卒業式を目の前に、その先の未来に胸を躍らせている娘。いつの間にか僕の心は娘のこの先の未来の事ではなく今までの思い出に変わってきている事に気がつきました。だんだんと僕の親と同じ様に昔の事ばかり思い話す様になるんだろうな。日曜日はいつもサイドカーでいつも一緒に出かけたなぁとか。海も山もいろんな場所に一緒に出かけたなぁとか。だからこそ僕は今までの事と今の現状に感謝する気持ちを歳を重ねる毎に覚えました。これからは僕の知らない思い出を新しい景色とともに描いていくんだろうなぁ。未来しか見ていなかった18歳の自分と重なって。親の役目も後は仕送りぐらいだなぁと思いながら、今まで僕も一緒に人として成長させてもらえた事に感謝をして、巣立って行く娘を思い嬉しくも寂しい気持ちになりました。卒業式