太陽光パネル、大量廃棄時代は目前 リサイクル義務化へ ルールづくりや支援策急務
土砂流出や設備崩落…地域でのトラブル頻発太陽光パネルを巡っては、設置に伴う土砂の流出や設備崩落などが各地で頻発しており、安全面も懸念されている。神戸市須磨区では、平成30年7月の西日本豪雨で山陽新幹線付近の斜面の上に設置された施設が崩落。安全確認のため、新幹線が運転を一時見合わせた。また、今年1月の能登半島地震では、複数の施設が破損、崩落する事故が起きている。また、経済産業省は今年8月5日、農地を利用した太陽光発電事業者20社に対し、農地法違反などがあったとして国からの交付金を一時停止したと発表した。農地の一時転用許可が必要だが許可を取得しなかったり、パネル下部の農地で適切に農作物を育てていなかったりしていた。京都大の松浦純生名誉教授(傾斜地保全学)は「太陽光発電は金もうけを目的にした(管理の)ずさんな事...太陽光パネル、大量廃棄時代は目前リサイクル義務化へルールづくりや支援策急務
2024/09/14 09:42