先に茨城県日立市の鵜の岬・伊師浜海岸の光景を描いた作品を紹介しましたが、ここからさらに北上して北茨木市の五浦(いづら)海岸をご紹介致します。この五浦は東京美術学校の初代校長を務めた岡倉天心が、東京を離れ横山大観達と共同生活をして、絵の制作に取り組んだ地なのです。鵜の岬からさらに北上した自然厳しい太平洋岸の海に面した丘の上に、天心たちが生活と絵の制作に取り組んだ自宅が、今では茨城大学天心美術館として公開されています。この光景の立ち位置に、美術館の中にある六角堂と言う東屋があります。向こうの荒々しい崖の上にあるのは五浦観光ホテルです。このホテルの社長令嬢が、戦後映画の復興時代の初期に日活からデビユ-した「筑波久子」と言う、女優なのです。彼女はこの地から東京の慶応女子高校、慶応大学法学部へ進み、女優デビュ-したのです...五浦海岸(2020/8/14)
夏の朝の水郷公園は様々な睡蓮が開花し始めています。この日の朝も日差しがきつ,これから灼熱の一日が始まります。7月初め、自分の部屋のエアコンを入れ替えました。今まで使用していたものは20年前のもので、故障もせず活躍してくれていますが、今年のような強い暑さの中突然壊れても困るので入れ替えしたのです。突然の故障と言う事態に備えて、入れ替えたのです。お陰でこの日のような灼熱の一日にも備えることが出来ました。古いエアコンをこの灼熱の日々に長時間使用すると、多分パンクしていたと思います。今年ほど梅雨明けから続く猛暑日にエアコンヲを多用したことは初めてです。そして最近やつと秋の気配が忍び寄り、朝晩は大変涼しくなりました。秋が到来する前に季節外れにならないように描きためた作品を慌てて掲載することにしました。水郷公園の朝(202/8/16)
今年はコロナの影響で遠出をしませんでしたが、夏を象徴する「海」を描きたくなりハンドルを握りました。岐阜の長良川の鵜飼い漁でお目にかかる「鵜」を捕獲する唯一の地が、この鵜の岬です。この海岸の向こうには人気NO1で予約申し込みが困難な国民宿舎「鵜の岬」がありますが、その少し先に「鵜」の捕獲場があります。またここは海水浴場としても人気が高く、夏は国民宿舎や民宿に泊まり海水浴を楽しむ家族連れが押し寄せます。訪れた日はコロナの影響で海水浴場は開設されていませんでしたが、波打ち際で水遊びをする親子連れが見受けられました。久しぶりの遠出でしたが、静かな海岸を目にすることが出来てやつと夏を感じました。鵜の岬伊師浜海岸(2020/8/22)
紫陽花寺として訪れる人の途切れない雨引観音楽法寺は、紫陽花の盛りは過ぎていました。それでも山門の周りにひっそりと紫陽花が咲いていました。鮮やかに彩られた山門を一度描いてみたいと思い、今回このポ-ズで描きました。静かな境内には放し飼いされた雉鳥が、時折り「ケ-ン、ケ-ン」と鳴いていました。雨引観音山門(2020/7/24)
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