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  • 石仏番外 山の石仏案内1000

    ブログ・偏平足の山の石仏案内が、1000回に達しました。2006年の『里山の石仏巡礼』(山と渓谷社)発刊後に、まだ紹介したい山の石仏があるということで始めたこのブログ、あしかけ16年かかっての1000回です。すでに案内した山の別の石仏を取り上げたこともあったので1000の山とはなりませんが、1000の石造物を写真とともに案内しました。また番外があり、これをあわせると1284回になります。ブログを始めたころは仕事の合間に山に登ってまとめた原稿でしたから、平凡な内容でした。石仏の案内に考察も加えるようになったのは仕事を辞めてからで、これを支えたのが過去に集めた山の石仏記録、山岳書、石仏書でした。その本と著者に敬意を表して、ブログでは書名・著者も紹介することに務めました。内容を確かなものにするため、下山後に山麓の図書...石仏番外山の石仏案内1000

  • 石仏1000片曽根山(福島)磨崖仏

    片曽根山(かたそねやま)磨崖仏(まがいぶつ)【データ】片曽根山719メートル▼最寄駅JR磐越東線・船引駅▼登山口福島県田村市船引町の船引駅▼石仏山頂に西側、地図の赤丸印▼地図は国土地理院ホームページより▼この案内は拙著『里山の石仏巡礼』(平成18年、山の渓谷社)から転載したものです【里山の石仏巡礼91】昭和29年(1954)の夏、上級生に連れられて初めて片曽根山に登ったとき、山の裏側に広がる大きな世界を見た。それは安積平野と、その後ろに連なる吾妻から那須に続く山脈だった。これ以来、山の裏側を見るのが山登りの楽しみとなり、今も続いている。そのとき見た石仏も印象に残り、山の石仏探しも今だに続いている。片曽根山の山頂には磨崖仏の三十三観音があって、それを探し出すのも楽しみの一つだった。弁慶が刻んだ磨崖仏との伝えを信じ...石仏1000片曽根山(福島)磨崖仏

  • 石仏999苗場山(新潟)道祖神

    苗場山(なえばやま)道祖神(どうそじん)【データ】苗場山2145メートル▼最寄駅JR上越線・越後湯沢駅▼登山口新潟県湯沢町元橋▼石仏苗場山山頂、地図の赤丸印▼地図は国土地理院ホームページより▼この案内は拙著『里山の石仏巡礼』(平成18年、山の渓谷社)から転載したものです【里山の石仏巡礼106】苗場山へは湯沢町の元橋から入り、赤湯に一泊してから山頂を目差した。『越後の山旅』(藤島玄著、昭和54年)の苗場山の案内に「合掌した男女神の道祖神石像」とある一行にひかれ、人里離れた山頂に道祖神はありえないと思ったが、それを確かめたくなって出かけた。それにしても赤湯の温泉といい苗場山への道といい、一帯は緑のなかに溶け込んでしまいそうな蒼林の中で、梅雨どきとはいえ、これまで経験したことがない静寂さを味わった。道祖神は旅の安全を...石仏999苗場山(新潟)道祖神

  • 石仏998飯士山(新潟)御嶽三座神

    飯士山(いいじさん)御嶽三座神(おんたけさんざしん)【データ】飯士山1112メートル▼最寄駅JR上越線・越後湯沢駅▼登山口新潟県湯沢町土樽の岩原スキー場▼石仏飯士山山頂、地図の赤丸印▼地図は国土地理院ホームページより▼この案内は拙著『里山の石仏巡礼』(平成18年、山の渓谷社)から転載したものです【里山の石仏巡礼105】初めてスキー場に立ったのは塩沢町の石打丸山スキー場。昭和40年代の始め、冬の新潟にはたっぷり雪が降り、スキー場から見えた山はどれも神々しいほど白く高く輝いていた。雪のある時期はとても登れそうもない山ばかりだったが、その中で一番近くにあって雪がなければ簡単に登れそうに見えたのが飯士山。しかしこの山への道は、雪国ならではの大きな変化があった。湯沢町からの道は急な登りが続いた後、最後に小さなピークが三つ...石仏998飯士山(新潟)御嶽三座神

  • 石仏997遠見尾根・地蔵の頭(長野)風切地蔵

    遠見尾根・地蔵の頭(じぞうのかしら)風切地蔵(かざきりじぞう)【データ】遠見尾根・地蔵の頭山1673メートル▼最寄駅JR大糸線・神代訪駅▼登山口長野県白馬村神城のゴンドラ山頂駅▼石仏地蔵の頭、地図の赤丸印▼地図は国土地理院ホームページより【案内】白馬五竜スキー場のゴンドラは、遠見尾根の地蔵の頭の下まで運んでくれる。一帯は高山植物園で、これを見ながら登ると地蔵菩薩が鎮座する地蔵の頭に着く。ケルン状に造られた岩の中央に祀られた地蔵は風切地蔵。「慶應三年(1867)」の造立である。立派な錫杖が際立つ地蔵で、この後立山(うしろたてやま)で同じような地蔵をいくつか見ているが、どれも立派な錫杖が目立っていた。ケルンに埋め込まれた銅板の案内に「この地方は季節風の強いところで、慶應三卯年三月土地の人々が風害の防止を祈願して地蔵...石仏997遠見尾根・地蔵の頭(長野)風切地蔵

  • 八千代古文書同好会 2021-09

    八千代古文書同好会、9月の例会は9月25日(土)です。コロナ禍緊急事態宣言中ですが、実施します。詳しくは同好会ホームページで案内しています。八千代古文書同好会2021-09

  • 石仏996諏訪・唐沢山(長野)弾誓

    諏訪・唐沢山(からさわやま)弾誓(たんせい)【データ】諏訪・唐沢山1000メートル▼最寄駅中央本線・上諏訪駅▼登山口長野県諏訪市上諏訪、山の神バス▼石仏阿弥陀寺裏山、地図の赤丸印▼地図は国土地理院ホームページより【案内】上諏訪駅の東の山のなかに唐沢山阿弥陀寺がある。唐沢山は諏訪市上諏訪の字らしく、阿弥陀寺の山号は法国山となる。嶽門という名の石垣の間が寺の入口で、入るとすぐ「弾誓上人爪彫御名号」の案内がある。自然石に「南無阿弥陀仏」銘が読み取れる。宮島潤子氏は『謎の石仏』(注1)で、この名号塔を弾誓五十回忌の供養碑としている。弾誓(1551~1613)については、『謎の石仏』の「あとがき」に、「戦国時代の末から江戸時代のはじめにかけ、諸国を遊行し、苦しみ多い人々の救済に力をつくしたが、その手段として自ら刻んだ木彫...石仏996諏訪・唐沢山(長野)弾誓

  • 石仏995入笠山(長野)摩利支天

    入笠山(にゅうがさやま)摩利支天(まりしてん)【データ】入笠山1955メートル▼最寄駅中央本線・富士見駅▼登山口長野県富士見町、富士パノラマリゾート・ゴンドラ山頂駅▼石仏入笠山山頂とテイ沢夫婦岩、地図の赤丸印。青丸は高座岩▼地図は国土地理院ホームページより【案内】入笠山の山頂に「大山祗命/摩利支天」銘の35センチほどの石塔が立つ。側面に「昭和三十九年」とあり、昭和のこの時代に摩利支天の石塔を建てられたことに驚く。大山祗命は山の神として、かつてはこの国の里山によく祀られてきた。摩利支天は陽炎の象徴で、武将が守護神として信仰したことが知られているが、入笠山の摩利支天は豊穣の役目を担ってのことと思われる。摩利支天は木曽御嶽にも祀られ、御嶽信仰とともの関東甲信越の里山に勧請された。一方諏訪地方は里でも摩利支天を散見する...石仏995入笠山(長野)摩利支天

  • 八千代新川千本桜 21-09

    アジサイの剪定が終わった後、猛暑が続いたので新川には行く気にもなりませんでした。そして早くも秋霖の気配で、雨が続き新川に足が向きませんでした。季節の変わり目に余韻がない昨今です。今日は千本桜の会の一斉清掃日です。午前の霧雨のなか、いつものように新川土手のゴミ拾いをしました。八千代新川千本桜21-09

  • 屋上菜園2021-09割れたトマト

    8月中旬から降り出した雨で、ミニトマトにひび割れができてしまいまし。どれも同じようなヨコの割れ目です。トマトは雨にあたるとひび割れができることは知っていましたが、これまでの経験からミニトマトはそれほど影響がない感じでした。ところが今年の夏は初旬の猛烈な熱波による乾燥から、急激な雨と低温がひび割れをうんだのかもしれません。カミさんが湯むきしてくれたので食べましたが、ひびのところが固くてトマトではありませんでした。トマトは即刻刈り取りました。残るはモロヘイヤとツルムラサキだけです。屋上菜園2021-09割れたトマト

  • 伊藤介二・昭和の石仏写真館(55)四国八十八ヶ所本尊④

    四国八十八ヶ所本尊(東京都東村山市・梅岩寺)65番十一面66番千手67番薬師68番阿弥陀69番聖観音70番馬頭71番千手72番大日73番釈迦74番薬師75番薬師76番薬師77番薬師78番阿弥陀79番十一面80番千手81番千手82番千手83番十一面84番千手85番聖観音86番十一面87番十一面88番薬師伊藤介二・昭和の石仏写真館(55)四国八十八ヶ所本尊④

  • 伊藤介二・昭和の石仏写真館(54)四国八十八ヶ所本尊③

    四国八十八ヶ所本尊(東京都東村山市・梅岩寺)41番地蔵42番大日43番千手44番聖観音45番不動46番薬師47番阿弥陀48番十一面49番釈迦50番薬師51番薬師52番十一面53番阿弥陀54番不動55番大通智勝56番地蔵57番阿弥陀58番千手59番薬師60番大日61番大日62番十一面63番毘沙門天64番阿弥陀伊藤介二・昭和の石仏写真館(54)四国八十八ヶ所本尊③

  • 伊藤介二・昭和の石仏写真館(53)四国八十八ヶ所本尊②

    四国八十八ヶ所本尊(東京都東村山市・梅岩寺)22番聖観音23番薬師24番虚空蔵25番地蔵26番馬頭27番薬師28番大日29番千手30番阿弥陀31番文殊32番聖観音33番薬師34番薬師35番薬師36番不動37番阿弥陀38番千手39番薬師40番薬師伊藤介二・昭和の石仏写真館(53)四国八十八ヶ所本尊②

  • 伊藤介二・昭和の石仏写真館(52)四国八十八ヶ所本尊①

    四国八十八ヶ所本尊(東京都東村山市・梅岩寺)(全体風景)1番釈迦2番阿弥陀3番釈迦4番大日5番地蔵6番薬師7番阿弥陀8番千手9番釈迦10番千手11番薬師12番虚空蔵13番聖観音14番弥勒15番薬師16番千手17番薬師18番薬師19番地蔵20番地蔵21番虚空蔵伊藤介二・昭和の石仏写真館(52)四国八十八ヶ所本尊①

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