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2014/10/09

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  • 3月31日 「ワードを使え」との指示が出たとか

    良く解らない事:当方は自慢じゃないが、パーソナルコンピュータのリテラシーが極めて低いと自覚している。そこに諸官庁が作成する法案に誤字脱字や変換ミスが多いと大問題になっていた。そこに、昨30日だったかニュースで「法案にミスが多いのは、官庁で一太郎を使っている為なので、当分の間は一太郎ではなくワードにするよう指示が出た」と伝えていた。私はある程度は「なるほど」とは思って聞いていた。実は、私は近頃、一太郎(ATOK?)に余りに変換ミスというか、「何で勝手にこんなおかしな変換をするのか」と怒り狂うほど、妙な変換をするので参っていたのだった。余程落ち着いて読み直さないと、珍妙な文章を送信する結果になる危険性が高いのだ。私はこれは「PCの寿命が尽きかけている為に、おかしな変換をするのだ」とばかり思い込んで、この期に及んでま...3月31日「ワードを使え」との指示が出たとか

  • W杯サッカー予選でモンゴルに14対0で大勝

    何と言って論評すべきか惑わせられた:W杯予選の新記録とかいう大勝利は大変結構だったとは思うが、マスコミ報道のように「良かった良かった」と手放しで喜ぶ気にはなれない勝ち方だった。それは確かに取らねばならない相手から如何にも手を抜かなかったような試合振りで、取れるだけの点を取ったのは良い事だとは思う。私にはそれが褒め称えるべきかという疑問が、どうしても残ってしまうのだった。どうしても、何処かに「弱い者虐め」のように思わせられる感が脱ぎきれなかったのだった。こっちが強すぎて尚且つ上手いのか、相手が弱すぎたのか、あるいは両方かが、最後まで解らなかったのだった。思い起こせば、昭和20年から神奈川県では最強を誇った湘南中学の蹴球部に入って、大量得点をする試合を数々見せて貰えたし、経験もしてきた。だが、記憶が正しければ、当時...W杯サッカー予選でモンゴルに14対0で大勝

  • 3月30日 その2 毎度お馴染みのカタカナ語批判

    止むに止まれぬ思いで言っているのだ:私がカタカナ語を批判し排斥するのには、十分な動機もあれば理由もある。先ず何と言っても腹立たし事は「カタカナ語を嬉々として使っておられる方々は、その行為が如何に国語を破壊し、且つまともな英語を学びそして覚える事にも障害になっている事に気が付いていない点」なのである。我が国では文科省を始め所謂識者の方々が「国際人を養成する為には国民の英語力を高めるべき」などと戯けた事を主張して、小学校から英語教育を開始している始末だ。それが役に立っている例を見た事も聞いた事もないのが残念だ。しかも、困った事にその英語教育たるや誠に不行き届きで、大学まで6年も8年も教え込んでも自分の意志を思うように表現する事等まるで出来ない惨状である。それにも拘わらず「何となく格好が良いとでも錯覚しているのか、殆...3月30日その2毎度お馴染みのカタカナ語批判

  • Uー24のサッカー代表がアルゼンチンを圧倒した

    サッカー代表選手の方々失礼しました:昨29日に北九州で開催された対アルゼンチンの2戦目を観戦して、我と我が身の不明を恥じて、あそこまで強敵アルゼンチンを圧倒して勝ってくれた選手たちと、サッカー協会にお詫びせねばならないと深く反省していた。この滅多に褒めない私が褒めるほどの立派な試合振りであり、勝ちっぷりだったのだ。感動さえしていた。何処にも批判したい所などなかった。つい先日まで「サッカーは見限っていた」などと妄言を吐いていたのを恥じた。彼らは進歩していた。実は、第1戦ではアルゼンチンのサッカーの実態を掴みかねていた。言い訳になって心苦しいが、解説者もアナウンサーもアルゼンチンの強さばかりを強調するので、そうとは見えない彼らの寧ろ韓国風に当たり散らすだけのサッカーを見ていても、何時かは本当の力を出して我が方を圧倒...Uー24のサッカー代表がアルゼンチンを圧倒した

  • 3月29日 その2 3月29日の産経抄より

    京都国際高校と照ノ富士:本29日にの産経抄は個人的にも面白い読み物でもあったので、それに触発されて以下のように言わば二題話に風にしてみた次第だ。京都国際高校。選抜高校野球大会に登場したこの学校については既に採り上げてあった。だが、まさかあのような前身があったとは露知らず、良くある「国際」を学校名に入れただけだと思って、何気なく観戦していた。それは、例えば、国際基督教大学や、我が家の直ぐ近所に日本語学校がある東京国際大学や、神戸国際大学附属高校等の亜流の学校名かと思っていたのだった。だが、試合終了後に演奏された校歌の歌詞がハングルだったので、色々な意味で驚愕だったのだ。その驚きの為に折角NHKが日本語訳したという歌詞まで読む余裕などなかった。ラグビーでは既に大阪朝鮮学校が全国大会に出場しているので慣れっこになって...3月29日その23月29日の産経抄より

  • オリンピック開催は既定路線か

    第4波が来ても、ワクチンは来ないのに:25日から聖火リレーを始めてしまった以上、オリンピック・パラリンピックは開催するものだと決まっていて、揺るがないのだと思う事にした。思うに、バッハ会長とIOCには何が何でも開催する以外の選択肢はなく、我が国のJOCとか組織委員会は従う以外の選択肢など始めからなかったとしか思えない雰囲気だ。一部には聖火リレーを開始するかどうかが、開催するか否かの決定の表明になるとの見方があった。そして、そのリレーは開催されてしまった。余計な事だが、私は勝俣州和なるタレントがトーチを掲げて「スタートします」と言うのを聞いてウンザリしていた。私はもしも開催できなかった場合の選手たちの失望落胆を思う事と、我が国が被るだろう経済的な損失を考える時に、開催は望ましい事かとは考えていた。だが、新型コロナ...オリンピック開催は既定路線か

  • アメリカの労働力の質の問題点を探る

    労働組合の在り方に原因があると言える:私はこれまでに繰り返して「アメリカの労働力の質に問題がある」と指摘して来た。その主たる原因としては、1994年7月に当時のUSTRの代表者だったカーラ・ヒルズ大使が指摘された「対日輸出を増やす為には識字率の向上と初等教育の充実の必要性がある」との2点を挙げてきた。これは誠に尤もで、我が国では一寸想像できない事だと思う。それは、「アメリカの労働組合員たちの中には字が読めず、十分な教育を受けていなかった為に英語が読めない者がいる」と、ヒルズ大使は言っておられたのだから。退屈かも知れないが、この点を立証する為に繰り返しになる事を述べて置こう。それは、戦後間もなくアメリカに学ぼうとアメリカを訪問された方の多くが工場に入られて、そこに用意されている現場の組合員たちの教育用のマニュアル...アメリカの労働力の質の問題点を探る

  • 3月27日 その2 アメリカの技術力の問題点を考えれば

    私のアメリカ論:昨26日の産経新聞の「正論」に「『日本の科学力が高い』は幻想だ」との中村祐輔氏の論文が掲載されたので、それに触発されて、私の経験から「アメリカの技術力の問題点」を振り返ってみようと思い立った次第。アメリカは実質的に敵に塩を送っているのではないか:ここでの議論は我が友YM氏の8年間に及ぶアメリカの有名私立大学のビジネススクールで教えていた経験談からの引用であるとお断りしておく。広く知られている事で、アメリカのIvyLeagueの大学のビジネススクールでは、多くの外国人を受け入れている。中でも学力に優れ英語力も高いのが中国人、インド人、韓国人、シンガポール人、中近東系等の順になるとかであるそうだ。だが、残念ながら、我が同胞の留学生が少ないのも問題だろうと、彼は指摘していた。彼らの問題点はどうやら英語...3月27日その2アメリカの技術力の問題点を考えれば

  • Uー24の対アルゼンチンのサッカー

    今回もサッカー論を:サッカー論とは言ったが、その他に考えさせられた点が多い試合だった。その辺りも含めて、昨26日夜のサッカーを回顧してみよう。先ずは「U―24とは何だ」という辺りから。それは、サッカー界はオリンピックには余り関心がないようでW杯に重きを置いているので、参加する各国の代表は確か23歳以下だったと記憶するからだ。ところが、よく考えれば東京オリンピックは1年延期されたので自動的にU―24になったのだろうと勝手に解釈する事にした。それにしても、一昨日の韓国戦に続けて良くも外国から入国させたと思えば、アルゼンチンは3日前に到着したばかりだったそうだ。検疫等は十分に行い万全の態勢だったとかだ。と言う事は、この試合もオリンピック・パラリンピックを何としてもやる以外ないというバッハ会長様の揺るがぬ方針の下に、予...Uー24の対アルゼンチンのサッカー

  • 日本代表チームが韓国代表に快勝

    韓国代表を3対0と完封勝利:サッカーの親善試合の結果である。本当に久しぶりにサッカーの国際試合を見た。先ず、寧ろ驚かされたのが「この時期に韓国から代表テイームを入国させ、我が方ではヨーロッパ組を呼び寄せていた事」だった。テレビでも新聞でもどのように検疫をして何処かに隔離したかの報道はなかった気がしたが、こちらの見落としか?考えすぎかも知れない事を言えば「オリンピックの予行演習の一環か」となる。そんな事よりも、我が代表が宿敵韓国を破った事は、この何もかも重苦し時期にあって、陳腐な言い方をお許し願えば「一服の清涼剤だった」とでもなるだろう。近頃はJリーグの試合の迫力不足もあってサッカーに興味を失っているなどと言ってきたが、昨夜の試合振りは韓国のお株を奪う寄せの速さで相手の攻撃の目を潰し、反則を取られるのを怖れない果...日本代表チームが韓国代表に快勝

  • 3月25日 その3 書類不備で返された

    レ点が1箇所だけ抜けていたというので:本日は緊急事態宣言が解除されて営業を再開した、この辺りに一軒しかない動かないお寿司屋さんで家内と共に昼食を楽しんだ。そこに居合わせたカウンターで一杯飲んでいた同じ飲食業者の経営者と思しき馴染み客と、おかみさんの会話が面白かったので、つい参加してしまった。お客の補償金は貰えたかの質問におかみさんが「やっと1月分が貰えた。お宅は?」と逆に質問をした。その答えは「貰えるには貰えたが、1月分の申請書類が不備で突っ返された。よく見れば枠内に付けるレ点(チェックで良いのか)漏れていたので不備にされた」と怒りと不満の爆発だった。彼は更に「その間にうちよりも遅れて申請した者には、先に振り込みがあったのは納得できない」と更に明るく不満をぶちまけていたのも印象的だった。彼が言うには「『女房は毎...3月25日その3書類不備で返された

  • 3月25日 その2 フェイクニュースの考察

    「日本を貶めるフェイクニュースを論破する」PHPがかかる題名の本を出版して、良く売れているとの新聞広告を見た。「なるほど」と思ったが、アマゾンに注文する用意まではない。このフェイクニュースについてはトランプ大統領(当時)が口を極めて強調され、我が国のマスコミが崇め奉って、その報道をそのまま国内に流しているニューヨークタイムス、ワシントンポスト、CNN等々が「フェイクニュース」の発信元だと決めつけておられた。2011年に行ったのが最後であるように、アメリカの現実面に極めて疎遠になった私にとっては、どれが真実で、どれがフェイクなのかの判断などが付く訳がない有様なので、大統領があそこまで言われる以上は何割かは虚報か捏造もあるのかという程度に受け入れていた。念の為に回顧して置くが、鳩山由紀夫元総理大臣をワシントンポスト...3月25日その2フェイクニュースの考察

  • 「中国は6年以内に台湾に侵攻する」を訂正します

    我が国は「中国トラップ」で雁字搦めか:産経新聞は一面にアメリカが次期インド太平洋軍司令官に任命するジョン・アキリーノ氏の、上院軍事委員会の指名承認公聴会での証言を掲載していたいたのだった。それは「中国の台湾侵攻の危機迫る」であり「日本に防衛力強化要請」とあった。アメリカから見れば、ごく普通の我が国に対する要請だろう。また先頃、アラスカで開催されたアメリカ対チャイナの2+2ではブリンケン国務長官は厳しく中国の人権問題を批判していた。先日の「報道1930]では森本敏元防衛大臣は「アメリかでは中国が6年以内に台湾に侵攻する」との説が出ていると紹介しておられた。これについて、一昨晩にPrimeNewsに登場した茂木外相が述べた「防衛力強化」についての見解は何とも煮え切れていなかった。また、産経は社説で加藤官房長官は対中...「中国は6年以内に台湾に侵攻する」を訂正します

  • 中国は6年以内に台湾に侵攻する

    我が国は「中国トラップ」で雁字搦めか:産経新聞は一面にアメリカが次期インド太平洋軍司令官に任命するジョン・アキリー氏の、上院軍事委員会の指名承認公聴会での証言を掲載していたいたのだった。それは「中国の台湾侵攻の危機迫る」であり「日本に防衛力強化要請」とあった。アメリカから見れば、ごく普通の我が国に対する要請だろう。また先頃、アラスカで開催されたアメリカ対チャイナの2+2ではブリンケン国務長官は厳しく中国の人権問題を批判していた。これについて、一昨晩にPrimeNewsに登場した茂木外相が述べた「防衛力強化」についての見解は何とも煮え切れていなかった。また、産経は社説で加藤官房長官は対中国の人権制裁の公開要請には「現行の外為法には人権問題のみを直接あるいは明示的な理由として制裁実施する規定はない」として制裁に後ろ...中国は6年以内に台湾に侵攻する

  • 3月24日 その2 カタカナ語排斥論者は調べた

    「タッチ・スクリーン」のようだった:昨日、「果たしてタッチパネルは本当の英語なのだろうか」と、良く知らないままに疑問だけを述べていた。それは「パネル」(=panel)の使い方がおかしく思えたからだったが、お恥ずかしながら正解は知らなかったのだ。そこで、本日は早朝から調べてみた。すると、どうやら“touchscreen”(=タッチ・スクリーン)と言うらしいのだ。「タッチパネル」を誰が創造したかなど知る由もないが、如何にもそれらしいカタカナ語に仕立て上げてあったのが怖いところだと思った。そこで、念の為に“panel”をOxfordで調べてみると“asquareorrectangularpieceofwood,glassormetalthatformspartofalargersurfacesuchasdoororw...3月24日その2カタカナ語排斥論者は調べた

  • 他山の石

    河井克行氏が無意識に投じた一石:漸くというのだろうが、河井克行被告が議員辞職の意思を表明した。それを受けて二階幹事長が「他山の石として・・・」との談話を発表した。聞いた瞬間に「もしかして」と思った事があった。それは、この四書五経にあるこの表現は屡々誤用されてきたので、野党が問題にして騒ぐのかも知れないと感じたのだった。そこで、直ちに電子辞書の広辞苑で確認して、Wikipediaでも検索してみた。テレビのニュースでは、無邪気に立憲民主党の安積と共産党の小池の誤った解釈振りを、無批判且つ嬉しそうに採り上げていた。広辞苑には「他山の石以て玉を攻(おさ)むべし」よりとして「自分の人格を磨くのに役に立つ他人の良くない言行や出来事」とある。二階幹事長は誤用してはいなかったのだ。因みに、Wikipediaには「文化庁が実施し...他山の石

  • 3月23日 その2 デイジタル化の時代

    今度はタブレットだった:10日ほど前に日曜日でも片付けなければならない用事が出来て、危険を冒してと言うほどではないが大久保通りにまで出掛けた。用事を終えてふと見れば「すき家」に¥500で牛丼にサラダと卵と味噌汁が付くという期間限定のポスターが貼られているのが目に入った。家内と今から帰って昼飯の準備をするよりも、このエコノミカルな料理で済ませようと中に入った。しかし、店員が一向に来ないのでテーブルの上を見れば、タブレットが置いてありそれを使って注文せよという仕掛けに変わっていた。何年も来た事がなかった間に、菅首相の意を帯してデイジタル化していたのだった。この手の仕掛けには何年も前から我が友YM氏がご贔屓の代官山の高級(高額でも良いか)喫茶のAnjinがタブレットで注文する仕掛けになっていたので心得があったので、こ...3月23日その2デイジタル化の時代

  • あれやこれやと

    兎角この世は住みにくい:緊急事態宣言解除:解除されたと知って、昨22日は買い物を兼ねて昼食に大久保通りの賑わいを観察に出掛けた。別に驚くほどの事ではなかったが、宣言前かそれ以上に異邦人が大挙して闊歩していた。先ず疑った事は「彼らは以前から日本にいたのではなく、新たに何らかのヴィザで入国したのではないか」という点だった。そうでなければ、一昨日まで何処かでひっそりとなりを潜めて暮らしていた事になってしまう。イスラム横町などは何時もにも増して路上駐車が多かったし、ハラルフード店の周辺には彼ら群を為して立ち話をしていた。昼食を摂っていると、4人の如何にも旅行中という風体の大きなリュックサックを背負った若者が4人入ってきて、馴れた口調で注文していた。だが、着席するや否や北京語で会話を始め、何も解らない私にも聞き取れるよう...あれやこれやと

  • 3月22日 その2 何故「母校」になったのだろう

    甲子園野球の零れ話:NHKでは出場している高校の校歌を試合途中の2回に聞かせてくれ、画面には歌詞が表示される。本日も2試合弱見て(聞いて?)いて気が付いた事があった。それは殆どの場合歌詞に「我が母校」か「母校」が入っている事だった。私は余りこの熟語に関心がなかったが、何時の事だったか、または何方だったかの記憶は定かではないが「『母校』とは出身校を意味していて、在学している学校を指していない」と指摘されたのを見ていた。恥を忍んで正直に言えば「へー、そうだったのか」と感じたのだった。広辞苑にも「自分が学んで卒業した学校、出身校」となっている。実は、そうと知った後の事だったが、偶に見る東京六大学の野球の試合の中継で聞こえてくる、観客席に陣取った応援指導部なる者たちが仰向いて指揮をする多くの大学の校歌の歌詞には「母校」...3月22日その2何故「母校」になったのだろう

  • あれはフェイクニュースだったのだ

    本当はフェイクニュースだったジョージア州の一件:本日の産経新聞に掲載された古森義久氏のコラムを大変興味深く読んだ。それは、トランプ前大統領が口癖のように指摘しておられた「新聞の報道はフェイクばかりだ」は本当だったという話だ。去る1月9日にワシントンポスト紙が報じた「トランプ大統領がジョージア州当局に電話で不正投票を探してこい」と命じられたのが虚報だったとの指摘だった。あの当時は我が国のメデイアが兎角批判されてきた「アメリカの反トランプの新聞の記事をそのまま垂れ流しているだけ」を忘れて、一般大衆は「なるほど、トランプ氏はそこまでやるのか」と納得させられていた。古森氏は「この『フェイクニュース』の件はアメリカ国内では明らかになっているにも拘わらず、我が国のメデイアは一向に訂正記事を出していない」と、彼らがその自らの...あれはフェイクニュースだったのだ

  • 3月21日 その2 東京オリンピック・パラリンピックについての「閃き」

    開催されている絵が見えてきた:これまでずっと、私独得の「閃き」では「2021?オリンピックが開催されている絵が見えてこない」となっていた。だが、事ここに至って何と開催されている絵が浮かんでくるようになったのだ。だが、それは決して明るい絵ではなく、かのバッハ会長様にもご承認頂いた外国からの観客はおらず、未だウイルス感染の恐怖から解放されていない邦人の観客の姿も疎らな国立競技場の有様だったのだ。何故そうなってしまうのだろうかを、私なりに考察してみた。先ずは、折角あれほど努力して国を挙げて(挙げたのだろうと思うが)承知に成功した「2020東京オリンピック・パラリンピック」ほど、予想もしていなかっただろうような問題に禍された大会もないだろうと思わせらたほど、次から次へと難題やおかしな事件に襲われ続けた。傍目に見ていれば...3月21日その2東京オリンピック・パラリンピックについての「閃き」

  • 選抜高校野球大会に思う

    良くも開催したものだと思った:やっと緊急事態宣言が解除されたような苦しい時期に、この大会を開催まで持って行かれた関係者には敬意を表しておこう。そう言えば高校野球もやっていたなと気が付いて、昨20日は天候も不順だったので2試合を観戦した。私は全国の代表が出てくる高校野球には色々な点で興味があるのだ。その意味でも昨日はかなり真剣に観察していた。先ずは氏名の関連から。本日の産経新聞では阪大の加地伸行名誉教授は福島瑞穂参議院議員の言葉の誤りを採り上げられて「姓名」ではなく、正しくは「氏名」であると指摘しておられ。私はその「ウジ=氏」ではなく、名の方に関心があるのだ。2試合あった中で、少なくとも36名の地方の高校生の名前を見る機会があった訳だが「この名前は何と読めば良いのでしょう」というクイズのようなものが少なくとも30...選抜高校野球大会に思う

  • 3月20日 その2 英語使いの負け惜しみ

    カタカナ語は凄いな:「リバウンド」は何処の何方が最初に使い始められたのか知らないが、「感染者の再度の増加」という意味で総理大臣まで国会で使われるまでに、瞬く間に普及してしまったのには、ただひたすら恐れ入っている。お断りしておくが、今回この言葉を採り上げた目的はカタカナ語排斥論者が、こういう種類の言葉の広がりを貶そうというのではないのだ。正直に言って参っているのだ。自分には出来ないな、負けるなと思っているのだ。言ってみれば負け惜しみの弁かも知れない。私はこの“rebound”という単語の存在は承知していたが、それはバスケットボールにおけるシュートが外れた場合に跳ね返ったボールを捕るという行為を言うと知っていたのと、もう一つは業績が回復した事を指す言葉として知っていたという程度だった。アメリカ人たちが日常の会話の中...3月20日その2英語使いの負け惜しみ

  • 外交交渉では主張すべき事は真正面から主張すべきだ

    アラスカにおけるアメリカと中国の外交担当者の会談に思う:非常に興味深い会談となったようだった。いきなり余談だが、私は18日に会談というのを日本時間で考えていたが、時差を失念していた。昨19日にテレビのニュースで部分的にだけブリンケン国務長官と揚潔篪共産党政治局員(実質的には外務大臣だそうだが)との遣り取りは、将に(私がこれまでに繰り返して指摘して来た)「主張すべき事(言っておきたい事)を腹蔵なく主張する」というアメリカまたは西欧式な討論の進め方をそのまま実行した典型的な例だった」と思って聞いていた。私には中国語というか、揚局員の語り方にどれほど感情が出ていたかは解らなかったが、感情的な表情が現れていたので、そこだけを捉えても中国側には分がなかったと受け止めていた。何れにせよ、あの冒頭のテレビカメラを呼び戻したと...外交交渉では主張すべき事は真正面から主張すべきだ

  • 3月19日 その2 バイデン政権の外交政策と我が国の姿勢

    未だ手放しで安心するのは早計だと思う:確かに、ブリンケン国務長官とオーステイン国防長官はこの度のバイデン政権下の初のアジア巡回訪問で、我が国を最初に訪れたのは我が国との同盟関係を重視する事の表れであると喜ぶべきだろう。だが、捻った見方をすれば、バイデン大統領が最初の首脳会談に選ばれたのが4月に予定されている菅首相だった事も、両長官がアメリカが韓国や中国を最初の訪問国に選ぶかという問題だと思う。我が国とアメリカの同盟関係を飽くまでも尊重したと考えるのは早計だと、ふと不安に思ってしまう。アメリカ連邦政府はこれまでに何度か尖閣諸島に安保が適用されると保証してきた。その度にマスコミは欣喜雀躍していた。だが、この私ですらその度に「そんな単純な考え方で良いのだろうか。憲法第九条の下では我が国には先に発砲する事すら制限されて...3月19日その2バイデン政権の外交政策と我が国の姿勢

  • 何故我が国では個人種目の勇者ばかりなのだろう

    共同作業派対個人の能力依存派を比較すれば:このような見出しにしたが、もしかすると「文化比較論」としても良かったかも知れない。そうなるのかどうか、以下に考えていこうと思う。また、カタカナ語排斥論者として敢えて「共同作業」としたのは「チームワーク」というカタカナ語を、ジーニアス英和に基づいて漢字で表したのである。私が常に指摘してきた事だが、組織委員会にせよJOCにせよ、何年か前の東京オリンピックの招致を勝ち取った委員の方々も、皆というか殆どが個人種目でオリンピックで優勝乃至は3位以内に入賞された優秀な選手の方だった。例えば、山下泰裕JOC会長、橋本聖子組織委員会長、室伏広治スポーツ庁長官、太田雄喜氏という具合である。団体競技出身者は組織委員会にバレーボールの荒木田裕子さん(お名前には確信がないが)が一人入っておられ...何故我が国では個人種目の勇者ばかりなのだろう

  • 3月18日 その2 17日のPrime Newsから

    菅内閣の半年間の総点検:出席者が自民党から石破茂氏、福山哲郎立憲民主党幹事長、小池晃共産党書記局長だったので、先ず賞賛の声は上がるまいと思っていても、好奇心から聞いてしまった。副題が「コロナと接待」だったので大凡の想像が出来ていた。石破茂氏は野党側の攻勢にも同調する訳でも、激しく反抗に出る訳でもなく、言うなれば「承っておく」との姿勢で、それで良いのかとすら感じたほど穏やかに聞いていた。9時半近くまで聞いていたが、内閣を褒める発言は記憶になかったと思う。当たり前か。特に印象的な発言も目新しい非難攻撃もなかったが、私が中立的な立場に立って聞いて「それは尤もだ」と感じたのが、17日夜の菅首相の所謂「ぶら下がり」での21日での緊急事態宣言解除予告発言に至るまでの過程に対する福山幹事長の批判だった。あの首相の発言は「また...3月18日その217日のPrimeNewsから

  • 新型コロナウイルス禍で分かれた消費の明暗

    私が好む数字いじり:President誌の21年4月2日号にニッセイ基礎研究所の久我尚子氏が「新・ニッポンの家計2021」の中で、私の興味を惹いた掲題のような数字を掲載しておられたので、ここに引用してみよう。私は在職中から会話の中に数字を入れる事を心掛けてきた。それは、極めて多くの場合に(尤もらしい?)統計の数字をさり気なく挟んでいく事が効果を発揮すると解っていたからだ。その場合にはメモなどを見ずに、事前に必死で覚えてきた数字を引用するのだ。悪い言い方をすれば、その数字に多少の誤差があっても、先方様には直ちには解らないだろうと割り切っていたのだ。我が国の官庁や民間の調査機関が発表する統計資料は信頼できるが、我が国の北の方角に位置する某超大国とその南にある某国の統計などは眉唾物であるとするのが定説のようだから、ご...新型コロナウイルス禍で分かれた消費の明暗

  • 3月17日 その4 20年度の我が国の衛生用紙の販売量

    20年の我が国の衛生用紙の販売量は微減だった:紙業タイムス社のFUTUREの最新号に衛生用紙の販売量の統計が掲載されていましたので、お知らせ致します。資料は「機械すき和紙連合会(日本家庭紙工業会)」となっておりました。テイシュ403,109トン対前年比△7.4%販売金額83,509百万円△7.8%トイレ紙1,090,347トン対前年比△0.3%184,800百万円△0.4%タオル紙235,087トン対前年比11.5%43,726百万円13.9%その他86,280トン対前年比2.3%19,466百万円△1.0%合計1,814723トン対前年比△0.9%331,500百万円△0.8%あらゆる紙類の中で成長を続けてきた衛生用紙が僅かと雖もマイナス成長だったとはやや意外だった。参考資料:紙業タイムス社刊行Future2...3月17日その420年度の我が国の衛生用紙の販売量

  • 3月17日 その3 「東京電力柏崎苅羽原発のテロ対策不備云々」の件は その2であるべきでした

    各位「危機管理とは」は3月17日その2でしたが。粗忽にも番号を付け忘れました。お詫びします。真一文字拝3月17日その3「東京電力柏崎苅羽原発のテロ対策不備云々」の件はその2であるべきでした

  • 東京電力柏崎苅羽原発のテロ対策不備の不備を原子力規制委員会が指摘

    「危機管理とは」:掲題の件では畏メル友のYO氏からも指摘があった。報道を知って「またあの規制委員会が何かクレームを付けているのか」とは思った。だが、直ちに約1年前に掲載してあった級友から教えられた「危機管理とは」を思い出したのだった。そこで敢えてYO氏にはその内容を再送したので、ここに再録する次第だ。「危機管理とは」:そんな事態はあり得ないと言えるか:昨15日には(20年3月)、昭和20年の中学入学以来の級友で化学の技術者から彼が経験した「危機管理とは」という話を聞く機会があった。彼は工場の運営と管理も経験した技術者としての視点から見れば、この度の新型コロナウイルスの感染に対する我が政府の危機管理として対応は未だ不十分ではないかとの感想を述べていた。彼はフランスの企業との合弁の工場を管理していた際に「危機管理の...東京電力柏崎苅羽原発のテロ対策不備の不備を原子力規制委員会が指摘

  • 言葉は正確に使おう

    英語教育に問題があるのでは:情報セキュリティ学科とは:長崎県立大学にこういう名称の学科があると知って悲しくなった。しかも、この大学では英語の教育にも熱心のようなので、一層失望感が増してきた。ここまでで私が何を言いたいのかがお解り願える方がおられれば嬉しいのだが、そうは行くまいと懸念している。あらためて述べておくと、これは英語では“security”であって、動詞の“secure“の名詞形なのだ。動詞のsecureの発音は「セキュアー」である。その名詞形を何処かに巣食う輩がローマ字読み式に「セキュリティ」としたのは、とんでもない誤りであると指摘して、ずっと憤慨してきた。ところがである、その困ったものだと思っている「セキュリティ」を事もあろうに公立大学で学科の名称に使ってしまっていたのだった。見識を疑いたくなるし、...言葉は正確に使おう

  • 3月16日 その2 小池百合子東京都知事に望む事

    小池都政の限界が迫ったのでは:緊急事態宣言の解除か再々延長かが問われているこの時期に、遺憾ながら東京都では感染の下げ止まりか、再上昇の危機が取り沙汰されるに至った。私はそこに小池百合子東京都知事の「やっている振り」というか無策であって、格好を付けて体裁を整えているだけで、内閣の先手を打ってみせる手法の限界が迫ってきたのではないかと思って見ている。何を望むのかといえば「小細工を排除した一貫した思想のある政策の実行」である。何年前だったかを思い出したくもないが、就任後に豊洲移転を延期して失態を演じたし、内田茂都議や石原慎太郎君を相手に派手な対抗劇を演じて見せた。それに飽き足らず都民ファースの設立で失点を挽回したかと思えば、希望の党で「排除宣言」で民主党を瓦解させただけに終わった辺りを見ていると、私はこの方は都知事と...3月16日その2小池百合子東京都知事に望む事

  • 緊急事態宣言は解除か再延期か

    菅首相には申し訳ないが“indecisive”という単語を思い浮かべた:昨日の参議院予算委員会で福山哲郎立憲民主党幹事長だったと記憶するが「宣言は解除か再延期か」と突っ込んだ。首相は簡単に言えば「専門家の意見に任せる」と言うに等しい答え方をされた。忌憚のないところを言えば「例によって逃げた」と感じたのと同時に、上記のindecisive(ジーニアス英和には「決断力のない、優柔不断の」と出てくる)を思い浮かべた。「その答えでは西村康稔大臣と同じ責任回避か逃避だ」と言う事。そこで、福山氏は返す刀で尾身茂分科会長の意見を求めた。訊かれた尾身氏も辛いだろうなとは感じた。その答えはと言えば、先ほどテレ朝に出ていた中尾彬にも「何が言いたいのかサッパリだ」と斬って捨てられたほど「政治家的」な、如何様にでも解釈できる表現だった...緊急事態宣言は解除か再延期か

  • 3月15日 その3 政治家の質の劣化を憂う

    長老の嘆き:先日の長老との電話会談の際に、彼は「現在の政治家たちの質の劣化は目に余る」と慨嘆しておられた。私も「全く同感」と言う他なかった。その際にこちらから敢えて言いだした事が二つあった。一つは古くから言われている事で「政治家に自分の能力以上の期待を抱いてはならない」だった。これは如何にも陳腐だが、「遺憾ながらその程度の者たちしか政治を志さない嫌いがあるようだし、選ぶ方にも責任無しとは出来まい」と申し上げた。賛同を得た。もう一つは、当方の中学以来の同級生たち二人の関連である。一人は神奈川県下の言わば政治の裏の実力者(有力者でも良いか)で、建設関係の会社も経営する遣り手だった。偶々同級生の一人が彼の仕事の本社所在地の市役所の選挙管理委員長だった。私はその委員長に「何で彼は自分で政治に出ていかないのか。あれほどの...3月15日その3政治家の質の劣化を憂う

  • 3月15日 その2 参議院予算委員会

    福山哲郎氏は言った「コロナとワクチンのことの質問がしたかった」と:本15日はNTTの沢田社長と東北新社の中島社長が証人として出席するとあったので、敢えて福山立憲民主党幹事長の質問に焦点を合わせて、テレビ観戦(この場合「戦」の字が適切かと思うのだが)を選んだ。客観的に言えばと言うか、自公内閣支持の立場を離れて評論家的に言えば、かなり激しい興味ある遣り取りだったと評価したい。福山幹事長の質問を査定すれば「善くぞ問い質した」の部分で約90点、「例によって例の如き揚げ足取り」で50点未満だったので、平均すれば70点ほどになるかと思う。証人と閣僚の答弁を借りれば「細かい点は差し控えるが」となるが、私なりに「これは」と「それは如何なものか」等の気が付いた点を列挙していこうと思う。福山哲郎立憲民主党幹事長の嘆き:彼は「本当は...3月15日その2参議院予算委員会

  • COVID-19用ワクチン接種待望論

    新宿区役所から未だ何のお達しもないが:河野太郎担当大臣は「都内の高齢者のワクチン接種は4月12日から開始の見込みと述べた」というような報道が何回もあった。それまでには既に1ヶ月を切っている。超後期高齢者としては新宿区役所から何らかのお達しがあるのを、一日千秋の思いで待っている。だが、読み損ないでなければ、5の日に発行される新宿区の広報には何らの関連の記載がない。私は善意で接種会場の設定、高齢者の名簿の製作や必要な書類と窓あき封筒の準備等に手間取っているのだろうかと考える事にしている。それにしても遅くはないだろうか。先日語り合った同じ新宿区の住民である長老などは「期待はしているが、6月頃になるものと決めつけて待つことにした」と言われたし、渋谷区のYM氏は「期待せずに待つことにしているが、4月中はあるまい」とこれも...COVID-19用ワクチン接種待望論

  • 3月14日 その2 先週のスポーツ

    NPBの野球とバスケットボールの男子日本選手権:近頃は何となく、気楽に思えるスポーツの中継ばかり見ているようになってしまった。私の持論では「観戦している限り、野球はどんな草野球でも面白い」となっているので、如何に練習試合でもNPBの野球は見たいのだ。だが、テレビ局は何を忖度したのか読売の試合しか見せてくれなかった。それでも、後方へのパスばかりしているJリーグのサッカーよりは遙かに興味をそそられるのだ、遺憾ながら。バスケットボールも後陣へのと言うか、中央の線よりも後ろに戻すのは反則なので、その点は安心して見ていられる。NPBの野球:そこで、原辰徳監督率いる読売巨人軍の野球である。ソフトバンクには昨年から引き続いて勝てなかったのは、練習試合である以上大目に見ておこう。だが、オリックスにすら捻られてしまうのは問題が残...3月14日その2先週のスポーツ

  • 「時間の観念」という文化の考察

    外国人を驚かす我が国の時間励行:昨13日のmag2のTripEditorに「我が国を訪れた外国人たちが鉄道の運行時間の正確さに驚かされる」とあったのをサッと読んだだけだった。だが、これが頭の中の何処か片隅にでも残っていたのか、昨夜見た夢の中では「電車が遅れて得意先との重要な会談に遅れそうで悩んでいる」状態だった。日頃から時間厳守で知られている自分が遅刻したらどうしようと思っていたら、目が覚めたのだった。確かに、私の時間厳守W社の中でも広く知られていた。それと言うのも、アメリカ人たちはpunctual等という単語があるにも拘わらず、約束した時刻に現れないことなどはごく普通の現象であって「これでも彼らはビジネスマンなのか」と疑わせるほどだった。そこで、アメリカ人というか白人たちの「時間の観念」を考察してみようと思う...「時間の観念」という文化の考察

  • W社ジャパンの長老と語り合った

    「新型コロナウイルスが制圧されたらまた会いましょう」と合意した:暫く振りに長老(確か93歳になられたはず)と電話でジックリと語り合った。そして、締めくくりに「菅内閣が首尾良くCOVID-19を早期に制圧してくれたら、是非また何処かで再会して語り合いましょう」と合意したのだった。思い起こせば、彼との付き合いが始まったのは1972年8月にM社に転進して以来だから、既に49年の長きにも達していたのだった。彼は「今でも電話等で語り合っている業界の人がいるか」と尋ねられたが、最早電話ででもお互いの生存を確認し合っている人は五指にも満たないようになってしまった。つい先日も新聞に訃報が載ったJ社の元専務・K氏(享年85歳)などは、共通の長い付き合いがあった数少なくなった同じ業界人なのだが、事ほど左様に多くの友人・知己たちに先...W社ジャパンの長老と語り合った

  • 3月12日 その2 トーマス・バッハ会長と習近平主席に思う

    Untouchableにして良いのか:報道によれば、中国はIOCに東京オリンピックに参加する選手たちの為にCOVID-19用のワクチンを提供すると申し入れ、再任が決まったバッハ会長は受け入れて代金はIOCが負担するとなったようだ。バッハ会長は参加する者たちにワクチンは義務づけないと発表してあったにも拘わらず、アッサリと方針を変更されたように受け止められる。習近平帝王の独裁下にある中国は、既にワクチン外交を手広く展開していたかと思えば、今度はIOCにも影響力の行使を目論んでいるように見える。怖い、怖い。中国は広く知られているようにWHOのテドロス事務局長を自家薬籠中のものとしただけではなく、UNそのものにも影響力を行使できる地位を着々と抑えに出ている。その力の行使を何処まで拡大するのかと思えば、今度はIOCと来た...3月12日その2トーマス・バッハ会長と習近平主席に思う

  • 我が国における民主主義の考察

    何処で誰が日本式解釈を普及させたのだろうか:先日、「民主主義とは」と題して「もしかしたら、我が国では諸外国で言う民主主義を、例えは悪いかも知れないが、カタカナ語のように恣意的に解釈してしまったのではないか」を論じたつもりだったが、そこには反省すべき点があったのではないかと思うに至った。それは、英語の辞書の解釈を英語のままにしておいた事だった。OxfordとWebster’sの解釈を引用した狙いは、「我が国における民主主義はかなり我が国独得の拡大解釈が施されているのではないか」と言いたい点にあった。そこで、今回はあらためて先日の一文を引用して英語の辞書の原文の部分を日本語にして、アメリカと英連合王国における「民主主義とは」の考え方の違いを明確に表してみようと思う。下記は言わば前回の訂正版である。戦後最早76年も経...我が国における民主主義の考察

  • 3月11日 その2 私の誤認識か菅内閣の過大評価か

    またも週刊文春砲が:昨日から国会でも野党が取り上げ、本日発売の週刊文春に載ると新聞広告にもあったが、NTTは総務省の官僚だけではなく過去の野田と高市総務相をも含めて、官僚を複数回も接待していたようなのだ。報道では高市元総務相は自分の分は負担したと言われたとあった。だが、これでは野党でなくとも谷脇審議官が東北新社以外の接待には応じていないと武田良太総務相に報告したのは虚偽になってしまうし、武田氏も調査不行き届きの責任は免れないと思わせられる。これでは、つい先ほど論じた「昨日の落胆」どころではない、由々しき問題ではないか。私は純真にも菅内閣と自民党を信頼して、恐らく全ての野党とマスコミ連合軍の非難攻撃を「言われなき揚げ足取り」と批判して否定してきた。だが、もしも週刊文春砲の二発目が真実であれば、私が思い込みで見当違...3月11日その2私の誤認識か菅内閣の過大評価か

  • 昨3月10日の落胆

    変異株の感染者が増える訳だ:水際作戦なんて実行されているのだろうか。昨日の報道には落胆させられた。「政府はANAとJALに1日の入国者数を100名に制限するよう要請した」と報じられていた。両社はこれに応じてそれぞれ今月の21日と31日まで新規の予約受付を停止したのだそうだ。何と言う事はないと痛感した。以前から「空港の検疫で感染者が何名」と報道されているのを見て、おかしな事があるものだと奇異に感じていた。と言うのは、私はnaïveにも我が国は外国からの入国を何ヶ国からの業務上以外は禁じているものだと、信じ切っていたからだ。要するに厳格に制限していると思っていたのだ。ところがである、報道では毎日のように全国各地で変異株の感染者が増える一方だと教えてくれているのだ。しかも、ご丁寧に感染者には海外渡航歴はないとまで報じ...昨3月10日の落胆

  • 3月10日 その3 本日の驚愕

    「驚愕」とは大袈裟かも知れないが:先ほど、何気なくフジテレビのバイキングMoreというのを流していたら、カンニング竹山が凄い勢いで「小池都知事が全く何もしないのがいけないのだ。何もしないのが怪しからん」と堂々と小池批判を展開していたのには「テレビ放映でタレントがあそこまで言って良いのか」と、大袈裟に言えば驚愕させられたのだった。しかし、正直に言えば「よくぞ言ってくれた」となるだろう。竹山にそこまで言わせた事の次第は「東京都が飲食業者に補償を約束した資金の1月分でも未だに50%以下の入金状態で、業者が赤字と資金難に苦しんでいる」というものだった。入金の遅延の原因には「書類の記載の不備」との名目で申請後1ヶ月も経てから一件書類が戻ってくるという事が最も多いからだそうだ。その間の事情については女性のジャーナリストが「...3月10日その3本日の驚愕

  • 3月10日 その2 民主主義とは

    ふとした動機で「民主主義とは」と考えて見た:浅学非才の私は、未だ以て「民主主義」なるものが良く理解出来ていない。戦後直ちに「我が国は民主主義を掲げる國になった」と発表され、確か我々は何が何だか解らないままに(解らなかったのは中学1年生の私だけか?)拍手喝采して「軍国主義」(帝国主義)からの脱却を喜び合ったのだった。私は子供心でも「これほど簡単且つ急に変われるものなのか」と、狐につままれたように感じていた記憶がある。それが進駐軍のお仕着せか、自発的に採用したかなどは解るはずもなかった。あれから76年も経ってしまったのだが、我が国では何かと言えば「民主的ではない」と批判すれば、「憲法違反だ」か「人権無視だ」となじるのと同様にというか、恰も黄門様の印籠のように無敵なような時期さえあった。そして、アメリカを民主主義の模...3月10日その2民主主義とは

  • シーズン突入前の内外のプロ野球について

    この時期の出来不出来は気にしないが:NPB:昨9日の夜にはソフトバンク対読売の一見して因縁試合かのようなオープン戦(プログレッシブ和英にはapreseasonexhibitiongameとあった)を、少しだけの興味と関心で途中まで見ていた。報道によれば、読売はソフトバンクに公式戦も含めて11連敗していたのだそうだ。先ず驚いた事は「この変異株の感染を防ぎ切れていない時期に、読売は福岡まで遠征していた点」だった。福岡県は宣言から抜けていたにもせよ、危険ではないのかと考えた。試合内容には期待していなかったが、矢張り未だ出来上がっていない状態の選手が多く大味だった。最早、私は余りNPBの野球に関心がなかったので事情を知らなかったのだが、デスパイネとグラシアルという打つ方の中心選手であるキューバの2人が未調整でメンバーか...シーズン突入前の内外のプロ野球について

  • 3月9日 その2 「リーバウンド」を如何にして防止するか

    「協力」をお願いするべき時期は終わっている:緊急事態宣言が2週間延長されている間に「下げ止まり」と「感染者の再度増加」(reboundの正しいカタカナ語表記は「リーバウンド」である)を如何にして防止して行くかが、再々度の延長を避ける為の最大の課題である。私には菅首相も最大の当事者の一人であるはずの小池都知事も未だに「御協力を」と言っておられる気がする。この対策(なのだろうか?)は見当違いであるだけでなく、生温い。そんな口先だけの対策しか採れていなかった為に「下げ止まり」が生じているのではないか。菅首相は兎も角、小池さんは都内の実態を何処まで自分の目で見たのかと問いかけたい。私は今月になってから2回ほど、ここ新宿区百人町から大久保界隈にかけて、無自覚乃至は脳天気の老若の女性たちで溢れかえっている情けない現状を指摘...3月9日その2「リーバウンド」を如何にして防止するか

  • 週刊文春の度重なるスクープに思う事

    「天に代わりて不義を打つ」意気込みか:この週刊誌の東北新社の総務省幹部の接待の実態を余すところなく暴き、12名もの処分を出させただけではなく山田真貴子報道官を辞任に追い込んだ取材力には、驚いたし呆れもしていた。ところが、文藝春秋社はそれだけでは飽き足らず、返す刀でNTTの総務省高官の接待の事実まで衆目に曝す挙に出たのだった。結果的には、武田総務大臣は谷脇審議官を左遷せざるを得ないところにまで追い詰められてしまった。私は文藝春秋社が何を目指してここまで追い込んだのかなど解らないが、その姿勢には古き軍歌の「天に代わりて不義を打つ忠勇無双の我が兵は」を想起させられた。公務員には倫理規定が定められている以上、それに従って行動すべきだろう事は論を待たないと思う。従って、総務省の高級官僚たちが接待を受けてきた事は「アウト」...週刊文春の度重なるスクープに思う事

  • 3月8日 その2 黒岩神奈川県知事が語ってしまった

    小池百合子東京都知事の見え見えの小細工:昨7日朝のフジテレビの「ザ・プライム」での黒岩神奈川県知事の発言には一瞬驚かされたが、小池さんならそういう小賢しい駆け引き(と言うべきか、他の表現があるかも知れない)だなと思わせられた。この件は同じグループの産経新聞が記事にしてしまったので、既にご存知の方はおられると思う。それは黒岩知事が「小池都知事から連絡があって『官邸に緊急事態宣言の2週間延長を申請に行こう。この件は大野埼玉県知事も森田千葉県知事も了承済み』と聞いた。だが、不信感があって両知事に確認すると『黒岩知事の了解済みと聞かされたので了承した』と言われた。よって小池都知事に抗議して謝罪も得たので中止した」と開けっぴろげに語ったのだった。ホスト役の橋下徹の顔付きにも一瞬戸惑いの色が見えた。私に言わせれば「余りに陳...3月8日その2黒岩神奈川県知事が語ってしまった

  • COVID-19用のワクチンに思う

    何故マスコミは副反応を事細かに報じるのか:昨日からテレビのニュースでは「女性の医療従事者がアナフィラキシーを起こしたが大事には至らず入院している」と繰り返して知らせてくれている。彼らは何もこの件だけに限った事ではないが、副反応が出るや否や丁寧に教えてくれている。私には何故そこまで報道する必要があるのかが解らない。如何なるワクチンでも副反応を生じるもので、何もこの度のファイザー製に限られた事ではあるまい。手術や他の薬品にも副作用が生じているではないか。先ほど検索してみたら、「副反応」はワクチンに関して使うべき事のようだが、そういう解説は一切なく「副反応」になってしまった。テレビ局に問いかけたい事は「副反応とやらを、それが生じる度に報道するのはどのような目的と主旨があるのか」との点だ、恐らく一般大衆はインフルエンザ...COVID-19用のワクチンに思う

  • 3月7日 その2 2020年の我が国の広告費はマイナス成長

    新型コロナウイルスに禍されて前年比△11.2%で6兆1,594億円に:電通は我が国の総広告費を媒体別・業種別を推定し「2020年日本の広告費」として取り纏めたいた。それによれば、広告費は20年には世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大の悪影響による各種イヴェントや広告販促キャンペーンの延期・中止で大幅に減少し、通年では6兆1,594億円と対前年比での落ち込みを記録した。マイナス成長は9年振りで、その落ち込み幅は過去2番目の大きさだった。因みに、前回のマイナス成長は11年の東日本大震災の後だった。また、広告費がGDPに占める比率も1.14%と15年以来最低となっていた。私は紙パルプ産業界の出身者としては印刷媒体の落ち込みが最も気になるので、媒体別の広告費を見ていこうと思う。20年度のマスコミ4媒体の合計は2兆2,...3月7日その22020年の我が国の広告費はマイナス成長

  • 少しスポーツの話題を

    固い話が続いたので気分転換を:NPBの話題から:昨6日の夜は何気なく一番見たくない読売巨人軍の野球を見てしまった。相手は日本ハムファイターズで、先発投手はかの甲子園を騒がせた3年目の吉田輝星君だった。Atokでは未だ「コウセイ」と入力しても「輝星」と出てこないような次元の投手のようだ。事実、甲子園の頃の儘で高目の制球が未だに出来ておらず、所謂「すっぽ抜け」が多く、コントロールも未だしだったし、球速も140km台の半ばでは、余所から買ってきた強打者を集めた読売には通用しなかったのは当然だろう。日本ハムにはチャンと指導するコーチはいないのか、吉田君の素質の限界の何れかと見た。一方の読売だが、今年は「矢張りか」と慨嘆させられたDeNAからFAとなった梶谷を仕入れたので、ウイーラーを入れた外野手は丸を含めた3名で全員が...少しスポーツの話題を

  • 3月6日 その2 我が国とアメリカの会社の文化を比較すれば

    予算の考察:一寸事情があって、事改めて我が国とアメリカの会社を「予算」という点に絞って比較してみた。これまでに触れた事があったが、MeadとWeycoの2社における1週間フロリダ州に大規模なクラブとかホテルなりを借り切って、リクリエーション等までの一切の費用を事業部が負担する部会での豪華な経費の使い方を見れば「アメリカの会社では予算はどうなっているのだろうか」であるか「あれほど使っては、決算期内の利益が飛んでしまうのではないか」という疑問が生じていた。そこで、ウエアーハウザーに転じてから「一体どのようになっているのか」と、上司に尋ねてみたのだった。答えにはやや意表を突かれた思いだった。それは「全て予定した利益の範囲内で立てた予算の中の一項目に過ぎない。予算とは使うものである」だったのだから。即ち、私が経験した日...3月6日その2我が国とアメリカの会社の文化を比較すれば

  • 緊急事態宣言の2週間延期に思う

    菅首相が国民に詫びられる問題ではあるまいと思う:昨5日は探したい物があったので、30分かけて歩いて大久保通り経由で職安通りのドンキホーテまで歩いて行ってみた。その間に大袈裟に言えば痛感した事があった。それは「事は2週間の延期で済むような事態にはないのではないのか」との点だった。我々夫婦は大久保通りと職安通りを結ぶ俗称「イケメン通り」という路地を避けたが、午前11時という真っ昼間から大久保通りでは多くのうら若き乙女たちがマスクを外し大口を開けて「何とかドッグ」の食べ歩きをしていたのだった。「何と言う事だ」などとは批判しない。この界隈ではごく普通の状態なのだから。イケメン通りもチラと眺める事が出来たが、予想に違わず大勢の老若の女性で賑わっていた。事がここまで来れば「これじゃー駄目だ」と言わざるを得ない。彼女たちは全...緊急事態宣言の2週間延期に思う

  • 性懲りもなく野党とマスコミの有志連合の批判を

    彼らは問題の本質を外している:菅首相が小池都知事に機先を制して延長を発表:産経新聞ですら昨夜の菅首相の緊急事態宣言の延期の事前発表を「小池都知事に例によって例の如くに3県の知事を抱き込んで、政府に先んじて延長の必要性を公表して政府の後手後手振りを批判する事を許さないように出られた」と解説していた。尾身茂分科会長は正しいと言っておられた。他の報道機関の見方も同じだったようだし、私も菅首相がその挙に出られた事は尤もだと痛感しているほど、小池都知事のこれまでの小賢しいスタンドプレー式のやり方は、とても共感出来ないし、感心出来た代物ではない。だが、果たして緊急事態宣言の期間延長は「菅首相対小池都知事の(感情的かも知れない?)対立」や「西村康稔大臣と小池百合子都知事の不仲説」といったような視点で論じられるべきなのだろうか...性懲りもなく野党とマスコミの有志連合の批判を

  • 3月4日 その3 女性登用の考察

    女性を数多く登用し活躍を期待しよう:如何に展開するのは言わば「女性論」なので、世に言う「炎上」の危険性がなければ良いのだがと念じつつ、キーボードを叩いていくところだ。私には森喜朗氏の女性蔑視とマスコミにとられてしまい、IOCのバッハ会長に「後任は女性が云々」などと言われてしまった後からは、特に目立つ地位に女性が選ばれる傾向が出てきたという気がする。私はドイツとアメリカに長い間留学していたと聞かされていた昭和12年に亡くなった父親から、かなり徹底した「レイデイースファースト」を仕込まれたようだった母親と、戦後間もなくから英語を教えられたGHQの秘書だった方にもその文化の下に幼少の頃から厳しく仕付けられたので、女性を敬うのはごく普通の事だと思って育ってきた。だが、そういう育ちであっても昨日だったかのバッハ会長と、4...3月4日その3女性登用の考察

  • 「マスハラ」とは将に"Well put!”

    「マスハラ」に大いに感銘を覚えました:北村維康様の「頂門の一針」へのご投稿、興味深く拝読。誠にご尤もな指摘でした。私は10年以上は前からマスコミ批判を繰り返して、渡部亮次郎氏には「無駄であり無益な事。彼らは自分たちの満足の為に存在しているのだから、何を言っても効果はない」と諭されました。でも、懲りずに繰り返しております。それは誰かが言わない事には、罪なき一般の視聴者と読者は「彼らの権威か権力を信頼し続け、惑わされるでしょうから」なのです。尤も、私自身が1990年から実質的に2013年まで紙パルプ業界の専門出版社に定期的に寄稿し続けていただけではなく、1996年から12年間もSBSラジオのコメンテーターであったのでマスコミの一員だったのですから、彼らを批判する資格はないのかも知れません。但し、彼らに同情すべき点は...「マスハラ」とは将に"Wellput!”

  • カタカナ語の問題点と困った点

    ピッタリはまるカタカナ語:これは本3月4日の産経新聞の「談話室」欄に載っていた投稿の題名である。正直に言って「やれやれ」と思った。投稿された方(62歳とあった)は日本語で言い尽くせない意味をカタカナ語にしたら「ぴったりとはまった」と言っておられるのだった。このご指摘は私が永年指摘し続けてきた「我々日本人の思考体系だと含蓄に富んだ漢字の熟語があるので、英語ならば長い文章かclause(主語と動詞で構成される文節)にしないと表現しきれないような内容を2文字で表してしまう事に馴れてきたので、英語の単語にもそういう含蓄があると錯覚を起こしている」との問題点の典型的な例なのである。言い換えれば、「なるほど、多くの方はこのような錯覚(誤解でも良いが)を起こされて、カタカナ語の多用に走られるのか」と非常に残念且つ恐ろしい事だ...カタカナ語の問題点と困った点

  • 接待の考察

    接待費と交際費:我々は英語では“expenseaccount”等と呼んでいたが、「接待費」は”entertainmentexpenses“でも良いと思う。しかし、私は個人的には「接待費」と「交際費」を別けて考えていた。一見同じ事を表現を変えて言っているかのようだが、私の考えでは「その用途は明らかに違うのだ」となっていた。「接待」とは:言わば会社間の公式行事で、我々アメリカのサプライヤーが我が国の取引先の偉い方から時には実務担当者までをお招きして、然るべき一流のレストラン乃至は料亭で宴席を設けて「長いお付き合い」になるような意志疎通と親睦を図る機会なのである。その反対に我々がお招き頂くこともある。何れにせよ、それぞれの会社の格に相応しい場所を選ぶのは当然のことであろう。我が社としては、こういう席を設けるのは副社長...接待の考察

  • 3月2日 その2 接待の考察

    野党とマスコミの見識を疑う:永年のアメリカの大手メーカーの営業担当マネージャーとして、言わば「国際的」な接待の席を数多く経験してきた者としての「接待とは」との見方を述べてみます。マスコミ報道を見ていると、如何にも東北新社が接待の場で具体的に「何々の件を宜しくご配慮賜りたく」とあからさまに願い出たかのようですし、立憲民主党他の野党の質問でも「そういう話が出なかったか」と突っ込んでいるのは、彼らが如何にものを知らないのか、あるいは実務の世界の経験がないかの何れだと思います。私はそのような剥き出しのお願いに出る場ではないと思っていますが。私は接待するのと、接待して頂くと両方の経験をしてきましたが、そこは具体的な交渉の場でも商談の席でもないので、専ら両社間の親睦を計って長い付き合いになるようにしましょうというと、言わば...3月2日その2接待の考察

  • 山田真貴子報道官の辞任に思う事

    気の毒なのか、自業自得なのか:私は率直に言えば、この見出しの何れもが当て嵌まると思っている。この件でマスコミが騒ぎ出した頃に、私は「既視感がある。悪い言い方をすれば、この儘では山田報道官は過去の例からも明らかなように、自滅する以外ないだろう」との「閃き」があった。だが、敢えて発表はしていなかった。そして、その通りになってしまったのだが、上記のように「お気の毒」なのか「自ら蒔いた種」だったかは俄に断定出来ないが、51%は後者だと思っている。そこで、私なりに分析してみようと思うに至った。*国家公務員の倫理規定違反:この点については如何に弁明しようとも、覆しようがないと言える。野党もマスコミもしきりに7万円という金額を騒ぎ立てるが、それは貧乏人のさもしい根性だとしか思えない。嫉妬から来た非難だと思っている。何方だった...山田真貴子報道官の辞任に思う事

  • 3月1日 その2 あらためて内側から見たアメリカの会社を

    我が国の会社とは全く異なる存在だった:私はこれまでに何度も「アメリカの会社があのような仕組みになっていると事前に承知していたら、先ず転進などしなかっただろう」と述べてきました。その辺りを経験から語っていこうと思います。このような「アメリカの会社論」は、私以外に採り上げた学者も専門家もおられないと思います。嘗て、ある出版社の単行本のデスクに私が書いた200枚を超えたアメリカの会社と文化の相違論を「紙パルプ産業界のみの事だろう」とボツにされた事もありました。素直に言えば「紙パルプ産業界」という眼鏡を通して見た「アメリカの会社論」かも知れません。事業部長(GM)の権限:事業部長は概ね副社長であるようです。しかし、副社長(vicepresident)は我が国の取締役副社長とは全く異なる役職です。彼または彼女は「営業・販...3月1日その2あらためて内側から見たアメリカの会社を

  • マスク着用時代に思う事

    新型コロナウイルスがもたらした変化:ここ大久保通り界隈では、相変わらずハラルフード販売店では誰が買うのか知らない大量のマスクを並べているし、偶に立ち寄ってみる大久保通りのドンキホーテでも、確かに多種多様なマスクが売られている。1月に通り抜けしようとした京王百貨店の1階の大きな?マスク売り場も、多くの女性客で賑わっていた。私は丁度耳の上部がマスクの紐にかぶれて苦しんでいたので、痛くないマスクをアルバイトに店員に助けられて選んだのが、アディダスのロゴ入りの3枚2千円もする布マスク。他にもポールスチュアートの3千円という高額な商品も並んでいたのが印象的だった。街を歩けば、ミズノやプーマやアシックスのロゴマーク入りのマスクをこれ見よがしに(?)に着用している方を見かけるのだ。ところがである、馴染みの薬局では「この手の高...マスク着用時代に思う事

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