をまとめます。「ニホンアマガエル」(日本雨蛙)は、南西諸島を除く日本各地に分布します。今は新しい住宅地に変わりましたが、かつては近くに水田があり、庭に居ついたアマガエルが、世代交代しながら毎年繁殖しています。体長は3~5cmで、メスの方がオスより大きく、鼻筋から目、耳にかけて褐色の太い帯が通ります。体色は、腹側が白で背中側が黄緑色の場合が多いが、保護色で、環境により体色を変えることが出来ます。茶褐色や灰褐色、暗色の斑紋が出来るなど、前足に4本、後足に5本の指があり、指先に吸盤があって、樹に登り、葉に吸い付くことが出来、樹上生活に適応しています。小さな昆虫やクモ類を捕食し、冬は地...庭で繫殖するアマガエル2021(1)親ガエル

  • 鉢植えの「ヒメイチゴノキ」

    「ヒメイチゴノキ」(姫イチゴの木)は南ヨーロッパ原産の、ツツジ科常緑低木で、その矮性園芸品種です。花の時期と前年の果実の熟期が重なり、花と果実が同時に楽しめます。小さな苺に似た果実は、ジャムや果実酒に利用できます。10月中旬、蕾が膨らんできた頃、前年咲いた花の果実が熟してきます。径1.5cm程の球形で、緑から黄色・オレンジ・赤色へと、徐々に色付き変化してきました。昨夏の猛暑の中で、多くが途中落果して、最後に残った果実です。11月上旬に開花、スズランやドウダンに似た壺型の白花です。(赤花品種もあるようです)12月下旬、庭が雪で覆われる中、玄関前の庇下で花の終盤を迎えます。花弁が落ちて、小さな果実の元が残りますが、まだ開花前の蕾もあります。晴天の1月10日、庭の雪上で日光浴です。6号深鉢植えで、樹高・横幅ともに50...鉢植えの「ヒメイチゴノキ」

  • 鉢植えのサザンカ(3) 「大朱盃」

    「大朱盃」(たいしゅはい)は、白地に紅桃色のボカシが入る一重咲きの大輪花です。11月上旬の蕾から、開花へ、開花です。11月中旬に咲いた花で、11月下旬、12月上旬、開き始めの花の上方に、雄しべが残っています。椿が花ごと落ちるのに対し、サザンカは花弁が1枚ずつ散り、雄しべは長く付いたままになります。12月中旬の花、5号鉢植えで、樹高は80cm余り、現在は開花を休んでいますが、まだ蕾が着いています。鉢植えのサザンカ(3)「大朱盃」

  • 鉢植えのサザンカ(2) 「丁字車」

    「サザンカ」は、山に咲く茶に似た木の意味で、漢字では山茶花と書きます。葉が椿より小さく、縁がギザギザしています。「丁字車」(ちょうじぐるま)という品種は、雄しべが花弁化した丁字咲き(唐子咲き)の花を咲かせます。5号深鉢植えで、樹高は70cm余りです。10月上旬、蕾が膨らんで、外花弁を少しずつ開いて、桃色に紅のボカシが入る、小輪花が開花しました。花芯の雄しべ全体が、小さな花弁に変形した丁字咲きとも、唐子(からこ)咲きとも呼ばれる花形です。10月中旬に開花した花、10月末、11月上旬の花、花の終わりで、花弁が散る前の花姿です。11月中旬、11月末の花です。まだ玄関外で咲いている山茶花が多い中で、12月には雪囲いの中で、越冬に入りました。鉢植えのサザンカ(2)「丁字車」

  • 鉢植えのシャコバサボテン(1) 「タマ」

    葉がシャコの形に似ている「シャコバサボテン」は、ブラジル原産の常緑多肉植物で、樹木に着生するサボテンの1種です。冬に咲く品種が多いので「クリスマスカクタス」とも、デンマークで品種改良された品種が多く「デンマークカクタス」とも呼ばれます。夏場は陽を避けて北側軒下の棚に置き、秋に玄関前の日当たりに出して、蕾の成長を待ちました。「タマ」は、デンマークて改良された比較的新しい品種で、濃いピンクの花を咲かせます。11月中旬の大きくなった蕾から、少しずつ花弁を開いて、開花しました。11月下旬の花、12月上旬の花、12月中旬と下旬に咲いた花は、寒さのためか全開しないで萎れてしまいました。咲き終えたこの鉢は、無暖房の納屋で越冬し、春に屋外に出します。鉢植えのシャコバサボテン(1)「タマ」

  • カンアオイ「御所桜」の花

    「カンアオイ」(寒葵)は、ウマノスズクサ科で、林床に生える常緑多年草です。葉が葵に似て、冬でも枯れない所から名付けられ、暗紫色の花を咲かせます。心臓形の葉にある様々な模様や、花の色形などから選別された「細辛」(さいしん)と呼ぶ古典園芸植物群があります。「御所桜」(ごしょざくら)は、その細辛の1種です。葉は灰白色の斑模様が大きく入り、暗緑色の地が少なくなっています。11月上旬の花は、青軸素芯花(緑花)です。花弁に見えるのは3枚のガク片で、基部で癒着してガク筒となっています。1月上旬、鉢を自宅北側の棚から、南側の玄関前に移しました。晴天の一昨日、4号鉢植えの草姿です。寒さと陽射しを受けて、葉色も変色してきました。カンアオイ「御所桜」の花

  • 正月の縁起物(6) 「アリドオシ」

    「アリドオシ」(蟻通し)は、アカネ科の常緑低木で、関東以西、四国中国地方の林下に自生し、樹高20~60cmです。別名が1両で、「千両・万両有り通し」と称して、主に関西で正月の縁起物とするようです。葉腋に1対の細長い棘があり、名の由来が3説有り~①蟻でも刺し貫くことから、又は、②蟻しか通り抜けられないことから、③実が翌年まで持つので有り通し。5月半ばには蕾から開花してきました。筒状の白い4弁花です。花のアップ、5月末、花の後に、緑実が着いてきました。この後は千両と同じく、夏の猛暑と水切れで、幼果が全て落ちてしまいました。従って、実成画像は過去写真を参考に載せます。(11月中旬、12月下旬、1月上旬の3枚)現在の樹姿です。5号鉢植えで、樹高60cm程に成長、雪囲いの中で、樹幹部に乗った雪の重みで、幹の途中が半折れし...正月の縁起物(6)「アリドオシ」

  • 鉢植えのサザンカ(1) 「朝倉」

    「サザンカ」(山茶花)はツバキ科の常緑広葉樹で、晩秋から冬にかけて花を咲かせます。日本では山口県、四国南部、九州中南部、南西諸島など、国外では台湾・中国・インドシナなどに分布します。雪国なので、サザンカは全て鉢植えにして、花期は、玄関外の庇下に置きます。「朝倉」(あさくら)という品種は、早咲きの白花で、八重咲きの中~大輪です。6号深鉢植えで、樹高は120cm程になりました。開花前の蕾は濃い桃色です。開花し始め、外弁だけ桃色で、他の花弁は白色です。開花しました。花形は獅子咲き~カップ咲きです。咲き進むと外花弁も白色となり、花弁が垂れ下がると花の終わりで、1枚づつ散り落ちます。10月下旬から咲き始めました。11月中旬の花、11月末の花、12月上旬の花、12月下旬の花、現在は、周りが雪の中、玄関外の庇下で、終い花を咲...鉢植えのサザンカ(1)「朝倉」

  • 正月の縁起物(5) 「ヤブコウジ」

    「ヤブコウジ」(藪柑子)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、林内に生育し冬に赤い実を着け美しく、別名が「十両」です。江戸時代より、斑入り葉などが選別され、古典園芸植物の1つとなっています。樹高10~30cmで、地下茎で増殖し、長く鉢植えで育て、小型で草のように見えます。花は7月上旬に咲きましたが、撮り忘れてしまい過去画像です。淡いピンクを帯びた白花を、葉腋から下向きに咲かせます。昨夏の酷暑の中で、幼果が枯れ落ち、残った僅かな果実、7月末の緑実です。径7mm位で、11月上旬には赤く熟してきました。12月下旬です。自宅北側軒下の棚から、玄関前に移しました。実成りが少なく寂しいので、過去画像を2枚、正月の縁起物(5)「ヤブコウジ」

  • サカキの花と果実

    「サカキ」(榊)は、モッコク科サカキ属の常緑小高木で、神と人の境界にある木、神事に使う木です。関東以西の温暖地に分布し、新潟県では別種のヒサカキで代用します。苗木を鉢で育て、自宅東側軒下に移植し、神棚には年間通して、このサカキを供えています。6月下旬、白い小さな5弁花を、葉の下に下向きに咲かせます。白い花は長持ちせずに黄変し、緑の小さな実を着けます。9月中旬の緑実です。まだ、枯れた花弁やシベを着けたままの果実もあります。11月中旬、果実が茶色に色付いてきました。12月上旬、実が黒熟してきました。この後、冬囲いされましたが、常緑用は革質で光沢のある楕円形です。1月上旬の晴れ間に、黒く輝く熟果が覗けました。サカキの花と果実

  • 正月の縁起物(4) 「カラタチバナ」

    「カラタチバナ」(唐橘)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、茨木・新潟県以西の林床に自生します。万両・千両に対比させて、「百両」の別名を持ち、正月の縁起木の1つです。鮮赤色の実を着け、園芸種に白実種もあるので、寄せ植えにして、正月の玄関を飾りました。7月上~中旬、径7mm程の白い5弁花を、葉腋に房状に咲かせます。この花が、タチバナに似ていることから名が、花後の小さな緑実、7月末です。11月上旬です。5号深鉢植えで、樹高は40cm程で、あまり大きくならず、葉や果実は万両より大きいです。径8mm程の果実が熟し、赤、白、緑の対比が美しい。12月下旬、この姿で正月を飾り、ヒヨドリを避ければ、春まで持ちます。正月の縁起物(4)「カラタチバナ」

  • 秋咲きの椿(2) 「西王母」

    「西王母」(せいおうぼ)は、秋と春に咲く椿で、幕末の頃、金沢で生まれた品種だそうです。淡い桃色に淡紅のボカシが入る、一重の筒咲き中輪花です。10月~11月、蕾から開花へ、11月中旬、ススキとコラボ、11月下旬、自宅東側軒下に植え、大きくなって通路を塞ぐので、支柱とビニテープで束ねています。12月中旬、12月下旬、雪囲いされ、降雪に見舞われましたが、まだ蕾もあって、残りは3月頃に咲いてきます。秋咲きの椿(2)「西王母」

  • 正月の縁起物(3) 千両

    「千両」(センリョウ)は、センリョウ科の常緑小低木で、関東以西の常緑樹林下に自生します。正月の床の間飾りの生花に使われたものを、実生して育て、7号鉢植えで、樹高50cm余りの株立ちになっています。花はたくさん咲いたのですが、夏の酷暑で水切れを起こし、花後の小さい実が全て枯れ落ちてしまいました。実成りは過去画像です。株立ち状に伸びた枝先に開花した、7月上旬です。花には花弁が無く、花軸に緑色の雌しべが着き、側面に雄しべが直接出るという、変った形をしています。果実は10月頃から赤く熟し、長期間着いています。7号鉢植で樹高は50cm余りです。(12月下旬の過去画像)実が黄色くなる「キミノセンリョウ」(黄実千両)もあり、苗木を入手して同様に鉢栽培しています。7月に咲いた花です。実が全てお枯れ落ちたので、12月と1月の過去...正月の縁起物(3)千両

  • 正月の縁起物(2) 万両 2

    「万両」は、葉に光沢があって厚目で、縁にギザギザがあります。江戸時代に、この葉の変異個体(斑入り葉など)が選別されて、園芸品種群が形成された「古典園芸植物」の1つでもあります。小さなポット苗から成長した、6号鉢植の斑入り葉3種を紹介します。「恵比寿」(えびす)という品種、7月下旬の花から、11月上旬の色付き始めの果実、砂子覆輪系の斑入り葉です。11月下旬の赤熟した果実、樹高85cm、株元近くで2本に分かれて成長しました。葉の下に実を着け、重さで垂れ下がります。次は「千鳥」(ちどり)という品種です。11月下旬、やや細長く屈曲した葉に斑入りです。12月下旬、途中から側枝を1本出して、樹高90cmです。「白鵬」(はくほう)は、白実の品種です。11月上旬、葉の一部に白斑が入ります。12月下旬、1本の幹だけで、樹高65c...正月の縁起物(2)万両2

  • 正月の縁起物(1) 万両-1

    「万両」(マンリョウ)は、ヤブコウジ科の常緑小低木で、関東以西の林内に自生し、樹高30cm~1mほどになります。名前がめでたいとして正月の縁起物とされ、赤熟した果実が美しい。7月下旬に白色の花を咲かせ、花後に緑の実を着け、11月上旬、色付き始めました。6号深鉢植えで、樹高は90cm程です。12月下旬、果実が赤く熟しました。野鳥に食べられなければ、長く樹に着いたままです。こぼれ種で芽生えた実生苗を、別に鉢植えしました。親木と同じ時期に開花し、実を着けました。4号深鉢植えで、樹高30cm程になりました。正月の縁起物(1)万両-1

  • サネカズラの花と果実(2) 果実

    自宅北西の塀際に植えてある「サネカズラ」(実葛)、晩夏に雌花と雄花を咲かせ、晩秋には真っ赤な果実を稔らせました。9月上旬、花後の雌花は、粒々がたくさん集まった球形の緑実となります。9月中旬、果実が大きくなり、10月下旬、色付き始めました。11月下旬の実成りですが、小さな5枚葉は混入してきた白アケビの葉です。12月上旬、遅れて咲いた花の果実は、赤熟してないものもあります。晴天の昨日、自宅北側隅で、まだ鳥に食されてない塀際での実成りです。サネカズラの花と果実(2)果実

  • サネカズラの花と果実(1) 雄花と雌花

    「サネカズラ」(実葛)は、マツブサ科の常緑つる性樹木で、関東以西に分布します。昔、ツルから粘液を採って整髪料に使ったため、「美男カズラ」の別名があります。雌雄異花で、夏8月下旬に、1つの株に雄花と雌花が咲きます。紅色の雄しべを着けた雄花です。雌花は、緑色の雌しべを着けます。雄花は役割を果たすと落花し、雌花は花弁が枯れ落ちますが、球形の緑実になります。サネカズラの花と果実(1)雄花と雌花

  • 元旦の朝

    昨日(元旦)の朝、積雪は40cm余り、玄関前通路の排雪、この時は消雪パイプの水が止まってましたが、この後散水されて道路の雪は消えました。果樹の板囲い下で、たくさんの鉢植えが眠っています。玄関前の庇下には、開花中のサザンカのほか、早春に咲く草花の鉢植えが、吹雪を被って耐えています。玄関内には、シャコバサボテンと梅や桜の鉢植えが、開花中です。熱帯魚の水槽も1個置いてます。正月前に掃除水替えして、玄関右手、正月の仏間です。古い神棚の清掃だけ私の仕事、本日は穏やかな朝を迎え、午前中は晴れる予報です。元旦の朝

  • ナンテンの花と果実

    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。「ナンテン」(南天)は、メギ科の常緑低木で、「難を転ずる」に通じることから、縁起木とされています。疫病退散を念じて、新年の最初の投稿といたします。玄関の東軒下に植えてあり、初夏に白花、晩秋から初冬に赤い実を着けます。6月中旬、花の咲き始め、目立ちませんが、白い6弁花で、黄色い雄しべです。6月下旬、花後に子房が膨らんできます。7月下旬の緑実、8月下旬、少し色付き始め、10月中旬以降、日毎に赤く変わっていきます。10月下旬、11月上旬、11月中旬、11月下旬、赤熟した赤い果実が美しい。昨日(大晦日)の実成り姿、40cm程の積雪がありました。まだ野鳥は食べに来ません。南天の果実には薬用成分もありますが、毒性もあって、食べるものが無くなってから、最後に少し...ナンテンの花と果実

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