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2014/09/26

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  • 匂い椿と御馳走

    料理上手の持て成し好きから誘ってもらい、毎度のお呼ばれに行ってきた。家の外に出て待っていてくれて、紹介されたのが画像のツバキ。ツバキにしては控えめな風情ながら素晴らしい香りがする。昆虫や動植物の名を出すときには、生物学的な一般的表記のカタカナを使うようにしているけれど、初めて知ったこれは『匂い椿』と表したい。まだまだ初めての感動感激が味わえるのだから、身体は大事にすべし、などと思うほどに新鮮だった。蛇足ながら、ニオイツバキと聞いたときに、如意菫(ニョイスミレ)と混同して、如意椿と思ったけれど、調べてみると匂い椿なのであった。そうしてミニ同級会が始まり、小料理屋に来たかと思うほどの旬の料理などを出してくれた。しばらくまともな食事を摂っていなかった遭難者のようにがっついて、ひととおり食べ終わったら心底人心地が...匂い椿と御馳走

  • 全草有毒の水仙に花蜂

    スイセン(水仙)はとにかく毒草なので、敷地内に分散自生していても、ほぼ触ることがない。ミツバチが止まっているように見えて、よく観るとミツバチではなくて安心した。水仙に蜜があったなら蜜も毒なのではないかと検索したら、球根で増えるので蜜で虫を呼ぶことはないらしい。それでも花の中を観れば、雄蕊雌蕊のようなものが在って花粉もありそうで、その辺りはどうなのか。止まっている蜂は検索すると、ムカシハナバチかニッポンヒゲナガハナバチのどちらかと思われる。その蜂が全く動かないので簡単に撮れたのだが、もしかしたら毒に当たって悶絶あるいは絶命しているのではないか。朝、水仙に蜂がまだ居るのかどうか確認してからブログに上げようと思う。ただいま確認したところ、昨日のままの状態で居る、ということは絶命している。情緒的に捉えるのはさてお...全草有毒の水仙に花蜂

  • そこそこだがイマイチな我が家の花々

    ウチの椿が咲いて、なかなかだとは思うものの、他所様のブログ記事などに紹介されるものには全く及ばない。完璧な咲き方をした絶妙なタイミングの花を、見事なセンスと技術で切り撮った画像の数々なのだから、比較することはないのかも知れない。手をかけ目をかけたら少しはそれらしく応えてくれるような気もするが、雪国で、しかも積雪の間はほったらかしなのだから、これで上々というもの。ということで、そこそこだがイマイチな我が家の花々、という感じだ。最後の画像は、ウチの擁壁に垂れ下がる惚け惚けっとしたボケ(木瓜)の花。そこそこだがイマイチな我が家の花々

  • モンシロチョウ(紋白蝶)の羽化

    サナギを見つけた次の日の昨日、『羽化するまで、味噌の空容器を被せてテープで止めておこうと思う。』とブログに書いた通りにやっておいた。そうして、半日も経たないうちに、ふと見てみれば羽化したモンシロチョウが容器の中にいた。どんぴしゃのタイミングだったようで、こんなこともあるとは、『こいつぁー春から縁起がいい』とは何の台詞だったか。まだ飛べない状態だったので、そのまま容器に入れて最初の水分補給、給餌にと蜂蜜を2倍に薄めてペットボトルのキャップに入れてやった。蛻(もぬけ)の殻はちゃんと上方に口が開いていた。容器を被せただけで安心しないで、ちょくちょく見ていたら、羽化の逐一が観察できただろうに残念。横に赤茶色の垂れた液体跡があり、最下部はまだ乾かない雫になっていた。サナギの初期から羽化直前までの劇的変態中に発生した...モンシロチョウ(紋白蝶)の羽化

  • 十日町市役所前の碑など

    核兵器廃絶平和都市宣言平成19年12月1日宣言雪・自然・農が織りなす温もりと躍動のまち、十日町市に住むわたしたちは、人と文化と郷土を愛し、平和で心豊かな、明るいまちをつくっていきたいと念願しています。わたしたちのまちは、長年にわたり、被爆者の苦しみを思い、市民活動をとおして広島・長崎と手を携えてきました。このきずなを大きく育て、平和を愛する世界の人々と手をつなぎ、核兵器のない社会を次の世代に継承することがわたしたちの責務であります。わたしたら十日町市民は、日本国憲法の平和を来める素高な理念に基づきすべての国がすみやかに核兵器を廃絶し、平和な国際社会を築くことを強く求めます。我が家の玄関サッシに蝶の蛹が張り付いていた。垂直に保つよう、糸で支えてあるけれど、どうやってこの糸を仕掛けたのだろう。口ではなく、体側...十日町市役所前の碑など

  • クロサンショウウオ(黒山椒魚)の卵とヤマエンゴサク(山延胡索)

    近所のため池にクロサンショウウオ(黒山椒魚)の卵がまた観られた。クロサンショウウオは森林の林床に生息していて幼生の間は水中で過ごす。このため池横の斜面と杉と灌木の藪はウチの土地なので、ウチのクロがいつもお世話になってます状態。陽の当たらない放置田んぼを私がビオトープにしようと目指しているのも、クロサンショウウオなどが産卵できる環境。竹藪下に昨日取り上げたエンレイソウ同様に、他の植物が繁茂する前に咲くヤマエンゴサクがぽろぽろと見られる。昨年かその前にエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)かも知れないがよく分からないというような記事を書いたのだが、どうもヤマエンゴサクで決まりのような気がする。オトメエンゴサク(乙女延胡索)という線も捨てきれない。ケシ科は色々とあってけしからんとか何とかぼやきつつこれで〆。クロサンショウウオ(黒山椒魚)の卵とヤマエンゴサク(山延胡索)

  • エンレイソウ(延齢草)が木下闇にひっそりと

    あまり立ち入ることのない裏の木下闇にひっそりと咲いていたのがエンレイソウ。これも先に取り上げたキクザキイチゲ(菊咲一華)と同様、他の植物が繁茂する前に伸び上がっていち早く花を咲かせるタイプだ。木下闇としたけれど、まだ樹々のすかすかした状態は闇というほどでもなく乾燥もしていたからか、花がうなだれていて撮りにくい。しろやぎさんとくろやぎさんの手紙やり取りの童謡を連想して、検索してみると、『やぎさんゆうびん』。この延齢草という漢字は大層おめでたいので大事にしたいと思う・・ひっそりと長生きできそうだから。食べられる部分があり、毒の部分もあり、使い方によっては薬にもなるというなかなかの代物。スギ(杉)の根元に置いた木箱は、ニホンミツバチの分蜂群を確保するために仕掛け待ち箱。他に仕掛けた数箇所は全て入った実績があるの...エンレイソウ(延齢草)が木下闇にひっそりと

  • 雪国も春らしくなった

    ソメイヨシノよりも花は小さくて、ヤマザクラでもない、うちの桜がほぼ満開になったので下に咲くスイセンも入れて撮ってみた。石垣下の道路から、こんなアングルで撮れることに気づき、雪国も春らしくなったと思う。左の遠景に写っている桜は50mほど先にある、隣の集落の崖の上にある家の大木。昨夕飯は、農事の師の奥さんから差し入れの汁物と、自分で作った舞茸の味噌汁がダブり気味だけれど、一応食事らしくなった。毎日食事を作っている主婦から見たらツッコミどころは有り過ぎだろうけれど、ようやく再びの自炊ペースができたような気がする。雪国も春らしくなった

  • アカタテハ(赤立羽、赤蛺蝶)など

    組立式にしているテラスを物置から出しているときに、ひらりとこの蝶が落ちた。物置を選んだのは正解だったはずだけれど、越冬に失敗して死んだものと思われる。そのように思って検索してみると、やはり成虫越冬のタイプで『暖かい日には冬でも飛ぶことがある』などという記述があった。すると、時には飛び回って蜜はないにしても露なんぞを摂取する必要があるのに、閉鎖空間でそれがなし得なかったか。全く翅は傷んでないのだから、撮っただけではもったいない気がしてきた。落鳥という言葉はあっても落蝶はないと思うけれど、この落蝶はガラス瓶に保存しておきたい。昨日は町に出たついでに回転寿司で夕飯を摂った。精米した米が無く、カレーライスも玄米だったのだが、そうなると無性に白い米が食べたくなり、回転寿司だったら一番納得がいく。普通なら大体1000...アカタテハ(赤立羽、赤蛺蝶)など

  • 本日の朝食

    昨夕カレーを作ったので、今朝もカレーライス。肉はカレー用豚肉で、ニンジンは当地の雪下ニンジン(同級生からのプレゼント)なら、タマネギは新玉なのにイマイチ。具の中で一番美味しいと思えるのはジャガイモで、これは私が作ったものだからの自画爺さん。味噌汁に入れようと買った小松菜をソテーにしようと検索して、レシピ通りにやってみた。オリーブオイルが無くて使わなかったのが敗因か、蒸し方が足りなかったか、小松菜が2日経っていたからか、とにかくあまり美味しくはない。フキノトウ味噌は敷地内で採ったのを自作したのだが、少し味噌が多すぎた。自分で料理をすると何一つ納得の美味しさとならない。センスの無さは経験を積めば補えるものかどうか、先は長い。本日の朝食

  • カナヘビ(金蛇)の正しい姿

    端正そのもののカナヘビが椎茸のほだ木にいた。スマホを近づけても逃げようとしなかったのは、日なたでもまだ体が温まっていなかったからか。目測すると、尾は体の2倍ほどもある。長い尾はカメレオンのように細い木の枝に絡ませて自身の安定を保つといった役割ではなく、何かに襲われた時に切って逃げるためのもの。ちぎれた尾がイヤイヤをするように曲がりくねる様子は子どもの頃に何度も見た。トカゲもカナヘビも見つけ次第、捕まえて何かをしようという目的もなく追いかけ回していたから。うちの敷地内にはネコ、タヌキ、イタチ、カラス、フクロウ、モズなど捕食者は無数に出没するカナヘビの正しい姿を保ったまま生き続ける可能性は限りなく低い。カナヘビ(金蛇)の正しい姿

  • ほとんど雪は消えて

    急に春めいてきたので、歩き回ればかならず花に出会う。どの草より早く芽吹き伸び上がることで花を咲かせられる白いキクザキイチゲ(菊咲一華)は先日取り上げた。日陰にぽつぽつ咲くのがこの色で、薄紫か青紫かと迷うが、紫青という色ではないかと思われる。その近くに、なんでこんなところで咲くかなぁ状態のクロッカスが1箇所だけ在り、これは今年こそ掘り上げて花壇に移そう。そうして、ふと目を遠くにやれば、もしかしてヤマザクラ(山桜)も咲いたか状態のピンクが見えた。その中はあちこち各所で桜満開ということだけれど、雪国ではもう少しあと。それでも先駆けのヤマザクラが咲いたからには、こちらのソメイヨシノだってもうすぐ開花となるだろう。ほとんど雪は消えて

  • フクラスズメ(脹雀)

    ふくらすずめ(ふくら雀、福良雀)と書いたら季語であり、鳥のスズメが寒さを凌ぐために羽毛の間に空気を溜めて福々しくじっとしている状態だ。昨日、廊下の窓ガラスで、ぱたぱたとパニックになっていたこいつを見た時に、地味な色合いなのにぱたぱたしていると青がちらちら見えて惹きつけられた。青の模様があるらしい後翅を撮りたいと追いかけたけれど、捕獲して展翅するには準備が必要なのでそこまではしたくない。前翅を閉じる前に少しだけ後翅の模様が見えた状態は、1枚しか撮れなかった。横から撮ったのを観ると、フクラスズメと命名したのもうなずける。検索しても鮮明なものはあまりなイノで同定に苦労した。生きて止まっている状態のフクラスズメの鮮明な画像がネットにないのはなぜだろう。こんなにも、素晴らしく面白い被写体なのに。ようやく私の好きな、...フクラスズメ(脹雀)

  • ジンチョウゲ(沈丁花)とビワ(枇杷)とサトイモ(里芋)など

    植木鉢のジンチョウゲを、雪に埋もれる3ヶ月余り、間引いた竹や不要な丸太などを立てかけた木の根方に隠すようにして冬越しさせてきた。雨や雪からの雫が隙間から垂れるので生き延びられる。しかし毎年の出し入れが、木の成長と共に辛くなってきたので、そろそろ地植えすべき頃合いだ。そうしたら今度は竹や丸太を三角や四角に組んで雪害から守らなくてならない。昨年初冬に花をつけたビワを大事に藁で囲っておいたら、花が蒸れたようになって駄目になり、実をつけそうもない。近所の同級生が、『雪折れしない程度に縛って雪が積もるままにしないとダメなんだ』と教えてくれた。そういうことは早目に教えてくれないと・・・、せっかく花が咲いたのに、実は一個なるかどうかの残念な結果だ。サトイモを腐らせず萎縮もさせずに保存するために、畑に穴を掘って埋めておく...ジンチョウゲ(沈丁花)とビワ(枇杷)とサトイモ(里芋)など

  • アジ釣りに日本海へ

    昨年は前のニイちゃんにアジを目当てに連れて行ってもらってメジナを釣って帰ってきた。同じ場所へ、今度は蜂仲間の同級生に連れられて行き、思惑通りの釣果を得られた。前回は夕まずめを狙い、今回は夜中の11時に出発して朝まずめを狙う。場所を確保したら、しばらく車の中で仮眠を取ろうという話だったのに、出発の1時間後には、もう竿を振って、ずっと朝まで。例によって私は接待されての、おんぶに抱っこの甘えん坊状態。そういう状態でも一発目の成果はこちらに来る、というのがいつものことなのだ。今回も現地で居合わせた彼の釣り友と三人で始めて、1匹目のアジは私が釣り上げ、最終的にも皆が同じくらいの数だった。朝は6時過ぎに、私がかなり離れた公衆トイレに行っている間に、片付けが済んでいて、帰りも同級生の車で彼だけが運転し、私はうつらうつら...アジ釣りに日本海へ

  • 電波時計を購入

    いつごろ誰が買ったか分からない掛け時計が壊れたので新調することにした。ネジ巻き式の骨董的柱時計なら捨てるに忍びないかも知れないけれど、安物の電池式で一冬越したら時間がかなり狂って(遅れて)いて、しかも調整ネジが錆びて取れたのでどうにもならない。それで安物が壊れたから代替安物を買おうという考え。アナログで大きくてにシンプルなのが気に入り、値段もナイスな1980円。しかもホームセンターが今だけ5%引きだったから1880円。電波時計だということを気にも留めなかったのだけれど、取説を読んでみるとなかなかの優れもの。RESETボタンを押すと12時に3本の針が勝手に進み、RECボタンを長押しすると標準電波を受信して正確な時刻を表示するというもの。受信するまで最大16分かかるとあって、見続ける根気はなく、ごそごそと別の...電波時計を購入

  • 御礼あるいは儀礼

    一つの契約が万事良好のうちに完了となり、別れ際に思いがけなく御礼あるいは儀礼の品を頂いた。私は、利害のあった方にだけ形だけの粗品(S.A.で買った土産)を渡した。私には『さてどうしたものか』と困るだけの更地88坪が引き渡された。管理していかなくてはならないということは、直ちに隣接する土地所有者と境界線の確認をしなければならず、それぞれの認識や考え方を話し合いの中で伝え合ったり探ったりしなくてはならない。何につけお互い様なのだからと穏やかにやれるかどうか。もうすでに『草が伸びてこちらに垂れてくるし種が落ちて困るので除草剤を撒いても良いか』とまで言われている。まずは雑草が生えたら伸びないうちに刈り込むこと、それが面倒になったら防草シートを張るしかない。相手を尊重して、または言いなりになって、除草剤の散布を許可...御礼あるいは儀礼

  • 今期の冬越しは良

    雪の少ない冬だったから、頼んである屋根の雪下ろしは1回だけで済み、竹の雪折れは1本もなく、長く雪に埋まったままだと消滅してしまうという玉ねぎも生きていた。シイタケも出ているしフキノトウも出ている。メダカも生きていたし、一番肝心なニホンミツバチは弱小群だった一つ以外は皆生き延びていた。本当に珍しくほぼ雪害が無かったようだ。能登半島地震では新潟県の海沿い地域ではかなり被害もあったが、十日町市の我が家は、床に置いていたミネラルウォーター2ℓペットボトルなどが3本倒れていた以外は目立った被害はなかったようだ。それでも100日留守にした家の中は埃っぽくざらざらしている。宇治と比べたら異常に寒くて、コタツに潜り込んだら何もする気が起きず、夕飯は味噌汁を作っただけで、あとは土産に買ってきたものを開けた。カジキの昆布締め...今期の冬越しは良

  • 食品としての昆虫とレンギョウ(連翹)にユキヤナギ(雪柳)

    昆虫を食べる県民性と言われ、長野県人は誰でも普通に昆虫を食べるように受け取られているかも知れないけれど、まさか・・ね。そうしてそれが風物詩という具合にクロスズメバチの巣を見つけて獲る方法とか、ザザムシ獲りのシーンがテレビで映されたりする。そうしてそれがまた売られていたりすると、物好きのイカモノ食いが、高価なのに面白がって買ったりする。というわけで、イナゴと蚕のサナギと蜂の子を買ってしまった。さて、誰にプレゼントしようか、食わせようか。目を輝かせてつまんでくれるヒトはいるかどうか。私とて自分一人で食べたいとは思わない。誰かと一緒なら食べようかという程度。それでも蜂の子なんか、たぶん、美味しくてクセになりそうな気もする。昆虫の佃煮画像だけでは申し訳ないので、一昨日宇治で撮ったレンギョウにユキヤナギが重なった画...食品としての昆虫とレンギョウ(連翹)にユキヤナギ(雪柳)

  • ソメイヨシノ(染井吉野)と詐欺メール

    今春は宇治京都では観られないまま帰省する格好になるだろうと諦めたのに、昨日は1分も行かない何厘咲き位のソメイヨシノを見られた。1輪だけ咲いているのに気づき、それだけをいろんな角度から撮ったが1枚もうまく撮れず、全部削除して撮り直そうとふと見回したら、別の枝にはそこそこ咲いていた。それでもうまく撮れず、画像での露出調整をしてみたら、なおのこと不自然になってしまったから、やはり無修正のままが良いという結論。そんなもやもやがあり。帰宅してメールチェックをしていたら、クレジット会社から妙なものが入っていた。ほとんど日本語表現に問題はなさそうだけれど、変なところもあり、すぐにこちらの情報を入力させようとする画面に行くばかり。クレジット会社に尋ねるまでもないと、検索してみれば、同じ文言での詐欺メールが横行しているとい...ソメイヨシノ(染井吉野)と詐欺メール

  • 天気が良いと花をさがす

    温度計を見たら21度だった昨日は空も晴れ上がり風は春風。ソメイヨシノの開花が見られるかも知れないと、勝手に標本木と定めている高台の桜を見に行ったけれど、1輪だけ開きかけがあっただけ。今春は京都宇治のソメイヨシノを見ずに終わってしまうことになる。生家に行く用意をしなければいけないのに散歩を始めて、その途中、田舎の水道局へ『4月から使うから』と開栓してもらう電話をした。万福寺の門前近くに、大輪の椿を咲かせている家があり、撮らないではいられなかった。画像保存アプリはヤブツバキと言うのだけれど、名のある園芸種に違いない。私の飼っていた亀のカメリアを想い出したのは、たった今。石垣の隙間にも縁石周りにも雑草の花が咲いている。防草シートが張ってあるにもかかわらず、ちょっとした隙間にホトケノザが蔓延っていた。マスクが落ち...天気が良いと花をさがす

  • 上中下目線

    見た順番は中下上だけれど、とにかく私のウォーキングは一心不乱に同じペースを保って体力作りに励む、というようなことは決して、しない。考え込んでゆっくり歩いたり、百均で買った握力を鍛えるニギニギをやったりもする。目新しい何かに立ち止まったり、しゃがんで見入ったり、耳を澄ませたりの勝手きままな動きは、ほとんど保育園児レベル。坂道か階段を選べる時には、ほぼ階段を選び、二段上がりをするようにはしている。これは三浦雄一郎氏を真似たもので、彼は同行者がいれば、その人の荷物をできるだけ持たせてもらうとインタビューで答えていた。ところで昨日の目線は、宅地造成はされているのに放置されている場所にあるネットを被せられた幼木。ゴルフ場があり林も森もあるところなので鹿の被害防止用。道路脇にアザミ(薊)のロゼットが張り付いているのを...上中下目線

  • 出口の見えないトンネル

    散歩範囲内にトンネルが一つある。センターライン上にポールが立っている2車線で歩道は片側だけ。全体がゆるくS字なので、出口の見えないトンネル。車は先を急ぎ、歩行者は増幅された車の騒音に身体を抑え付けられ、捕虜のように押し黙って歩く。などと、つい表現したくなるほどに、このトンネルは、車も人も近道ができて便利ではあるだろうけれど、配慮というものが無いように感じてしまう。空と景色から遮断され、薄暗くてうるさいばかりの我慢を強いる狭い空間。本日は造影剤を注射してのCT検査と血液検査の結果を聞きに行ってきた。取り立ててどうこうという変化はなく、転移の兆候もなしということでやれやれ一安心。トンネルは抜けた。次回のこの検査は1年後にまた、ということになった。これで私の冬季避て難生活は終わりとなる。散歩コースの一つである茶...出口の見えないトンネル

  • 美声の主は地味で落ち着きがない

    今回の冬季自宅滞在の最重要事項が昨日のCTスキャン。ヨード剤という造影剤を点滴してのことだから、予約も3ヶ月前なのだから万全の体調で臨むべし、なのに4日ほど前から風邪をもらって散々な状態。幸い熱は上がらず下痢も吐き気もなく食欲はあり、喉が痛いだけ。咳の発作がしょっちゅうやってくるので、その事は検査技師にも伝えて、CTの撮影中でも、そうなるかも知れないと断っておいた。ところが本番になると、造影剤が入ったら身体は温かくなるし、何の我慢も必要なく、見事に無事終わった。その後は造影剤を排出すべく、車を運転中にも水分摂取に努め、いろいろと注意書きにある副作用のようなものは一切なかったので、まずはめでたし。広い病院内を歩いてもさほど歩数は稼げなかったので、夕方6時から歩いた。日が長くなったのことをウグイスの囀りで実感...美声の主は地味で落ち着きがない

  • 青い鳥を観る

    なぜかイソヒヨドリ(磯鵯)のオスを昨日は3箇所で観た。メスもどこかしらで、ちらちらで見ているはずだけれど、地味なので認識できないでいるのだろうと思われる。だいたい一羽で行動をしているシロハラ(白腹)やツグミ(鶫)と、同じくらいの大きさなので気にも留めないからだろう。イソヒヨドリの囀りと思われる鳴き声もよく聞くのだが、オスもメスも囀るようだし、真似の上手いヒヨドリ(鵯)がなんちゃってをやっているのかも知れず、実際に鳴いているのを見つけ、双眼鏡を使ってウォッチングしないことには確定とはいかない。昨日三羽観たのはそれぞれかなり離れた場所なので同じ個体ではないはず。とにかく今の時期、我が散歩コース内にはイソヒヨドリが相当数滞在中のようだ。オスの美しさは、メスへのアピールだけではなく、目立って外敵の目を自分に引きつ...青い鳥を観る

  • 食後はスイーツ・ビュッフェ

    昨日は、あるお祝い会に参加して、食事の後は会場を移動してのスイーツ・ビュッフェ。セットになっているのだそうで、スイーツのバイキングは初めての経験。話には聞いていたけれど、なるほどこれは楽しい。すべての菓子ケーキがミニサイズなので種類をたくさん選べる。総てを一つずつ取ることもできないほどに多様なので、それなら好きな種類をいくつも取るという方針にした。イチゴが散りばめられていたので取ってみたら、それは飾り付けの作り物だった。イチゴならやはりこれと、苺大福を3個4個と取り、チョコレートケーキもそのくらいに、あとは焼き菓子風だったり、カップに入っているのを取り、1回目は軽く平らげる。歳の割に皆がスイーツは男女格差なく別腹らしく、2回目に立つ。ヒトの手元を見てみると、同じような取り方をしている皿がない。分析するまで...食後はスイーツ・ビュッフェ

  • ユキヤナギ(雪柳)とボケ(木瓜)とサクラ(桜)

    一先日、ちょっと電車で京都駅近辺の都会に出かけただけで、風邪をもらって来てしまった。喉の痛さから始まり鼻水つつーのピークに至り、二晩の寝苦しい夜を過ごした。幸いなことに熱は出なかったようで、体温計を当てることもせず、風邪薬は効かないと知っているので服用せず、蜂蜜水をちびちび飲んで、のど飴を舐め続けた。今朝はほぼ快方に向かっていることが分かる。風邪くらいでは医者に行かないで来たけれど、1割負担の老人で暇はあるのだからせいぜい近所の内科医院に行くべし。そうは思うけれど、コロナ以来、熱があったらコロナを疑われるはずで、予約したら特別コースに組み込まれ、不確かで怪しいと言われる検査薬で陽性にさせられたり、次の日には陰性になったりする藪蛇は御免だ。だから体温を計ることもしなかった。今日はこれから、数千円の会費での会...ユキヤナギ(雪柳)とボケ(木瓜)とサクラ(桜)

  • 黄檗宗万福寺の裏手にて

    万福寺の裏手の高台にある墓地から見える愛宕山は、邪魔になる建物も電線もないのですっきりと稜線が分かる。1週間前と同じく、高低差50mの散歩をしているときにローソンに行き当たり、コンビニで住民票を取れるようになったということを思い出してやってみた。来月から行く田舎で必要なのだが、ナンバーカードを出してやってみるけれど、機械の反応が遅くて、しかもあるところから進めない。もしかしたらスマホで何かしらの準備段階が必要なのかもしれないけれど、3回堂々巡りをしてから諦めた。結局、散歩コース上にあるコミュニティセンターでアナログ的に申し込み用紙に書いてすんなり発行してもらった。先日は土地の全部事項証明を法務局のインターネットで申し込むと100円引きになり、郵送してもらってもまだ得だというようなことでやってみた。ところが...黄檗宗万福寺の裏手にて

  • ハクモクレン(白木蓮)など

    久々に京都駅近辺に行く用があり、駐車不要の送り迎え程度なら車で行くけれど、自分の用なので徒歩で家を出た。2km半ほどある最寄駅までの距離を、バスに乗らず歩くのは、節約兼1日の目標歩数を稼ぐため。途中にある木幡小学校の敷地に、冬に逆戻りの寒い中、白木蓮が満開状態だった。撮ろうと構えたら、虫食いのような傷ものの花びらが目についた。虫はまだあんまり出てきてないはずだが、鳥がつつくこともあるのだろうかと調べてみた。木蓮は花木としては最古らしくて1億年以上前から今の姿で、中国では花弁を食用に・・などという記述を見つけた。でも、犬に危険な植物として木蓮があり筋弛緩作用があるとか、も書いてある。つつくとしたらヒヨドリあたりだけれど、最近の冷たい風に煽られて傷付き、自家修復作用で縁取りができたのだろうと思う。そうして角を...ハクモクレン(白木蓮)など

  • 桜は咲いても冬の寒さ

    昨日は天気がころころ変わり、出掛けようと決心した時はしぐれ模様だった。『しぐれ(時雨)は秋の末から冬の初めにかけて、ぱらぱらと通り雨のように降る雨』らしいので、ふさわしい表現ではない。でも、寒くて、風が冷たくて、ぱらぱらと降ったり止んだり、それが雨ではなくて白かったりもするのだから、時雨とした。早咲きの桜がそこここで見られるようになったばかりなのに、冷たい雨はむごい。そんな中、傘を持って、時々は差して、煽られて裏返るのを直したりしながら予定歩数を目指す。夜でなければ、必ず何かしら撮りたいシーンに出くわすので、ブログネタを見つけるのも目的。一昨日はバンクシー(?)とボケなど、昨日は雨に濡れた桜と、雪混じりの雨が降っているに違いない比叡山と、内陸に進出したイソヒヨドリ(磯鵯)を撮った。この鳥はよく見かけるよう...桜は咲いても冬の寒さ

  • バンクシーが現れたのか

    それとも外国のどこかに迷い込んでしまったのか・・・などと、これを見たときには思わなかった。まさか本物じゃないだろう、上手く真似てるなぁ、ブロック塀をきれいに塗ったら、何か描きたくなったんだななどと考えた。夜中にスプレーで落書きをしてまわる悪ふざけ者たちの仕業ではなくて、お茶目な人が自分の家の塀にバンクシーを真似てみたのだろう。そう思いつつ取り敢えずスマホを構えたのだが、公表したら迷惑が掛からないとも限らないので、『透かしブロック』だけをバックに入れて大きさが分かるようにした。もしかしたら本物かという気もして、検索してみると、この絵の最初は2002年のロンドンでということだし、日本でも関東方面には何箇所か同じのがあるらしい。でも、日本のものは本物かどうか疑わしいような説明でもあった。真贋はともかく、描かれた...バンクシーが現れたのか

  • モクレン(木蓮)はもうすぐ

    昨日は、寒気の吹き出しという予報で、全国的に冷たい風が吹いたようだ。明るいうちに散歩に出ようと思いながらぐずぐずして、それでも何とか暗くなる前にでて、よそ様のモクレンを撮った。寒気の吹き出しとは、『冬型の気圧配置に伴い、シベリア方面の高気圧が張り出し、強い寒気が南下してくること。』と気象庁の予報用語にあった。モクレンは花開いたら、夜はしぼむというような花ではないので、開いてしまった先駈の一輪が寒風に吹かれて乱れていた。右側の家はモクレンの持ち主ではない隣なのだが、見るたびに素晴らしいなぁと感心する壁。おそらく家主の注文した色だろうし、以前にもこのブログで取り上げた気がする。昨日は、モクレンの背景の添え物的に、切り撮ってみた。モクレン(木蓮)はもうすぐ

  • ツルギキョウ(蔓桔梗)など

    いつの間にかツルギキョウが咲いていて、もしかしたら雪が降らない所なら、年中次々に咲くのかな。地べたを這って人知れず地味に咲く、といった雰囲気の花だから親近感も湧こうというもの。先日取り上げたオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)のことを、最近は「星の瞳」と新しい名前で呼ぶ・・と教えてもらった。昨日は、それにそっくりでありながら、野草ではなく園芸種と思われる花が、よそ様の石垣の上に植えられていた。オオイヌノフグリより濃いコスミックブルーなので、これこそ「星の瞳」と呼んで欲しい気がするが、調べるのはまたの機会に。一昨日の記事に書いた日本ミツバチを飼っている人の飼育箱は遠目に観ても、ミツバチの出入りする様子が見てとれた。画面を広げて、震えるのを防ぎながら撮ったが、いくら手ぶれ補正機能が付いていても、やはりこの程度にしか...ツルギキョウ(蔓桔梗)など

  • 夜の工事現場など

    散歩中の夜9時頃だったか、工事現場にでくわした。道路工事ではなく、マンホールの中での、音をあまり立てない作業だからやれる仕事だったのだろうと思われる。夜間の工事現場照明は、どこでも大きい行燈型が使用されていて、すごく明るい。発電機も静音型に進化しているし、住宅地内でも家自体の遮音性能が良くなっているから許されているのだろう。夜中に散歩なんぞしている身からすれば申し訳ないような気もしたが、少し離れてから撮った。右側はいつも通り抜ける、親鸞の誕生院。対照的とも言えるシーンを2、3日前に見た。小学校の卒業式後だったのではないかと推測したのだが、公園横の階段下に自転車がたくさん置かれていた。自転車を降りるのももどかしく公園へと駆け上がったに違いなく、ドッジボールだったか・・大勢で遊んでいた。腹を立てたわけではない...夜の工事現場など

  • 蜜蜂が観られるようになってきた

    散歩コース内に、蜜蜂の飼育箱を置いている場所が3箇所と、待ち箱を置いているのが1箇所ある。住宅地内に設置していて、確実に日本蜜蜂の飼育に違いない重箱式飼育箱なのが1箇所。草ぼうぼうの果樹園(?)で、ブルーシートで防寒保温を施している日本蜜蜂か西洋蜜蜂か判りにくい飼育箱群が一箇所。竹ヤブ脇に小さな畑があり、そこには西洋蜜蜂と思われる飼育箱が置いてあり、巣門に群れる蜜蜂が遠目にも観えた。日本蜜蜂をおびき寄せる箱と言うより丸太をくり抜いた寸胴型の捕獲装置を置いてあるのは、人の踏み込まない林の中。けもの道のような通り道から観えたもので、誰かがこっそり置いているもののようだ。昨日と一昨日の散歩では、梅と早咲きの桜(?)に蜜蜂が数匹吸蜜をしていた。梅の方はうまく撮れず、全体の上方に画像のシミのような黒点が蜜蜂。桜(?...蜜蜂が観られるようになってきた

  • 盛りのウメの花と初オオイヌノフグリなど

    散歩コースの各所に見られる枝垂れ梅は皆一様に早咲きなのか、花があっても散り残りの風情。それに対し枝垂れタイプではない刈り込まれたウメは今が盛りのようだ。花を楽しむウメと実を採るためのウメは、モノが違うのかな。それはともかくも5日前に撮ったのが、私にとっては今年1番良く撮れた梅花図。昨日はオオイヌノフグリの群生に出会った。ウグイスの初鳴きはいつ頃だったか、昨日はもう谷渡りの声を聴いた。オオイヌノフグリも田の畦などではずっと前から咲き始めていただろうけれど、群生を観て、初めて咲いたな、と思う。住宅地の敷地フェンスから道路に迫り出しているヒマラヤユキノシタはいつから咲いていたのだろう。ようやく気づいて接写したのは、いつも感じる雄シベの目立つ金色に惹かれてのことだが、撮ってみると大したことなくて少し残念だ。盛りのウメの花と初オオイヌノフグリなど

  • 不審物件あれこれ

    昨日の散歩では、何となく不審物件あれこれという撮り方になった。キンカンにしては大きく、ミカンにしては小さくて、どちらかに決められない柑橘類の横にあったコーンが不審物。てっぺんを外せるタイプのコーンらしくて、中から笹竹が伸びて突き出していたので、これはゆくゆくどうなるか注目していきたい。次が先日見つけた散歩コースの谷川の柵が、なぜか一箇所だけ、猛烈な力の加わっただろう曲がり方をしていた。両側が竹藪なのに大きな樹もあって、台風か何かで倒れたか、それとも倒すのが下手で柵の上を直撃したか、そんなところか。次に見たのが『ホタルを育てています持ち帰らないで下さい蛍を育てる会』という看板。◯◯子供会とか◯◯町内会とかだったら分かる気もするけれど、育てる会って具体的活動が思い浮かばない。自然保護とか環境保全という大義があ...不審物件あれこれ

  • 高低差60mの徘徊

    昨日はいつの間にか時間が過ぎてしまい、少しは体を動かないと何かしらの不具合が起きそうなので、夜の9時から徘徊開始。雨は止んでいるだろうと期待したけれど、ぱらついているのでビニール傘を差していく。風も時折吹いて傘が裏返りそうになるので、吹いてくる方向を定めて、斜めに、時には水平近くまで下げて、それでも引き返したりしない。夜の9時でも雨でも風でも、すれちがう通行人はたまにいて、傘を前に倒してずんずん下り坂を降りていたら、いきなり横を高校生くらいの若い娘が自転車を押しつつ横にいてびっくりした。けげんな顔をしていたのは、前を見ないで進んでくる人間を不審に思ったのか、雨は止んでいるのにと思っていたのか、自転車を降りて押さざるを得なかったのが不満だったのか。最近は高校生でもバッテリー付きのアシスト自転車が主流なので、...高低差60mの徘徊

  • 後ろ向き

    別にたいしたことではないけれど、憂鬱なこと、残念なこと、面白くないこと、ついついハマることなどが重なってブログ更新を忘れていた。そうなると何にでもケチをつけたい気分になるけれど、自分に向かって『抑えて抑えて堪えよ』と言い聞かせる。というほどでもないのだが、夕方までブログを放っておいたのも、我ながらどうしちゃったんだろう状態。昨日の散歩中は、今日を予感させる、親鸞を背後からパシャ。後ろ向き

  • 萬福寺の周り

    禅宗の中で一番最後に伝わった黄檗宗の本山である萬福寺の周りを一周するのは高低差がかなりあるので45分かかった。スマホに高度計もついているのだから、ちゃんと目的意識をもってウォーキングをするなら、高度差や距離などが分かるはず。なのに、きょろきょろぶらぶら途中で立ち止まって最高位から大阪平野を望んだり、いろいろと覗き見したりの45分。次の機会はデータ収集も目的に真面目に歩いてみようと思うが果たせるかどうか。それはともかく、先日の散歩で目につき立ち止まったのは『守本尊干支の寺』という石碑のある寺。萬福寺の塔頭に違いないけれど、干支に運命的なものをあまり感じたことがないので、「ふーん」とだけ。次に見たのが、築地の白壁沿いのアプローチがなかなかに良いお寺。何も注意書きのような看板が無くても、無いならなおさら、中に入...萬福寺の周り

  • 散歩中に雪

    カワウは盛んに潜水を繰り返す個体も1羽いたが、その後で観た2羽は石の上で羽繕いをしていた。アオサギは大きい図体なのに首を縮めて、顎下の羽が仙人の白鬚と見なしたいところだが、貧相な寒がり爺さんの風情。コサギは川の中で、歩行者自転車専用橋の上から観られているのも気にせず、脚を突き出してどじょうすくいの仕草を繰り返していた。キンクロハジロ(金黒羽白)のオスは、白黒のコントラストが美しいけれど、金色の目が陰険な印象を与える残念な鴨。山科川の土手道を散歩中に冷たい風が吹いて雪が降ってきた。風華(かざはな)とも霰(あられ)とも霙(みぞれ)とも言えない感じ。風華ならふわふわとして小さくても雪の結晶が見えるのにそれがない。霰なら雹(ひょう)まで成長しなかった小粒で真っ白な雪玉で、霙は顔に当たればべちゃっと冷たい半透明の粘...散歩中に雪

  • 車、車、車

    測量中というシールの貼られた車が停車していた。グーグルのストリートビュー・データ収拾車だろうと思われるが、茨城県のナンバーだったので、本当のところは分からない。単なる休憩にしては不自然な場所なので、確かめたいと思ったけれど、わざわざ近づくのは気が引けて、遠くからの盗み撮りにとどめた。ある団地の駐車場に軽い事故に遭ったと思われる故障車が置いてあった。事故や事件があると、現場保存とかプライバシーに配慮してか、やたらにブルーシートで隠すものだけれど、この車は堂々と晒している。投げやりになっているのか、車の中はダンボールが詰め込まれていて物置状態。日常的に必要な車だったら、自動車修理工場で写真を撮り、すぐに直しつつ損害賠償請求なり保険支払の手続きを踏むものなのにどうしたことだろう。全くの自損なのでしばらく放置なの...車、車、車

  • 法界寺本堂と蓮池を盗み見など

    散歩の帰り道によく通る法界寺前道路脇駐車場から本堂と蓮池を盗み見た。本堂の佇まいと泥池にある蓮の花殻が良い感じ。法界寺は隣にある親鸞の誕生院と切り離せない寺で、法界寺境内に設けられた保育園は『誕生院保育園』だ。名を貸しているのか、それとも共同の副業なのか、保育寺子屋だ。散歩中にヂンチョウゲ(沈丁花)の香りが漂うようになって、普通の赤紫のタイプとは違う白い品種も昨日は2箇所で見た。法界寺本堂と蓮池を盗み見など

  • キジバト(雉鳩)など

    神社や公園で餌をくれる人が現れるのを待つドバト(土鳩)と違い、キジバトはどこででも見られるかわりに、あまり見ない鳩だ。ででっぽっぽと鳴く声は聞くこともあり、枝の混み合う立木に巣を作っているのを見つけることがあるのもこいつだ。警戒心を怠っているのか、こちらに害意がないのを見切っているのか、通りすがりの門扉に、番の2羽が止まっていた。こちらを向いていたのに、スマホを取り出している間に1羽が向きを変え、2回のパシャだけで屋敷内に飛び降りてしまった。キジバトはドバトと交わることはないのか、曖昧な模様はなくて、いつどこで見てもこの模様。調べてみると日本固有種の留鳥だそうで、人に馴れず決して群れないところが好ましい。白梅を逆光で撮ってみたら、補正をしてみても、やはりうまくいかない。ヒイラギ(柊)はデコレーションケーキ...キジバト(雉鳩)など

  • キクザキリュウキンカ(菊咲立金花)など

    黄色い花が街路樹根元の縁石に囲まれた数十センチ角スペースに一輪咲いていて、谷筋からの細い川の土砂溜まりにも群れ咲いていた。調べるとキクザキリュウキンカとあり、さもありそうな名だけれど初めて知ったような気もするし、『リュウ』は何々菩薩立像などの『立』なのか。ヨーロッパ原産の帰化植物というからには園芸種ではなく、いろんなところに雑草とまぎれて定着してしまっているということか。キクザキリュウキンカは2,3日前の散歩で撮ったのだが、昨日は雨降りの中を散歩して、先月末にとりあげたハリガネゴケ(針金蘚)を見つけた。車道脇のガード支柱の根元に胞子嚢の蒴果を立ち上げていて、見ていくと支柱のほとんど全部に生えていたから、雨の日は一斉に萌え立つのだろう。キクザキリュウキンカ(菊咲立金花)など

  • 山科川土手にて

    川を見下ろしながら土手沿いの道を歩いていたら、カワセミ(翡翠)がきらきら光りながら飛んできて橋桁の下側の縁に止まった。左岸から画面を最大に広げて撮ったのがあまりに小さいので、右岸なら少しはましかと橋を渡っても、まだ居続けていた。トリミングしたら雰囲気を壊しそうだから、小さく撮れたままの画像で、まぁいっかという次第。真下ではコサギ(小鷺)がどじょうすくいのように、小刻みに脚を震わせ何かを追い出す仕草を繰り返していた。画像は、ちょうど何かを捕まえた瞬間なのだが、くちばしに何が挟まっているのか判りにくいけれど、川エビだったのだろうと思われる。目見当をつけてカワセミの下辺りの水面にしばらくスマホを向けていたのに動きはなく、諦めて歩き始めたらすぐに飛び込んだ。何かを捕まえたら元の場所に戻るものだけれど、飛び込んでか...山科川土手にて

  • 遠望

    手をかざしてみた程ではないけれど、ちょっと遠望した撮り方を一昨日と昨日にやってみた。1枚目は、ある団地内を歩いていて、建物内を横切らせてもらったときに、鏡の間に入ったような景色があらわれた。こんな廊下を見たら、こどもなら全力ダッシュをしたくなるのではないかと思った。外開き玄関ドアだろうから、走ったら危ないので、小さいときから禁止事項として言い含められるのかな。薄っすらとした雲があったが、ジェット機がよく見えて、尾を引いていないから翌日は晴れるはずで、昨日はその通りの寒い好天だった。1〜2km位と目見当で思った距離をとって、同じ型のジェット機が追尾していた。わが町の上空は関西空港&伊丹空港&神戸空港への航路になっているに違いない。飛行機に乗る度に、搭乗の機種の説明パネルを座席でわくわくしながら読んだものだけ...遠望

  • ヤツデ(八手)の蕾

    散歩の中間点として小休止をする公園で、いまにも咲きそうなヤツデの蕾を見つけた。何かに似ている・・・と思い巡らせば、ウド(独活)の蕾にそっくりだ。部分的に見たら、もっと似ているのがフキノトウ(蕗の薹)の雄花の蕾。あと1ヶ月足らずで田舎に行くことになっているけれど、雪解け後の春の様子などを想い、もう里心が湧いてくる。ヤツデ(八手)の蕾

  • ミモザとクロガネモチ

    ここ2,3日に撮った気になる木は、黄色い花のミモザと赤い実のクロガネモチ(黒金餅、黒鉄黐)。ミモザの日がイタリアではあり、3/8に日頃お世話になっている女性にミモザの花を贈るとか。それが国際女性デーとなり、そのシンボルがミモザ。イタリアでのミモザはフサ(房)アカシアだそうだが、他所様の庭にあるのを散歩中に撮ったのはギンヨウ(銀葉)アカシアのようだ。女性に対しては非常にマメだと評判のイタリア男性なら、周りの女性すべてにミモザの花束を贈るのだろうか。本命ミモザや義理ミモザもあるのかな。今の時季に、赤い実と常緑の葉のコントラスト鮮やかに目立つのが公園のクロガネモチ。なかなか覚えられなくて、赤い実からなんでクロになるんだ、ということで、いつも忘れていて調べる。実は食べると下痢や嘔吐を引き起こす可能性とあったり、毒...ミモザとクロガネモチ

  • 鉢植えと野草

    近所のスーパーの庇の下に大型プランターが並べられていて、その内の1鉢にいつも咲いているように思われるのが真っ赤なゼラニウム。和名はテンジクアオイ(天竺葵)だそうで、三蔵法師が目指した地、天竺(インド)が原産なのか?そのように考えそうだが、じつは南アフリカのケープ地方原産だとか。ケープというからにはケープタウンは喜望峰のある地から、はるばる渡ってきたのだから、天竺のはるか向こうからだ。散歩の途中で府道脇の金網フェンスに絡まっていたのを撮り、『調べる』で知ったのがカラクサケマン(唐草華鬘)。原産はヨーロッパの中南部だそうで、薬草だから明治末期に持ち込まれた帰化植物なんだとか。唐草で華鬘ときたら、仏教のお堂内の各所に下げられる装飾具だ。たまたま見た鉢植えと野草はの原産地は遠くヨーロッパやアフリカでも、名は仏教と...鉢植えと野草

  • ハリガネゴケ(針金蘚)の蒴果

    『苔の薹』というタイトルで書き始めようとして、検索してみると、これではまずかろうと変更した。コケは苔だろうと思っていたら、コケではあるけれど蘚類とあり、薹立ちした蕾のように見えるのは胞子嚢で蒴果というそうだ。蘚類も蒴果もセンルイ、サクカで一発変換できるのに、いままで全く知らなかった。しかもこのハリガネゴケは世界中にある汎存種ときた。歩道横の擁壁にある水抜き穴に生えていて、2,3日前の雨がちの日に見つけて撮った。可憐な花が咲きそうな薹立ちに見えるけれど、コケであるからには花はなく胞子を散らばらせるための蒴果。昨日確かめに行ったら、もうこの姿はなく、どの水抜き穴のコケだったかも分からなかった。条件の整った瞬間にでくわした偶然だったのか・・・。ハリガネゴケ(針金蘚)の蒴果

  • 鳥撮りも時にはしてみる

    セキレイ(鶺鴒)は日本固有の鳥で外国の鳥好きには人気なのだという文章を読んだことがある。キセキレイ(黄鶺鴒)ははっきり分かるけれど、セグロセキレイ(背黒鶺鴒)とハクセキレイ(白鶺鴒)は区別がつきにくい。正面から見た顔がほぼ真っ白ならハクセキレイで、背中が真っ黒ならセグロセキレイの雄ということは知っているので、今回はぱしゃぱしゃ撮って分かりやすいのを選んだ。マガモ(真鴨)は1羽でいることはほぼなくて、たいてい番(つがい)なので、雌雄がはっきる分かる。普通は雄が周りを警戒していて、雌は頓着しないで食餌に夢中という形なのに、このカップルは逆だった。雄はほとんど水中に首を突っ込んだままで、なかなか2羽共に首を上げていることがなく、やっと2つの首が見えたのがこの1枚。木枯らしが吹いて、霰(あられ)がぱらぱらと落ちた...鳥撮りも時にはしてみる

  • 木枯らしに散るサザンカ(山茶花)

    昨日は冷たい風が吹いて、まだ木枯らしの時季なのを納得させられた。昨日の木枯らしばかりのせいではないけれど、近所の公園ではサザンカの花びらが盛大に散り敷かれていた。雨は降っても知れてるだろうという空の明るさだったので、傘をもたずに家電量販店に行った。スマホのアプリが来月失効するポイントがあると催促するし、1,000円以上買うともらえる保冷バッグの引換券もDMに付いていたし・・。買いたいものはないけれど、プリンターインクを購入するときだけの特典の空カートリッジ7個が70ポイントにもなる。何やかやで4,345円のインクセットが500円余り引かれて3,818円になり、8,000歩を稼いだ。2km以上離れている場所なのでわが街とは言いづらいのだが、帰る途中、わが街にもこんなにも高層マンションが建ったか、と見上げた。...木枯らしに散るサザンカ(山茶花)

  • 春雨ではないけれどずっと小雨

    昨日はいつ外を見ても細い雨が降っていて、強く降りはしないだろうが止みそうにもないという小雨だった。時雨は初冬の時折降る冷たい雨ということになるらしいが、春雨は3月下旬から4月にかけての萌えいづる春を演出する雨らしい。時雨でも春雨でもない細い小雨だったから、小糠雨(こぬかあめ)と言えば一番ぴったりか。雨具無しで出かけるのは、コースも時間も距離もあまり定めない散歩なので、まずかろうとビニール傘を差していく。やはり雨の日は散歩をする人が少なかったけれど、濡れて行こうという風の人ともすれ違った。傘を差してまで散歩をするのは変かもしれないけれど、傘も差さずに寒そうに背を丸めて小糠雨の中を歩く人の方が変。枝垂れ梅が濡れた路面に散り、張り付いているのを観た。古い住宅地と違って新しい住宅地内は6m道路なので、おそらく咎め...春雨ではないけれどずっと小雨

  • 写真アプリの『調べる』結果

    昨日は明るいうちに出掛けて帰りはうっすらとした夕焼けを観て帰った。散歩の前半に撮ったのがタマサンゴ(玉珊瑚)で、以前ネットで調べたことはあったはずだが名を忘れてしまっていて、今回は写真アプリの『調べる』で、そういえばそんな名だったなという結果。ネットで確かめると、別名フユサンゴ(冬珊瑚)とリュウノタマ(龍の珠)とあり、別名の方がずっといい感じ。珊瑚の簪(かんざし)を思い浮かべるし、龍が掴んでいる玉ならドラゴンボールじゃないか。ところで、これは他所様が道路際に植えているもので、どうぞお撮りくださいという雰囲気。撮っていたら、30代くらいのカップルがやってきて、『ミニトマトですか』と言う。『いや、これは木だから違うね、ちょっと待って、調べるから』とさくさく『調べる』をタップして見せた。『へーそんなことが出来る...写真アプリの『調べる』結果

  • 実びっしりのフウ(楓=台湾楓)

    府立運動公園のテニスコート脇に植えられている3本のフウは葉をすっかり落としていても実がびっしりと着いている。昨日のコナラは瘤病だったけれど、このフウは健全だと思いたい。地面に落ちていた実だけを見るとモミジバフウ(紅葉葉楓=アメリカ楓)と間違えそうになるが、3裂の葉も落ちていたので判断できた。以前にも記事にした記憶はあるのに、こうやってまた同じことを調べ、同じような記事(たぶん)を書いている。この自由に伸びることを許されたフウは、秋の紅葉がなかなかにすばらしいというビジュアル記憶はあるのだが、葉の散り敷いた場面や実が落ちているのを見たことがないような・・。今の時季にまだ実がぶら下がっているのは正常なのか。もしかしたら何かしらの異常が顕れているのかも、とかなんとか、何かと疑う今日このごろ。実びっしりのフウ(楓=台湾楓)

  • こぶ病びっしりのコナラ(小楢)

    最近、このコナラがある公園を通過点とすることが多い。丘のうえで見晴らしが良いのに、人気(ひとけ)のない公園。そこにある1本がクヌギ(椚)によく似た木肌だが、どんぐりの違いからコナラと分かる大木。そのコナラを見上げると、まるで実が生っているような瘤(こぶ)が枝にたくさんできていて、別の樹種に見える。これがナラ枯れの原因かと思って調べると、ナラ枯れとは違う病原菌による、こぶ病とのこと。他の木にも伝染るそうで、ただ今のところ、このコナラはどんぐりもたくさん落としていうが、やがて枯れることになるはず。子ども達の遊んでいる姿をあまり見ない公園で、居てもあずま屋に腰掛けてゲームをしているくらいのものだ。どんぐりを拾っているのも見たことがないし、木登りなんぞもしていない。気をつけなくてはならないのは私だけかも知れない侘...こぶ病びっしりのコナラ(小楢)

  • 内視鏡予約日を目前にしてぎっくり腰になっていた

    内視鏡予約は1ヶ月前からの予定だったので、直前に、ぎっくり腰になったから行けなくなったなどと断ることはできにくい。そのように思うので、やってしまった時には、困ったなと焦りつつ、どうしても治そうと考えた。スポーツ用のメントールスプレーも塗りのバンテリンも田舎に持っていき置いてきてしまっていた。それで、痛いのをこらえながら車に乗り込み(乗り降り時に腰を屈めるのが辛い)、ドラッグストアの20%割引券を使って、高い絆創膏を買った。値段に幅があり、いつもなら下から2番目程度の安いのを買うのに、今回は1枚当たり100円ほどするヤツを奮発した。その成果があったか、検査当日は『少し腰を痛めてまして』と言い訳しつつも、診察台の上り下りは息を止めて気合でそろりと決めた。すべてが終わって、結果良好と言ってもらったところで、『腰...内視鏡予約日を目前にしてぎっくり腰になっていた

  • 内視鏡で胃にポリープが2,30個あることが判明

    以前の内視鏡検査で胃にポリープがあることは、ライブのモニター画面で教えてもらっていた。今回も同じようにあるのは、言われるまでもなく見えて判ったけれど、終わった後の診察で2,30個と聞かされたときには驚いた。それはいくらなんでも大げさ・・と言いたかったけれど、医師はそのように判断したのか、と思うしかない。それでも『大きいのが無いから良性です・・・大きくならなければだいじょうぶ』とのことだった。ポリープが沢山あるのは胃酸の多いタイプにはよくあることらしい。胃に空気を入れるからげっぷを我慢するようにという指示があり、内視鏡を引き抜く途中だったのか、真っ黒い●が見えた。食道から胃への噴門が閉じ切らないのだと言い、胃酸が逆流して炎症を起こした爛(ただ)れを教えてもらった。『逆流すると胸焼けが起きたりするので、食後し...内視鏡で胃にポリープが2,30個あることが判明

  • 腹痛から内視鏡検査と健康診断へ

    先月の14日から19日まで腹痛だった。1行2行の日記さえ書く気にならなかったらしくて記述はなく、拙ブログを振り返ってみてようやく大体のことを思い出した。近所の内科医院に行くタイミングを失い、腹痛が治まってから行ったのだった。久々の内視鏡検査と健康診断全般をしてもらうようにとお願いしたのが1月末。採尿は最初にやり、検便も二日後に届け、昨日は心電図とエコー検査をしてもらい、最後に鼻からの内視鏡検査を受けた。内視鏡検査を医師に、2年に1度受けることを勧められて従っていたのだが、コロナ騒ぎがあって中断していた。その間に、膵臓の専門医だという息子医師が父医師とやるようになっていて、今回nおエコーと内視鏡は息子医師だった。父医師に初めて診てもらった10数年前に主治医となって欲しいと頼み、熱中症も前立腺癌も甲状腺癌も彼...腹痛から内視鏡検査と健康診断へ

  • ハイビスカスハナミツ

    蜂蜜だと思いこんで石垣島で購入した代物だけれど、毎朝のカスピ海ヨーグルトに入れてみるとなかなかに美味しいと分かった。普段は自前のニホンミツバチの蜂蜜を小さじ1杯入れて食べているのを、皆がこれにハマった。石油ストーブの前に置いて作っているカスピ海ヨーグルトは酸味がほとんどないので、これを入れると良いアクセントになる。そうなると、鍋モノとか餃子のつけ汁に入れてみるというようなことをやらない。朝食後にはカスピ海ヨーグルトにハイビスカスハナミツがわが家の定番となった。一緒に撮ったキンカンは私の好物でテニス仲間からいただいたもの。うちにも小さな木はあるのだが、いつもアゲハチョウの幼虫に葉を食われるので、昨年は1個だけしか生らず今年はゼロ。このハイビスカスハナミツに入っている酸っぱさはシークワーサーのもの。たくさん安...ハイビスカスハナミツ

  • 八重山そば

    土産に買ったインスタントの八重山そばを食べた。石垣島で2回食べた八重山そばは細くて丸くて黄色だったのに、これはきしめんの弟分の感じの幅が半分で色は白め。記してある食べ方通りに作ってくれたと言うが、麺がけっこう硬い。そばといってもそば粉は入っているのかな、いわゆる中華そばにそば粉が少しも入っていないのと同じか。1人前では足りないと思ったのに硬さが良い味を出しているようで、がっつり食べたような気分になる。スープはかなりしょっぱくて少なめだけれど、出汁が効いているから残さずおいしく飲んだ。ラフティ(豚の三枚肉甘煮)はパッケージには入っていないのを、トッピングしたので高級感がでた。石垣島で2回、土産分で1回食べたけれど、まだ食べ足りない。5泊6日の石垣島旅行は一応の団体行動だったから、あまりはみ出た行動を取れなか...八重山そば

  • 夜の公園など

    昨日は毎日目標の5000歩を越えるために夜中の散歩をした。周りには小さな公園が点在しているのだが、近くでもいつも何となくやり過ごして1回も入ったことのない公園に入ってみた。藤棚の徒長枝が伸びているけれど、咲いたらベンチで休憩も良いだろうなと思ったが、『ゴミは自分で持ち帰りましょう!』『公園内禁煙!』の看板がいやらしい。誰もいない公園で携帯吸い殻入れを持参して吸っていても、通報されそうなスローガン看板だ。ゴミは自分で・・だって!?誰でも利用できる公園なのに、市民を子ども扱いしているのか!?と、逆に荒んだ気分になる。私はタバコをやめて30年以上経つし、ゴミはゴミ箱にしか入れない分別もついているので、なおのこと反発心も湧く。もちろんゴミや吸い殻は落ちていないに越したことはないけれど、雑草が随所に蔓延っていたりす...夜の公園など

  • 石垣島の思い出;サトウキビと黒糖

    石垣島のスーパーでサトウキビを見つけ、旅に趣向を添えるべく買ってみた。石垣の友人宅で、昔の映画にでてくる不良が隠し持つようなナイフを使って皮の剥がし方を教えてもらう。虫食いのような部分もあったので、そこを除いてから、少しだけ、がじがじと噛みしめるとほんのりとした甘さが感じられた。映像で観たことのある、歯で皮を剥いてかじり取り、がしがしと噛むのが正しいサトウキビの楽しみ方のはずだが、昔の沖縄の子供たちがやっていたと思われるやり方は、部分入れ歯をしている身では難しい。3本入りだった残り2本は自宅への宅配便に入れた。というわけで、本日ノコギリを使って輪切りにし、カッターナイフで短冊にすると、ようやく思い通りにしがむことができた。関西では、スルメを噛むのを『しがむ』と言うので、確かめてみたが広辞苑には載っていない...石垣島の思い出;サトウキビと黒糖

  • 桃の花に蜜蜂など

    まだ冬のはずなのに昨日は春真っ盛りという暖かさで、散歩はよそ見をしながらぶらぶらと歩いた。白梅は満開の様子で咲いていたけれど、撮りたいとまでは思わず、桃の花を飛び巡る蜜蜂や花虻に注目した。昆虫の動きは気温が高いからか活発過ぎて、うまく撮れず、うっすらと蜂の輪郭が分かるだけのものとなった。私の知っているニホンミツバチ飼育群からの距離は3km以上あるので、違う群れからのはずで、野生のままかもしれないし、別に飼育している人が居るのかも知れない。とにかくセイヨウミツバチではなくニホンミツバチらしかったので喜ばしいと思いつつ、故郷のわが蜜蜂はいかにおわすか気になる。石垣島から土産を送ったひとつに、『ハイビスカスハナミツ』という商品がある。蜂蜜かと思い込んで買ったものだけれど、原材料名を読んでみると、『砂糖シークヮー...桃の花に蜜蜂など

  • 石垣島の思い出

    アダンパパイヤカンヒザクラオヒルギもう時差ボケも消えて日常に戻った。いやいや時差は無いから、と言うなかれ、日の出日の入りが遅いと調子が狂うのだ。そうして、なつかしく思い出す画像のいくつかのなかに、散歩中見つけた奇妙なオブジェがある。ヨーロッパの貴婦人が身に着けるドレスを想ったけれど、自然な造形なのか、枯れた残骸なのか。この気根をたよりに検索してみると、西表島でのドライブ中にたびたび観たアダン(阿檀)のようだ。石垣人も自分の庭に生やそうと苗を植えてみたけれど、枯らしてしまったという。これは普通の家の庭にあったものだが、かなりの大きさに育った後に枯れたものと思われる。散歩中に観た亜熱帯らしい木の一番がパパパイヤで、こいつは雄雌の木があるそうだが、実がなっていても花がつぎつぎ咲き上がっていくもののようだ。こんな...石垣島の思い出

  • マンリョウ(万両)と三日月

    1週間いなかった間の世の変化を、昨日の散歩で少し感じた。金網フェンスの向こう側に杭やら目印やらが施され、重機も置いてあり、新規に住宅が何十棟と建てられる準備段階に入っていた。空き地のままでは固定資産税がでていくばかりなのだから、いずれは何らかの形になるのだろうとは思っていた。いつの間にか生えている自然の緑がなくなり、景色が変わってしまうのは、残念だが仕方がない。そのフェンス内に白い実をつけたマンリョウを見つけたので、網目にスマホを押し付けて撮った。ナンテン(南天)もセンリョウ(千両)も白いのは見たことがあるけれど、マンリョウにもあるのは初めて知った。それも皆、おなじようなアイボリーに近い白色。自生なのだから欲しいと思ったけれど、フェンスを乗り越えるわけにもいかない。フェンスが外されて、いよいよ整地が始めら...マンリョウ(万両)と三日月

  • 石垣島6日目

    最終日は十分に早朝徘徊をしようと思ったのに、石垣の朝はなかなか明るくならず、パソコンに向かっているうちに遅くなり7時になってから、泊めてもらった石垣人の家を出た。ピーチ航空の出発が10:45で『9時には出るよ』と言ってもらっているからには、1時間ほどで帰らなければならない。ヒトの車に乗せてもらうとなかなか覚えられない位置関係を、1人で歩いてあれこれ再確認するために、先ずは海を目指した。ほぼ碁盤目状にはなっているけれど、北だと言われた方向の実際は北北東から北東くらいだ。海側はわずかに下りになっているようだから、それで判断するのがよさそうで、八重山農林高校に行ったときは上り坂だった。本土復帰後に車の通行が右から左に変更された日の730記念碑交差点を抜けて港に着き、西表島行きの時に見た具志堅用高の万歳した銅像も...石垣島6日目

  • 石垣島5日目

    カエンボクサンゴアブラギリキンチョウブーゲンビリアサンタンカマングローブの幼木3日間快適に寝起きした民泊を、立つ鳥跡を濁さずに整え、9時前に徒歩2分ほどの石垣人宅に行く。宿の風呂は一般家庭用ユニットバスだったから旅先という違和感がなくて、自宅にシャワーしかない石垣人も最後の夜にはやってきて久々の浴槽だと喜んだ。洗濯機(洗剤も用意されている)に乾燥機まであるので、我らはそれぞれ個別に2回ずつ洗濯までやり、ジジイにしてはこざっぱりの旅人。冷蔵庫も電子レンジも湯沸かしポットも利用したけれど、電磁調理器を使わないでしまったのだけが心残り。Kの飛行機が昼前なので、前日に続き石垣人の車で、朝食も摂らずに空港へと向かう。次は、私の冬以外を過ごす新潟十日町に秋、ということを前日帰った闘病者Wも乗り気になっていたので、車中...石垣島5日目

  • 石垣島4日目

    東横インに1人で泊まっていたWの帰る飛行機が午後からなので、石垣人の車に乗せてもらって迎えに行き合流。とりあえず朝食ということで八重山そばを3人は注文したけれど、Wは痛みがあるから食べないとコーヒーだけの朝食。そうして4人で午前中は、ドライブときどき観光地というツアー客のような動き方で色々と巡った。小雨がときどき降り晴れ間の全然無い天気ばかりで石垣人は恐縮し『ぼくが謝ることじゃないけどごめん』などと言いつつ軽乗用車をぶいぶい走らせる。バンナ公園の渡り鳥観察所に登ったけれど誰もいなくて鳥も観られず、昆虫館でも客はいなくて所員が我らにつきっきりで説明をしてくれた。オオゴマダラの黄金色に輝く蛹が昆虫館の中庭に在るからと誘導し、見つけられるかと小学生に教えるような紹介までするサービス。玉取崎展望台では太平洋側から...石垣島4日目

  • 石垣島3日目

    一昨日の2日目に航空券以外は何も決めていない友人Kと私は石垣人宅の近くにある宿に3日間泊まることにする。独り暮らしの友人宅に泊めてもらい続けることにあまり遠慮は感じないし、そのようにと言ってくれるけれど、互いの不便と窮屈を考慮したら贅沢は素敵だ。石垣人のふだん寝ているベッドの凹みが私にはフィットせずぎっくり腰になりそうだったのと、蚊に刺されたことも節約を押しやった。ロフト付きの民泊はKが電話で予約したあとの手続きはすべてインターネットなので、スマホなしでは事がすすまないから私の出番。ドアの暗証番号が送信されてきて宿帳もタブレット記入という無人宿は、少しお金を出したらこんなにも世の中快適なのね、という感じ。早く目が覚めて宿のWi-Fiさくさくとブログ更新をしたあとに住宅街から八重山農林高校まで散歩をする。旅...石垣島3日目

  • 石垣島2日目

    鍋敷きならうちの実家にもあるぞ、と思ったら、頭当てという女性が使う荷物運び用であった。当初、若い頃の仲間6人で会おうとしたけれど、1人は訳ありで連絡が取れないようになっていて、もう1人は硬膜下血腫だったかの爆弾を抱えていても参加の意向だったがたぶん家族の反対でキャンセルとなり、4人だけで会うことになったクラス会が今回の旅。膵臓がんが肝臓にも転移しているという1人はホテルを予約していて3泊4日の予定。私の田舎にいろいろとしょっちゅう手伝いにきてくれる千葉の友人が4泊5日の予定。私はこの際ゆっくりと決めて、行き帰りの格安航空券以外は全く未定5泊6日の予定。当地生まれでUターンした友人宅にて、ホテルを予約していない2人は泊めてもらう。そして次の日になり、ホテル泊まりのVIP扱い闘病者を、石垣人の軽乗用車で迎えに...石垣島2日目

  • ピーチと島豆腐と八重山ソバ

    格安空港会社のピーチに乗って石垣島に来てから島豆腐と八重山そばを食べた。島豆腐はもちもちした食感で大豆のはずはないと思ったら南京豆が原料とのこと。ゼラチンが独特なのか、多いのか、クリーム状のピーナツがそうさせるのか、独特のもちもちで美味しい。沖縄に来たのだからソーキソバを食べたいと思ったが、ソーキそばは那覇のものだそうで、石垣なら八重山そばということだった。ソーキそばが幅広で縮れていて白いのに対して、八重山そばは丸くてストレートで黄色。美味しくはあったけれど、ソーキそばを食べようと思っていたのに無かったということで、やはり残念な味と感じた。汁は残さず飲んで、美味しかった。ピーチと島豆腐と八重山ソバ

  • 似て非なるもの

    昨日の散歩中に、ふだん余り通らない路地を歩いていたら、ローズマリーを門の横に咲かせている家があった。ところが、よく似たのが横に植えてあり、花の立ち姿は違うし葉っぱも明らかに違うけれど、雰囲気が似ているのだ。玄関前の植栽だから、触って匂いを確かめるわけにもいかず、たぶん縮れ気味の葉の方がローズマリーだろうと想う。調べたらすぐに判明するだろうけれど、ピンぼけの画像もまずいなぁとも思うけれど、このままにしよう。遠出の前のバタバタの中で。似て非なるもの

  • 見た目と違う味

    親戚から送られてきたダンボールを開けて唾がでた。いかにも酸っぱそうなユズやレモンの色で、苦味も舌が思いだす。見てみると環が付いていてデコポンのようだと思ったが、頭の方ではなくて尻の方で突起はしていない。ユズ味噌だったか柚餅子(ゆべし)だったか、中身をくり抜いて蓋をする調理法にぴったりのような、はじめからその姿。それにしたって尻だから、投げて遊んだり外で座布団代わりにした桟俵(さんだわら)みたいだ。入れてあったコピーに『はるかは福岡県の石井徳雄氏により«日向夏»が自然交雑した実生から育成された品種である』とある。食べてみると、あら不思議な全く意外の甘さで袋ごと食べても苦味がない。尻の凹環に爪をたててみると、そのまま蓋が取れて、指で剥くこともできた。汁がじゅわっと手に付くけれど、化粧水代わりに手をこすり合わせ...見た目と違う味

  • 補聴器専門店 その⑨

    昨日の昼前に、注文品が入荷したという連絡があり、2時過ぎに現金を持って引き取りに行ってきた。お試しデモ器は装着したままに、返却の充電器とリモコンも持参する。耳穴に挿入する部分の樹脂カバーは最小を付けてもらっていたが、いつの間にか外れていることもあったので、上のサイズをもらうことにする。それに加えてカバーのびらびらに穴が空いていない密着タイプもあるというので、サービスしてくれることを確認して計3組もらう。どのような音を拾うようにするか、逆に拾わないようにするかの調整は、担当者(たぶん店長)がパソコンを見ながらやってくれる。調整を自分でやることはできないのかと尋ねてみたら、そのソフトはメーカーが代理店にだけ提供しているもので不可能だとのこと。そりゃそうだろう、客を繋ぎ止めておかなければならないのだからと納得で...補聴器専門店その⑨

  • 補聴器専門店 その⑧

    買うならこれだなという目星もつけてデモ器を貸してもらっているのだが、ふつう1週間ほどで決めてもらうことが多いという。1ヶ月でも良いし、その結果、今回は見合わすということでも良いし、無理強いはしないという優しいセールス。そうして、補聴器装着で散歩をしてみると、車はかなりうるさい音を立てるものだと今更ながら気づいた。最近の車は進歩して音がしなくなったものだと思っていたのに、勘違いだったようだ。世の中はまことに雑音に満ちていることが分かり、自分の世界に浸って散歩することができにくいのは遺憾である。独りでの散歩は、目で車に気をつけるようにして、私の場合、補聴器は外すべきかもしれない。テニスも補聴器装着でやってみたら、カウントの声が聴き取れるようになり、ボールの弾む音も今までと異質な音として聴こえる。首を激しく振る...補聴器専門店その⑧

  • 補聴器専門店 その⑦

    iPhoneと補聴器をペアリングするには、先ず補聴器メーカーが提供するアプリをダウンロードしてインストールする。補聴器店で教えてもらいながらやっていてインストールの時点でiPhoneがパスワードを要求してきた。覚えている訳がなくて、帰らなければ分からないので自宅にてやることとなった次第。自宅に帰ってからはiPhoneの顔認証がすっといけたからか、時間を置いたからか、Wi-Fi経由だからか、パスワードを求められなかった。アプリが示してくれる道筋でペアリングも成功すると、音の強弱はデジタル表示されるし、聴こえ方モードも✔をタップだけの便利さ。そうして、イヤホンと同じでインスタグラムもyoutubeも外部に漏れず、耳からだけ聴こえる。ところが、電話を試してみると、こちらの音声は相手に聴こえるようなのに、こちらが...補聴器専門店その⑦

  • 補聴器専門店 その⑥

    耳栓式補聴器のためには、使用者の耳穴の型を取って造るということは予想していた。スプレーから泡を耳に注入して、その泡は直ぐに固まり、簡単に型取りできるということだった。かなりそれに惹きつけられ、型取りを経験したかったけれど、耳掛け式に気持ちが行っているので断念。耳掛け式も当初は片方だけで良いと思っていたけれど、やはり両耳にした方が良いと勧められる。セールス・トークだけではない説得力があり、無理強いっぽい押し付けがましがないので、なかなかに悩ましい。それで、しばらくデモ器を貸し出すことができるということなので、目星をつけた充電式耳掛けタイプの一番安いのを両耳分借りることにした。耳掛け式でも、もうどこにしまい込んだかもわからなくなっている私の買った安物の補聴器(集音器)よりもかなり小さい。新聞はとっていなくても...補聴器専門店その⑥

  • 補聴器専門店 その⑤

    初めに予算はどれくらいというような前提を示さずに、一応全般に渡って説明を聞き、いよいよ値段の話になる。耳にはめ込むタイプはコンパクトなので、それぞれの大きさに合わせたボタン電池が電源となる。片耳にだけサンプルを装着させてもらったら、少し違和感があり、しゃらしゃらという音を拾いすぎるような気がした。イヤホンを着けるのは、私の場合、耳栓式のものはすぐに抜けてしまうので、耳の穴が小さいか変なのではないかと言ってみた。そうしたら、小さい漏斗のようなもので両耳を観てくれて、『ちょっと小さめですが変ということはないですよ』とのこと。耳の穴は後ろ向きで、それは一般的にそうなのですが、それに加えて、少し上向きですねというようなことだった。言われてみれば、耳に入った水が何かのはずみに流れでてくるのをよく感じるので、そうなの...補聴器専門店その⑤

  • 補聴器専門店 その④

    SILENTBOX内での検査が終わったら、結果表を見ながらの相談となる。受話器はどちらの耳に当てるかと聞かれ、私は聞き耳を立てるときも利き耳は左だと答えた。差はあまりないものの、やはり利き耳の方がいくらかマシという結果は現れていた。500ヘルツまでは、まあまあ歳相応の聴こえ方だが、それより高くなると急に悪くなる。ただいま、これを入力中に調べてみると、人の声は100〜1000ヘルツ、男の話し声は500ヘルツ、女は1000ヘルツとある。どうりで、女性とのコミュニケーションが取りづらい訳だ、声の高い女性の声は意味がとれなくて曖昧な返事かスルーしてしまう。上ずった声を出されても困るばかりなので、私には低く大きな声でゆっくり話してください、と身辺の女性たちにはお願いしたい。それはともかく、今度は補聴器の説明に入った...補聴器専門店その④

  • 補聴器専門店 その③

    ヘッドホンの検査の次は、両耳の後ろ辺りを挟む骨伝導イヤホンを装着してくれる。耳から入る音は遮断するためか、そのままヘッドホンは耳に当てる。耳の後ろの骨がころころして、思い通りにならないらしくて、手間取っていた。私の頭骨の形が悪いのか?ようやく決まって、『では始めます』と言ってくれたのに対し、『はい』とだけ応えたら良いものを頷いたら装着が外れて落ちかけ、また一から位置のやり直し。そんなこともありつつ、ようやく検査になり、ずれたりしないようにと不動を心掛け、検査自体はスムーズに進んだ。次は「あいうえお」の単音をランダムに1つずつヘッドホンから正確に聴き分けられるかどうかの検査。わからない場合は空白のままにということだったが、音としては聴こえているので、『ケ?』という具合に記入した分も4つほどあった。25音ほど...補聴器専門店その③

  • 補聴器専門店 その②

    SILENTBOXとあるからには無音小部屋なので、外部の音が一切入らない空間で、FIX小窓のガラスは防音ガラスに違いない。外との通信は手に持たされたスイッチだけで、ヘッドホンの時も骨伝導イヤホン(?)を装着してもらった時も、音が聴こえだしたら押して音が消えたら離すというだけの仕掛け。検査してくれるのは若い女性に代わり、ヘッドホンなどの装着をしてくれる時には耳のあたりに若い手が触れて嬉しかったりする。ピッピッピという高音やポウポウポウという低音があり中間もある。聴き逃がすまいと目をつむっていると、ヘッドホンで耳を塞がれた場合、自分の心拍音が気になって音が聴き取りにくかったりする。補聴器を求めようとしているのだから、正直に正確に結果が出たら良い訳だけれど、ついつい成績を良くしたいなどという心理も働く。そういう...補聴器専門店その②

  • 補聴器専門店 その①

    耳が遠くなって不便を感じることも多くなり、シンプルに『補聴器』という文字だけの看板を掲げている専門店を訪ねた。テニス仲間から、その店の広告チラシをもらったことも後押しとなり、予約の電話を入れて、1週間後の昨日の指定時間に行く。先ずは机を間に対面して、店主はほとんど何もしゃべらず、こちらの表現力を試すような、カウンセラーのような雰囲気。1人でいる分には、テレビなら音を大きくすれば良いし、字幕を出せる番組以外は観ないので不便を感じない。ところが、人と話をしている時に聞き返さないと言っている意味が分からないことが多くなり、集会では半分ほども聞き取れない。田舎の友人の1人が片耳にぴたりとはめ込むような補聴器をしていて、具合良さそうなので欲しいと思っている。ホームセンターで耳掛け式補聴器を買って使ってみたけれど、ハ...補聴器専門店その①

  • 忘れられたモノ その②

    そこにあるのがもう2週間ほどになるのではないかと思われる、赤いナップサックも忘れられたモノのようだ。口が開き中身がはみでそうになって地面に放置されていたのを、私がそこの手すりに掛けておいたもの。確認したわけではないけれど、女の子の持ち物のようだったから、何かしら不穏なことを想像して落ち着かない。わざと持ち主が見せしめ的に放置しているのならいいけれど、掛けられているあいだずっと、この階段を通る皆が心ざわつかせるだろう。忘れられたモノその②

  • 忘れられたモノ その①

    いつも行く丘の上の公園に干物カゴが木に下げられている。遊具もあるのに、子供たちが遊んでいることはめったにない公園なので、子供のいたずらとは考えにくい。新しい住宅地が隣接しているとはいえ、近所の人が公の場所に干し物作りを利用することだってありえない。では、なぜかと想像してみると、風で飛ばされてしまった干し物カゴを、持ち主に気づいてもらえるようにと誰かが下げた、としか思いつかない。買っても数百円程度、もしかしたら百均商品かも知れない代物なので、ずっと放置されたままだ。公園管理委託業者も木に下げてあったら、個人の所有物とみなして放置するかもしれないし、ぼろぼろに劣化するまでこのままかも知れない。忘れられたモノその①

  • 歴史散歩風に日野をぶらぶら

    昨日は歴史散歩風に歩いてみた。日野〇〇という町名集落を散歩すれば、必ず何かしらの古いものに出会う。親鸞の誕生院は数年前に台風被害に遭ったのだが、その部分の修復が済んで端正な佇まいに戻った。風鐸の緑青が良い感じ。社務所も閉まったままの古い萱尾神社の鈴を鳴らして、賽銭を入れて、二礼二拍手一礼。金網の小屋に入っているといった体裁の阿吽の狛犬は威厳ありの愛嬌もある風。鴨長明が方丈庵で過ごした岩まで行ってみた。山道の入り口には粗末な杖が2、30本置いてあるので、イノシシが出たときのために、杖用より武器として持っていく。しんとして何の気配もなく、沢筋の冷気を肺に取り込む感じが気持ちよかった。回り道をしたり横道にそれたりもして、しめて約8000歩をかせいだ。歴史散歩風に日野をぶらぶら

  • 蜜柑が歩道にせり出している景色

    散歩コースのひとつに夏蜜柑と思われる実が歩道にせり出している場所がある。慣れた道なので、前をしっかり見ないで歩いていたからか、腕に蜜柑が当たった。けしからん実なのでもぎ取ってやった、というようなことはしない。『人とすれ違うこともない道なのに当たってしまったな』と思っただけ。でも、もしも持ち主がたまたまそこに居合わせたりしたら、『1個もらえませんか?』なんて言ってみたいところ。歩道の半分ほどまでせり出しても堂々としている姿の蜜柑の生りっぷりを撮ってやろうという気になった。そうして徘徊しているうちに暗くなり、山科方面の夜景を撮り、帰りには反対方面も撮った。これらは一昨日だったか、その前だったか、最近いつも夕方前にでかけて、帰りは暗くなる散歩なので、日にちがはっきりしない。蜜柑が歩道にせり出している景色

  • 松枯れのある景色

    金網フェンス越しに見えるゴルフ場敷地内の松が1本だけ枯れている。高速道路脇の山が松枯れ病で赤茶けている異様な景色を、長野県内を通る時に何回も観てきた。ゴルフ場の松は1本だけが枯れているのだから、よく問題になるマツクイムシのせいではないのかも知れない。仙台市H.P.より抜粋;【松くい虫被害は、「マツノマダラカミキリ(昆虫)」が、病原体となる外来種の「マツノザイセンチュウ(線虫)」を健全なマツに運び、マツの内部にマツノザイセンチュウが侵入することにより、マツを枯らしてしまう伝染病です。「松くい虫」という名前の虫がいる訳ではありません。】仙台市は、個人所有の松がマツノザイセンチュウによって枯死した場合でも、マツノマダラカミキリの幼虫を退治するために、市が対処するそうだ。枯死した松は当然ながら材としては使えない。...松枯れのある景色

  • エゴノキ(野茉莉)を認識

    同じような街路樹にも剪定の仕方が違っていて、黒い実のたくさん生っている樹があることに気づいた。とりあえず実の生り方を撮って、iPhoneの【調べる:植物】をタップしてみた。エノキかエゴノキか迷ったけれど、おそらくエゴノキということに落ち着いた。初めはエンジュ(槐)ということに決定しそうだったけれど、いろいろ検索したら、エンジュの実はマメ科だけに連なった形だった。あやうくエノキ(榎)とも間違いそうだったが、実の生り方がちょっと違うようなので却下。昨日の薄暗い夕方に撮った画像では判りにくいので、撮ることだけを目的にその街路樹を目指して行ってきた。実に下がる雫が撮れて満足してしまい、同定するための部分的画像を撮らないでしまい、まだもやもや。花が咲いている時季に、思いだしたら調べ直してはっきりするだろう。エゴノキ...エゴノキ(野茉莉)を認識

  • 柳に半月

    腹痛がだんだんと治まって、腹に石が入っているような不快感もあまり感じなくなったので、昨日はテニスをした。動き回れば腹の重さはなくなるのではないかと期待した。5人でダブルスをやると1人余るので、3試合に1回の休憩を順番にとれる。そこで休憩中に、芽ぐみ始めた柳の枝ごしに月を撮った。青空に浮かぶ白い半月をiPhoneで撮ると、レンズが3つあることで、勝手な多焦点合成写真になる。どういう画像にしたいかという目的ははっきり持たず、偶然にどんな画像が現れるかという撮り方。昼の半月は注目されることも役立つこともなく何となく浮かんでいる感じで、昼行灯という言葉を思いだした。テニスはほぼ楽しかったけれど、途中で腕を痛めてしまった。本日、朝の時点で腹痛の方は医者に行かないままに全快だが、代わりに右腕の上腕筋肉が痛くて腕を上げ...柳に半月

  • 街路樹の根元など

    歩道があって街路樹も植えられている通りを歩くときは、車に気をつけないで良いからか、歩く足元に注意が向けられる。そうして、植わっている木の根元を必ず観て、いつも『面白いな』とか『すごいな」と感心する。舗装と縁石のせいで窮屈なトウカエデ(唐楓)の根元がごつごつと変形した様子や、緑青色の地衣類。それに苗木が植えられた当初の支えだった杭が、根元だけ残っているのも興味深い。昨日の散歩では、しばしば行く公園で2Lペットボトルを利用したトラップが立木にくくりつけられているのを見つけた。上の方3分の1を切って、逆さまに押し込んだだけの簡単なタイプで、小さな甲虫(コウチュウ)を捕まえるためのもののようだ。公園管理者が害虫退治のために据えたようなものではなく、子どもが面白半分に仕掛けたのが放置されたものに違いない。覗いたらゴ...街路樹の根元など

  • 花より虫

    『ブログをたまに見てるよ』と言ってくれる人が何人かいる。女性の場合はだいたい虫が嫌いで、あきれたように『虫は気持ち悪いけど・・』と私を変人扱いする。この寒い時季には花が少ないし、花の周りに集まる虫もあまり見られなくて、散歩中に立ち止まることが少ない。それでも昨日は穏やかに暖かくて、虫を一匹観ることができた。仕事を引退してから、家の周りに花を咲かせることに生きがいを見出したに違いない、お宅の玄関先にあった植木鉢の花。たぶん香草の類だと思うけれど、その上で一匹だけホバリングしているアブ(虻)の仲間を見つけた。ハナアブはアブラムシを喰うらしいので、今までは『何だミツバチじゃないのか』と冷ややかに見ていたのに、知ってからは見る目が変わった。せっかくの陽気にくりだしたそいつの邪魔はしたくないので、3枚ほどぱしゃぱし...花より虫

  • 宇治陵の竹藪

    住宅地にこんもりとした緑があれば、それは宇治陵という宮内庁管轄の森。大小含めて37もあって、何号陵という呼び方は付いているものの、数字なんぞ部外者には意味を成さず、全部が宇治陵。散歩コースにある宇治陵のひとつは前面が地味ながら全体は広くて、裏の竹藪なんぞ隣接の住宅に覆いかぶさる勢いだった。さすがにそれはまずいだろうという格好で、竹の伐採が行われてあった。枯れた金色っぽい竹が斜めの切り口になっていて、かぐや姫が光り輝いていたに違いないと、ファンタジーにひたってしまったファンタ爺。腹はまだ重い感じだけれど、身体を動かさないと治りきらない気がして、用事のあったコミュニティセンターに歩いて行ってきた。宇治陵の竹藪

  • ガラス越しにメジロ

    今冬は鳥をあまり見ない気がする。小さな庭に餌台を作って、グジュグジュに崩れた熟柿を置いてもなかなか鳥がやってこない。ヒヨドリに見つかったら、取り合いになってうるさくてしょうがないことになる。そうなる前にメジロがやってきてくれた。サッシを開けたら逃げていきそうなので、かなり斜めからガラス越しに撮ったので紗がかかった写り具合。愛いやつよの~と、腹具合の悪いのもしばし忘れる。わずかな鈍痛なので、何かに気が紛れたら、痛みなんぞは感じない。腹を意識してしまうと、今までに感じなたことのない、何かが居座っているような気配を感じる。これが妊娠なら嬉しいのかも知れないけれど、この歳ではあり得ない、いやいやそうはいくかい、おれは男なのだった。ガラス越しにメジロ

  • ローズマリーに蜜蜂

    一昨日の散歩中に、ひっそりとローズマリーの花が咲いている中に蜜蜂が一匹動いているのが観られた。ある事業所の裏手に、ニホンミツバチの重箱式飼育箱が2セット設置されているので、そこの蜂に間違いないと思われる。この寒さでも採蜜に出かける働き蜂が居るのかと驚いた。ちゃんと花にとりついていなかったし、動きも活発ではなく、一匹だけだったので、この一匹だけの個性かもしれない。ローズマリーは木だから、こんもりしていても、多分1本だけで、数十センチの広がり。一匹しか居なかったから、あまり近づいて驚かせてもいけないと思い、さっと何枚か撮ってその場を離れた。花にとりついていなかったのが気になってしかたない。あの寒さだから、飛べなくなって、ローズマリーの香りに包まれて寿命が尽きるのかも知れない。昨日から消化不良だと思われる腹痛が...ローズマリーに蜜蜂

  • 夏ミカンと花梨

    住宅街を散歩していて、常緑の葉に黄色い実がいっぱいの柑橘系を観ると、花の乏しい時季だけに気分が良い。いつも生っている感じがして、橙(だいだい)なのだろうと思っていたけれど、一回りも二回りも大きいから夏ミカンらしい。専門農家が育てるのとは違い、庭先に植えられた夏ミカンは酸っぱくて食べにくいそうだ。どこでもたわわに実っているのに収穫されないという事情ならば、まことに残念なミカンだこと。生ったまま腐りかけているのは見ないし、落果も見ないのは、適当な時季に切り取って廃棄するのだろうか。それと比較すると、花梨は個人の家に植えられているのをほとんど観たことがなくて、たいていは公園。そして秋から冬にぼとぼとと実を落とし、つぎつぎと腐っていく中で腐らずに頑張っている実もある。昨年拾って蜂蜜漬けにしたのがまだ残っているけれ...夏ミカンと花梨

  • 左義長に獅子舞と火男(ひょっとこ)

    学区の小学校グラウンドで左義長が行われるということで、注連縄(しめなわ)を持って行った。左義長はここ1、2年前に知った言葉で、どんど焼きのこと。山を越えた谷間に炭山という陶芸の里があり、そこから神楽をやる1団が招かれて演技をしていた。ひょっとこ面を被った年配の人が座長らしくて、『歩いて1時間、車なら10分の山の向うから来ました・・』と挨拶した。笛、小太鼓、大太鼓、鉦(かね)、神楽、ひょっとこの6人だけの構成員だが皆の腕がすばらしいと思えた。ひょっとこを変換したら火男とでてきて、検索してみたら火男面は縁起物ということなので、どんど焼きに火男は居て当たり前。この座長のひょっとこ踊りがなかなかにナイスで、これら構成員は皆が陶芸家とか陶芸職人ではないかと思われる。尚、注連縄の橙(だいだい)は外して、持っていかなか...左義長に獅子舞と火男(ひょっとこ)

  • 割安の外食

    昨日は、術後経過観察の定期診察があり、結果は3ヶ月前の血液データと変わらずということで、祝いに回転寿司へ行く。私は10皿以上食べるけれど、他2名の分を足しても15皿で合計いつだって3千円を超えることがない。先日はちゃんとしたピザをたまには、ということで2枚2,550円。ピザは割引券付きのビラが配られるのを利用して、なお配達もしてもらっていて、それだって年に2、3回だった。ところが最近は配達料が必要になり、サービス券も投函されなくなって、しばらくと言うよりほとんどご無沙汰状態だった。でも、店に出向いて持ち帰りをすれば、2枚で1枚分の金額になる店があると知って、そこでようやくだ。1週間以内に2度の外食というのは、過ぎる感覚がどうしてもあるので、次は10日ほど経ってから。割安の外食

  • 建築現場のデジタル表示

    ある建築現場で外向け(近隣と通行人)にデジタル表示があった。騒音を○○デシベル(db)と表すのは、よく見聞きするけれど、振動もデシベルなのか。どういうことなのかと検索してみると、騒音、振動、電圧、電力、音圧などで、相対レベル表現としてデシベルは使われるらしい。振動で言えば、元日に起きた能登半島地震の最大震度7は、110デシベルということになるそうだ。震度6強=108db、6弱=105、5強=100、5弱=95、4=85、3=75、2=65、1=55ということだとか。そうして55デシベル未満の揺れを人間は感じられないのだとのこと。騒音の場合は、60デシベルが会話レベルで、80〜90になるとうるさい状態で、100〜120になると電車が走っているガード下とか飛行機の発進時の騒音などの耐えられない騒音となる。この...建築現場のデジタル表示

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