JUGEMテーマ:詩悲しみでいっぱいの時は 曇り空でもたくさんの星が見える 喜びでスキップする時は 晴れ空でも星が見えない 仕事で疲れた帰り道では 街の明かりが夢のように煌き 休日
主に音楽や写真、それに自作の小説や絵を載せています。猫や動物の写真もアップしています。
音楽や写真、それに絵や動物のことがメインのブログです。それに自作の小説を載せています。 たまにわけの分からない記事を書く時がありますが、基本的には創作物に関する記事が多いです。 ほぼ毎日更新していますので、よろしくお願いします。
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩振り子は動き続け 絶え間なく幸不幸を運ぶ リズムもタイミングも 完全に振り子任せだから 幸不幸を仕分けることはできない 今日の幸運 明日の不運 立て続けの不幸や
JUGEMテーマ:詩ギリギリの感覚が続くと 危険と痛みが麻痺して 崖っぷちに立っていることに まったく恐怖を覚えなくなる これではいけないと あえて崖下を覗き込み どれだけマズイ状
JUGEMテーマ:詩針の山を歩く人生は もうたくさんだと嘆いて 変わることを決意しても 360度が針山の光景で その決意すら簡単に吹き飛ぶ 連なる痛みの景色 どこへ向かえば出口なの
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩この山道はどこまで続いているのか 事前に地図を見て距離を知り 道も分かりやすく迷うようなものじゃない なのにいざ足を踏み入れると やけに長く感じてしまう 引き返すには進み
JUGEMテーマ:詩湧き出る水 竹筒を通って石に溜まる セミの抜け殻は土に還る時を待ち 今を生きるアリが未来に供えて餌を求める 境内は鮮烈な緑に囲まれながら 命を守り 命に守らている&nbs
JUGEMテーマ:詩寝る前に食べたがカップ焼きソバが 朝になっても胃を重くしている 小腹が減ったからと大盛りにしたことを 扇風機の風を受けながら後悔する 瞼を閉じたまま腹を撫でる 朝食は水だ
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩盛り上がった土の山 手前で佇むショベルカー 誰もいない空き地の脇 細い段差を降りていけば 草に隠れた細道がある ヤブ蚊を払い ハチに気をつけながら 野球部の声を
JUGEMテーマ:詩お盆が過ぎる頃 今にも倒れそうなほど 向日葵が首を垂れる 太陽に背を向けながら 草の茂る地面に種を落とす 秋を待てずに花を咲かせた 幾つかの気の早いコスモスたち
JUGEMテーマ:写真 少しずつ夏が終わりに近づいていく。暑さだけを残したままに。 向日葵は枯れて種
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩微かに見える光を見失わないように 慎重に追いかけて休息所にたどり着く 光は見えなくなって真っ暗になり またどこかが微かに光る 行き着く先は天国か地獄か 楽園の保証は無いけ
JUGEMテーマ:詩犬が吠え 猫が唸り 犬は牙を剥き 猫は毛を逆立てる 犬は低く伏せ 猫は横向きで体を大きく見せる 両者とも威嚇を続け 威嚇から一線を超えることはなく 雪が溶けるように戦いの
JUGEMテーマ:詩つまらないことが続く 辛いことが増える それが人生と言われても それをすんなり受け入れられない 強い湿気が夜空を滲ませて 晴れているのに月が泣いている 真っ黒な
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩弾丸のような雨が屋根を叩く 雨音以外が聴こえなくなり 干していた枕もずぶ濡れになる 窓際の床も濡れ 自分も濡れながら窓を閉める 雨はものの数分で去ってしまった
JUGEMテーマ:詩線香の香りが流れる 木魚と鐘の音が響き 読経の声が伸びる 墓石の花は出迎えの印 遠くで安住している人たちが 夏のひと時だけ里帰りをする
JUGEMテーマ:詩顔を洗っていると 今年初めてのミンミンという声が聴こえた クマゼミ アブラゼミ ツクツクホーシ そしてヒグラシ 色んなセミがいる中で そういえばまだミンミンゼミの声を聴い
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩足の横に尖った岩 剣山のように連なって 崖下は木々に遮られて見えない 道は細い 柵もない 奥にある滝の音が響き 目的地が近いことを知る 足を滑らせないように&n
JUGEMテーマ:詩湿気が熱を離さないから 夜になっても暑さが続く ただセミの声は減った 代わりに涼やかな音色が増えて 街灯の下をコオロギが走っていく そこで鳴いても仲間はいない
JUGEMテーマ:詩遠くから響く炸裂音 光は見えないが 音だけは響く 助手席の犬が顔を上げ 空を見て尻尾を下げる 毎年怖がるので 今年はその時間だけ車に乗せて 遠くへ散歩
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩赤い空に焼かれる 橋も川も 空自身も 太陽はもういない 光だけが置き去りにされて 全て赤く焼いていく 怒っているのか 安らいでいるのか 消えた太陽しか
JUGEMテーマ:詩要塞みたいな雲が 南の空を陣取って 何時間もゴロゴロと唸っている あまりに巨大だから 雷が外まで出られずに 内側から雲を光らせる 切れかかった大きな電球が浮かん
JUGEMテーマ:写真 穏やかな海に船が浮かぶ。とろけるような陽射しに凝り固まった心が溶かされる。
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩二匹のセミの幼虫 一匹は高い木の上へ もう一匹は落っこちたのか 地面でひっくり返っていた 幹に捕まらせると 健気にせっせと登っていく 何年も土の中で待ったんだ&
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JUGEMテーマ:詩悲しみでいっぱいの時は 曇り空でもたくさんの星が見える 喜びでスキップする時は 晴れ空でも星が見えない 仕事で疲れた帰り道では 街の明かりが夢のように煌き 休日
JUGEMテーマ:詩黄砂に煙る空が明け ミミズが枯れ草の根元に潜り込む 夜12時だというのに花見客が酒に酔い 満開の桜はすぐに散るだろう そしてすぐに青い葉っぱが茂り 春と初夏が混じった匂い
JUGEMテーマ:詩やけに長い流れ星に 明日の願いを託して 乾ききらないコンクリートの駐輪場を 鼻歌交じりに過ぎていく 少し ほんの少しでいいから 今日より良くなるようにと 振り返
JUGEMテーマ:詩ほのかな梅の香り 雨上がりの夜に胸を弾ませ 憂鬱な気持ちを溶かしてくれる 並木の枝には小さな蕾 来月の今頃は満開になり 川沿いは桜を見上げる人で賑わうだろう 少
JUGEMテーマ:詩倉庫の隣 手入れのされていない空き地 南洋植物の隣に気の早い桜が立つ 寒い空に向かってピンクの色を投げ 白い雲と美しいコントラストを描く コンクリートにはたくさんの花びら
JUGEMテーマ:詩変わり映えのない日々が感動を奪い 同じスケジュールの繰り返しが感性を鈍らせる だけど稀に訪れる感動と 稀に尖る感性が 輝かしい気持ちに生まれ変わらせてくれる 同時に退屈なルーティー
JUGEMテーマ:詩夢は泥の中 希望は沼の底に 現実と挫折と後悔は水中を漂い 水面に浮かぶのは無気力と虚無感 体は浮かび 心は沈み 地球と月のように引っ張り合い 一定の距離で回り続ける&nb
JUGEMテーマ:詩どこにでも自分がいるように感じる どこにも自分がいないようにも感じる 地に足を着いていても どこにも立っていないような だけど体は重く足が進まない 悲しい時はいつだってそ
JUGEMテーマ:詩眠る龍のように 細長い雲が西へ横たわる にわか雨は上がり 薄い虹が街を渡る ぬかるみに誰かの足跡 植え込みに滴る雫の群れ 雨上がりは土と木々の匂いが強い&nb
JUGEMテーマ:詩魂の叫びは泥にまみれ 軋む心に体が追いつかない 彼は過去に囚われ 彼女は今に執着し 傍観者だったはずのあの人が 面白がって騒ぎ立て 彼と彼女の魂はより深い場所に
JUGEMテーマ:詩朝霜を踏み砕き 昨晩の名残り雪をつまむ 今朝切ったばかりの爪の隙間に 冷たい冬の息吹が潜り込み ポケットを探って ハンカチを忘れたことを思い出す 取りに戻るには
JUGEMテーマ:詩森は暗闇に閉ざされて 妖精のように 蛍のように 何かの光の球が飛び交う それはただの埃であったり 月光の破片だったり 寝遅れた羽虫だったりする 半分瞼を閉じてボ
JUGEMテーマ:詩月を映す茂みの川面に 獣の鳴き声と足音が響く 身を切る冷たい風が 火照った頬に気持ち良い 枯れ草の土手道は柔らかく どこまでも歩けそうな気がする 感傷が溢れ出し
JUGEMテーマ:詩瞼の裏に蝶が飛ぶ モンシロチョウ アゲハチョウ モンキチョウも飛んでいる 冬の寝床で春の光景を見て 寒さに耐えながら暖かさを待つ 雪に梅の香り 霜につくしの可愛らしさ&n
JUGEMテーマ:詩自分を苦しめる それが必要だと信じて 自分を楽にする 頑張ろうと思っても限界になって そうして苦楽を繰り返し 成長したかと思えばそうでもない 無駄に苦しんで 必
あけましておめでとうございます。本年もヤカーブログをよろしくお願いします。
JUGEMテーマ:詩シンクから溢れる水が廊下を濡らす 滑る足元に注意しながら階段を下り 曇った空の割に暖かい冬の日の国道で 車の流れをぼんやり眺めながら物思いに耽る 大掃除は終わり 弁当も食い 缶コー
JUGEMテーマ:詩草は土に眠る 虫は土中に眠る 風は山の向こうに 木々は太陽の影に眠る 朝陽が昇ると水辺の霜が光沢を放ち 夜中の寒さを抱えたまま街が照らされていく 自転車を漕いで
JUGEMテーマ:詩北の空は少々暗くなり 山茶花は寒風に耐える 石畳には花弁が散り 裸足で歩くと冷たい 四季は飽きることなく巡り いつでもどこでも光と色を与える 冬は見栄えのしない
JUGEMテーマ:詩錆び付いたチェーン 取れかかった荷台 荒れた空き地に自転車が取り残される パンクした山積みのタイヤ 古びて文字の読めない看板 絡まった網に割れたパレット カモメ
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩怪獣の影 心に潜む 夜光を浴びれば体を抜け出し 地面に長く伸びていく 大きな口 凶悪な目 身震いする雄叫び これを飼い慣らすことは無理だから 感情を穏やかに夜を
JUGEMテーマ:詩もう失われた 良くも悪くも 冷ややかで無味無臭 味気のない見た目だけ 淀み 渦巻き 歪んでいた時代から 透き通り 静かで 直線的な時代 人は人ではなくなり&nb
JUGEMテーマ:詩足元で何かが蠢く 深い場所 掘っても掘っても 到達できない場所から 全身を突き上げるような 不気味で恐ろしい衝動 力強くて情熱を与えてくれる鼓動 まだ見ぬ存在と
JUGEMテーマ:詩白む街並み 目覚ましより早くに目覚めて 澄んだ空気を思いっきり吸って しばらく外を歩く 川辺のタンポポが蝶を待ち 働き者のハチが餌を探しに出かけていく まだ車は
JUGEMテーマ:詩一つの出会い 一つの別れ 季節が変わるように 無数に繰り返して 後ろを振り返った時に 関わった人たちが そのまま自分の人生になっている 良くも悪くも出会いと別れ
JUGEMテーマ:詩眠れなかった夜 疲れの取れない頭と体で 次の朝を迎えた時に まるで今日で世界が終わりそうなほど 絶望的に気分が上がらない 照りつける太陽が眠気を誘う 睡魔に抗い
JUGEMテーマ:詩やけに景色が立体的に見える 光が新緑の色を強くして 植え込みから木立に至るまで 絵画から飛び出してきたように 歩道を行く人を迎えている 桜は散った 新しい季節がやって来る
JUGEMテーマ:詩掃除の最中 古びた便箋を見つける 変色して少し折れ曲がった紙が二枚 中から出てきて学生時代を思い出す 文字を読むと心まであの頃に戻る 他愛ないおしゃべり 帰り道
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩雨と風が春を奪う 枝からは新緑が芽吹き 草の絨毯に春の欠片がにじむ 小さなピンクの雨 寂しさと切なさが胸に潜り込み じっとその雨に打たれる 淡い花びらは美しいま
JUGEMテーマ:詩怒りの炎は四方へ飛び 誰かを泣かし 誰かを怒らせ そして氷のように静まり返る 人と人との感情のぶつかり合い 遠目に見ながら思うのは 我関せずということ 望まなく
JUGEMテーマ:詩つまらないことに熱中し 役立つことに興味が持てない どうでもいいことを延々と考え 大事なことに集中できない 空を見上げて空想し 足元を見つめて物事の意味を求める
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩夕暮れ 藍色と朱色の重なる空に カメラを構えたシルエットと シートを広げるシルエットが 桜の影が並ぶ土手に動いている 花見を終えた人 これから始める人 冬を耐え
JUGEMテーマ:詩割れた世界 狭間でフラつきながら あっちへいったり こっちへ戻ったり どこへも行けずに 走っていてもグルグル同じ場所で それでも笑っていられるなら 人
JUGEMテーマ:詩鏡張りの柱に反射した光が桜を照らす 夜だからこそ際どく浮き上がり 淡い色を放ちながら月を背負っている そびえる 佇む 誇る 妖しく 鮮やかで なめらかに そしてどこか艶や
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩年老いた犬がトボトボ歩き 時々空を見上げて鼻を動かす 目は潤んで 縮れた髭が愛らしい 衰えた後ろ足は震えているけど クルンと巻いた尻尾は老いても凛々しい どこか懐かしそう
JUGEMテーマ:詩氷河の下を泳ぐように 冷たく暗く息苦しく たまに射す光に勇気づけられて水をかく 分厚い氷を恨めしく でも自分を守る盾として安心感もあり 時々穴から顔を出して息を吸う&nb