カレンダー大石邦子
新しいカレンダーを各部屋に掛けた。何時も東京の姉が送ってよこす新年度の手帳、お互いに同じものを使っている。コロナ過で姉はこの2年帰郷していない。3年目の今年も一人で過ごす正月である。10年前姉は、がんで入院中2か月余り私に付き添ってくれた。その姉が、4年後に東京で乳がんと分かり、私逢うけたF医大の私の主治医の先生に施術をしてもらいたいと帰郷した。がんが大きすぎて、抗がん剤治療で小さくなり見事手術が成功した。が、その時すい臓がんも見つかった。主治医の先生は、乳がんの専門だけれど、すい臓の専門出ないから、通院が楽な東京のK大学病院に紹介状を書いて下さり、早期発見におどりていると。私達姉妹はF医大に足を向けては寝れないと、いつも話している。新年に始めには、やはり過ぎた日々の有難さが甦ってくる。過去があって今があるのだ...カレンダー大石邦子
2022/02/10 05:12