Satin Doll / Bobbi Humphrey Blue Note '74 女性ジャズ・フルート奏者、ボビー・ハンフリーの5枚目のアルバム『Satin Doll』。ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズとの共同作業は73年の3rdアルバム『Blacks And Blues』に始まり(ライヴ盤『Live At
I Got To Move / The Nazty Mankind '76 ジョニー・メイ・マシューズが手掛け、彼女の子供たちもメンバーに含むデトロイトのファンク・バンド、ブラック・ナスティ。彼らは1973年にスタックス傘下のレーベル、エンタープライズからアルバム『Talking To The People』をリ
Open Invitation / Gerald Alston
Open Invitation / Gerald Alston Motown '90 70年代から80年代にかけて、マンハッタンズのリード・シンガーとして活躍したジェラルド・アルストン。グループ脱退後はソロ活動に転じ、90年代前半まではコンスタントにアルバムをリリースしていたが、2ndアルバムとなる本作
Do It Now, Worry About It Later / Clifford Coulter
Do It Now, Worry About It Later / Clifford Coulter Impulse! '72 70年代のベイエリアにおいて、主にジャズやブルースのフィールドで活動をした鍵盤奏者、クリフォード・コウルター。70年代初頭にはインパルスから2枚のリーダー作をリリースしているが、本作『Do It N
You're All I Need / Marvin Gaye & Tammi Terrell
You're All I Need / Marvin Gaye & Tammi Terrell Tamla '68 ソウル・デュエットの至宝、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル。ソウル・ミュージックの男女デュエットは数あれど、この2人ほど互いの魅力を引き出しあいながら抜群に息の合ったコンビネーションを聴かせてく
Vehicle / Wess & The Airedales
Vehicle / Wess & The Airedales Durium '72 アメリカ生まれのシンガーでベーシストのウェス・ジョンソン。60年代後半にイタリアへと渡り活動、70年代初めまでは自身のバンド、ウェス&エアデイルズとして6枚、以降はソロ歌手として7枚のアルバムをリリースしているようだ
Naturally / Letta Mbulu Fantasy '73 南アフリカのソウェト出身の歌手、レッタ・ムブール。60年代半ばにアメリカへと渡り、ヒュー・マセケラやキャノンボール・アダレイなどのバックアップを受けて活動、本作『Naturally』は4枚目のアルバムにあたる。ジャケットにも小さ
Loving Power / Impressions Curtom '76 カーティス・メイフィールドを中心に、ソウル・ヴォーカル・グループの地平を切り拓いた60年代。カーティスのソロ転向と前後して、強いメッセージ性を打ち出しニュー・ソウルの動きとも呼応した70年代前半。時代の変遷とともに形を
Turn You To Love / Terry Callier
Turn You To Love / Terry Callier Elektra '79 テリー・キャリアーは70年代前半にカデットからアルバム3枚を出した後、70年代末にはエレクトラから2枚のアルバムをリリース。本作『Turn You To Love』はその2枚目。孤高のフォーク・ソウルを聴かせるカデット3部作には
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Satin Doll / Bobbi Humphrey Blue Note '74 女性ジャズ・フルート奏者、ボビー・ハンフリーの5枚目のアルバム『Satin Doll』。ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズとの共同作業は73年の3rdアルバム『Blacks And Blues』に始まり(ライヴ盤『Live At
Send It / Ozone Motown '81 80年代前半にモータウンから5枚のアルバムをリリースした、ナッシュヴィル出身の8人組ファンク・バンド、オゾン。80年の1stアルバム『Walk On』は少しジャズ・ファンクっぽさもあるインスト作品で、個人的にはコレも好きなのだが、続く81年の2
One Way featuring Al Hudson MCA '80 デトロイトで結成されたアル・ハドソン&ソウル・パートナーズは70年代後半にABCレコーズから4枚のアルバムを残した後、79年にはMCAへのレーベル移籍を機にバンド名をワン・ウェイへと改め、アルバム『One Way featuring Al Hudson
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones A&M '73 クインシー・ジョーンズの1973年のアルバム『You've Got It Bad Girl』。本作はアルバム・タイトル曲など、前年のスティーヴィー・ワンダーの大ヒット作『Talking Book』から2曲カバーしているのが目を惹くが、アルバム全
Survival / The O'Jays Philadelphia International '75 70年代のフィラデルフィア・ソウルを代表するソウル・ヴォーカル・グループ、オージェイズ。72年の名盤『Back Stabbers』を皮切りに、名匠ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのプロデュース、フィリー・ソウル総本山
The Boy's Doin' It / Masekela Casablanca '75 南アフリカ出身のトランペット奏者、ヒュー・マセケラ。50年代からミュージシャンとして活動したが、アパルトヘイト政策を批判したことから国を追われ、60年代初頭にアメリカに渡る。以降、数多くのリーダー作をリリースし
On The Avenue / Ronnie Foster Blue Note '74 ジャズ鍵盤奏者、ロニー・フォスターの4枚目のリーダー作『On The Avenue』。本作のプロデューサーはジョージ・ベンソン。『Breezin'』をはじめ、ベンソンの70年代後半の諸作にフォスターは参加しているが、音盤上での2人の
Euphrates River / The Main Ingredient RCA Victor '74 ニューヨークの3人組ソウル・ヴォーカル・グループ、メイン・イングリディエントの通算6枚目のアルバム『Euphrates River』。キューバ・グッディングがリード・シンガーに就いてからは3作目となる。前作『Afrodisia
Mister Magic / Grover Washington Jr. Kudu '75 ジャズ・サックス奏者のグローヴァー・ワシントンJr。70年代にはCTIの傍系レーベル、クドゥから多くのアルバムをリリースし、以降もモータウン、エレクトラとレーベルを渡り歩き、80年にはビル・ウィザーズと共演した「Jus
Smitty / William D. Smith A&M '78 カナダのロック・バンド、マザーロードの鍵盤奏者/ヴォーカルとしてそのキャリアをスタートしたウィリアム・D・スミス。その後は鍵盤奏者としてのみならず、プロデューサー/アレンジャー/作曲家としても数多くのレコーディング・セ
Shadows In The Streets / Shadow Elektra '81 オハイオ・プレイヤーズを脱退したビリー・ベック、クラレンス "チェット" ウィリス、ジェイムス "ダイアモンド" ウィリアムズの3人によるグループ、シャドウ。70年代末~80年代初めに3枚のアルバムをリリースしているが、8
Watching You / Platinum Hook RCA Victor '83 70年代後半にモータウンから2枚のアルバムをリリースしているファンク・バンド、プラティナム・フック。グレッグ・ライトがプロデュースしたその2作は売れなかったようで、Discogsによると80年にもう1枚デオダードのプロデュ
Nolan / Nolan Porter ABC '72 70年代初めに2枚のアルバムをリリースしているロス出身のソウル・シンガー/ソングライター、ノーラン・ポーター。70年の1stアルバム『No Apologies』はフランク・ザッパ周辺のミュージシャンや、リトル・フィートのローウェル・ジョージや
The Space Cadets Vanguard '81 1981年にアルバム1枚のみの残した4人組ファンク・バンド、スペース・カデッツ。本作のプロデューサーを務めほとんどの曲を書いたギタリストのナイロビ・セイルキャットを中心に、87年にソロ・アルバム『The Thistle』をリリースする謎のス
Live At Montreux / Marlena Shaw Blue Note '74 先日訃報が伝えられたジャズ/ソウル・シンガーのマリーナ・ショウ。60年代末のカデット、70年代半ばまで在籍したブルー・ノート、70年代後半のコロンビアと、いずれの時代にも優れた作品を残し、80年代以降も活動を続けた
Single Life / Cameo Atlanta Artists '85 1973年にバーナード・パーディーが設立し、ごく短期間のみ存在したレーベル、エンカウンター・レコーズ。同レーベルからアルバム『East Coast』をリリースしたニューヨークのバンド、イースト・コーストのリーダー/ドラマーだっ
Lifestylez Ov Da Poor & Dangerous / Big L Columbia '95 ニューヨーク出身のラッパー、ビッグL。彼のプロとしてのキャリアをスタートしたのは1992年。99年に凶弾に倒れるまでの短いキャリアの間にリリースしたアルバムは僅かに1枚のみ。しかし、その唯一作は90年代のヒ
Giant Shirley / Tal Ross a.k.a. Detrimental Vasoline Coconut Grove Recording Company '95 先日訃報が伝えられたファンカデリック最初期のメンバー、タル・ロス(Tawl Ross, Tal Ross)。エディ・ヘイゼル、ビリー "ベース" ネルソン、レイモン "ティキ" フルウッド、
The Dynamite Brothers / Charles Earland Prestige '74 ジャズ鍵盤奏者、チャールズ・アーランドが手がけたブラックスプロイテーション映画のサウンドトラック・アルバム。映画本編はB級カンフー・アクションとのことだが、この最高なジャケットのとおり、サントラ盤は期
Come Back Charleston Blue / Donny Hathaway Atoco '72 ダニー・ハサウェイが制作しクインシー・ジョーンズが監修した、ブラックスプロイテーション映画『Come Back Charleston Blue』(ハーレム愚連隊)のサウンドトラック・アルバム。映画はコメディ・タッチの刑事モノ
Sweet Replies / Honey Cone Hot Wax '71 エドナ・ライト、シェリー・クラーク、キャロリン・ウィリスの3人組ガールズ・グループ、ハニー・コーン。ホット・ワックスからリリースされた彼女たちのアルバムは4枚あるが、本作『Sweet Replies』は2枚目のアルバム。ポップに
Inner Thoughts Of The H. Andrews Congregation Balance '74 ハワード・アンドリュースなる人物を中心に結成されたサンフランシスコの9人組ファンク・バンド、H.アンドリュース・コングリゲーション。本作はバランス・レコーズという地元のドマイナーなローカル・レーベ
Independence / Matata President '74 ケニアで結成されたアフロ・ファンク・バンド、マタタ。70年代前半にロンドンで2枚のアルバムを録音しリリースしていて、そのうち72年の1stアルバム『Air Fiesta』は、ファンキーではあるがまだまだ土着的なアフロ要素が濃厚だが、74
Cat In The Hat / Bobby Caldwell Clouds '80 先日訃報が伝えられたミスターAOR、ボビー・コールドウェル。ソングライターとしても数々の素晴らしい作品を残してきたコールドウェルだが、ダンディズム滲むヴォーカルも好きだ。自分は彼の初期の作品しか聴けていないが、大
Partyman / Prince Warner Bros. '89 『Batman』サントラからの2ndシングル「Partyman」。手持ちの12インチ・シングルには「Partyman」の各種リミックスが3バージョンと、アルバム未収録の「Feel U Up」が収録されている。「Partyman (Video Mix)」は、約3分10秒のアルバ
Batdance / Prince Warner Bros. '89 プリンスの11thアルバム『Batman』サウンドトラックからの1stシングル「Batdance」。MVも大きな話題となったこの曲は大ヒット、プリンスにとっては「Kiss」以来4曲目となる全米シングル・チャートNo.1を記録した。手持ちの12インチ・
In Good Taste / Flavor Ju-Par '76 デトロイトのジュ・パー・レコーズからリリースされた3人組ヴォーカル・グループ、フレイヴァーの唯一のアルバム『In Good Taste』。グループのメンバーには、このレーベルのオーナーであるバンキー・シェパードの息子も含まれるようで
当ブログのプリンス関連のレヴューを整理したまとめ記事です。プリンスのアルバムやシングルの他、プリンスが参加した他のアーティストの作品、プリンス・ファミリーの作品などのうち、当ブログでレヴュー済みのものについてリリース順に並べました(レヴュー済みの作品のみ
Chaos And Disorder / The Artist Formerly Known As Prince Warner Bros. '96 拗れに拗れたプリンスとワーナーの関係は、ついに修復不可能なまでに破綻。両者は契約解除に合意したものの、プリンスは契約上残されたアルバム2枚分のリリースを履行せねばならなかった。
他のジャンルのことはよく分からないが、ソウルやファンク・ミュージックには地域性があるのが面白い。その土地の歴史や風土、気候、文化によって育まれた、その地ならではのサウンドが確かに存在する。カリフォルニア州の北部、サンフランシスコとその対岸のオークランドを
Plays Funky Favorites / Senor Soul Double Shot '68 後のウォーの創設メンバーのうちのひとり、サックス奏者のチャールズ・ミラーを含む5人組のバンド、セニョール・ソウル。60年代末にリリースした2枚のアルバムのうち、特に69年の2nd『It's Your Thing』はまさにウォ
Cypress Hill Ruffhouse '91 ニューヨーク出身のプロデューサー/トラックメイカーのDJマグスに、L.A.出身のBリアルとキューバ生まれのセン・ドッグの1DJ+2MCからなる90年代前半の西海岸を代表するヒップホップ・グループ、サイプレス・ヒル。彼らの最初のアルバムとなる
Smouldering Secrets / The Copeland Davis Group Regalia '75 フロリダのジャズ・ピアニスト、コープランド・デイヴィス唯一のリーダー作『Smouldering Secrets』。アルバム全8曲中3曲でデイヴィス自身が歌っているが、残る5曲はインストという構成。瑞々しく豊潤な楽曲
Where Do We Go From Here / Dumpstaphunk The Funk Garage '21 アーロン・ネヴィルの息子アイヴァンと、アート・ネヴィルの息子イアンを中心に結成されたニューオリンズのファンク・バンド、ダンプスタファンク。2013年の『Dirty Word』以来しばらくアルバムのリリースが
Let My People Go / Darondo Luv N' Haight '06 カリフォルニア州バークレー出身のシンガー/ギタリスト、ダロンドことウィリアム・ダロン・プリアム。ベイエリアで活動していたダロンドは70年代前半に地元のインディ・レーベル、ミュージック・シティなどから計3枚のシン
Neither One Of Us / Gladys Knight & The Pips Soul '73 アメリカの女性ソウル・シンガーとしては、おそらくアレサ・フランクリンやメイヴィス・ステイプルズらと並ぶ最高位の実力を誇るグラディス・ナイト。60年代から永きにわたり第一線で活躍をしてきた彼女の作品の一
Creation Atco '74 レオン・パティロを中心に結成されたサンフランシスコのバンド、レオンズ・クリエイション。1970年にの1stアルバム『This Is The Beginning』の時点では7人組だったが、その後8人編成となりバンド名もクリエイションに改め、74年にアトコからリリースし
Live : Cookin' With Blue Note At Montreux / Donald Byrd Blue Note '22 1973年6月29日から7月15日にかけて開催されたこの年のモントルー・ジャズ・フェスティバル。そのうち、7月5日のステージには、当時ブルー・ノートに在籍していたアーティストが多く出演しており、
Be / Common Geffin '05 2000年の『Like Water For Chocolate』、2002年の『Electric Circus』と、ソウルクエリアンズの面々との連携で傑作・実験作をリリースしてきたコモンが、97年の『One Day It'll All Make Sence』以来久々に地元シカゴ回帰を遂げた2005年の6thアル
当ブログの投稿で最も多く読んでいただいている【Favorite Albums】。ディスク・レヴュー総数が1000枚に到達した記念に100枚選んだのが始まりでした。以降、何度かの増量と選盤の見直しを行ってきましたが、この度200枚に増量しました。No.1~10 の上位10枚のみ順位付けして