<八重桜>桜も八重桜の開花で終わりである桜は花が鮮やかなだけに咲いている期間が短いというか散るのが早いような気がする。あでやかな牡丹咲の花は種類も多く大阪の造幣局の桜も大半がこの桜である。散り様も花ごとぽとんと落ちるのと一枚ずつハラハラと散るのと二通りあるようだ。八重桜
<萩に月すすきに月/下弦名月>多重露光萩に月すすきに月の夜明けかな白桂萩に月すすきに月
<月草>つゆ草がまだまだ元気に花を咲かせている。早朝の道端で見かけるこの青い色はとても清々しい。つゆ草はたくさんの呼び名を持っている。つゆ草・蛍草・青花・月草などなど。古代には布に押し付けて色を移し染料としたので付草が月草になったという説もある。色々な名で呼ばれているのはそれだけ身近で親しまれていた証だろう。月草
<更待月/ふけまちづき>人が眠りにつく頃下弦二日前の月が昇って来る。夜更けに昇ってくるので「ふけまちづき」と呼ばれる。今朝27日のウォーク時下弦2日前と言うことで南の空120度位の辺りをきょろきょろしたが見当たらない・・それでもとフィと見上げたらナント頭の真上!そうだ秋分過ぎたから少しずつ北寄りになるんだ.と納得。先日、月の情報をいろいろいただいていた長い付き合いのブロ友さんが都合でブログをとじられた。その方も今も月を見上げておいでかなあ・・と日々の月の観察をする。更待月/ふけまちづき
<台風と秋野芥子:あきののげし>春の野芥子は、たんぽぽのように長羅円の花弁をびっしり付けて咲き少し無骨な雰囲気がある。秋の野芥子は長楕円の花弁の先端を少し切ったような形で多弁一重の菊のような花である。それだけにシャープな雰囲気が有り、秋の透明な空気に良く似合う。日当たりの良い空き地などに生え草丈1~1.5m程。キク科でレタスの仲間。好きな秋の雑草のひとつ。台風と秋野芥子
<瑠璃茉莉/るりまつり>おはよう地球。夏から秋にかけて咲く。文字通り瑠璃色をしたジャスミン(茉莉花)だが種別としては何の関係もない。ただ花の咲く期間が長いのとかわいらしさで先人達がつけた和名であろう。驚いたことに俳句の季語にもなっていないとのこと。以上webより。あえて秋の季語として使う。※瑠璃色はラピスラズリの様な青紫の深い色なので色名も?瑠璃茉莉/るりまつり
<栗の実痛みの記憶>先日の紅葉葵の咲く峠を越えて田んぼの広がるあたりに出ると小さな果樹園がある。春先はそこの土手につくしがたくさん生えるが今は栗と柿が実っている。栗は嫁さんの好物でケーキとか加工されたものを食べている。私と栗はガキ大将が存在していた頃からの付き合いでイガの扱いも痛みと共に体で憶えた。去年姉から多量の大粒の栗をもらった。が、嫁さんは持て余している。とりあえず隣や知人に分配し、残った分で「栗ご飯」なるものを食べさせようと皮むきにかかったがニッパを使ってもなかなかむけない。結局両手の親指の爪が剝がれるのではと言うほど痛み、子供の頃からしみついた「痛みの記憶」に新しい記憶が加わった。栗は見る物で食べるものではない。栗の実痛みの記憶
<十六夜の月>秋分の日に十六夜の名月を眺められる機会もそう有るものではないだろう。ただ、湿度が高いのか朧な残月である、これがまた墨絵のように美しい。墨も菜種油のススとニカワを練り合わした茶墨と松脂のススとニカワを練り合わした青墨が有るけれどほのぼのとした温かみのある茶墨の色合いである。十六夜の月
<紅葉葵/もみじあおい>家の裏山から小さな峠を越えて天の川へ出る。久し振りに田圃の畔の彼岸花や栗の実のみのったところを見たくてウォークのコースを東へとる。峠道でスラリと咲いた紅葉葵に出会った。その花の紅の色とスッキリした花の形は一人の女人が佇んでいるようで魅惑的だった。紅葉葵:芙蓉やむくげの仲間で一日花。紅葉葵/もみじあおい
9.21未明の空四方一片の雲なし快晴<仲秋の満月>9月21日は8年ぶりの仲秋(旧暦8月15日)と満月が重なる。早朝は四方見渡しても雲の無い快晴。今日は縁起がいい!と思いきや昼頃から分厚い雲がつぎつぎと空を覆い重曇天。月の出は6:30ごろだがその気配もない。食事も風呂もそこそこにベランダへ15分おきくらいに出て8:00すぎにやっと雲の切れ間に月あかりがやれ嬉しやと撮ること85枚少し雲がかかっているが「仲秋の名月」をとらえた。canonX7250mmiso800f5.61/200速度優先一脚使用。9月22日早朝の名残り月。5:30ごろ待っていてくれた!おはよう。さよなら・・・名残り月。仲秋の満月
<月の出/十四日月・小望月>9.2018:30枚方の月の出は17:55但し交野連山が有るので18:10ごろ。はるか遠くだが交野の鉄塔のあたりにゆっくりと昇って来る。写真撮影はけっこう忙しい。山の端からスーッと昇るスピードについてゆくのが精一杯。満月一日前の月はほぼまんまる。21:00ごろほぼ中天に昇った月の近くに木星と小さいけれど土星がほぼ横並びに見える。この時間この空を見上げている人がいると思うと宇宙空間の広さと不思議さを感じる。月の出/十四日月・小望月
<日の出前>真夏に比べ今の季節のウォーキングはとても気持ちがいい。ただ、同じ時間に家を出ても夏だと日が昇って明るい道を歩いたが、今はまだ日の出前。虫の声が後になり先になりして体の目覚めを確認しながら歩く。日の出前
<十三夜月>綺麗に見えた今夜の月。明日、明後日(仲秋の月)は下り坂で満月に逢えるかどうか不明。せめて今夜の月だけでも記録しよう。みなさ~んきれいな月ですよ~十三夜月
<赤い花/曼殊沙華燃える>おはよう地球。世間は秋!赤は青味の強い赤、黄味の強い赤と色々あるが、色彩学的には印刷業界で使われるマゼンタ100%+イエロー100%の金赤が最も彩度・明度が高く視認度が高いとされる。緋色、赤と一般に呼ばれ日本の古来の色猩々緋などは目が痛くなるような赤だ。ただ、人によって感じ方はまちまちで赤のイメージはかなり広い。性格的には元気の出る色、闘争本能を引き立てる色。赤い花/曼殊沙華燃える
<秋草/まめ朝顔>朝の道の秋の花は気持ちがいい。気分がすがすがしくなる。みちばたには盗人萩や彼岸花や葛の花達が秋たけなわをつげる。そんな花々に紛れて遠慮がちに「まめ朝顔」も白い花を見せる。まめ朝顔は、花径1cm足らずの小さな白い野生の花で背の高いものならセイタカアワダチソウだろうと鉄製のフェンスだろうと遠慮なくしがみつき目を楽しませる。花は名前に似ず昼過ぎまで咲いている。秋草/まめ朝顔
<秋のあじさい>疎水沿いは初夏には紫陽花の花が咲き並ぶ。そして来年に備え刈り込みのすんだ樹になんと花が咲いた。もちろん藤色をしたあのあじさいが。ところが花はなかなか枯れずいつの間にかパステルグリーンの花になっている。あじさいは俳句を作られる方には初夏の季語のはず。この花をごらんになったらどんな俳句を読まれるのだろう。もちろん私は野次馬的興味を持つ人なのでこの花を秋にうまく取り入れる技術を持ち合わせていない。秋のあじさい
落ち銀杏いま改めて季節知る白桂9.15月<常稍寺の銀杏>お寺の境内の玉砂利に樹齢○○年と言うほどの大銀杏が2本生えている。そして早くも黄色く熟れた丸い実が参道の坂道や境内の玉砂利にたくさん転がっている。去年もたしか銀杏がそこら中に転がっていたが・・・秋だったんだなあと今頃気が付いた。常稍寺の銀杏
<母の一年忌9.15>父は強いものだとつくづく思う。母は温いものだとしんみり思う。母の一年忌
<小紫式部>平安のみやびを覚えさすこの名前を考えた人はすごい。きっと官房この色の紫と実のなっているたたずまいがピンときたのだろう。小熊笹の小道に紫と白と実を付ける小紫式部の2種類がしっかりらしさを整えて来た。紫の実は只今テントウ虫のあかちゃんの子守り中。小紫式部
<青空>おはよう地球。大谷君44号打ったけど負けてしまった。残念車にガソリン入れに行って空があんまり綺麗なのでスマホで撮影してたらスタンドのお姉さんが笑ってくれた。心もハレ左の赤いのはスタンドの屋根。アクセントにちょうどいい。青空
<たますだれ>今朝はあめです。花壇のふちどりなどに植えられるたますだれ。白くて丸い花がとてもかわいい。たわむれに真上から撮ってみたらツバメの巣で黄色いくちばしを開けていたヒナたちにそっくりだった。球根多年草なので丈夫で手がかからない。たますだれ
<みちくさ>私は普通の人より若干歩みが遅い。持病の左ひざの古傷と右腰の古傷が痛むので歩幅もせまい。元気な頃は嫁さんをおいてけぼりして苦情を言われたが、今はこちらが遅くなるので時々立ち止まって待ってもらう。朝のウォークもしかり、人さまの1.5倍くらい時間がかかる。それに輪をかけて道端の草花などに気を惹かれるものだからさらに時間がかかる。しかし世間ではこれを「みちくさ」と言うらしい。みちくさ
<陶芸/やっとできた花筒とマグカップ>枚方市の陶芸教室は昨年に続きコロナの影響をまともにうけて今年4月からやっと4日の作陶。密を避け2教室に別れそれぞれもくもくと作陶する。(1テーマ2日で作陶)6日に前期の分2作品が出来上がった。出来不出来は別としてやっと土いじりができたのがとてもうれしい。〇花筒はたたらの継目に生乾きの時わざとひび割れを入れた。〇甘酒マグは冷めにくく両手で包むように使えるよう配慮。※マグは形が気に入らないので「コケ玉用植木鉢」へ転用します。陶芸/やっとできた花筒とマグカップ
<メジャーでない野草/めど萩>ほとんど名前を知られていない雑草。駐車場の横に美しい一叢をつくっている。萩と言っても草に近いマメ科の植物で花は5mmほど。ただ、花よりも葉っぱのつきかたやおおきさなどは着物の柄のように美しいが、しょせん雑草邪魔扱いされる。メジャーでない野草/めど萩
<夜明けのうろこ雲>綺麗なすじ雲でない、行儀よくならんだうろこ雲。日の出前の光の加減かとてもきれいな光景だ。歩き始めはまだうす暗いがこのあたりから急に夜があける。この一瞬が好きだ。今年まだ4回しかない陶芸。やっと一作目、二作目が焼きあがった。私的に十分満足。心がゆたかになる。夜明けのうろこ雲
<ガマの穂>いつものウォーキングコースの真逆、家の裏の小山を超えて少し先に田んぼが残っている。春先にれんげ草やつくしん坊の写真をアップするがあの場所である。季節感を一番感じやすい場所でここへ行くと体が喜んでいるのが良く解る。この田んぼのはしにガマがうえてあり「ガマの穂」が出て秋らしくなってきたが、稲刈りは始まったばかし赤とんぼもまだ止まっていない。往復約一時間。何かあると困るので人通りの少ないこちらへは嫁さんが一緒でないとあまり行かない。ガマの穂
<柿の実色づく>おはよう地球。疎水沿いに植えられた柿(多分平柿だと思う。)が色付き目立ってきた。青いうちは葉っぱと同化して目立たないのだが今はハッキリとア、柿だ!と見上げる。ただ、まだおいしそうな色ではない。秋という季節がまたジリッとにじりよってきた。柿の実色づく
<水路沿いの小路/白木槿>ウォーキングの帰路は小さな水路沿いの小路を帰って来る。この辺りまで来ると右足のスネも腰もしびれと痛みがひどくなり早く帰りたい一心で近道になる。春は桜が咲き乱れ、秋には鈴なりの柿が頭上におおいかぶさるすてきな道なのだがそんなもの余裕はない。水路沿いの小路/白木槿
<二百十日と柳葉ルイラ草>9/1は二百十日である。昔から災害の多い日で関東大震災や台風など多くの自然災害が爪痕を残した。今年はというと「コロナ風邪」が猛威を振るい未だに収まる気配がない。今年も中止となった「風の盆」も風を治めるお祭りで例年なら9/1から始められる。そんな激しい日の今日はとてもおだやかで、残暑はあるもののしずかに過ぎた。近くの特養の庭に名前不詳の紫の花が静かに咲き、普段でもひっそりとした風景に静けさを加味している。名前が気になったので調べてみたらメキシコ原産キツネノマゴ科ルイラソウ属1970年沖縄経由で来た。繁殖力がとても強く日本では栽培以外は駆除対象植物だそうな。二百十日と柳葉ルイラ草
<白露の白百合/カサブランカ>二十四節季白露9/7~9/24いよいよ九月。月日は遠慮なく流れて行く。印象が薄い時の流れだ。特養の庭にカサブランカが咲いている。百合の女王と呼ばれるだけあって豪華な静謐さを醸す。本来豪華な花はあまり好まないが少し涼を感じさせる花を、金網のフェンス越しに撮っている私を百合は肩越しに振り返る。金網の目ひとつにレンズを合せあたかもそばに立っているように撮るのも素人の私には難しい。白露の白百合/カサブランカ
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<八重桜>桜も八重桜の開花で終わりである桜は花が鮮やかなだけに咲いている期間が短いというか散るのが早いような気がする。あでやかな牡丹咲の花は種類も多く大阪の造幣局の桜も大半がこの桜である。散り様も花ごとぽとんと落ちるのと一枚ずつハラハラと散るのと二通りあるようだ。八重桜
<日本鈴蘭/きみかげ草>鈴蘭も咲きだしたドイツ鈴蘭ほど立派ではないけれど6~7mmの花はそれなりに存在感がある。ドイツ鈴蘭は葉っぱより上に花穂がたち花もほとまわり大きい。良く花屋さんの鉢植えで売られているのはドイツ鈴蘭。日本鈴蘭は葉っぱより下に隠れるように咲く。きみかげ草という別名もこのあたりからついた名前なのだろう。いずれにせよ赤ちゃんのにぎりこぶしみたいな花は思わずほほがゆるんでしまうのだ。日本鈴蘭/きみかげ草
<つくし>小学校の横の川の土手今年も元気よくつくしがはえてきた。歩道通路から小川をはさんで対岸に有るため取にゆくことはできないが、たくさんのつくしが伸びているのがわかる。つくしの花も1週間ほどの間だけであとは跡形もなく消えてしまう。だから生えている間だけでもほほえましい気持ちに満たされる一瞬のできごとだ。つくし
原寸大<野ちしゃ>野生のレタス生食できる柔らかくクセがないらしい。日本では明治時代にヨーロッパより入りその後野生化したものが道端や空き地で見かける。花(花径1.5mm)が咲いていないと見落としがちで他の雑草と見分けがつかない。花は淡いブルーで拡大してみると五弁のちゃんとした花である。食用にはこの若葉を用いる。道ばたのかわいい花は群れて咲くと見事なものである。チシャ属野ちしゃ
<胡瓜草>道端の極小の草花は「わすれなぐさ」にソックリただしわすれなぐさの花径8mmほどに対し胡瓜草の花は3mmほどしたがって道端に生えていても気を付けなければ見過ごす。華やかな桜など春のスターに気を取られがちだけれども雑草にもちゃんと春が来ている。胡瓜草
<若かえで>楓の若葉も美しい特にライトグリーンの色彩と花のワインレッドの調和が特にいい。ライトグリーンの葉っぱはあたりの若葉の緑よりひときわ明るいグリーンだしワインレッドの花の色はグリーンの補色でバランスが取れる組み合わせなのだ。春の色彩の魔術を見る思いがする。若楓
<チューリップ>チューリップに暗いイメージはない。だって「Chulip!」なんだもの。花たちがぜ~んぶ大口あけて笑っているとても楽しそうだ赤もピンクもうれしそうだ花たちがぜ~んぶ歌っているとてもうれしそうだ春がきたねーっと大口あけて歌っている。チューリップ
<春のけやき通り>日曜日下の香里園のスーパーまで買い物に行った。日曜日にしては車が少ない。嫁さんの運転なので助手席でカメラをかまえる。長いけやき通りのトンネルは今若芽の時で青い空に若葉のみどりがしみいるようだ。るんるん気分で800mの並木道を駆け抜ける。春のけやき通り
<つばき/卜伴>おしべの茎が赤くしべは純白の際立った顔立ちのつばき。普通のつばきはしべの茎は薄黄色でしべは黄色が普通卜伴は種類も多くこれは白芯卜伴・はくしんぼくはん別名:月光・がっこう江戸時代から植栽されているという以上webつばき/卜伴
8:00ごろ<三日月/宵の口>4/12は新月から3日目、三日月の夜である。夕方6時ごろ北西寄りのそらに薄雲のベールにつつまれた月が幻想的に浮かぶ。桜も半分散りかけた晩春の宵の口情緒のある夜だ。8時ごろ再び空を見たかなり沈んで見えたが薄雲も晴れきれいに見えた。三日月/宵の口
<ムスカリ>家の前の交差点の橋のたもとにひとむらのムスカリの群落がある。なかば雑草化したムスカリは、きれいなコバルトブルーの花玉をびっしりとつけ申し合わせたように同じ背丈で並んでいる。桜はもう終わりに近いけれど下にはこんな世界が広がっている。ムスカリ
<ふきのとうその後>ふきのとうは花が開いた方が良く目立つ若芽のころは他の雑草とまぎれてしまい探しにくいがここまで大きくなるとかたまった花房がいやがおうでも目立つ。しかしここまで大きくなると食べることは出来ないのだろう。保育園の土手で小川の対岸にあり遠目でも良く目立つ。ふきのとうその後
<白い桃>中庭に一本だけある白桃今花の満開で白い優し気な花はどれを見ても思わず微笑んでしまう。この桃はいわゆる「はなもも」であるらしく実を結ばないそういえば実のなる桃は花もひとまわり小さい、と記憶している。おだやかな陽光の中まどろんでいる桃、今しばらくは楽しませてくれよう。白い桃
<こぶし>こぶしも盛りを過ぎてしまった今年は白木蓮もこぶしも同時に咲きだしてじっくり鑑賞する間もないくらいあわただしい。野性味をおびたこの花は白木蓮に比べて花びらの幅がせまくひょろりとしたイメージだただ白さにおいては白木蓮にまけないナチュラルな白さである。こぶし
大枝垂れ桜日向みずき藤もどきアーモンド大根<京都府立植物園100周年>京都植物園へ桜を見に行ってきた。地下鉄烏丸線北山駅の上が植物園の北門である。入ってすぐにチューリップのお出迎え最も桜の花を見に行ったというよりいろんな植物に会いに行ったという方が本音。もちろん桜園へはきっちり顔出ししてクタクタになるまであるきまわり帰りの電車(所要時間約1時間)でうつらうつらとても疲れた。京都府立植物園100周年
桜<大島桜>若葉の緑がすがすがしいそしてその若緑に白い大輪の花が良く似合う。大島桜は染井吉野より若干遅れて咲く、里桜の一種で主に伊豆大島に自生していたことから「大島桜」と呼ばれる。桜餅の葉っぱとして有名。大島桜
<染井吉野>待望の染井吉野が開花春休みの小学校から子供たちの遊ぶ声がにぎやかに聞こえる学校横の小川に差し掛けるように桜の枝が伸び満開の花を見せる今年はギリ入学式に桜が間に合うみたいここ何年も葉桜の下での入学式だったのだからめでたい。染井吉野
<江戸彼岸桜>春爛漫いろいろな桜が満開になった。これはいち早く咲き始めた江戸彼岸桜の古木往年の空を覆うがごとき雄姿には程遠いけれどかわいいピンクの花は健在だ。レンガ広場の端にあり1軒目のスーパーの隣で昔から通る人の足を止めている名桜である。江戸彼岸桜
<ゆきやなぎ>さくらよりも少しだけ花の早いのが「ゆきやなぎ」春の訪れをいち早く告げてくれる。気の早いのは彼岸の頃にちらほらと花をつけ微妙な気温の変化をいち早く感じているようだ。純白の四片の花は丸味をおびてとてもやさし気に見える桜の花としばらく競演しているがわずかに速く散り始め水路などに極小の「はないかだ」を組んで流れる様はとても風情がある。ゆきやなぎ
<連翹/れんぎょう>ウォーキングの道すがら、とあるマンションの外周に連翹の花が満開でまるで陽の光の中を歩いているような幸せな気分に浸れるところがある。文字通りびっしり花を咲かせ植え込みが花の絨毯みたい。連翹:れんぎょうその実は漢方薬になるらしい。モクセイ科レンギョウ属英名ゴールデンベル別名連翹空木連翹/れんぎょう
<おぼろなる月/二日月>肌さむいものの良い天気にめぐまれた土曜日好天の余韻が薄暮の空にただよっているたった今太陽が沈んだ薄暮の空に細い二日月が姿をあらわにしてくるあたりはまだ明るい遠慮がちの月は辺りの暗さに反比例してその輪郭を露わにしてくる美しい暮時の空である。おぼろなる月/二日月
<けやき若葉>家から南へ1つ目の交差点コナミスポーツジムの横から西へ約1km税務大学の校門前までのけやきのトンネル今、若葉の季節で見事なトンネルを作っている。京阪香里園駅へ向かう道で成田山新勝寺への参詣の車も通る。私もこの季節の並木は大好きでウォーキングの順路はもちろん車で通りぬける爽快感は格別のものがある。けやき若葉
<ひなげし>ネモフィラの青い海にところどころオレンジの色が点在する「長実ひなげし」だブルー一色の中にオレンジは嫌が応でも目立つここの主役はネモフィラブルーを引き立てる脇役か長実ひなげしは種を蒔いたものでもなかろうしかし準主役の名で呼んでも良いような存在感である。がんばれヒナゲシ!ひなげし
<舞洲シーサイドパーク/ネモフィラ祭り>4/7~5/7大阪南港シーサイドパーク100万株のネモフィラがゆるやかな丘陵に咲き乱れる。大阪万博の開催予定地のとなりで大阪湾の一部を埋め立てて公園にしたものでOSAKAUSJもとなりにある海はすぐ目の前で潮風がここちよいTICKET大人¥1300小人¥600舞洲シーサイドパーク/ネモフィラ祭り
<秘密白いたんぽぽ>たんぽぽも花盛りである気の早いものはすでに綿毛になってふわふわの頭を風に揺らしている。白いたんぽぽを見つけたいつもの学校の土手でただ一輪だけ咲いている。この辺りでは白いたんぽぽはめずらしいどういう仕組みで白い花が生れているのか定かではないが背丈のすらりとした形から西洋たんぽぽの変種にちがいない。見る分には楽しいものである。小川をはさんだ対岸に咲いているので意外とみんな気が付いていないのではと思われる秘密!秘密白いたんぽぽ
<りらの花の咲く頃>今年もリラの花の咲く頃となった。何年か前北海道へ旅行をした時行札幌の大通公園で出会ったこの時初めてリラの花と言うものを知った昼間は暖かいものの夜はコートがないと耐えられない寒さの頃だった。ライラック主に4弁の花でまれに5弁の花が見つかると言う5弁の花を見つけたら幸運に見舞われるそうだ和名:紫丁香花(むらさきはしどい)モクセイ科ハシドイ属りらの花の咲く頃
<花みずき>自宅前の交差点から西へ800mほどの通りを「みずき通り」という。文字通りみずきの多い通りで街路樹の南京ハゼと同じくらいに多いただ樹高10m程の南京ハゼに比べみずきは樹高3~4mほどと小さい白とピンクの2色で赤い色は見当たらないこの花のつぼみが解ける頃がやさしげで最もお気に入りの姿である。花みずき
<日向みずき>土佐みずきのような派手さはなく樹高も花も小さい花はよくついて2~3個ひかえめな花である。花の形状は土佐みずきによくにているがおしべの色が土佐みずきは茶色、日向水木は薄い黄色とても可愛いマンサク科トサミズキ属別名:伊予みずき日向みずき
<土佐みずき>四国高知県に多く自生する近年は一般に植栽されていて良く見かける花は房状に連なった黄色い花で花が終わった後に葉っぱが出る。日向みずきより樹高も高く花もひとまわり大きい。3~4月ごろに開花。マンサク科土佐みずき
<大犬のふぐり>このネモフィラに似た小さな花は花径7mm~10mmほどネモフィラの1/3から1/2くらいの大きさで道端とか庭の片隅にたくさん生えている春の使者みたいな植物で2月末~5月初くらいと花期も長い。ヨーロッパ原産オオバコ科クワガタソウ属大犬のふぐり
<菜の花>春の主役はやはりさくらと菜の花菜の花の柔らかい黄色に囲まれるといやでも心が和んでくるさくらを焦がれる女性とすれば菜の花は母の温かみとでも表現しよう春の間中咲き続ける菜の花に乾杯!菜の花
<花筏:はないかだ>はないかだの季節である散る花びらは小川の流れであろうとすぎなの上であろうと流れの石の上であろうと惜しみなくふりそそぐ。桜の季節に別れを告げるべく静かに降り積もる。冬の雪のような寂しさはない季節のページをめくる名場面なのだから。花筏/はないかだ
<鈴蘭水仙/スノーフレーク>ぽかぽか陽気から一転して肌寒い一日道端に咲く鈴蘭水仙も思わず身をちぢめているような緑のポチポチのついた花びらが首を並べてうつむいている(鈴蘭水仙はすべてうつむいて咲くのだが)今日の寒さに思わずそんな想像をしてしまう花冷えの季節なのだ。鈴蘭水仙/スノーフレーク
<野ぢしゃ>野ぢしゃは一輪の花径1.5~2mmほどの極小さな花である。丁度、今頃から初夏にかけて咲くがあまりにも小さいがために道端などに咲いていてもほとんど気づかれない。名前の通り「ちしゃ」としてサラダ菜の代用になるほどの春の草である。花は拡大して見ると、五弁の可愛らしいかたちで一人前の花のかたちをしている。野ぢしゃ
<りゅうきん花/立金花>みずみずしい葉っぱとつややかな花しめった大地を好むと言う花小川の土手に生えている黄色はやはり春の色、見る者のこころをウキウキさてくれる。小さいアリが蜜でもすっているのかしべに首をつっこんで動かない。この花は姫立金花、立金花の仲間である。キンポウゲ科リュウキンカ属りゅうきん花/立金花
<ゆきやなぎ>真っ白な花ゆきやなぎ頭上にはさくら足元にはゆきやなぎ季節の花園は惜しみなくその魅力を振りまく。さくらに臆することなくゆきやなぎは花群れの魅力を存分に発揮する。別名:コゴメバナバラ科ゆきやなぎ
<かたくり>私市の大阪市大植物園へかたくりの花を見に行って来た。今年は半月ほど咲くのが早かったらしく咲いている姿を見るにはぎりぎりのタイミングだったらしい何はともあれその可憐な姿に無事出会うことができラッキーだったと思っている。「かたくり」はその名の通り球根から澱粉を採集したことから澱粉のことを「かたくり粉」と呼ぶ。かたくり
<私市春景色>私市(きさいち)の植物園へ行った時のことこの山奥もすっかり春景色で山は樹々に若芽が芽吹き桜は満開まさに春全開といったようす。目的のかたくりの花は盛りを過ぎていたものの数輪に巡り会えて満足。体中で春を満喫した。私市春景色
<春の土手>関西医大は淀川に沿って建っている淀川河川敷公園をはさんで長い堤が有り北は京都府八幡市から南は大阪守口まで続いている。堤は春まっさかりで堤の上を通る遊歩道の両側は菜の花が咲き始めのどかな春の光景を演出している。大学病院の北側から北に向かった風景はまさに春爛漫の光景である。春の土手
<むらさき野行きしめ野行き/柴木蓮>茜さす紫野行きしめ野行き野守は見ずや君が袖振る額田王紫は古来高貴な色とされてきた他の色にない神秘的な色言外に意味を含めた色紫といっても青味を帯びたパープルから赤味を帯びたバイオレットまで多岐に渡る他の色みたいに饒舌にその性格を主張しないひっそりとしたこの色が好きだ特に雪割一華のような色野紺菊のような神秘的な色にとてもひかれる。むらさき野行きしめ野行き/柴木蓮