JUGEMテーマ:詩緑に埋もれていく山と 湿った風に乗る木々の匂い 遅くなった夜の訪れの中 車で眺める遠い街並みに 懐かしい恋心と 若い頃の青臭い夢とが 不意に蘇って感情を叩く&n
主に音楽や写真、それに自作の小説や絵を載せています。猫や動物の写真もアップしています。
音楽や写真、それに絵や動物のことがメインのブログです。それに自作の小説を載せています。 たまにわけの分からない記事を書く時がありますが、基本的には創作物に関する記事が多いです。 ほぼ毎日更新していますので、よろしくお願いします。
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JUGEMテーマ:詩緑に埋もれていく山と 湿った風に乗る木々の匂い 遅くなった夜の訪れの中 車で眺める遠い街並みに 懐かしい恋心と 若い頃の青臭い夢とが 不意に蘇って感情を叩く&n
JUGEMテーマ:詩悲しみでいっぱいの時は 曇り空でもたくさんの星が見える 喜びでスキップする時は 晴れ空でも星が見えない 仕事で疲れた帰り道では 街の明かりが夢のように煌き 休日
JUGEMテーマ:詩黄砂に煙る空が明け ミミズが枯れ草の根元に潜り込む 夜12時だというのに花見客が酒に酔い 満開の桜はすぐに散るだろう そしてすぐに青い葉っぱが茂り 春と初夏が混じった匂い
JUGEMテーマ:詩やけに長い流れ星に 明日の願いを託して 乾ききらないコンクリートの駐輪場を 鼻歌交じりに過ぎていく 少し ほんの少しでいいから 今日より良くなるようにと 振り返
JUGEMテーマ:詩ほのかな梅の香り 雨上がりの夜に胸を弾ませ 憂鬱な気持ちを溶かしてくれる 並木の枝には小さな蕾 来月の今頃は満開になり 川沿いは桜を見上げる人で賑わうだろう 少
JUGEMテーマ:詩倉庫の隣 手入れのされていない空き地 南洋植物の隣に気の早い桜が立つ 寒い空に向かってピンクの色を投げ 白い雲と美しいコントラストを描く コンクリートにはたくさんの花びら
JUGEMテーマ:詩変わり映えのない日々が感動を奪い 同じスケジュールの繰り返しが感性を鈍らせる だけど稀に訪れる感動と 稀に尖る感性が 輝かしい気持ちに生まれ変わらせてくれる 同時に退屈なルーティー
JUGEMテーマ:詩夢は泥の中 希望は沼の底に 現実と挫折と後悔は水中を漂い 水面に浮かぶのは無気力と虚無感 体は浮かび 心は沈み 地球と月のように引っ張り合い 一定の距離で回り続ける&nb
JUGEMテーマ:詩どこにでも自分がいるように感じる どこにも自分がいないようにも感じる 地に足を着いていても どこにも立っていないような だけど体は重く足が進まない 悲しい時はいつだってそ
JUGEMテーマ:詩眠る龍のように 細長い雲が西へ横たわる にわか雨は上がり 薄い虹が街を渡る ぬかるみに誰かの足跡 植え込みに滴る雫の群れ 雨上がりは土と木々の匂いが強い&nb
JUGEMテーマ:詩魂の叫びは泥にまみれ 軋む心に体が追いつかない 彼は過去に囚われ 彼女は今に執着し 傍観者だったはずのあの人が 面白がって騒ぎ立て 彼と彼女の魂はより深い場所に
JUGEMテーマ:詩朝霜を踏み砕き 昨晩の名残り雪をつまむ 今朝切ったばかりの爪の隙間に 冷たい冬の息吹が潜り込み ポケットを探って ハンカチを忘れたことを思い出す 取りに戻るには
JUGEMテーマ:詩森は暗闇に閉ざされて 妖精のように 蛍のように 何かの光の球が飛び交う それはただの埃であったり 月光の破片だったり 寝遅れた羽虫だったりする 半分瞼を閉じてボ
JUGEMテーマ:詩月を映す茂みの川面に 獣の鳴き声と足音が響く 身を切る冷たい風が 火照った頬に気持ち良い 枯れ草の土手道は柔らかく どこまでも歩けそうな気がする 感傷が溢れ出し
JUGEMテーマ:詩瞼の裏に蝶が飛ぶ モンシロチョウ アゲハチョウ モンキチョウも飛んでいる 冬の寝床で春の光景を見て 寒さに耐えながら暖かさを待つ 雪に梅の香り 霜につくしの可愛らしさ&n
JUGEMテーマ:詩自分を苦しめる それが必要だと信じて 自分を楽にする 頑張ろうと思っても限界になって そうして苦楽を繰り返し 成長したかと思えばそうでもない 無駄に苦しんで 必
あけましておめでとうございます。本年もヤカーブログをよろしくお願いします。
JUGEMテーマ:詩シンクから溢れる水が廊下を濡らす 滑る足元に注意しながら階段を下り 曇った空の割に暖かい冬の日の国道で 車の流れをぼんやり眺めながら物思いに耽る 大掃除は終わり 弁当も食い 缶コー
JUGEMテーマ:詩草は土に眠る 虫は土中に眠る 風は山の向こうに 木々は太陽の影に眠る 朝陽が昇ると水辺の霜が光沢を放ち 夜中の寒さを抱えたまま街が照らされていく 自転車を漕いで
JUGEMテーマ:詩北の空は少々暗くなり 山茶花は寒風に耐える 石畳には花弁が散り 裸足で歩くと冷たい 四季は飽きることなく巡り いつでもどこでも光と色を与える 冬は見栄えのしない
JUGEMテーマ:詩木漏れ陽の道 見上げた葉は透き通り 葉脈が美しい 風に木々に 坂道の車 小刻みな音が公園に響く 鉄棒を歩く小さな虫 支柱を通って草に帰っていく ベンチ
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩せっせと働くミツバチ レンゲとタンポポと シロツメクサにと飛び回り ブンブン羽を動かして大忙し たっぷりに集めた蜜と 丁寧に貯めた花粉団子を抱えて 次へ次へと花
JUGEMテーマ:詩濡れた草の上に寝転がる 背中が冷たい シャツが水を含む 頭も濡れて もっと冷たくなって 太陽が恋しくなって 雨に打たれながら涙を隠す 光が欲しいと思う時ほど な
JUGEMテーマ:詩悪魔の誘惑に抗うのは とても大きなエネルギーが必要になるから 欲を刺激するモノには極力近づかず 目に映っても 耳に入っても 知らんぷりをするのが一番 悪魔は無視されるのを
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩怪獣の影 心に潜む 夜光を浴びれば体を抜け出し 地面に長く伸びていく 大きな口 凶悪な目 身震いする雄叫び これを飼い慣らすことは無理だから 感情を穏やかに夜を
JUGEMテーマ:詩もう失われた 良くも悪くも 冷ややかで無味無臭 味気のない見た目だけ 淀み 渦巻き 歪んでいた時代から 透き通り 静かで 直線的な時代 人は人ではなくなり&nb
JUGEMテーマ:詩足元で何かが蠢く 深い場所 掘っても掘っても 到達できない場所から 全身を突き上げるような 不気味で恐ろしい衝動 力強くて情熱を与えてくれる鼓動 まだ見ぬ存在と
JUGEMテーマ:詩白む街並み 目覚ましより早くに目覚めて 澄んだ空気を思いっきり吸って しばらく外を歩く 川辺のタンポポが蝶を待ち 働き者のハチが餌を探しに出かけていく まだ車は
JUGEMテーマ:詩一つの出会い 一つの別れ 季節が変わるように 無数に繰り返して 後ろを振り返った時に 関わった人たちが そのまま自分の人生になっている 良くも悪くも出会いと別れ
JUGEMテーマ:詩眠れなかった夜 疲れの取れない頭と体で 次の朝を迎えた時に まるで今日で世界が終わりそうなほど 絶望的に気分が上がらない 照りつける太陽が眠気を誘う 睡魔に抗い
JUGEMテーマ:詩やけに景色が立体的に見える 光が新緑の色を強くして 植え込みから木立に至るまで 絵画から飛び出してきたように 歩道を行く人を迎えている 桜は散った 新しい季節がやって来る
JUGEMテーマ:詩掃除の最中 古びた便箋を見つける 変色して少し折れ曲がった紙が二枚 中から出てきて学生時代を思い出す 文字を読むと心まであの頃に戻る 他愛ないおしゃべり 帰り道
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩雨と風が春を奪う 枝からは新緑が芽吹き 草の絨毯に春の欠片がにじむ 小さなピンクの雨 寂しさと切なさが胸に潜り込み じっとその雨に打たれる 淡い花びらは美しいま
JUGEMテーマ:詩怒りの炎は四方へ飛び 誰かを泣かし 誰かを怒らせ そして氷のように静まり返る 人と人との感情のぶつかり合い 遠目に見ながら思うのは 我関せずということ 望まなく
JUGEMテーマ:詩つまらないことに熱中し 役立つことに興味が持てない どうでもいいことを延々と考え 大事なことに集中できない 空を見上げて空想し 足元を見つめて物事の意味を求める
今日はお休みです。
JUGEMテーマ:詩夕暮れ 藍色と朱色の重なる空に カメラを構えたシルエットと シートを広げるシルエットが 桜の影が並ぶ土手に動いている 花見を終えた人 これから始める人 冬を耐え