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2014/10/01

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  • この国の終わり 何がこの国をだめにしたか? 終章

    今から77年前、1945年8月6日午前8時15分、米機B29エノラゲイに搭載された原子爆弾リトルボーイが、抜けるように晴れた夏空の下、直下600メートル、広島市細工町(現:広島市中区大手町)の島病院の上ですさまじい光線を放ち炸裂した。焼失面積13.2km2、死者118,661人、負傷者82,807人、全焼全壊計61,820棟の被害をもたらした。昭和20年8月9日(木曜日)午前11時02に、アメリカ合衆国は枢軸国の日本の長崎に対して原子爆弾「ファットマン]」を投下した。この原子爆弾が人類史上において2回目かつ実戦で使用された最後の核兵器である。原爆の投下により、当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち約7万4千人が死亡、建物は約36%が全焼または全半壊した。人類史上最初で最後?(8月9日の長崎も含め)の大量...この国の終わり何がこの国をだめにしたか?終章

  • この国の終わり コロナ禍第7波その他 その1

    ここ数か月、筆者自身の病態により浮世を離れて完全看護の病床(コロナ禍で面会禁止)に就いたり、その後ひたすら養生したりしている間に、この世は様々な変容を遂げているわけで、その故にほぼ純粋培養された精神の態様は次のような在り様を示している。心房頻拍という不整脈を発症し、6月3日入院した循環器病棟で2週間経過観察したがその後何も起こらずに6月18日退院。心房頻拍は1分間150回ほどの頻脈が連続して止まらない不整脈(頻脈)で、AED(除細動器)で一度心停止し、電気ショックで回復させるという荒業が施された(通常は薬物で簡単に正常化する)。筆者の場合、3月に3回目のワクチン接種後4日ほどして心筋梗塞を発症、カテーテル手術により梗塞した動脈をステント(金属のチューブ)処理しバルーン(風船)で血流回復という病態を経験して...この国の終わりコロナ禍第7波その他その1

  • 筆者過去記事援用 詩616 宮森小学校米軍機墜落激突児童等殺傷事件 1959年6月30日

    1959年6月30日、沖縄(このとき米国占領下にあり日本国での行政単位が存在しないので県ではなかった)の石川市(現うるま市)にあった宮森小学校に、操縦不能となった米空軍機F100Dジェット戦闘機が民家35棟をなぎ倒した後激突炎上、死者17人(小学生11人、一般住民6人)、重軽傷者210人、校舎3棟を始め民家27棟、公民館1棟が全焼、校舎2棟と民家8棟が半焼する大惨事となった。沖縄宮森小学校への米軍機墜落大惨事(1959年)と沖縄の心(youtube動画)https://www.youtube.com/watch?v=NoVCCKRGdfcこの同型戦闘機が事故前年に起こしたクラスAの重大事故件数は実に168件に上ると言われる。事故原因とされた「操縦ミス」は大嘘で1999年になって「整備不良」が原因だったこと...筆者過去記事援用詩616宮森小学校米軍機墜落激突児童等殺傷事件1959年6月30日

  • この国の終わり 6月23日「慰霊の日」が沖縄にとって意味するところ

    6月23日、この日は条例で、沖縄県および沖縄県内の市町村の機関の休日となっている。勿論祝日、と言う意味でそうなのでなく、沖縄戦等で没した日本の軍官民と異国人(全戦没者)に対し慰霊の意を全県挙げて体し、併せ追悼の意を表する日とされる(そのあとの永遠平和を祈念するというのは付け足しか?)。当然先の大戦と15年戦争で死没した人々に世界中の国々が関わっているわけで、この慰霊の意には沖縄という日本国における一地域の、特別に限定された含意が込められているというものでもない。これが本土の日本人には誤解されやすいところでもある。しかしながら、歴史的客観に付された「沖縄戦」は戦略的には「無駄な戦争」であり、「本土防衛の捨て石」「本土決戦の時間稼ぎ」と言いながら結局勇ましかるべき大和民族の「本土決戦」自体がなかったし、ポツダ...この国の終わり6月23日「慰霊の日」が沖縄にとって意味するところ

  • この国の終わり 返還後50年、今更ながら沖縄移住者の沖縄観 その2

    明治のころ沖縄学の泰斗伊波普猷(1876年~1947年)は、琉球人について次のように感想を述べている。https://www.aozora.gr.jp/cards/000232/files/60236_73043.html沖縄人の最大欠点は恩を忘れ易やすいという事である....御都合主義はいつしか沖縄人の第二の天性となって深くその潜在意識に潜んでいる....彼らは自分らの利益のためには友も売る、師も売る、場合によっては国も売る、こういう所に志士の出ないのは無理もない....この大欠点をうめあわす事が出来ないとしたら、沖縄人は市民としても人類としても極々ごくごくつまらない者であるこういう批評は、るるぶ系情報しかない現代人にはおおきに首をかしげるようなものとして見えてくるだろう。忘恩、事大主義、ご都合主義、裏切り、...この国の終わり返還後50年、今更ながら沖縄移住者の沖縄観その2

  • 返還後50年、今更ながら沖縄移住者の沖縄観 その1

    この5月15日は沖縄への施政権返還50年なのだが、この鳴り物入りの返還は実は「基地付き核つき」のまがい物で決して祝典に値するものなどではないということを、今更ながら沖縄県民は勿論日本国民すべてがはっきりと見極めておく必要がある(復帰も返還も真に当時の県民が望んだものではなく、日本国憲法理念への参加、以外ではなかったはずだ、このことは日流間のここまでの歴史が物語っている)。所謂「構造的差別」という、到底抜きがたい時空の中に否応なく差し置かれた明らかな異民族(対大和民族)としての琉球民族(国連人種差別撤廃委員会勧告--対米・対日--では明確に、沖縄の基地偏在実態を人種差別としている)https://ryukyushimpo.jp/news/entry-794147.html21世紀においてこの差別構造は、勿論時間(...返還後50年、今更ながら沖縄移住者の沖縄観その1

  • この国の終わり コロナ禍という自然界の警告が意味するところ

    オミクロン株の更に変異、ステルスオミクロンBA.2なる変種のコロナウイルスが既に世界60数か国に見られ(3月時点。現在はBA.1とBA.2の組替え体XEが既にみられる)、その現行ワクチン効果の不可測性やら感染力の強さなど明らかに見られ、今後益々複雑なパンデミック状況を予感させる事態(既にオミクロンBA.1系は高止まりし、更に追い打ちをかけるBA.2感染が急拡大するとみられている)へ移りつつある2022年半ば、この期に及んで暫く世は先の北京冬季オリンピック(どうでもいいルールの偏頗な適用やおよそ下らない薬物問題が幅を利かせているが)などにうつつを抜かし、日本国政府、東京都(維新に乗っ取られた大阪の惨状は目も当てられない)などは無為無策の極みに陥っているにも拘らず、白紙委任状を自公系政治へごみを捨てるように!投げか...この国の終わりコロナ禍という自然界の警告が意味するところ

  • この国の終わり 米軍基地由来の第6波 その2

    こと沖縄に関しては、日本国及び米国により地域分断策という植民地政策(軍事植民地扱い)が執られているので、実は何が起こってもおかしくない(この度の名護市長選や南城市長選のように)というのが実情で、例えば報道ではそのタイトルに必ず「辺野古移設」(実際は同じ県内に北部ヘリパッドと一体化してより強化された新たな軍事基地を造作すること)というキーワードのもと、此れを巡る国と沖縄の駆け引き乃至攻防、というふうに彩るのだが(名護市長選では自公系候補のその争点外しがこれ見よがしに行われた)、本来(正常な国柄であったなら)あり得ない、国と単一地方自治体のゲーム的対立関係が闡明され、結果市民あるいは県民は奇妙な「(望まざる政治的局面の国家による)押しつけ」としかいいようもない、不可能な二者択一を迫られるわけだ(こんな自治体は他にな...この国の終わり米軍基地由来の第6波その2

  • この国の終わり 米軍基地由来の第6波 その1

    沖縄返還は50年目になる。今更言うまでもないが、これまでの本土のメデア・マスコミ・ジャーナリズムが流布する、どう見ても誤解に満ちた沖縄情報など、金輪際全く信用ならないデマゴーグ垂れ流しと断じてやまないものだ。一方、メデア・マスコミ・ジャーナリズムの功罪とはその責任度合いが全く異なる、この国の戦後政治のことは「この国の終わり」と題して余すところなく論じ切らないとどうにも収まりがつかない。第一に米軍基地(米軍専用施設)の事だが、戦前戦後通じここまで、沖縄側からこれを誘致したことは一度もない。どういうことか?旧日本軍が強制接収した土地を米軍が接収した・沖縄戦下と占領下で米軍が接収した・戦後の米軍統治下で米軍が強制的に接収した・日本政府による埋め立て以上がその内容であり真相だ。最後(日本政府による埋め立て)は現行辺野古...この国の終わり米軍基地由来の第6波その1

  • この国の終わり 暫定「何もわかってないコロナ禍と自公政権を選ぶ日本人」

    現況、今のところ日本も含め世界中の医学者、専門家らの、日本の急激な感染者数減衰傾向や、現今世界の状況に対する明瞭で明確な状況分析はほぼゼロだということが言える。というより、彼らの科学的推論の多くは素人でもそうだと考えるところのものと大差ない。つまりは「どういうわけか?」日本の第5波は、解析不能の収束傾向に向かった、あるいはワクチン接種が唯一の決め手だがどうもそれも一筋縄ではいかないということになろう。自然界の趨勢に人間の知が追い付いていないわけだ。その故に言わばこのコロナ禍は、誰にも正確には実証的に、殆ど解明されてないということ。それは、敢えてここで素人が結論を急ぐと、人間対自然ほか外界の関係上、人知が及ぶ狭い世界での「ああでもないこうでもない」に比すれば、自然及び外界は途轍もなく「不可解」で謎に満ち、それの前...この国の終わり暫定「何もわかってないコロナ禍と自公政権を選ぶ日本人」

  • この国の終わり 何がこの国をだめにしたか?その6

    東京都の新規感染者数がここにきて激減(9月6日968人、7日1629人、8日1834人、9日1674人、10日1242人、11日1273人、12日1067人、13日611人、14日1004人、15日1052人、16日831人、17日782人、18日862人)している。沖縄では9月6日167人(死亡2人)、米軍関係7人、8日413人(死亡2人)、10日301人、11日270人(死亡3人)、12日273人、13日140人と、こちらも減少傾向にある。しかし14日284人、15日255人(死亡3人)、16日229人(死亡2人)、17日185人(死亡4人)、18日176人(死亡4人)と決して急減ではない。但し全国的にも減少傾向がはっきりしていて、「波」の振幅が「谷」に向かっていることは間違いない。あるいは下げ止まり?一方...この国の終わり何がこの国をだめにしたか?その6

  • この国の終わり 何がこの国をだめにしたか?その5

    アルファ株(英国)、デルタ株(インド)、ラムダ株、など、変異株の種類はこれ以外にもいくつかある。この3種の際立って感染力の強い変異株は現在ワクチン対応で捕捉される感がある(ワクチン頼みの菅はこれを絶対視するが異論はあるようだ)が、いずれも完全とは言えず、特にこれから最も危険視されているのがラムダ株と言われる、ぺルー発のそれだ。変異とは進化かと言われれば感染力や重症化リスクからすると如何にもウイルス的進化過程というしかないのだろう。つまりより強力な感染力と抗体破壊の威力が増進する形質だ。彼らも生き残るためには様々な変貌を遂げねばならないわけで。ワクチンの有効性は現時点では種類によって6~8割程度の重症化(感染予防ではない)防御率を示しているが、変異株の進化は当然に確率に過ぎないこうした有効性の間隙を縫って出来する...この国の終わり何がこの国をだめにしたか?その5

  • この国の終わり 何がこの国をだめにしたか?その4

    沖縄、過去2番目に多い638人感染累計3万人超える【8月11日昼】https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/802521東京オリパラなど、(どう見ても)政治的に画策された時代的雰囲気や印象操作で如何に糊塗し、どうごまかしても、この21世紀という歴史的時代の中で決定的な時代表徴となっているのは、明らかに新型コロナウイルスの世界的パンデミックという事件なのだが(殊更実情にそぐわないような脅威を煽るわけでなく)、人間の中の様々な「煩悩」(欲望には、資本主義社会の成り立ちそのものに関わる本質がある)は時としてこの現実から抜け出し(科学的根拠を度外視してーーこの政権では特徴的な性格ですらある)、むしろ通常世界でこそ行われ許されるべき案件を敢えて「やってしまおう」という、一種の衝動...この国の終わり何がこの国をだめにしたか?その4

  • この国の終わり 何がこの国をだめにしたか?その3

    急激な感染拡大に至ったコロナ禍は、いよいよ東京オリパラなど津波の猛襲並みに根こそぎ粉砕し、それどころでない様相をはっきりと呈し始めた(7月31日感染状況、東京4058人、神奈川1518人、埼玉1036人、千葉県792人、大阪1040人、福岡502人など)。しかし、この菅政権は木を見て森を見ない発言や根拠のない楽観論に終始し、現実の森のすさまじい在り様を全く顧みないでいる。この宰相はその物事に対する認識力が決定的に欠けている(馬鹿なのか頭が悪いのか)か、あるいは自己保身に汲々としていて国家の代表のような自身の立場を全然閑却してしまっているとしか言えない(つまりは宰相の器でない)。そういう宰相の言動から出てくる極めて不適切で有効でない、むしろ事実に対する真逆のメッセージを、国民の一定の階層はほぼそのまま、コロナ禍な...この国の終わり何がこの国をだめにしたか?その3

  • この国の終わり 何がこの国をだめにしたか?その2

    この国の国民的なムーブメントは、結局この、「普通ではない」コロナ禍の国際運動会実施の離岸流(民意からの乖離、科学的知見、医学的見地からの離反)をやはり止めることができず、あらゆる負の要素(嘘と差別主義と無神経さ、残虐さ)を満載兼備しながら、ある意味猛然と強行開催しようという菅政権、自公系保守政治集団、当然にIOC(元凶はバッハ会長というアングロサクソン的強圧媒体だった)、JOC、組織委員会、東京都小池百合子(この女史は女流政治家としては鋭敏な方だが都民にとってはどうやらいなくてもいい存在だ)らの「なんだかよくわからない」意思(我々はそこに金権主義やエゴイズム、いじましいほどの自己保存本能などを見る)に従って、7月23日、「水晶の夜」並みのきな臭いような不気味などす黒い光の中で開催されたようだ。NHKの実況を見る...この国の終わり何がこの国をだめにしたか?その2

  • この国の終わり 何がこの国をだめにしたか?その1

    ひと頃は東京オリパラ中止・延期、国民世論8割強というはっきりとした形勢だったのが、菅はじめIOC、JOC、組織委員会、東京都(小池百合子は40万反対署名を黙殺したらしい)がほぼ全く世論を顧みずに開催へ突き進んだ(この事実は否が応でも人類の負の歴史として残るだろう)結果、開催まであと数日という段階で、メデア・マスコミ・ジャーナリズム形勢が、東京オリパラ開催決定の方向で何となく染められ始め、何やら突き上げムードも一部を除いて意気消沈の体で、結局は「どうしてもやるんでしょう」程度の諦めで全ては既定事実と言わんばかりの液状現象だ。東京都の感染爆発(数千人規模)は開催をまえにして既に始まっていて、いかにこのオリパラ関連国家政府方針が、コロナ撲滅に対する反対キャンペーンに加担しているかをまざまざと証拠立てている(この事実も...この国の終わり何がこの国をだめにしたか?その1

  • この国の終わり 沖縄県民だけが平和を希求しているのか?

    6月23日、沖縄県は「慰霊の日」として、特別に条例で定めるところ、沖縄戦等の戦没者を慰霊する記念日とし、その日は専ら市町村機関の休日とされる。沖縄戦の、苛烈な地上戦による無差別の、軍民共生共死を強いられた地獄のような体験に依拠しているとはいえ、同じような思いは東京大空襲やその他の悲惨な戦争体験にもみられるわけで、その意味では時を分かたず国民等し並みに、何らかの慰霊の思いはその都度各自に湧き上がっているものであろう。しかしながら平和を希求する思い(戦争など二度とごめんだという思い)は本土とこことで何故かくも相違するのか不思議としか言えない。1945年6月23日から数えて76年、慰霊の日は、沖縄戦で4人に一人が犠牲となった沖縄の県民ばかりでなく、この戦争での国籍軍民問わず全ての戦没者を慰霊する日であり、沖縄県が県民...この国の終わり沖縄県民だけが平和を希求しているのか?

  • この国の終わり 東京オリパラに関するスガノミクスの超絶ハイリスク

    安倍・菅路線においてはアベノミクスならぬスガノミクスがこの「嘘と金権にまみれた」東京オリパラ強行開催の単純なモチーフ(トリクルダウン)だが、コロナ禍で明らかに沈下低迷している国内国民情況に対し、ヒトラーの、「天の上」からまるで神のように降り立つ風情でbyオリパラ陽動作戦を実行しようという話だ。勿論国民を篭絡するためには美辞麗句、甘言、「安心安全」神話作りに余念がない。この国の安全保障、危機管理は国民を「幻想的に」安眠枕で眠らせ、有事には責任を取るべき連中が明らかな「敵前逃亡」も辞さない劣悪な組み立てになっている。内部留保等アベノミクスのトリクルダウンは事実上失敗している(富裕層厚遇は彼らの非倫理的なエゴにより、完全に貧困層を困窮のどん底に突き落として止まない)が、オリパラに関するスガノミクスは外国人記者の質問に...この国の終わり東京オリパラに関するスガノミクスの超絶ハイリスク

  • この国の終わり 死活問題でも拱手傍観する日本国民

    先ず、コロナワクチンのことだが、厚労省の発表によれば令和3年2月17日から6月4日までで、コロナワクチン接種後に死亡した例は196件とされる。ワクチンは、そのものが予防効果や症状改善力を持つのでなく、人間に自然に備わっている免疫力を高め活性化させ「抗体」という新機能媒体を生じさせて病因に対し人体自身が抵抗力を持つという内容だ。従って人により何らかの原因で免疫力が極度に弱体化している(その他持病があるなど)ならば、ワクチン接種によってもこの改善が見られず、逆に体そのものが打ち負かされて急激に衰弱死亡するということも十分考えられる。厚労省は死亡例につきワクチンとの相関関係としては明確な判定を下してないが、少なくともワクチンが掛け値なく万人に有効なわけではなく、人によっては逆効果になるかもしれないという想定はしておく...この国の終わり死活問題でも拱手傍観する日本国民

  • この国の終わり 五輪問題では人間として当然のことを素直に実行すること

    既にこの東京オリパラに関する表・裏両面の真相は、硬軟織り交ぜ白日の下にさらされているといえるのだろう(世界各国から聞こえてくるのは中止を促すものばかりだ)。今世界の大前提は、人類史上稀有な、しかし絶えず起こりがちなこのパンデミック感染症コロナ禍が、世界中の人々を恐怖と不安の中に放り込み、これとの相克にいやが上にも総力を挙げなければならない、という状況にある(戦争中だ)という事実こそ、疑いなく誰の目にも明らかだ、ということだ。つまり今人類が第一に取り組み集中すべきは、可能な限り人流を抑制し濃厚接触を回避して感染拡大を阻止し、取り合えずワクチン接種を第一義として集団免疫状況を作り出し、現在の人間的通常営み疎外の現実を改変して、活動交流の自由を可及的早急に回復することだ。しかも自助努力だけでは決して可能とならない、通...この国の終わり五輪問題では人間として当然のことを素直に実行すること

  • この国の終わり 沖縄を侮辱し軽視し言いたい放題言い抜ける日本人

    沖縄県コロナ感染者状況(5月22日現在)入院441441人(重症者6464人、中等症212212人)、入院療養等調整中630630人、宿泊施設療養中202202人、自宅療養中637637人、療養中患者計19101910人、死亡148141人、累積感染者数1544115299人名護市564562人(解除507505人)、北部保健所管内196196人(解除182182人)那覇市47254662人(解除40593999人)上記数値赤字の部分は2020年7月以降の数値。つまりほぼこの10か月余りの期間にここまで感染拡大したという明白な証拠だが、この間にこの国が行ったGoToキャンペーン、国のメッセージ不足や矛盾する国策がしからしめているとしか言えない、ゆるゆるになってきている国民の(特に低年齢層の...10代から50代...この国の終わり沖縄を侮辱し軽視し言いたい放題言い抜ける日本人

  • この国の終わり 暇人の東京オリパラ問題分析

    先ず去る2013年秋、2020年度五輪招致の最終プレゼンにおいて、この国はその首相安倍晋三が東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題について触れ、「(汚染水の)状況は制御できている。東京には今までもこれからも何のダメージもない」と明らかな大ウソをついていた。(以下の記事)https://deslys.blog.fc2.com/blog-entry-501.html「福島はアンダーコントロール」という大嘘2013年9月、安倍首相は東京オリンピックの招致に成功させた時のことが忘れられない。福島の状況を「Thesituationisundercontrol」などと笑顔で大ウソを言いきってしまったのである。当時、フランスでも、タンクから大量の汚染水が海に流れ出していると大きく報道されていたにも関わらず、これだけ大の嘘をつけ...この国の終わり暇人の東京オリパラ問題分析

  • この国の終わり 戦後日本を完全否定する常識とは

    当時「事件」と呼称された1970年昭和45年11月25日にあった自衛隊市谷駐屯地での出来事は、大正と昭和の交(大正天皇は1926年大正15年12月25日に崩御し、その時点で昭和元年ともなっている)の一年前に出生した作家三島由紀夫(平岡公威1925年大正14年1月14日生)にあっては丁度満45歳の時、つまり昭和時代をまさに時系列で生きた人物として象徴的な「時代の子」という存在の、現場存在証明なる意味合いさえ醸し出して、死後満50年(半世紀)を経た今にしてむしろはっきりと、この人物の言動につき正確に抽象化(歴史的評価を付すということ)すべきであり、明確な「理念の検証」という遡上に載せるべき在り様を示し始めたと勝手に思っている。この人物に対する巷間のあらゆる粉飾じみた伝説奇譚の類を一切取っ払えば(その中には「天皇」さ...この国の終わり戦後日本を完全否定する常識とは

  • この国の終わり 人間が住めない国、日本

    沖縄県4月28日コロナ感染者状況入院中407人(重症41人、中等症137人)、入院療養等調整中157人、宿泊施設療養中143人、自宅療養中414人、療養中患者1121人、死亡134人、累積感染者数12328人名護市492人(解除407人)、北部保健所管内175人(解除133人)那覇市3674人(解除3361人)在沖米軍関係累計1313人医療ひっ迫、病床占有率100%以上。つまり重症者、中等症者は最早入院すら困難という有様だ。しかも変異株患者割合は拡大し、死者数も徐々に増え続け、全県規模で患者数が増加傾向にあり沖縄のどこにも今は安全地帯がない。こういう時、県外からGWからみで不要不急の物見遊山客が押し寄せたらどうなるか、医療崩壊、破壊により巷に悲惨な光景を見る羽目になるのは間違いない。逆に又、県内の「ええじゃない...この国の終わり人間が住めない国、日本

  • この国の終わり 合理性を顧みない国策を続ける日本にいる日本人

    4月15日沖縄県コロナ感染状況入院中391人(重症者32人、中等症117人)、入院・療養等調整中198人、宿泊施設療養中120人、自宅療養中518人、療養中患者計1227人、死亡130人、累積感染者数11137人名護市感染者数455人(解除385人)、北部保健所管内150人(解除124人)、那覇市3346人(解除3014人)10万人当たり新規感染者数(4月14日)56.69(全国2位)9日に県衛生環境研究所が確認した感染力の強い変異株「N501Y」に感染した20人のうち、15人が北部保健所の管内で確認されていた。県は感染拡大に歯止めがかからない要因の一つが変異株としている。県専門家会議メンバーの高山義浩医師は10日の会見で全国の多くの地域で変異株が広がっているとした上で「流行に巻き込まれると、県民が努力をしても...この国の終わり合理性を顧みない国策を続ける日本にいる日本人

  • この国の終わり

    沖縄県発表コロナ感染状況(4月3日時点)入院中259人(重症22人、中等症83人)、入院・療養等調整中160人、宿泊施設療養中145人、自宅療養中245人、療養中患者809人、死亡者128人、累積感染者数9795人名護市感染者400人(解除374人)、同北部保健所管内126人(解除122人)、同那覇市2975人(解除2732人)因みに4月3日の新規感染者数117人(陽性率全国2位)筆者は検査のため琉球大学附属病院に行かねばならないのだが、上記のような数値を目の当たりにすると第一には市中感染の脅威を連想せざるを得ない。特に那覇や中南部の状況は全く予断のならぬ在り様としか言えない。住所のある北部の感染者数も一進一退を繰り返している。むしろ若干増えている。市中感染はソシャルデスタンスを確保すればマスク二重着用で何とか...この国の終わり

  • この国の終わり LITERA 聖火リレーのスポンサー車両がバカ騒ぎで批判殺到もマスコミ沈黙

    https://lite-ra.com/2021/03/post-5836.htmlこの東京オリパラという、人類史上稀に見る、人間の欲得だけが絡む(日本国民8割がた開催に反対し世界の過半がそれを中止すべきとする世論に背を向けた)コロナ禍の中の異様なカーニバルは、ナチス由来の聖火リレーなる滑稽で不気味な儀式に始まり、このあと100数日にわたって日本列島を縦断し(コロナ汚染を徒に蔓延させ)、東京に戻って国立競技場の聖火台に点火し、誰かが開会を宣することで事実上成立する。この瞬間、日本国と東京都、日本人は、先の大戦以来のコロナ戦争敗戦国として再びの汚名を被る運命を選んだわけだ。と同時に、今まさに再拡大しつつある感染実態に接してなお、欲得の充足という獣的な一面だけが突出することで、恐らくはこの国の精神の闇をいよ増しに深...この国の終わりLITERA聖火リレーのスポンサー車両がバカ騒ぎで批判殺到もマスコミ沈黙

  • 詩の終わり この国の悲劇的な不健全国家展開

    徳川260年の幕藩体制は、黒船来航という外圧に遭って上を下への大騒ぎを繰り返し、国内不平反乱分子との確執の中、何ら目新しい方策も講じえないまま、「大政奉還」という政権投げ出し無責任体質を曝け出したまま「王政復古」に取って代わり、その実質的終焉を迎えた。この時代の政治理念の主流を占めたのが「尊王討幕」であり、要は支配者の首のすげ替えという手段による新たな階級社会の構築に他ならない。それが、主に権力者の政治責任仮託媒体と化した「天皇中心主義」の国家主義であり、皇国史観という名の神話的不合理を戴した国家観であり、土着せざる非民俗的な国体という砂上の楼閣であった。つまりこの旧体制の終わり方は、歴史的に必ずしも本質的なものではないということが、その後(明治大正昭和)のこの国の歩みの中に明々白々な史的実態を示していた。これ...詩の終わりこの国の悲劇的な不健全国家展開

  • 詩の終わり この国の状況の稀に見る劣悪さ

    沖縄県発表コロナ感染状況(3月3日付)入院中176人(重症者25人中等症34人)入院療養等調整中15人、宿泊施設療養中53人、自宅療養中30人療養中患者計274人、死亡120人、累積感染者数8235人名護市376人(解除368人)、北部保健所管内124人(解除119人)、那覇市2542人(解除2436人)当然沖縄でも新規感染者数は宣言前に比べ減少傾向が顕著だが(但し下げ止まりしている感がある)、逆に死亡者数はひと頃に比べると連日のように増加しているやに見える。宣言を出した時点と比べて感染状況は大幅に改善しているとする一方、非コロナ病床の占有率の高さや若者の新規感染者数が多いことを理由に、宣言の前倒し解除はしない(22日県説明).....20代が全体の21%で年代別一位現今メデア等により我々に伝わる、感染者数が問...詩の終わりこの国の状況の稀に見る劣悪さ

  • 詩の終わり 自公政権の時代錯誤な儒教的封建思想

    去る2013年9月7日、日本国元首相安倍晋三がオリンピック招致最終プレゼンで世界に向け「原発汚水はアンダーコントロールThesituationisundercontrol」と嘯いた結果(事実上の賄賂.も飛び交う中.....竹田JOC元会長)誘致されたまさに曰く付きの東京五輪にあって(この事実を日本の多くの五輪推進者たちは見事に閑却している)、その組織委員会会長が公の場で躊躇いもなく発した性差別にまつわる愚かな本音(男尊女卑)は、この曰く付き東京五輪というものの世界に対する度し難い低レベルな本質をいよましに露呈し、ここから敷衍して(会長自身属する党派である)現行自公政権の在り様が、現代世界の常識や理念にそぐわない(性差別等)甚だ時代錯誤な、異臭体臭芬々たる醜悪な顔貌を晒しているという話ともいえるということ。先の大...詩の終わり自公政権の時代錯誤な儒教的封建思想

  • 詩の終わり コロナ禍という自然界の警告に対して人類が対応すること

    沖縄は1月31日時点で入院中359人(国基準重症者39人、中等症143人)入院・療養等調整中104人、宿泊施設療養中132人、自宅療養中164人療養中患者計759人死亡退院90人累積感染者数7585人(沖縄県発表)因みに本島北部名護市(の数値では累積感染者数348人(解除者291人)、北部保健所管内では累積感染者数122人(解除者111人)、那覇市では累積感染者数2340人(解除者2182人)宮古島市では1月に入って27日までに168人の感染が確認されている。同市の26日までの直近1週間の新規感染者数は84人で、人口10万人当たりで151・11人に達した。都道府県別で全国1位の東京都は25日までの直近1週間で56・03人で、東京の約3倍に上っている。(琉球新報記事)我々には、この国でこの新型コロナが一体向後どう...詩の終わりコロナ禍という自然界の警告に対して人類が対応すること

  • 詩の終わり コロナ禍を死地と捉えてこれを超える 3

    posttruthは、第二次大戦後の戦勝国連合(主に米国)が獲得したはずの恒久的永遠不滅?の帝国(パクスアメリカーナ)において、約70年ほどの時間経過のうちに必然に浸潤されずにおかなかった社会的「膿」の満を持した発現であり、それは主に西側陣営の、とりわけて米国と日本で顕著に見られた印象的に永続的な現象であり、そしてこの現象は、明確に、国民自身が(日本の有権者にあっては、ほかに適当な者がいないからと言って)選んだ保守系の最高権力者たちの脳内にさながら寄生虫のように蔓延り(加えて元々あったネトウヨ体質が暴れだし)、漏れ出し、あっという間に所かまわず周辺を汚染していった。この現象は事実上パンデミック化した。そして古来、常識化し良識化したはずの自然発生的理性(コモンセンス)の一切がこの現象の前にその無力さ加減をいやとい...詩の終わりコロナ禍を死地と捉えてこれを超える3

  • 詩の終わり コロナ禍を死地と捉えてこれを超える 2

    現行自公維系政治権力集団が醸し出している政治上の問題(コロナ禍に適宜対応できてない機能不全状態、乃至安全保障思潮の決定的不備、モリカケサクラ等安倍案件と菅関係に顕現した人格的道義的退廃及び法的無責任実態)の中で考えてみると、我々はここ数年のアベ・スガイズム、あるいは世界的現象であるposttruthも含めトランプ旋風などに対して、それらの劣悪な形質(論理性、倫理性、理念性における明らかな劣化)に対して過分で不相応な(それらに対し必然必要のない)関心と、過剰ともいえる批判や非難を継続して繰り返してきたように思われる(勿論その過剰は安倍・菅体制自体の過剰な悪辣さ狡猾さに由来する)。当然に他の重要案件に対する実質的な言及、追究不足を懸念する声も聞こえてくる。しかし「万機公論に決すべし」という議会民主主義の原則からすれ...詩の終わりコロナ禍を死地と捉えてこれを超える2

  • 詩の終わり コロナ禍を死地と捉えてこれを超える 1

    このかつてない規模の、第三波襲来中のコロナ禍は、国(菅政権)の不適切で時宜を得ない対応の、無理筋な継続(失政を認めない、分科会の提言を無視する、自治体任せ、無責任発言)である天下の悪策愚策?GoToキャンペーン(や持続化給付金等休業補償などの制度設計不備)などにより、感染症対策も経済もいよいよ収拾の付かない大パンデミック事件(一種の戦争状態)となり、国民を戦後かつて経験したことのない奈落の底へ引きずって行くのが目に見えてハッキリしてきたと言えるだろう。軽く言えば、第三波も程なく乗り切れるだろうというのが国家政府の基本姿勢だ。この事実を日本国民は若年層から高齢者まで等しく共有して、待ったなしの自己保存、自律的手立てを早急に実行すべき時機に来ている(それは勿論今までやってきた自粛やステイホームばかりでなく、コロナの...詩の終わりコロナ禍を死地と捉えてこれを超える1

  • 詩の終わり 戦前政治の復刻版で国民は死地へ追いやられる

    沖縄はいつの間にか、この北部の地域にも100人を超えるコロナ感染者が見られ、現在20人の療養者を数えるようになった。今玉城デニー知事は病気療養中だが、観光立県の沖縄がGoTo除外となることを望まぬ旨既に公言している。確かに県外来県者に起因するコロナはごく少数で、むしろ県内での多人数飲食等会食や家庭内感染、職場クラスタの方が際立ち、一方で感染経路不明の市中感染リスクが高まっている。当然県民は自粛的に不急不要の外出は極力避け、集団的な県内移動も多くは認められない、しかしながら。沖縄県におけるコロナウイルス感染症陽性者の状況(2020年11月30日現在沖縄県発表)療養中患者数403人累積感染者数4326人入院中219人(重症者22人、中等症65人)入院療養等調整中40人、宿泊施設療養中69人、自宅療養中75人、死亡退...詩の終わり戦前政治の復刻版で国民は死地へ追いやられる

  • 詩の終わり 上が馬鹿なら下は命懸け

    GoToがいつまでもコロナ感染拡大に影響を及ぼし続けるのは誰の目にも明らかであり、即座に全面停止乃至中止を宣言し、同時に、国が国民向けに、的確で当を得たコロナ禍対応のメッセージを発していれば、と言うことは当然に的確で有効で迅速な経済対策と困窮への早急の援助、補助乃至その約束のメッセージを力強く打ち出していれば、ここまで国民を不安にさせることはなかったであろう。その不安もどちらかと言えばどっちつかずの曖昧さの中にあり、はっきり言えば国の態度が明確でないためにあらゆる国からの情報発信に信用が置けないばかりか、あっちこっち右往左往で気の休まる暇もないという、そうこうするうちに気のゆるみは結局コロナ罹患も大したことはないと多寡を括り、マスク無し、大声会話、市中を闊歩し、菌のまき散らし、まさに「ええじゃないか」様相を呈す...詩の終わり上が馬鹿なら下は命懸け

  • 詩の終わり 現代という時代を超えて生きる withコロナでもコロナ後でもなく

    「吾人は須らく現代を超越(せざるべからず)すべし」、とは、高山樗牛の箴言だが、超越するにはその「現代」をはっきりと見据え、認知し、かつ正確に認識しなければ事は現に実を挙げる事にならない。「現代(げんだい)は、その時代が言及される時点において、現に今、進行している時代」とウィキペデアは記述しているが、これは正確には「現在」であろう。時代として捉えられる「現代」は多分現在進行形に限局せず、既に過去に属しながら現在に強い影響を及ぼしている時代をも含めるのが妥当だと思われる。しかして、現にその過去を事実として改竄し、あったことをなかったことにし、あるいは所謂「修正」を加えて自家規範のうちに組み込み別の歴史をでっちあげる、ということが行われている。この動きに連動しかつ帯同する「posttruth」なる世界的現象がこの10...詩の終わり現代という時代を超えて生きるwithコロナでもコロナ後でもなく

  • 詩の終わり 菅政権の没落とpost truthの終焉

    菅内閣総理大臣の行く末が安倍前首相同様のものだとすると、安倍が、コロナ禍に対する極めて危機管理能力に欠けた愚策の連発で墓穴を掘った事例からして、この今の日本学術会議新会員任命拒否案件は、就任初っ端に墜落した「説明したくても説明できない」無理筋の私家政治行為で、これをきっかけに主に対コロナ禍の無策を積み上げて失速、瓦解ということになるのか、いずれにしろ、並べ立てた「自助」「共助」「公助」が専ら「公助」が全く機能せず、「自助」段階で国民疲弊、自滅、崩壊というあり得ない亡国的玉砕に破裂する話となり行くらしい。未だに56%の支持率(朝日新聞11月調査結果)を献上する日本国民の愚かしい在り様から、上記シナリオは事実上折り込み済みの話で、最早待ったなしの自決的覚悟が要求される事態だ。トランプは何故拒否されたか、この現行米国...詩の終わり菅政権の没落とposttruthの終焉

  • 詩の終わり 「自助」とは、国家は何もしないのでよろしく、ということ

    菅という人物は、日本国の憲法や法律がその権限と地位を定めるところの内閣総理大臣(内閣の長、三権のうちの行政府の長で内閣に属する国務大臣の一人)であり、国内はともかく?対外的には世界に向かって国(又は内閣)の「代表者」のイメージで対する者である。イメージだから実体が伴わなくともよい。問題はこの者の権限だが、当然に他の二権、司法と立法府に対してその長足りえず、二権に対して何らの権限も有しないと解される。つまり、「元首」という古い言い回しの権力者というよりは、どちらかと言えば頭一つ抜けた国会議員の一人と言わねばならない、それほどにその権限は限局されているといえる。むしろ限局されている故にこそあらゆる独裁的な権力的横暴は国家体制自体を揺るがすことになるといえる。どういうことか。例えば総理大臣が、その口ずから明確に「説明...詩の終わり「自助」とは、国家は何もしないのでよろしく、ということ

  • 詩の終わり 思考停止の官僚的差配と没落への道

    現状米国大統領選挙が、史上最悪の泥沼合戦(敗残兵の無駄な抵抗)になだれ込む様相が見て取れるが、事実上バイデン実質勝利は決定的で、トランプの悪あがき(降板後の自身の社会的転落を恐れて)が延いては米国の、ある種の世界的威信を失墜させるのは目に見えている。このような人物を押し戴いた米国民の民度の低さが目に付く。但しバイデンだろうが何だろうが、征服民族アングロサクソンの野蛮な軍産複合経済体制やら世界における警察的支配に何の変更もないことははっきりしているのだが、一方世界理念における米国の凋落はいよいよ目に見えて著しい。日本の場合、解散総選挙なしにはアベ・スガイズムの裁断は如何にしても先送りとなるわけだが、posttruth現象の先行きは世界的にそう長引く様子は見て取れないようだ。所詮posttruthは、21世紀の歴史...詩の終わり思考停止の官僚的差配と没落への道

  • 詩の終わり GoToキャンペーンと沖縄 其の悪しき現状

    2020年10月26日現在の沖縄県の新型コロナ感染状況(沖縄県発表)入院中198(198)人(重症者21(21)人、中等症者59(59)人)入院・療養等調整中32(32)人宿泊施設療養中99(99)人自宅療養中27(27)人以上療養中患者計356(356)人死者58(51)人累計感染者数3194(3052)人以上の通り、沖縄県では(赤字)の部分が7月以降(GoToトラベル開始ころ)の数値であり、それ以前、4月30日以降全てゼロ(累計感染者数142人、死者数7人)で推移していたことを示している。しかも明らかにこの第二波と言われる感染爆発があって後、一進一退の増減が突出してここ沖縄では見られるのであって(収束の気配さえなく)、一昨日などは自民系県議団11人がクラスタ感染を生じせしめ、石垣、宮古等離島(県議団の視察先...詩の終わりGoToキャンペーンと沖縄其の悪しき現状

  • 詩の終わり

    posttruthにおける非論理、非倫理、反知性、非理念と言えば、突き詰めればただのやくざ、チンピラ、ごろつき、ギャングの類にしかならない。今この国は、国政はじめ政治的権力をそういう類の勢力に何気に寄託しているし、其処から初めて警察、司法、行政、剰えメデア・マスコミ・ジャーナリズムまでもがこれになびいている。言ってしまえば、今回の日本学術会議新会員任命において、菅内閣が行った違法な人事権の説明のつかない行使(排除理由が開陳されない限り昔年の思想弾圧に匹敵する国家的行為)もまた、一連のposttruth的「(良識?警察?)あってなきがごとき」政治環境から説明がつく。これが現今自公政権の根底的な性格を明示している。我々は、主に第二次大戦または15年戦争にまつわるあの時代に歴史的着眼点を置き、「戦前価値復活」「皇国史...詩の終わり

  • 詩の終わり 菅義偉という政治家の泥沼政治

    菅内閣が発足直後早速に問題化させた「日本学術会議会員任命」拒否行為は、大方次のような政治傾向を露呈したということになる。先ず、中曽根内閣で先鞭をつけたこの、首相による任命行為に関する考え方(法解釈?)に対し、菅内閣は明確にこれを否定したと取られているし、実際事実は何を抗弁しようがその通りであろう。しかしこの法解釈(考え方、基本方針、法の精神)否定は決して有効な説明内容を披歴せずに単に「私はある者(政権に批判的な知識人等)の任命を拒否する」と私的に(党派的に)表明したというに過ぎない。つまり、正確には、何ら公的な有効性を持たない首相の(ツイート的)独言を、軽はずみに明るみに出してしまった菅個人の無様な失態にほかならず、言わば彼自身の公人としての自覚のなさ(いつまでも官房長官のつもりらしい)を内外にひけらかしてしま...詩の終わり菅義偉という政治家の泥沼政治

  • 詩の終わり スガイズムの行方と沖縄琉球

    時代錯誤の疑似挙国一致内閣(但し手口は詐欺に等しい)というべきであろう。朝日新聞の9月の世論調査では菅内閣の支持率、実にあらゆる世代で7割近い数字を叩き出している。勿論男女を問わない。これはこの国の民が総論的に自公政権をこの国のかじ取りとして過半以上承認したということになろう(菅首相自身への実質的な支持ではない)。つまり、今後各論的に無数の問題が恐らく奔出するとしても、前内閣同様に「他に適当な者がいない」という理由で、変わらず高支持率を献上する状況が続く。この国の民の性向は少しも変異しない。飼い馴らされた状態が続く。安倍晋三は側用人政治で(自律性を損ない)墓穴を掘り、難病再発を隠れ蓑に、コロナ禍の責任所在も不明のままうすぼんやりと表舞台から消えたのだが、安倍に特徴的な私家政治のグレイゾーン(もりかけさくら)を横...詩の終わりスガイズムの行方と沖縄琉球

  • 詩の終わり 「日本国対沖縄」概論の3

    沖縄県9月25日発表コロナの現状入院中108人(重症者16人、中等症者36人いずれも国基準算定値)、入院・療養等調整中5人、宿泊施設療養中14人、自宅療養中8人、死亡者45人、累積感染者数2389人。7月以降のデータではいずれも上記緑色の数字についてはそのまま同じ、死亡者数は38人、累積感染者数は2247人。明らかに、コロナ禍は7月以降の感染拡大を如実に示している。大うつけ安倍晋三政権は、官邸(政治)主導(内閣人事局による官僚支配)とはいいながら、結局は取り巻きの元官僚たちの言うがままに操られた愚策と悪策の繰り返しに終わり、コロナ禍で馬脚を現した側用人たちの、愚かとしか言えない失政手管で、この国の官僚が抱える大日本帝国時代直伝の官尊民卑体質のまま国民民意からの乖離という、昔ながらの轍を踏んで瓦解した。このことは...詩の終わり「日本国対沖縄」概論の3

  • 詩の終わり 「日本国対沖縄」概論の1

    現在の沖縄から見れば、近年「日本国対沖縄」という関係性が高江・辺野古問題等を通じ益々確定的に問題化されて来ている(と、思っている)ので、例えば現政権の「安倍晋三が体調不良で辞任、菅官房が次期総裁候補優勢」「菅体制は安部路線踏襲(振興策基地問題リンク論)」という風な情報は、多くの弑逆実態に置かれている沖縄からすれば些細なコップの中の嵐、耳障りな騒音としか受け止めえない話になっている。これは勿論、今次コロナ禍における政府対応の拙劣さや、GoToキャンペーンが明らかに齎した感染拡大弊害(累積感染者数爆発、重症者・中等者・死者数増大、医療環境の逼迫)の沖縄特化傾向などにばかり由来しているのでないことは、少しばかり沖縄を知る人には容易に了解されよう。筆者に言わせるなら菅の、感染者宿泊療養施設確保に関する県に対する苦言?や...詩の終わり「日本国対沖縄」概論の1

  • 詩の終わり 「日本国対沖縄」概論の1

    現在の沖縄から見れば、近年「日本国対沖縄」という関係性が高江・辺野古問題等を通じ益々確定的に問題化されて来ている(と、思っている)ので、例えば現政権の「安倍晋三が体調不良で辞任、菅官房が次期総裁候補優勢」「菅体制は安部路線踏襲(振興策基地問題リンク論)」という風な情報は、多くの弑逆実態に置かれている沖縄からすれば些細なコップの中の嵐、耳障りな騒音としか受け止めえない話になっている。これは勿論、今次コロナ禍における政府対応の拙劣さや、GoToキャンペーンが明らかに齎した感染拡大弊害(累積感染者数爆発、重症者・中等者・死者数増大、医療環境の逼迫)の沖縄特化傾向などにばかり由来しているのでないことは、少しばかり沖縄を知る人には容易に了解されよう。筆者に言わせるなら菅の、感染者宿泊療養施設確保に関する県に対する苦言?や...詩の終わり「日本国対沖縄」概論の1

  • 詩の終わり 安部君の悪口と沖縄いじめ

    ネトウヨの「安部応援」、本人がその職を辞してなお喧しいアベシンパたち、安倍からみのposttruth現象、つまりは反知性、非倫理、非論理を意に介さぬ所謂時代的社会的モブ(時代が生んだ社会の落とし子)というもの、ヒトラーナチス時代の手の込んだ再来?、その構成員はブルジョア社会からの脱落者、落伍者、そして掃きだめの中の自己主張、劣等感からの絶叫、こうした塊が例えばある野党議員の安倍揶揄に対して如何にも正当であるかのように装った安部応援ツイートを爆発させ炎上騒ぎを起こすというのは、ネット社会という極めて現代的な特徴ある空間に「新自由主義」の本質的害毒(何でもありの不作為の自由)がしみ込んでいることを告げている。結局、安倍晋三は「政権投げ出し」の目くらましに一度目(の投げ出しの時)に味を占めた「潰瘍性大腸炎」という難病...詩の終わり安部君の悪口と沖縄いじめ

  • 詩の終わり 取り返しのつかないことをしてくれたなあ安部よ

    安倍晋三の首相辞任の事は、この国の本質的な意味での極めて重大な局面として捉えてもいい(尤も彼の政治的立ち位置がそうだというのではない)のであろう。彼の失政は中途半端な問題性の渦中にあり、到底まともな論議の対象足りえないと先ずは断じておく。恐らくは、安倍晋三の私的な公人性格(お友達優遇、側近政治)が醸した、犯罪性の高い政治姿勢から出てきたもの(森友、加計、防衛省、桜を見る会等)が多くの法的な立証対象となり、同時に官邸掌握人事権の恣意性がこの国の官僚行政一般を倫理的にかつ論理的に堕落せしめ、司法も立法もなぎ倒して公的な絶対的価値(後刻客観的検証に耐えうる価値)を損ない、歴史的過誤を犯すことで今やこの国を三流国家の乱脈政治環境に貶めたのだった。この信用失墜という致命傷は後続の政治家には重い課題を抱えさせることになろう...詩の終わり取り返しのつかないことをしてくれたなあ安部よ

  • 詩の終わり 何をしてもどんな状態でも全て信用ならずしてはならない安倍晋三

    安倍晋三は、第一に端から信用ならないし、決して信用してはならない為政者(どうやら幼時よりその性格は嘘が先行するようなものだったらしいし、嘘をつくのは政治家の特権であるかのように信じている節がある)で、このことを先ず前提しないと国民は結局自ら墓穴を掘る愚を犯すことは目に見えているし、ここまでの流れでもそれははっきりしている(但し彼はその側用人たちの操り人形で、彼自身に有効な政策遂行の意思があるとは到底思えない)。しかし、ヒトラー並みにパフォーマンス主体に嘘八百を並べて平然としているこの宰相は、最後の最後まで国民を愚弄し、特攻的玉砕美学に没頭する以外何もしない危機管理無能政治家で、沖縄などは真っ先にその犠牲者(GoToなんちゃら)となって孤軍奮闘させられている(あの菅の言いぶりはこの政権の沖縄侮辱を地で行っていた)...詩の終わり何をしてもどんな状態でも全て信用ならずしてはならない安倍晋三

  • 詩の終わり この頃のコロナ禍の日本の実相

    2020年8月15日、今年75回目の敗戦記念日も何時ものように何気に通過し(取り立てて猛省するでもなく)、官僚作文棒読み安倍晋三、広島長崎哀悼の辞も相変わらずのていたらくで、そういえば、先ごろの分科会専門家の「(コロナ感染が)沖縄は下火」という驚くべき発言には呆気にとられたというのが本音であろう(逆に言えば重症化、感染老齢化、医療ひっ迫が進んでいる最も深刻な状況を印象的に過少に評価しているということになる)。(既に立ち消えたが)米軍内感染兵士の沖縄移送という話(ふざけ切っている)、県内宿泊施設を感染者用に米軍が借り上げるという話(どこの国の話だ?)、糸満まで行って砂利を採集し、辺野古に搬送投入するという話(この国は何を目指しているのか?)。日本国沖縄・広島・長崎に対して如何に鈍感な人間でも、こういう無神経な話に...詩の終わりこの頃のコロナ禍の日本の実相

  • 詩の終わり 不可解なこの国の在り様

    2020年7月以降の「本土由来、米軍由来のコロナ禍」という、全国的にも典型的な沖縄県における動かしがたい事実関係については、例によって愚劣なGoToキャンペーン続行という政府方針や、所謂専門家といわれる政府の諮問会議面々の、効果的でもなく直接的でもない(従って傾聴するに値しない)意見などにより、ここ沖縄ではいよいよイメージとして雲隠れし始め、県内感染者による感染拡大傾向(家庭内感染やクラスタ)が顕著となったため、玉城知事の緊急事態宣言は県外からの渡航自粛すら見送り、県民のみが規制対象となる不思議に嘆かわしい実情をさらしている。県外からの観光客は、軒並み閉鎖となった観光地やビーチに行きたくとも行けず、恐らくは市中闊歩や歓楽街でのどんちゃん騒ぎでうっぷん晴らしを繰り返し、彼ら由来のコロナ菌をまき散らすは、クラスタを...詩の終わり不可解なこの国の在り様

  • 詩の終わり 10万人当たり全国最多の陽性率は沖縄の何を示しているか?

    https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/hoken/chiikihoken/kekkaku/press/documents/68hou1308reime.pdf上記URLは沖縄県が公表している「県におけるコロナウイルス感染症陽性者の状況」だが、8月12日現在、陽性者1307人(前日1242人+65)、このうち入院者294人(重症者12人、中等者--酸素吸入が必要、62人)、入院調整中250人、宿泊施設療養中81人、自宅療養中351人、計976人となっている。<社説>コロナ「第4段階」「GoTo」一時中止をhttps://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1172519.html感染拡大のきっかけは、7月以降の米軍内のクラスター(感染者集団)と観光客の...詩の終わり10万人当たり全国最多の陽性率は沖縄の何を示しているか?

  • 詩の終わり さっさとこの政権に引導を

    このブログの書き始めは何気ない独言に過ぎなかったし、ブログを通して小説の下書きのような試みをするのが目的であり、当時はまだ本土にいて沖縄の事についてなど何ら問題意識もなく、専ら「移住」というテーマで思考する中での文作りだった。ブログは、特に改まって余所行きの設えを構えるというようなものではなく、徒然草にいう「徒然なるままに」思い浮かんだ事どもを「そこはかとなく」書きつけるもので、おおきにそういう心持で、特に身構えて格別なことをしでかそうというような感じではなかった。「移住」は筆者の、というより筆者の傍らの人の、「暖かい所に住みたい」という長年の願望に添って企てられた行動で、北海道や東北で生まれ育った環境から寒冷地への忌避の念が芽生え、温暖な地への強い憧れが育まれたという、実にありきたりだが切実な思いの発出だった...詩の終わりさっさとこの政権に引導を

  • 詩の終わり この国の終わり

    繰り返せば、多くの国民の憤懣やるかたない思いとは別に、国民の神経逆撫で発言(「東京問題」、「沖縄にはホテルの確保を何回となく促している」「自治体の責任」)、奇天烈愚策(アベノマスク、アベノミクス)、悪策のごり押し(GoTo地獄)に満ちた西村担当、菅官房、幼稚な居留守使いの安倍ら自公政権、特に自民党は、その党是として明確に「国家優先滅私奉公」(自民改憲草案)をうたい、結果として如何なる政策の結果責任も、架空の媒体に仮託して敵前逃亡を図るという、この国の伝統的に習い性となった無責任政治家を地で言っている輩だ。(ここでいう架空の媒体は私見によればどうやら万世一系の「天皇制」のことだ)。沖縄在住の筆者は、菅官房禿頭のこれまでの不埒な発言に、辺野古高江等に関しいつもいつも苦々しい思いをさせられてきたが、今次、明らかにこい...詩の終わりこの国の終わり

  • 詩の終わり 今やお手上げな日本国民

    クーデタ(非軍事的文化革命)、テロリズム(不逞要人排除)、暴力革命(超法規的権力掌握)、アナキズム(政府はいらない)。こういう前時代的な願望的文言が、密かに国民の一部には湧いてきているのではないかと思わないわけにはいかない。現政府、安倍政権、アベイズム、現官僚体制、今ネット等でほぼ連日目にする彼らの「官尊民卑」に対し、国民は限度なしにいらついているようだ。7月31日の尾身西村会見は、この国の現在の権力構造が上記にあげた連中の政権維持我欲と生命軽視、優性思想的経済主義にまみれていることを如実に表していた。安倍晋三という者に政権担当者としての責任感など期待する方がおかしい。この男は岸・安部・佐藤・麻生一族の出来損ないのドラ息子(麻生も同じ)で、生来嘘つき、ごまかしや捻じ曲げ、改ざんが身に沁みついて抜けない、家中の厄...詩の終わり今やお手上げな日本国民

  • 詩の終わり 国政の犠牲者

    2006年12月沖縄本島北部(やんばると呼称する)名護市に移住、その後今帰仁村に定住してかれこれ13年になる。さて、コロナ禍はここやんばるでは4月中頃に名護市の感染者二人(いずれも北部以外の感染者からの感染)を数えたきり現在も含め一人も現れてない。沖縄県全体も4月30日(累積144人感染)から7月8日まで新たな感染例は皆無だった。7月8日の時点では福岡、鹿児島からの帰還者が夫々一人ずつ(中部保健所管内在住と石垣市在住)現地で感染したもの。その後、東京、埼玉からの来沖者が陽性、沖縄市のタクシー運転手が陽性(キャンプハンセン乗客から感染したらしい)、この辺から県外あるいは米軍基地関連での感染が頻出する。当然県外や米軍に関係しない県内発の感染者は未だ現れてない。7月28日現在沖縄県累計感染者数は235人(回復者145...詩の終わり国政の犠牲者

  • 詩の終わり 本土と米国由来のコロナ汚染で沖縄は

    411年前の島津侵攻(1609年3月~4月)、その実態は日本国の江戸幕藩体制下の一地方藩(薩摩藩)が、武力行使によって当時の琉球王国(尚寧王時代)に侵攻、その中継貿易による経済的権益の一部を奪取する(薩摩藩の付庸国)という暴挙をなしたもので、幕藩体制下の島津薩摩藩は江戸幕府の命を受け日本との一種の朝貢関係を王府に強制したというもの。当時明(のち清)に朝貢していた琉球はこれにより二つの国に従わされたという形だ。形質は「君臨すれど統治せず」だったと一応言えるが、日本国によって一つの独立国がその干渉、介入、権益掠奪を被ったという事実に変わりはない。それより前豊臣秀吉が朝鮮半島(李氏朝鮮)を侵犯し(文禄慶長の役1592、1597年)貪欲な領土的拡大を図ったように、日本国の野蛮な対外思潮はこの時期に既に常態化していた。同...詩の終わり本土と米国由来のコロナ汚染で沖縄は

  • 詩の終わり 現代日本の救済?

    森友事件は、安倍晋三が国会で不用意に発した戯言(口から出まかせ、心にもない大見得)「私や妻が関わっていたら議員辞職も辞さない」から、官邸人事に左右される官僚の、信じがたいほどに低劣な自己防御保存心理によって、佐川何某等高官が号令して安倍晋三・安部昭恵救出のための公文書隠蔽改ざん破棄を省庁挙げて行った事件といえる(最もまともな職員の一人は誠実な自己反省の挙句に暴露的遺書を残し抗議の意味での自裁に至った)。勿論、国民向けの鮮明な解決には全く至ってない。この事件は国民の目からは次のような印象として残っている、例えば佐川の無罪放免、国税庁長官就任という結論から、あれはこの国では大した犯罪ではなかったのだな、ということ。上層部の雲の上の政治は(毎晩数万円の豪華料理を食す)彼らの私腹を肥やすためにだけ機能している、というこ...詩の終わり現代日本の救済?

  • 詩の終わり 安部一派の不埒な自己正当化と国民の「先に立たぬ後悔」

    ここ2、3年、筆者の私事にわたる事情により主に社会性を有する物事に関わる個人としての言動を、できるだけ差し控えるようにしていたので、このブログにおいても取り分け沖縄問題について以前のようにあげつらうことをやめていた。全くの個人的事情の出来(しゅったい)なわけで、当然ながら、外界としてこの間起きていることには、これまで通り相変わらずの蠢き以外、人間界を本質で変えるような斬新なムーブメントは期待しようにも期待できないことは、既にして予測がついていたというしかない。ところで我々の有する「時間」という次元dimensionにつき、「現代」という時代は一体数百万年の人類の歴史の那辺にあるのか、それ(現代という時間)は「宇宙的時間」の中では明らかに何ほどのものでもないとしても、ほかならぬ霊長類たる我々が、これ(時間)を有す...詩の終わり安部一派の不埒な自己正当化と国民の「先に立たぬ後悔」

  • 詩の終わり 戦後を生きる我々

    今、何が我々には見えているか?例の特定の人間群(安倍晋三とその一味)の政治的言動を通して、今となってはさながら合わせ鏡のような自分自身の内面の動きというものに目が向けられ、対比的にかの特定の人間群を批判する正当性の確信されるということが起きている。通常はこれを結果「反面教師」と呼称するが、この場合、その成り立ちは全く逆の経緯をたどっている。「以って他山の石」とし自己便宜を図るというような話にはなりそうにない。むしろ激しくその批判的攻撃的気組みが助長され一定の見識に集約されていく。そして大元(自民改憲草案に明示)のところで巧まれ、続けられる政治的画策(政権維持のための詐欺的画策)に、多くの嘘と隠蔽工作、証拠品の見せかけの破棄、看過ならぬ(立件のハードルが高い)重大な犯罪性を発見しつつ、完全にこの特定の人間群に対し...詩の終わり戦後を生きる我々

  • 詩の終わり 警世

    安部一派は詐術的にこの国を、ファシズム(全体主義)的独裁の旧大日本帝国並み超国家主義国家(天皇を中心とする国家体制)へ導こう(後戻り)としていることは明らかだが、そのことは自民改憲草案に確かに示されている事実であって、こちら側が殊更に決めつけ、煽りこき下ろす、言葉による攻撃に終始しているというものではなく、政権の様々な具体的な政治的行為に如実に立ち現れている、可視化されたありのままの実態として既に多くの国民には認知されている(安保法制強行採決、モリカケ桜醜聞、コロナ対応人命軽視施策、検察庁法改正法案等)。しかし、にもかかわらず例えば朝日新聞の世論調査では内閣支持率拮抗という奇怪な現象を見せつけている(20代~40代の支持高が際立つ)し、大方のそれが同じような傾向を示している。簡単に言うとこれは、戦前日本と同じよ...詩の終わり警世

  • 詩の終わり 封建遺制の官僚の操り人形安部政権がこの時期辺野古設計変更申請

    先ずあきれ返り驚き入ったことだが、この4月21日、有識者のお墨付きということで、辺野古新基地建設の軟弱地盤に伴う設計変更申請を、防衛省沖縄防衛局が沖縄県に提出したという、この時期に最も相応しくない政治的行為がまたしてもこの安倍政権において執り行われた。かかる前例はこれまで沖縄では数限りなくあったが、コロナに関し県内も140人近い感染者を出し、今後ますます危険区域に入ってきているというのに、そういう自治体の窮状も顧みず、こうしたまことにふざけきった行政行為に手を付けるということ自体、神をも恐れぬ国家政府の官僚丸投げ操り人形内閣ぶりが明確に露呈していると思わないほうがおかしい。これまでとにかく聞こえてくるのはこの安倍政権がいかに薄汚く、言語道断のチンピラやくざ集団か、という世評だ。特にこのコロナ騒動かまびすしい現在...詩の終わり封建遺制の官僚の操り人形安部政権がこの時期辺野古設計変更申請

  • 詩の終わり アベイズムパンデミックとコロナの類似性

    これはイメージに過ぎないが、アベイズムのパンデミックという風にこの現行政権のことを論っていた風向きが、新型コロナという変異性ウイルスのパンデミックによって、実際上の目に見えない脅威が身辺に否応なく迫ってくるという事態に吸収されてしまった結果、言い方を変えれば、政権の害毒が本物のそれに取って代わって、人々はposttruthの事実上の危険性(政府のコロナ対応の拙劣さからくる危険性)にその側面から漸く気づかされている、というふうに事は進んでいると、考えるべきところだ。しかしそれでも内閣支持率は40%を切ることはない。つまり、この40%という数値には潜在的感染者という厄介な伝染媒体の実数が含まれていて、無症状で重症化しない(従て検査さえしない)が、周辺に感染を広げる機能を有する人群の存在が指摘される、ということになる...詩の終わりアベイズムパンデミックとコロナの類似性

  • 詩の終わり 側用人政治で官尊民卑は国勢となった

    コロナウイルスのことは世界的に全く予断の許されぬ状況になってしまった。安倍政権の大本営発表は(戦前同様)明らかに数値のマジックや情報操作で終始している(当然同じ穴の小池都政の東京都も同じだ)。つまり、検査体制が駄々洩れ状態(市中感染の実数が雲をつかむようなことになっているーーつまり諸外国並みの検査体制ならいつでもオーバーシュートすべく予定されているということ)で検査実態が感染実態に大きく水を空けられ、(まだぎりぎりのところで病勢を抑え込んでいると喧伝して)事実上、国民に実際の「緊急性」「重大性」といったメッセージを伝えることなく、政治パフォーマンス的に「緊急事態」宣言しただけで、あの見たくもない安倍の、脂下がった老醜ふんぷんの顔を一時間も見せつけられた挙句、ちらほら当たり障りもない平面的な記者質問で早々と切り上...詩の終わり側用人政治で官尊民卑は国勢となった

  • 詩の終わり 正義を最後まで貫けないというジレンマに言い訳する国民

    月よりの使者月光仮面は、自らは貫けない正義を貫いて見せる謎の人物に、おのれの気持ちを託したい人民が夢に描いた象徴であり、まぼろし探偵や七色仮面、ナショナルキッドや鉄人28号などもそういうことなのであろう。半世紀前の少年雑誌に登場したヒーローたちは、多かれ少なかれそういう人民の夢や憧れを視覚的(聴覚的)に実現して見せる格好のアイドルとなっていた。当時意識したことはなかったが、筆者における少年時代もそういう素朴な感情の中で、人生のあるいは人間の本質を徐々に現実世界へ投影するような生き方に向かい、経験化と認識、行動と発言を選び取っていくように生き始めていたはずだ。しかし、一方正義を貫くかどうかということは時として重大な結果を残したと歴史書は伝えている。歴史は正義の闘いを、それをする、しないで人民を酷薄で深甚な裁断の対...詩の終わり正義を最後まで貫けないというジレンマに言い訳する国民

  • 詩の終わり 世界の中でこの国は及び難く三等国のまま推移する

    会期中の国会や衆参各院予算委員会、あるいは安倍政権が引き起こした事件の真相追及野党合同本部公開ヒヤリング、その他のyoutube動画など散見するに、安倍一派をここまでほぼ無批判にのさばらせている(世論調査動向を見る限り右翼系支持者が圧倒的に高支持率を献上しているようだ)日本国民有権者は、あの15年戦争でこの国の先達である我々の父祖が「知らなかった」「騙された」と言い訳してやまない、当時の国家政府、大本営、大政翼賛会、大日本報告会、隣組が醸し出し強請し、一大国民ムーブメントを造出した戦時体制なるものをもう一度再現し、同じ時局を繰り返すことさえ何気に許容する、恐るべき政治的無神経無関心、非情で酷薄な獣的で非人間性そのものの非倫理、非論理的posttruthの世情の中に埋もれているという評言がぴったりすると思われる。...詩の終わり世界の中でこの国は及び難く三等国のまま推移する

  • 詩の終わり 官僚主導は完全封殺、政治主導は側近政治に堕す

    安倍内閣の側用人(今井何某以下)政治は恐らくは、いじましいまでの政権維持我執・権力護持あがきが最終段階に至るまで、この国を徒に誤誘導する以外には、外交財政安保他にわたり何らの国政成果も齎さない(それどころか財閥偏重トリクルダウン政策や従米主義によりいよいよ国柄を下げ格差を広げる作用が顕著になってきている)ばかりか、歴史的学術的検証などされない危険で中途半端な「国家主義」が、戦後的「民主主義」縛り(日本国憲法が担保していた)の一切を「法的」に言えば(隠蔽、改竄、データ破棄を旨とする)解釈画策で捩じ切り、国家主義的独裁的(ファシズムまがいの)権力私的濫用により、三権分立の大前提を事も無げに崩壊させてやまないだろう。この国では今後、悪辣政権による稟議なしの独断専行が繰り出す民殺病原菌政治が、現行新型ウイルス感染症パン...詩の終わり官僚主導は完全封殺、政治主導は側近政治に堕す

  • 詩の終わり 個人的な余りに個人的な自由と政治

    このブログはどこまでも匿名であり、今後とも自らその実在の何たるかを明かす気はさらさらない。例えば筆者がどこか市民運動の中にいて、「あいつはあのブログの記事を書いている人間じゃないか?」と名指されても、又、見知らぬ人に「あのブログはあなたでしょう?」とからかわれても、更に滔々と意見を聞かされてやり込められても、「そうです私があの変なブログのブロガーです」などと名乗る気はさらさらない。筆者は実に「個人的な余りに個人的な自由」をこそ望むので、これを損なうか介入干渉するような外界とは没交渉でいくことを是とする。当然だが、現行自民改憲草案にある、国家間戦争行為に無様に敗北し去った旧大日本帝国にみる国家優先滅私奉公社会になったとして(現行間接代議制選挙制度上ありえない話--つまりは国民総意が得られないというわけ--自公政権...詩の終わり個人的な余りに個人的な自由と政治

  • 詩の終わり 安倍晋三という完全自己肯定論者の「善悪の彼岸」

    安倍晋三という稀代の悪徳政治家が今この国を完全掌握し、あらゆる方面において隙間なく、おのれにのみ益する政治を断行している。この男の背景には麻生太郎も含め、彼らの代々の政治的眷属が大きく確実に横たわっているが、勿論単なる世襲議員の、実質的内容希薄なでしゃばり程度で済む話ではない。つまり、この男にあっては、その生い立ち裏話に出てくる悪辣な「うそつき」根性が、「三つ子の魂百まで」さながら還暦過ぎても臆面もなく、鉄面皮に露出してやまないのだ。そしてそれが「政治家」の許された特権とさえ思いこんでいる節がある。サッカレイの「悪徳の栄え」が21世紀の現代日本では字義通り現実のものとなっている。かつて中世の大和では藤原道長、平清盛らがまさに彼らの「我が世の春」を謳歌していた。太田道灌は、その若き日の行状の放蕩ぶりを周辺から「奢...詩の終わり安倍晋三という完全自己肯定論者の「善悪の彼岸」

  • 詩の終わり 昭和天皇の言動と大和民族の現代的犯罪性 1

    軍事評論家田岡俊次氏が言及(「米軍は日本を守ってなどいない!田岡俊次が在日米軍を詳細分析して分かった実態」https://dot.asahi.com/aera/2019082100027.html)するまでもなく、現在この国を深浅問わず牛耳っている日米安保体制は、決定的な意味で不実な幻想的国防体制であり、軍略的な意味での国防は、実質現今陸海空自衛隊の戦力で事足りると言える。(士気の事は不明)勿論、傭兵や用心棒という意味で存在する現行在日米軍は、大和民族にとって実質百害あって一利なしの張子の虎であり、ふてぶてしい金食い虫であり、即戦的な意味の日本における実質的軍事的防衛媒体とはなっていない。当然、戦時的状況下では在アジア米人の救出が米軍の絶対至上任務であり、戦場に放置された一般日本国民が優先、無傷に救出されること...詩の終わり昭和天皇の言動と大和民族の現代的犯罪性1

  • 詩398 沖縄からのメッセージ 29の7

    安保体制からくる米軍基地とその運用に関する地位協定が齎らす植民地主義行使の実態は、尋常でない犯罪性を助長し、兵士に幻惑的な免罪符を加え、沖縄県140万の民をさながら未開の封建難民の如き境遇に貶めているということを、米国最高司令官バラクオバマは全く承知してないのかという当たり前の疑問に帰着する。「沖縄の反発」という表現を報道機関は連発するが、正確には「沖縄の拒絶」にほかならず、「反対」しているのでなく「いらない」と言っているのだよ。基地経済主義の不労所得的性格と、なりふり構わぬ「生きる術」というものに過ぎない現今基地関連労働実態に関する偏頗な「論点すり替え」は、彼ら安保マフィアの常套手段だが、実際は沖縄のむしろ当たり前の健全性を担保する、自家自由采配に依拠する自由不動産財の使用こそ、望まれる権利行使方法にほかなら...詩398沖縄からのメッセージ29の7

  • 詩の終わり 日米政府と沖縄の在り様 29

    日本国家政府の(軍事)植民地主義的な分断政策そのもの(高江辺野古等)にあって、事実の積み上げ(埋め立て工事のなりふり構わぬ進行)に拠る後戻りできない様を現出されたとしても、だからといって心折れ「チルダイ」する理由には決してならないことを、沖縄の人は肝に銘じなければならない。勿論それは国家政府の思う壺に嵌ることなのだが、何故、ここまで沖縄は国家政府に盾突いてまで(例えば辺野古では20年以上にわたり)、国家の安保体制や米軍軍事基地とこれの拡充・新設・機能強化に反対するか、その決定的な動機に思いをいたせば、答えは自ずとわかろうというものだ。又、沖縄の民意に背いて強行するこの安倍政権のやり方には、いかにしても正当な民主的手続きが欠如している。主権が存する民の声に耳を貸さない(司法の統治行為論に便乗し)ことはつまりは憲法...詩の終わり日米政府と沖縄の在り様29

  • 詩の終わり 日米政府と沖縄の在り様 28

    「沖縄謀反」鳩山友紀夫、大田昌秀、松嶋泰勝、木村朗編著かもがわ出版刊2017年8月大田昌秀氏は2017年6月12日逝去絶望感というものを実感として味わうこの状況を例えば移住者の残された余生の中でどう考え対処し、解消すればいいのか。50年ほど以前、高校生の筆者はベトナム戦争の惨状を見聞きし、「ベトナムに平和を」のプレートを通学自転車の前に付けて登校することにした。道行く人は「これは大変なことになった」などと言っていた。当時、こういうことをする高校生は東北の片田舎ではまず殆どいなかったので、筆者は気恥ずかしさや決まりの悪さをいつも感じながら登校する羽目になってしまったのだが、何となく3年間これを続けることができた。程なく米軍はベトナムから撤退し、筆者の、最早文字すら消えかかったプレートは自転車から外された。同級生が...詩の終わり日米政府と沖縄の在り様28

  • 詩の終わり (再掲)翁長雄志第7代沖縄県知事の死が意味するもの

    15年戦争の敗北(それは世界史的には、単なる国際間の相対的地位低下という意味しかない....つまりは競争世界でのごくありふれた一敗北事件にすぎない)は大和民族の有史以来の精神的選良意識(それは見方を変えれば単なる井の中の蛙、単純な島国根性にほかならない)や不敗神話の瓦解という結果を用意した。敗者が勝者に平伏する、という、児戯じみた関係性が今の日米関係である(これを自業自得の敗北主義という)。これが敗戦後自民系保守政治の専横と、旧帝国官僚体制の倦む事なき存続によって変わることなく持続されてきた。ここに形成された固定的な関係性がすべてを決した。米国の、日本に対する二つの原爆使用の罪過を糊塗するがための「平和利用」という名の欺瞞、偽善が、この関係性の中で「原発」54施設の建造という、強要され強制された亡国的対応を繰り...詩の終わり(再掲)翁長雄志第7代沖縄県知事の死が意味するもの

  • 詩の終わり (再掲)あるエスペランチストの生涯と死

    「我が身は炎となりて」佐藤首相に焼身抗議した由比忠之進とその時代比嘉康文2011年新星出版比嘉氏が今から51年も前(1967年11月11日)のこの事件を取り上げたことについては、(興味はあっても探求の手を繰り出すことがなかった)筆者には曰く言い難い印象を持たせたのだが、考えてみれば団塊世代近似の筆者の感覚(つまりあの当時10代後半20代前半の人間の感覚)からすると、あの当時我々が否応なく置かれたきわめて特異な時代性に引き戻され、様々な事柄がまさに走馬灯のごとく去来し、次々と符牒する事実関係のその中にあって、この一人のエスペランチストである老人の焼身自殺のことは、他のことに比しそれが一瞬時が止まったかのように冷厳と立っている様に驚かされるということが出来した。つまりは、一身を賭して抗議する、諌死ということが、その...詩の終わり(再掲)あるエスペランチストの生涯と死

  • 詩の終わり (再掲)南風(バイヌカジ)の吹く日 沖縄読谷村集団自決

    「南風(バイヌカジ)の吹く日」沖縄読谷村集団自決下嶋哲朗著童心社1984年発行集団自決のチビチリガマで「肝試し」。心霊スポット化する沖縄の戦跡https://www.huffingtonpost.jp/2017/09/16/chibi-chiri-gama_a_23212026/(HUFFPOST2017年9月21日記事)つい先だって、ほかならぬ沖縄生まれの少年数人が「肝試し」と称して所謂「チビチリガマ」に入り、中にあった折り鶴等器物損壊の罪で逮捕された話は、未だ耳新しいニュースとして流布しているが、日頃沖縄に関する様々な心痛む話を聞かされている者にとっては、どうにも複雑な心境にならざるを得ない話として、これが心中奇妙にくすぶり続けている。事実上少年たちは少なからず「反省し」謝罪文など公表したが、一方で、こうし...詩の終わり(再掲)南風(バイヌカジ)の吹く日沖縄読谷村集団自決

  • 詩の終わり 「考える自由」を自ら捨てる人々

    現場近辺に活断層が走り、調査結果マヨネーズ並みの軟弱地盤と言われる大浦湾辺野古崎の一角に、これに先立ち、既に全国警察警視庁機動隊警備会社数百人を総動員して市民活動を排除し、暴力的に高江地区に設けたオスプレイのためのヘリパッドを有する、不要地返還という詐術を弄して縮小強化された北部訓練場と併せ、沖縄島北部一帯を広大な軍事拠点とする一大新軍事基地をでっちあげようという、日本国家政府の所謂「国家専権事項」(国家にそんな専権性の法的根拠はない)たる安全保障は、どうみても二重基準に基づく砂上の楼閣づくり(見た通り自然災害に弱くかつ自然環境を徹底的に破壊し、周辺航空機離着陸許容高さ基準に沿わない多数の建造物を等閑視した、滅茶苦茶な新設軍用飛行場)にしか見えず、多くの意味合いで安倍一流の「やっつけ仕事」(在任中に是が非でも仕...詩の終わり「考える自由」を自ら捨てる人々

  • 詩の終わり 辺野古の海が殺される過程は日本国民衰滅の一里塚

    既にこの自公政権とその内閣においては、本土内地ヤマトゥの、安全保障に関する日本国民黙認の国家政府防衛省が、その本土からは遥か僻遠の海中にある琉球島嶼を、恐らくは戦後すぐ昭和天皇が、絶対的なお墨付き(理屈の通らない問答無用のお触れとして)を日米政府に与えたであろう「防共軍事要塞化」に供する国策の一環として、与那国島、宮古島、石垣島に自衛隊という、国際的にはれっきとした暴力装置としての軍隊を配備し、沖縄島では20年来懸案として宙に浮いていた「普天間飛行場代替施設」としての「辺野古新軍事基地建設」に、今までになく具体的かつ現実的に取り掛かった。その在り様はとうの昔に民主主義をどぶに捨て、一民族に特化した顕著な差別主義に則り、自然破壊のそしりも物ともせず、やがて活断層の走る「マヨネーズ」海底地盤の上に異国の軍隊のために...詩の終わり辺野古の海が殺される過程は日本国民衰滅の一里塚

  • 詩596 朝日新聞社説 12月24日(社説)沖縄県民投票 等しく参加の機会を

    (社説)沖縄県民投票等しく参加の機会をhttps://www.asahi.com/articles/DA3S13825274.html?ref=editorial_backnumberなぜこのような形で沖縄県民同士が角突きあわせなければならないのか。9月の県知事選をはじめ、繰り返し示されてきた「辺野古ノー」の民意を踏みにじり、基地建設を強行する政権が、この分断・対立をもたらしている元凶であるのは明らかだ。その罪は、いよいよ深い。こういう社説を読んでも何故か無力感を感じてしまうのは、結局この国の根本的な過ちを正し得る一方の雄がこの国には全く希少だ、という事実に由来する。そして「沖縄の事は沖縄の事」、「我々からは僻遠の地の些少な出来事」としか思わない日本国民の、戦後的なエゴの恥知らずな横行が、平然と我が物顔で存在す...詩596朝日新聞社説12月24日(社説)沖縄県民投票等しく参加の機会を

  • 詩の終わり 血塗られ、精神が殺されるオキナワという符牒

    「絶望」というのは、逆に言えば、人を一つの「確信」に辿り着かせる心的現実的アイテムにほかならず、それを以って(絶望したからと言って)たまさか何かの恒久的な終わりと思ってはならない。しかし、これまで自分を引きずってきた「うそうそとした」感性の陥穽にすぎない「赤ママの歌」とは手を切らねばならない。つまり我々をセンチメンタルや慨嘆に引きずって止まないところの「詩」の終わりだ。さてその確信だが、カフカが言う「この世には精神の世界しかないという事実は、我々から希望を奪って確信を与える」の、「確信」のことだ。ところで、筆者の見るところ我々が掛け値なしに確信できるのは次の事実だということ、即ちわれわれ人間はいずれ死ぬし、しかしながらむしろその故にこそ死ぬまで生きる切実さに想到する、という二つの事実で、この世にはこれ以外には何...詩の終わり血塗られ、精神が殺されるオキナワという符牒

  • 詩596 沖縄タイムス記事 [平安名純代の想い風]翁長知事が闘った相手は誰なのか

    [平安名純代の想い風]翁長知事が闘った相手は誰なのかhttp://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/307917「政府は民意にかかわらず強行している。米施政権下と何ら変わりない。日本に地方自治や民主主義はあるのか。沖縄にのみ負担を強いる安保体制は正常か。国民に問いたい」自分の責任を棚上げしたまま、問題の本質から目をそらし続ける日本国民詩596沖縄タイムス記事[平安名純代の想い風]翁長知事が闘った相手は誰なのか

  • 詩596 沖縄タイムス記事 翁長氏死去、フランスでも報道 「ル・モンド」電子版

    翁長氏死去、フランスでも報道「ル・モンド」電子版http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/308108詩596沖縄タイムス記事翁長氏死去、フランスでも報道「ル・モンド」電子版

  • 詩596 琉球新報社説 <社説>国連の沖縄基地勧告 政府は差別政策改めよ

    <社説>国連の沖縄基地勧告政府は差別政策改めよhttps://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-795585.html今回の勧告を受け、官邸筋は「国連の委員会と言ってもメンバーは各国の代表者でない」政府は「沖縄の人々は日本国民としての権利を全て保障されている」と強調安倍晋三首相は2月に、沖縄の基地の県外移設が実現しない理由について「移設先となる本土の理解が得られない」と発言12年には全市町村長・全議会の反対を押し切ってオスプレイを強行配備東村高江や名護市辺野古の基地建設では公権力を過剰なほど大量投入勿論、事沖縄に関しては、大和民族あるいは日本国民、政治家、官僚、識者等責められるべき塊は歴史的に醸成されたものがあるわけで、現行安倍晋三政権だけがことさら問題なのではない。ただこの政権は...詩596琉球新報社説<社説>国連の沖縄基地勧告政府は差別政策改めよ

  • 詩594 沖縄の抵抗 目取真俊氏 名護市議会議員選挙告示/大城ヨシタミさんの出発式

    名護市議会議員選挙告示/大城ヨシタミさんの出発式https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/122ec7d863d01bd1624c24d9be77b46b詩594沖縄の抵抗目取真俊氏名護市議会議員選挙告示/大城ヨシタミさんの出発式

  • 詩596 マガジン9記事 マガ9沖縄アーカイブス(2)山内徳信さんに聞いた(マガジン9編集部)

    マガ9沖縄アーカイブス(2)山内徳信さんに聞いた(マガジン9編集部)http://maga9.jp/180829-6/「沖縄県民は、みんな煮えたぎる熱いマグマを抱えていて、いざという時にはそれが爆発しますよ」詩596マガジン9記事マガ9沖縄アーカイブス(2)山内徳信さんに聞いた(マガジン9編集部)

  • 詩596 LITERA記事 国連が「沖縄への基地集中は差別」と日本政府に勧告! 沖縄の民意を無視し辺野古移設強行する安倍政権に国際社会もNO

    国連が「沖縄への基地集中は差別」と日本政府に勧告!沖縄の民意を無視し辺野古移設強行する安倍政権に国際社会もNOhttp://lite-ra.com/2018/09/post-4222.html8月30日、国連の人種差別撤廃委員会は日本の人権状況と政府の取り組みをまとめ、勧告を公表。同委は米軍基地の問題を「沖縄への差別問題」「沖縄の人権問題」として取り上げた〈米軍基地の存在により、民間地域での米軍機の事故に関して琉球・沖縄の人びとが直面している課題のみならず、沖縄の女性に対する暴力の報告にも懸念している〉〈当委員会は、女性を暴力から守ることを含め、琉球・沖縄の人びとに適切な安全と保護を確保し、加害者に対する適切な起訴と有罪判決が確実になされることを締約国が保証するよう勧告する〉(翻訳は編集部による)「沖縄県内の米...詩596LITERA記事国連が「沖縄への基地集中は差別」と日本政府に勧告!沖縄の民意を無視し辺野古移設強行する安倍政権に国際社会もNO

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