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敏洋 ’s 昭和の恋物語り https://blog.goo.ne.jp/toppy_0024

[水たまりの中の青空]小夜子という女性の一代記です。戦後の荒廃からのし上がった御手洗武蔵と結ばれて…

敏ちゃん
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岐阜市
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伊万里市
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2014/10/10

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  • ポエム・ポエム・ポエム =番外編= ~夢~

    昨夜、夢を見た。bokuをあざけり笑うがごとくに、見も知らぬ男に抱かれていた。一糸まとわぬ姿で、抱かれていた。bokuは、黙って背を向けた。bokuは、声を殺して涙した。意気地なしのbokuを、笑いたければ、笑うがいい。でも……、kimiは、だれ?(背景と解説)少し断片的ですね。これではまったくの、骨皮筋右衛門ですわ。正直、こういった詩が、この時期には多いんです。自分の中で完全に消化し切れないままに、溢れ出る感情の吐露を抑えきれずに、ただ吐き出しているだけなんですわ。まあ、これがアマチュアの、若さゆえの限界といったところでしょうか。bokuは、まぎれもなくわたし自身です。ではkimiはだれ?ここがまさしくキモでして、想像するに、kimiもまた、わたし自身ではないかと思うのです。「夢を見た」ですが、=観念の世界だ...ポエム・ポエム・ポエム=番外編=~夢~

  • 水たまりの中の青空 (珠恵の決断)

    昭和5年の春に、名水館に降って湧いたような隠し子騒動が起きた。女将の珠恵には子がなく「養子を」という話が出ていたのだが、突然に夫の栄三が「今年17歳になる息子がいる」と告白したのだ。上へ下への大騒ぎの末に、親族一同の総意として、その息子を跡取りとして迎えることになった。「京都で板前修業をしている」という栄三の説明が決定打となった。親族会議の間終始無言を貫いていた珠恵が、その決定に異議を挟まず「申し訳ないことでした」と畳に頭をこすりつけた場面では、女性たち全員が「あなただけが責めを負うことはない、栄三にも責任がある」とかばってくれた。「済まないことです」。栄三もまた、珠恵にならって頭を下げた。しかし場の雰囲気としては「良くやった」と栄三を褒める空気が多かった。やはり養子を取ることに対する反発は大きかった。よしんば...水たまりの中の青空(珠恵の決断)

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (光子という女)

    次回から第2部に入ります。いよいよ、武蔵と小夜子の出会いがあります。五平の画策によって出逢いますが、どうやって武蔵が小夜子を口説き落としていくのか、その流れをお楽しみください。で、その前に、光子について、スピンオフ作品としてお話ししておきたいと思います。2、3回のつもりですが、わたしのことです、少し長くなるかも……?-----熱海老舗旅館[名水館]女将、合原光子。大正10年11月生まれの40歳。武蔵が30代半ばと見たが、大抵の者が見誤る。特別の若返り対策をしているのではなく、日々を忙しく動き回りつつも気苦労の続いた生活から解き放たれたおかげと、知人友人に答えている。14歳の折に名水館の仲居見習いとして入り、同時期に入った2人――女将の姪と女将修行の為にとやってきた他旅館の娘二人と共に、先代女将である珠恵の厳しい...水たまりの中の青空~第一部~(光子という女)

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (百二)

    それは大通りから一本中に入った路地裏にあった。古い商家をそのまま使っているようで、ガラス戸を開けるとすぐに土間になっている。そこに古びたソファが置いてあり、テーブルを挟んで対面式になっていた。くたびれたジャケットを着込んだ中年の男が、書面を前に考え込む仕種をしていた。説明している若い男は入ってきた女将に対し、すぐさま立ち上がり直立不動の姿勢を取った。「名水館の女将さんです」。大声で告げると、どうぞと奥に進むように手を動かした。渋面をしていた男も、名水館の名前を聞いた途端に立ち上がって、ご無沙汰していますと頭を下げた。パーテーションの奥からは、電話対応をしているらしい声が聞こえる。元々は畳だったはずだが、現在は板の間となっているようだ。床のギシギシときしむ音と、くぐもった靴音が聞こえてきた。「まあ女将さん。どうさ...水たまりの中の青空~第一部~(百二)

  • ポエム・ポエム・ポエム =番外編= ~人間の感情~

    人間の感情には、形状というものはない。と同時に、複雑な形がある。愛と憎悪━相反する感情。が、ともすれば、同じ形を見せる。罵りの中の甘え労わりの中の軽蔑友情をも裏切る愛、世間を敵にまわす愛幸せを強いる権利はなんぴとにもなく、幸せを掴む権利は誰にもある。強い人がいるもう一人弱い人がいる形あるものは壊れ、形なきものは絡み合う。罵りの中に甘えがあり労わりの中に軽蔑がある義理と人情その板挟み義憤と憐憫惻隠の情天国と地獄HeavenとHell誉れと恥辱GloryとShameそしてハレルヤとInferno(背景と解説)これはですねえ……なんと申しましょうか……なんだったのでしょう?なにがあったのでしょうか反語辞典のような感じなのですが哲学的な要素を徹底的に求めていますよね他人事のような言い方になりましたが己自身が書いたのか、...ポエム・ポエム・ポエム=番外編=~人間の感情~

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (百一)

    突然に武蔵さまと謙譲語に変わったことに違和感を感じつつも「ご亭主の酒は?」と聞くしかなかった。「落ち込むお酒、でございます。愚痴の多い、ひがみが激しい、そして終いには、暴力の出る、お酒でございます」気丈に振舞う光子だったが、波間の強い反射光を避けるが如くに手を顔にあてた。溢れそうになる涙を、隠すためにも。「戦争前はそれほどでもなかったのですが、帰還してからと言うもの酷くなりました」「外地に?」「はい。ですが、どこと言わないのです」「船便で分かるでしょう?我々は内地でしたがね」ゆっくりと煙草をくゆらせながら、いつもの武蔵に戻った。「左様で。宅は、22年の冬でございました。ひょっこり帰って参りまして。一年ほど、どうもあちこち尋ね歩いていたようでございまして。でもどうして、何も言ってくれないのか」「言いたくない事情が...水たまりの中の青空~第一部~(百一)

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (百)

    「光子さん。こんなことを聞いていいのかどうか、正直分からんのですが」「まあ、こわいことを。どんなことでしょう?」武蔵にしては珍しく、言葉が饒舌に出てこない。「別に聞くことでもないし、聞かない方がいいのかも、しれんし……」「武蔵さまにしては、珍しく弱気ですね?そんなことじゃ、陥ちるものも陥ちませんことよ」にこやかに微笑みながら、光子が急かす。「答えたくなかったら、答えなくてもいいですから。いやいかん。もう、弱気の虫が出た。深い意味はないんです、ただ聞きたいだけですから」「はいはい、どんなことでしょう?あたくしも、どんなことを聞かれるのか、楽しみになってきました」砂地に足を取られての歩みは、少しの時間といえども結構きつい。足腰の強さでは人後に落ちない武蔵だが、ふくらはぎに違和感を感じ場しめた。武蔵の顔のゆがみが、眉...水たまりの中の青空~第一部~(百)

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (九十九)

    穏やかな波に反射する太陽光を眩しく感じながら、武蔵は光子の横顔をも眩しく感じた。“いい女だ……”久しぶりに、心が騒ぐ武蔵だった。あの梅子以来のことだ。もっとも梅子との間には、男女関係はない。色気云々ではなく、人間として器の大きさを感じてのことだ。しかし女将に対しては、女としての魅力も感じる。「女にだらしなく見えますか?」思わず、武蔵の常套句を口にしてしまった。“今日は色気抜きだ、ビジネスの話しをするんだ”。そう決めたはずだ。でなければ脇の甘い交渉事となってしまう。今までに女性相手のビジネス話は経験がない。女性の同席があったとしても、あくまで補佐的存在であり、交渉相手は男性だけだった。勝手が違うなと困惑気味になってはいる。まさか旅館組合を相手にすることになるとは、想像もしていなかった。三軒いや五軒も回れば、一軒ぐ...水たまりの中の青空~第一部~(九十九)

  • 日光・東北旅行、そして東京へ。 [6月11日~6月13日](二十二)とりあえず、最終回

    などと愚痴っている内に、わたしに順番が回ってきました。急かされるようにプラのトレイで受け取ると、カウンター席へ。一人ですからねえ、テーブル席というわけにはいかんでしょう。いかにもマナーを守ろうとしているように言いましたが、本音を申しますと、カウンター席の方が空いているからなんですねえ、いけませんねえ、こういう考え方は(はい。誰でしようか、この言い回しは。ご存じの方はめっきりと減ったことでしようが、映画解説の先駆者である淀川長治さんなんですねえ。それでは、サイナラサイナラサイナラ)。あららら、カウンター席、一杯ですわ。無論テーブル席は空いていません。そこはあなた、チェックが早いですよ。困りましたねえ、と思っていると席が空きました。中年男性がオロオロする、ウロウロではなくオロオロと言った風に見えたようなんです。「ど...日光・東北旅行、そして東京へ。[6月11日~6月13日](二十二)とりあえず、最終回

  • ポエム・ポエム・ポエム =番外編= ~リップスティック~

    この口紅はあなたの味がするあなたとのファーストキス忘れられないメモリーですこの口紅であなたを想うのです別れのときにあなたがくれた口づけ忘れられないメモリーです夏の熱い日射しに抱かれるわたし燃え尽きそうなわたしのこころ忘れられないメモリーです冷たい月光に射抜かれたわたし凍えそうなわたしのこころ忘れられないメモリーです赤色が好きなわたしにあなたは紫色と言うそれじゃピンク色にしましょうと言うと白色のリップで俺色に染めたいと言うここにいるあなたはあなたじゃない今日のあなたは昨日のあなたじゃない明日のあなたはどんなあなたなのでしょうわたしを抱いて離さないあなたあなたの腕枕はわたしを雲上に誘(いざな)ってくれましたあなたの鼓動はわたしを眠りに誘(いざな)ってくれましたあなたに抱かれることがなによりの悦びでしたあなたがくれた...ポエム・ポエム・ポエム=番外編=~リップスティック~

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (九十八)

    女将の運転は実にスムーズな運転で、浜辺を見やるゆとりが武蔵にあった。♪♪熱海の海岸散歩する貫一お宮の二人連れ……♪♪武蔵にしては珍しく、鼻歌を口にした。「社長さま、ご機嫌でございますね。ご商談が、上手くいきましたのですか?」「いやいや、とんでもない。見込み違いだったかも、しれんのです。ここの旅館群に、陶器の売り込みを図ってみようかと思ったんですが。どうにも駄目みたいで。ああ、今の鼻歌のことですか?女将との逢瀬を楽しんでるんです」「あらまあ、それは光栄ですわ。こんなおばさんの、わたし如きに。で?陶器の売り込みとおっしゃいましたが、どちらにお声をかけられましたのでしょう?」ルームミラー越しの会話に、不満を感じた武蔵は「どうですか、女将。時間があるようなら、少し海岸べりを歩きませんか」と、誘いをかけた。「これが、あの...水たまりの中の青空~第一部~(九十八)

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (九十七)

    “うーん。やはり、未だ時期尚早か。無駄足だったか”。重い気持ちになったものの、“あの女将に会ってみるか、嘘を吐いたとも思えんし”と、思い直した。角のタバコ屋に設置してあった公衆電話を利用した。「はい、明水館でございます」女将の溌剌とした声が、武蔵の耳に心地よく響いた。「や、どうも。昨年の秋にお世話になった、富士商会の御手洗ですが。覚えていてくれ、、、」「まあ、社長さまですか?その節は、ありがとうございました。お礼に伺わねばと思いつつも、中々に時間が取れずにおり、申し訳ありませんでした」と、武蔵の言葉を遮った。「いや、そんなことは。実は今、熱海に来ているんです。でね、今夜の宿をお世話になろうかと思いましてね」“覚えていてくれたか。満更、社交辞令でもなかったわけか。いやこんなことは、女将として当たり前のことか?”す...水たまりの中の青空~第一部~(九十七)

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (九十六)

    月が変わって、いよいよオンリーとしての生活が始まる。三保子の表情に翳りが出始めたことに気付いた武蔵は、五平にその旨を告げた。「五平、困ったぞ。どうも、勘違いをしたらしい。いや、勘違いというより、誤算と言うべきかな?俺の愛人になりたいと言うんだ。どうしたものかな、これは」「そうですか。少し、遊ばせすぎましたかな。分かりました。後は、あたしが受け持ちます。なに、大丈夫です。今更、戻れませんから。うまく引導を渡します」五平がどのように因果を含めたのか、武蔵には知る由もなかったが、予定通りに三保子はオンリー生活に入った。二度程、武蔵の元に電話が入ったが、幸か不幸か武蔵は出張に出ていた。取扱商品が増えたこともあり、繁忙さは以前にも増して激しいものになっていた。熱海での徳利事件をきっかけに高級陶器に興味を覚えた武蔵は、伊万...水たまりの中の青空~第一部~(九十六)

  • 日光・東北旅行、そして東京へ。 [6月11日~6月13日](二十二)

    お気に入りの書は[逢]です。度肝を抜かれました、この[書]には。横長の和紙に、これまた横長に表現されています。「逢」これが素晴らしい。一角の線が、わたしには「人」に見えるのです。たとえば、辶の縦線が親離れしようとする青年。久の縦線は、男が女にキスをして求婚。そして久の中には、お腹の中の赤児……辶の横線は、家庭という土台。それとも、もっと大きく捉えて、社会でしょうか。そんな風に感じられて、一番の作品でした。そうだった!令和元年(2019年)の確か6月頃だったと思いますが、緊急にアップしていましたよ。6月頃じゃなくて、6月15日でした。慌てていたので{誕生日です}なんてお話ししていましたが、間違いです。6月16日が誕生日です、ま、そんなことはどうでもいいや。今回(すみません、この展示会は終わっていますので)は、添え...日光・東北旅行、そして東京へ。[6月11日~6月13日](二十二)

  • ポエム・ポエム・ポエム =番外編= ~ 恋獄~

    わたしの心を赤く染めて水平線の向こうに沈む夕陽二人の重なる影を長く織り成して甘く流れる汐風が優しく二人を包むわたしの心を赤く染めて水平線の向こうに消える夕陽二人の重なる影を永く織り成して押し寄せる波が砂の城を崩して行くわたしの心を赤く染めて水平線の向こうに隠れる夕陽二人の重なる影を熱く織り成して生命ちの息吹きが波涛に溢れ出る赤い夕陽が波間に落ちてわたしの恋は終わりました誰かが言った今なら引き返せるでも引き返すくらいならはじめからレールに乗りはしない恋の炎が舞い上がりそして今舞い落ちるわたしの恋に終りが来たけれどわたしの夏はまだ終わらない(背景と解説)前回の宿題ですが、すぐ近くまで来ているのですが、扉が叩けません。「ただいま!」とだけ言えば良いのに、なにかこう、言い訳を考えているというか、まだ帰れないとと自身が分...ポエム・ポエム・ポエム=番外編=~恋獄~

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (九十五)

    事前に連絡を入れていたのか、それとも察しの良い梅子ゆえなのか、しきりに三保子をけしかけた。「おやんなさいよ、三保ちゃん。楽なものよ、そんなの。それに、短い期間だし。後々のことも、面倒見てくれるしさ。ひと財産できるわよ。アメさん相手だと言っても、同じ人間だしさ。それに、レディファーストとか言って、すごく大事にしてくれるわよ」「ええ……でも……あたしなんかで……」。逡巡する素振りを見せつつも、三保子の気持ちは既に固まりつつあった。田舎の両親に対して、今以上の仕送りが出来そうだ、と考えていた。三保子の実家は、九州は佐賀県の片田舎だった。少しばかりの田畑を耕して、小学五年生を筆頭に三人の弟、妹が居た。他に兄と弟の二人が居たのだが、どちらも戦死していた。必然、三保子からの仕送りを頼りにせざるを得ない状況にあった。東京で働...水たまりの中の青空~第一部~(九十五)

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (九十四)

    「社長、ちょっと。失礼、永山さん」と、武蔵に目配せをしてきた。「なんだ?どうした」五平の意図を測りかねる武蔵は、怪訝そうな面持ちで五平に答えた。三保子から少し離れた五平は、「彼女に、ドレスでもプレゼントしてくださいな。あたしがうまく言いますから、頷いてください。お願いしますよ、トーマス准将のタイプなんです」と、耳打ちした。「ああ、分かった」。武蔵が答える間もなく、五平は三保子に声をかけた。「永山さん。大変失礼なんですが、ドレスをプレゼントさせてください。いや、だからといって強制することはありませんから。今夜お付き合いしていただく、そのお礼の気持ちですから」「えっ?でも、それは……」「遠慮しなくても、いいんですよ。社長の趣味のようなものなんですよ、プレゼントは。若い女性が美しくなるのが、嬉しいんです」「お嬢さん、...水たまりの中の青空~第一部~(九十四)

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (九十三)

    年が明けて、限られていた好景気の波が経済全体に行き渡り始めた。戦争遂行のための兵器生産による技術が民生品にも使用された。三種の神器と称された白黒テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫が売れ始めていた。冗談で「三種の神器を、内でも扱うか」と武蔵が酒の席で、頻繁に口にし始めた。五平がその気になりかけると、「だめだ、だめだ。小売りは効率が悪い。あのあたりの卸は製造メーカーに縛られている。雑貨辺りが分相応ってところだろう」と、はしごを外してしまうのが常だった。武蔵の頭の中に「メーカーと対等に渡り合えるのは、まだ先の話だ」という、忸怩たる思いが渦巻いているのは、五平にも分かっていた。「それはそうと、社長。オンリーを探さなくちゃいかんのですわ。最近、アメさんの要求が厳しいんですわ。まあ英会話のできる女は増えてはきたんですが、中々に...水たまりの中の青空~第一部~(九十三)

  • 日光・東北旅行、そして東京へ。 [6月11日~6月13日](二十一)

    10:05。入館しました。「書」は初めてのことなので、どう感じるかー息子が絶賛する相田みつをなる人物像は?ー興味津々です。予定では、1時間ほどの鑑賞です。このあとは有楽町駅下あたりで昼食を摂り、渋谷まで行きます。で、Bunkamuraザ・ミュージアムにて[印象派…その後]でしたかね、それを鑑賞するつもりです。そこでは2時間ほどを予定していて、「16:33発大阪行き:ひかり」に乗ります。これは外せません、絶対に。なんで[のぞみ]で名古屋まで行かないのか?そんな疑問を持たれたでしょうね。[のぞみ]の方が遙かに速いです。ですが、名古屋から岐阜が待っています。これがくせ者なんですわ。くせ者と言えば、長嶋監督が「くせ者、元木が……」って、言っていたでしょう。結構投手やら捕手なんかを幻惑する行動を取ったり、守備についている...日光・東北旅行、そして東京へ。[6月11日~6月13日](二十一)

  • ポエム・ポエム・ポエム =番外編= ~卒業式~

    寒い夜が終わり、輝く真っ白な銀世界。昇り来る太陽でさえ恥じらいを感じるほどの銀世界。重い雪を押しのけて、春の訪れを知らせる雪割草一輪。今朝の天気の、なんと晴れ晴れとしていることか。昨日までの、激しいザーザー降りの雨。女ごころ……ホント、難しいもんです。“あの娘は、まだ子どもなのサ”そう言ってしまえば、みもふたもない。卒業式。そうだね、もうすぐだね。そして、僕たちの卒業式。果たして、ピーターパンは大人になったのだろうか?(背景と解説)タイミングを逃してしまいました。一ヶ月前に載せるべきでした。卒業式……。もちろんわたしにもあります、ありました。小学校では、式の後に教室に戻り、恩師と生徒だけの茶話会があった気がします。お茶と少しばかりのクッキー類でもって、小学校生活を振り返ったような……。ただわたしは、わたしには僅...ポエム・ポエム・ポエム=番外編=~卒業式~

  • 水たまりの中の青空 ~第一部~ (九十二)

    はやし立てるように笑う五平に、「調子に乗りすぎじゃねえか、五平さんよ。俺だってそれなりに自信はあるが、どうもあの女将は分かんねえや。うまくあしらわれるような気もするんだなあ」。弱気になっている武蔵に対し、「らしくもねえ。ドーンといってみたらどうです。但し、今日はダメですよ。武さんのことだ、またすぐにでも来るんじゃないですか」と、探りを入れる五平だった。「女将と言えば、今度陶器を扱うことにしたから。手始めに、ここに徳利を進呈することにした。夕べのやんちゃのお詫びの意味でもな」「お詫びねえ。分かりました、分かりました。そういうことにしておきましょう。やっぱりだ」「ところで、五平、さん」「気味が悪いなぁ。いつもどおりに、五平でお願いしますよ」にやつきながらの武蔵に、尻がムズムズする五平だ。「俺に嫁さん云々と言うが、お...水たまりの中の青空~第一部~(九十二)

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