25 Years Later / Blaze Motown '90 ケヴィン・ヘッジとジョシュ・ミランの2人が起ち上げたハウス/ダンス・ユニット、ブレイズ。その後、ヴォーカルのクリス・ハーバートが加わって3人組となり、ティミー・レジスフォードのプロデュースのもとモータウンからリリースした
25 Years Later / Blaze Motown '90 ケヴィン・ヘッジとジョシュ・ミランの2人が起ち上げたハウス/ダンス・ユニット、ブレイズ。その後、ヴォーカルのクリス・ハーバートが加わって3人組となり、ティミー・レジスフォードのプロデュースのもとモータウンからリリースした
Somebody Else's Guy / Jocelyn Brown
Somebody Else's Guy / Jocelyn Brown Vinyl Dreams Records '84 インナー・ライフやサルソウル・オーケストラ、チェンジなどのヴォーカルとして、また数多くのレコーディングにてそのパワフルでソウルフルな歌声を響かせていたジョセリン・ブラウン。ソロ・シンガーとし
Up The Downstairs / Wilson Williams
Up The Downstairs / Wilson Williams ABC '78 ありふれた名前が匿名的な印象でかえって憶えづらいウィルソン・ウィリアムズなるソウル・シンガー。Disocgsによるとリリースしたアルバムは2枚のみで、そのうち1枚はおそらく2000年代初め頃にスワンプ・ドッグのレーベルか
Hear The Words, Feel The Feeling / Margie Joseph
Hear The Words, Feel The Feeling / Margie Joseph Cotillion '76 マージー・ジョセフは1973年の3rdアルバム『Margie Joseph』から78年の7th『Feeling My Way』までアトランティックに在籍しているが、なぜか76年の6枚目となる本作『Hear The Words, Feel The Feeling』
Soul Makossa / Manu Dibango Atlantic '72 カメルーンのジャズ・サックス奏者、マヌ・ディバンゴの代表曲と言えば、もちろん「Soul Makossa」。世界中でカバーされ、またあの"ママコ、ママサ、マコマコッサ"という呪文のような特徴的なフレーズは、マイケル・ジャクソン
El Chicano MCA '73 イーストL.A.のラテン・ロック・バンド、エル・チカーノの4thアルバム。熱いラテン・グルーヴを聴かせる初期の作品も素晴らしいが、無骨な中にも柔らかいメロウネスを感じさせる本作もやはりイイ。もちろん、ファンキーなラテン・ロック魂は健在。アル
Free Will / Gil Scott-Heron Flying Dutchman '72 ギル・スコット・ヘロンの3rdアルバム『Free Will』。フライング・ダッチマンからリリースした3作は、パーカッションをバックにポリティカルの詩をリズミカルに詠むポエトリー・リーディングのデビュー・アルバム『Small
Satin Doll / Bobbi Humphrey Blue Note '74 女性ジャズ・フルート奏者、ボビー・ハンフリーの5枚目のアルバム『Satin Doll』。ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズとの共同作業は73年の3rdアルバム『Blacks And Blues』に始まり(ライヴ盤『Live At
Send It / Ozone Motown '81 80年代前半にモータウンから5枚のアルバムをリリースした、ナッシュヴィル出身の8人組ファンク・バンド、オゾン。80年の1stアルバム『Walk On』は少しジャズ・ファンクっぽさもあるインスト作品で、個人的にはコレも好きなのだが、続く81年の2
One Way featuring Al Hudson MCA '80 デトロイトで結成されたアル・ハドソン&ソウル・パートナーズは70年代後半にABCレコーズから4枚のアルバムを残した後、79年にはMCAへのレーベル移籍を機にバンド名をワン・ウェイへと改め、アルバム『One Way featuring Al Hudson
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones A&M '73 クインシー・ジョーンズの1973年のアルバム『You've Got It Bad Girl』。本作はアルバム・タイトル曲など、前年のスティーヴィー・ワンダーの大ヒット作『Talking Book』から2曲カバーしているのが目を惹くが、アルバム全
Survival / The O'Jays Philadelphia International '75 70年代のフィラデルフィア・ソウルを代表するソウル・ヴォーカル・グループ、オージェイズ。72年の名盤『Back Stabbers』を皮切りに、名匠ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのプロデュース、フィリー・ソウル総本山
The Boy's Doin' It / Masekela Casablanca '75 南アフリカ出身のトランペット奏者、ヒュー・マセケラ。50年代からミュージシャンとして活動したが、アパルトヘイト政策を批判したことから国を追われ、60年代初頭にアメリカに渡る。以降、数多くのリーダー作をリリースし
On The Avenue / Ronnie Foster Blue Note '74 ジャズ鍵盤奏者、ロニー・フォスターの4枚目のリーダー作『On The Avenue』。本作のプロデューサーはジョージ・ベンソン。『Breezin'』をはじめ、ベンソンの70年代後半の諸作にフォスターは参加しているが、音盤上での2人の
Euphrates River / The Main Ingredient
Euphrates River / The Main Ingredient RCA Victor '74 ニューヨークの3人組ソウル・ヴォーカル・グループ、メイン・イングリディエントの通算6枚目のアルバム『Euphrates River』。キューバ・グッディングがリード・シンガーに就いてからは3作目となる。前作『Afrodisia
Mister Magic / Grover Washington Jr.
Mister Magic / Grover Washington Jr. Kudu '75 ジャズ・サックス奏者のグローヴァー・ワシントンJr。70年代にはCTIの傍系レーベル、クドゥから多くのアルバムをリリースし、以降もモータウン、エレクトラとレーベルを渡り歩き、80年にはビル・ウィザーズと共演した「Jus
Smitty / William D. Smith A&M '78 カナダのロック・バンド、マザーロードの鍵盤奏者/ヴォーカルとしてそのキャリアをスタートしたウィリアム・D・スミス。その後は鍵盤奏者としてのみならず、プロデューサー/アレンジャー/作曲家としても数多くのレコーディング・セ
Shadows In The Streets / Shadow
Shadows In The Streets / Shadow Elektra '81 オハイオ・プレイヤーズを脱退したビリー・ベック、クラレンス "チェット" ウィリス、ジェイムス "ダイアモンド" ウィリアムズの3人によるグループ、シャドウ。70年代末~80年代初めに3枚のアルバムをリリースしているが、8
Watching You / Platinum Hook RCA Victor '83 70年代後半にモータウンから2枚のアルバムをリリースしているファンク・バンド、プラティナム・フック。グレッグ・ライトがプロデュースしたその2作は売れなかったようで、Discogsによると80年にもう1枚デオダードのプロデュ
Nolan / Nolan Porter ABC '72 70年代初めに2枚のアルバムをリリースしているロス出身のソウル・シンガー/ソングライター、ノーラン・ポーター。70年の1stアルバム『No Apologies』はフランク・ザッパ周辺のミュージシャンや、リトル・フィートのローウェル・ジョージや
The Space Cadets Vanguard '81 1981年にアルバム1枚のみの残した4人組ファンク・バンド、スペース・カデッツ。本作のプロデューサーを務めほとんどの曲を書いたギタリストのナイロビ・セイルキャットを中心に、87年にソロ・アルバム『The Thistle』をリリースする謎のス
Live At Montreux / Marlena Shaw
Live At Montreux / Marlena Shaw Blue Note '74 先日訃報が伝えられたジャズ/ソウル・シンガーのマリーナ・ショウ。60年代末のカデット、70年代半ばまで在籍したブルー・ノート、70年代後半のコロンビアと、いずれの時代にも優れた作品を残し、80年代以降も活動を続けた
Single Life / Cameo Atlanta Artists '85 1973年にバーナード・パーディーが設立し、ごく短期間のみ存在したレーベル、エンカウンター・レコーズ。同レーベルからアルバム『East Coast』をリリースしたニューヨークのバンド、イースト・コーストのリーダー/ドラマーだっ
Lifestylez Ov Da Poor & Dangerous / Big L
Lifestylez Ov Da Poor & Dangerous / Big L Columbia '95 ニューヨーク出身のラッパー、ビッグL。彼のプロとしてのキャリアをスタートしたのは1992年。99年に凶弾に倒れるまでの短いキャリアの間にリリースしたアルバムは僅かに1枚のみ。しかし、その唯一作は90年代のヒ
Giant Shirley / Tal Ross a.k.a. Detrimental Vasoline
Giant Shirley / Tal Ross a.k.a. Detrimental Vasoline Coconut Grove Recording Company '95 先日訃報が伝えられたファンカデリック最初期のメンバー、タル・ロス(Tawl Ross, Tal Ross)。エディ・ヘイゼル、ビリー "ベース" ネルソン、レイモン "ティキ" フルウッド、
The Dynamite Brothers / Charles Earland
The Dynamite Brothers / Charles Earland Prestige '74 ジャズ鍵盤奏者、チャールズ・アーランドが手がけたブラックスプロイテーション映画のサウンドトラック・アルバム。映画本編はB級カンフー・アクションとのことだが、この最高なジャケットのとおり、サントラ盤は期
Come Back Charleston Blue / Donny Hathaway
Come Back Charleston Blue / Donny Hathaway Atoco '72 ダニー・ハサウェイが制作しクインシー・ジョーンズが監修した、ブラックスプロイテーション映画『Come Back Charleston Blue』(ハーレム愚連隊)のサウンドトラック・アルバム。映画はコメディ・タッチの刑事モノ
Lialeh / Bernard "Pretty" Purdie
Lialeh / Bernard "Pretty" Purdie Bryan '74 バーナード・パーディー制作のブラックスプロイテーション映画のサウンドトラック。低予算のポルノ映画とのことで、当時多忙を極めていたパーディーが何故こんな仕事を引き受けたのかよく分からないが、ホレイス・オットにウ
Christmas On Death Row Death Row '96 ウェッサイの顔役、シュグ・ナイト率いるコワモテ揃いの武闘派レーベル、デス・ロウ・レコーズのクリスマス・アルバム。この年デス・ロウに移籍してきた2パックは不在ながら、デス・ロウ所属のラッパー/シンガーが勢揃いのこのコン
Switch Gordy '78 70年代末~80年代初めにかけて、モータウン傍系のゴーディーから5枚のアルバムをリリースした6人組ファンク/ソウル・バンド、スウィッチ。前身はホット・アイス(或いはスマッシュ)というバンドだが、このバンドがスウィッチとデバージに分裂。また更
Phew! / Claudia Lennear Warner Bros. '73 60年代末にアイク&ティナ・ターナーのバック・コーラス・グループ、アイケッツのメンバーとして活動していたクラウディア・リニア。ティナと仲違いしてアイケッツを辞めた後は、ジョー・コッカーやスティーヴン・スティルス、
You're The Best / Keni Burke RCA Victor '81 ケニ・バークのソロ2作目のアルバム『You're The Best』。本作でもケニ自身がプロデュース/アレンジを担い、ベースやギターを演奏。ドラムスはレオン "ンドゥグ" チャンスラー、キーボードはディーン・ガントが参加。ダンス
Transition / Barbara Mason Buddah '74 60年代半ばから活動するフィラデルフィア出身の女性ソウル・シンガー、バーバラ・メイソン。本作『Transition』は通算6作目となる1974年リリースのアルバム。このイラスト・ジャケットからも分かるとおり、本作は当時のニュー・ソ
High On The Sea / Master Fleet
High On The Sea / Master Fleet Sussex '73 4人組ファンク・バンド、マスター・フリートの唯一のアルバム『High On The Sea』。メンバー4人のうちスターリングとスティーヴンのライス兄弟は、78年~79年に3人組グループのリヴィン・プルーフ~トリプルSコネクションのメ
LTG Exchange Fania '74 ニューヨークの5人組ファンク・バンド、LTGエクスチェンジ。このバンドは70年代半ばに2枚のアルバムをリリースしているが、本作はファニアからリリースした1stアルバム。メンバーにはプエルトリコ出身の移民も含まれるこのバンドは、ニューヨーク
Come Around And Love Me / Jalen Ngonda
Come Around And Love Me / Jalen Ngonda Daptone '23 ワシントンDCに隣接するメリーランド州出身で現在はUKで活動する新進ソウル・シンガー、ジェイレン・ンゴンダのデビュー・アルバム『Come Around And Love Me』。ダップトーンからのリリースということで、オールド・
The Neville Brothers Capitol '78 1977年のアルバム『New Directions』を最後に解散となったミーターズ。メンバー5人のうちアート・ネヴィルとシリル・ネヴィルは、兄弟のアーロン、チャールズとともに新バンド、ネヴィル・ブラザーズを結成。本作は78年リリースの彼らの
Warmer Communications / Average White Band
Warmer Communications / Average White Band Atlantic '78 アヴェレージ・ホワイト・バンドの7枚目のアルバム『Warmer Communications』。本作もこれまでと変わらぬファンク/ソウルを楽しめる充実作。お馴染みのロゴを実写化したようなジャケットもナイス。アルバムのオ
Heavyweight / Monk Higgins United Artists '72 60年代から数多くの作曲/アレンジ/プロデュース仕事をこなしたジャズ・サックス奏者、モンク・ヒギンズ。自身のリーダー作は60年代末から70年代前半にかけて5枚(75年のパム・グリア主演映画『Sheba, Baby』を加えれば6
Allspice At-Home '77 男女混成の5人組ヴォーカル・グループ、オールスパイス。彼らの唯一のアルバムとなる本作はウェイン・ヘンダーソンのプロデュース。演奏を担うのは、やはりウェインが面倒を見ていたプレジャーのメンバーが中心で、実にアット・ホーム・プロダクショ
Mos Def & Talib Kweli Are Black Star / Black Star
Mos Def & Talib Kweli Are Black Star / Black Star Rawkus '98 モス・デフとタリブ・クウェリ、当時アンダーグラウンド・シーンで注目を集めつつあったブルックリン出身の新進気鋭のラッパー2人が組んだブラック・スター。各々この1~2年後にはソロとしての1stアルバム
Shot Of Love / Lakeside Solar '78 オハイオ州デイトンの9人組ファンク・バンド、レイクサイド。1977年にABCから1stアルバムをリリースしているが、バンドの活動が軌道に乗ったのは起ち上げられたばかりのL.A.の新興レーベル、ソラーに移籍してから。レイクサイドはソラ
Togetherness / L.T.D. A&M '78 9人組の大型ファンク・バンド、L.T.D.。60年代末にサム&デイヴのバック・ミュージシャンたちにより結成され、70年代半ばにA&Mと契約し80年代初頭までコンスタントにアルバムをリリースしているが、バンドとして飛躍を遂げたのはフィラデル
What A Shame / The Dynamics Black Gold '73 デトロイトの4人組ソウル・ヴォーカル・グループ、ダイナミックスの2ndアルバム『What A Shame』。甘く切なくやるせない極上のスウィート・ソウル・アルバムで、スロウ系の曲が素晴らしいのはもちろんだが、ファンキーなアッ
Ronnie McNeir Prodigal '75 シンガー・ソングライターでプロデューサー、アレンジャーでもあり、キーボードをはじめ多くの楽器演奏をこなすマルチ・プレイヤーでもあるロニー・マクネア。70年代にリリースした3枚のアルバムはいずれも独特で、彼ならではの個性がハッキリ
Escape Hatch / Circle O' Fire Stax '78 80年代にソロ・アルバム1枚を残す鍵盤奏者、デイヴィッド・オコーナーがそれ以前に在籍していた8人組のファンク・バンド、サークル・オブ・ファイア。このバンドも、アルバムはデイヴィッド・ポーターのプロデュースでスタックス
The Master / Chico Stax '73 1940年代から活動するジャズ・ドラマー、チコ・ハミルトンが73年にスタックスからリリースしたアルバム『The Master』。本作はリトル・フィートの面々(ドラマーのリッチー・ヘイワードを除く)がバックアップした異色作で、ローウェル・ジョ
Sunbear Soul Train '77 アハグナ・サン(Ahaguna Sun)とウェルナー "ベアー" シュクナー(Werner "Bear" Schuchner)の2人のミュージシャンによるユニット、サンベアー。サンの方は70年代末にメイズのメンバーに加入、ドラマーとして78年の『Golden Time Of Day』と79年
Roberta Flack & Donny Hathaway
Roberta Flack & Donny Hathaway Atlantic '72 ともに70年代にアトランティックに在籍していたロバータ・フラックとダニー・ハサウェイ。2人は名門ハワード大学でアカデミックな音楽教育を受けているが、ロバータはダニーの8歳上、しかも彼女は15歳でハワードに入学したと
Father's Children Mercury '79 ワシントンDCで結成された8人組ファンク・バンド、ファザーズ・チルドレン。ヌメロから2011年にリリースされた未発表曲集『Who's Gonna Save The World』を以前にレヴューしているが、そちらは73年に制作しながらもリリースは叶わなかった
2nd Resurrection / Stairsteps Dark Horse '76シカゴのバーク家の子供たちによって結成された兄弟グループ、ファイブ・ステアステップス。60年代後半から70年代初め頃にかけてコンスタントにアルバム5枚にシングルも数多くリリース。その後しばらくリリースが途切れるが、
Mystique featuring Ralph Johnson
Mystique featuring Ralph Johnson Curtom '77 70年代半ばに名門インプレッションズのメンバーとして活動したシカゴ生まれのソウル・シンガー、ラルフ・ジョンソン。彼がインプレッションズに加入していた期間は73年~76年の間、アルバムで言えば『Finally Got Myself Tog
The Chronic / Dr. Dre Death Row '92 問答無用・説明不要の超絶大クラシック。とにかくこのアルバムの影響力の甚大さたるやハンパない。すでにN.W.A.時代から独自のサウンドをクリエイトしていたドレだが、独立後の初ソロ・アルバムとなる本作で提示したGファンク・サウ
Norman Feels Just Sunshine '73 70年代前半に2枚のアルバムをリリースしたシンガー・ソングライター、ノーマン・フィールズ。謎の左手ジャケも印象的なこの1stアルバムは、全9曲中8曲が自作曲。デイヴィッド・ヴァン・デピットがアレンジを施し、ユリエル・ジョーンズ
Do You Want More?!!!??! / The Roots
Do You Want More?!!!??! / The Roots Geffen '94 フィラデルフィアのヒップホップ・バンド、ザ・ルーツ。彼らの、特にキャリアの初期においての特徴は、サンプリングやプログラミングに頼らず、クエストラヴのドラムやハブのベースを軸にしたバンド・サウンドによる生グ
Getaway Train / The Earth Disciples
Getaway Train / The Earth Disciples Solid State '70 4人組ジャズ・ファンク・バンド、アース・ディサイプルズ。アルバムは本作『Getaway Train』1枚を残すのみ。ライナーによればメンバーの平均年齢19歳という若さで、ジャズ/ファンク/ソウル/ロックを取り入れたグ
The Bitch Is Black / Yvonne Fair
The Bitch Is Black / Yvonne Fair Tamla '75 1960年代前半にはジェイムス・ブラウン・レヴューに参加していた女性ソウル・シンガー、イヴォンヌ・フェア。その頃からシングルは数枚あるもののアルバムは出せず、ようやくアルバムのリリースが叶ったのは75年になってから
Crowd Pleasers Westbound '79 オハイオ州コロンバスを拠点に活動したファンク・バンド、クラウド・プリーザーズ。彼らは元々スクーン・ブギー・バンドという名で、ウォルター "ジュニー" モリソンの1976年のソロ3rdアルバム『Suzie Super Groupie』のうちの3曲で演奏し、
Love Rhymes / Betty Everett Fantasy '74 1950年代後半から活動する女性ソウル・シンガーのベティ・エヴェレット。シングルは数多くリリースしているようだが、アルバムは60年代に3枚、70年代に2枚の計5枚。そのうち、74年リリースの本作『Love Rhymes』は4枚目のアルバ
Winter In America / Gil Scott-Heron & Brian Jackson
Winter In America / Gil Scott-Heron & Brian Jackson Strata-East '74 70年代初頭にフライング・ダッチマンから3枚のアルバムをリリースした詩人でミュージシャンのギル・スコット・ヘロン。最初のアルバム『Small Talk At 125th And Lenox』はコンガをバックにしたポエ
The Funky Worm - Live At Dooley's 1976 / Junie
The Funky Worm - Live At Dooley's 1976 / Junie Regrooved Records '23 ウェストバウンド時代のオハイオ・プレイヤーズの中心メンバーとして「Funky Worm」のヒットを生み、またその後はPファンクに合流し「One Nation Under A Groove」「(Not Just) Knee Deep」の特大
Black Hat Daddy & The Silver Comb Gang / Mutiny
Black Hat Daddy & The Silver Comb Gang / Mutiny Regrooved Records '23 1975~78年にメイン・ドラマーとしてPファンク絶頂期を支えたジェローム・ブレイリーが、ジョージ・クリントンのもとを離れて結成した自身のバンド、ミューティニー。79年に1stアルバム『Mutiny O
Stage Show / The Impossibles SSP '741975年リリースのスウェーデン録音盤『Hot Pepper』がレア・グルーヴ方面では知られているタイのバンド、インポッシブルズ。本作『Stage Show』はその前年、74年リリースのライヴ盤。このバンドは結構な枚数のアルバムを出しているが
Evergreen / Booker T Epic '74 60年代スタックスのハウス・バンドとして土臭く骨太なサザン・ソウル・サウンドを生み出したブッカーT & MG's。バンドのリーダーであるブッカー・T・ジョーンズは、70年の『Melting Pot』を最後に一時MG'sを離れ、当時の妻プリシラとの連名
Come Get To This / Nancy Wilson
Come Get To This / Nancy Wilson Capitol '75 60年代初頭から自身のアルバムをリリースし、約50年間もの長きにわたり活動したジャズ/ソウル・シンガー、ナンシー・ウィルソン。特に70年代はソウル寄りの作品を多くリリースしているが、75年の本作『Come Get To This』も
Comin' On Home / Richard Groove Holmes
Comin' On Home / Richard Groove Holmes Blue Note '71 ジャズ・オルガンの巨人、リチャード "グルーヴ" ホームズ。60年代にはプレスティッジやワールド・パシフィック・ジャズから、70年代にはグルーヴ・マーチャントやフライング・ダッチマンから数多くのリーダー作
Unfinished Business / EPMD Fresh '89 エリック・サーモンとパリッシュ・スミスのコンビ、EPMDの傑作2ndアルバム『Unfinished Business』。ファンク/ソウルの粗いサンプリングを敷いたザラついたビートに、2人のモッサリしたダルなラップが乗る、黒々としたタフなファン
Sugar Candy Lady / Billy Butler
Sugar Candy Lady / Billy Butler Curtom '77 シカゴ・ソウルの偉人、ジェリー・バトラーの弟であるシンガー/ギタリストのビリー・バトラー。1966年に最初のアルバム『Right Track』を、73年にはビリー・バトラー&インフィニティ名義で『Hung Up On You』をリリースして
Kisses / Jack McDuff Sugar Hill '80 ジャズ・オルガン奏者、ジャック・マクダフがシュガー・ヒル・レコーズからリリースした80年作『Kisses』。トロトロにメロウでアーバンなジャズ・ファンク・アルバムで、これはなかなかの気持ち良さ。マクダフ師匠の弾くキーボードや
Arrival / Wynd Chymes RCA Victor '82 ミシシッピ州ジャクソン出身の9人組ファンク・バンド、ウィンド・チャイムス。1982年リリースの1stアルバムとなる本作『Arrival』は、81年の『Knights Of The Sound Table』を最後にキャメオを脱退したギタリスト、アンソニー・ロケ
Bongo Rock / Michael Viner's Incredible Bongo Band
Bongo Rock / Michael Viner's Incredible Bongo Band Pride '73 70年代にMGMレコーズのプロデューサーを務めていたマイケル・ヴァイナーのもとに舞い込んだ、とある映画のサントラ制作。その映画『The Thing With Two Heads』(邦題『Mr.オセロマン 2つの顔を持つ男』)
Space / Prince Warner Bros. '94 1994年のアルバム『Come』からの2ndシングル。手持ちの12インチ・シングルにはアルバム・バージョンの収録は無く、各種リミックス計5曲が収録されている。クレジットには "REMIXED BY THE N.P.G."と記されている。6分強の「Universal Lov
Letitgo / Prince Warner Bros. '94 プリンスの1994年のアルバム『Come』から先行カットされたシングル「Letitgo」。手持ちの12インチ・シングルには、「Original Album Version」「Original Radio Edit」の他に、各種リミックスを6曲収録。クインシー・ジョーンズの息子
Hot Fun / Dayton Liberty '82 数多くのファンク・バンドを輩出した全米屈指のファンク・ステイト、オハイオ州。ブーツィー・コリンズやアイズレー・ブラザーズの面々が生まれたシンシナティもファンクのメッカのひとつだが、オハイオ・ファンク最大のアイコンであるオハ
Syreeta Mowest '72 ある時期のスティーヴィー・ワンダーに大きな影響を与えたシリータ・ライト。Wikipediaによると、スティーヴィーとシリータは1970年9月に結婚。しかし結婚生活はそう長くは続かず72年の夏に離婚しているが、この短い期間(とその前後)に2人は多くの曲
Platinum Hook Motown '78 1976年に結成され、77年にアルバム『Maneater』をリリースしたソウル・デュークスを前身とし、70年代末から80年代前半にかけて3枚のアルバムを遺したファンク・バンド、プラチナム・フック。ソウル・デュークス結成時は男性ばかりの8人組だった
Dance To My Music! / 24 Karat Gold
Dance To My Music! / 24 Karat Gold Desert Bone '78 24カラット・ブラックというシンシナティのバンドがあるが、こちらは24カラット・ゴールド。男女黒白混合の7人組ということ以外に詳しいことは何も分からないが、唯一のアルバムとなる本作『Dance To My Music!』は、
The Chairmen Of The Board Invictus '70 ジェネラル・ジョンソンを中心に、ダニー・ウッズ、ハリソン・ケネディ、エディ・カスティスの4人により結成されたソウル・ヴォーカル・グループ、チェアメン・オブ・ザ・ボード。ホランド・ドジャー・ホランドが設立したデトロイ
Stakes Is High / De La Soul Tommy Boy '96 ロングアイランド出身、ポスドゥヌース、トゥルーゴイ・ザ・ダヴ、メイシオの3人からなるヒップホップ史上最重要グループのひとつ、デ・ラ・ソウル。彼らの作品では、エポックメイキングな1989年の1stアルバムにして代表作『3
Ongaku Kai Live In Japan / Crusaders
Ongaku Kai Live In Japan / Crusaders Crusaders Records '81 クルセイダーズのライヴ盤と言えば、1974年の『Scratch』が名盤の誉れ高く、自分もやはりそれがクルセイダーズで1番好きなアルバムなのだが、81年のNHKホールでの演奏を収めた本作『音楽会 ライヴ・イン・ジ
Sweet Beginnings / Marlena Shaw
Sweet Beginnings / Marlena Shaw Columbia '77ジャズとソウルを自在にクロスオーバーする女性シンガー、マリーナ・ショウ。ブルー・ノート時代はどちらかと言えばジャズ寄りだったと思うが、コロンビア移籍後最初のアルバムとなる本作『Sweet Beginnings』はジャジーであ
Smokey /Smokey Robinson Tamla '73 自身のグループであるミラクルズはもちろん、プロデューサー/ソングライターとしてもヒット曲を量産し、60年代モータウンの大躍進を支えた最大の功労者、スモーキー・ロビンソン。ミラクルズには72年頃まで在籍した後脱退、翌73年にリ
The Sweet Life / Reuben Wilson
The Sweet Life / Reuben Wilson Groove Merchant '72 60年代末から70年代初めにかけて、ブルーノートから5枚のリーダー作をリリースしたジャズ・オルガン奏者、リューベン・ウィルソン。71年のアルバム『Set Us Free』を最後にブルーノートを離れたウィルソンはグルーヴ
Sausalito Calling / Camelle Hinds
Sausalito Calling / Camelle Hinds Black On Black '95 カメール・ハインズのソロ・デビュー・シングル「Sausalito Calling」。1996年に日本のみでリリースされた1stアルバム『Soul Degrees』及び本国UKでの初アルバムとなった1999年の『Vibe Alive!』に収録された「Saus
Visions Of A New World / Lonnie Liston Smith & The Cosmic Echoes
Visions Of A New World / Lonnie Liston Smith & The Cosmic Echoes Flying Dutchman '75 アート・ブレイキーやマイルス・デイヴィスのもとでもプレイしたジャズ鍵盤奏者、ロニー・リストン・スミス。70年代には自身のバンド、コズミック・エコーズを率い、シンセサイザ
Golden Time Of Day / Maze featuring Frankie Beverly
Golden Time Of Day / Maze featuring Frankie Beverly Capitol '78 メイズは基本どのアルバムも秀作だが、この2ndアルバム『Golden Time Of Day』も素晴らしい作品。もともとフィラデルフィアで結成されたロウ・ソウルというバンドが前身で、以降サンフランシスコに活動
Electrophonic Funk / Shock Nebula Circle '80 オレゴン州ポートランドのファンク・バンド、ショック。80年代前半にファンタジーからリリースした3枚のアルバムで知られるバンドだが、それ以前の1980年に地元ポートランドのマイナー・レーベル、ネビュラ・サークルから最
First Time Around / Odyssey 5 BRC '74 ブランズウィックの傍系レーベル、BRCからリリースされた女性ヴォーカル・グループ、オデッセイ5の唯一のアルバム『First Time Around』。ジャケットに写るメンバーは5人、グループ名からも5人組と思われるが、裏ジャケにクレジッ
The Sylvers Pride '72 長兄レオン・シルヴァーズ Ⅲを中心に兄弟姉妹で結成された6人組グループ、シルヴァーズの1stアルバム。プロデューサーを務めるのはジェリー・バトラーとケグ・ジョンソン。全10曲中7曲がレオン作で、当時まだ10代ながら早くもソングライターとして
Gambler's Life / Johnny Hammond
Gambler's Life / Johnny Hammond Salvation '74 ジャズ鍵盤奏者のジョニー・ハモンド(・スミス)と、ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズが組んだ2枚のアルバムのうち、本作『Gambler's Life』は1枚目の作品。本作は、ジョニー・ハモンドがハモンド
Open The Doors To Your Heart / J.O.B. Orquestra
Open The Doors To Your Heart / J.O.B. Orquestra Govinda '78 前回レヴューした、ラサ『Everything You See Is Me』と同じく、ヒンドゥー教系新興教団のクリシュナ教(クリシュナ意識国際協会)が設立したゴヴィンダ・レコーズから1978年にリリースされたアルバム。ラ
Everything You See Is Me / Rasa
Everything You See Is Me / Rasa Govinda '78 ゴヴィンダ・レコーズはヒンドゥー教系の新興団体であるクリシュナ教(クリシュナ意識国際協会)が布教を目的に設立したレーベル。同レーベルからは1978~80年の間にアルバム/シングルが数枚リリースされており、本作もその
Funk With A Capital "O" : The Sound of Ohio Funk
オハイオ。エリー湖の南、アメリカ中西部の工業の盛んなこの州は、ブラック・ミュージック、特にファンク好きにとっては特別な場所。個人的には(異論はあろうかと思いますが)、ベイエリア、ニューヨークと並ぶファンク3大メッカのひとつ。ジェイムス・ブラウンはサウス・カ
Beautiful Day / Jackie Wilson Brunswick '73 ソウル・ミュージック黎明期から第一線で活躍したジャッキー・ウィルソン。その功績はサム・クックやジェイムス・ブラウンにも比肩するグレイト・ソウル・シンガーでありながら、サムやJBと比べると過小評価されている感は否
Body And Soul National General '71 ロサンゼルスの7人組ファンク/ソウル・バンド、ボディ・アンド・ソウル。このバンドについて詳しいことはよく分からないが、メンバーのうち、キーボード奏者でアレンジも手掛けるジョン・バーンズは、このバンド以前にはデイヴィッド
Brenda Russell Horizon '79 「Piano In The Dark」の大ヒットで知られるニューヨークのシンガー・ソングライター、ブレンダ・ラッセル。70年代半ばからバック・ヴォーカルや作曲家として活動を始め、70年代後半には当時の夫、ブライアン・ラッセルとのデュオでアルバムを
In Pursuit / Jade Pesante '75 ヴァージニア州のノーフォークで設立されたレーベル、パサンテ・レコーズ。70年代半ばに数枚のシングルとたった1枚のアルバムをリリースしたのみのドマイナーなレーベルだが、その唯一のアルバム・リリースが本作、ジェイドの『In Pursuit
Wendy And Lisa Columbia '87 1986年のアルバム『Parade』を最後にレヴォリューションを解散し、再び独りきりでスタジオへと戻って行ったプリンス。レヴォリューションのメンバーは各自それぞれ活動を開始。ドクター・フィンクはその後もしばらくプリンスのバンドに留まり
Keep On Lovin' / Lonnie Smith Groove Merchant '76 60年代後半から70年代初頭にかけてコロンビア、ブルーノート、クドゥとレーベルを渡り歩いたドクター・ロニー・スミス。クドゥでのアルバムは71年の『Mama Wailer』1枚のみで、その後はしばらくリーダー作のリリースが
Sweet Replies / Honey Cone Hot Wax '71 エドナ・ライト、シェリー・クラーク、キャロリン・ウィリスの3人組ガールズ・グループ、ハニー・コーン。ホット・ワックスからリリースされた彼女たちのアルバムは4枚あるが、本作『Sweet Replies』は2枚目のアルバム。ポップに
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25 Years Later / Blaze Motown '90 ケヴィン・ヘッジとジョシュ・ミランの2人が起ち上げたハウス/ダンス・ユニット、ブレイズ。その後、ヴォーカルのクリス・ハーバートが加わって3人組となり、ティミー・レジスフォードのプロデュースのもとモータウンからリリースした
Somebody Else's Guy / Jocelyn Brown Vinyl Dreams Records '84 インナー・ライフやサルソウル・オーケストラ、チェンジなどのヴォーカルとして、また数多くのレコーディングにてそのパワフルでソウルフルな歌声を響かせていたジョセリン・ブラウン。ソロ・シンガーとし
Up The Downstairs / Wilson Williams ABC '78 ありふれた名前が匿名的な印象でかえって憶えづらいウィルソン・ウィリアムズなるソウル・シンガー。Disocgsによるとリリースしたアルバムは2枚のみで、そのうち1枚はおそらく2000年代初め頃にスワンプ・ドッグのレーベルか
Hear The Words, Feel The Feeling / Margie Joseph Cotillion '76 マージー・ジョセフは1973年の3rdアルバム『Margie Joseph』から78年の7th『Feeling My Way』までアトランティックに在籍しているが、なぜか76年の6枚目となる本作『Hear The Words, Feel The Feeling』
Soul Makossa / Manu Dibango Atlantic '72 カメルーンのジャズ・サックス奏者、マヌ・ディバンゴの代表曲と言えば、もちろん「Soul Makossa」。世界中でカバーされ、またあの"ママコ、ママサ、マコマコッサ"という呪文のような特徴的なフレーズは、マイケル・ジャクソン
El Chicano MCA '73 イーストL.A.のラテン・ロック・バンド、エル・チカーノの4thアルバム。熱いラテン・グルーヴを聴かせる初期の作品も素晴らしいが、無骨な中にも柔らかいメロウネスを感じさせる本作もやはりイイ。もちろん、ファンキーなラテン・ロック魂は健在。アル
Free Will / Gil Scott-Heron Flying Dutchman '72 ギル・スコット・ヘロンの3rdアルバム『Free Will』。フライング・ダッチマンからリリースした3作は、パーカッションをバックにポリティカルの詩をリズミカルに詠むポエトリー・リーディングのデビュー・アルバム『Small
Satin Doll / Bobbi Humphrey Blue Note '74 女性ジャズ・フルート奏者、ボビー・ハンフリーの5枚目のアルバム『Satin Doll』。ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズとの共同作業は73年の3rdアルバム『Blacks And Blues』に始まり(ライヴ盤『Live At
Send It / Ozone Motown '81 80年代前半にモータウンから5枚のアルバムをリリースした、ナッシュヴィル出身の8人組ファンク・バンド、オゾン。80年の1stアルバム『Walk On』は少しジャズ・ファンクっぽさもあるインスト作品で、個人的にはコレも好きなのだが、続く81年の2
One Way featuring Al Hudson MCA '80 デトロイトで結成されたアル・ハドソン&ソウル・パートナーズは70年代後半にABCレコーズから4枚のアルバムを残した後、79年にはMCAへのレーベル移籍を機にバンド名をワン・ウェイへと改め、アルバム『One Way featuring Al Hudson
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones A&M '73 クインシー・ジョーンズの1973年のアルバム『You've Got It Bad Girl』。本作はアルバム・タイトル曲など、前年のスティーヴィー・ワンダーの大ヒット作『Talking Book』から2曲カバーしているのが目を惹くが、アルバム全
Survival / The O'Jays Philadelphia International '75 70年代のフィラデルフィア・ソウルを代表するソウル・ヴォーカル・グループ、オージェイズ。72年の名盤『Back Stabbers』を皮切りに、名匠ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのプロデュース、フィリー・ソウル総本山
The Boy's Doin' It / Masekela Casablanca '75 南アフリカ出身のトランペット奏者、ヒュー・マセケラ。50年代からミュージシャンとして活動したが、アパルトヘイト政策を批判したことから国を追われ、60年代初頭にアメリカに渡る。以降、数多くのリーダー作をリリースし
On The Avenue / Ronnie Foster Blue Note '74 ジャズ鍵盤奏者、ロニー・フォスターの4枚目のリーダー作『On The Avenue』。本作のプロデューサーはジョージ・ベンソン。『Breezin'』をはじめ、ベンソンの70年代後半の諸作にフォスターは参加しているが、音盤上での2人の
Euphrates River / The Main Ingredient RCA Victor '74 ニューヨークの3人組ソウル・ヴォーカル・グループ、メイン・イングリディエントの通算6枚目のアルバム『Euphrates River』。キューバ・グッディングがリード・シンガーに就いてからは3作目となる。前作『Afrodisia
Mister Magic / Grover Washington Jr. Kudu '75 ジャズ・サックス奏者のグローヴァー・ワシントンJr。70年代にはCTIの傍系レーベル、クドゥから多くのアルバムをリリースし、以降もモータウン、エレクトラとレーベルを渡り歩き、80年にはビル・ウィザーズと共演した「Jus
Smitty / William D. Smith A&M '78 カナダのロック・バンド、マザーロードの鍵盤奏者/ヴォーカルとしてそのキャリアをスタートしたウィリアム・D・スミス。その後は鍵盤奏者としてのみならず、プロデューサー/アレンジャー/作曲家としても数多くのレコーディング・セ
Shadows In The Streets / Shadow Elektra '81 オハイオ・プレイヤーズを脱退したビリー・ベック、クラレンス "チェット" ウィリス、ジェイムス "ダイアモンド" ウィリアムズの3人によるグループ、シャドウ。70年代末~80年代初めに3枚のアルバムをリリースしているが、8
Watching You / Platinum Hook RCA Victor '83 70年代後半にモータウンから2枚のアルバムをリリースしているファンク・バンド、プラティナム・フック。グレッグ・ライトがプロデュースしたその2作は売れなかったようで、Discogsによると80年にもう1枚デオダードのプロデュ
Nolan / Nolan Porter ABC '72 70年代初めに2枚のアルバムをリリースしているロス出身のソウル・シンガー/ソングライター、ノーラン・ポーター。70年の1stアルバム『No Apologies』はフランク・ザッパ周辺のミュージシャンや、リトル・フィートのローウェル・ジョージや
Beautiful Day / Jackie Wilson Brunswick '73 ソウル・ミュージック黎明期から第一線で活躍したジャッキー・ウィルソン。その功績はサム・クックやジェイムス・ブラウンにも比肩するグレイト・ソウル・シンガーでありながら、サムやJBと比べると過小評価されている感は否
Body And Soul National General '71 ロサンゼルスの7人組ファンク/ソウル・バンド、ボディ・アンド・ソウル。このバンドについて詳しいことはよく分からないが、メンバーのうち、キーボード奏者でアレンジも手掛けるジョン・バーンズは、このバンド以前にはデイヴィッド
Brenda Russell Horizon '79 「Piano In The Dark」の大ヒットで知られるニューヨークのシンガー・ソングライター、ブレンダ・ラッセル。70年代半ばからバック・ヴォーカルや作曲家として活動を始め、70年代後半には当時の夫、ブライアン・ラッセルとのデュオでアルバムを
In Pursuit / Jade Pesante '75 ヴァージニア州のノーフォークで設立されたレーベル、パサンテ・レコーズ。70年代半ばに数枚のシングルとたった1枚のアルバムをリリースしたのみのドマイナーなレーベルだが、その唯一のアルバム・リリースが本作、ジェイドの『In Pursuit
Wendy And Lisa Columbia '87 1986年のアルバム『Parade』を最後にレヴォリューションを解散し、再び独りきりでスタジオへと戻って行ったプリンス。レヴォリューションのメンバーは各自それぞれ活動を開始。ドクター・フィンクはその後もしばらくプリンスのバンドに留まり
Keep On Lovin' / Lonnie Smith Groove Merchant '76 60年代後半から70年代初頭にかけてコロンビア、ブルーノート、クドゥとレーベルを渡り歩いたドクター・ロニー・スミス。クドゥでのアルバムは71年の『Mama Wailer』1枚のみで、その後はしばらくリーダー作のリリースが
Sweet Replies / Honey Cone Hot Wax '71 エドナ・ライト、シェリー・クラーク、キャロリン・ウィリスの3人組ガールズ・グループ、ハニー・コーン。ホット・ワックスからリリースされた彼女たちのアルバムは4枚あるが、本作『Sweet Replies』は2枚目のアルバム。ポップに
Inner Thoughts Of The H. Andrews Congregation Balance '74 ハワード・アンドリュースなる人物を中心に結成されたサンフランシスコの9人組ファンク・バンド、H.アンドリュース・コングリゲーション。本作はバランス・レコーズという地元のドマイナーなローカル・レーベ
Independence / Matata President '74 ケニアで結成されたアフロ・ファンク・バンド、マタタ。70年代前半にロンドンで2枚のアルバムを録音しリリースしていて、そのうち72年の1stアルバム『Air Fiesta』は、ファンキーではあるがまだまだ土着的なアフロ要素が濃厚だが、74
Cat In The Hat / Bobby Caldwell Clouds '80 先日訃報が伝えられたミスターAOR、ボビー・コールドウェル。ソングライターとしても数々の素晴らしい作品を残してきたコールドウェルだが、ダンディズム滲むヴォーカルも好きだ。自分は彼の初期の作品しか聴けていないが、大
Partyman / Prince Warner Bros. '89 『Batman』サントラからの2ndシングル「Partyman」。手持ちの12インチ・シングルには「Partyman」の各種リミックスが3バージョンと、アルバム未収録の「Feel U Up」が収録されている。「Partyman (Video Mix)」は、約3分10秒のアルバ
Batdance / Prince Warner Bros. '89 プリンスの11thアルバム『Batman』サウンドトラックからの1stシングル「Batdance」。MVも大きな話題となったこの曲は大ヒット、プリンスにとっては「Kiss」以来4曲目となる全米シングル・チャートNo.1を記録した。手持ちの12インチ・
In Good Taste / Flavor Ju-Par '76 デトロイトのジュ・パー・レコーズからリリースされた3人組ヴォーカル・グループ、フレイヴァーの唯一のアルバム『In Good Taste』。グループのメンバーには、このレーベルのオーナーであるバンキー・シェパードの息子も含まれるようで
当ブログのプリンス関連のレヴューを整理したまとめ記事です。プリンスのアルバムやシングルの他、プリンスが参加した他のアーティストの作品、プリンス・ファミリーの作品などのうち、当ブログでレヴュー済みのものについてリリース順に並べました(レヴュー済みの作品のみ
Chaos And Disorder / The Artist Formerly Known As Prince Warner Bros. '96 拗れに拗れたプリンスとワーナーの関係は、ついに修復不可能なまでに破綻。両者は契約解除に合意したものの、プリンスは契約上残されたアルバム2枚分のリリースを履行せねばならなかった。
他のジャンルのことはよく分からないが、ソウルやファンク・ミュージックには地域性があるのが面白い。その土地の歴史や風土、気候、文化によって育まれた、その地ならではのサウンドが確かに存在する。カリフォルニア州の北部、サンフランシスコとその対岸のオークランドを
Plays Funky Favorites / Senor Soul Double Shot '68 後のウォーの創設メンバーのうちのひとり、サックス奏者のチャールズ・ミラーを含む5人組のバンド、セニョール・ソウル。60年代末にリリースした2枚のアルバムのうち、特に69年の2nd『It's Your Thing』はまさにウォ
Cypress Hill Ruffhouse '91 ニューヨーク出身のプロデューサー/トラックメイカーのDJマグスに、L.A.出身のBリアルとキューバ生まれのセン・ドッグの1DJ+2MCからなる90年代前半の西海岸を代表するヒップホップ・グループ、サイプレス・ヒル。彼らの最初のアルバムとなる
Smouldering Secrets / The Copeland Davis Group Regalia '75 フロリダのジャズ・ピアニスト、コープランド・デイヴィス唯一のリーダー作『Smouldering Secrets』。アルバム全8曲中3曲でデイヴィス自身が歌っているが、残る5曲はインストという構成。瑞々しく豊潤な楽曲
Where Do We Go From Here / Dumpstaphunk The Funk Garage '21 アーロン・ネヴィルの息子アイヴァンと、アート・ネヴィルの息子イアンを中心に結成されたニューオリンズのファンク・バンド、ダンプスタファンク。2013年の『Dirty Word』以来しばらくアルバムのリリースが