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ヒゲジイのアル中患者よもやま話 https://blog.goo.ne.jp/19510204

朝から飲酒で「廃人=死の淵」まで経験してしまったヒゲジイの断酒中に思い浮かべた「よもやま話」。

ヒゲジイ
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兵庫県
出身
岩手県
ブログ村参加

2014/09/26

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  • “余命半年” 宣告から3か月経ちました

    所属リンパ節転移と肺転移が見つかった食道がん。“余命半年”の宣告を受けてから早いもので余命半分の3ヵ月が経ちました。今日は3ヵ月毎の定期的経過観察の日。余命宣告の診断の根拠となったCT検査を再び受けに行ってきます。そこで、記録を残す意味でも、現時点での自・他覚症状を報告しておきます。〇喉の奥・胸元辺りに何かがつかえているような違和感が強くあります。食べた物を飲み込むときにも物理的抵抗感があり、たとえ唾であっても飲み込みづらさを強く感じるようになりました。そのうち食道が塞がって万事休すとなるのでしょうか?ビクビクしています。〇食事中、むせて咳き込むことが一層多くなりました。食べ物を口に入れるときは少しずつ入れるよう用心していますが、一向に改善の兆しナシです。〇声が少しかすれ気味になったのではないかと、依然と...“余命半年”宣告から3か月経ちました

  • ウォーキング、たった4日間ほどサボったら・・・

    花粉症なのか鼻かぜなのか、このところ体調がイマイチだったので、それを言い訳に先週は4日間ほどウォーキング(“歩き”)を一切せずにいたら、そのマイナス効果が覿面に現れました。先週の木曜日、久しぶりの歯医者の帰り道、桜のトンネルで名所になっている“さくら通り”の並木道に寄ってみました。が、残念ながら花はまだ1~3分咲き。丁度見頃を迎えるのは2、3日後のようでした。少しガッカリしました。そんな道草をした後、帰宅して改めて歩数を計算してみたのですが、久々に8000歩強。普段なら大した歩数でもないのに、その翌日は筋肉痛なのか変に身体が硬くなっていました。同じような変化は、日課にしている腕立て伏せでもありました。朝の筋トレの一環として、30回の腕立て伏せを日課としていますが、何と30回ぎりぎりで根を上げてしまいました...ウォーキング、たった4日間ほどサボったら・・・

  • 雑感

    先々週、先週と、このところ2週間ばかりは天気がぐずつき、雨がちの寒い日々が続きました。そのせいで桜の開花も足踏み状態、調子を崩してさぞかしジリジリしていたことでしょう。かくいう私も、雨がちの日々続きでついついサボり癖を発揮してしまい、すっかり生活リズムを崩してしまいました。朝早くから雨の予報だとそれを“言い訳”につい起床時間が遅くなり、その分時間にしわ寄せがいってつい散歩中止ということも。何かを“言い訳”にしてサボり癖を発揮するのは、私の小さい頃からの得意とするところでした。虚弱児だった私は小学生の頃、さほど痛くもないのに腹が痛いと言ってはよく学校をズル休みしたものです。明らかに“うそ”です。現役時代にも、深酒した翌朝は決まってひどい二日酔いに見舞われたものですが、全身の怠さ、喉のイガイガ、微熱感など、風...雑感

  • 獰猛な一面を見せたカラス

    真っ黒な容姿からして不気味な印象の強いカラス。ゴミ袋を漁っては辺りかまわずゴミを散らかすものですから嫌われ者でもあります。大概は集団で行動するカラスですが、単独での行動でも獰猛な一面を見せることがあるようで先日、こんな光景を目撃してしまいました。買い物へ行く道すがら、背後でドサッという音がしたものですからその方角を振り返って見ると真っ黒なカラスが他の鳥を相手に格闘していました。いや正確に言えば、カラスは一方的に攻撃するのみ、相手の鳥の方は防戦一方で翼をばたつかせるだけに見えました。さらに目を凝らして見たら、防戦一方の鳥は翼の模様からしてキジバトのよう。やや小ぶりな体つきだったことから、あるいは幼鳥だったかもしれません。翼をばたつかせるキジバトはカラスの執拗な嘴攻撃を受け、次第に弱々しくなっていきました。死...獰猛な一面を見せたカラス

  • 切羽詰まったときは親の “延命治療拒否” も反故にする?

    いざというときは夫婦共々“延命治療”を拒否が希望。この件に関しては珍しく、相方とも完全に意見が一致しています。それなのに、食道がんの肺転移で“余命半年”と宣告された旨、長男に知らせたら早速、我が家にやって来て、「他の専門医なら、まだ他に打つ手があるのかも・・・。今度の再診のときは是非、主治医に会わせてちょうだい」と、エライ剣幕でまくし立ててきました。まさかの余命宣告を知らされてよっぽど動転・動揺したのか、脊髄反射的に思いついたのが親の延命だったのでしょうか?普段の冷静さはどこへやらでした。常日ごろ、親の私が口酸っぱく言い続けていたこと。「身体にチューブをつけまくって命だけ長らえるなんて御免だ!そんな延命治療なんてイヤだ!疼痛を和らげる緩和ケアだけで十分だ!」と、“延命治療拒否”を希望していたにもかわらず、...切羽詰まったときは親の“延命治療拒否”も反故にする?

  • 友あり遠方より来る

    予備校の宿舎で1年間一緒だった縁から始まった友人二人が、わざわざ私に会いに来てくれました。一人は東京から、もう一人は鳥取からです。私のブログ記事を読んで、余命幾ばくもないと知った一人がもう一人に知らせてくれたことで実現しました。かつて40代に一度、大阪で三人一緒に会って以来ですからほぼ30年ぶりでしょうか?有馬温泉に宿を取り、ささやかな宴を三人一緒に愉しみました。もちろん、私はアルコールなしです。“♪もぅいくつ寝ると~”と、楽しみにしていた再会のひと時はあっという間でした。今は、心にぽっかり穴が開いたようです。“これを話そう、あれを聞こう”と目論んでいたことの半分も果たせずに終ってしまったような・・・。それでも彼ら、こんな言葉を私に残してくれました。“がんなんて、(ロシアンルーレットみたいなもの)私らの誰...友あり遠方より来る

  • こんなことも “人生の機微”?

    なかなか人と共有できない“人生の機微”。自分の子どもにもうまく伝えられない性生活の知恵(?)なども、“人生の機微”の類なのでしょう。歯の嚙み合わせが悪いことから生じる修復不能な不具合も、経験した者でしかわからない“人生の機微”に当たるのではないでしょうか?なに、丁度2年前にあった私事で、右下奥歯がガタガタになって物を噛めなくなってしまったという話です。その経緯(いきさつ)はこんなふうでした。ほぼ35年もの間、差し歯3本で抜歯後跡の2本分をブリッジでうまく凌いできた上の前歯5本。抗がん剤治療後の味覚異常を紛らわすため、味の濃いスルメや煎餅など、硬い食物を齧ったのが仇となり、うち1本が歯根破折であえなく即死。以前と同じように、差し歯のままで維持するのは無理との診断で、部分入れ歯に変えることに。これが事の発端で...こんなことも“人生の機微”?

  • 余命宣告を受けてから7週間

    所属リンパ節転移と肺転移が見つかった食道がん。“余命半年”の診断根拠となったCT検査から7週間経ちました。恐ろし気な余命宣告を受けたにもかかわらず、“歩き”にも“筋トレ”にも励み、依然としてピンピンしています。それでも、さすがにそれなりの変化が身体に出てきたようでもあります。〇喉の奥・胸元辺りに、唾を飲み込むとき少し抵抗感があります。何かが喉につかえているような違和感です。そうではあっても、食べ物を飲み込む分にはさして違和感なく普通に飲み込めています。〇食事中、咀嚼しているとむせてせき込むことが多くなった感じがします。特に、TVを見るため顔を横に向けて食事しているときに多いです。これでは誤嚥性肺炎を起こす恐れがあり、食べ物を口に入れるときは少しずつ入れるよう用心しています。誤嚥は年寄り一般に当てはまること...余命宣告を受けてから7週間

  • “信用できる”、“信頼できる” あなたはどっち派?

    “この人なら信じられる”という場面で使用する言葉として、あなたなら“信用できる”を使用しますか、それとも“信頼できる”を使用しますか?“信用”という言葉は一方で、お金の貸し借りの際にも使われる言葉。なので、どこか重苦しい陰影(かげ)を伴っている言葉のように感じられます。それに対して“信頼”の方には、そんな重苦しい陰影など微塵もありません。そんな平明さのためか、上の問いに対する答えは圧倒的に、“信頼できる”の方が多数派ではないでしょうか?他方、“信用できる”の方には、裏切られることなど決してない(人物)という意味合いが内包されていると思うので、私自身は“信用できる”の方がよいと考えている派です。ですから、同じ考え方の人がいればつい安心してほっとしてしまいます。話は変わりますが、世の中には時間にルーズな人って...“信用できる”、“信頼できる”あなたはどっち派?

  • 本気になった終活

    “余命半年”という宣告を受けて早くも3週間余が経とうとしています。もはやグズグズしている余裕などありません。本気になって終活をし始めました。先ず始めたのは遺言状づくり。財産と言っても高が知れているので、最小限の相続事項だけに絞り、出来るだけ簡明に書こうとしたのですが、・・・書き洩らしや内容的に抜けがあったりして、・・・書いてみて初めて気づくことばかりです。企業年金やがん保険など、死亡後に届け出が必須な事柄についてはエンディングノートばりに詳しく書かねばならないと考え、何度かの書き直しもやむを得ないと覚悟しています。お金がかかっていますから当然です。“何事もやってみなければわからない”遺言状づくりでも身をもって知りました。次に進めたのは、緩和ケア病棟への入院登録手続き。現在かかっている県立病院から紹介を受け...本気になった終活

  • 安否確認?

    AA(アル症の自助グループ)のミーティングに通っている人たちは皆、肝硬変やら糖尿病やら、・・・身体に何か持病を抱えています。長年に渡る大酒飲みで身体を痛めつけてきたわけですから当然と言えば当然です。そんなわけですから、持病を悪化させ体調を崩したとかでミーティングをしばらく休む人も出てきます。後で聞いてみると、手術を受けて入院していたなどと話してくれたりします。さて、私より5歳年上のYさん、AA歴28年の大ヴェテランです。少なくとも月に1度はミーティングに顔を出す人なのに、昨年の11月末以来ぱったりと姿を見せなくなりました。多くのAA仲間同様、Yさんは独り暮らしです。3年前に大腸がんが見つかって内視鏡手術を受けており、それだけに何か異変が起きたのではと心配になりました。本名を名乗らないのが原則のAA。が、A...安否確認?

  • 心に籠った重いものを手放すには

    食道がんの経過観察として、3か月に1回診察を受けています。先週のこと、診察室に入るとCT検査画像を見ていたK先生がおもむろにこう告げてきました。「今回、右肺に転移が1か所見られます。原発巣近くで肥大していたリンパ節も反回神経麻痺を起こすぐらい大きくなっています。まぁ大体、余命6か月ってところですネ」と。覚悟はしていたけれど、いざ実際にそのように言われてみると、「こんなピンピンしているのにウソだろう!」とか、「このところ声が少しかすれたり、喉元に少し違和感があったりよくむせたりするのはやはりそのせいか?!」とか、告知を素直に受け入れられない気持ちと、ありのままに現実を受け入れようとする気持ちがごっちゃの奇妙な心境になりました。心に重苦しいものを持っていて、それを胸の内に抱え込んだままでいると益々、重苦しさが...心に籠った重いものを手放すには

  • “地震・雷・火事・親父” 怖いもの四役そろい踏み

    能登半島地震、羽田での日航機と海保機の衝突事故、小倉北区での飲食店街の大火災。今年の正月三が日は、まるで地震・雷・火事の三役のそろった災害・事故のオンパレードでショックを受けました。これだけでは終わりそうにない、まだ何かあるぞと誰しも暗澹たる気持ちでおられたことでしょうが、やはり松の内に、私個人にもショッキングな出来事がありました。その出来事とは?なに、遊びに来た孫と話していて、しょっちゅう言葉を度忘れしておしゃべりが途切れたただけの話ですが、・・・。なぜ、話題がそんなふうになったのかは脇に置いといて、度忘れした言葉というのは例えば、●“谷村新司”という名前が出てこなくて、『昴』の作詩・作曲者で『アリス』のリーダーは(?)とか、●安全保障理事会の“常任理事国”という言葉が出てこなくて、国連が戦争和平の仲介...“地震・雷・火事・親父”怖いもの四役そろい踏み

  • 阪神淡路大震災から29年に思う

    今日一月17日は、私自身も被災した阪神淡路大震災のあった日です。あれから29年が経ちました。そして今、あのときと同じ地震災害が能登半島で進行中です。1階がペシャンコに潰れた木造家屋や横倒しになったビル、亀裂が走って段差・陥没のできた道路、土砂崩れ、通電(?)火災、・・・。自然の猛威に対して人は無力です。あのときと同様、交通網が寸断し、ライフラインも断たれています。残念なことに、避難所のお粗末さも相変わらずで何ら改善されていないようです。命からがら避難してきても、いまだに体育館の冷たい床の上で雑魚寝状態。それに加えて水の出ないトイレというのでは不潔で排泄もままなりません。こんな状態では、体調を崩して死亡する人(災害関連死)が続出するのでは?そういえば確か、段ボール製の簡易ベッド(段ボールベッド)ができたと聞...阪神淡路大震災から29年に思う

  • 介護予防のレッスンに遅れてきたおばさん

    今受けている介護予防のグループレッスン、受講には予約を入れることが必須。予約の受付は前日からで、1回の定員は20名までです。会場に着いたら先ず名前の確認があり、レッスン用マットも予約した人数分敷いてあります。レッスン自体は、上半身のストレッチから始めます。先ずは手首、それから首、肩、肩甲骨の順に進み、その後下半身です。ある日のこと。一人のおばさんが遅れてやってきました。まだ手首のストレッチの最中だったので、レッスンが始まって5分も経っていない頃だったと思います。そのおばさん、13:30のレッスンを予約していたと言い張っているようですが、インストラクターが確認してみたところ14:30からの予約らしい。これじゃ、ゴタゴタはしばらく続きそうだと思いました。ところが、さすがに年寄りの扱いに慣れた介護予防スタッフで...介護予防のレッスンに遅れてきたおばさん

  • 体感温度(暑さ)に敏感に反応するのは?

    穏やかで暖かい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。とは言ってみたものの、元日の夕方、能登地方を襲った震度7の強い地震と津波。私も阪神大震災で被災した経験があるだけに他人事ではありません。被害に遭われた方々は寒い中、大丈夫でしょうか?お見舞い申し上げます。どうか皆さん、ご無事であってほしい。・・・心から案じております。さて、3年も続いたコロナ禍が明けた初めての年。西宮神社へ初詣に向かう人出が、朝の7時台にしてはいつもより多かったように思われました。が、年末には、こんな困った光景も目につきました。クリスマス寒波がうまいこと緩んだお陰でしょうか、飲み物の空き缶やペットボトルが、私の散歩コースのアチコチにポイ捨てされていたのです。距離にして4千歩ばかりの短い散歩コースですが、寒気が去って3日目には6本、その2...体感温度(暑さ)に敏感に反応するのは?

  • 謹賀新年

    “今日は、残りの人生の最初の日。今日も一日、好(いい)日にします。”一年の計は元旦にありといいます。今の私は過去があっての私です。とは言っても、いつも過去に引きずられてばかりの人生に発展はありません。せめて朝だけでも日々、気持ちを一新して迎えたい。そんな意味合いを込め、今年は毎朝、このように念じて能動的に宣言し、始動するよう心掛けます。甲辰の年元旦ランキングに参加中です。是非、1日1回下をクリックして順位アップに応援お願いします!クリックしますとポイント加算され、その日の順位が表示されます。謹賀新年

  • お店の人を道連れに引き算の再学習?

    おいしい鯛焼き屋さんが、AAミーティング会場に近い西宮ガーデンズにあります。普通の小豆粒餡のほか、芋餡やクリーム餡のもの、生地がクロワッサンのものなど色々取り揃えて人気です。週1回通うAAミーティングの際、最近はこのお店にも寄るようになりました。買う鯛焼きの数も最初2つから3つに増え、先週は4つも買ってしまいました。今回は、そのとき起きたお釣りにまつわる出来事です。小豆粒餡は1つ180円、4つだったのでお代は720円。そこまでの計算はOK。その支払いには先ず十円硬貨を2枚出し、その上に被せるように五千円札を置いた私でした。店員の方はというと、お札についてはともかく十円硬貨2枚の方は後で気づいたよう。そしてお釣りはというと、千円札4枚と小銭をくれたのですが、・・・。「あっ、小さいほうのお釣りを間違えました。...お店の人を道連れに引き算の再学習?

  • 後ろめたいことのある人は・・・

    公園内を散歩の途中、芝生広場南側のベンチ前を通ったとき、ある“おっさん”のことを思い出しました。今年の夏の朝、散歩途中のこのベンチ付近には、カフェラテの空のペットボトルが決まって捨てられていました。ベンチの上に1本チョコンと放置されているときもあれば、ベンチ下に2,3本転がっているときもありました。そんなペットボトルの放置を見過ごせない私は、それらを拾って処分していました。ある日の朝、いつものベンチに見知らぬ“おっさん”が腰かけていました。いつも通りに空のペットボトルを処分しようとした私に、その“おっさん”がこう声をかけてきました。「こんなトコに捨てちゃ~、あかんわなぁ~!!!こんなん見たら、ちゃんと注意しないとあかんよ、ネ?!」普通、何も言わずに黙っているか、精々「ありがとう」と形ばかりの言葉が出てくる...後ろめたいことのある人は・・・

  • 私って、今なお現役のアル中か?(下)

    急遽依頼された、AAのミーティングの司会でしたが、さて実際、その司会に取り掛かってみたらトンデモナイ事件が二つ、立て続けに起きました。第一幕は先ず、テーマを白板に書いてみてビックリ、字がヨレヨレに与太って踊っていました。明らかに手が振えていたのです。このことで余程ショックを受けたのか、次は何と“嫉妬”という言葉がすっかり頭から消えていました。“ネタム”という言葉はすんなり出て来るのに、肝腎要の言葉“嫉妬”を度忘れしてどうしても思い出せません。これが第二幕。これには内心大いに狼狽えましたが、何とか土壇場で思い出せたので事なきを得ましたが・・・。もちろん、酒を飲んでいたわけではないですし、司会も既に100回近くこなしてきたので、緊張して手が振えるなんて今さらないハズなのですが・・・一体、どうしたわけでしょう?...私って、今なお現役のアル中か?(下)

  • 私って、今なお現役のアル中か?(上)

    3年続いたコロナ禍が残した負の遺産って何?私にとっては、“三蜜回避”のせいでもたらされた無口な時間でしょうか。具体的には、人とのおしゃべりの機会や人前で話す機会がほぼなくなったことで、コロナ禍前週2回通っていたAAのミーティングへの参加を中止したのも同じ理由からでした。(AA:アルコール依存症者の自助グループ)そんなわけで、しばらく離れざるを得なかったAAのミーティングですが、今年五月から週1回の頻度で再び出席するようになり、司会もちょくちょく引き受けるようになりました。先週も急遽、司会を依頼されて引き受けることになったのですが、そのときコロナ禍の負の遺産を強く実感させられた出来事がありました。司会者の役目というのは先ず、分かち合いのテーマを設定することから始め、次にテーマに沿った経験談を自ら例示すること...私って、今なお現役のアル中か?(上)

  • 行動してみなければ何も始まらない?

    散歩に出かけようと玄関に向かって何歩か歩いたら、ふっと忘れ物に気づいた。こんなことってありませんか?あるときはボールペンだったり、あるときはメモ用紙だったりする忘れ物。ケイタイや万歩計を持っていない私には、どちらも歩測を記録するのに欠かせない必需品なのですが、歳を取ったらこのザマです。いくつか言葉を書き出してみて初めて、自分が何を書こうとしていたのかハッキリする。これもブログ原稿を書いていてよく経験することです。ところで、ウチの相方は73歳の今でも現役のサラリー(ウー)マン。朝の出勤時はよく忘れ物があるらしく一旦、玄関ドアを開けて外に出てみたものの、すぐに戻ったり出たりのバタンバタンをよく繰り返しています。以上は、いずれも行動してみて初めて、記憶が鮮やかに蘇ったという話ですが、手動で少し動かさないとエンジ...行動してみなければ何も始まらない?

  • サッシのガラス拭き、私の流儀

    寒さが一気に進んだ感のある今日この頃。夏から冬への寒暖の境目は、当地では10日だったように思います。実はこの前日は、サッシのガラス拭きを決行した日だったのでよく覚えています。家事を滅多に手伝わないデクの坊の私ですが、「年1回のガラス拭きぐらいしないと、恥ずかしながら男が廃る」と考えてのこと。普通、大掃除といったら師走。寒風の中で震えながらガラス拭きをするのは勘弁で、十一月の暖かい内に済ませてしまおうと心秘かに決めていました。さて、そのサッシのガラス拭きですが、ザッとこんな手順でやります。先ず、台風などでガラスに吹き付けられた土埃を掃き落とすこと。これにはシュロ製の座敷箒が優れモノで、力を発揮します。次に、濡れ布巾でする水拭き。そして最後は、乾いた布巾で乾拭きです。これらに使う布巾は、着古した下着の綿シャツ...サッシのガラス拭き、私の流儀

  • ネットショッピングで弄ばれる

    私のパソコン、買ってからかれこれ10年経ちます。起動に5分以上かかるし、反応も鈍いし、なのでそろそろ買い替え時と思い量販店なども覗いてみました。値段の手頃さと使い慣れたメーカー製品を扱っていることから結局、ウェブサイト(サイト):富○通WEBMARTで買うことにしました。が、ネットショッピングに疎い私です。そのサイトで散々弄ばれてしまいました。何と、発注手続きが完了するまで、次から次へと扉が待ち構えていたのです。その意地悪な扉というのはMyCloudという富○通の(?)仲介サイトで、アクセスには、登録番号とパスワード(PW)という二重の認証が要求されます。これら認証番号などの管理については、結構几帳面にメモしていた私ですが、それでいながら先ず登録番号で躓き、次いでPWについても却下されました。その都度、手...ネットショッピングで弄ばれる

  • “キョウイクとキョウヨウ” 先を増やす

    歳を取ってつくづく感じることは、毎日が単に同じことの繰り返しという感覚。気持ちが内に籠もりがちで、ついついよからぬことを考えてしまいます。しかもこのところ、病院通いも月に1~2回と少なくて済むようになり、週1~2回の通院が当たり前だった頃に比べ自由な時間が格段に増えました。と言うか、何もすることのない苦手な“空白の時間”に陥りそうなのでどうしたものかと戸惑う毎日です。要は、“キョウイクとキョウヨウ”先(今日、用があって行くところがあること)に事欠いているわけです。加えて厄介なことに、食道がんがリンパ節に転移しているかもしないと知ってからは益々、気持ちが内に籠もろうとする傾向が強くなったようなのです。これではいけない、同じことを繰り返す日々から少しでも脱しようと、“キョウイクとキョウヨウ”先を一ヵ所増やすこ...“キョウイクとキョウヨウ”先を増やす

  • 断酒して丸10年経ちました

    継続断酒丸10年!その記念すべき日を十月30日に迎えることができました。今まで断酒を続けて来れたのは何がうまくいったからなのか?これまでの10年を振り返ってみました。その結果、次の3点が、最も貢献度大だったのではないかと考えています。●早寝・早起きが習慣となって規則正しい生活リズムが確立できたこと規則正しい生活リズムの確立には、外来通院を毎日続けることという専門クリニックの治療法が功を奏したと思っています。同時に、食事の世話をマメにしてくれた相方の貢献も大だったと感謝しています。●同じ心の病を抱えている仲間の集まりAAに参加できたことともすれば不安定になりがちな心を、何かと落ち着かせてもらった居場所、それがAA(アルコホーリク・アノニマス:自助グループ)です。そんな場を提供してくれるのは他にありません。“...断酒して丸10年経ちました

  • えっ、リンパ節肥大って転移巣のこと?

    3ヵ月毎に受けている食道がんの経過観察。先週、検査結果の説明を受けました。主治医のK先生からの説明はこうでした。食道がんに関係する腫瘍マーカーに異常な変化はみられていないものの、CT検査で、がんがあった部位近くのリンパ節2ヵ所に肥大がみられたこと。転移巣か否かの言及はナシで、暫くこのまま様子をみることになりました。このところ、唾を飲み込んだ場合でも、喉の奥の方で閊える感じがあり、3ヵ月前の前回CT検査でも、ひょっとしたらという懸念があった場所なので、五分五分であり得ることと思っていました。かくも、有無を言わさぬ検査結果をK先生から告げられ、改めて、その懸念が当たっていたことに狼狽えてしまいました。「愈々、私の余命も残るところ後1年足らずか?」去年再発したときと同様、改めて覚悟するよう強いられています。死は...えっ、リンパ節肥大って転移巣のこと?

  • 久々に、阪急夙川駅まで歩く

    異常に暑かった今年の夏、それに合わせたのか狂ってしまった私の起床時刻。この生活リズムの乱れのせいか、このところ体力がめっきり衰えてきたようで、動ける範囲も次第に狭まってきたのではと案じています。やっと涼しくなった今日この頃、私は生活リズムの立て直しに鋭意努力中。以前このブログで宣言したように、午前5時台の起床をどうにか守り、最短でも20分強の散歩を毎日励行するよう務めています。が、散歩コースはどうしても自宅近くの周回コースだけに偏り、対外試合的な遠出などはまだ出来ていません。ですから少々、食傷気味です。そんな私がAAミーティング参加のため久々に、阪急夙川駅まで歩いてみました。猛暑日の続いた夏の間は歩いてみようとする気さえ起きなかったのですが、お天気も後押ししてくれたので5000歩余を約1時間で歩き通すこと...久々に、阪急夙川駅まで歩く

  • “十人十色” と心の処し方

    職業柄なのか看護師には話し好きの人が多いようです。先日、食道がんの定期検診のため採血を受けたのですが、担当の看護師さんと採血中こんな世間話をすることになりました。話のきっかけは、血をサラサラにするバイアスピリンでした。ここ20年来、私がこの薬を服用していたため、外科医が出血傾向を心配し、食道がんの手術実施を断念したという経緯を話し出すと、・・・「今でこそ、発生頻度の低い手術の危険性についてもちゃんと説明するのが普通ですが、昔の説明と言ったら、手術のいいところぐらいしか言わなかったんですよ。・・・医療の世界はすっかり変わりました」と、担当の看護師さんがうまく引き取ってくれました。「その点で言えば、新型コロナワクチンについてはやや問題だったかもですねぇ。今でも、新型コロナワクチンの危険性を声高に誹謗中傷する人...“十人十色”と心の処し方

  • 階段の上り下りが出来なくなったら転居?

    階下にYoさんという、私とほぼ同年配の方がお住まいです。60代の若さで脳梗塞を患ったそうで、今も歩行障害の後遺症に苦しんでいます。私がそのことを知ったのは定年退職後、毎日自宅にいるようになってからでした。Yoさんの歩行障害は、両手で杖に縋らなければ歩けない程度。以前は、マンション敷地内で、杖を突きながら歩行練習をよくしていましたし、デイサービスの送迎車が来たときも、まだ自力で歩けていました。が、それからほぼ10年経った最近は、フレイル状態が一層進んだようです。歩行練習はおろか、ほんの20~30歩の距離を歩くのもシンドイらしく、マンションの出入り口からデイサービスの送迎車までの僅かな距離も、もっぱら車椅子を使うようになっています。築30数年になる我がマンション、出入り口が複数あるオープン構造です。エレベータ...階段の上り下りが出来なくなったら転居?

  • 私のところにも特殊詐欺が・・・

    電話による特殊詐欺が近隣のアチコチに出没している昨今です。我が家の固定電話機は通話機能だけの安物なので、残念ながらナンバーディスプレイ機能も留守電機能もありません。特殊詐欺に対し、これでは無防備で危なっかしいと最近、遅ればせながら録音装置を市から借り受けました。この録音装置、着信があると、通話内容を録音する旨を発信者に警告する仕様。これが実に効果的で、勧誘電話が近頃めっきり減っています。先日のこと、録音装置が警告を発した後で取り上げた受話器。そこから聞こえてきたのは、合成された金属音のような少し割れた音声。その内容と言ったら、こんなふうでした。「こちらはNTTです。お宅の電話料金は、26万円未払いのままです。・・・」。金銭に纏わる内容の電話の場合は決まって、特殊詐欺のことが多いと聞いていたので即、電話を切...私のところにも特殊詐欺が・・・

  • 身体はウソをつかない

    日々、私が課している朝のルーティンには、15分間の筋トレと、短くとも20分間以上の散歩があります。散歩には、歩数にして最低2000歩以上を課していますが、その割り当て時間は、朝食後から朝の連ドラの始まるまでの間と決めています。締めの時刻が決まっているので開始時刻が遅れれば、スライドしてそれだけ散歩への割り当て時間が短くなるのは必定。散歩用の時間が20分間に足りないようだったら中止にします。それらの大前提として、起床は午前5時頃という条件でやっています。さて、大暑に入って直ぐの七月下旬から以降、就寝中もクーラーを点けたまま過ごすようにしました。以来、起床時刻が少しずつ遅くなり始め、遂には、散歩へ割り当てていた時間にもそのしわ寄せが行くようになりました。なぜ、起床時刻がかくも遅くなったのか、私にはわかりません...身体はウソをつかない

  • 言葉足らずな物言いで怒らせる

    筋トレというにはおこがましいですが、私は毎朝、腕立て伏せや腹筋、スクワットなどを15分ほどかけてやっています。ある朝、その腕立て伏せをやっている私を見て相方が、「腕立て伏せは、膝を立ててやっても効果は同じだってよ!わたしでも膝を立ててなら、40回はいつでも出来ているよ!」と、声をかけてきました。老人の介護予防として、市の福祉センターではピラティス(ヨガ?)やストレッチの実地指導をしています。その介護予防の実地指導を継続して受講している相方ですから、彼女の言葉は、腹に一物もない、よかれと思っての受け売りだとは思いました。私の方はと言えば、腕に体重をかけての屈伸に必死だったので、「長続きしないからだよ!」と、ぶっきらぼうに返してしまいました。この言葉足らずの言い方によほどカチンときたのか、一言も発せず無言で出...言葉足らずな物言いで怒らせる

  • 本日をもってブログ歴丸9年

    このgooブログに初めて登場した記事が‘14年九月6日投稿の断酒中のハイテンションは危ない!(ドライドランク)-ヒゲジイのアル中よもやま話(goo.ne.jp)ですから、ブログ歴は本日をもって丸9年になります。以来、投稿した記事数は計722になります。当初の執筆目的は、“言語化”によってアルコール依存症からの精神的回復を図ることだったので、その目的はほぼ達成できたのではと考えています。お気づきのように最近の私の記事は専ら、身辺雑事に取材したモティーフか、あるいは私自身の老化現象やボケ症状に関するものばかり。ワンパターンのマンネリ化が進んでいると自覚しております。そんな記事でも他人に読んで貰うためには、何かと頭を使い工夫をこらして書いております。それが結構な頭の体操になり、大いにボケ防止に寄与しているようで...本日をもってブログ歴丸9年

  • 警備員の兄(あん)ちゃんに教わった・・・

    コープへ買物に行ったら久々に、警備員の兄(あん)ちゃんに会えました。このあんちゃん、息子というより孫に近い年の差がありながら、不思議と気のおけない話し相手です。そんな気易さからつい、こんなことをボヤいてしまいました。「熱中症を避けるため、“不要不急の外出”は控えろ”という呼びかけをいいことに、たった2、30分の散歩もサボりがちになって冷房の効いた室内に安穏として籠もっていたら、何をするにも億劫で億劫でしょうがないんだ。これって“老人うつ”なのかなぁ?」と、私。「同じようなこと、ウチのオバさんも言ってましたヨ」と、あんちゃん。「オバさん、看護師をしていたんだけど、このクソ暑さに堪らず、クーラー点けっぱなしで家に籠もっていたんですって、・・・そしたら、体調がオカシくなるばかりか頭の方も怪しくなってきたので、『...警備員の兄(あん)ちゃんに教わった・・・

  • 足に重りをつけたよう・・・

    現在、私が通っているAAのミーティング会場は1ヵ所だけ。そこの参加者の最年長はY氏です。私より5歳上だから今年77歳になるハズです。先日、ミーティング会場に向かう道の途中でY氏に出会いました。正確に言うと、先を行くY氏の足がゆっくりなため、はるか後ろを歩いていた私が自然に追い付けたという次第。コロナ前から耳が遠かったY氏ですが最近は、難聴に加えて足もとも覚束なくなってヨタヨタし、歩き方が随分遅くなっているのです。「Yさん!足、重そうですねぇ!?“歳を取ったら、足に重しを付けて歩くようなもの”と、昔、NHKの番組で言ってましたが、私もまさしくその通りになりましたヨ」と、私の方から話しかけると、「おや、ヒゲジイさんもそうなったか?わたしなんか、少しの段差でも怖くなって、ほれこの通り、段差を避けて車椅子用のスロ...足に重りをつけたよう・・・

  • “甲子園球場=飲み放題”?

    お盆で会社が休みになる丁度今頃、かつては甲子園球場に連日通っていた私です。球場内で間近に見る者しか味わえない特権を行使するため、というのが表向きの動機。その特権というのは、白球を追う球児の懸命なプレーや、緊迫した試合が醸し出す引き締まった空気感を楽しむ権利のことです。こんな希少な特権を地元住民として行使しない手はない・・・というのが表向きですが、実は、秘かな楽しみが別にあってのことでした。甲子園球場に徒歩で午前6時前に着くよう、5時前には家を出て、球場に着いたら球場北側の阪神高速下の通路に行儀よく並び、7時の入場券発売・開門を辛抱強く待っていたものでした。球場内の観客席は、内野も含めて全てが自由席でした。いざ開門となったら、一目散に向かったのはNHK放送席に隣接した席。バックネット裏でかつ銀傘下の日陰にあ...“甲子園球場=飲み放題”?

  • 連日の暑さにバテて怠け癖が・・・

    最近は、一晩中冷房を点けたまま寝ている私ですが、実はこのところ、朝の起床時間が遅くなっています。暑さにバテたのか、起き上がるのが億劫で、ついグズグズして時間だけが無為に過ぎていきます。起きるのが遅くなると当然、そのしわ寄せが生じます。朝のルーティンからTV連ドラまでの空き時間がそれだけ短くなり、そのしわ寄せを受けて散歩に当てる時間が短くなるのです。散歩する時間(距離)が短くなればなるほど身体がそれに慣れ、益々、動くのが億劫になってくるのも自然の流れ。ひとたび動けばそれだけ身体が軽くなるのがわかっているのに、根がなまけものの所為か、身体を動かさずに横着するという楽な方をつい選んでしまいます。まぁ、少しでも楽をしようという“サボリ心”ですネ。この“サボリ心”を後押ししてくれるのが、連日盛んに聞こえてくる例の呼...連日の暑さにバテて怠け癖が・・・

  • 夜間でも熱中症?

    梅雨明けの大暑は一年で一番暑い時期と言われますが、いたる所で昼間は猛暑日、夜間は熱帯夜の日々が続いています。“年寄りが暑さをなめてかかったら、やはり危険この上ない”このこと、身を以て実感しました。大暑に入って直ぐの先週の月曜日、朝起きてトイレに入ったら珍しく胃がムカムカしました。夜中に2回もトイレに起きていたので、寝不足の所為かとも思いました。久々に感じた気持ちの悪さに、少し横になって様子をみることにしたのですが、横になったらなったで今度は一向に起き上がろうとする気になれません。そのままウツラウツラして起きたのは7時半過ぎ。いつもより2時間も遅れての起床でした。かつて、深酒をした翌朝決まって何度も経験したことのある、身体が芯から重々しく感じる怠さ、・・・内臓由来のとはちょっと違うような、身体を動かすのが億...夜間でも熱中症?

  • 続、食道がん定期検診

    何回か前の記事で報告した食道がん定期検診の続きです。今回は、主治医から検査結果の説明を受けたときの話です。内視鏡、単純CT、検血それぞれの検査結果について、主治医のK先生の説明はおおよそ次のようでした。●内視鏡検査については、ヨード染色に染まらない部位があったものの、その組織を生検した結果は陰性であったこと。●単純CT検査については、食道周囲にリンパ節がいくつか映ってはいたものの、それらが転移を意味するか否かは不明。●3種類の腫瘍マーカー(CEA、CA19-9、SCC抗原)については、いずれの数値も基準値内で特に変化はないこと。これらの所見から結論するに、今のところ再発は認められないという診断だそうです。以上の説明を終えた後、K先生はこんなことを付け加えました。「これ以上、転移を含めて身体に“がん”が有る...続、食道がん定期検診

  • “汚染水” この一言でイメージを損ねた水野晶子アナ

    私は、ラジオを毎朝5時にセットして目覚ましがわりにしています。その早朝のラジオ番組で、私のお気に入りはと言えば、健康川柳道場“しあわせの五七五”(MBSラジオ毎週土曜5時~5時半)です。水野晶子アナがMCを、近藤勝重毎日新聞客員編集委員が顧問役をそれぞれ務めている長寿番組です。この番組にはリスナーからの投句が多く、毎週々々、楽しみに聞いています。いつもは、軽妙な語り口で機転の利いたお喋りを展開する水野アナが、先々週は珍しく、番組の途中で突然こんな言葉を口にしました。「最近の政府は、福島第一原発の“汚染水”を海に放出する・・・」とか、「マイナンバーカードの紐付けで混乱し、プライバシーの侵害が・・・」とか、あまりに唐突な切り出し方だったのでビックリしました。記憶力が怪しげながら、私の記憶が正しければ、リスナー...“汚染水”この一言でイメージを損ねた水野晶子アナ

  • 無理を承知でやったら、そのツケが・・・?

    “老いた身体に無理は禁物、希望的観測でやったらツケが回ってくる”このこと、嫌と言うほど思い知らされました。今回も、食道がんの定期検診を受けに県立病院へ行ったときの話です。思いの外、会計が早く済んで、散髪するのに丁度いい時間ができたので、行きつけの床屋Nさんに予約を入れてみました。「来られるのは何時ぐらいになりますか?」とNさん。「多分、20分ぐらいで行けると思うんだけど・・・」と、軽い調子で応えた私。実はこれ、ほとんど希望的観測だったのです。行きつけの床屋とは言ってもお店は最近引っ越したばかり、新しいお店には一度しか行ったことがありません。軽い調子で20分と言ったのですが、その根拠と言ったら、・・・病院から引っ越し前のお店までは1300余歩の距離。その引っ越し前のお店から新しいお店までが1600余歩。三角...無理を承知でやったら、そのツケが・・・?

  • 放射線療法後の食道がん定期検診

    昨年夏に受けた放射線療法後の食道がんは、ほぼ3ヵ月毎にCT撮影や検血の検診を受けています。先週の定期検診では、それらに併せて久々に胃・食道内視鏡検査(内視鏡検査)も受けることに。再発の有無の肉眼的審判となるだけに、さすがに緊張しました。その日はとても時間効率(タイパ?)がよく、午前9時半には採血とCT撮影を終えていて、その直後には内視鏡検査用ベッドに早くも横たわっていたという段取りのよさでした。さて、かれこれ10数回目(?)になる内視鏡検査は私にとって慣れたもの。それでも今回は久々にシンドイ思いをさせられました。検査中、担当医が何度も、チューブを奥まで入れたかと思ったら少し引き戻し、再び奥へグッと入れる操作をしきりに繰り返したのです。ですから、さすがに何回かオェーっと吐き気を催してしまいました。しかも、こ...放射線療法後の食道がん定期検診

  • 部分入れ歯が “割れた”!

    言霊って、やはりあるのでしょうか?前々回の記事で、入れ歯の不便さに散々文句を垂れたばかりですが、さすがそれに腹を立てたのか、口の中で前歯の部分入れ歯が、突然バキッと真っ二つに割れてしまいました。以前、誰かがブログ記事で「部分入れ歯って突然割れることがある・・・」と、書いていたことがありました。まさか、それが現実に、自分の部分入れ歯で起こるなんて思いもしませんでした。さぁ、一大事です。ナンダカンダ文句を垂れてるヒマさえなくなりました。翌朝一番に、二つに割れた部分入れ歯をティッシュに包んで手に持ち、押っ取り刀で歯医者に駆け込みました。歯医者の方はと言うと手慣れたもの。スベスベの割れた断面を確認すると、プラスチック専用の接着剤で貼り合わせでもしたのでしょうか。暫くすると元通り前歯に装着してくれました。後からよ~...部分入れ歯が“割れた”!

  • 静かに進行する老人ボケ

    このところ、自分でもビックリすることを、平気でやらかす場合が次第に多くなっています。先日、電車に乗ろうと駅の自動改札機を通ったときのこと。何と、切符を機械から取り忘れ、そのまま改札を通り過ぎようとしていました。「お客さん、切符!」と即、待機していた駅員が大声で呼び止めてくれ、後に続いていたお客さんが切符を手渡してくれたので事なきを得ました。私としては、何の違和感もナシで平然とやらかした行動でした。さてさて、そんな危うい昨今の私ですが、スーパーのセルフレジ機でのお釣りの取り忘れは相変わらず。むしろ、今やそれが定番みたいになっています。その都度、幸いなことに周りの人たちに助けられ、今のところ実害を被らずにどうにか済んではいます。それに意を強くしてか(?)最近は、いくら用心しようと心に決めても“暖簾に腕押し”、...静かに進行する老人ボケ

  • 朗読をして知った入れ歯の限界と不便

    私の上の前歯はすべて入れ歯です。去年の四月以来のことで、装着してもう1年以上経ちます。6本分をカバーする部分入れ歯なのですが、固定用金具(クラスプ/バネ)で自前の歯と繋がっているだけなので今一つ安定感に欠けます。さて、言うまでもないことですが、歯の第一の使命は噛むこと。その使命の噛むことについては、入れ歯特有の不便さをそれなりに感じています。食べ物をよく噛んでも雑な感じがどうしても残りますし、少し粘り気のある食べ物なら歯にくっついてしまい、入れ歯全体が外れそうになったりもします。これだけでも厄介なことです。これらに加えて最近、前歯には重大な使命が他にあることに気づかされました。それは先日、AAのミーティングで久々にテキストを朗読したときのこと。静まり返った会議室の中、仲間たちを前にしての朗読ですから、嫌で...朗読をして知った入れ歯の限界と不便

  • もう夏なのに二度寝のクセがつくなんて

    今どきの午前5時、夜明けは早く、既に外が明るい夏の朝です。以前の私なら、目覚ましのラジオが鳴った途端パッと布団から起き上がりルーティンをサッサとこなしていたのに、最近の私はラジオが鳴ってもグズグズしたまま二度寝するクセがつき始めて困っています。誰かが言っていたように、この歳になると長く寝るにも体力が要りますし、寝ていたらそれだけでも身体のアチコチが痛いこともショッチュウで、寝ていられるだけで極楽というわけにはいかないのです。私の場合、痛みの第一は去年の今頃に傷めた左膝です。一年たった最近になって、普段はどうにか気にならなくなってはいます。が、横になったときの姿勢や膝の角度によっては今でも鈍い痛みを感じます。次に悩まされているのが“床ずれ”のような左臀部の痛みです。左脇腹を下にして横になっていると、骨盤の出...もう夏なのに二度寝のクセがつくなんて

  • 続、“無理をしない” がわからない

    我がマンションの掃除担当のおばさん、私より幾分年上のしっかりものです。転んで腕を骨折して以降、しばらく仕事を休んでいました。それでも意外に早く仕事に復帰したと思っていたのですが、案の定、悪化したのか再びお休みらしく姿を見せなくなりました。ところが先日、朝の散歩に出かける途中でのこと。仕事を再開している彼女の姿が見えたので声をかけてみました。「仕事の再開は早すぎと思いますよ。ケガ、本当にもういいんですか?」と私。「おはずかしい。腕がこんなに腫れあがってしまってねぇ」と、おばさん。見て頂戴と言わんばかりに長袖の作業着をまくって、件の腕を見せてくれました。それを見て私の方は紋切り型の、「(“無理をしない”で、“ほどほどに”しないとネェ)」という言葉が喉から出そうになったのですが、寸前のところで飲み込んで、こう振...続、“無理をしない”がわからない

  • まだまだ健在だった “認知のゆがみ”

    何かにつけ、私のやることなすことにケチを付け、小言を言わないでは済まない相方です。先日も、こんなことがありました。コーヒーでも淹れようと、インスタントの顆粒をスプーンで掬ってそれをマグカップに入れ、指でスプーンをチョイチョイと拭った後食器棚に戻そうとしたのですが、・・・その一部始終を見ていた相方が、「使ったスプーン、キッチャナイまま食器棚に戻しちゃダメ!」と、エラい剣幕で怒鳴りつけてきました。まるで、拭った私の指が“キッチャナイ”=“不潔”とでも言うようなニュアンスに聞こえたので、「あぁ、わたしぁ“不潔な”ばい菌そのものですヨ!」と、私もムキになって言い返してやりました。ご存じのように、マグカップなどの内側についたコーヒーの汚れは、塩で擦らなければ取れないほどのしつこさです。相方の剣幕に押されて、そのこと...まだまだ健在だった“認知のゆがみ”

  • 放置ゴミから犯人の手がかりを探す?

    我が町内は、大雨が降っても道が冠水することはまずありません。不都合なことを一つ挙げれば、地下に埋設されたゴミ収集パイプラインが浸水し、決まって1週間ほど運転停止となることです。もちろん、そうなったらゴミ収集車のお出ましですが、“24時間ゴミ捨て自由”は当然、復旧までオアズケです。まぁ、パイプラインのゴミ投入口は普段でも、ゴミで収容能力一杯となったら赤ランプが自動点灯して即閉鎖となり、ゴミの真空移送が済んだら運転再開となります。こんな便利に慣れている住民にとって、1週間もの不自由は痛いのです。さて、今月7日夜から翌8日早朝にかけて、当地も大雨に見舞われました。案の定、ゴミ投入口には即赤ランプが点灯されました。しかし、『ゴミパイプラインしばらく運転停止』の紙が貼り出されたのは、今回は遅くて大雨の翌々日からでし...放置ゴミから犯人の手がかりを探す?

  • 子連れで参加できるAA ミーティング

    先週は、西宮北口のAAミーティングが休会だったので急遽、初めての会場・夙川東のミーティングに出ることにしました。ミーティング会場は公民館の2階突き当たりの会議室、左隣に調理実習室がありました。まったく初めての会場で、往路歩きの時間配分を多めにみたものですから、随分早めに着いてしまいました。やむなく会場の会議室前で1時間ほど待っていたのですが、14時少し前になって突然、子どもの甲高い声がしました。見ると、やって来たのは子連れの女性でした。声の主は年の頃5歳ぐらいの女の子。最初、隣の調理実習室の方に用がある親子だろうと思っていました。が、閉まっていたミーティング会場の扉を、その女の子が開けようとしたのでAA参加者だとわかった次第。私自身、子連れの参加者を見たのは初めてです。その女の子、世話役が現われ会場を開け...子連れで参加できるAAミーティング

  • 孫の子守もできないなんて・・・

    次男のところには、男の子ばかり3人の孫がいます。その孫たちとうまく遊べなくて嘆かわしい思いをしています。長男のところにも、同じく2人の男孫がいますが、彼らとは将棋が仲を取り持ってくれました。先ず、お兄ちゃんに将棋を教え、うまいこと将棋好きになったら、弟も見倣って将棋を差せるようになったのです。今をときめく藤井聡太人気から、次男のところの年長の孫H君が将棋をしてみたいと言い出したとき、この成功体験があったのでこれ幸いと教えに取りかかりました。残念ながら、“柳の下に二匹目の泥鰌”はいませんでした。将棋を知っていると言ってもヘボな将棋差しの私です。将棋を教えると言っても、精々駒の動かし方ぐらいだけ、定跡や詰め方をやさしく教えるなんてできません。年長の孫H君は負けず嫌い。あーだこーだ講釈されてもよくわからず、負け...孫の子守もできないなんて・・・

  • 久々のAAミーティング

    前回予告した通り、AA(アルコール依存症者自助グループ)のミーティングに行ってきました。会場は、西宮北口にある市民交流センターの2階会議室です。扉の開いていた会場から、聞き覚えのある楽しげな話し声が聞こえてきました。中を覗くと、そこにはマスク越しながら、懐かしくも多少老けた顔々が・・・。ほぼ3年のブランクで、ニックネームも忘れかけていましたが、Paさん、Keさん、Haさん、Miさん、Yuさんといった面々の名前を即思い出すことが出来ました。それら旧知の仲間が口々に、「ちゃんと脚、付いてるか?」「おぉ、脚、動いてるやん!」「ヒゲジイさんは歳だからてっきり、コロナで逝ったのかと思うてた」等々、憎まれ口をききながら私を笑顔で迎えてくれました。さて、その日のテーマ“受け入れる”で、ミーティングが始まりました。いつも...久々のAAミーティング

  • この不調ってメンタル面での季節性変化?

    これもメンタル面での季節性変化でしょうか?年に何回かブログの原稿書きが不調になることがあります。大抵は三月、七月、十一~十二月の3回なのですが、今年は三月に始まった不調が長引いています。先ず、書く気がなかなか起きてこないのです。何かを書こうとしても今一“面倒くさい”が先に立ってしまいます。ですから、気の利いた文章を書くなどトンデモナイといった状態です。どうやらアンテナの感度が鈍くなっているらしく、心に響いてこないとか、たとえ心に響いてきたことでも適切な言葉が浮かばず表現できないとか、以前ならモチーフなりそうなことでもみすみす見逃しているようなのです。体調の方は相変わらず良好で、歯科も含め病院通いはめっきり減りました。食欲と睡眠にも問題ありません。これなら“老人性うつ”なんて否定的でしょう。考えるに、やはり...この不調ってメンタル面での季節性変化?

  • 気の利いた言葉でエールを贈るには?

    さすが私の孫、Y君です。内定も決まり、てっきり社会人になると喜んでいた最年長の孫ですが、思わぬどんでん返しをやらかしてくれました。何と、たった2単位不足で留年となったのです。祖父の私も、二浪した上に留年もやらかした前歴があるので、脇の甘いところがソックリです。久々に遊びに来ていた先月下旬のこと。就職祝いに腕時計でも買ってやろうかと話していたら、卒業できるか否かはその日に決まると言い出したので、さぁ大変。間もなく判明したのは必修科目のたった2単位を落しての留年でした。「なぜ、そんな悪評高い教官の科目を採ったのか?」「先輩から聞くなどして、他の教官に変えようがなかったのか?」など、相方(婆)と長男(Y君の父親)は終わってしまったことをしきりに問い質していました。傍で聞いていた私の方はと言えば、「(過ぎ去ったこ...気の利いた言葉でエールを贈るには?

  • 乱用も織り込み済みの再来自動受付機

    食道がんの定期検診時に出会った奇妙なお婆ちゃん。再診自動受付機で何度も受付票の発券を繰り返し、これは認知症ではとほぼ確信するに至ったのですが・・・(前回の続きです)。それでも依然、疑問は残ったままでした。なぜ、再診自動受付機が既に受付を済ませた診察券を何度も受け入れるのか(?)です。この謎を解くには唯一つ、一度済んだ再診受付を試しにもう一度やってみればわかるはず。ということで、受付を済ませたばかりの私の診察券を、再び自動受付機に差し込んでみました。するとどうでしょう。やはり同じ中身の受付票がちゃんと発券されて出て来たのです。「発券されても何も見もしないし、読みもしないあのお婆ちゃん、やっぱり認知症だったんだ!機械も機械だ。“これは改善の余地アリ”だな!」と、鬼の首でも取ったかのように舞い上がった私でした。...乱用も織り込み済みの再来自動受付機

  • あのお婆ちゃん、まさか認知症?

    先日、放射線治療7ヵ月後の食道がん検診に行った県立病院でのこと。再診自動受付機のところで妙なお婆ちゃんを見かけました。私より少し年上の80代?コザッパリした身なりで顔立ちもごく普通、品のいいお婆ちゃんでした。そのお婆ちゃん、すぐ隣の再診自動受付機にいたのですが、診察券を機械に差し込んだままジッと案内画面を見つめたままでした。どうやら、次に何をすべきかわからないようです。その再診自動受付機の画面をチラっと見てみたのですが、彼女のその日の予約内容(診療科、医師名、予約時間)が表示され、後は確認ボタンに触れさえすれば即受付票が発券される状態にありました。「(後は、確認ボタンに触れればいいだけですよ)」と、声を掛けて上げればいいものを、私も急いでいたのでサッサと自分自身の再診受付を済ませに掛かりました。そしたらそ...あのお婆ちゃん、まさか認知症?

  • 看護師 “もみじ” さんと再会

    食道がんは放射線治療の後、3ヵ月に1回の経過観察になっています。その定期検診のため先日、県立病院に行ったときのことです。採血のため検査室に入ったら、「あら、ヒゲジイさんお久しぶり!その後どうですか?」と、担当看護師の方から私に声をかけてきました。マスク越しではあったものの顔をよく見ると、以前放射線治療室(リニアック室)にいたK看護師でした。彼女、目の大きいところと体つきが女優の山村紅葉さんソックリなので、皆から“もみじ”さんと呼ばれていました。どうやら彼女、業務シフトで検査室採血担当に変わったようなのです。異なる部署(科)で同じ看護師に会えたのは初めてです。彼女、早速採血に取り掛かり、私はというと辛うじて血管が見えやすい右腕の方を差し出しました。肘の内側を肘窩(チュウカ)と言うそうですが、私の肘窩の静脈は...看護師“もみじ”さんと再会

  • つい今しがたのことなのに・・・

    先日、糖尿病性眼科検診のため半年ぶりに受診した眼科クリニックでのことです。先ず、呼ばれて入ったのは眼科検査の機器のある中待合のような大部屋。そして、直ぐに気づかされたのは検査機器の配置換えでした。以前は、部屋の中央にあったデスクタイプの検査機器が、すべて部屋の端の方にまとまって移動していました。部屋の中央に残っていたのは待合ベンチと視力検査器ぐらいのものでした。検査は先ず、眼圧測定から始まりました。眼圧の測定機も、デスクタイプのものからハンディタイプの小さな測定器に変わっていました。ですから、私は待合ベンチに座ったまま動かずに眼圧測定を終えることができました。次ぎに受けたのは視力検査です。場所を少しだけ移動して視力検査を終えたとき、メガネがどこにもないのに気づきました。てっきり、眼圧測定を担当した看護師が...つい今しがたのことなのに・・・

  • センスは “服” に出る?

    歯の浮くようなお世辞でも、褒められたらやはり嬉しいものです。先日、FaceBookで面白い記事を見つけました。何でも、心のあり様が身体のある部位に象徴的に現われることを処世訓に仕上げたもののようで、表題は“身体の10訓”(?)とか言っていました。そのいくつかを上げてみると、たとえば、○性格は“顔”に出る○生活は“体型”に出る○感情は“声”に出る○ストレスは“肌”に出る○落ち着きのなさは“足”に出るなどです。結構、しっかり的を射た訓言ではないでしょうか。それらの中に、身体の部位ではない“服”という言葉を用いて、こういう訓言もありました。○センスは“服”に出るセンスは身に着けている物すべてに及ぶハズですが、特にそれが凝縮して現われるのが“服”だと言うのです。もちろん、着ている人本人のセンスの良さを指しているの...センスは“服”に出る?

  • またまた、電子マネーカードを置き忘れ

    先日の正午過ぎに突然、家の固定電話がしゃべり出しました。「この電話は防犯のため、会話内容が自動的に録音されます」と。“オレオレ詐欺”を警戒してつい最近、電話器に自動録音装置を付けたのです。出ないでいたら電話は一旦切れ、2、3分後に再びコールしたので今度は出てみました。すると受話器からは女性の声で、「コ○ヨーですけど、いつもお世話になっております。・・・」と、行きつけのスーパーの名が。「あっ、ひょっとしてカードの件ですか?」と私。「そうです(笑。今度、お店に来られるときは忘れずにお受け取りを・・・」やはり、電話はセルフレジ機に電子マネーカード(以下、カード)を置き忘れた件でした。「カードの置き忘れなんて、これで一体何回目だろう?さすがに10回まではいってないものの、6、7回は確実だ。(お金を)チャージすると...またまた、電子マネーカードを置き忘れ

  • 再び、e-Taxについて

    私にとって“遊ばれる”と言った方がピッタリのe-Tax。悪戦苦闘した結果、私が学ばせられたことをもう2つだけ追加します。●申告が受理されたことの確認はメッセージボックスで●申告は何度してもOK、先のものに上書きされるだけです先ずひとつ目は、メッセージボックスの役割について。初めて、e-Taxで確定申告したとき、必要事項をすべて入力し終わって[申告する]をポチッとクリックしても一切反応ナシ。申告が受理されたか否かサッパリわかりませんでした。そのとき税務署から教わったのはメッセージボックスの役割です。もし受理されたか否かわからないときは、このメッセージボックスを開けば確認できることを知りました。ふたつ目は、e-Taxでの確定申告は何度繰り返しやってもOK、と言うことです。前回の記事で、医療費控除の申告に高額療...再び、e-Taxについて

  • また一つ学ばせられた、e-Tax

    今年も確定申告の時期になりました。私も、ここ2、3年はe-Taxで申告しています。申告する度に一悶着あるのがe-Tax。今年もまたトラブルに見舞われました。今回トラブったのは、高額療養費給付金(以下、給付金)を医療費控除の申告にどう組み込むかです。市役所から受け取っていた給付金は総額で11万円ほど。結構な金額なので、自己負担した医療費から給付された金額を差し引かねばならなかったのです。たったこれしきのことですが、領収書ベースで入力しようとしてたちまち立ち往生してしまいました。なぜ、立ち往生?データ入力画面には、次の3つの欄(5項目)が表示されています。○診療・治療を受けた方の氏名欄○病院・薬局など支払先の名称欄○金額入力欄A:支払った医療費の額B:支払った医療費のうち生命保険や社会保険などで補填される金額...また一つ学ばせられた、e-Tax

  • 72回目の誕生日

    今年も立春を迎え、私は72歳になりました。私の誕生日は「鬼は外~」の節分の翌日なのです。一昨年の九月、ステージⅢの“食道がん”が見つかったときには正直、72歳の誕生日を迎えられるなんて考えられませんでした。思えば、ここ2年は体力的にも今一な状態で迎えていた誕生日。70歳時の一昨年は腰の外科手術直後だったし、71歳時の去年は抗がん剤治療直後だったので、両年とも体力回復の途上にはあったものの不調そのものでした。それが一転して今年は体調が頗る良好。すっきりした気分で誕生日を迎えられました。どうやら、体調と運動量の正の好循環がうまいこと出来つつあるようなのです。さほど、股関節ストレッチをしていないにもかかわらず、なぜか歩幅が広くなって、1000歩要していた距離が今は40~50歩ほど少なくて済んでいます。大股での歩...72回目の誕生日

  • 酪農業が今、大変なことに

    NHKクローズアップ現代『“牛乳ショック”値上げの舞台裏で何が』(一月23日放送)で、国内の酪農業が大変なことになっていると知りました。(是非々々、こちら記事もご参照ください。“牛乳ショック”値上げの舞台裏で何が-NHKクローズアップ現代全記録)問題となっているのはズバリ、エサ代の高騰です。生乳生産量を増やすため、牧草の他に与えている飼料穀物、特に輸入トウモロコシがこの2年で1.5倍以上に高騰しているそうなのです。そのため、乳牛を約3900頭も抱える大規模牧場では、月4億円の生乳の売り上げがエサ代だけで消え、他の支払いができない危機的状況にあるとか。まさに、廃業の瀬戸際まで追い詰められているそうです。トウモロコシ高騰の背景にあるのは世界的需給状況の激変と言います。トウモロコシ需要拡大の背景には、食肉需要が...酪農業が今、大変なことに

  • ポイ捨てゴミに見える世相

    週1回ながら、道のゴミ拾いを再開したのは去年の五月から。新型コロナの第1波に恐れをなして渋々中止して以来2年ぶりのことでした。久々のゴミ拾いを7ヵ月続けて気づいたことですが、コロナ前と比べ様変わりしたことが3つあります。先ず上げられるのが、レジ袋のポイ捨てが激減したことです。その理由は簡単、レジ袋有料化が義務付けられたことです。新型コロナ第1波が下火になった頃の2020年七月、当時の小泉環境大臣が発出しました。次ぎに上げられるのは、吸い殻のポイ捨てがかなり減ったことです。マスク着用が当たり前となったため、歩きながらの喫煙が出来なくなったことが原因でしょうか。3番目に上げられるのは、マスクのポイ捨てが通年化したこと。コロナ前にもマスクのポイ捨てはあったのですが、春の花粉症の頃とか季節が限定されていました。一...ポイ捨てゴミに見える世相

  • “思い込み” でやらかしたドジ

    昨年、年賀状の卒業を宣言したものの相変わらず送ってくれた方がいて、今年も9通の年賀状を受取りました。お返しをしないわけにもいかず、年賀代わりに寒中見舞いを出そうということに。早速、PCで作った原稿をUSBに移し、後は印刷待ちというところまで一気に済ませました。プリンターを持っていない私は、いつも市のサービス施設の複合プリンターを利用しています。そんなわけで、プリンターの予約も入れました。幸い、郵便局がプリンターのある市のサービス施設の向かいにあったので、ハガキの手配も問題ナシとなりました。さて、準備万端整えるべく向かった郵便局でのこと。寒中見舞いの見本があるというので見てみたら、梅の花が背景に印刷された絵柄ハガキがあったので2セット10枚をつい買ってしまいました。見栄えは無地のハガキより遙かにいいし、1セ...“思い込み”でやらかしたドジ

  • “五十歩百歩” のお相子(あいこ)

    ある朝、歯医者へ行く途中の近くのT字路でこんな光景を目にしました。そのT字路は信号機のある交差点で、T字の突き当たり部分の所で中年の女性が一人、両手にレジ袋いっぱいの荷物を持ち、いかにも急用らしくジリジリしていました。どうやら待っているのはタクシーのようでした。丁度、そこを通りかかったタクシーに件の女性、手を上げたのですが生憎、既に客を乗せていたタクシーは停まってはくれません。それを見た私は、止せばいいのにこう声をかけていました。「交差点の中じゃ、客待ちのタクシーでも停まってはくれませんよ。」そしてそのまま、そこを通り過ぎようとした私でしたが、「交差点の中?そんなこと、あんたに言われたくないネ!」とその女性、大声を私の背中に浴びせてきました。怒気を帯びた声でした。予期しない女性の大声に、私は正直吃驚しまし...“五十歩百歩”のお相子(あいこ)

  • 初詣に思う

    癸卯遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年の初詣は、二年ぶりに歩いて西宮神へ。日の出前のまだ薄暗い中家を出て、約4300歩余り歩いた約45分後には神社拝殿前で拝礼していました。日の出直後の明るくなった境内は、参拝客が少なくガランとしていました。昨年の今頃は、抗がん剤治療を終えたばかり。ここまで歩いての参拝は体力的に無理だったので感慨一塩でした。“今年も良い年にします”拝礼時に宣言した言葉です。分を弁えないこの威勢のいい言葉は、毎朝の天照大神(お札)への礼拝時に唱えている言葉“今日も良い日にします”に倣ったものです。毎朝々々、潔いこの言葉を唱えだして以来、悲惨な目に遭わなくて済んでいるので初詣にも験担ぎでやってみました。“事は心の持ち様でどうにでも変わるもの”だからです。元旦の初詣は、メリハリ...初詣に思う

  • 年の瀬に、ちょっとよいご報告を

    愈々、年の瀬が押し迫ってきました。そこで、私事ながらちょっとよいご報告を、皆様に・・・。八月半ばに終えた食道がん放射線療法。あれから4ヵ月経った先々週、X線単純CT検査を受けました。その結果、原発巣にも、転移のあった近傍のリンパ節にも、これといった病変はみられなかったという診断でした。同時に検査した食道がんの腫瘍マーカー3項目(CEA、CA19-9、SCC抗原)についても、すべてが基準値未満の数値でした。というわけで、放射線療法は“効果アリ”という成績を収めたことになりました。とは言っても私は、X線単純CT検査は今ひとつ頼りにならないところがあるのでは(?)と思っています。思えば、がん化学療法を終えたばかりの昨年の今頃も、X線単純CT検査を同様に受けていました。そのときの判定は病変に“著変ナシ”だったので...年の瀬に、ちょっとよいご報告を

  • “至れり尽くせり” の高額療養費制度

    国民健康保険に高額療養費制度があること、ご存じでしょうか?医療費の自己負担分が一定額(私の場合は5万8千円弱でしたか?)を超えると、超えた分の金額が戻って来る制度のことです。今の今まで私は、月々に掛かる医療費についてのみの適応で超過分が払い戻されるもの、とばかり思っていました。ところが、年単位でも同様に支給されるようなのです。先日、市役所から私のところに『高額療養費(外来年間合算)支給見込額のお知らせ』が届きました。支給見込額が決まったので、振込先の銀行口座番号等を記入して返送するようにとの由。月々の高額療養費支給の通知はチョクチョク受取っていますが、年間合算についての通知は初めです。払い戻しは銀行振り込みなので私の口座番号は既知のはず。なので早速、市役所に問い合わせてみました。すると、高額療養費支給は月...“至れり尽くせり”の高額療養費制度

  • 今でも厄介な “思い込み”

    夏場なら夜明けが5時前と早く、5時にセットしたラジオの目覚ましと共に布団から起き上がるのが当たり前でした。ところが、最近は日の出が7時少し前と遅くなり、5時に一旦、目が覚めても外が暗いので、そのまま二度寝してうつらうつらすることが多くなっています。こういうときのことを夢現(ゆめうつつ)と言うのでしょうか、起きているのか眠っているのか自分でもわからないまま、いつの間にか時間だけが過ぎて行きます。必然的に起床が遅れて6時半前後となり、たった1時間半ばかり後ろにスライドしただけなのに、毎朝こなすべきルーティンが変に忙しなくなり、順番を逆にせざるを得ないことも出てきました。以前の私の場合、朝のルーティンと言ったら、体温・血圧測定、軽い筋トレ(腕立て・腹筋・スクワットなど)、朝食、その後にブログ巡り、さらにその後に...今でも厄介な“思い込み”

  • 現代社会の縮図?

    我がマンションの敷地の隣にコンビニがあります。コンビニの周辺はご想像通り、吸い殻やプラ包装ゴミのポイ捨てが絶えません。恰好のポイ捨て場所は植え込みの陰というのが定番ですが、その植え込みがマンションとの境界や、コンビニとその前の車道との間にもあるのでなおさらです。つい最近も、こんなことがありました。私がマンションの敷地を出たところ、境目付近に家族連れらしい男女がたむろしていました。内2人は母親らしく、他は彼女らの子ども達のようでした。子ども達は、雰囲気からして知恵遅れの障碍児らしく、年長者は中学生ぐらいの背丈の少年でした。その年長の少年、手にカップ麺と箸を持っていました。コンビニで買ったものを食べ終えたばかりだったようです。「その辺に捨てときぃ!」と、母親らしい1人がそう命じていました。そう言われた少年は、...現代社会の縮図?

  • 継続断酒丸9年

    今日で、断酒して丸9年経ちました。初めて、アルコール専門クリニックを受診したのが9年前の今日。即、断酒を命じられました。当時、そのアルコール専門クリニックで教わった言葉です。“断酒に3年、回復に7年”今思えば、努力目標を経験に即して具体的に謳った標語で、わかりやすくて実に素晴しい言葉です。かくも、断酒の継続を難しくさせるのは、やはり“空白の時間”だと思います。(空白と言うと記憶が飛んだ状態と紛らわしいので、“空白(空っぽ)の時間”と呼ぶことにします。)“空白(空っぽ)の時間”とは、することが何もなくて間が持たないときのこと、つまり手持ち無沙汰で無聊な時間のこと。同じ無聊な時間でも、少し病的な意味合いがあるのがアルコール依存症者なのです。そして、この隙に乗じて湧いてくるのが飲酒欲求。当然、姿を変えてのお出ま...継続断酒丸9年

  • 気になるTV CM

    今回はTVCMについてです。いつもはボーッと見ているだけで気にも留めないTVCMですが、最近、某生命保険の認知症CMが気になって仕方ありません。先ず、私が興味を引かれたのは、視聴者の多くが高齢者で、彼らの関心事が認知症への不安であることをシッカリ掴んでいることです。因みに、TVの画面で次のような問いかけがあったら、あなたはどんなふうに反応しますか?―次の項目で、自分に当てはまるものがあったらチェックを入れて下さい。□大切なものを忘れたり、置き忘れる□同じことを何度も尋ねる□適切な言葉がとっさに出てこない□物や親しい人の名前を思い出せないこれらはその生命保険のTVCM中にあった文言で、認知症の初期症状の有無についての問いかけです。私と同年配の方なら、どの項目もピッタシカンカン大当たり(!)とチェックを入れる...気になるTVCM

  • コロナワクチン5回目接種

    新型コロナのワクチン接種、このところ5回目接種についてもあちこちのブログ記事で散見されます。私も先週、5回目のワクチン接種を受けてきました。ファイザー製オミクロン株対応2価ワクチン(BA.4-5対応型)でした。今回の副反応も、接種して4時間半後、注射部位に鈍い痛みが出始めて腕が上げづらくなったことぐらい。その痛みも丸2日ほど続いただけで、発熱など全くありませんでした。5回やった接種の内、1~3回目はモデルナ製、4回目と今回はファイザー製でした。副反応はファイザー製の方が軽いみたいです。モデルナ製のときは、注射部位の鈍い痛みの他、微熱と倦怠感もありました。インフルエンザのワクチンも、その前の先々週に受けています。こちらの方はまったく痛くも痒くもありませんでした。副反応については、かくも相性に恵まれた私です。...コロナワクチン5回目接種

  • 糖尿病には食後直ぐの散歩を20分!

    「糖尿病にはね、食後20分でいいから散歩するのが一番なんだけどねぇ?!」こんなふうに言われたのは、糖尿病になったばかりのまだ40代だった頃。そう言ったのは、その頃主治医だった女医さんでした。そう言われても、食べ方の遅い私には昼食後20分の“歩き”(ウォーキング)は難しく、その代わり通勤時に梅田から会社まで30分ほど歩く、これを習慣化させたぐらいが精一杯でした。まぁ、女医さんの助言を半分だけ聞いたようなものですが、糖尿病の悪化因子である飲酒習慣の方は一向に改めなかったので、結局、不安定狭心症の発症を招いてしまいました。かくも残念なことに、食後の散歩習慣が身につかなかった私でしたが最近遂に、朝食後散歩の習慣化に踏み切ることにしました。こう決めたのは、体重を65~66kgのベストに維持したい気持ちと、以前同様H...糖尿病には食後直ぐの散歩を20分!

  • 再発した胸痛、その後

    まだ覚えておいででしょうか?今年の一月末、狭心症の再発が疑われる胸痛に見舞われたことを、です。歩き出したら間もなく痛みが始まる胸痛で、ジワーっと湧いてくる胸やけのような圧迫感もありました。これは危険な徴候だと思い急遽、尼崎の県立病院循環器内科に泣きつきました。ここの循環器内科は、不安定狭心症のため過去2回、心臓カテーテル(心カテ)によるステント留置の治療を受けたところで、終診となってからほぼ3年ぶりのことでした。さて、二月初めに受けた初診から5回目に当たる先日の再診で、主治医との間でこんなやり取りがありました。「胸痛もナシ、運動負荷心電図でも異常ナシですから、もう大丈夫!造影剤アレルギーなのに、無理して心カテしなくて良かったですねぇ。最初の見立て通り、慎重に経過を追ってみたのが良かったようです。で、次回(...再発した胸痛、その後

  • 愈々、見張り番が必要か?

    皆さんは、こんなドジなことをした経験ありますか?先日、馴染みの散髪屋でと、行きつけのスーパーで、立て続けにこんなことがありました。先ず、馴染みの散髪屋でのこと。散髪を終えて理容椅子から立ち上がり、清算しようとカウンターに向かったら、理容師のNさんが、「ちょっと、メガネ忘れてるよ!大事な物、置き忘れてどうするの?」そう言われて大鏡の台の上を見ると、散髪前に外して置いていた私のメガネがそのままチョコンと残ってました。同じ場所の隣に置いていた帽子はチャッカリ被っているのに、どうしてメガネだけ(?)不思議でした。次にこれも同じ日、帰り道に寄ったスーパーでのこと。セルフレジで清算を済まし、買物でいっぱいに膨らんだレジ袋を手にそこを離れようとしたら、「お客さん!ワ○ンカード、置き忘れてますよ!」と、店員に呼び止められ...愈々、見張り番が必要か?

  • 油断できない体調の良さ

    体調の良さが最も顕著に現われるのは歩幅の大きさのようです。恥ずかしながら最近、股関節ストレッチをしばらく怠っています。それにもかかわらず、歩幅が狭まるどころか、明らかに大きく広がっていると実感できた出来事がありました。それは先日のこと、贔屓にしている散髪屋に一月半ぶりに行ってきました。お店は隣町にあり、歩測で5500歩ぐらいの距離です。お店までの全行程を久々に歩いてみたら、何と4900歩強でお店に着けました。歩幅が以前より広くなっていたのは明らかで、体調の良さを実感できました。こんなことは何時以来でしょうか?歩数と疲れ具合からみて、心身共に充実していた60代半ばの頃、そうコロナ禍の遙か以前、脊柱管狭窄症による座骨神経痛発症前の状態以来のことだと思います。体調が良いときは歩幅も大きく広がります。だからと言っ...油断できない体調の良さ

  • 相互理解のキーワードはQOL

    去年の丁度今頃見つかった食道がん、招かれざる居候との同居も2年目に入りました。抗がん剤による化学療法で一旦消えたと思った“がん”は半年で再燃、6週間にわたる放射線治療を終えたのはつい先々月のことです。その放射線治療が終了した後の再診2回目の時、初めて相方を伴って診察に同席させました。主治医のK先生が、一度家族の意向も確かめたいと言っていたからです。私がK先生とは波長が合わないと思っていたように、K先生の方も私のことを、真意が何処にあるのかその言動からは掴み切れない患者と思っていたようなのです。どこかで折り合いをつけなければ・・・そう私が思っていた矢先に偶々、再診予約が午後の時間帯に取れ、相方の都合にもうまいこと合ったので実現しました。K先生が掴みかねていた私の真意とは、以下の私の言動からきていたようです。...相互理解のキーワードはQOL

  • 朝の儀式、私のルーティン

    朝起きたら、天照大神の御札の前で必ずやる儀式があります。先ず、お供えしている水を新しいのと取り替え、次いで御札に二拍手一礼し、そしてこう誓うのです。“今日も(一日)、いい日にします”このとき“・・・します”と言い切ることが肝腎。自ら声に出してこう宣誓することで結構、気持ちがキリッと引き締まります。なぜ“・・・します”と言い切る?願いを叶えるのに、神頼みや他人任せの他力本願では情けない。棚からボタ餅式にただ幸運を期待するだけなんて片腹痛いことです。やはり、自発的に“自力で・・・します”と能動態で宣言した方がよっぽど前向きで潔いと考えています。もしも、この儀式の後で輝く朝日を拝むことができたら最高で、その日の始まりは上々の出だしとなるわけです。“今日も、いい日・・・”と言えば最近、こんなことがありました。それ...朝の儀式、私のルーティン

  • 朝の儀式、私のルーティン

    朝起きたら、天照大神の御札の前で必ずやる儀式があります。先ず、お供えしている水を新しいのと取り替え、次いで御札に二拍手一礼し、そしてこう誓うのです。“今日も(一日)、いい日にします”このとき“・・・します”と言い切ることが肝腎。自ら声に出してこう宣誓することで結構、気持ちがキリッと引き締まります。なぜ“・・・します”と言い切る?願いを叶えるのに、神頼みや他人任せの他力本願では情けない。棚からボタ餅式にただ幸運を期待するだけなんて片腹痛いことです。やはり、自発的に“自力で・・・します”と能動態で宣言した方がよっぽど前向きで潔いと考えています。もしも、この儀式の後で輝く朝日を拝むことができたら最高で、その日の始まりは上々の出だしとなるわけです。“今日も、いい日・・・”と言えば最近、こんなことがありました。それ...朝の儀式、私のルーティン

  • 患者側が切るべき医者への仁義(下)

    先々週の週末、微熱を伴う発疹が全身に突然出ました。少し痒みはあったものの、ピリピリした痛みはなかったので、帯状疱疹とは違うと私でもわかりました。休日でも急遽、県立病院に頼み込んで食道がんの治療を担ってもらっている消化器外科の診療を受けることに。ここまではよかったのですが、院内に皮膚科がないためどこか別の皮膚科に診てもらうように言われたのが事の発端です。週明けの月曜日に早速、市内の皮膚科クリニックを受診し、内服薬の処方を受けました。実は、この皮膚科探しでもしっかり手順を踏んでいます。紹介を受けたのは、糖尿病で通院中の内科クリニックから。この内科クリニックも県立病院から逆紹介されたところで、私の独断ではありません。翌日(火)になっても微熱が依然続いていたので念のため、発熱外来クリニックも別途受診しました。時間...患者側が切るべき医者への仁義(下)

  • 患者が切るべき医者への仁義(上)

    医者の世界に患者として関わる場合、患者が切るべき“仁義”があります。現役時代、製薬会社の若手社員だった私は、この切るべき“仁義”に疎かったため、二度とその医者に相手してもらえなかった苦い経験があります。その苦い経験のお陰で、骨の髄までそれを叩き込まれたのですが、・・・。その切るべき“仁義”とはこんなこと、です。一旦、病気の治療を主治医にお任せしたら、主治医との“報連相”をとことん密に保つこと、これです。(報連相:報告、連絡、相談)新たに身体に異変が起きたとし、やむを得ず別の医者に急遽かかることになったとしても、主治医への“仁義”は必ず切っておくべきです。これを内密にしておくなどはもっての外、下手したら主治医と最悪の関係となること必定。以後、おざなりにしか相手してもらえないことも覚悟しなければなりません。な...患者が切るべき医者への仁義(上)

  • 新たな “キョウイクとキョウヨウ” 先のご報告

    前回の記事で述べたように、もの忘れが徐々に進んで半ボケ爺になりかかっている私です。先月下旬には、食道がんの放射線治療が目的で励んでいた毎日通院も終わり、以前同様“キョウイクとキョウヨウ”先探しに難儀する日々に逆戻り。(キョウイクとキョウヨウ:今日、用があって行くところがあること。)こんな状態のままでいたら、単なる無駄飯食いの老いぼれ爺でお終いでしょう。少しでも世の役に立ちたいし、人の役に立つようでなければならないと、心中穏やかではいられません。そんな中で、報告しておきたいことが二つ出来ました。その一つはご近所のゴミ拾い、3年ぶりに再開しました。6月から始めてほぼ3ヵ月。週1回、原則、毎週土曜日に約1時間だけやっています。私には、ジンクスがあって、自慢げに口外しようものなら、せっかく築きつつある大切な物事が...新たな“キョウイクとキョウヨウ”先のご報告

  • 是非もなく、他人を巻き込むボケ進む

    昭和の色が濃く残る我が家には、依然として対外的な連絡先用にと固定電話を置いています。先日の昼下がり、久々にその固定電話に着信音が鳴り、側にいた相方がそれを受けました。電話に応対しながらも途中でチラチラ、こちらに目線を寄越していました。ですから、私絡みの良からぬことと容易に察しがつきました。そして案の定、電話が終わると早速こう言ってきたのです。「今の電話はスーパーから。あなたのWAONカード(プリペイドカード)、セルフレジに置き忘れていたってヨ!身分証明書を持って、受け取りに来てくださいって!」「えぇー、そりゃ助かった!ありがたいねぇ!恥ずかしながら今の今まで、まったく気づいていなかったヨ!」と私。相方はさらに続けて、「ボケ老人の尻拭いもしなきゃならないんだから、お店の人も大変よねぇ?!最初、オレオレ詐欺か...是非もなく、他人を巻き込むボケ進む

  • 説明の非を直に主治医に質す

    腫瘍マーカーの検査結果をねじ曲げて説明されたことがきっかけで、K先生に不信感を懐くようになった私。以来、K先生とは波長が合わないままでいます。主治医との信頼関係は患者の予後をも左右しかねないほど重要なはず。このままK先生に主治医を任せていいものか不安になり、毎日顔合わせをしている放射線治療科の担当看護師に相談してみました。主治医を変更してもらうべきか否かの悩みはよくあることらしく、消化器外科の担当看護師に相談してみればうまく計らってくれるはずと助言もしてくれました。果たして、看護師を介することで事がうまく治まるかわかりませんし、たとえ主治医を変えることができたとしても、新しい医師との相性がよいとは限りません。そんなふうに考えた末、消化器外科外来への復帰を期に、直談判で直接本人に非を質すことにしました。とこ...説明の非を直に主治医に質す

  • 医者も人間、言い忘れもときにアリ?

    6週間にわたる食道がん放射線治療も最終週に入り、その日は週1回の放射線科医の診察日。担当医のH先生、診察室に入るなりこう言って迎えてくれました。「順調な経過ですから私の診察は今回が最後、次回から元通り外科の方で担当してもらいます。」この機会を逃したらもう二度と聞くチャンスはないかもしれないと思い、私は最も聞きたいことを尋ねてみました。「ところで、放射線治療の成果はいつになったらわかるのでしょう?」放射線治療を受けていながら、先行きが一向に見えて来ないことから“うつ”になりそうだったのです。「そうか、まだ説明してなかったですねぇ?!」H先生、こう続けました。「がん細胞にも世代交代というのがあって、放射線はそこに効くんです。だから、効果がハッキリするのは早くて3~6ヵ月ぐらい後からで、それまでは、たとえ内視鏡...医者も人間、言い忘れもときにアリ?

  • がん患者のボヤキ節

    土・日・祝日を除き6週間かけて30回連日照射という日程で始まった放射線治療も、今日を含めてあと4回(6日間)残すのみ。新型コロナにいつ感染するかヒヤヒヤものの毎日でした。思えば、毎日通院なんてアルコール専門クリニック以来のこと。62歳10ヵ月のときから始まり、2年10ヵ月間も続きました。あの頃は、断酒を続けてさえいれば必ず回復できるという確信があり、通院中に身体の復調も実感できたので残りの人生にも希望を持てた毎日でした。それに引き替え今回は、放射線性食道炎などの急性期副作用はしっかり現われるくせに、肝腎の快方に向かう気配は一向に体感できない、ある意味オアズケ続きの通院です。唯々あるのは、死期が少しばかり遅延するかもしれないという淡い期待だけ。加療中であっても治療効果の一端が少しでもわかれば、それだけ頑張り...がん患者のボヤキ節

  • “無理をしない” がわからない

    再燃した食道がんに対する放射線治療、6週間にわたる毎日通院によって計30回という治療日程ですが、それも2/3超が過ぎました。先日、担当のK看護師が型どおりにこう聞いてきました。「お変わりありませんか?」「少し、しんどくなってきたような・・・」と応えた私。「暑い中、連日ですからねぇ。どうか無理をなさらないでくださいネ!」とK看護師、これも型どおりに励ましてくれました。そこで、丁度いい機会と思い、こんなことを話してみました。「『無理しないで!』と仰る気持ちはよ~くわかるし、そう言ってもらえるのは実にありがたいんですけど、・・・私ね、“無理をしない”という言葉の意味がわかってないんです。どういうときにどうすべきか、そこのところわからないんですネ。」K看護師は怪訝な顔をして聞いていたので、それを見て私はこう続けま...“無理をしない”がわからない

  • “がん” の放射線治療も命懸け?

    再燃した食道がんに対する放射線治療も半分の日程が過ぎました。前回に引き続き、今回も放射線治療に伴う副作用について触れてみます。先ず放射線性食道炎について。放射線科医H先生の巧みな問診で明らかになった副作用ですが、どうやら補足説明が必要なようです。ことの顛末はこうです。食べた物を飲み込む際、喉元での抵抗感あるいは狭窄感が次第に強くなって来たので、2回目の診察時にH先生にその旨相談してみました。「食べた物が喉元を通るとき、飲み込みづらいって言うんですか、喉につっかえる感じの抵抗感があるんですが、・・・。」「それこそ食道炎の症状。場所がご近所同士だから喉に感じるの!・・・それよりもネ、血小板数が減り続けているんです、着々と。ですから、来週も血液検査をしましょうネ?!それと、放射線性肺炎の可能性も考えて、念のため...“がん”の放射線治療も命懸け?

  • 医者に問われて初めて異常に気づく

    再燃した食道がんへの放射線治療は早くも日程の1/3超が過ぎました。今回は放射線治療による副作用に絡んだエピソードについて触れてみようと思います。放射線治療中は、放射線科医の診察が週1回あります。放射線治療4回目の日に、その最初の診察を受けました。担当医のH先生、いかにも臨床医らしい言い方で随伴症状の有無を尋ねてきました。「食べ物が食道を通っていく感覚、ありますか?」よくある副作用の食道炎について聞かれていると察した私は、「その感覚ならありますよ」と答えたのですが、「どうやら、食道炎の徴候があるようですねぇ。ドロドロの液剤を出しときますから、毎食前に飲んでください。海藻由来の多糖類で、不味くて飲めないと渋る人もいるんですが、まぁ、頑張って飲んで見てください。」と言うことで、アルロイドG(アルギン酸ナトリウム...医者に問われて初めて異常に気づく

  • 始めよければ全てよし?

    朝の出勤時って誰もが忙しなく、気が立っているものです。71歳になってもなお会社勤めをしている我が相方も例外ではありません。「行ってらっしゃい、気をつけて!」この送り出し言葉、相方の出勤時にいつも心懸けている私の常套句ですが、「行ってきます」と、普通なら素っ気ない返事が返ってくるのが定番です。ところが、その日は珍しく「ハイハイ!」と、軽いノリの意外な返事。「(今日は何かよいことありそう?!)」気持ちのよい朝の出だしに、そんな予感がしました。さて、最近の私は放射線治療を受けるため、県立病院に毎日通院中です。その日も無難に放射線治療を終えて、次の会計では高額療養費の自己負担限度額を超えたとかで90円で済みました。入院に比べ外来通院だと自己負担額の上限も低くなるそうです。事前に放射線治療なら4千円弱かかるはずと聞...始めよければ全てよし?

  • 放射線治療で二律背反のジレンマに

    土・日・祝日以外の連日、外来通院による食道がんの放射線治療が愈々始まり、私はいきなり切実な問題に向き合わされています。放射線治療で結構よく起きる急性障害(副作用)が、照射された部位(照射部位)の皮膚のただれ。これを防ぐには、照射部位付近の皮膚を清潔に保つこと以外にこれと言った手段がないそうです。ところが、この照射部位の皮膚を“清潔に保つ”が殊の外難しそうなのです。それはなぜか?照射部位への目印・“位置づけ”が消えないよう極力注意しなければならないからです。毎回の照射部位の正確を期するために施すこの“位置づけ”、最初の照射前に胸や脇腹にテープを貼り付けたり、マジックインキで目印を付けたりすることを言います。生憎消えた場合は再度目印を付けるのですが、その作業には30分ほどの時間がかかります。ですから、消さない...放射線治療で二律背反のジレンマに

  • 食道がん、再燃!

    私の“食道がん”もやはり、したたかでしぶとい“がん”でした。抗がん剤が効いて、一度は死んだふりをして消えていたものの、どっこい根っこはしっかり生き残っていたのです。内視鏡検査のときは、いかにも“がん”らしい隆起が立派に姿を現わしていたそうです。たった半年の短い期間でも、“がん”というのは再燃・再発したら立派に成長するもののようです。再燃・再発はあり得ることと、頭では十分わかっていたのですが、きれいさっぱり消えたのなら“がん”は治ったのではないかと、単純に思い上がっていたようです。実に、浅はかでした。私も検査画像を見せてもらいました。画像で再燃部位を見ていたら、兵糧攻めによる餓死へのカウントダウンが再び声高に聞こえ始めたような気がして、すっかりパニクってしまいました。死自体は意識がなくなるだけのこと、別に怖...食道がん、再燃!

  • 初対面での2~3分が人物評価を決める?

    “食道がん”の主治医が異動で交代した話はすでに報告済みですが、新任の外科医が信頼できる主治医たり得るのか否かまだ評価を決めかねています。それはなぜか?新任の外科医K先生(40歳)との初対面のとき、ある出来事があったからです。診察室に入って初対面の挨拶を交わし、椅子に腰掛けたら直ぐに、K先生、検査データを印刷した紙を私の方に差し出して来ました。そして、データ中のある項目のある部分をボールペンで丸く囲って見せ、K先生は、こう言って来たのです。「強いDCF療法(がん化学療法)から早6ヵ月。実は、腫瘍マーカーが基準値上限(越え?)なんですよ!6ヵ月も経てば、十分食道を塞ぐぐらいの大きさになりますからネ~」と、脅しとも受け取れかねない言葉が続きました。私の方はボールペンで囲った部分をよくよく見てみたのですが、丸で囲...初対面での2~3分が人物評価を決める?

  • ストレスの強く掛かった方が余計にハイになる?

    つい先週のこと。胃内視鏡検査を受けた後、開放感からか久々にドライドランクのようなハイな気分(軽躁状態?)を経験してしまいました。食道がんの主治医が異動で代わり、後任のK先生が化学療法6ヵ月後の経過観察として最初に指示を出したのが胃内視鏡による病巣部位の目視検査でした。主旨が病巣部位の再確認ですから、ヨード染色やら、組織切片採取やら、それはもうしつこいぐらい食道内を上下に動き回る胃カメラでした。なぜ、そんなしつこく?元あった部位に腫瘍が見当たらなかったのか、内視鏡に慣れている私でも、さすがに嘔吐しそうになった程でした。ドライドランクに似た軽躁状態になったのは、内視鏡検査から解放されて清算直後の会計窓口でのこと。支払いを済ませた私はつい気が緩んだのか、顔見知りの会計担当者にいとも気安くこんな言葉を口走っていま...ストレスの強く掛かった方が余計にハイになる?

  • 行きつけの調剤薬局で

    ほぼ20年来利用している調剤薬局があります。薬剤師の顔ぶれは、ほぼ変わっていません。医者なら掛り付け医と言いますから、調剤薬局の場合もやはり掛り付け薬局とでも言うのでしょうか?それとも普通に行きつけの薬局?ともかく付き合いが長いので、処方された薬を受取って精算するとき、二言三言無駄口を叩くのが私の楽しみ、また定番ともなっています。転んで傷めた左膝の痛みがまだ引かないので、先日、湿布薬を出してもらいに件の調剤薬局へ行きました。もちろん処方箋持参です。さすがにその日は、薬剤師の方からこんなふうに聞いてきました。「膝の調子はどうですか?やはりまだ痛みがヒドいですか?」「残念ながらやはり、まだまだ痛みますけど、・・・。もう少し身体が柔らかかったら、こんなケガなどしないで済んだのに」と、ついボヤいてしまいました。「...行きつけの調剤薬局で

  • 大事な買物ほど試用してから、が肝腎

    便利が一番の今の世の中、コロナ禍にも後押しされて、「物を買うならネット通販で」が一層流行っているようです。前回の記事で触れた、藤製高座椅子が壊れてしまった話。この高座椅子も実はネット通販で買った品物でした。見るからに写真映えする藤製で、和室にシックリ調和するように見えました。宅急便で家に届くなり、品物を大急ぎで組み立て即座ってみたのですが、「座り心地を確かめてから買えば良かった!」と悔やんでみても“後の祭り”。その座り心地の悪さから一遍で、それまでの淡い期待がぶち壊しとなりました。肝腎のクッションはと言えば、薄っぺらなスポンジ入りの座布団一枚だけ。しかも、硬い板張りの座面の上に直にです。腰(脊柱管狭窄症)の手術を受けた身には実に酷で、まさしく“安物買いの銭失い”を地で行く買い物をしたものです。ところで、私...大事な買物ほど試用してから、が肝腎

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