観光都市の厳しい現実
静岡県東部には、温泉、宿泊など、正に観光で成り立っている都市が多い訳だが、昨年(20年度)の業績は、一昨年より半減しているという厳しい現実を伝える記事だ。高度経済成長していた1970年前後からバブル崩壊まで、熱海などは東京から1時間で、各企業の宴会の定番場所だったが、近年はその様な大口需要の落ち込みは激しく、老舗の大型ホテルの多くが廃業してしまっていた。そこから、業態を修正し幾らかは業績が戻って来ていたのだが、19年後半の消費税引き上げと、年明け早々の病変のダブルパンチが効いたという様子が表れている。しかも、年が改まった21年になっても病変収束の兆しは未だなく、これからが生き残りへの正念場を迎えることになるのだろう。------------------------------------------------...観光都市の厳しい現実
2021/05/31 21:56