◇土用の丑の日◇丑の日の近づきたれば血がさわぐ我らうな重を味わう会の◇昭和のおもかげ◇おもかげは古き木造古のれんそこにつどうはうな重なかま*土用の丑の日が近づくと、うな重なかまはじっとしていられなくなくなる。小さな店を守ってくれているおやじさんとおかみさんを応援するためにも、うな重なかまはまたいきいきと集うことにする。土用の丑の日
2025年7月
◇土用の丑の日◇丑の日の近づきたれば血がさわぐ我らうな重を味わう会の◇昭和のおもかげ◇おもかげは古き木造古のれんそこにつどうはうな重なかま*土用の丑の日が近づくと、うな重なかまはじっとしていられなくなくなる。小さな店を守ってくれているおやじさんとおかみさんを応援するためにも、うな重なかまはまたいきいきと集うことにする。土用の丑の日
◇先入観念◇二週間ごと月曜予約がわざわいし次回はひと月後と言われても◇確認すると◇四週間後の月曜日は祝日で火曜になるのか次週の月曜か*先生は◯月◯日とおっしゃったのだが、こちらは四週間後の月曜日を帰宅して確認すればよいとの思い込み。まさかその日が祝日だとは思わなかった!先入観念
◇思わぬメール◇どこでどう我の病状知りたるか思わぬ見舞いのメール入り来*思わぬ見舞いのメール、うれしいには違いないが、その伝わったルートも気になるところであった。思わねメール
◇笛吹き男◇子どもらを百三十人連れ消え去った笛吹き男よ真相いかに*1284年、ハーメルン市の歴史はその日から始まっているという。よほど衝撃的な事件だったのだろう。だが真相は伝わらぬまま、グリム童話のなかに生きている。笛吹き男
2025年7月
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◇土用の丑の日◇丑の日の近づきたれば血がさわぐ我らうな重を味わう会の◇昭和のおもかげ◇おもかげは古き木造古のれんそこにつどうはうな重なかま*土用の丑の日が近づくと、うな重なかまはじっとしていられなくなくなる。小さな店を守ってくれているおやじさんとおかみさんを応援するためにも、うな重なかまはまたいきいきと集うことにする。土用の丑の日
◇先入観念◇二週間ごと月曜予約がわざわいし次回はひと月後と言われても◇確認すると◇四週間後の月曜日は祝日で火曜になるのか次週の月曜か*先生は◯月◯日とおっしゃったのだが、こちらは四週間後の月曜日を帰宅して確認すればよいとの思い込み。まさかその日が祝日だとは思わなかった!先入観念
◇思わぬメール◇どこでどう我の病状知りたるか思わぬ見舞いのメール入り来*思わぬ見舞いのメール、うれしいには違いないが、その伝わったルートも気になるところであった。思わねメール
◇笛吹き男◇子どもらを百三十人連れ消え去った笛吹き男よ真相いかに*1284年、ハーメルン市の歴史はその日から始まっているという。よほど衝撃的な事件だったのだろう。だが真相は伝わらぬまま、グリム童話のなかに生きている。笛吹き男
◇再就職◇いったんは退職したのちわが仕事後継者なく呼び戻されたり◇必然的増額◇後継者募集についての給料がわが再就職の基準となれり*十年間据え置かれたままの金額では、後継者は集まるべくもなく、会社はかなりいい給料を提示していた。再就職にあたっては自分の経験値をも考慮してもらい、それを上回る金額を呑んでいただいた。再就職
◇都議選結果◇二万円ばら撒いたのが逆効果イシバ内閣命運尽けり*参院選の前哨戦と位置付けられた都議選。イシバ氏がやらかしたのは、ばら撒きではないと言いながらのニ万円のばら撒き。選挙民が望んでいるのはそんなものではないということに気がつかない鈍感さ。案の定、自民党は最悪の結果に。イシバ氏は、もう終わったようだ。都議選結果
◇気合いのみ◇退院後七日目にして杖いらず,クルマはOKあと気合いのみ◇べつの現実◇退院後七日の現実傷口の癒えきらずおり老齢のゆえか*退院後七日目にしては元気である。ただし手術の傷口がまだ癒えきっていない。まだ時間がかかりそうである。気合いのみ
◇杖・進化形◇スフィンクスの問にもあった杖の時、これで外出わが進化形*歩行器に頼って病院内を行ったり来たりしていた退院前。今はスフィンクスの時代(五千年前)にも老人が使用していたらしい杖に頼って、外出することも許されている。わが進化形である。杖・進化形
◇ミスター逝く◇実績と天然これがミスターの人気の根源だったと思う◇稀代◇ひたすらに愛されつづけたナガシマの稀なる人生もどることなし◇こんな人生◇愛されようなどと思わず好きなことをただ追い求める汗かきながら*ミスターと称されたナガシマさん逝く。89歳。野球人として愛され続けた一生だった。ミスター逝く
◇二千円米◇柔軟性とやる気があればできるんだ小泉二世の二千円米◇誰しもが◇なんぼでもそれはないでしょ誰しもがきっと思った二千円米◇ぐだぐだ発言◇自民からまさかのこまった発言はどこを見ている老害議員*小泉二世が農相に選任されるや、二千円米を店頭に並べると宣言。実売価格の半値以下。誰しもが、べらぼうな!と思ったはず。だが本人の予測よりも速く、それは店頭で実現されてしまった。小泉効果といってよかろう。それにしてもこの快挙を非難する、自民党のおいぼれ議員にはあきれるばかりである。二千円米
◇術後の現実◇四時間の麻酔より覚めかくじつに変わってしまった脚の現実◇歩ければ◇とぼとぼと歩ければよしまっすぐに歩ければよし楽しみながら◇今の関心事◇十日たち今の関心杖の先どちらがよいか三点、四点◇ある感謝◇水のこと感謝あるのみいつもあった電気の通わぬ冷蔵庫の中◇ほんとは◇つまらぬ本などなしつまらぬ人もなしこれまでささえくれたる本・人◇生き方◇自分だけズルして少し得しようなどとは思わぬような人生!*無意識の中から生還した自分。身体はもう元には戻らない。心は?生活は?それをもうしばらく、綴っていくことにしよう。術後十日
◇マスク装着◇きょぬう午前十一時半麻酔薬吹き出すマスクに目をつぶる我◇違う人生◇一、ニ、三・・・数えていまはひと眠り覚めて楽しむ違う人生◇十日ののち◇十日ののちお会いするのは我なれどいくらか違った身体の我なり*いよいよ全身麻酔による手術が始まる。医師は言う、「一、ニ、三と数えていってください」。しばらくの眠り。目が覚める。いくらか違った身体での新しい人生。では十日後にお会いしましょう!十日ののち
◇12階◇12階からの夕焼け楽しみに東棟での入院生活*ひょっとしたら、きれいな夕焼けが望めるかもしれない、入院生活をも楽しんでしまうつもりでいる。12階
◇全身麻酔①◇思い残すことはないのかそんなこと考えたりする全身麻酔◇全身麻酔②◇いちじ的死ともいいうる全身の麻酔なれども楽しまんとす*新しい経験として、これから起こることを楽しんでしまおうという、自分でいうのも何だが、けなげな覚悟で乗り切ろうとしている、入院と手術ではある。全身麻酔
◇六十七年まえ◇手術受くる少年我の背をなでてて涙流せし祖母の思ほゆ◇いま◇亡き祖母は泣きくるるらん腿(もも)よりの皮膚移植する手術と聞けば*我がために泣いてくれた祖母の思い出が、手術を前にしたいまの自分をささえてくれている。祖母のこと
◇まな板の上◇まな板の上の鯉とはこのことか都合も聞かれず手術日決まる◇2週間◇入院は二週間ほど日帰りとさえ思ってた初診の前には◇楽しむ◇生き方は変えようもなくその時をいつも楽しむ入院手術も*腰の腫瘍は奥の方で大きくなっていた。周りの筋肉も切りとらなくてはならない。まな板の上
◇生検◇わが腫瘍(しゅよう)いかなるものぞそれなりに白き膚(はだえ)にメスは入れられ◇恐怖体験◇本番の手術まえにしあらかじめの恐怖体験数センチのメス◇検査結果は◇悪性でなきこと願う肉片の検査の結果は一週間のち*患部がどのような素性なのか、小片を切り出してする検査「生検」を受けた。自分なりにまっさらな肌にメスが入れられた。生検
◇狂ってる◇まだ四月なのに気温は夏日だと狂った季節がまた始まった*今年も春と秋がほとんど無い1年になるのだろう。まだ四月だというのに日中の気温は夏日予報、テレビでは当然のように熱中症対策を忘れないように、などと言っている。狂ってる
◇万博いらぬ◇スマホあれば世界の事象の分かる世に万博いらぬ無駄遣いなり◇不人気◇絵に描いた餅のようには人気出ず赤字の補てんは我らの税金◇結局◇計画をした者たちのふところは痛まなぬような仕掛けになってる*人気の出ない万博。諸物価は上昇のさ中、入場者が増えるとも思えない。結局つけは国民に回ってくるのか。万博いらぬ
◇104%.◇中国に104%の関税と聞いても違和感なき地球人◇感覚マヒ◇めちゃくちゃをやってなんぼのトラさんに感覚マヒした地球人たち◇スポークスマンは◇トラさんと同じセリフを叫んでる若くて美人のスポークスマン*めちゃくちゃをやりだした確信犯トラさんに、まともになにかを言える地球人はいない。美人の政府スポークスマンまでが、テレビ画面の中で同じ調子でバカなことを叫んでいる。それが仕事であるからだが、なにか痛々しい。104%
◇冷水のペットボトル◇冷水のペットボトルの差し出され有り難きかな熱気の受付け◇熱気の受付け◇朝夕に挨拶かわすのみなるに冷水いただく熱気の受付け*猛暑日だというのに勤務先のオフィスは改装工事中。いつもの受付け業務だが熱気の中である。ハイ!と言って冷水のペットボトルをおいてくれたひとがいた。朝夕にあいさつをかわすだけのひとりの女子社員さんであった。感謝のみである。冷水のペットボトル
◇ある一生◇なんとなく生(あ)れきてたのしく散策しひそやかに逝くそんな一生*とくべつな目的があってこの世にきたわけではない。好奇心は強かったかもしれない。そのゆえか、楽しく生きてこられた。そしてこれからも。まわりの者に少しの思い出を残して、ひそやかに去っていければよい。ある一生
◇熱気◇カイロさえこんな暑さじゃなかったと熱気の中をポストに向かう*ピラミッドやスフィンクスを観るために立ち寄った、アフリカ大陸の一角にある街でさえこれほどの暑さではなかった。不要不急の外出は避けるようにと報じられる熱気の中を、一通の手紙を差し出すためにやむをえずポストに向かう。熱気
◇退屈でなし◇受付でじっと座っていることも退屈でなし座禅のごとし*座禅をしている人に、「退屈ではないですか」と聞く人はいないだろう。受付に座っている自分も聞かれたことはない。もし聞かれたら、ただ笑って頷いていようと思う。退屈でなし
◇片付かぬまま◇家の中片付かぬままこの年もまた半分が過ぎてしまえり*矢のように時が過ぎてゆく。また一年の半分が過ぎてしまう。家の中は半年前と変わらず、散らかったままだ。片付かぬまま
◇「推し」◇「推し」
◇ある訪問◇暑くなる季節を日本でどうしてる動物園に行ってみようかある訪問
◇なつかしその日◇よみがえる憶い出いくつか真夜ちかく追憶の曲吹き終えしあと*オカリナの練習をしている。真夜中ちかくは小さな音で。スペイン民謡「追憶」の日本語の歌詞の最後は「ああ、なつかその日」。吹き終えると、ほんとうに憶い出が浮かんでは消える。いい憶い出ばかり・・・。なつかしその日
◇心の暇◇常に暇なれど心に暇なくて一年あまり孫にも会えず*暇なのに心ばかりがせいて、一年あまり初孫の顔さえ見に行っていない。心の暇
◇診断結果◇「加齢です」それは認識してるけど不満いくばく医者の診断*ちょっとした不調や痛みは、つい医者に行くのをひかえてしまう。「それは加齢によるものだから仕方がないよ」とつけ加えるに違いない医者の診断が、予測されてしまうからである。診断結果
◇ある仕事◇椅子に座し人の流れを見つめおり仕事も我には座禅の修行*ホールの奥まったところでの受付と監視、何年もやってきた我がなりわいである。姿勢をととのえればそのまま楽しい座禅の修行にもなる。そう、やった人にしかわからない楽しさが、座禅にはある。ある仕事
◇読書の時機◇中年を過ぎての読書あれほどに読みごんだのに残れるはわずか*今も、本を読むことは楽しい。だが、何らかの影響がどれくらい今後に残るかは、はなはだ心許ない。かなり読みごんだつもりの本さえ、中年を過ぎてからのものは、中身を思い出そうとすると、うっすらとした印象しか残っていないのだ。読書の時機
◇衣替え◇雨なれど予定どおりの衣替えきょうより薄手のユニフォームとせり*地球温暖化の傾向、二週間予定を早め、夏もののユニフォームで出勤することにした。あいにくの雨もようだが、気温は高め、いいあんばいである。衣替え
◇ある90歳◇言われなきゃ分からぬいちばんの吹きては九十(歳)オカリナの会*その人が九十歳であるとはとても思えない。容姿かっこうだけでなく、その人の吹くオカリナの音のイキイキとして、艶のあることが、はるかに若い会員の誰よりも、若々しい。そんなNさんの誕生祝い(卒寿の祝い)を、今日はさせてもらった。ある90歳
◇白湯(さゆ)◇起きてまず最初の一杯寝る前に最後の一杯白湯との付き合い白湯(さゆ)
◇暑さの連休◇鎌倉期宮廷世界を渉猟す暑さの連休「とはずがたり」で*30°にせまる暑さの五月連休。迷い込んだのは、鎌倉時代の宮廷世界のどろどろを描いた「とはずがたり」。現代語訳が各社から出ている。読む人もまれなのか、美本の古書が安く手に入る。暑さの連休
◇また少し◇また少し映画が見づらくなりにけり戻りつつあるかレーシックの効果*二十年前のレーシック手術の効果も、永遠のものではなかったらしい。映画を観るのにまたメガネが必要になってきている。また少し
◇おはよう!◇おはよう!とあいさつくれる母娘いて笑顔になれる通園の道*こちらは早朝の勤務を終えた帰り道。園にむかう母娘が笑顔であいさつしてくれる。たがいに近道となる細い道である。娘の方はすれ違いざまに手まで振ってくれる。こちらも自然に笑顔に。いい一日になりそうな予感がする。おはよう!
◇差し入れ◇休憩にアイスクリーム配られて夏日の交流ウォーキングの会*夏日になってしまったウォーキングの会。休憩場所でだれかがアイスクリームを差し入れてくれて交流の場となる。楽しく歩こうというウォーキングクラブの活動日の一コマである。差し入れ
◇深川にて◇あさり飯食わせる店の紺のれんバックに名残りの花びら舞えり*隅田川沿いの街、深川を散策してきた。戦災で焼け尽くされてしまった街だが、思いがけないところにうっすらと古い情緒が感じられたりする。名物のあさり飯を食わせる店がそちこちにある。そのうちの一軒、玄関先の大きな紺のれんの前を、終わりちかい桜の花びらが流れていった。戦前の街の幻影を見るかのようであった。深川にて