先週末は、17年ぶりに滋賀県にある「金勝(こんぜ)アルプス」に出かけてきた。アルプスとはいっても一つの山の名前ではなく、標高605mの竜王山を最高峰とするいくつかの山々の集まりだ。風化した花崗岩が作り出す独特の地形が特徴で、ゴツゴツとした岩場が続く岩稜帯はアルペンムードがたっぷりの山である。また、コース上には岩場、鎖場、ロープ、渡渉、遺跡巡りと、アドベンチャー感満載で登山の面白さがギュッと詰まった楽しい山である。登山口は、新名神草津田上インターからすぐの一丈野駐車場からだ。8時半に到着したが、駐車場は8割方は埋まっており、人気の高さが窺われる。滋賀からのメンバーも加わり、総勢10人でスタートする。まずは普通の樹林帯の中を進む。すぐに岩盤の上を歩くことになる。岩の上にはところどころに水が流れ、滑りそうだが、...2024金勝(こんぜ)アルプス