ルネサス半導体工場、経営悪化で閉鎖から10年ぶり再稼働…
ルネサス半導体工場、経営悪化で閉鎖から10年ぶり再稼働…EV普及で需要増「脱炭素化に貢献」半導体大手ルネサスエレクトロニクスの甲府工場(山梨県甲斐市)が10年ぶりに再稼働した。高電圧・大電流を制御する「パワー半導体」の製造拠点として、以前の2倍の生産能力を持つ。4月に行われた開所式では長田公副知事が「甲府工場の稼働で地域経済にも大きな効果が期待される。県として様々な面で継続的に支援する」と語った。(村岡拓弥)甲府工場の開所式で行われた、ルネサスや地元関係者らによるテープカット(4月11日)©読売新聞同社子会社が運営する工場は7階建てで、敷地面積は9万4000平方メートル(東京ドーム約2個分)。半導体の基板となる材料「ウェハー」は最先端の300ミリ・メートルのものを扱う。できた半導体は主に電気自動車(EV)...ルネサス半導体工場、経営悪化で閉鎖から10年ぶり再稼働…
2024/05/16 09:47