大日本帝国の二次大戦その8
戦犯とは誰がどう決めたのか、そしてどう裁いたのか。その7はこちら戦勝国戦艦ミズーリ号での日本の降伏調印式で掲げられていた国旗は、ペリー来航当事のアメリカ国旗、アメリカにとっての戦勝はペリー以来の宿願の達成であり、そして日本本土に攻め込んで勝利した唯一の国としてのセレモニーである。「太平洋戦争」という呼び方も無論その一環である。その定められた戦争開始時期、満州事変からというのも、アメリカの中国における権益が崩壊した時点である。この点では中国もその子分としてのついでである戦勝国入りではある。そして誰が戦犯に相当するのかを決めたのもアメリカ事実上アメリカである。現代の日本人が第二次世界大戦を「アメリカに負けた戦争」と考えるのもつまりはそういう実質を反映したものである。戦犯A級戦犯などは現在「裁かれるべき犯罪者」なのか...大日本帝国の二次大戦その8
2015/08/15 12:00