青空、暖かい陽の光、とても気持ちい9月最後の日。川沿いのカツラの大木、すでに枝の先端が黄色に変わりはじめている。まわりに落ちた黄色い葉を拾って揉むと、甘い香りを発する。10月は紅葉の季節、八幡平の湿原ではもう草紅葉になっているころだ。あと10日で八幡平のブナ、あと20日で十和田湖外輪山、あと1ヶ月ほどで湖畔から奥入瀬が、紅葉の見ごろ、そして高い山々ではそのすぐ後を追いかけて雪がやってくる。9月も今日で終わり
アユ釣りの人の姿が消えた小坂川とその支流の汁毛川で、弓網と投網を使って捕獲。例年に比べ2週間ほど遅い調査では、アユは期待できなかったが、小坂川では出なかったものの汁毛川では、数尾捕獲できた。今回の目標である外来種の捕獲であるが、下川原の池ではカラドジョウが出たものの、汁毛川のブラウントラウトは空振りであった。高校生諸君、ご苦労様でした。昨日今日と川で調査。
ビオトープも造られてから3年?、あるものは勢力を延ばし、あるものは新しい環境に喘いでいる。移植の土に紛れ込んで設計者の意図せず入り込んだものの一部は姿を消していった。十和田湖型の池にうれしくなるほど昨年見られた滅危惧種のトンボも見られない、赤トンボの仲間も数が少ない。今年、トンボの仲間の数が少ないのは、ここだけではないような気がする。天気回復、何日か晴れが続きそう
まちづくり市民会議が主催して、国道282錦木バイパス3㎞あまりのクリーンアップが行われ、本会からも数名が参加。右手にデレキ、左手に袋をもって、折り返し地点までに空き缶・ペットボトルなどで袋は満杯、袋ごと折り返し地点に置いて、戻りは手ぶらで縁石脇に生えている草をひとり観察会。ヨモギの仲間は頑張っているが、特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウやオオキンケイギク、そのほかブタクサ・マツヨイグサの仲間・アメリカセンダングサなど多くが外来種であった。クリーンアップ
トゲウオの池に続いて、近くの川で調査を行う予定であった、しかしあいにくの雨降り、急遽、授業のあと体育館に集まり投網の打ち方を練習する。投網打ち方は個人や地域によって微妙に個性がある。丸く大きく広がればいいだけだが、私は小学生の頃覚えた多摩流を高校生たちに伝授をする。ビニールでできた魚を目標に、彼らは下校時まで一生懸命広がるように練習をしていた。来週は川に入って実際に採捕調査、その川では春以来外来種が釣れたとの情報がある。魚の生息調査
小学生が森林体験で大湯川上流の十和田高原の自然の仕組みを学んでいきました。まずは滝、ガイドと一緒に小根津塔の滝や中滝付近の滝の見学、十和田湖の東南斜面に広がる十和田高原の牧場では、漁業協同組合が主催する植樹に参加、たくさんブナやベニヤマザクラの苗木を植えました。昼ご飯のあと、中滝ふるさと学舎で、森林管理署のおじさんたちから、森を守ることの大切さの話を聞きました、そのあと学舎の校庭にあるシラカバやドイツトウヒの高さや太さを道具を使って計測しました。森の大切さを学ぶ
イワナ・ヤマメが禁漁となりました、アユも産卵の準備ができたものから落ちていきました。私の野遊びカレンダーは、水辺から山でサモダシなどのキノコ採りに移ります。数日前のニュースでは、猛毒のカエンダケが発生したとやっていた。9年前もとても暑い夏であった、その時この近くにカエンダケが出ていたと記憶する、今年は9月に時期外れの猛暑がやってきたので、気をつけよう。ジャッコからキノコへ
今朝、道の駅にとまっていた車も北東北3県の№が大半でした。有名な観光地に人が湧いて出ているような4連休は今日が最終日、長いあいだ遠距離旅行自粛で家族サービスが不足気味、一気に飛び出した感じです、一方GoToトラベルでは高級感漂う方からお得感ありと消費していく人たち、下支えありがとう。そんなものに税金と時間の無駄遣いせず、全額自腹で、と思うのです。暑くもなく、寒くもなく、ほどよい天気の秋分の日、木漏れ日の下で旅の本を読んで過ごす。連休最後の秋分の日
連休2日目、いままで耐えていた旅心もgo-toでコロナの抑えもやや甘くなってきたのか、国道を走る県外№の車も見かけるようになり、その車の合間を走るバイクも増えています。緑の中の旧中滝小学校のグラウンドにはいくつものテントが張られ、ターフの下では、家族や友人同志でのんびりと時間を過ごされていました。最終日を迎えた渓流釣りは、大湯川のところどころに釣り人の姿が見られました。私がこんなにこんなに忙しいことを知っていて、知人は明日から禁漁になると、私を置き去りに八幡平の奥へと釣りに行ってしまいました。明日から禁漁
鹿角市天然記念物下川原のトゲウオ生息池に一昨日仕掛けたモンドリを、小雨降るなか地元の高校生と一緒に回収してきました。一昨年、昨年と捕獲数が大幅に減少して心配していましたが、モンドリの中には、昨年の3倍近くの数が入っていたので「ほっ」。モンドリの回収
小学生たちと自然と滝を訪ねて
トゲウオの池にモンドリをしかける
慌てて長袖を出してはおった寒さも一息ついて、今日はどうやら太陽も出て半袖でよさそう。中滝ふるさと学舎に行くと、ちょうど家族がソバ打ちをはじめるところだったので、ソバにする過程を写真に撮らせてくださいとお願いしたところ快く承諾していただけた。モデルは小さな児童、粘土細工をやり慣れているせいか、大人顔負けの上手さ、切る段階では、ソバサイズ、きしめんサイズ、ひもかわサイズと、幅はまちまち、これも愛嬌。切って即茹でて、冷やして、洗って、ザルに盛って、それまでじっと見ていた親もテーブルにつき、親子そろって美味しそうに味わっていました。ソバ打ち
先日の自然観察会の昼食でアユの塩焼きが出た。川にたくさんアユが泳いでいるけれど、この太り方は川で育ったものじゃないかも知れない、川で魚を釣る人は意外に川魚を食べないもので、今シーズン初めてアユを丸ごと一尾食べた、美味しかった。7月8月とアユ釣りの人々で賑わっていた米代川も、今朝も冷たい雨が降ってそろそろ幕か。アユの季節も
昨日は一日中雨、それに急激に気温が下がり、慌ててストーブを出したところもあるのでは。予報では今日も一日中雨、雨は止んでヤマセ、雨になる前に短時間ビオトープを見てくる。十和田湖を模した池には、ヒシが広がって小さな白い花が次々とつきはじめていた。ヒシが池を埋めるころ実をつけたまま多くは除草される、ヒシの実も食べられるらしいので、今年は除草した中から実をいただいて食べてみるか。ヒシの花
市民センターの芝谷地湿原と長走風穴の観察会に参加する。9月に行なうには、もう涼しくなって風穴が生きないと思っていたけれど、30℃越えの日が続き、今日は33℃直前。岩の隙間から吹き出る寒いほどの冷風、冷蔵庫代わりに使用していたスペースに入ると、さっと汗が引いていく。事務室では風穴付近に分布する高山植物の写真や風穴の構造などの解説、ここ矢立峠はかつて3重連の撮影ポイントだったのでか、列車の写真も多く展示してあった。県北地域などで走っていたC62・C11・キハ110系、今度きたときゆっくりと見てみよう。自然観察会風穴に芝谷地
植林のとき作業道わきにオヤマボクチの蕾が見つかった。長野県飯山でソバを打つときにオヤマボクチをつなぎに使うと、聞いたことがあるので、葉をとってきて乾燥させている。オヤマボクチを使ったソバを食べたことはない、葉の処理も、使い方もまったくわからない。鹿角ではソバの畑が急速に広がっている、ウンチクを語れる方は少なからずいるはずだ、講釈が長いのは我慢して教えを乞うか。まずはオヤマボクチの葉から繊維を取り出すことから始めよう。オヤマボクチとソバの花
夏の猛暑を耐えたビオトープの住人たちの様子を観にいった。近くにあるのに今年は久しぶりだ、十和田湖や八幡平を模してほどよく自然感あり。水辺はトンボにとって住みやすく心地がいいのだろう。夕焼け小焼けの赤とんぼ、赤くなっている多数派はアキアカネ。戻ってから画像を確かめてみると、なかに顔を青白く染めたマイコアカネが混じっていた。大きなヤンマもあらわれた、飛ぶスピードが速くて何だか確認できず、ルリボシかな。今日もヤマセに太陽が圧勝しウンザリする暑さになりそうである。暑い時に暑く、涼しくなったら涼しくなってもらわなければ・・・、植物も、動物も、その動物の一員の人も、たまったものじゃない。まだ午前中である。舞妓さんがいた
日差しの中を花輪越まで登ってくると霧が出てきて、植樹を行う会場は霧に覆われている。岩手県側から涼しすぎる風が吹付け半袖じゃ少々寒い。コロナでイベントが次々中止になっているなか、どのくらいの人が集まってくれるか心配したが、本会会員はじめ50名近くの方々が集まってくれた。放牧場跡への植樹は十数年を経過、植林数も一万数千本になっている。植樹が終わるころになって霧は薄くなり、麓の街並みが見えてきた、雨がこなくてよかった。帰り道、米代川から見ると、植栽地の上に青空も出て、雲も稜線から離れつつあった。霧のなかで上沼の植樹
R103をだらだらと登ってきて、大湯温泉から十和田湖までのほぼ中間まできたサイクリスト、R104との分岐点中滝、これから発荷峠のきつい5㎞の登り。まずは中滝ふるさと学舎の「カフェこもれび」でアイスコーヒーとケーキを注文して一休み、大湯川のせせらぎを前に、心地いい風。木々の中から聞こえてくる声もアブラゼミからツクツクボウシに変わり、野菊も咲きだしてきた。中滝でちょっと一休み
窓の下の土手に勝手の生えたオニグルミ、邪魔になる枝が伸びてくると切られ切られしながら、十数年で2階の屋根の高さまで成長した。今年は枝先に実がついた。何年か前から実が成り始めていたのかも知れないが、今年初めて気が付いた。山を歩くとリスが食べたといわれる半分に割れた殻がおく落ちているけど、リス来るか、堅い殻のクルミを食べにくる鳥っているのかな、連日話題にあがってくるクマもクルミを食べる、お腹が空いたら「コン二チワ」って来るのかな。クルミの木
29日に雨が降って、遅くやってきた猛暑はいったん?去っていった。こんな風はよく梅雨の最中に晴れた鹿角盆地に東の峰々からあふれてサワサワとやってくる。その風をヤマセと呼ぶ。ガスがかかっている稜線で5日に植林を行うけど、暑いのも嫌だし、せっかくの良い景観が見られない濃霧の中でもやるのも考えもの、天気はどうなるのだろう。峰を越える涼風
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