「精神科医がすすめる”疲れにくい生き方”」
著者は、川野泰周先生です。川野泰周先生は、慶應義塾大学医学部医学科卒業後、精神科医として診療に従事され、その後建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行をこなされ、2014年より臨済宗建長寺派林香寺住職になられたお方です。寺務の傍ら、東京や横浜市内のクリニック等で精神科診療にもあたられています。人の「疲れ」は3種類に分類出来るそうです。「体の疲れ(肉体の疲れ)」と「脳の疲れ」。「脳の疲れ」は「心の疲れ」と「マルチタスクによる疲れ」に分けられるそうです。「心の疲れ」というのはネガティブな感情を持つことで生じます。生きていれば、誰しも必ずネガティブな感情を持つ事はあります。大切なのは、その感情を持つ事を拒否しない事なのだそうです。悲しい時には悲しさに浸ってみる、本当に苦しい時には、開き直ってまわりの人に話を聞いてもらう...「精神科医がすすめる”疲れにくい生き方”」
2021/11/30 14:00