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2014/10/22

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  • 大パノラマが広がる野島公園の展望台。

    野島公園の旧伊藤博文公別邸から山頂にある展望台(写真上)に上がってみました。近くの八景島シーパラダイス(写真下)から房総半島をはしめ、観音崎方面まで360度の展望が開けます。そしてこの展望台の下には約7000年前の縄文時代早期(説明板)のものと思われる野島貝塚が〜。この丘に生活していた古代人の暮らしが偲ばれます。また、この辺りは江戸時代の広重が描く「金沢八景」のうちの"野島夕照"と"平潟落雁"の地という景勝地だったようです。これから夏に向かってバーベキューも楽しめるようですが、今年はいかがなものでしょうか。大パノラマが広がる野島公園の展望台。

  • 久しぶりに海浜に面した野島公園周辺を散策。

    届いた"アベノマスク"を着用して早速、3ヶ月ぶりくらいの公共の交通機関に乗車。潮風を浴びたくて、久しぶりに金沢八景から野島公園をめざしました。公園入口近くの初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文別邸の周りを散策。以前、訪問した時には内部の各部屋を見学させていただきましたが、やはり現在は内部の見学はできないようです。明治31年(1898年)に建てられた茅葺き屋根の別荘建築ですが、老朽化がすすんだため平成19年(2007年)に解体され、創建時の姿に復元されたそうです。客間は海に面しているので、畳に寝そべって本でも開いたら最高でしょうね。久しぶりに海浜に面した野島公園周辺を散策。

  • 高校野球決勝戦は伝説の引き分け再試合。

    今年の高校野球も残念ながら開催中止となってしまいましたが、20年くらい前に古書店で買っておいた「『延長十八回』終わらず」(田澤拓也著/文藝春秋)を読み終えました。副題に"伝説の決勝戦「三沢vs松山商」ナインたちの二十五年」とあるように、1969年の甲子園での"太田・井上の熱投による史上唯一の"引き分け再試合"の迫真のドキュメンタリーです。この試合のクライマックスは0-0で進んだ15回裏の三沢高校の攻撃。一死満塁で打者立花選手のカウントは0-3という松山商・井上投手の大ピンチ!。ここでの両軍ベンチの駆け引きや選手たちの思いが最大の読ませどころ。結局、得点が入らず引き分け再試合となるのですが、あの故・山際淳司氏の「江夏の21球」とともに息詰まる野球のノンフィクションです。三沢高校の太田幸司投手はアイドル第1号だった...高校野球決勝戦は伝説の引き分け再試合。

  • 雑誌BRUTUSは小津ファン必携の保存版!。

    引き続き古雑誌の整理。これは7年前の2013年12月1日号の雑誌BRUTUS(マガジンハウス)「小津の入り口。」。映画監督・小津安二郎(1903〜1963年)の監督生活35年の映画54作品の"小津ワールド"の入り口に踏み込む小津ファン必読の特集号です。"小津のローアングル"といわれた画作りをはじめ、男と女やおじさんの撮り方、笑い、そして思い出話など、小津監督の作品作りがすべて詰まっている一冊。付録には現存する全37作品のきめ細かい解説が掲載された「小津安二郎映画讀本」。これは保存版、処分することはできません!。雑誌BRUTUSは小津ファン必携の保存版!。

  • 戦後の本牧ベースキャンプの貴重な写真集。

    興味のある特集が掲載されている雑誌を見付けると、つい買ってしまう悪い癖。昨日はそんな古い雑誌の整理に励む一日。これはたしか、6年前の横浜髙島屋で開催された「ヨコハマグラフィティザ・ゴールデンカップスの時代展」の会場で購入した「フェンスの中のアメリカ」(ダディーズ・プレス)です。内容は戦後の駐留軍接収時代の本牧ベースキャンプの姿満載の貴重な写真集。掲載されている写真はすべて渡邊光次氏の所有とのことで、ここに転載はできませんが、若い時にフェンス越しに覗き見た当時の米軍家族の幸せそうな写真ばかり。なんとセントラルヒーティングも完備していたようです。クリスマスツリーの灯が輝く暖かそうな家族の姿が、未だに脳裏に浮かんできます。戦後の本牧ベースキャンプの貴重な写真集。

  • Jリーグ発足時(1993年)のプラスチックトランプ。

    緊急事態宣言の解除を受けてサッカーやプロ野球の活動再開が動き始めてきたようですが、そんな折にサッカーJリーグ創設時(1993年)の未開封プラスチックトランプが出てきました。カードには発足時の10チームのキャラクターがあしらわれていて、そのチームは鹿島アントラーズ、ジェフユナイテッド千葉、浦和レッズ、東京ヴェルディ、横浜F・マリノス、横浜フリューゲルス(懐かしい!)、清水エスパルス、名古屋グランパス、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島の"オリジナル10"。このうちJ2に降格していないチームは鹿島アントラーズとわが横浜F・マリノスのみの2チーム。なお、今シーズンの公式戦については全クラブが練習を再開してから4〜5週間の調整期間を設けるため、6月末から7月上旬が検討されているようです。Jリーグ発足時(1993年)のプラスチックトランプ。

  • "騒音とは何か"に取り組んだ学術書。

    以前、送られてきた姪の共訳した「騒音の歴史」(マイク・ゴールドスミス著/東京書籍)。3分の2ほどでストップしていましたが、この機会に全文読んでみました。現代社会において騒音は大きな問題となっていますが、本書は「騒音とは何か?」を真正面から取り組んだ"世界初"の学術書。少々難解ではありますが、データなどでできるだけわかりやすく説明されています。「芸術における騒音」の中でも触れていましたが、騒音は人それぞれの主観の違い。美しいメロディでも聴く人の性格やその時の気分にも左右されるもの。ここで街中のいたるところで流されるうるさい"おせっかい放送"に苦言を呈する哲学者・中島義道氏の「うるさい日本の私」(日経ビジネス文庫)を思い出しました。"騒音とは何か"に取り組んだ学術書。

  • "命のビザ"をもった難民を手助けした氷川丸。

    写真家・寿福滋氏の「杉原千畝と命のビザ」によると「杉原千畝の発行したビザを持って日本にたどり着いたユダヤ人たちの多くは、まず神戸をめざした。(中略)異人館を仮住まいとするそれらの人々を神戸の人たちは暖かく迎え入れたという」。そして、生き延びた人たちはそれぞれに新天地へと"新しい旅"をはじめますが、その手助けをしたのが横浜の山下公園に係留している氷川丸(写真)「です。"杉原ビザ"を手にした難民たちを北米へと避難させた、唯一現存する大型貨客船。「リトアニアの領事館で杉原千畝と交渉したリーダーのひとり、後の宗教大臣バルハフティク氏も氷川丸でアメリカに渡った」そうです。"命のビザ"をもった難民を手助けした氷川丸。

  • 杉原千畝氏の"命のビザ"逃避行の取材記録。

    アルバムの整理もひと仕事ですが、懐かしくもありつい長時間見入ってしまいます。思えばアジア圏を除けば、バルト三国ツアーが最後のヨーロッパ。1940年にリトアニアで6000人ものユダヤ人を救った杉原千畝氏の日本領事館を訪問。杉原氏が出国ビザにサインをした事務机に座らせていただいた写真とパンフレットが出てきました。右の小冊子「杉原千畝と命のビザ〜シベリアを超えて」は写真家・寿福滋氏の著書で、2016年の横浜市歴史博物館での寿福氏の写真展の時のもの。ポーランドからリトアニア、モスクワ、そして、シベリア鉄道でウラジボストーク(ウラジオストク)、日本の敦賀、神戸など、当時の逃避行をたどる寿福滋氏の取材記録。「今や"杉原ビザ"で生き延びた子孫は30,000人を超え、やがて地球市民の中に杉原氏のDNAとともに溶け込み、世界の平...杉原千畝氏の"命のビザ"逃避行の取材記録。

  • 北海道の廃線などを巡るルポ「北の無人駅から」。

    長引く外出自粛生活。読書ばかりの毎日ですが、800ページにもなろうかというノンフィクション大作「北の無人駅から」(渡辺一史著/北海道新聞社)の後半を読んでいます。廃線間近い無人駅から始まった漁業・農業、自然保護などをルポした7つのストーリー。第4章「オホーツク海と流氷の名所として名高い釧網本線・北浜駅(写真)」には、旅行キャンペーン"ディスカバー・ジャパン"で突然のブームとなった定年近い老駅長たちの苦闘が描かれていました。駅長のアイデアで売上げが伸びた記念切符や記念グッズの制作のために、家族や近隣の人たちの協力があっても廃線決定や定年はヒタヒタとやっててきます。これって、最近評判のNHK-BSの「沁みる夜汽車の物語」になりそう。北海道の廃線などを巡るルポ「北の無人駅から」。

  • 読んでほしい本を書店員が選ぶ"本屋大賞"。

    先日、"本屋大賞"のオビの文字につられて読んだ「流浪の月」(凪良ゆう著/東京創元社)。最近、注目を集めているこの"本屋大賞"とはいかなる"賞"なのか、気になっていたので調べてみました。すると「年々、縮小していく出版業界を現場から盛り上げようということから発案され、平成16年(2004年)から始まった「書店員だけの投票だけで選ばれる"賞"。本と読者との間の書店員が「ぜひ読んでほしい」、「自分の店舗で売りたい」と思う本に投票して"大賞"がきまるそうです。そして、読者に比較的近い書店員が選ぶ"賞"なので親しみやすい書籍が選ばれることと、受賞作は映像化されることが多いので、受賞と映像でタイミングよく盛り上がれるのが特徴。また、自費出版の書籍もその対象に含まれるようです。読んでほしい本を書店員が選ぶ"本屋大賞"。

  • 時代を超えて心に響く西洋美術の3作品。

    16日(土)のテレビ東京「新美の巨人たち」は時節柄"今こそアートのチカラを〜時代を超えて心に響く西洋美術」。サン・ピエトロ大聖堂の入口右側にあったミケランジェロの「ピエタ」(写真上)、ルーブル美術館のドラクロア「民衆を導く自由の女神」(写真中)、そして、オランジェリー美術館のモネ「睡蓮の連作」という巨匠たちの、心を勇気付けてくれる3つの物語。オランジェリー美術館の2部屋は「平和な瞑想に浸ることができる安息所のようなものになるでしょう」というモネの言葉通り、安らぎの小宇宙となっていました。撮影OKのこの部屋で、いつまでも見入っている少年の姿が印象にのこっています(写真下)。時代を超えて心に響く西洋美術の3作品。

  • 「薬」という字の「草を取る」と「楽』になる。

    神奈川新聞の投稿欄"自由の声"に「薬という字の草冠を取ると『楽』になります、ということを、薬をのまない89歳の人に教えられてから、暇を見付けてはは庭の草むしりに精をだしてスッキリしています」という趣旨の投書が〜。そこで、小さな庭を眺めてみると、あちこちに雑草が生え放題!。ただ、片隅には雨に濡れた額紫陽花のツボミが少しづつ開いてきました。そろそろ梅雨の季節になるようです。因みに額紫陽花の花言葉は「謙虚」。「薬」という字の「草を取る」と「楽』になる。

  • 味わい深い"とうふ屋うかい"の「竹とうふ」。

    昨日、友だちから"とうふやうかい"芝公園店の珍しい「竹とうふ」と鱧のすりみを合わせた「季節のがんも」と味わい深いふっくらとした「京がんも」のいただきもの。「竹とうふ」は太い青竹には入った作りたてのとうふです。ほのかに青竹の香るとうふが4〜5丁分は入っています。"とうふ屋うかい"は創業80年近い日本料理の八王子"うかい烏山"の系列店。昨夜は日本酒のぬる燗や焼酎お湯わりで、久しぶりに"和食ワールド"を堪能しました。因みに同店も緊急事態宣言の影響で閉店していますが、一昨日からテイクアウトのみの営業を再開したそうです。ご馳走さまでした。味わい深い"とうふ屋うかい"の「竹とうふ」。

  • 大人も充分に楽しめる「横浜市こども植物園」。

    保土ヶ谷の「横浜市児童遊園地」の向かいにあるのは「横浜市こども植物園」。ここは小麦の研究で知られる植物遺伝学者の木原均博士の研究所跡地に、国際児童年(1979年)を記念して開園した植物園です。子どもたちに自然に親しみながら植物の知識を深め、思いやりのある心を育ててもらおうと、クイズ形式などいろいろ工夫されています。といっても、園内には花壇・バラ園、果物・野草園、薬草園なども整備されて、地域住民の人たちの散策の場としても充分に楽しめます。バラ園は以前よりもスッキリしてると感じたのは、この春にリニューアルしたとか。その他、植物に関する各種相談にも応じているそうです。入園無料。大人も充分に楽しめる「横浜市こども植物園」。

  • 伝説の夏の高校野球決勝戦と早慶6連戦。

    昭和44年(1969年)、夏の甲子園での三沢高校(青森)と松山商業(愛媛)の決勝戦、そして昭和35年(1960年)の神宮球場での秋の早慶戦。どちらもアマチュア球史に残る伝説の試合として語り継がれています。時間は売るほどあるのでこの機会に、野球中継のない日々の憂さを晴らしつつ、ゆっくりと読んでいます。高校野球の決勝戦は太田・井上投手の投げ合いで、延長18回でも決着がつかず規定により再試合に〜。早慶戦はリーグ優勝をめぐって、両チーム譲らずの意地の6連戦となりました。この2冊は試合の進行とともに、当時の世相を随所に折り込んだノンフィクションです。伝説の夏の高校野球決勝戦と早慶6連戦。

  • C.W.ニコルさんのスコットランド蒸溜所巡り。

    4月3日に79歳で亡くなられた作家で環境保護活動家のC.W.ニコルさんの著書「WHISKY〜C.W.ニコルのスコットランド紀行」(徳間書店)を読み返してみました。ウエールズ出身のニコルさんが、カメラマンと訪ねるスコットランドのウイスキー醸造所巡りです。北部のオークニー諸島からジュラ島、アイラ島などを蒸溜所に住みつく"ウイスキー・キャット"をからかいつつ周る珍道中。地元飲んべえと一触即発の緊迫のウイスキー論争ありとスリリングなバルでのシーンも〜。ウイスキーと歌を愛するニコルさんのご冥福をお祈りします。アイラ島の「ラフロイグ10年」と「ボアモア12年」(写真)はおススメ。C.W.ニコルさんのスコットランド蒸溜所巡り。

  • ギター・トリオの「ブランデンブルク協奏曲」。

    "STAYHOME"の期間に本とCDの整理に励む毎日。ジャズ以外のCDでは最近、ハマっているクラシックの中でも、落ち着いて聴けるバロック音楽がお気に入り。いつもは室内管弦楽団で聴いているバッハの「ブランデンブルク協奏曲」ですが、このCDはなんとギター・トリオの演奏!(「第5番ニ長調」のみはチェンバロが参加)。アムステルダム・ギター・トリオのハギレのいいアンサンブルが聴きどころです。それにしても、バッハの曲を聴くとなぜこんなに癒されるのでしょうか。敬虔な信仰心に生きたバッハ〜深い精神性に満ちた美しい旋律がわれわれの魂をゆすぶるのでしょうか。ギター・トリオの「ブランデンブルク協奏曲」。

  • ありし日のサントリー・オールドの広告文。こ

    今年1月末にくも膜下出血を発症して入院した作家の伊集院静氏。その後、無事退院して自宅療養をされているとのこと。その伊集院静氏の25年くらい前のサントリー・オールドの新聞・雑誌に掲載されたものを再編集したサントリー100周年記念出版短編集(長友啓典/画)。これだけの人生の機微を短い文章で読ませるには、酒場などでの豊富な出会いがないと〜。そこでコロナ禍が収束したら、改めて少し修業しようと、心に固く決意しました。それにしても、あの頃のサントリー宣伝部は山口瞳、開高健、柳原良平などの諸氏と、強烈な個性を持った眩しいスター軍団でした。ありし日のサントリー・オールドの広告文。こ

  • 自然の地形を生かした横浜市児童遊園地。

    英連邦戦没者墓地から保土ヶ谷方面に少し下った場所にあるのは横浜市児童遊園地です。児童遊園地と言っても樹木や桜や梅の木も多い大人も散歩できる公園。立派な竹林の脇のなだらかな下り坂をおりてみました。周囲の自然の地形を生かした起伏に富んだ散策路は時節柄、運動不足を解消するには最適な場所。子どもたちが喜びそうな広場や遊具、そしてプールも併設されているようです。調べてみると戦前からこの広大な地域を遊園地にする計画がありましたが、戦後に隣りに英連邦戦没者墓地ができたため、現在の面積になったようです。自然の地形を生かした横浜市児童遊園地。

  • 保土ヶ谷の英連邦戦死者墓地へ"チャリ散歩"。

    このところ公共の交通機関を利用するのを控えているので、久しぶりに井土ヶ谷・保土ヶ谷方面に"チャリ散歩"。井土ヶ谷から保土ヶ谷方面に向かう坂を北永田で左折して英連邦戦死者墓地に参拝してきました。十字架のモニュメントを中心に、よく手入れされた緑の芝生の中には整然と墓石が並んでいます。英連邦ということでイギリスをはじめ、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランドの戦死者と区分けされているようです。しばし、遠い地で亡くなった若き兵士たちの無念の思いに心を寄せてきました。因みにこの墓地にはエリザベス女王(1975年)やダイアナ妃(1995年)、ウイリアム王子(2015年)も参拝されているそうです。保土ヶ谷の英連邦戦死者墓地へ"チャリ散歩"。

  • 鳥の鳴き声を人の言葉に置き換える「聞きなし」。

    ウグイスの「ホー法華経」やホトトギスの「特許許可局」など、鳥の鳴き声を人の言葉に置き換えて楽しむのを「聞きなし」ということを、「日本の365日を愛おしむ〜毎日が輝く生活暦」(本間美加子著/東邦出版)で知りました。日本で見られる野鳥は約600種。白鳥や雁のように日本で冬を過ごして去っていく、渡り鳥などと種類はいろいろ。幼い頃に「海の上は長いので、鳥は小枝を咥えて飛び立ち、疲れたらその小枝の上で休むんだよ」と教えられましたが、あの話は本当なのでしょうか。今日5月10日は「母の日」ですが、今日から1週間は「愛鳥週間」でもあります。写真は数年前に信州を旅した時の安曇野の白鳥飛来地です。鳥の鳴き声を人の言葉に置き換える「聞きなし」。

  • 新潟から送られてきた新鮮な"姫タケノコ"。

    昨日、新潟から"姫タケノコ"が送られてきました。タケノコといっても竹ではなく、笹の若芽だそうです。さっそく今朝、筍ご飯にしてみましたが、香りがよく歯ざわりがなんとも言えずに爽やか。筍汁とともに緑眩しい越後の里山に思いを馳せて味わいました。雪の重みで曲がってしまうので"根曲り竹"と呼ぶ地方もあるようです。越後の銘酒で焼いて味わうのも、この時期の楽しみです。ご馳走さまでした。新潟から送られてきた新鮮な"姫タケノコ"。

  • 複雑な感情を描く本屋大賞受賞の「流浪の月」。

    飛び込んだ書店に大量に平積みされていた「流浪の月」(凪良ゆう著/東京創元社)。オビの"2020本屋大賞受賞"という派手な文字にクラっときて読んでみました。いわゆる"ロリコン"と呼ばれる青年と、そこに飛び込んでいった少女との特異な人間関係が、迫真の文章で描かれています。ふたりの間には何も起きないのですが、気持ちだけはしっかりと繋がっている不思議な関係。事件が起きてからしばらく経ったふたりの複雑な感情が切なく迫ります。後半はどんどん引き込まれていきますが、テーマがテーマだけにどことなく重さを引きずる読後感でした。複雑な感情を描く本屋大賞受賞の「流浪の月」。

  • チューリヒのレトロな赤いケーブルカー。

    スイスの首都チューリヒで宿泊したホテルの横から出てきたのは赤いレトロなケーブルカーの"ポリバーン"(写真)。チューリヒ中央駅からチューリヒ工科大学を結んでいますが、トラムに乗ると遠回りでもこのケーブルカーに乗ればまっすぐ数分。一時、経営が危ぶまれていましたが、銀行などの支援で再建。1998年には乗客が200万人を超えて、文字通り軌道に乗ったようです。チューリヒを訪れたのは、どうやらこの少し後のようです。それにしても、この大学で学んだ学生にとってはいい通学の思い出となっていることでしょう。チューリヒのレトロな赤いケーブルカー。

  • 心うたれるスイスの"瀕死のライオン像"。

    外出もままならないGWを利用して、写真のアルバムの整理に奮闘中。過去の懐かしい思い出に、つい眺めいってしまいますが、そこは心を鬼にしてできるだけ処分しています。ところで、スイスを訪れた時に宿泊した美しい古都・ルッツェルン。そこで印象的だったのはこの"瀕死のライオン像"。1792年に起きたフランス革命で、宮殿のルイ16世とマリー・アントワネットを最後まで守り続けて戦死したスイス傭兵786人の慰霊碑です。斜面の岩に彫り込まれた悲しそうなライオンの姿がいつまでも心に刻まれています。作家・マーク・トウェインは"この世で最も悲惨で心をうたれる岩塊"と〜。世界に名だたる屈強なスイス傭兵の証です。心うたれるスイスの"瀕死のライオン像"。

  • ささやかな人生の喜びに浸るエッセイ集。

    これも20年ほど前に神田古書店街で買っておいた「ビールの最初の一口とその他のささやかな楽しみ」(フィリップ・ドレルム著高橋啓訳/早川書房)。実はタイトルに惹かれて購入したのですが、内容は「浜辺の読書」、「朝食の新聞」、「歩道のクロワッサン」など"人生のささやかな楽しみ"を綴った34編のエッセイ集です。この人の文体は、削ぎ抜かれた形容詞で小さな事象を浮き彫りにしていく不思議な筆致。憂鬱な昨今、しばし読書に浸る時間を楽しむことができました。因みに本書は、フランスで100万部に迫るベストセラーだったそうです。ささやかな人生の喜びに浸るエッセイ集。

  • 新緑が美しい今日5月4日はは"みどりの日"。

    「目に青葉山時鳥初鰹」のフレーズが思いおこされる大好きな季節〜5月初旬。いつもなら野へ山へ海へと心弾む季節ですが、今年に限ってはそうはいきません。外出自粛の中で、コロナ禍が明けた来るべきシーズンのために、撮影旅行のプランを立てておくのも一興かなと、虚しい気持ちで旅行雑誌や旅行番組を眺めています。日ごとに力強さを増していく、目にも眩しい、今日は5月4日は"みどりの日"です。新緑が美しい今日5月4日はは"みどりの日"。

  • 日本初の西洋式公園と近代テニス発祥の地。

    「日本吹奏楽発祥の地」の妙香寺のすぐ上は、日本初の西洋式公園といわれる山手公園。明治3年(1870年)に横浜の居留外国人によって作られ、以来、80年にわたり外国人専用の公園として使用されたようです。また、ここも日本の近代テニス発祥の地でもあり、園内にはテニス発祥記念館(写真下)も併設。当時のテニス用具やウエアが展示されています。辺りには巨大なヒマラヤ杉が鬱蒼と生い繁っていますが、このヒマラヤ杉もここから日本全国に広まったそうです。この公園が開園した年には妙香寺に寄宿していた薩摩藩軍楽隊が、この四阿辺り(写真上).で練習の成果を披露したという写真も残されています。開港時の横浜は日本文化を海外へ発信すると同時に、西洋文化を積極的に取り入れる場でもたあったわけです。日本初の西洋式公園と近代テニス発祥の地。

  • 妙香寺は日本吹奏楽と「君が代」発祥の地。

    春先にビール発祥の地を訪ね歩いた時に立ち寄った本牧山妙香寺(写真上)。弘仁5年(814年)に弘法大師(空海)の創立とされています。また、妙香寺は「日本吹奏楽発祥の地」、「"君が代"発祥の地」としても知られています。明治2年(1869年)、妙香寺に寄宿していた薩摩藩の洋楽伝習生が英国陸軍軍楽隊長ジョン・ウイリアム・フェントンから指導を受けてこいたことが、日本吹奏楽の始まりといわれる由縁。その後、フェントンは日本政府の洋楽部門の要職に就き、初代の「君が代」の作曲に関わったことから国歌「君が代」発祥の地となっているようです。因みに昨年10月には同寺の境内で"日本吹奏楽150周年記念演奏会"が開催されました。写真下は「日本吹奏楽発祥の地」の石碑。妙香寺は日本吹奏楽と「君が代」発祥の地。

  • 妙香寺は吹奏楽と「君が代」発祥の地。

    以前、ビール発祥の地を訪ね歩いた時に立ち寄った本牧山妙香寺(写真上)。弘仁5年(814年)、弘法大師(空海)の創立とされています。また、妙香寺は国歌「君が代発祥の地」、「日本吹奏楽発祥の地」(写真下)としても有名。明治2年(1869年)、妙香寺に寄宿していた薩摩藩の洋楽伝習生が、英国陸軍軍楽隊長から境内で指導を受けたということです。その後、この軍楽隊長であったジョン・ウイリアム・フェントンは日本政府の洋楽部門の要職に就き、現在の「君が代」とは異なりますが、初代の「君が代」の作曲に関わったようです。因みに昨年10月には同寺において、「吹奏楽150年記念演奏会」が開催されました。妙香寺は吹奏楽と「君が代」発祥の地。

  • イライラが募る緊急事態宣言の延長。

    5月になりましたが、どうやら緊急事態宣言は今月いっぱいに延長される模様。仕方がないのですが、この外出自粛規制で困るのは趣味のスポーツや美術館巡り、コンサートなどが思い切り楽しめないこと。毎日のテレビ体操や読書、CD鑑賞ではどうにも歯がゆいばかり。汗をかいての運動、本物の名画を見る感動、生音の迫力にはほど遠い感覚ばかり。度々、足を運ぶ神奈川フィルハーモニー管弦楽団(写真)も創立50周年の節目の年にこんな事態になり、団員の皆さんの残念な気持ちは察するに思いあまります。今年11月の祝賀演奏会でのマーラー/交響曲第8番「千人の交響曲」は予定通りに開催されるのでしょうか。イライラが募る緊急事態宣言の延長。

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