雨の2重賞。咲く花、散る花…。
馬場状態はレースにとって最も大きな影響を与えるかもしれない。中山記念は稍重、阪急杯は重。共にレースの時点でも小雨というのがね。馬場が悪化すると、派生的な作用として展開が変ってしまう場合もあるしね。中山は結果的に逃げたドーブネが2着に粘り、3番手から2番手と押し上げて行ったマテンロウスカイの快勝。3着も比較的前目だったジオグリフと、後続馬群は成す術もない結果となった。ソールオリエンスは向う正で田辺の手が動いた時の反応が鈍く、これは惨敗かと思われたが、直線大外に出てからはさすがクラシックホースの片りんは見せたが、今日のところは勝ち目はなかった。エルトンバローズは序盤に結構脚を使ってしまい、勝負どころでも余裕はなかった。それで16頭の7着はある程度馬の全体資質のせい。馬場も合わなかったかもしれず、巻き返しの機会...雨の2重賞。咲く花、散る花…。
2024/02/26 11:35